いよいよ、「平成の大合併」のラストランが始まりました。
1992年4月22日付の朝日新聞の記事を(約2カ月後に図書館で)見て以来、18年にわたって合併ウォッチャーを続けてきたわけですが、一つの時代が終わるということになります。
一関市・藤沢町をはじめ、4月以降の合併を目指すところがまだあるものの、合併の枠組みをあれこれ想像したり、合併協定調印や議会の動向を追ったりするのが一つの楽しみであったこともあり、それがなくなるかと思うと、一抹の寂しさを感じます。
3月7日には古河へ行き、古河駅から新古河駅まで歩きました。
一応「全国京都会議」加盟の小京都ということで、それらしい所を回り、茨城・埼玉両県境を歩いて越えましたが、間もなく消滅する「北川辺町」の看板などを、合併前に撮っておきたいということで、この日に行ってきた次第です。
[74387]グリグリさん
近江八幡市の合併は波乱含みですねぇ。今朝の新聞にも安土町の6割の住民が反対しているということがニュースになっていました。反対派議員は再度分離を目指すと言っているようです。
1週間前に選ばれたばかりの、旧安土町の近江八幡市議は合併反対派が多数ということですし、今後の動向が注目されるところです。
果たして、再度分離へと動くのか、それとも「安土八幡市」あたりへの改称を目指すのか・・・。
近江八幡市がそもそも旧国名を冠したのは、福岡県にあった八幡市との同名回避による措置だったわけですし、個人的には「安土八幡」に改称した方がいいのではないかと思います。
しかし、同じように合併が決まってから波乱が起きた、青森市・旧浪岡町や安中市・旧松井田町などで、その後分離の動きが見られないことを考えれば、このまま落ち着くのかな、という気もします。
[74379]はやいち@大内裏さん
総務省は週明け火曜日3/23付けの官報で中之条町・六合村の廃置分合を告示します。
現在の特例法の期限内の合併を「平成の大合併」とするならば、まさに「平成の大合併」最後の告示ですね。
告示日は23日か24日になると予想していましたが、大本命は23日と思っていましたし、その通りになりました。
「ラストラン」の中でもピークとなる23日に、最後の告示が行われるということも、「平成の大合併」の終わりを象徴する出来事のように思います。
[74382][74388]グリグリさん
[74385]じゃごたろさん
この落書き帳においては「平成の大合併」とは、いつからはじまったことになるのでしょうか?
落書き帳の中での基準は、考え方の個人差もあるので、一概には言えないと思いますが、私は2001年の新潟市と黒埼町の合併を第1号と考えています。
一般的には篠山市が第1号とされていますし、長らく「市制施行は5万人以上」とする地方自治法の規定が厳格に適用されてきたところへ、5万人未満での市制施行が認められたという点では、篠山市が第1号とする考えもありとは思います。
しかし、篠山市が誕生した1999年の合併は1件だけ、翌2000年はゼロ、そして2001年に一気に5件の合併が行われ、その後毎年複数の合併があったことを考えれば、「篠山市を入れない」を支持するところです。