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地理学ってどんな学問?

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記事数=16件/登録日:2024年11月21日

地理学は文系とも理系とも言えない、独特な学問領域を持っています。地理は社会科の科目ですが、実は地学と曖昧な領域も抱えており… 落書き帳でも過去に、地理学についての議論が行われたことがありました。

★推奨します★(元祖いいね)

記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[13341]2003年4月17日
三丁目
[13343]2003年4月17日
まがみ
[13346]2003年4月17日
Issie
[13385]2003年4月18日
白桃
[63888]2008年3月1日
なな
[63891]2008年3月2日
スピカ
[63893]2008年3月2日
MasAka
[63894]2008年3月2日
白桃
[63897]2008年3月2日
Issie
[67697]2008年12月24日
桜トンネル
[67708]2008年12月25日
geo
[67734]2008年12月27日
EMM
[67743]2008年12月28日
蒼の狼
[67745]2008年12月28日
Issie
[102325]2021年9月9日
千本桜
[102327]2021年9月10日
白桃

[13341] 2003年 4月 17日(木)19:46:30【1】三丁目 さん
理数系さん、いらっしゃぇあい!と、他の話も纏めるのが悪い癖です。
[13337]KMKZさん
大学は理学部でした。(中略)この掲示板に出没しているのは何でだろう~~♪(^^)
やはりそうでしたか。私が覚えているだけでも、YSKさん(理学部)、uttさん(化学系ですから工学部?)といらっしゃって、あんどれさんの反応も、数学がお好きなのだろう、と思っていました。
ジツはわたくし、北海道方面地理アドバイザーを抱えておりまして、拙稿に何度となく登場する釧路在住友人が、その人なのであります。友人の専門は電気(工学部)なのですが、北海道大スキ人間なものですから、話題をふると、ああだこうだ、メールで返事してくれるのです。私もたいへん助けられており、この場をお借りして、友人に謝辞申し上げる次第です。ワタクシ一人の力では、とてもあないにコアなお話は、ご披露できまへん(笑)。
とは言いつつも、もちろん、自分自身でも調べておりまするのですよ(一応、謙遜?)。
KMKZさんがおっしゃって下さった、アーカイブには未登録の、中国地方の由来(異説)も、友人の文章の代理書き込みなのです。。。と言いながら、次なる書き込みも、検討中なのでしたけれど、、フッフッフッフッ(笑)フゥオッフゥオッフゥオッフゥオッ(あ、これはバルタン星人です)。

この落書き帳を知ってから、地理学とはいかなる学部で扱っているのだろう、と思い、大学入試案内を調べました。と言うのも、物理学系的な理学部地理学科なのか、歴史系と同様な文学部地理学科なのか、どっちなのだろう、と思ったからです。。。どうやら、どっちもありなのですね?好きだから、文理関係なく、楽しくお互いに書き込めているのね、と思いました。友人によると、日本で一番ホニャララなのは?のような数字が好きなのであれば、数的感覚を持っている皆さんじゃないの、とのことでしたが。

[13339]だんな さん
百万石ストアは数年前に倒産してしまいました。地場スーパーは(中略)苦戦気味のようです。
さふでありましたか。さびしくおもひまする。ぜふほふ(でいいのかな?)ありがとふござひます。

本日は6時前に目がさめてしまい、早起きは三文の得とばかりに職場へ早く行ってしまったため、既に、すこぶる眠いのです。かやふな時間ではありますが、お酒も十分飲んでおり、いささか?ハテナでありまする。一応、青少年に配慮するとすれば、このような私でも、中学卒業時では、仲間と飲んだ蛎鍋パーティで、ビールがあまりに苦く、とても飲めませんでした。お酒の「味」をわかるようになってから、飲まれた方が楽しいのではないか、と若年時には飲めなかったワタクシが思う次第です。
[13343] 2003年 4月 17日(木)20:13:55まがみ さん
文学部?理学部?
[13341]三丁目 さん
地理学とはいかなる学部で扱っているのだろう、と思い、大学入試案内を見ました。
たとえば、旧帝大の7大学で見ても、東北大と東京大は理学部、その他は文学部に地理学の講座があります。
結局、人文地理学的な視点を重視するのか、自然地理学的な視点を重視するのか、
その辺の考え方の違いといったものが反映しているのではないでしょうか。
その意味で、地理学はまさに学際的学問と言えると思います。
[13346] 2003年 4月 17日(木)21:08:38【1】Issie さん
Re:文学部?理学部?
[13341]三丁目 さん
[13343] まがみ さん

