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[99253] 2020年 3月 15日(日)04:12:08【1】白桃 さん
名邑三世代.その1(和歌山県)
「明治の名邑」「大・昭の名邑」「昭・平の名邑」を47都道府県順番に見ていきます。・・・果たして無事終わるのかどうか・・・('◇')ゞ
なお、「名邑」の要件等の詳細については、[99245]を参照ください。また、「大・昭の名邑」「昭・平の名邑」については、「名邑」という呼称に違和感を覚え、「大・昭のマチ」、「昭・平のまち」に変更しようかな、どうしようかな・・・と迷っておりますが、とりあえずそのまま。
第一弾は~若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴(たづ)鳴き渡る~和歌の浦がある和歌山県です。
【明治の名邑】
和歌山県の「明治の名邑」は、和歌山(別格市街)、新宮、湯浅(代表名邑)、田辺、黒江、御坊、粉河、三輪崎の八つ。そして惜しくも名邑になれなかった街の中から、以下の五つを「準名邑」とします。
名邑名称現自治体---1886年(人口)---1908年(人口)
第一表和歌山和歌山市和歌山54,868和歌山市77,303
第一表新宮新宮市新宮9,590新宮町18,717
第一表湯浅湯浅町湯浅9,295湯浅町10,408
第一表田辺田辺市田辺6,281田辺町8,738
第一表黒江海南市黒江4,564黒江町7,184
第一表御坊御坊市御坊4,272御坊町6,163
第一表粉河(紀の川市)粉川4,153粉河町5,229
第一表三輪崎(新宮市)三輪崎3,116三輪崎町4,206
準名邑
第二表和歌浦(和歌山市)和歌4,323和歌浦町5,971
第二表加太(和歌山市)加太3,340加太町5,143
第一表日方(海南市)日方2,813日方町5,489
第一表南部みなべ町南部2,788南部町5,708
第一表箕島有田市箕嶋2,502箕島町10,734
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【大・昭の名邑】
和歌山県の「大・昭の名邑」は箕島ただ一つ。
名邑名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
条件二箕島有田市箕島町10,850箕島町17,733
注1:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】
和歌山県の「昭・平の名邑」は橋本、かつらぎ、岩出、貴志川、那智勝浦、高野口、串本、白浜の八つ。
名邑名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
条件一橋本(9)橋本市橋本市32,015橋本市55,071
条件二かつらぎ(0)かつらぎ町かつらぎ町24,810かつらぎ町20,331
条件二岩出(0)岩出市岩出町12,810 岩出町48,156
条件二貴志川(0)紀の川市貴志川町10,099貴志川町21,079
条件四那智勝浦(9)那智勝浦町那智勝浦町25,775那智勝浦町19,417
条件四高野口(9)(橋本市)高野口町15,294高野口町15,398
条件四串本(8)串本町串本町22,000 串本町15,687
条件四白浜(6)白浜町白浜町16,631 白浜町19,722
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は9回の国調でDIDが存在していた回数
[99250] 2020年 3月 13日(金)11:22:46白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(2000年第17回国勢調査)
