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あきごんさんの記事が20件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[104065]2022年3月13日
あきごん
[104061]2022年3月9日
あきごん
[104058]2022年3月9日
あきごん
[104044]2022年3月5日
あきごん
[104039]2022年3月4日
あきごん
[104010]2022年2月27日
あきごん
[103995]2022年2月23日
あきごん
[103985]2022年2月21日
あきごん
[103979]2022年2月21日
あきごん
[103966]2022年2月18日
あきごん
[103960]2022年2月16日
あきごん
[103935]2022年2月9日
あきごん
[103927]2022年2月6日
あきごん
[103919]2022年2月3日
あきごん
[103915]2022年2月2日
あきごん
[103908]2022年2月1日
あきごん
[103886]2022年1月22日
あきごん
[103880]2022年1月21日
あきごん
[103875]2022年1月19日
あきごん
[103873]2022年1月19日
あきごん

[104065] 2022年 3月 13日(日)11:09:55あきごん さん
経県値都道府県版
[104064]サヌカイトさん
もう一点、経県値にはおもしろい機能、皆さんご存知「逆経県値」があります

 全然、ご存じではありませんでした。初めて知りました。中身を見ていると、色々と見えてきて面白いです。
 奈良県の訪問以上が179で6位なのに対し、宿泊が115で22位、宿泊以上が122で23位(ランキングにないので手計算ですが)と、みんな日帰りして宿泊してくれないという奈良県観光が抱える問題点をしっかり反映した結果なのに笑ってしまいました。
 都道府県版のランキング予想…。ちょっと数が多すぎて、私のCPUでは計算不能ですね。(笑)

[100884]グリグリさん
試験運用中の経験値都道府県版についてひととおり全47都道府県のページが完成しました。一番最後になった北海道版は市町村の数の多さから市町村名が小さな文字になっていますが、なんとか視認できる範囲かと思います。この後、登録機能などサービス仕様を充実させた上で試験運用から正式公開する予定です。

 奈良県版は以前リリースされたときにやっているのですが、北海道版をやってみようと意気込んでやり出しましたが、5分と経たずに挫折してしまいました。市町村数の多さもさることながら、どこがどの市町村なのかの判別(市町村合併がされているので)が大変で…。登録機能ができたら真剣に取り組みたいと思います。しかし47都道府県を網羅するのは、かなり大変な作業になりそうですね。(楽しい大変さですが)
 ちなみに北海道は学生時代(今から30年以上前になります)に1ヶ月間かけて1周半しているので宿泊地は調べればすぐわかるのですが、訪問や接地、ましてや通過となると、どの道を通って、どこに立ち寄ってなどと記録と写真のネガを紐解いていかないと思い出せないですね。楽しみにお待ちしております。
[104061] 2022年 3月 9日(水)22:32:17【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 9日(水)23:06:19
あきごん さん
Re:不急なぞなぞ
[104057]白桃さん
ソノ県のアノ町は大変困ったことになってしまっていたのです。

私は、小林アノ子さんよりも、やつぱりアノ瀬はるかさん押しデス。

えっ? そういう話ではなかったですか。
[104058] 2022年 3月 9日(水)17:52:01あきごん さん
過疎地域に追加される市町村
[104039]において
2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。
65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、
と書いておりましたが、案外あっさり見つけられたので、令和4年度に追加される過疎地域の一覧をあげておきます。ニュースソースは 朝日新聞DIGITAL (2022.1.21)記事 です。

< 新たに過疎地域に指定される市町村 >

【全部過疎】36市町村
(北海道)富良野市、新篠津村、鹿部町、別海町(青森県)田舎館村、鶴田町(宮城県)川崎町、松島町、大郷町、涌谷町(山形県)上山市(福島県)国見町、天栄村、会津坂下町(茨城県)桜川市、河内町(群馬県)高山村(埼玉県)ときがわ町、皆野町、長瀞町(千葉県)九十九里町(新潟県)加茂市(福井県)勝山市(長野県)立科町(滋賀県)甲良町(京都府)綾部市(大阪府)豊能町、能勢町(兵庫県)市川町(奈良県)高取町(和歌山県)広川町、美浜町(高知県)宿毛市(福岡県)糸田町(長崎県)東彼杵町(熊本県)人吉市