国立大学の場合,大雑把に言って東京(帝国)大学および東京教育大学(←東京文理科大学)では理学部に,京都(帝国)大学では文学部に地理学講座が置かれていたことが大きいように思います。
地理教員養成のための体系的な教育は明治半ばから東京高師や東京女高師で行われていたのですが,大学レベルでは1902年に東京帝大の理学部地質学科で地理学の講義が始められたのが最初のようです。1919年に単独の地理学科に発展しています。以前から地理学教育を行っていた東京高師から文理大が分離すると,ここでも理学部に地理学講座が置かれました。
一方,京都帝大では1907年に文学部に地理学講座が設置されています。
まずは,これらの大学の講座で高等教育機関での地理学教員が養成され,特に戦後,各地の大学に地理学講座を開くようになりました。
理学部か,文学部か,というのは,そのときの流れを反映するものかもしれません。
私は「地理学科」の出身ではありませんが,私の指導教官は東京文理大・教育大出身の“理学博士”です。

地理学とはいかなる学部で扱っているのだろう
なお,体系性や規模という点では理学部なり文学部なりの単独の地理系学科に若干劣るし,“それ以外”の単位を多くとる必要があるけれども,国立大学の教員養成系学部でも,一応地理学を扱う教室(研究室)がありますね。
[13385] 2003年 4月 18日(金)01:47:21白桃 さん
東大地理と京大地理
 地理学が理学部、文学部いずれに属しているか、などというお話が少し前にされておりましたが、東の横綱、東大理学部地理学の創始者が山崎直方で、西の横綱、京大文学部地理学の創始者が小川啄治だったと思います。小川さんは、湯川秀樹のお父さんということでも有名ですが、要するにその頃の地理学の権威という方たちは自然も人文もごちゃまぜで、なんでもかんでもやっていたのではないでしょうか。東大が自然地理学的性格を強めたのは「地形学」の辻村太郎からだと思います。白桃が地理学を志していた頃、両大学以外の旧帝大の中で地理学教室が独立して置かれていたのは東北大学(理学部)と名古屋大学(文学部)だけでしたね。それ以外の国公立大学でも教育学部以外の学部の中に独立した地理学教室を持っているところは非常に限られておりました。この落書き帳のメンバーの中に、前出4大学のいずれかの地理を出られた方がいらっしゃると思います(というか、お一人はバレバレですが)ので、学問的な容喙は差し控えることに致しますが、ちょっとだけ…やっぱりやめとこ。某岡山大学には白桃出身の法文学部史学科地理学教室(現文学部行動科学科地理情報学教室)以外に環境理工学部と教育学部に地理の講座があります。
[63888] 2008年 3月 1日(土)23:32:11なな さん
お久しぶりです<(_ _)>
こんばんわ、お久しぶりです!
書き込み方を忘れてしまい、混乱していました……((笑

市町村変遷等は、ちょこちょこ見に来てはいました。
昨日受験を終えて、やっと復帰という感じです(*^^)v

公立高校に受かったら、祖父の所に行くついでに好きなところへ立ち寄って良いという条件がついているので頑張ってましたw
でも行きたいところが多すぎて絞りきれませんね……
結果の方はまだ出ていないのですが……自信は無いです……((汗


二つ、お聞きしたいことが……

一応高校は大学進学に力を入れている所を志願しました。
3年になったら文系と理系でコースが分かれるので良いなと思っていました。
私は大学では地理をやっていきたいと思っているので、文系コースに行こうと思っています。
が、翌々考えたのですが、地理には数学系も必要なのではないかと……。
失敗してしまったと少し後悔しています…((泣
文系でも全く数学をやらない訳ではないとは思うのですが、数学が人一倍苦手な私は理系に行った方がいいのでしょうか……。


実は私も区名の募集とかが気になっています。
今までそういうのに縁が無かったので、考えたりは無かったのですが、やってみたいなっていうのは長年の夢でした。
部外者の私でも応募できるのでしょうか…?
岡山とは何の縁もないのですが……((汗


長くなりました(^_^;) 目を通していただけてたら嬉しいです。
[63891] 2008年 3月 2日(日)01:15:00スピカ さん
惜しい男
連投すみません。

>グリグリさん
メンバー紹介のページがまた不調の様で、牛山牛太郎さんよりも下側に表示されている方が「08.03.01更新、(原稿準備中)」となってしまっています。


[63888] ななさん
希望の高校に合格できるといいですね。
一応高校は大学進学に力を入れている所を志願しました。
3年になったら文系と理系でコースが分かれるので良いなと思っていました。
私は大学では地理をやっていきたいと思っているので、文系コースに行こうと思っています。
が、翌々考えたのですが、地理には数学系も必要なのではないかと……。
3年生になったらと言う事はまだあと2年、短くとも1年と少しは時間があります。「地理」というのは取っ付きにくくて文系っぽくも理系っぽくもあります。古い文章を読むためには国語の知識が必要ですし、統計なんかのデータと戦うには数学、地形関係では地学を中心とした理科も必要となってきます。