いよいよ、このシリーズも「平成の大合併」の寸前まできてしまいました。私にとっては、つい最近の人口統計の感じがしますが、もう20年前の話になるのですね。これまで登場したのは1都1道2府40県。つまり今回登場して頂く3県で一回りすることになります。そして、今回登場する3県の共通項は・・・あまり大きな声で言いたくありませんが、「県全体が人口減少に悩む、とっても元気がない県」であります。この三県、21世紀に入ると人口減少がさらにひどくなりますので、今のうちに見ておこうという白桃のオヤゴコロ?であります。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です)

秋田県累P順位国調人口///////和歌山県累P順位国調人口///////島根県累P順位国調人口
秋田市1位317,625和歌山市1位386,551松江市1位152,616
大館市3位66,293田辺市2位70,360出雲市2位87,330
能代市2位53,266橋本市6位55,071益田市4位50,128
本荘市5位45,724岩出町8位48,156浜田市3位47,187
横手市4位40,521海南市3位45,507大田市6位33,609
大曲市6位39,615有田市5位33,661安来市5位30,520
鹿角市8位39,144新宮市4位33,133平田市7位29,006
湯沢市7位34,963御坊市7位28,034斐川町11位26,816
男鹿市9位30,469貴志川町11位21,079江津市8位25,773
鷹巣町12位21,818かつらぎ町10位20,331大社町9位16,020
〇秋田県
当時、市であったところは全部トップ10に入っておりますが、秋田と本荘を除く7市が既に人口減少の途を辿っています。この中で、戦前に市制施行した能代は、全盛時の面影が失われ、また、鹿角、湯沢、男鹿は市制施行以後、人口減少まっしぐら、であります。特に、男鹿に至っては、市制施行直後の国調人口から1万8千人減少という惨状です。それでも、3万人を辛うじて保っているというのが「2000年」なんですね。なお、累P10位は土崎港、11位は小坂です。
〇和歌山県
大将、和歌山市自体が既に人口減少時代に突入しているのですが、南海電車で大阪と繋がる橋本は、当時は順調に人口を増加させていました。古くからの都市では、田辺が横ばい状態でありますが、海南、新宮は、カイナン・シンクウ、いや、カンナンシンク(艱難辛苦)でした。既存の市の不振が目立つ一方で、和歌山市の通勤通学圏にある岩出と貴志川が人口を伸ばしていました。累P9位は「明治の名邑」の中でも名邑中の名邑、湯浅です。
〇島根県
上表で、現在の出雲市を構成する、出雲、平田、斐川、大社の旧2市2町がトップ10に入っていることに目が行きます。旧)出雲市ですが、当時、「地方で県庁所在地ではないが人口増加の市」として全国的に注目を集めていました。松江、出雲以外の市は人口減少傾向にありましたが、大田、江津の減少が激しかったのです。累P10位は、浜田を取り囲んでいた石見村(現:浜田市)ですが、ピンときません。余談ですが、益田市の前身町は旧・旧)益田町ではありません。旧)益田町の改称前は石見町でしたが、その石見町を構成した三町の中で人口最多は、町制施行が一番新しい吉田町だったのです。変遷詳細
◎ 三県の2000年DID人口十傑
秋田県-----和歌山県-----島根県
秋田265,711和歌山291,909松江106,413
大館25,917田辺36,626出雲29,477
能代23,118海南22,296益田16,116
本荘18,804新宮21,005浜田12,948
大曲17,954箕島9,008安来7,114
横手15,677毛見※9,001 大社6,477
湯沢12,141御坊8,372 雲州平田5,415
象潟7,100湯浅8,304大田5,089
鷹巣6,437橋本6,990
花輪5,245紀伊勝浦6,138
※和歌山市南部。「紀三井寺DID」とした方が良かった???