【一部過疎】29市町村
(福島県)白河市、須賀川市(茨城県)潮来市、かすみがうら市(千葉県)匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市(新潟県)新発田市、胎内市(富山県)砺波市(福井県)あわら市、永平寺町、若狭町(長野県)上田市、塩尻市、安曇野市(岐阜県)海津市(滋賀県)東近江市(京都府)木津川市(兵庫県)丹波篠山市、たつの市(和歌山県)みなべ町(徳島県)阿波市(熊本県)玉名市、菊池市、氷川町(鹿児島県)出水市(沖縄県)南城市

 全部過疎の中で目に付いたのが、まず富良野市です。富良野市は一度は特定市町村になって全域解除されたはずなのですが、今回の国勢調査結果でまた過疎地域に逆戻りしてしまいます。あと近くでは綾部市。綾部市が過疎地域に指定されることで、京都府の北部は舞鶴市以外がすべて過疎地域市町村になってしまいます。(福知山市は一部過疎ですが。)
 これで650だった全部過疎の市町村は36増えて686になります。うち北海道の市町村が152と20%以上を占めますが、全部過疎市町村がない都道府県は滋賀県のみで、全国に広く分布しています。(東京都は奥多摩や離島の町村、神奈川県は真鶴町が全部過疎です。)

 一方、一部過疎は29市町村が追加され、うち25が市です。これで一部過疎市町村は178市町村となり、うち149が市となります。そもそも平成の大合併によって過疎市町村を含めた合併を行なった市町村への措置なので、市が多くなるのは当然ではありますが、全部過疎の市が124もあることを考えれば、本当に過疎が全国的な問題である事を改めて感じました。

 ちなみに奈良のすぐお隣りの木津川市が新たに一部過疎に指定されることになりましたが、もともとは木津町、加茂町、山城町の京都府南部の3町が合併してできた市なのですが、木津町や加茂町は大阪、京都への通勤圏なので住宅団地も開発されて過疎の印象はありませんでした。山城町も京都への便は悪くないです。新たに一部過疎になったのが何処なのか分からないのですが、(旧加茂町? 旧山城町?)身近なところでも人口減少が進んでいることに驚きました。
[104044] 2022年 3月 5日(土)12:56:30あきごん さん
Re:緊急?クイズ
 もしかして、向こうはライバルと思っていないけど、奈良県民はライバルと思っている市ですかね。2市しかないのは意外です。

 共通項は奈良市も天理市もたくさんあるけど、浦安市は一つだけのものが緊急ということでしょうか。
 タイトルで察しがついてしまいました。(当たってたらですが…)
[104039] 2022年 3月 4日(金)18:17:25あきごん さん
過疎地域と市町村合併
 私、[103985]の過疎の村の話題において
こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
と安易な結論で文を締めくくっておりましたが、果たして市町村合併が過疎地域の対策になるのかという事には、ずっと引っ掛かったままでしたので、自分の中の思考を整理する上でも、一度、カキコしたいと思います。

 先の議論は、[103971]未開人さん の五條市大塔地区(旧大塔村)の人口減少における合併の影響に関する問い掛けが発端となって、過疎地域の人口減少における市町村合併が及ぼす影響の有無であったかと思います。大方の意見をまとめると、
・これらの村々は合併によって人口減少が加速したという事ではなく、過疎による人口減少(自然減)でどうにもならなくなって、やむなく合併している。
・旧大塔村の人口減少は自然減に加えて、災害等の社会減が起こった影響が大きく、市町村合併の影響とは言えない。
というものだったと思います。
 大塔地区の人口が190人に減少しているのは私としても認識しておらず、結構衝撃的な数字でありました。平成の初め頃に県内市町村で人口1000人を切る2つの村(大塔村Vs野迫川村)として、毎年、県の統計が出る度に最下位争いに注目してはいましたが、大塔村は五條市に入ったことから完全に注目から外れてしまっていました。(代わりに野迫川村Vs上北山村になっていました。)

 私としても、市町村合併は大塔地区の人口減少の直接原因ではないと考えていますが、1つの村から市の1地区になることで、問題が埋もれてしまって、後回しにされてしまう危険は大いにあるのかなと改めて感じました。
[104003]サヌカイトさん が
青ヶ島はかなり特殊な立地ですが、島の就業人口の約1/4が土木関係だそうです。自治体が行う仕事は土木だけではありませんが、ないとは思うもののもし合併して議員が出せなかったら…と考えるとそら恐ろしくなります。
というのを読んで一旦は、学生さんが思っているほど行政は議員の利益誘導で動いているわけではないよ、と思いましたが、土木工事に限らず地域の諸課題が大きな市の1地域になってしまうことで、中心地域から見ると優先順位の低い課題になってしまうという事は実際に起こっているように感じますし、サヌカイトさんの仰っていることも地域の雇用に特化した話で、本質的には同じ事を憂慮されているのだと思いました。