「大学の地理学科に入るため」ならば、国公立であればいわゆる“5教科7科目(国,数1A・2B,英と理科2つ地歴公民から1つもしくは地歴公民から2つ理科から1つ)”を、私立であれば幅がありますが基本的には3科目(国,英,数・理・地歴・公民から何かしら1つ)を選んで受験することになります。
国公立大学であれば様々な教科を出来るように勉強しておかなければなりません。私立大学だと、僕が見つけた中では「国語総合+地理B」だけで受けられる所もありましたが、基本的には3つの教科をしっかり押さえておきたいものです。

ちなみに理系の学部を受ける人は地歴選択で地理Bを選択する人が多いです。逆に文系の学部を受ける人は日本史Bを選択する人が多いです。

「大学に入ってから」を考えるのならば、[56398]でIssieさんが言っておられるように
もし大学で地理を勉強したいなら…,
ぜひ,理科と数学の勉強をしておきましょうね。
とっても役に立つはずです。
ということです。

「地理=文系」というのは違うのかもしれません。


今年4つの大学を受けて2つ不合格、2つ補欠合格の惜しい男が言っても説得力に欠けると思いますが...。受験料をケチったのが原因?!
[63893] 2008年 3月 2日(日)03:55:54MasAka さん
地理学は文系か理系か?
[63888]ななさん
昨日受験を終えて、やっと復帰という感じです(*^^)v
受験お疲れ様でした。良い結果が出ていることを祈りつつ、本題。

[63891]スピカさん
「地理=文系」というのは違うのかもしれません。

私の出た筑波大学や、そのほか首都大学東京、日本大学などでは、地理学関係の学科は理系として扱われています(筑波大学生命環境学群地球学類地球環境学主専攻首都大学東京都市環境学部都市環境学科地理環境コース日本大学文理学部地理学科)。全ての大学を調べたわけではないので、探せばほかにもあるかも知れませんが。そんなわけで、筑波大の場合、受験科目の数学は他の理系の学類(学科)と同様にIIIまでが必須です。

一般的に日本の大学において地理系の学科は文学部等の文系学部に置かれることが多く、筑波大や首都大、日大が理系の分野として扱っているのは珍しいと言えます。ちなみに海外の大学ではどうなのか、というと、せいぜい十数校程度しかまだ見てないのですが、地質学と同じ学科として存在しているもの(筑波大がこれに当てはまる)や、文系・理系を包含した教養学部的なところ(日大がこれに当てはまる)に置かれている所(ただし文系か理系かの扱いは不明)、また社会科学系の学部に置かれているところなど、結構マチマチでした。なお、純粋な文学部(Letters)の中にあるのは調べた中には見つかりませんでした。自分の探し方がヘタクソなだけかも知れませんが。

一口に地理学といっても、人文地理学、歴史地理学といった文系的要素の強い分野や、気候学・気象学や地形学といった理系的要素の強い分野もあるなど、文理両方の要素を併せ持ってる学問分野であることは論を待たないと思いますが、この幅広い分野を包括する地理学をどういった組織の中に置くかで、その大学の地理学教育・研究におけるスタンスが見えてくるような気がします。文系の学部の中に置かれている地理学科はどちらかというと人文地理がメインで自然地理はおまけのような感じですが、理系学部の中にある場合は両者がバランス良く配置されているように思います。

というわけで地理学は学際的学問ではありますが、現状では一般的に「地理」と言えばいわゆる人文地理を指すことが多く、中学では社会科の1分野、高校では地歴科の1科目として扱われていることから、文系色の強い学問といったところでしょうか。ただ、このことは逆に日本の自然地理分野の研究は人文地理に比して弱いのでは?などと思ってしまいたくなります。

ところで、他の方もおっしゃってるように「数学」は地理学だけに限らず大学以降の勉強を進める上で大きな武器になり得るので、頭の柔らかいうちに勉強しておいたほうが後々得するでしょう。……なーんて偉そうなこと言ってますが私も数学が苦手で、高校生の頃の定期考査はギリギリで赤点をかわしてるような状態でした。それでも無理に理系に進んで良かったのか悪かったのか(笑)。
[63894] 2008年 3月 2日(日)07:07:52【1】白桃 さん
地理は総合系、地理学は社会科学???
私の地理は「文系」でも「理系」でもなく、「人口統系」になっています。(^^)

地理学は理系か文系か、これは「地理学」に係わってきた者なら誰しも一度は考えることです。でも、「ニワトリが先か、卵が先か」を考えるよりもっともっとアホラシイことです。
アホラシイというその意味は、日本での「地理学教室創設」が京大では文学部(小川琢治)、東大では理学部(山崎直方)であったことが遠因にあるからです。
国公立の大学においては今でもその影響で地理学関係が、関東・東北は理学部、名古屋以西は文学部にあります。
確かに関東の研究者は地質学など「自然地理学」系、関西は「人文地理学」系的色彩が濃いことを多少は感じましたが、当時(40年近く前)でも、あんまり気になりませんでした。