[99249] 2020年 3月 11日(水)15:53:52白桃 さん
「平成の大合併期」誕生市の前身自治体人口トップ10&ボトム10~その(1)
少し間が空きましたが、[99224]に引き続き、2005年国調デビュ-組の【前身自治体人口トップ10&ボトム10】です。
トップ市名前身町村A人口B人口A/B---ボトム市名前身町A人口B人口A/B
1栗東栗東町54,85654,8561.0001北杜長坂町9,25242,1070.220
2白井白井町50,43150,4311.0002西海西彼町9,87335,2880.280
3守谷守谷町50,36250,3621.0003安芸高田吉田町11,63234,4390.338
4豊見城豊見城村50,19850,1981.0004本巣糸貫町11,79933,9000.348
5富里富里町50,17650,1761.0005養父八鹿町12,01130,1100.399
6神栖神栖町48,57587,6260.5546かほく宇ノ気町12,57434,6700.363
7那珂那珂町45,98355,0690.8357壱岐郷ノ浦町12,60033,5380.376
8福津福間町41,48055,7780.7448江田島江田島町12,82432,2780.397
9湖南甲西町41,36253,7400.7709魚沼小出町12,94545,3860.285
10甲斐竜王町40,55971,7060.56610美作美作町13,02434,5770.377
語句の説明
A人口:前身町村の2000年国調人口
B人口:2005年国調時の境域に組み替えた2000年国調人口
A/B---新市の中で前身町村が占める人口の割合である。(一部を他自治体へ分離した後に単独で市制施行した場合には1を超える。)
〇トップ10の中でも上位(トップ5)は単独市制で、当然ながら5万人を超えています。2005年国調デビュー組の中で、その前身町(村)が3万人を超えるのは上掲を含め全部で17ありますが、単独市制5ケースの他に合併相手がひとつだけとなっているケースが9ですから、3万人を超えている自治体は、合併するにせよ多くの相手を欲していなかった事が窺われます(当たり前の話ですね('◇')ゞ)。そんな中、3万人を超えているにもかかわらず合併相手が四自治体となった穂高(安曇野市)と水口(甲賀市)の思惑を知りたいところです。それ以上に興味を惹かれるのが、自身が3万人を超えていながらも、後輩町である神栖に編入されてしまった波崎の心境?です。
〇ボトム10は、7町村の合併によって出来た北杜市の長坂に代表されるように、多くの自治体の合併によって成立した新市、あるいは、宇ノ気(かほく市)のように自治体の数はさほどでもないが、旧町の人口が拮抗した新市、の前身町に心ならずも?なってしまったところが目立ちます。このような前身自治体は、はたして新市の事実上の中心となっているのかどうかを検証するのは極めて困難であり、いや、検証の必要もない、と断言した方が良いでしょう。ともかく、当該「前身自治体」にはなんの責任もなく、合併前国勢調査の人口で無理矢理「前身」を決めてしまった私が悪いのです。
(参考:2000年国調人口)
北杜市:長坂町(9,252人)-高根町(9,218人)…市役所は(旧)須玉町
西海市:西彼町(9,873人)-西海市(9,001人)…市役所は(旧)大瀬戸町
本巣市:糸貫町(11,799人)-真正町(11,556人)…市役所は(旧)本巣町
かほく市:宇ノ気町(12,574人)-七塚町(11,270人)-高松町(10,826人)…市役所は(旧)宇ノ気町
[99245] 2020年 3月 7日(土)13:50:18【1】白桃 さん
名邑三世代(改訂)
[99242]については誤入力があり、また、追加事項がありますので、申し訳ありませんが再投稿いたします。
【明治の名邑】(再掲)
白桃選「明治の名邑」とは、明治末における市町(村)であって、以下の3つの条件すべてをクリアする。
1.「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」)の第一表(市街及ヒ市街ノ体裁ヲナシタル名邑)に記載されている都邑を含む
2.1の戸口表に記載された1個の都邑・町村の現住人員が三千人以上
である
3.明治期に町制または市制施行
[77089]
新たに19世紀枠を設定し、運悪く名邑の条件をクリアできなかったけれども、なんら遜色のない34市町村を追加することになりました。
なお、選考にあたっては、私情をはさまず厳正な審査が行われたことを申し添えます。
で、その34市町村(明治末)とは