 導入が随分長くなってしまいましたが、今回の本題は過疎地域の対策についてです。
 前回以降、奈良県内の過疎地域について再度確認しておこうと調べていて、自分の中で記憶していた過疎地域が、現在は随分と拡大していることに驚かされました。恥ずかしながら私の中の過疎地域の地図は平成の一桁頃から更新されていませんでしたので、山間地域ではない御所市や明日香村などが過疎地域に指定されているという事実は初めて知りました。(おまけに盆地の真ん中で我が家から車で10分少々の三宅町まで!) 全国過疎市町村マップ
 あえて述べるまでもないのかも知れませんが、ここでいう過疎地域とは、
人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域。総務省が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法により原則として市町村単位で指定するが、平成の大合併前の旧市町村の区域に限定して指定することもある。
というものです。現在の根拠法令は、上記のように昨年(令和3年)4月1日の過疎地域自立促進特別措置法の失効の後を受けて施行された、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法であり、これまでどおりの10年間の時限立法ですが、面倒なので、ここでは第一弾である昭和45年の過疎地域対策緊急措置法から現行法令まで全部ひっくるめて「過疎法」と表記させていただきます。現在の過疎法による過疎地域の定義は、
2013~2015年度の3年平均の財政力指数が0.50以下で、公共競技収益が40億円以下であり、かつ以下のいずれかの条件であること。
・1990~2015年の25年間人口減少率が21%以上の団体
・1990~2015年の25年間人口増化率が10%未満で、かつ以下の条件の団体
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が32%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ高齢者率36%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ若年者率11%以下
と、なっており地理的条件はありませんので、山間、離島に限らず人口減少の著しい地域はどこでも過疎地域となり得ます。
 現在、全国には820の市町村が過疎地域に指定されており、全市町村の半数近くに過疎地域が存在することになります。うち過疎市町村(過疎法2条)は650市町村、過疎地域と見なされる市町村(同法3条・41条、いわゆる「みなし過疎」)は21市町村、過疎地域と見なされる区域を含む市町村(同法3条・42条、いわゆる「一部過疎」)は149市町村があります。

 今回、私が注目したいのが、この「一部過疎」の市町村です。この考え方は、平成の大合併により出てきたもので、過疎地域は市町村単位で指定されていましたが、過疎市町村を含む合併による新市町村が、過疎市町村の要件を満たさなくなった場合に、これまで受けられた優遇措置が受けられなくなると合併の妨げとなるため、その措置として「みなし過疎」とともに設けられたものです。合併新市町村が本来の過疎の要件には該当しなくても、緩和した一定の要件に該当する場合には過疎地域とみなされ(みなし過疎)過疎法の適用を受けます。また、合併新市町村が、過疎市町村、みなし過疎市町村の要件ともに該当しない場合でも、その新市町村のうち合併前に過疎地域であった旧市町村の区域は過疎地域とみなされます。(一部過疎)
 つまり「一部過疎」市町村は、中心地区は周辺の過疎地域をフォローしえる一定のポテンシャルを持ち、救済的な合併を行なった市町村と言えるのではないかと思います。(もちろん例外もありますが…。)一方、対等合併に近かったり、中心市町村に十分なポテンシャルがなければ、緩和要件を満たして「みなし過疎」になる可能性が高いでしょう。そういう事から、一部過疎市町村における過疎地域は、先に述べた「埋もれた課題」になる危険が高いと思います。

