[67571] ペーロケ さん
恥ずかしながら私、来次線出雲坂根駅のように、急な坂道を上がるための施設かと思っていましたが、[20166]スナフキんさんによると、行き違い施設のようですね。
スイッチバックには3種類あります。
1つめは、単純に急勾配を限られた距離で稼ぐためにZ型に行ったり来たりして坂を登るタイプのもの。これはいまだかなり現役で、出雲坂根もそうですし、箱根登山鉄道にあるやつもそうです。
このタイプはスイッチバックをスルーして通過することができません。
2つめは、駅の位置や地形等の事情で、単純に行き止まりになっていてそこから方向を変えるだけのもの。遠軽駅や十和田南駅がこれです。これは広義のスイッチバックではありますが、狭義的にはあまりスイッチバックといえるかどうか。
残りの3つめが、ある程度の勾配区間の途中に駅や行き違い施設を作る際、列車の停止、発車が安全にできるようにフラットな区間を作るためのスイッチバック。こちらは今ははたして現役はあるのかどうか。かつての奥羽本線の4連続スイッチバック駅などが有名でした。
このタイプのものは、通過列車はスイッチバックを経由しないのが普通です。常紋信号所はこのタイプです。