余市町、釧路町、岩内町、石狩町、室蘭町、増毛町、厚岸町(以上、北海道)、横手町、花輪町(以上、秋田)、磯浜町(茨城)、足尾町(栃木)、沼田町(群馬)、忍町(埼玉)、鎌倉町(神奈川)、鳴海町、常滑町、大浜町、瀬戸町(以上、愛知)、天王寺村、吹田町(以上、大阪)、門司市(福岡)、福江村、富江村、茂木村(以上、長崎)佐土原町(宮崎)、東南方村、指宿村、鹿屋村、垂水村、志布志村、加世田村、阿久根村、加治木町(以上、鹿児島)、糸満町(沖縄)
上記、石狩町を抹消し、旭川町を追加

【大・昭の名邑】
1950年(昭和25年)国勢調査時点における市町(村)であって、以下のいずれかの条件に適合するところ。(ただし、「明治の名邑」を除く)
1.1950年10月1日時点で市制施行している
2.1940年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては1万人を超え、1920年国勢調査においては5千人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が5千人を超えていること。
3.1950年国勢調査において3万人を超えている町村
「宮崎県及び鹿児島県の特例」
条件2を以下のようにする。
2.1940年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては2万人を超え、1920年国勢調査においては1万人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が1万人を超えていること。ただし、1920年10月1日時点で町制施行している場合は、1950年国勢調査において1万人を超え、1920年国勢調査において5千人を超えていれば可とする。
「沖縄県の特例」
条件2を以下のようにする
2.1950年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては1万人を超え、1920年国勢調査においては5千人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が5千人を超えていること。

【昭・平の名邑】
2000年(平成12年)国勢調査時点における市町(村)であって、以下のいずれかの条件に適合するところ。(ただし、「明治の名邑」、「大・昭の名邑」を除く)
1.2000年10月1日時点で市制施行している
2.2000年10月1日までに町制施行している町であって、2000年国勢調査においては2万人を超え、1960年国勢調査においては1万人を超えている。なお、1960年国調~2000年国調に廃置分合している場合は、1960年国勢調査においてその前身自治体が1万人を超えていること。
3.2000年国勢調査において5万人を超えている町村
4.1960年国調~2000年国調の全9回のうち5回以上DIDが存在した町村
「茨城県、栃木県、、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、奈良県及び福岡県の特例」
条件2を以下のようにする。
2. 2000年10月1日までに町制施行している町であって、2000年国勢調査においては3万人を超え、1960年国勢調査においては1万5千人を超えていること。なお、1960年国調~2000年国調に廃置分合している場合は、1960年国勢調査においてその前身自治体が1万5千人を超えていること。ただし、1955年10月1日時点で町制施行している場合は、2000年国勢調査において2万人を超え、1960年国勢調査において1万人を超えていれば可とする。
「沖縄県の特例」
条件4を以下のようにする
4. 1970年の琉球政府による「国勢調査」~2000年国調の全7回のうち4回以以上DIDが存在した町村
[99242] 2020年 3月 2日(月)13:38:38白桃 さん
名邑三世代
またまた、馬鹿なことを考え始めました。自分で忘れないように書き留めておきます。

【明治の名邑】(再掲)
白桃選「明治の名邑」とは、明治末における市町(村)であって、以下の3つの条件すべてをクリアする。
1.「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」)の第一表(市街及ヒ市街ノ体裁ヲナシタル名邑)に記載されている都邑を含む
2.1の戸口表に記載された1個の都邑・町村の現住人員が三千人以上である
3.明治期に町制または市制施行
[77089]
新たに19世紀枠を設定し、運悪く名邑の条件をクリアできなかったけれども、なんら遜色のない34市町村を追加することになりました。
なお、選考にあたっては、私情をはさまず厳正な審査が行われたことを申し添えます。
で、その34市町村(明治末)とは
余市町、釧路町、岩内町、石狩町、室蘭町、増毛町、厚岸町(以上、北海道)、横手町、花輪町(以上、秋田)、磯浜町(茨城)、足尾町(栃木)、沼田町(群馬)、忍町(埼玉)、鎌倉町(神奈川)、鳴海町、常滑町、大浜町、瀬戸町(以上、愛知)、天王寺村、吹田町(以上、大阪)、門司市(福岡)、福江村、富江村、茂木村(以上、長崎)佐土原町(宮崎)、東南方村、指宿村、鹿屋村、垂水村、志布志村、加世田村、阿久根村、加治木町(以上、鹿児島)、糸満町(沖縄)