私は、「地理学」という学問は無いのではないか、もし存在するとしても社会科学の一環としての「地域研究」ではないのか、そういうことを常々考えております。ただ、教育のカリキュラムとして、また一般教養として「地理的なこと」、「地理雑学」は最重要であると思います。

訂正個所:最終行を強く断定的にいたしました。
[63897] 2008年 3月 2日(日)09:44:39【2】Issie さん
学習指導要領
[63893] MasAka さん
筑波大の場合、受験科目の数学は他の理系の学類(学科)と同様にIIIまでが必須です

数学は,私たちが学んだ 昭和45年版(1973年度から実施)から,昭和53年版(1982年度から実施)→ 平成元年版(1994年度から実施) →平成10年版(2003年度から実施)と「高等学校学習指導要領」が改訂されるたびにその科目構成が極端に変わっているので,“おじさん達”の言っている数学の科目名は現在の科目名に適宜翻訳する必要があるかもしれません。
現在改訂作業中の新学習指導要領(2013年度から実施予定)でも大幅に構成が変わるようですね。他教科(社会科)の立場から見ていると,数学の科目構成の中身はサッパリわかりません。良く言えば,1つの教科の中での科目の切り分けがどのようにもできる柔軟性があるということなのでしょう。
ただ,いずれにせよ,「理学部」の地理学科に進むことを考えるなら,MasAka さんの言われるとおり,「理系」としての受験対策が必要になります。

大学で地理(学)を学ぶもう1つの方法に,教員養成学部(主に旧帝大系を除いた国立大学の教育学部等)の「社会科専攻」に進むという手もあります。ただし,地理学教室の学生枠に限りがあって必ずしも地理を専攻できるとは限りません。また,最近の教員免許法改定などもあって,私たちが学生であった頃と違って 現在の教員養成学部 は「何を教えるか」(教科に関する専門)よりも「どう教えるか」(教職に関する専門)に,より重点を置く教育がされているようで,このあたり,いかんせん 理学部/文学部の「地理学科」 で学ぶよりも“専門性”が劣ることは否定できません(なぜ理学部を先に書くかというと,私の所も [63894] 白桃 さんの言われる「関東グループ」に属するからです)。

理科も数学に劣らず学習指導要領が改訂されるたびに科目構成が大きく変わっているのですが,その点で「社会科」(平成元年版からは「地理歴史科」と「公民科」)は,その「社会科」が“解体”された以外は実際のところの科目構成の変化がとても少ない教科です(「地理」だけに関して言えば,内容は“全く別の科目”と言えるくらい大きく変化しているのですけどね)。平成元年版以来,世界史が「必修」で日本史か地理を選択するというシステムが続き,それは次期学習指導要領にも踏襲されるようです。
それに痺れを切らしたのか,かねてから「日本史の必修化」を要求していた 神奈川県教育委員会 は,次期学習指導要領の実施に合わせて独自に県立高校で日本史を「必修化」することを決定しました。
…基本的に週30時間(6時間×5日)×35週×3年(全日制の場合)という総枠が決まっていますから,多くの受験生が“必修科目”の世界史よりも日本史で受験している状況をかんがみれば,進学校であるほど文系コースでは“W必修”の「世界史+日本史」にシフトして,地理がはみ出されることが予想されます。地理はむしろ,受験対策上必要な理系コースに残るようになるかもしれないなぁ(でも,理系でも日本史を勉強しなければなりません)。
私,個人的には [63892] でも言ったとおりに,世界史・日本史・地理 の“全部必修”(文系・理系問わず)が最善と考えているのですが,私たちの頃とは違って「情報科」や「総合的な学習の時間」などという新しい“必修科目”が加わった上に土曜日半日分がない今の時間割では,「世界史・日本史・地理の3つのうちから2つ以上選択」というのが最も現実的だと思うのですけど,…中教審も神奈川県教委も,このあたりの考え方が違うようなのですね。
[67697] 2008年 12月 24日(水)18:12:10桜トンネル さん
&富士市
今日が終業式で、明日から冬休みになります。ですが、なぜかもう冬休みの宿題は終わっています^^;。

[67570] 日本人さん

問一がわかれば問二もペアで回答できますね。

実は問題として使用した都道府県は14都道府県で、東京都のみが問一と問二で重複して出題されています。他にも「赤い四角」と「赤い線」で似たようなヒントがあったりと、問一と問二が似たような問題だということを指していたものを多く含めたつもりだったのですが・・・。結果はそれほどでもなかったようで・・・。

