ほんとうに、久しぶりの書き込みになりました。両毛人です。
人口集中地区のことですが、この「落書き帳」でも、「DID」で記事検索を行えば、かなり引っかかってきますね。この指標の定義については、拙稿
[3191]に書いております。
#グリグリさん、記事検索のオプション、記事番号10000台も前後半に分けていただいたのですね。いつもながら、細やかなフォローに感謝いたします。
下記ホームページにより詳細な内容が載っております。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/1995/04-02.htm
引用いたしますと、
【人口集中地区(DID;Densely Inhabited District)】
町村合併促進法(昭和28年法律第258号)及び新市町村建設促進法(昭和31年法律第164号)による町村合併や新市の創設などにより市部地域が拡大され、市部・郡部別の地域表章が必ずしも都市的地域と農村的地域の特質を明瞭に示さなくなったため、都市的地域の特質を明らかにする統計上の地域単位として,昭和35(1960)年国勢調査から人口集中地区が設定されています。
人口集中地区は、平成2(1990)年国勢調査までは,国勢調査の調査員が担当する地域である調査区を基に設定されてきましたが、平成7(1995)年国勢調査からは基本単位区(「基本単位区」の項参照)を基にしています。
人口集中地区は,市区町村の境域内で人口密度の高い基本単位区(原則として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上)が隣接して,その人口が5,000人以上となる地域です。
とのことです。ちなみに、「基本単位区」とは、住居表示が行われている地域(街区方式)については各街区、それ以外の区域については、住居表示区域の街区に準じて、河川や道路、鉄道などを指標に適宜単位地区を設定する、とするもののようです。
なお、拙稿
[16045]に、2000年国勢調査で設定された人口集中地区の範囲を、都道府県ごとに、かなり大雑把ですが、確認できるリンクをご紹介いたしております。
最後に
引用文を基本的にそのまま尊重して入力しましたので、「平方キロメートル」の表記についてのレスはご遠慮いただけますと幸いです。また、参照性を高めるために、西暦表記を付加しました。