あまり問題を作るのは得意ではないのですが、ご挨拶を返していただいた
お礼という事で今回のみ若い方向け?で簡単なクイズを1問だけ出題しておきます。
(
[93748]白桃さん他のご指摘もあるため、以後クイズ投稿は慎みたいと思いますが)
問題:【A】【B】にあてはまる適当な語句をお考えください
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現在の大阪市内には多くの鉄道駅がありますが※、市制が施行された
明治【A】年4月1日時点で、市内に存在していた(開業済みの)駅は【B】だった。
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※若干古いですが、近年どの程度の駅数があるかなどは
こちらが参考になります。
ヒントはありませんが掲示板の過去ログをご覧になられている方でしたら解答は比較的容易に出せると思います。
【B】の駅は大阪市に市制が施行された当時のエリア(境域)内でお答えください。
[93849]むっくんさんで示していただいた境界付近にあったもの(自治体越えの鉄道駅)でも可とします。
なお、関連する内容(クイズではありません)で後日次回の投稿を予定しておりますので
解答者無しでも全く問題ありません。
以下、書き込みへのコメントです。
[93947]hmtさん
早速のコメントありがとうございました。
「分属」とは、実質的に複数の「編入」を意味しているものと理解することができます。
中略
私の関心がそそられたのは、「分裂」という言葉が使われていたことでした。
「分属」「分裂」ともにあまり見かけない表現ですが確認してみたところ、明治期に少し使用例が見つかりました。
「分属」(上段真ん中:茨城県那珂郡 六箇新田を廃止して中根村外四箇村に編入)
「分裂」(3コマ右側:長崎県東彼杵郡 大村の一部から大村町を新設)
この他、
右上隅の雑事:合村及改称で
地所幾分ヲ裂キ
とありますので「裂」は「割」と類似の意味だったのかもしれません。
また縮小再置ではないのですが、実態として従来の境域を縮小し分立したものに
戦後の三島村・十島村(鹿児島県)の例がありますが、特殊な経緯※のため
廃置分合も
慣用的な手続きとはならず、境界変更などで一村が成立するという特異なものでした。
1952(S27).2.10
境界変更/改称 大島郡 三島村 大島郡 十島村の一部
村制 大島郡 十島村 大島郡 十島村の一部
※ご存知の方も多いと思いますが詳細は
トカラ・十島村の「格差」と地域の政治(15コマ下部あたり)をご参照ください
少し話が逸れるのですが、
三島村は地方選挙への関心が高く投票率が極めて高いということでした。
※URLを直接記載せずテキストリンクへ訂正、以後原則テキストリンクを使用するようにします。