「スキー場」についての問題も出してほしかったです。(爆)

別にスキー場の問題でも良かったのですが、「0」の地域が固まってしまうことや、数えるのが面倒で、数え間違いが起こりそうだったので止めにしました。それにその番組の問題をそのままパクるのはどうかとも思いましたし・・・。

[67576] geoさん

大学合格おめでとうございます!これからも勉強頑張ってください!
そう言えば以前、地理学の話でいろいろとありましたが、僕も地理学を学びたいと思い、理系を選択しました。

[67684] グリグリさん

十番勝負開始は3年ぶりとなる1月1日の午前0時ということで、参加は2日の夜ごろからとなります。ほぼ全てが第十四回のように想定解数が多い問題だと良いのですが・・・。最近は想定解数が少ない問題は数個答えが出始めると、一気になくなるパターンが多いので心配です。おまけに、第二十二回にも日程によっては参加できなくなるかもしれませんし・・・。

[67568]で雪が積もったことについて触れていますが、実は今年の1月くらいだったと思いますが、雪が降ったときに阪急以南は雪が積もらず、地面は濡れていただけだったのですが、阪急以北の深いところでは雪が2~3センチほど積もっていたことがありました。標高がちょっと変わるだけで雪の積もり方が変わっていくのをこのときはじめて見ました。
※阪急は分かりやすいおおよその目安ですので、そこでぴっちり雪が積もったか積もっていなかったというわけではありません。
[67708] 2008年 12月 25日(木)15:02:51geo さん
地理学科&いろいろレス
こんにちは。今日から冬休みに突入しました。

[67697] 桜トンネル さん
僕も地理学を学びたいと思い、理系を選択しました。
拙稿[67576]で触れなかったのですが,実は僕が合格したのは地理学科なのです。
 桜トンネルさんは理系を履修されるとのことですが,僕はここ1年数学など習っていないバリバリの“文系”です(笑)。
 僕の周りにも地理学科を志望していたり,地理学科に進路が決まった友人がいるのですが,やはり理系だったり文系だったりバラバラ。これが地理学科の特徴かもしれませんが。
 それにしても高校1年にして進路の目標が定まっているのはすごいですね。そろそろ地理学科のある大学についてリサーチしてみて,自分にとって魅力的な大学があればオープンキャンパスに行ってみることをオススメします。

[67699] 日本人 さん
こちらは、宿題を片付けるのに忙しい日々です。
 小学生の冬休みの宿題というと,やはり書き初めが思い浮かびます。
 僕は小学生の時毎年“書き初め”に悪戦苦闘していましたから。
 ちなみに高校も3年になると宿題すら出ません^^;。自分で勉強しろということです。

[67684] オーナー グリグリさん
開始日は1月1日午前0時ちょうどスタートとさせてください。
年明けの瞬間スタートですか。
ちなみにスタートの瞬間は旅行に出かけているので携帯からの参戦になりそうです。日本テレビ系の某バラエティ番組を見ながら(笑)。
[67734] 2008年 12月 27日(土)20:05:53【1】EMM さん
よけいなお世話かしらんとも思いつつ
[67733] 桜トンネルさん

過去ログにもある話題ですし、落書き帳メンバーの中には地理学科出身者の方も多くいるので、私のような全然関係ない学科の出の者が口を挟むのはお節介かもしれませんが。

「地理学科」の設置されている大学が「どこの学部」に地理学科を置いているのかを見てみると、文学部系・理学部系・教育学部系の3種に分かれるがその中では文学部系が比較的多い…と言うことになるかと思います。
[67708]geoさんは、高校は文系で、そこから大学の地理学科(文学部系と言うことでしょうか?受験科目次第では理系文系関係無しに受験できる場合もあるのでどっちか分かりませんが)を受験された、と言うことですね。
なんか、geoさんの書き込みと桜トンネルさんの書き込みがかみ合っていないような気がしたので…
[67743] 2008年 12月 28日(日)00:28:57蒼の狼 さん
今年最後の…
書き込みだと思われます。

[67733] 桜トンネルさん

僕自身は家にいて、外に出たのがあられがやんだ後だったんですが、
友人がちょうど原付でうちに来てて、ものすごく痛かったって言ってました。

六甲山も冠雪ですか。そろそろウィンタースポーツの時期ですね。
もうすぐサークルでスノボにいくんで、楽しみです。


[67734] EММさんもおっしゃってますが、
うちの大学も地理学は文学部で学べます。
少し興味あったのですが、
もともと日本史学を学びたかったので、あきらめました。

地理学が理系学部というのはあまり聞かないですね。
やはり、地歴というカテゴリーで地理と歴史はまとめられるので、
歴史も地理も同じところで学ぶ必要があるのではないでしょうか。
教職も地理という区分ではなく、地理歴史という区分でまとめられていますし。

