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かぱぷうさんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[90204]2016年4月9日
かぱぷう
[90201]2016年4月9日
かぱぷう
[90040]2016年3月4日
かぱぷう
[90036]2016年3月3日
かぱぷう
[89827]2016年1月20日
かぱぷう
[89820]2016年1月20日
かぱぷう
[89766]2016年1月17日
かぱぷう
[89721]2016年1月16日
かぱぷう
[89720]2016年1月16日
かぱぷう
[89719]2016年1月16日
かぱぷう
[89718]2016年1月16日
かぱぷう
[89716]2016年1月16日
かぱぷう
[89674]2016年1月15日
かぱぷう
[89644]2016年1月13日
かぱぷう
[89628]2016年1月13日
かぱぷう
[89599]2016年1月12日
かぱぷう
[89588]2016年1月12日
かぱぷう
[89554]2016年1月10日
かぱぷう
[89507]2016年1月7日
かぱぷう
[89496]2016年1月6日
かぱぷう
[89485]2016年1月6日
かぱぷう
[89481]2016年1月5日
かぱぷう
[89405]2016年1月1日
かぱぷう
[89164]2015年11月25日
かぱぷう
[88938]2015年10月27日
かぱぷう
[88862]2015年10月6日
かぱぷう
[88737]2015年9月1日
かぱぷう
[88719]2015年8月28日
かぱぷう
[88716]2015年8月28日
かぱぷう
[88714]2015年8月28日
かぱぷう

[90204] 2016年 4月 9日(土)22:24:18かぱぷう さん
第四回ペアシティ七番勝負 解答
問七:大牟田市・荒尾市
[90201] 2016年 4月 9日(土)22:14:05かぱぷう さん
第四回ペアシティ七番勝負 解答
今回もよろしくお願いします。

問二:豊前市/松江市
[90040] 2016年 3月 4日(金)22:53:16【1】かぱぷう さん
「もしかしてココかもしれんな」と疑ってかかった市
[90039]白桃さん
14というのは、ひょっとして消滅市の「与野」「布施」「コザ」、それから消滅町の「五日市」、現役の村である「読谷」、自治体名ではない「吉祥寺」「吉備」、完全な異物の「はるか」「くりはら」「日産」「美子」「八郎」「パス」、そして「東かがわ」でしょうか?
実は、[90038]のk-aceさんの書き込みを見るまでは表中に「吉祥寺」があることに気付いてませんでした。もしかすると私は重症云々ではなく、ただの堅気の人間なのかもしれません。また、白桃さんの渾身のトラップである「豊田の次に日産が…」をスルーしておりました。すみませぬ。これは日産を日進と空目していた可能性が高いです。日進はよく見れば少し後に出てくるのですが、ほら、電車の隣の座席に座っていたネエチャンにまた気味悪がられやしないかでドギマギしてましたから(^_^;)その吉祥寺・日産の代わりに気付けたのは、浦安と横須賀なのでした。
私が挙げた以上の14箇所は「絶対違う」と断言できる自信がある箇所なのですが、それ以外に「ここも怪しいんじゃね?」と思ったらフタを開けてみたらナントまあ…という市があります。それが行橋市です。白桃さんもおっしゃるとおり、確かに渋いなぁ~!増えてるイメージはないんですけどね。

