[111059] のクイズここはどこでしょうにお付き合いいただきましてありがとうございます。やさし過ぎたようですね. 答えは、A:水戸、B:千波、C:那珂、D:那須、E:偕楽、F:群馬、G:前橋、H:50、I:千葉、J:51、K:銀杏、L:南、M:泉、N:大工、O:常陽でした。皆さん正解です。
[111061] メークインさん
丁度一年前、20年ぶりに登りました。
メークインさんは「隣県の◯◯岳(標高1,917m)」で答えが解ってしまったようですね。那須岳で思い出すのは、ボルケーノハイウェイをドライブ中に、那須岳の煙りを見て「誰かがあんな山の上で焚き火をしている」と言った人がいたことです。
[111070] 伊豆之国さん
同名の坂は、新宿区市ヶ谷界隈にもあり(hmtさんの旧居の近く)、○○坂通りもあります。
市ヶ谷の銀杏坂は知りませんでした。調べてみたら閑静な住宅街のようですね。閑静な住宅街に住んでみたい気もしますが、やっぱり畑がないと落ち着かないようです。伊豆の国さんは野良仕事はしないのですか?
[111072] あきごんさん
私の頭の中の地図は、まだ20世紀のままだったようです。
私の頭の中には平面図の水戸が刷り込まれていたのです。ところが思いのほか地形の起伏が激しく、何箇所か道路の立体交差もありました。まちなかを歩く前に車で走ってみたのですが、立体交差で方向感覚を失い、同じ道をグルグルと3回ぐらい走りました。
[111074] 海辺を飛ぶ鳥さん
先月に18きっぷで
生きているうちに青春18きっぷとやらで遠くへ行きたいと夢見ています。できれば野宿。それが無理なら駅寝。それも無理ならネットカフェ。野宿と駅寝は経験ありですが、ネットカフェは未経験。ネットカフェは後期高齢者でも大丈夫ですか〜。
A〜Oの伏せ字を外すと以下の文になります。
一年前のことですが、水戸市の中心街を歩いてみました。水戸市には地方行政にとって重要な施設が置かれています。同様の施設は全国数十箇所にあるので珍しくはないが、この施設があると都市のステータスが違ってきます。
施設を取り囲むように、幅の広い街路が走っている。歩道は広々、気持ちがいい。街路樹はサクラ。花どきは過ぎていたが、5月の緑が清々しい。施設の西側を通る県道にはロードサイド店が張りつき、日産、ホンダ、ダイハツ、スズキ、トヨタの看板が見える。レクサス、フォルクスワーゲン、アウディまであるじゃないか。しかし、重要な行政施設の膝元なのに、都心というより郊外といった感じ。
施設の敷地に足を踏み入れる。敷地はざっと400m×400m。かなり広い。まるで緑の公園のようだ。中央にはメインの建物がそびえ建つ。お〜、高層ビルディングだ。20世紀の終わりに完成したらしい。同様の施設は仙台にもあるが、敷地も建物も、こっちの方が大規模だ。エレベーターで最上階の展望ロビーへ。入室無料。見晴らし良好。眼下には戸建住宅の低層な街並みが広がっている。ノッポビルと低層家屋。なんだかアンバランス。しかし、5Km先の台地の上には中心市街地のビル群が見える。中心市街へ行ってみよう。
中心市街は、南の千波湖と北の那珂川に挟まれた舌状台地の上にある。低地あり高台ありで、地形は意外と複雑だ。千波湖は貸ボート、レンタサイクルなどがあって、市民の憩いの場。那珂川は隣県の那須岳(標高1,917m)より流れ出て、漁港のある那珂湊で太平洋に注ぐ一級河川。千波湖の近くには名園で知られる偕楽園があるが、素通りして水戸駅の南口へ急いだ。
南口に車を駐めて街歩きスタート。南口の駅ビルには家電量販店が入居。仙台駅ほどではないが、立派なペデストリアンデッキも整備されている。駅周辺にはシネコン、ホテル、マンション。どれも新しい。この南口が発展したのは21世紀になってからのこと。昔は裏口だったのに、ずいぶん変化したものだ。
駅の南北通路を通って北口へ。北口のペデストリアンデッキには、有名人のブロンズ像が建っている。でも、この人の名前がわかると市名もわかってしまうので伏せておこう。駅前で2本の2桁国道がドッキングする。西から来るのが、群馬県の県都前橋市を起点とする国道50号。東から来るのが、千葉県の県都千葉市を起点とする国道51号である。北口駅前は、それなりにビル多し。ただし、10階建てのビルもあれば3階建てのビルもあってデコボコ。ビルの感じは雑居ビル。予備校の看板がやたら目につく。
水戸市の中心街は国道50号に沿って展開する。水戸駅前から始まり、銀杏坂、南町、泉町を通って大工町交差点に至る2kmの区間がメインストリート。道幅は28m〜30mほど。トラック、バス、軽ワゴン、なんでも通る。この道は、水戸市の動脈、背骨、顔である。銀杏坂という町名は実在しないが、銀杏坂交差点、銀杏坂バス停、銀杏坂商店会があるから、銀杏坂は通称地名として通用するだろう。銀杏坂の終点には中央郵便局。〒マークが目立つからランドマークになる。
中央郵便局を過ぎると、そこは南町。ホテル、銀行、保険会社など都市型施設が並んでいる。右手に大手地方銀行の常陽銀行本店が見えてきた。この銀行、かなり大きい。預金残高は、仙台に本店を構える七十七銀行より多いようだ。常陽銀行の向かいに、ひときわ目立つ大きなビルディング。地上19階、地下1階。でも、マンションなんだ。これがオフィスビルだったら都市のステータスがアップしたのに、ちょっと残念。南町三丁目は片側式アーケードの商店街だが、買い物客はまばら。仙台のアーケード商店街とは明らかに歩行者数が異なる。
南町から泉町へ進んだ。東日本銀行、フコク生命、第一生命など、銀行と保険会社が目につく。これは都心のあかしだろう。右手に市民会館が見えてきた。新築したばかりで、外観はピカピカ豪華。オープンを待つばかり。市民会館の向かいは水戸市で唯一の百貨店、京成百貨店だ。山形市も福島市も百貨店のない市になってしまったが、水戸市はどうなることやら。
泉町から大工町へ。大工町の表通りは国道50号。歩道が広くてすっきりしている。でも、一歩裏通りに入ると景観は一変。スナック、居酒屋、割烹、キャバクラ、なんでもありの夜の街が展開する。県下随一の盛り場だ。日中だけど、大工町の歓楽街を歩いてみた。店は開いていないが、看板の店名を見るだけで楽しい。たぶん、水戸市民や近隣市町の住民にとって、「大工町へ行ぐべ」というのは、飲みに行くことだっぺ。