[6306] ヒロオ さん
> この発言に異論があります。
そうですか・・・ では、ひとつづつ解説していきましょうか。
> 確かに岐阜県内では、市町村合併が盛んです。だからといって、東京都知事を責めるのは違うと思いますよ?
私の投稿の、あの部分の主旨は「アメとムチ」です。
もともと今回の「平成の大合併」の狙いは、3000→1000に縮小すること。すなわちリストラによる構造改革。
そのために、総務省は時限立法として「アメとムチ」を用意し、やらざるを得ないように仕組んだ。
いま総務省は、その狙いに追従してきているかどうかを、数字上で見ているのではないのでしょうか?
・協議会数・加入市町村数・都道府県別比較・その月別推移 など・・・
それを見て、一番おくれたものについて、落ちこぼれるのかどうなのか見極めをする必要があると思います。
狙い通りに行かなければ、助言・勧告・指導・援助 など、手を打たなければならないと考えます。
> 東京都の自治体は、もともと人口が多く、交付税をもらわなくても自立した行政運営ができると市長が思って
>いるからしないのではないかと思います。
それでは広域化の要請には対処できないのです。
東京(26)や、埼玉(41)こそ、無数に近いほど市があるわけですから、総務省の目指すところの「広域合併」を
しなければならないところだと思われますが・・・
> そういう観点で考えると東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県ではほとんど合併論議がみられません。
>潮来市ぐらいじゃないでしょうか?
あ~っ! ここ、ぐりぐりさんのHPのメイン情報を見ていないんですね。それは残念です。
<協議会・研究会の数> ・・・でるでるさん編集「都道府県別変更情報」よりカウント
東京都(1) 埼玉県(18) 神奈川県(4) 千葉県(12)
> さらに合併に知事は関係ないと思うのですが、いかがですか?
市町村合併の手続きとして県あるいは県知事は、新市建設計画の協議と、合併申請書を受理し、
廃置分合の場合には総務省に提出・協議、都道府県議会での議決、県としての合併の決定、総務省への届出と
県の立場で、たくさんやることがありますよ。市町村を県のレベルで束ねるのが県知事だから
大いに関係ありです。
上司の意とするところを咀嚼しながら、部下にわかりやすく伝え、部下のやる気を引き出して、
部下にやらせて成果を上げる。間違っていたら指導する。(・・・そして最後の責任は取る)
中間管理職の仕事そのものじゃないですか。
> 知事が合併を奨励するのでは、行政主導の最もたる例になってしまいます。あくまで、合併はその自治体に
>住んでいる住民の問題です。知事が奨励するとかしないというのは関係がありません。
各県で合併協議会に、合併推進強化地域とか言って補助金を出しているのをご存知ないのでしょうか?
しかも、奨励するのは知事だけじゃないでしょう? 総務大臣も総理大臣も奨励しているのに・・・
わざわざそう言う法律をつくって、国としてやっているんだとおもうのですが?
> 総務省が合併市町村の住民を表彰するのがいいのではないでしょうか?
住民とは誰のことでしょう? 住民発議をした場合の発起人ですかねえ? 新市の生みの親ということですか?
>特別報奨金は、既に合併特例債と10年間の交付税確保がありますから。
それがあるにもかかわらず、この程度の進度だから、アメとムチを強化したらというのが私の主張です。
(飴と鞭を使うんだったら、いまの時期しっかり褒め称え、遅れ地域を煽った方がいいと思う)とは、
アメはもっと甘く、ムチはもっと強くと言う意味ですけど、どうなんですかねえ?
全体として、トーンが合っているとは思われませんね・・・基本の部分でズレているように思われます。