2020年国勢調査においてさらに人口を伸ばす市はどこか、これについて確信をもって言えるのは1市もありません。とても怪しい市としては、佐倉、筑紫野・・・おっと、これは口がすべってしまった。^^)~
私は、筑紫地区5市(祝・那珂川町!あえて「5市」という表現を使っちゃいます)は次回国勢調査がピークかな…と見ています。福岡市の人口が神戸市の人口を抜いて5位になったことを福岡市長がなんだか鬼の首を取ったかのように喜んでますが、いかがなものでしょうか。見ているこっちが恥ずかしくなります。神戸は成熟した街、福岡はやんちゃ坊主なだけなのですから。福岡もそろそろ成熟期に入る頃ではないでしょうか?そうすると、筑紫地区も、飛ぶ鳥を落とす勢いの新宮町も人口が伸長する要素はありません。もちろん福岡市も。
[90036] 2016年 3月 3日(木)21:42:45かぱぷう さん
14/21
[90034]白桃さん
179市全部を以下に列挙しますが、21件、該当しない市や異物が混入していますので、ご注意ください。(21件すぐにわかる方は、かなりの“重症”です。)
東ナントカ市が異物かどうかは私には判断がつきかねますが(笑)、今しがた電車のなかで一瞥したところ21市のうち14しかピックアップできなかった私は重篤な症状ではないようです。
#「綾瀬 はるか」のところで思わず吹き出してしまい、隣に座っていた妙齢のお嬢様に「何、このオッサン」みたいな顔をされてしまいました。一体どうしてくれるんですか(;^_^A
[89827] 2016年 1月 20日(水)21:20:37【1】かぱぷう さん
反対語コレクション(89820の追記)
[89824]Nさん
フォローいただき、ありがとうございます。
御船町の「西往還」はすでにコレクションに登録されていますね。(バス停ではなく「字」ですが)
見落としてましたf(^_^;
○○入口系は見つけていたのですが、意図的に排除していました。
これは私も悩みました。「上下水道センター」と同じやんか、言われればそれまでですよね。アップした理由はNさんと同じところからです。
「青少年の天地」は一見「上下水道センター」系に見受けられますが、長崎県営の青少年研修施設で、長男が去年スイミングスクールの夏キャンプで宿泊しました。これならいける!と考えてのアップです。
桜島の「新古里」はここですよね。確かにMapionからは見つけられませんね。
この辺りはドライブで通っただけですが、いいところなので是非とも上げておきたいと思ったもののマピオンで発見できず涙を飲みました。ありがとうございました。
[89820] 2016年 1月 20日(水)14:17:48【2】かぱぷう さん
反対語コレクション
編集者・オーナーグリグリさん

私からも少々。

反対語コレクションがリリースされたとき、真っ先に浮かんだのは西鉄の「原往還(福岡市早良区)」バス停でした。しかし、バス停は改廃が激しいこととや、コミュニティバスを対象とするのかなどの線引きが難しいことから「さすがにいかんめぇなぁ…」と思って書き込まずにいましたが、コレクションページの前書きを改めて読むと
■採用基準
住所名(自治体名、町名、大字、字、など)、地形名(河川、湖沼、峠、など)、施設名(駅、寺社、トンネル、橋、公園、バス停など)を対象とする。
しっかり「バス停」は入っていたのですね。ならば…と[89818]Nさんに触発されて九州のバス時刻表で検索をかけてみたところ、Nさんがアップされたものの他にいくつかありました。当該バス停を地図検索するなかで発見したものもあわせてアップします。

作出入口つくんでいりぐちバス停(昭和バス)福岡県糸島市
西往還にしおうかんバス停(九州産業交通)熊本県下益城郡御船町
青少年の天地せいしょうねんのてんち公園・施設長崎県佐世保市同名のバス停あり
勝負尻口しょうぶじりぐちバス停(JR九州バス)福岡県宮若市コレクション収録地名「勝負尻」の関連
あと、鹿児島市に「新古里」バス停(鹿児島交通)があったのですが地図リンクを発見できませんでした。桜島東側で平成の大合併前から鹿児島市だった部分に所在しています。
他には「上下水道事業センター」「男女共同参画センターはあもにい前」なんてのもありましたが、この類は反則・出場停止でしょうからあえて場所も記しません(^_^;)

ところで、「母子」という言葉は反対語にはならないのでしょうか。
グリグリさんが「反対語の境界が微妙」とおっしゃる「親子」よりさらに微妙なところですから採否の判断が難しいかと思いますが、いかがでしょう?「母子像前(宮崎市)」というのを見つけまして、これ自体は“反則バス停”にあたると考えますが、北海道に大物があることを思い出して「う~ん…」となった次第でして。

#「勝負」の項、飯塚市・勝負谷の読みが「しようぶだに?」と?が付いている件ですが、現地バス停の読みは「しょうぶだに」です。
[89766] 2016年 1月 17日(日)06:54:53かぱぷう さん
メンバー紹介編集担当より
メンバー紹介編集担当のかぱぷうです。
この数日の間にこっそり6名の方の新規作成・更新を行いましたところ、[89742]にてオーナー様より大々的に(?)リリースがありました。駄文ではございますがご笑覧くださいませ。

[89751]白桃さん
かぱぷうさんへ
メンバー紹介文の更新、ご苦労様です。いつも楽しく読ませていただいております。
ひとつ質問ですが、海ダイさんの紹介文中に「雄軍割拠」とありますが、現在はこんな四字熟語が使われているのでしょうか?
アイタァ、やってしもうた!どおりで変換できんかったわけやん…と、いうわけで「群雄割拠」に訂正いたしました。海ダイさん、失礼いたしました。白桃さん、ありがとうございます。