長文駄文失礼しました。

いろんなことを調べて、悔いのない大学選びをしてください。
[67745] 2008年 12月 28日(日)10:34:35【2】Issie さん
地理学を学ぶ
この話題については EMMさん([67734]) もおっしゃるとおり,ずいぶん前に盛り上がった記憶があって,そこで書いたことをもう一度…なんてことにもなりそうですが…。

[67743] 蒼の狼 さん
地理学が理系学部というのはあまり聞かないですね。

近代日本の地理学教育には大きく2つの流れがあります。
1つは,1898年に当時の 東京高等師範学校(後に併設された 東京文理科大学 とともに 東京教育大学 を経て 現・筑波大学) に設置された教室を源流とするもので,1911年には 東京帝国大学 に地理学講座が設置されて,主に“東”の方で大きな影響を持つようになります。一方,“西”の方では1907年に 京都帝国大学 に地理学講座が設置されています。
その際,東京帝国大学では「理科大学」(現在の理学部)に,京都帝国大学では「文科大学」(現在の文学部)に,それぞれ地理学講座が置かれました(ただし,京都帝国大学の“文科”大学に地理学講座を開いた先生自身は,もともと“理科”の地質学が専門だったそうです)。
そのせいで,特に“東”の方の旧官立(国立)系の大学では,東京高等師範/文理科大学 → 東京教育大学 という流れもあって“理系”方面に地理学教室が置かれることが多く,大学の先生も「理学博士」や「理学修士」の方が多くいらっしゃいます。
ただし,“東”ではあっても私立の中で地理学教育に定評のある 明治・日本・駒沢・立正 などの大学では“文系”の学部に地理学の教室が置かれています。

※戦後の教育改革以前の制度では,初等教育学校(小学校)の教員を養成する学校として「師範学校」が設置され,中等教育学校(旧制中学・高等女学校・実業学校など,今の中学校・高等学校に相当する)そして師範学校の教員を養成する学校として「高等師範学校」が設置されていました。
「師範学校」は,当初は旧制中学校などと同等の“中等教育学校”として位置づけられ(高等小学校[現在の中学校におおよそ相当。ただし義務教育ではない]卒業段階で入学する5年制の「一部」が基本。旧制中学校卒業段階で入学する3年制の「二部」もあった),府県立で各府県に設置されていましたが,戦時中の教育改革で1943年から従来の後期3年間を「本科」,国民学校高等科(1941年に高等小学校から改編)卒業段階で入学した最初の2年間を「予科」として,府県立から「官立」に移行,学校としての位置づけも「本科」の部分は「専門学校」(現在のそれではなく,大学相当の高等教育機関)と同格とされました。それで,戦後の教育改革で「本科」部分が 新制大学 に統合されて,各都道府県に最低1校はある国立大学の教員養成学部(または教員養成大学)となりました。
「高等師範学校」は中等教育修了者を受け入れる“高等教育機関”であり,男子は東京のほかに広島,女子は東京と奈良に置かれました。東京の男女高師と奈良の女高師はそれぞれ現在の筑波・お茶の水・奈良女子の各大学につながりますが,広島の高師は師範学校とともに広島大学に統合されました。
蛇足ながら,ご参考までに。

[67734] EMM さん
「地理学科」の設置されている大学が「どこの学部」に地理学科を置いているのかを見てみると、文学部系・理学部系・教育学部系の3種に分かれるがその中では文学部系が比較的多い…と言うことになるかと思います。

教員養成学部(「教育学部」が必ずしも教員養成学部とは限りません)でも地理学を学ぶことはできますが,義務教育(小中学校)の教員養成を目的とする学部(旧制師範学校を源流とする各都道府県の国立大学教育学部)では,「社会科専攻」の一分野として地理学を学ぶ(養成するのは「地理の教員」ではなく「社会科の教員」)ので,文学部や理学部などの地理学科で学ぶよりも専門性はやや劣るかもしれません。最近の教員養成カリキュラムは,私が教育学部の学生であった四半世紀前よりもずっと,「教科専門」よりも「教職専門」の方にシフトしていますから,なおさらです(早い話,地理学ばっかりを勉強しているわけにはいかない)。