上記、石狩町を抹消し、旭川町を追加

【大・昭の名邑】
1950年(昭和25年)国勢調査時点における市町(村)であって、以下のいずれかの条件に適合するところ。(ただし、「明治の名邑」を除く)
1.1950年10月1日時点で市制施行している
2.1940年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては1万人を超え、1920年国勢調査においては5千人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が5千人を超えていること。
3.1950年国勢調査において3万人を超えている町村
「宮崎県及び鹿児島県の特例」
条件2を以下のようにする。
2.1940年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては2万人を超え、1920年国勢調査においては1万人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が1万人を超えていること。ただし、1920年10月1日時点で町制施行している場合は、人口要件を緩和する。
「沖縄県の特例」
条件2を以下のようにする
1950年10月1日までに町制施行している町であって、1950年国勢調査においては1万人を超え、1920年国勢調査においては5千人を超えている。なお、1920年国調~1950年国調に廃置分合している場合は、1920年国勢調査においてその前身自治体が5千人を超えていること。


【昭・平の名邑】
2000年(平成12年)国勢調査時点における市町(村)であって、以下のいずれかの条件に適合するところ。(ただし、「明治の名邑」、「大・昭の名邑」を除く)
1.2000年10月1日時点で市制施行している
2.2000年10月1日までに町制施行している町であって、2000年国勢調査においては2万人を超え、1960年国勢調査においては1万人を超えている。なお、1960年国調~2000年国調に廃置分合している場合は、1960年国勢調査においてその前身自治体が1万人を超えていること。
3.1950年国勢調査において5万人を超えている村
4.1960年国調~2000年国調の全9回のうち5回以上DIDが存在した町村
[99238] 2020年 3月 1日(日)11:36:31白桃 さん
でっかいどー北海道
[99234]デスクトップ鉄 さん
アーカイブに北海道はなぜ「北海」と略さないの?-都道府県に違いはあるのか-がありました。
やはり、アーカイブスにあったのですね。お知らせいただき有難うございました。Issieさんの解説はとても分かりやすくためになるのですが、私が気になっていたのは、
1.開発の歴史も浅い北海道の「道」は元々「都」「府」「県」とは異質のもので、「北海」+「道」と切り離せないものである。
2.本州、四国、九州と同じように、島の名称でもある。
3.東海道、東山道、あるいは、東北(地方)、近畿(地方)といった広域地域名称にもなっている。
・・・ということを多くの国民が深く認識することもなく慣習的に「道」を付けているのか、ということです。
それは、小学校で「北海道」のことを「ほっかいどう」以外の呼び方で教わったことがない(まさか、「エゾ」と呼ぶ先生はいないでしょう。)というあたりまえのような要因と、「ほっかい」だけではなんとなくものたりない、と感じる人が多いからではないでしょうか。そういえば、小さな「つ」(促音)が入る鳥取県もこころなしか、ハズミで「ケン」まで付けて言う方が多いような・・・
ひょっとして、「道」を付けることは北海道に対する(無意識ではあるが)一種の「尊敬と好意」の表れかもしれません。
[99230] 2020年 2月 28日(金)08:16:03白桃 さん
北海道の「道」はなぜ省略されないのか?
東京都、大阪府、京都府のことを、東京、大阪、京都と「都」や「府」を省略した言い方は良く聞きます。徳島、香川、愛媛、高知といった43県も「県」を省略することがしばしば、というか省略することが多いような気もします。しかし、北海道だけは「北海」と言うのをほとんど聞きません。そういえば国立大学にしても、東京大学、京都大学、香川大学ってなっているのに、北海大学となっていないのはなんででしょう。
こんな、今さらながらの疑問について、この「都道府県市区町村落書き帳」において言及されたことがあったような気もするのですが・・・、記憶にある方はお教えいただきたくお願いします。

ついで:
[99215]シノレパシクソ さん
きちんと調べていませんが、
甲斐市……3
じゃあないですか?