 現在「一部過疎」に指定されている149市町村(市は124市)の中には、鳥取市、松江市、山口市、高知市、佐賀市、長崎市という県庁所在地も含まれ、函館市、弘前市、下関市、佐世保市など、それなりの人口を持つ地方の中心的な都市も見られます。
 やはり、こういった都市では人口規模が圧倒的に違うので、旧過疎地域はついつい埋もれてしまいがちになりかねないでしょう。そういう意味からも、一部過疎として旧過疎市町村地域に過疎対策が行えるのは良いと思います。補助率のかさ上げは 1/2 → 5.5/10 なので、どれだけ意味があるのかは専門でない私には分かりませんが、過疎債の発行ができるのは大きいと思います。補助金と違って色々なことに使える上、充当率100%で70%が交付税措置がされるわけですから、日常生活に例えてみれば…
 10万円の商品を買いたいけどお金がない。でも、手持ち金ゼロでも全額借金で買えますよ。おまけに返済額のうち7万円は親が肩代わりしてくれるから、自分の負担は3万円で済み商品もすぐ手に入る、という実にありがたい制度なわけです。まあ、親(国)が借金を肩代わりする分けですから、そうでなくても多額のローンを抱える親の負担が増えるわけで、親が破綻したら子も諸共なので、乱発はご遠慮願いたいところではあります。

 そのようなお得な過疎債が、旧過疎地域に限って使えるのであれば、新市町村としても過疎対策のために、積極的に起債をして事業を行なう価値が発生します。また、起債と言えば合併市町村に発行が認められる合併特例債がありますが、こちらの方も交付税措置70%(充当率は95%)のお得な制度です。「合併に伴い特に必要となる事業」に限られますが、補助金の自己負担分にも充てることができるので、かなり使い良いものなのかなと推察します。合併特例債を当てられる事業は、限度いっぱいまではすべて特例債で賄うという考え方の市町村が多いのも当然と言えるでしょう。(まあ、この特例債が市町村合併のアメな訳ですからお得でなければ意味がないのですが。)
 旧過疎地域では、合併特例債の他に過疎債という選択肢があるので、特例債の枠を使わなくても過疎債が使えるので、より事業が行いやすいと言えると思います。
 このような起債制度がある事を考えると、私の考えとしては、村の独立を保って貧弱な財政基盤で過疎対策を行うより、合併市町村として過疎対策を行う方が、規模的にも効率的にもより有効な対策が打てるような気がします。もちろん、合併市の中で埋もれてしまわないという事が前提にはなりますが…。

 そんな過疎地域ですが、少し前にはなりますが 今年の1月19日の記事 によると、2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。これで過疎地域の市町村の比率は50%を超えて51.5%になるとか…。65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、4月1日に告示されるとのことです。予想された事とはいえ、ますます心配になってきます。

 今回は予算的な話のみになってしまいましたが、考えの整理もかねて思いつくままに考えを書いてみました。私はあくまで素人ですので、考え違いや思い込みもあるかと思います。ご意見やご指摘など頂けたらありがたいです。
[104010] 2022年 2月 27日(日)12:27:46あきごん さん
hmtさん
 落書き帳にちょくちょくお邪魔するようになって一年に満たない私ですので、hmtさんと直接絡むことはありませんでしたが、マガジンを見させてもらったり、メンバー紹介ページの最年長メンバーという記事を読み、この落書き帳のレジェンドであることは承知しておりました。
 最後の世界遺産登録の書き込みを読んだ時は、長老はまだまだ元気なんだなぁ、と思った記憶があります。直接お会いしたことはありませんでしたが、オフ会の集合写真を見させていただいた時に、年齢的にこの方がhmtさんだろうなと推察してお顔は存じてあげておりました(たぶん)ので、非常に寂しく思っております。
 心よりご冥福をお祈りいたします。
[103995] 2022年 2月 23日(水)19:10:34【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:44:15
あきごん さん
Re:Jクラブのない県
[103986] Nさん
滋賀県におけるJリーグクラブ不成立の要因分析という論文がありました。
読んだ限り三重県も似たような状況かなぁ、とは感じました。

 少し間が空きましたが、上記の論文 を読ませていただいたのでレスしたいと思います。

 多くのプロ選手を輩出している滋賀県にJチームがない理由がわかったような気がします。プロ選手の人数で見たら負けていない三重県も同じような状況だったのでしょうか。スタジアムの問題はこのクラスのクラブからしたら独力では解決できないことなので、環境的な問題もありますね。ホームタウンの人口の問題もありますが、大都市との位置関係から育成年代の選手の流出が結構大きいかなと思います。
 奈良県はスタジアムや複数クラブの問題はありませんが、もそもそも、奈良県では有望なちびっ子がサッカーよりも野球に流れがちな土地柄なので、そういう意味でも、なかなか厳しそうです。

