[64102]YSK さん
真鶴町は「まなづるまち」?
真鶴町と湯河原町が合併を検討していた
「湯河原町真鶴町合併協議会」にて、合併協定項目「町名・字名の取扱い」の協議の結果、
(1) 両町の字の区域及び名称は、原則として現行のとおりとする。ただし、大字の真鶴(まなつる)の読み仮名については、新市発足の際、真鶴(まなづる)とする。
と、確認されておりました。
2004年2月10日の
第5回協議会の議事録(8~9ページ)によると、
昭和31年の合併時に大字名を「まなつる」で告示をしておりますので、この合併を機会にもう慣れ親しんでおります「まなづる」に読み方を変更して告示をするものでございます。
と、提案理由が述べられており、2004年4月14日の
第6回協議会で正式に確認されております。
真鶴町としては湯河原町との合併の際に「まなつる(真鶴町真鶴)」から「まなづる(湯河原市真鶴町真鶴)」へと読み方(表記)を変更しようとしていたものの(実際、合併協議会にて確認済み)、結果として合併が流れてしまったため、もしかしたら、単独町制継続となった真鶴町が自治体名の読み方変更(訂正)に向けた行動を起こした可能性も十分に考えられそうです。
たとえば、合併断念後の2004年10月10日に開設された複合施設「情報センター真鶴」内の
まなづる図書館は”まなづる”と仮名表記(ただし、合併協議中に図書館の名称は決定済)。ちなみに、入居しているもう一方の施設は「真鶴地域情報センター」と、こちらは漢字表記。
さらには、2005年4月1日には真鶴小学校と岩小学校の2校を統合して、仮名書きの「まなづる小学校」が新設されております。この新校名は一般公募の中から選ばれた「三ッ石」「岬」「みなとの丘」「まなづる」の最終候補4案の中から決められたとのこと。
こうしてみると、「真鶴」は「まなづる」と読むんですよ!と、真鶴町があえて強調しているかのようにも思えてきます。