おつきあい、ありがとうございました。
[99205]については、何の数字かをズバリ仰っていただければ良かったのですが、甲斐市……3は合っています。
過去20回の国勢調査で、各都道府県内で人口2位になった回数です。
因みに、南流山で会った方には、スグ見破られてしまいました。
[99224] 2020年 2月 26日(水)09:23:21【1】白桃 さん
「昭和の大合併期」誕生市の前身自治体人口トップ10&ボトム10~その(2)
[99214]に引き続き、1960年国調デビュ-組の10【前身自治体人口トップ10&ボトム10】です。
トップ市名前身町村A人口B人口A/B---ボトム市名前身町村A人口B人口A/B
1三笠三笠町57,51957,5191.000 1南国後免町1,82644,4090.041
2江刺江刺町49,35649,3561.0002三田三輪町8,98133,6670.267
3稲沢稲沢町46,87146,8711.0003羽曳野 古市町9,57332,8490.291
4越谷越谷町45,00146,2500.9734室戸室戸町10,62932,8780.323
5安中安中町42,80842,7261.002 5更埴屋代町11,37933,8820.336
6千歳千歳町42,31742,3171.0006天竜二俣町11,44233,8440.338
7阿南富岡町41,34362,3740.6637橿原畝傍町12,07948,9510.247
8中間中間町40,42340,4231.0008菊池隈府町12,78835,7110.358
9谷山谷山町39,67139,6711.0009五條五條町13,59634,7530.391
10東根東根町39,02739,0271.00010塩尻塩尻町13,86332,8680.422
語句の説明
A人口:前身町村の1955年国調人口
B人口:1960年国調時の境域に組み替えた1955年国調人口
A/B---新市の中で前身町村が占める人口の割合であるが、一部を他自治体へ分離した後に単独で市制施行した場合には1を超える。
〇トップ10は阿南市以外、形の上ではで単独市制となっていますが、江刺町は岩谷堂町ほか9村、稲沢町は稲沢町ほか3村、越谷町は越ヶ谷町、大沢町ほか8村、安中町は安中、原市、磯部、板鼻4町と4村、東根町は東根町ほか5村、が1955年国調前に合併して出来た町なので、純粋単独市制は、三笠、千歳、中間、谷山の4市だけです。千歳は1950年国調人口が40,098年ですから、1950~1955の5年間で人口が倍増となっています。
トップ10以外で1955年に前身町(村)が3万人を超えていたのは27ですが、そのうち純粋な単独市制は9つで、その中で代表的なのは、越来村→コザ村→コザ市です。
〇ボトム10でも形の上では単独市制となっているのが三田市←三田町、羽曳野市←南大阪町、天竜市←二俣町、菊池市←菊池町でありますが、いずれも1955年国調後に合併を重ねたので、純粋の単独市制はありません。また、室戸市は室戸町、室戸岬町、吉良川町、佐喜浜町ほか1村という町沢山(ちょうだくさん)の合併です。
〇1960年デビュー組で市制施行までの経緯がゴチャゴチャして一番ややこしいのは南国市ですが、あまりにもややこしいので、ここは阿南市に登場してもらいましょう。
1954(S29).03.31(新設)富岡町: 中野島村, 富岡町, 宝田村, 長生村, 大野村(本)
1955(S30).01.01(編入)富岡町: 富岡町, 加茂谷村
1955(S30).03.16(編入)富岡町: 富岡町, 見能林村
1955(S30).03.26(新設)橘町 : 橘町, 福井村, 椿町, 新野町
1955(S30).04.15(編入)富岡町: 富岡町, 桑野町
1958(S33).05.01(市制)阿南市: 富岡町, 橘町
[99214] 2020年 2月 24日(月)18:52:55白桃 さん
「昭和の大合併期」誕生市の前身自治体人口トップ10&ボトム10~その(1)