[67743] 蒼の狼 さん
やはり、地歴というカテゴリーで地理と歴史はまとめられるので、
歴史も地理も同じところで学ぶ必要があるのではないでしょうか。

教科の枠組みというのは,ある意味便宜的なもので,その組み合わせが絶対的なものというわけではありません。
小中学校よりは個々の教員の専門分野を気にする高校では,実際には教員人事の上でも,日常の授業科目の受け持ちに関しても,今でも「地理歴史」と「公民」とはセットで,つまり1994年の教科分割以前の「社会科」という単位で教員は動いていますが(もちろん,最近はどちらか一方の免許しか持っていない教員が増えていますから,やがてはそのような扱いはできなくなるでしょうが。「社会科」の免許を持っている私は「地理歴史」と「公民」の両方の免許を持っているものとして扱われています),ほかの分野の専門の先生には「地理」は教えづらいらしく,あまり地理の授業を持ちたがらない傾向があるようです。逆に「地理」の私には,たとえば「倫理」は最も教えづらい科目です。地理で多少なりとは扱う宗教はともかく,近代哲学などは(自分が高校で“倫理社会”(←“倫理”ではない)を教わった時から)全く理解できません。…でも,倫理を担当させられたことがあるけど。
先日,案が公表された新しい高等学校学習指導要領では「地理歴史」の中で3分野(世界史・日本史・地理)間のつながりがこれまで以上に意識されて,特に必修科目である世界史で地理的要素に多く触れることが求められていますが,これに溜息をついている世界史の先生は多いかもしれませんね。世間では英語で英語の授業することに目が向いていますけど。