紹介文は、メンバー様が積み上げてきた書き込み内容・スタイル・ふとした呟きなどを元に作成しておりますが、年月が経って内容がそぐわなくなったものや、上記のような誤記があるかと思います。その節はどうぞご遠慮なくお知らせくださいませ。
[89721] 2016年 1月 16日(土)09:16:36かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答(入門編)何回目だ!?
問K:伊佐市
(既出解解答のため再答)

こっちもだわ…
[89720] 2016年 1月 16日(土)09:12:36かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答(入門編)
問D:高知市
(既出解解答のため再答も、それまた既出解だったので…以下省略)
あぁぁ、これ、前代未聞な気がする。たこ○級ですか?いや、たこ○段??
[89719] 2016年 1月 16日(土)09:07:53かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答(入門編)
問D:沖縄市
(既出解解答のため再答)

九州全県から一つづつ答えようとしましたが、失敗しましたf(^_^;
[89718] 2016年 1月 16日(土)08:59:40かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答(入門編)
問A:臼杵市
問B:岩国市
問C:東かがわ市
問D:宮崎市
問E:三原市
問F:神埼市
問G:雲仙市
問H:庄原市
問J:春日市
問K:曽於市
[89716] 2016年 1月 16日(土)07:25:10かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問二:中間市
[89674] 2016年 1月 15日(金)06:27:28かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問六:下関市
[89644] 2016年 1月 13日(水)21:21:08かぱぷう さん
全市コンプリート未遂&領地獲得未遂
[89631]k-aceさん
[89628]かぱぷうさん
戦国市盗り合戦のページを見ると、今回解答されたみやま市の他に宮若市がまだですね。と宮若市領主から。
あらら、宮若市まだでしたか…近いうちに伺います(笑)

[89643]オーナー グリグリさん
みやま市の領主は、引き続きデスクトップ鉄さんに司っていただいてください。私メは累積石高-2が-1になっただけですので(^^ゞ
[89628] 2016年 1月 13日(水)00:37:40かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問一:みやま市

これで福岡県全市完答…か?
[89599] 2016年 1月 12日(火)17:55:08かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問七:嘉麻市

これをどこで答えるかで、その人のポリシーが垣間見える気がしますなf(^_^;
私?たぶん今日と明日とではチョイスする市が違うと思ひます。ぶれまくりですから…
[89588] 2016年 1月 12日(火)02:38:27かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問四:福岡市

バレー部・サッカー部の後輩たち、優勝おめでとう!
[89554] 2016年 1月 10日(日)13:15:34かぱぷう さん
脳内フリーズ中
[89552]白桃さん
おそらく、かぱぷうさんは母校のことが気になって十番勝負どころではないでしょう。
そうなんです。気になって仕事も十番勝負も手につかない…ことはなく、ただ単に行き詰まっているだけです(^^;)

わが母校へのコメントありがとうございます。今年はラグビーがにわかに注目を集めていますので大会二連覇と行きたかったのですが、世の中うまくはいきません。けれどもサッカーが久しぶりに「あと一勝」のところまで進んでくれたので、嬉しいかな楽しみが続きます。あ、そうそう、今日はバレーの決勝ですq(^-^q)
[89507] 2016年 1月 7日(木)13:58:44かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問十:飯塚市
[89496] 2016年 1月 6日(水)22:08:29かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問八:大野城市
[89485] 2016年 1月 6日(水)01:37:28かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問九:山口市
[89481] 2016年 1月 5日(火)23:11:58かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
問五:宗像市
[89405] 2016年 1月 1日(金)14:48:52かぱぷう さん
第四十二回十番勝負 解答
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

問三:糸島市
[89164] 2015年 11月 25日(水)23:27:12かぱぷう さん
オフ会クイズ&飲食店における釣り銭渡しミス
今年のオフ会も盛況だったようですね。参加の皆さん の投稿を楽しく、うらやましく拝読いたしております。

[89158]デスクトップ鉄さん
おじゃまします。
問A:八幡(JR九州、鹿児島本線)
問B:大野城(JR九州、鹿児島本線)
問C:小倉(JR九州、鹿児島本線)
問D:原田(JR九州、鹿児島本線)
問E:新大牟田(JR九州、九州新幹線)
詰めきれてませんが、福岡県でまとめてみました。いかがでしょうか?