 三重県は八百長とかでゴタゴタやってるので奈良県に先を越されそうですね。

 八百長疑惑の件は知りませんでした。鈴鹿はJFLでも上位だし三浦カズ選手も入って順風満帆だとばかり思っていました。まあ、奈良クラブも観客数水増し問題があったりでゴタゴタやってましたから同様なんです。そして、奈良クラブの方は何より成績が…。
 どちらも、すっきりとJ3に上がれたら良いのですが。
[103985] 2022年 2月 21日(月)18:49:49あきごん さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
 前々から気に掛けている人口減少の話題である上に、県内の野迫川村と旧大塔村の事例が引き合いに出ているので、反応せずにはおられません。

[103971]未開人さん
自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。

[103973]白桃さん
単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。
もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。

[103974]スカンデルベクの鷲 さん
 もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択している
ような状況にあったと推察します。仮に財政難による住民サービスの低下が人口流出を招き、その後合併に至った場合、合併と人口減少では明らかに人口減少のほうが「要因」となっており、その結果「合併」が起きたと考えることもできるのではないでしょうか。

 これまでの皆さんの論点は、市町村合併が過疎市町村の人口減少を促進する要因となるか。逆に言うと合併をせずに村として存続することで人口減少に歯止めを掛ける要因となりうるか、ということでしょうか。
 私、人口地理学に触れたこともありませんし、研究課題としてきたわけでもありませんので学術的な分析はできませんが、とりあえず野迫川村や旧大塔村の事情については、おそらく皆様の中で一番詳しいと思いますので、しゃしゃり出てきた次第です。

 [103971]未開人さんの投稿で、旧大塔村と野迫川村の1995年から2020年の人口推移を表で示されておりますが、同時に五條市に合併した旧西吉野村と、1995年当時に大塔、野迫川と県内で人口最下位を争っており、現在も村として存続する上北山村の人口推移も表に加えてみました。さらに減少数で見ると分かりづらいので減少率も表に加えてみました。

【国勢調査年毎の人口推移と減少率】
1995年2000年2005年2010年2015年2020年
野迫川村875783743524449357
(減少率)-10.5%-5.1%-29.5%-14.3%-20.5%
旧大塔村871812609427259190
(減少率)-6.8%-25.0%-29.9%-39.3%-26.6%
旧西吉野村426639113502306525262168
(減少率)-8.3%-10.5%-12.5%-17.6%-14.2%
上北山村1023915802683512444
(減少率)-10.6%-12.3%14.8%-25.0%-13.3%

 五條市への合併は2005年9月ですので、合併したことが人口への影響として出てくるのは2010年調査と考えられます。また、2011年には紀伊半島大水害が起こり、特に旧大塔村では深層崩壊による地すべりで大きな被害を受けました。この影響は2015年調査で出てくると考えられます。
 以上のことを踏まえて、もう一度、表を見てみます。

 全体的に2000年以降、減少率が大きくなってきている印象はありますが、合併の影響が出てくる2010年以降に、五條市と合併した大塔村、西吉野村が他の村と比べて減少率が大きくなっているとは読めません。旧大塔村の減少率でインパクトがあるのは2015年の-39.9%です。これは明らかに水害の影響と考えられます。紀伊半島大水害では旧大塔村の宇井や辻堂などの比較的大きな集落でも災害による長期避難が発生して人口の流出が発生しています。
 少なくとも旧大塔村に関する大きな人口減少については、市町村合併の影響はあまりなく、災害による社会減による影響の方が大きいと考えて良いと思います。ただし、災害以前から構造的な人口減少は続いていたわけで、むしろ人口減の主要因はそちらと言えるでしょう。これは表に載せたすべての村に言えることで、おそらく他の地方の過疎地域においても同じ事が言えるのではないでしょうか。

 表に追加した上北山村は、仕事の関係で3年ほど村民であったことがあるので、より事情はよく知っております。
 村内には高校、大学がありませんし通学することも不可能なので、中学を卒業するとほぼ全員が高校進学のために村を出ます。しかし、高校または大学を卒業しても、村内には良い就職先があまりないので、そのまま都会で就職する、という事が多いようです。村内の就職先と言えば、村役場を除けば森林組合か建設業、親が自営をしていない限り積極的なUターン就職先がないのが現状です。役場の採用も多くて数名です。若者が帰ってこないので子供が生まれません。小学校は中学校と合わさって義務教育学校となりましたが全校生徒は8人です。(9学年で!)村の人口構成グラフを見たら若者、特に10代後半が激減しているのが特徴的です。
 程度に差こそあれ、この傾向は表であげた吉野山間部の4村はどこも同じような事が起こってきています。観光業がある所はまだ良いのですが、これまで林業が中心であった所は基幹産業の衰退とともに若者流出、高齢化、顕著な自然減という悪い流れを止められずにいます。これは村としての独立性を保っても止められるものではありません。

