[38221] スナフキん さん
私は、高校時代に地理科からは冷遇されていました。1年次は政治経済、2年次は世界史、3年次は日本史必修で地理選択がようやくできたという状況でした。3年になるまでは地理専属教員がゼロだった
私自身は、スピンアウトして、メーカーに就職してしまいましたが、腐っても地理で高等学校教員免許を取得した端クレではあります。 (まあ、地理の免許というのは存在せず、社会科の免許ですが)
なので、大学ゼミの同期には、社会科の教員になったものが多くいるわけですが、ちょうど、私が社会人になった頃から、地理は超逆風で、時間数減、非必修化、同期で教員になったもので、「地理」の教科を持たせてもらえたものは、ほとんどいませんでした。
「現代社会」をやらせてもらえばラッキー、ほとんど皆、にわか日本史教員、世界史教員などになってましたね。
昨年、恩師の退官パーティーがあり、久しぶりに、中には東京を離れて郷里の教員になった者など、卒業以来、20年ぶりの再開となったのもいましたが、まあ、概ね同期の半分くらいが、社会科教員ですが、現在「地理」を担当してるヤツは皆無。
「地理なんて、もう忘れちゃったよ」って感じでしたね。
昨春、娘が小学校になり、まず、社会科という科目がないことに、ショック。
ニュースや新聞などで、「生活科」というものになったのだ、ということは「知識として」は知ってましが、「国語、算数、理科、社会」という、このリズムと節を伴ったフレーズが、もはやないのだ、と、娘の時間割表を改めて見ると、寂しいものがありました。
自分自身が小学校1年生の時には、(まあ、もちろんここには、そういう「元神童の成れの果て」がお集まりだと思いますから、自慢にもならないですが、)都道府県名と都道府県庁所在地名、世界の全ての国名と首都名、国旗は完全に諳んじていたので、娘の部屋にも、日本地図や世界地図を貼って、時々クイズとかやって水を向けて見ますが、まったく興味なしですね。
これは、やっぱり、男の子と女の子の違いかも知れませんね。
娘も千葉から、東京までの快速停車駅の駅名はなんとか諳んじてます。
伊藤家の食卓の裏技とかには、異常な興味を示すんですけどね。