[89146]白桃さん
予定より数時間早く富山空港に着いたので、最後の贅沢と氷見御膳 プラスお酒3合を飲んだのですが、精算後、飲む前より五千円お金が多くなっていることに気づき、お店に戻って正直に話したこと。黙っていたら良かった。ネが正直な白桃でした。
いやぁ、ありがとーございます。同業者として御礼を言わせてください。「その日に教えていただいた」というのが店側としてはかなり大きいですね。
[88938] 2015年 10月 27日(火)20:38:38かぱぷう さん
温水洗浄便座普及率に関する他愛もない一考察
[88937]オーナー グリグリさん
持家千世帯あたり所有数量の比率が全世帯普及率よりも低いのは、福岡県、鹿児島県、沖縄県の3県だけです。
 (中略)
北海道と九州沖縄地方で借家世帯の普及率が高くなる理由は何でしょう。
福岡はTOTOのお膝元だから借家にも積極的に装備しているからでしょう…といったところで、全世帯普及率が振るわないので説得力はまったくありませんが(^_^;
ただ、借家か持ち家かは切り離して、単純に都道府県データランキングにおける普及率の並びに注目すると、一概には言えませんか北高南低の傾向にあるように感じました。温水洗浄便座の機能のひとつである暖房便座の存在が寒冷地の普及率を押し上げているのではないでしょうか?

先に「福岡はTOTO」云々書いておきながら、私の自宅のそれはINAX製というのはナイショです…
[88862] 2015年 10月 6日(火)21:00:04かぱぷう さん
市内電車の痕跡
福岡、四日天下([88854])のかぱぷうです。

[88846]伊豆之国さん
ご指名でございますので(笑)、書き込ませていただきます。
まず、日頃より「福岡LOVE」を公言しておりますが、私が西鉄の市内電車と聞けば思い浮かぶのは福岡市内線ではなく北九州市内線となってしまうことを白状いたします。小学校二年生だった1985(昭和60)年まで門司で暮らしておりまして、小倉に買い物に行くたびに路面電車に乗っていた思い出の持ち主で、福岡市内の路面電車が全廃となった1979(昭和54)年2月は福岡市はまだ未踏の地、当時のことは写真で知るほかありません。

それでも、福岡に移り住んでから、自らは乗ったことがないにも関わらず路面電車が走っていた証拠探しをする少年でしたのでブラタモリで紹介されていた馬出のバス専用道などは“パワースポット”です。他では、残念ながら十年ほど前の福岡市地下鉄七隈線開業の際に電線地中化を施したことで無くなってしまいましたが、それまでずっと地味ながらも痕跡をとどめていたところがありましたっけ。
西鉄は路面電車の架線柱に「西鉄 門 二五」「西鉄 城 八〇」という具合に路線ごとのナンバリングを振ってまして、プレートが取り付けてありました。廃線になると取り外すのですが、城南線(福岡市の道路愛称)の数ヶ所に残っていたのです。外し忘れでしょう。味をしめて(?)北九州市内線での廃止区間でも探してみましたが見つけきれませんでした。ミクロな話ですみません…
もっとも、この「城南線」こそが市内電車の痕跡ともいえます。福岡市内線の路線名をそのまま道路愛称としたからです。


【おまけ】
今回のブラタモリでタモリさんが西鉄の路面電車のことを「市内電車」と呼んでいたのはさすがでした。福岡・北九州では路面電車のことを「市電」と呼ぶ人は少数だったようです。
[88737] 2015年 9月 1日(火)00:03:08かぱぷう さん
北九州・五市合併の功罪
拙稿[88714]
白桃さんの北九州市の人口推移の話にも反応したくて文章作成にかかりましたが、長くなりそうだったので項を改めます。
と、したためたものの時間が取れずに今になってしまいました(^^;


[88703]白桃さん
人口面で見る限り、小倉の一人勝ちで、門司以上に割りを食っているのが戸畑です。北九州市が成立して52年、都市機能の分化が進んだ今、旧市間の対立というものは無いのでしょうが、もし、もし、たら、れば、五市が合併していなければ、これほど人口の差は生じなかったでしょうね。
うーん、一概にそうとは言い切れないかもしれません。
北九州市は、発足からしばらくは絶対的な中心地区をどことは打ち出さずに旧五市それぞれに中心性を持たせる「多核都市」政策を進めました。それがどう作用したのか。五市合併は良かったのか否か。各区の事情に触れながら考えてみます。