[99199]で、「昭和の大合併期」と「平成の大合併期」に誕生した市については、市制施行時の(実質)人口増加率の詳細を取り上げると述べましたが、併せて、前身自治体の市制施行前国調人口、新市の市制施行後国調人口のトップ10&ボトム10も掲載いたします。
今回は、【「昭和の大合併期」誕生市の前身自治体人口トップ10&ボトム10】の1955年国調デビュー組ですが、[98607]と重複する部分があることをあらかじめお断りいたします。

トップ市名前身町村A人口B人口A/B---ボトム市名前身町村A人口B人口A/B
1相模原相模原町68,89868,8981.0001熊野木本町6,09030,6260.199
2芦別芦別町58,54759,5370.9832山梨加納岩町6,44131,4910.205
3三鷹三鷹町54,82054,8201.0003陸前高田高田町6,46132,6090.198
4赤平赤平町50,37149,3811.0204珠洲宝立町6,62738,1570.174
5所沢所沢町42,55952,1880.8155砺波出町6,86836,8050.187
6新津新津町37,37050,5060.7406大田大田町7,58440,4930.187
7内郷内郷町37,08237,9430.9777新見新見町7,59638,0010.200
8山田山田町36,37936,3791.0008松永松永町7,73435,8660.216
9逗子逗子町35,90835,9081.0009瑞浪瑞浪町7,90835,4650.223
10安城安城町35,18848,4620.72610加須加須町7,90838,6410.205
語句の説明
A人口:前身町村の1950年国調人口
B人口:1955年国調時の境域に組み替えた1950年国調人口
A/B---新市の中で前身町村が占める人口の割合であるが、一部を他自治体へ分離した後に単独で市制施行した場合には1を超える。
〇トップ10はすべて単独市制であります。(芦別と赤平の間で各一部の廃置分合があり、所沢、新津、内郷、安城は市制施行後に他自治体の全部または一部を編入)
三鷹、所沢など首都圏の市や芦別、赤平、内郷、山田の炭鉱の町が目立ちますが、上表以外で前身町(村)が3万人を超えていたのが、飯能、守山(愛知)、拳母、阿久根、江別、真和志、焼津、府中(東京)、寝屋川です。また、1950年国調時には高岡市の一部であった新湊も、その境域人口は3万人を超えていました。
〇ボトム10は多数の自治体の合併によって誕生したところばかりです。3町(飯田、宝立、正院)6村と九つの町村が寄り集まって誕生した珠洲市がその代表ですが、多核というよりはタコ足の市と呼んだ方が良いのではと思います。砺波市は形の上では礪波町の単独市制、ということになりますが、その礪波町は1952年に1町(出町)5村によって成立した自治体です。余談ですが、加須市は加須、不動岡の2町と6村の合併によって出来た市ですが、不動岡には埼玉県で最も歴史のある不動岡高校があります(って、そこの卒業生が自慢してました)。
上表以外で、前身町が1万人未満だったのは、大船渡、美濃加茂(古井町)、恵那(大井町)、柳川(柳河町)、庄原、両津、橋本、韮崎、平田、遠野、八日市、亀岡、土岐(泉町)、中村です。
[99205] 2020年 2月 23日(日)14:44:09【1】白桃 さん
出題予定クイズ
本日、午後五時、全国で最も人口増加率が高い千葉県の〇〇市の南〇〇駅で某氏と待ち合わせています。
某氏に下のクイズを出す予定です。その方は、白桃の身内とは比較しようがないほど地理雑学に長けた方なので簡単に解かれるかもしれません。
先んじてクイズを皆様に公開しますので、解けた方は午後五時以降に本落書き帳にご投稿くだされば幸いです。あるいは、午後五時までに南〇〇駅にお越しくださっても結構です。ご招待???します。('◇')ゞ
季節ハズレのカンカン帽をかぶっていきます。

【クイズ】
以下の数字は何をあらわしているのでしょうか???
弘前市---2  奥州市---1  仙台市---0  横手市---3  米沢市---7  福島市---5
 


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