 旧大塔村が合併の道を選び、野迫川村が独立を保ったのは、当時の村民と言うか村長の考え方が大きかったのではないでしょうか。野迫川村は明治の市町村制ができてから、これまで一度も合併をしたことがない村です。また、国道168号の通り道である旧大塔村に比べて、脇道をかなり入っていった平家の隠れ里伝説もある村ですので、五條市の一部になることを良しとしなかったのでしょう。
 これらの村では今後も人口減少は続くと予測されています。上北山村では2045年には予測人口122人という値が出ているそうです。こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
[103979] 2022年 2月 21日(月)12:27:03あきごん さん
Jリーグ空白地帯
[103972] グリグリさん
 都道府県データランキングにJリーグ(都道府県別Jリーグクラブ数)を新規追加しました。

 クラブがない都道府県は、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の7県です。マップを見ると福井県から和歌山県にかけての空白の帯が目に付きますが、近畿の6クラブはすべてJ1です。

 [103915] の投稿の中でツエーゲン金沢の応援をしつつ、いつまでたってもJに昇格できない地元奈良クラブを嘆いていた あきごんですが、こうやって マップ で見ると、やはり悲しいものがありますね。

 しかしサッカー後進県の奈良県や和歌山県はともかく、三重県や滋賀県に白い空白地帯が伸びているのは意外です。三重県は四日市中央、滋賀県は野洲と全国高校サッカー優勝校があるので育成年代が弱い印象はないし、プロ選手にしたってA代表の選手が結構いますから不思議な印象です。
 奈良県にも言えることかも知れませんが、すぐお隣にJ1の有名チームがあると、みんなそちらに目が行くからなのでしょうか。

 しかし、何れもJFLのチームはあるみたいなのでJ昇格競争になりそうです。奈良クラブは益々難しそうですね。
[103966] 2022年 2月 18日(金)18:02:17あきごん さん
大河の舞台
 本年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」が放映されています。主人公は源頼朝…ではなく、第2代執権になる北条義時です。これまでの大河ドラマといえば、戦国時代から江戸時代のものは面白いけど、それ以外、特に中世のものは面白くないというのが通説です。((注)個人の意見です)
 昨年の「晴天を衝け」(主人公渋沢栄一)は明治が舞台なので心配しましたが、実質は幕末(ギリ江戸時代)がメインで、狂言回し的に徳川家康が毎回出てきたりと面白い演出で結構楽しめましたが、今回は北条義時なので平安から鎌倉と、思いっきり中世です。この時代のものといえば、以前、「平清盛」がありましたが、暗い印象で1~2ヶ月で見るのをやめてしまった記憶があります。「北条時宗」や「義経」もありましたが、ほとんど見た内容が記憶が残っていません。

 そんなわけで期待よりも不安が8割だったのですが、三谷幸喜さんの脚本のお陰で結構コミカルなドラマになっており、中世を舞台にした場合にありがちな重々しさ(悪くいえば暗さ)がないので、なかなか楽しく見ております。メインキャストの北条ファミリーや頼朝さんが現代劇のような掛け合いをするので、古くささがないのが成功しているように思います。(本格時代劇ファンの方には軽すぎるかも知れませんが。)

 と、大河ドラマ評論はこれくらいにして本題です。

 北条義時が主人公なので、ドラマの舞台は伊豆や鎌倉がメインになります。これまで、この地方は伊豆半島に天城隧道とループ橋を見がてら、温泉に入りに一度行ったくらいで、ほぼほぼ新幹線で素通りしてきました。大仏といえば奈良の大仏、そういえば鎌倉にもホームレスの大仏さんがいたっけ? などという罰当たりな事を言っておりましたが、実は鎌倉には降り立ったことさえありません。なので結構、地理的には不案内な地域で、市町村の並びも実のところ、よく分かっておりませんでした。
 そんな不案内な地域と余り詳しくない時代の話なので心配しておりましたが、逆に色々と発見がありました。