◇戸畑区・八幡東区
北九州市は工業都市と言われますが、中でも戸畑と八幡(東区)は八幡製鐵の企業城下町で「鉄の街」の様相を呈していました。その八幡製鐵は高度経済成長にあわせて堺・君津にも製鉄所を設け、さらに富士製鐵と合併して新日本製鐵(新日鉄)となり、会社における八幡製鐵所のウエイトは相対的に低くなっていきます。さらにエネルギー革命によって地理的優位もなくなり、設備の老朽化も手伝って昭和四十年代前半のピーク時には八幡地区に6基・戸畑地区に4基あった高炉も1978(昭和53)年に戸畑地区に集約され、その戸畑地区の高炉も1988(昭和63)年には1基体制に縮小されました。
この頃の北九州市を表すのキーワードとして盛んに使われたのが「鉄冷え」という言葉です。鉄冷えの影響をモロに受けた戸畑区・八幡東区の人口減少と街の地盤沈下は五市合併ではなく新日鉄が大きく絡んでいると言えるのではないでしょうか。

ここで、戸畑区について擁護させてください。戸畑区の人口は現在5万8千人と大きく減らしましが、それでも面積が16.61km2と狭いので3537人/km2の人口密度を有します。そして、その狭い区面積の半分近くは製鉄所の敷地が占めているのでその分を除くと7000人/km2近い人口密度を有することとなるのです。ピーク時の北九州市発足の頃には11万人弱の人口であったといいますから、この頃の実質的な人口密度は…
かつてが尋常でなかっただけで今が健全な姿なんです、なんて言ったら負け惜しみなのでしょうか(^^;

◇八幡西区
同じ八幡でも西区は少し事情が違います。
八幡市に編入されるまで黒崎町だった地域は、洞海湾に面した海沿いに工場集積があります。これらは三菱化学・安川電機・黒崎播磨に代表される非製鉄系の工場で、そのため鉄冷えの影響は限定的でした。宿場町に端を発した黒崎は商業集積もあり、次第に北九州市の副都心としての立場を確立します。しかし平成になってからの三菱化学の縮小などで街に勢いがなくなり、特に2000年のそごうの閉店以降は急激にさびれてしまいました。
それでも八幡西区の人口が微減で留まっているのはベッドタウンとして区の南部が開けてきたのが比較的近年であることと、学園都市という顔もある折尾がまだ踏みとどまっているからと考えます。

◇門司区・若松区
八幡・戸畑が北九州市発足後人口を減らしたキーワードは工業としたが、門司・若松は「港」でしょうか。
まず門司。門司と聞けば「貿易港としてかつて栄えた」「(その遺産を活かした)門司港レトロ」など、港町の風情を思い浮かべる人が多いかと思います。確かに門司はかつて港湾都市として隆盛しました。区東部、いわゆる門司港地区の門司町は五市の中でトップを切って市制施行、門司市は上水道の整備も北九州市域で最初でした。大正~昭和初期には先進的なオフィスビルが立ち並び活況を呈していましたが、昭和17年に関門鉄道トンネル開通したことと、終戦と同時に貿易港としての立ち位置を追われたことで、門司の港町としての繁栄は終わります。代わって戦後は西部の「大里(だいり)」地区が台頭。大里は小倉のベッドタウンとして、また、門司機関区を有した鉄道のまちとして開けてきます。人口も増加傾向にありましたが、機関区は国鉄の合理化とともに縮小し、現在は住宅開発されたのが早かった分だけ高齢化も早く進行し人口流出が進んでいます。

次に若松です。若松は石炭の積出港として栄えます。が、エネルギー革命で筑豊の炭坑が次々に閉山すると若松もエネルギーがなくなってしまいます。ただ、北九州市発足前年の1962(昭和37)年に若戸大橋が開通し、五市のなかで陸の孤島にならずに済んだことは幸いしました。

◇小倉北区・南区
一人勝ちの小倉ですが、もしかすると五市合併がなければ小倉はもっと伸びていたのではないかという気がします。
城下町小倉は明治維新以降は商都として発展、戦前は小倉造兵廠や師団が置かれて軍都の一面も持ちます。戦後も商業集積が進み、北九州地域の中心都市としての機能していきます。一方で住友金属小倉製鉄所や東陶機器をはじめ工業集積もあり都市としてのバランスも取れていました。このまま行くと北九州地域のなかで小倉一極集中になっていくのではないか…というところで五市合併の機運高まり北九州市発足となるのです。
新幹線の駅ができても、小倉は思ったほどの伸長はありませんでした。市制施行25年後の1988(昭和63)年に、多核都市政策を見直して小倉を都心・黒崎を副都心と明確に位置付けた政策「北九州市ルネッサンス構想」が発表されましたが、当時の北九州市は産業構造の転換に乗り遅れて体力を失っており、加えて福岡市が九州の中心としてめきめき力を付けている時期で、小倉にとっては「時すでに遅し」でした。