早い話,“理系”か“文系”かという枠組みも絶対的なものではなく,地理(学)はその両方にまたがる性格のものです。文系学部に置いてある大学もあれば,理系学部に置いてある大学もあります。ただ,“文系”学部で学ぶにしろ,高校で学ぶ理数系の知識はあった方がいいとは思いますよ。
[102325] 2021年 9月 9日(木)18:28:48千本桜 さん
観光地理学と地誌学
「歴史好きなんですね」と言われることがある。それに対して「いいえ、地理好きなんです」と言うと、相手は困った顔をする。どうやら「地理」は漠然としていて、どう解釈したら良いのか解らない様子である。そこで「地理の中でも、特に地誌が好きなんです」と言おうものなら、そこで会話は途切れてしまう。「地誌って何じゃい」と、つまらなそうな顔をされるのがオチである。「地誌」は面白いだろうに、どうしてこうもマイナー扱いされるのか不思議である。
ある時、団体旅行で素晴らしい添乗員に当たったことがあります。段取り上手・接客上手・盛り上げ上手で、バックマージンが入る旅館・食堂・観光施設についての知識は見事に合格点。しかし、何かが足りないのです。バックマージンが入らない観光施設や自然景観、地域の成り立ちなどについては無頓着で、質問しても応えてくれないのです。
私の若い頃は「観光地理学」なる分野はなかったように記憶していますが、今はあるようです。どんな学問なのか分かりませんが、「観光地理学」では「地誌学」を教えないのでしょうか、どうなんでしょう。書いているうちに「学」という字にイライラしてきました。もつと俗っぽく言えば、添乗員にとって、行く先々の地誌の知識が必要かどうかです。どのようにまとめたら良いか解らなくなってきました。どなたか手助けを!
[102327] 2021年 9月 10日(金)07:15:50【1】白桃 さん
地理の真髄は地誌にあり
小学校一年のとき、彼女(家は酒屋さん)から誕生日プレゼントで貰ったのが「地図帳」で、大学二年のときに地域調査に行った先が「智頭町」。大学で地理を学び、卒業後も学び足りなくて?専攻科(「なにもせんこうか」とも言われる)で一年間地理を探求???、旅行会社に入社(インチキ・クイズキャンペーンに応募してきたハガキを市区町村別に仕分けするのが誰よりも早く、そのことで入社以来はじめて「人間、何か取り柄があるものだ!」と上司に褒められた?)、旅行業協会(出向→移籍)では「四国は国であるから観光客から入国税を取れば良い。」と発言する会長サマの御供で各地の観光資源・地域伝統芸能を視察、そして2002年からは仕事そっちのけで「都道府県市区町村・落書き帳」という本格的?地理?に没頭している私。ですから、「地理」と関わっている時間は相当長い(少なくともお酒を飲んでいる時間よりは)と思います。
ですが、「地理」を「地理学」だと思ったことは一度もありません。
書いているうちに「学」という字にイライラしてきました。
[102325]千本桜さんがそうなるのも当然でしょう。私は、いわゆる「語学」というものは学問では無いのだから、学校教育で学ぶもの、学ばせるものではなく、「ソロバン塾」や「パソコン教室」同様、専門学校などでやれば良いと考えております。(この考えには誰も賛同してくれません('◇')ゞ)。一方、「地理学」は学問として成り立っていない、成り立つものではないのですが、「地理」は学校教育のみならず、一生気軽に学び続けた方が良いモノだと考えています。
では、私の高邁な?思想はこれぐらいにして、
スカンデルベクの鷲さんからご紹介のあった立正大学のHPでは「観光地理学」について
観光地理学は地理学のなかでは比較的新しい研究分野で、地域における観光関連産業の発達、観光地化にともなう生活や文化の変容、観光活動が地域に与える影響などについて研究します。究極的には観光地の地域性を明らかにすることが目的です。近年では、地域活性化の一手段として観光が脚光を浴びていますが、観光地理学では地域資源を活用した地域振興についても考えていきます。
とありますが、これによると、私の卒業論文「蒜山原の観光開発と地域の変容」はまさに「観光地理学」の範疇ですね。しかし、私自身、これを「観光地理(学)」と思ったことは一度もなく、下手な「蒜山地誌」だと今でも思っています。
「観光地理学」は確かに比較的新しい分野には違いないのですが、私の学生時代(50年前)から「温泉地の成立過程」に触れた書物・論文があり、このようなものを系統地理学のなかで「観光地理学」とされていました。近年、「観光学部」「環境ツーリズム学部」等と観光分野に焦点をあてた大学の学部・学科が急増していますが、このような所では、ホスピタリティ関係のカリキュラム以外に「観光地理」が教えられています。その殆どは、各観光地の説明程度に留まっているのではないでしょうか。
一方、上記(立正大学HP)で「地誌学」について
自然と人文の諸事象の相互関係を総合的に考察し、地域的性格を究明する学問です。
地誌とは何か。日本各地について記述した風土誌、あるいは特定の地域の地形や気候、名所旧跡、物産など、自然・人文の諸事象を記述した百科事典的なものというイメージがあります。しかし、学問としての地誌学は、特定地域における自然(地形・気候・水文など)と人文(都市・経済・歴史・交通など)の諸事象の相互関係を総合的に考察し、地域的性格を究明することにあります。この点で、自然や人文のテーマごとに地域を分析する系統地理学とは異なります。ただし、地誌学と系統地理学は補完関係にあります。
とありますが、これは伝統的(悪く言えば保守的)な説明です。私は地誌とは「人間集団が社会経済的活動を展開する場(地域)の性格を考察し地域像を記述する」ものだと考えています。「自然と人文の諸事象の相互関係を総合的に考察」と言うのが諸悪の根源であります。自然環境、例えば、その地域の地形・気候などは「銭湯の壁のペンキ絵」「舞台の書き割り」に過ぎないとは言いませんが、地誌においては、あくまでも人間集団を主体に置かなければならないと考えます。極論すれば、地誌は「地域における人間集団の生態」を記述するものではないでしょうか。
系統地理学の中には、経済地理学(「産業地理学」と言ったほうが適切?)、歴史地理学、交通地理学、文化地理学、集落地理学、人口地理学、政治地理学、疾病地理学…等々ありますが、どれもこれも、地理「学者」の業績は薄く、それぞれの分野の学者の成果にはとてもかなわないと思います。ましてや、地形学、気候学、水文学という「自然地理学」の分野は、地質学、地球物理学、気象学に太刀打ちできるはずも無く、「今は名のみ」残っているのではないでしょうか。
「地理の真髄は地誌にあり」とタイトルに書きましたが、系統地理学では何にもできないので、残っているのは「地誌」だけ、そういう意味ではありません。「地理」の原点は「地誌」であり、その有効性は「地誌」にしか認められないと思うからです。ただ、「地誌こそ地理の命」と言った地理学者が何人かいましたが、私の勉強不足のためでしょうが、残念ながら本格的な「地誌」にお目にかかったことはありません。現在は情報技術の進歩によって、「地誌を読む」事は殆ど無くなりましたが、死ぬまでに、地域に刻まれた歴史を踏まえた読み応えのある「地誌」にお目にかかりたいものです。
最後に、千本桜さんの質問にお答えします。
添乗員にとって、行く先々の地誌の知識が必要かどうかです。
添乗員のメインの仕事は旅程管理ですが、かつて、私も「旅程管理試験」に関わっていて、「観光地理」的というか「地誌」的問題は、試験に出題されていました。例えば、
白石市の名物は次のうちどれか
A.あーめん  B.いけめん C.うーめん
に毛が生えた程度の問題です。
パッケージツアーの場合はガイドがついていますので、添乗員は必ずしも地誌の知識は必要ありません。と言っても、国内旅行の場合なんか、バスガイドの地誌的説明には、20年前の人口が飛び出してきますので、添乗員は寝ててはいけません。そして、旅程管理上、計画通りにツアーを進行するため、A→Bまでの所要時間とか、イベント(祇園祭など)見学にかかる時間なんかは十分承知していないと時として困ったことになります。(旅程を計画した者が必ずしも「地誌」に円熟している者ではないからです。)

以上、長々と述べましたが、あくまでも白桃の「個人的所感」です。
※途中誤って記事終了ボタンを押してしまいました。

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