◇総括
北九州市のこととなると熱くなってしまい、さしたるデータもなく主観的なことを長々と書き連ねてしまいましたが、私のなかでは「五市合併はした方がしないより少しはマシだった」という結論に行き着きます。
合併以前の問題として門司・八幡・若松・戸畑の四市は斜陽が必至の情勢でした。小倉には気の毒ですが、五市合併後に北九州市がしばらくは多核都市路線を取ったことで極端な置いてきぼりを食らった市が出なかったことは幸いだったといえるかもしれません。

最後に、(以前に拙稿[46217]で記したことがあるのですが)西日本シティ銀行の『ふるさと歴史シリーズ』を紹介させていただきます。
「博多に強くなろう」と「北九州に強くなろう」の二つのシリーズがあり、各テーマゆかりの人と銀行幹部とで対談を行い、小冊子にして配布しているものです。1999(平成11)年に発行された、「北九州に強くなろう」No.12・五市合併が合併の経緯やエピソードを面白くまとめてありますので、古いもので恐縮ですが興味がある方はぜひご一読ください。
[88719] 2015年 8月 28日(金)15:17:24かぱぷう さん
不屈市は並みの市ではなかった
[88717] ぺとぺとさん
「ツ」の人口増加は私も意外でした。
感覚的にはそうですよね。
いやぁほんとに。この市は市長選の候補者が揃って公約に「ツ」の再生を掲げますし、N鉄宮○岳線の一部廃止で街がすたれたという話も聞きます。それが「ツ」が停滞してることの裏返しとばかり思ってましたが、人口は増えていたんですね…
[88716] 2015年 8月 28日(金)09:20:01【1】かぱぷう さん
すみません…
[88174]の文を訂正しようとして、誤って全く同じ文を88176として投下してしまいました。こちらは削除します。失礼しました。
[88714] 2015年 8月 28日(金)02:16:19【2】かぱぷう さん
レスもろもろ
[88704] 千本桜さん
田川市、今となってはかつての華やかりしき頃の面影は全く感じられません。(注:華やかりしき頃を目の当たりしたわけではありません。私が生まれた時にはすでに筑豊炭田の炭坑は全て閉山した後でした。)
それでも[88705]で白桃さんが述べていらっしゃるらように、伊田と後藤寺のどちらの街にも全蓋式アーケードがあり、「かつて」がいかほどのものかを偲ばせてくれます。

ところで、田川の後藤寺と伊田を「まち歩き」したなら、
どちらの方に都市としての中心性を感じるものなのでしょう
か。
う~ん。難しい質問です。街の廃れっぷりはどちらも変わりませんが、それでは答えにならないので二つの街を歩いて感じたことを述べさせてください。
後藤寺には城下町的な気質を感じます。もともと城下町ではないので適切な表現ではないのですが、田川市役所がどちらかといえば後藤寺寄りにあることや、伊田に比べて郵便局が多いこと、西鉄のバスセンターがあって交通の拠点として優位に立っていることがそう感じさせるのかもしれません。もっとも、バスも私が知っている20年前からして路線・本数共に半分以下に激減しました。
対する伊田には後藤寺に比べて明るさを感じます。アーケードのある商店街は後藤寺のそれより道幅が広く、屋根の雑作の違いでしょうか、たまたま訪れたときがよく晴れていたからか、太陽の光が心地良かったのを覚えています。
「どちらかに軍配をあげなさい」となったら…明るい伊田にします。


[88707]hmtさん
拙稿[88702]で炭坑節のことを炭鉱節と誤記しておりました。フォローをありがとうございました。「鉱」でも違和感を感じなかったのはやはり三井三池炭鉱の存在からでありましょう。


[88712]白桃さん
[88713]Nさん
どこの市のことなんでしょ?私は白桃さんのタイトルを見て、すぐにピンときました。
で、もしかして呼ばれましたか?(・_・;
ここは「フク」は増加、「ツ」は減少の傾向にあります。増減はどちらの勢いが強いかということになりましょうか。


[88703]白桃さんの北九州市の人口推移の話にも反応したくて文章作成にかかりましたが、長くなりそうだったので項を改めます。


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