 ドラマを見ていると地方豪族が色々出てくるのですが、この時代は伊東氏や三浦氏など地名に由来する(若しくは逆か?)名前も多く、勢力分布や位置関係も併せて見ていると歴史と地理が合わさって結構、理解が深まります。
 また、思わぬ知識と繋がったり…。先週は石橋山の戦いで敗れた源頼朝一行が真鶴半島から安房国(千葉県の房総半島)へ海路で逃げましたが、こんな所にこんな小さな半島があったとは…。そしてこれが真鶴半島だったのですね。

 真鶴半島は、以前紹介しました日本ジオパークの一つ、箱根ジオパークのエリアとして名前は記憶していましたが、実際の位置とが繋がっていませんでした。箱根カルデラの外輪山から溶岩流が流れ出た名残として、小さな半島として太平洋に突き出ているわけで、道理で断崖絶壁が続いているわけです。 (鳥瞰写真)
 前後の海岸線から見ると、ここだけ地形的にも地質的にも違和感があるのは、そういう成り立ちがあるからなのですね。ここからなら海を渡れば房総半島ですし、断崖続きの地形から目立ちにくいし歴史の舞台になるのも理解できます。
 ちなみに真鶴半島の先端から、三浦半島の先端を結んだ線から北の海域を相模湾と呼ぶそうですね。そういう定義があるとは知りませんでした。

 そして、その相模湾の東端、三浦半島の付け根には頼朝が幕府を開いた鎌倉があるわけですが、今後、ドラマの舞台はその鎌倉が中心になってくると思われます。鎌倉は言わずと知れた有名観光地なので、鎌倉大仏や鶴岡八幡宮の存在は私もよく存じておりますが、前々からなんとなく元気がないように感じておりました。
 本来このエリア一体を指す「湘南」という言葉からは、茅ヶ崎や江ノ島といった海岸沿いの風景をイメージしますが、古くからの鎌倉の景色は思い浮かびません。実際に湘南の海には鎌倉市もあるのですが、関西人の私のイメージは、湘南=海=明るい 鎌倉=寺社仏閣=古い という感じで、そういう意味でも鎌倉のネームバリューが下がっているような気がします。
 奈良県人の私としては、旧鎌倉もぜひとも頑張って欲しいです。もっとも、湘南≠鎌倉のイメージは鎌倉市が悪いのではなく、恐らくサザンの影響が大きいのではないかと思います。何せ私らの世代以降は、音楽とともに「湘南=海」とすり込まれてしまっていますからね。
 そんなわけで、旧鎌倉を応援する意味でも、今年はドラマを見ながら、海でない鎌倉にも注目したいと思います。

 今回の大河ドラマの舞台である北伊豆から鎌倉にかけては、以前から一度行ってみたい地域だったので、コロナさえなければ非常に良い機会だったのですが、流石にこのご時世では…、とても残念です。
 早く、気兼ねなく外出できるようになってほしいものです。
[103960] 2022年 2月 16日(水)10:01:07あきごん さん
Re:問七(市章が点対称)について
[103958]海辺を飛ぶ鳥 さん
《既出の市章(該当するか微妙)》
左右対称:茅野市(切れ込み)、赤穂市(立体感を出す光と影による色の違い)、天理市(下部は天の文字なので微妙に左右非対称)、宇土市(影の部分が非対称)

 長らく天理市に住んでいますが、 天理市の市章 はずっと左右対称だと思っていました。書き込みを読んで見返しても、いったいどこが違うのか、アップでじっくり見るまで気付けませんでした。いやぁ、目からうろこです。

 あと、宇土市の市章 も見るサイトによっては 影が省略 されていたりして、非常にややこしいですね。影があるものを見ても、言われなければ、気が付かなかったです。すごいなあ…。
 ただ、影のあるなしが混在しているので、告示を見てみたら 陰については何も触れられていませんでした。正式には影はないという事になるのでしょうか…。非常にややこしいです。
[103935] 2022年 2月 9日(水)17:23:47あきごん さん
Re:クイズここはどこでしょうの解答
[103932] 千本桜さん
伏せ字を解いた地図は、こちら→ 栃木 夕暮れ散歩 に掲載しています。

 栃木夕暮れ散歩、楽しく拝見させていただきました。
 レスで触れました「県庁堀」ちゃんとありましたね、見落としておりました。大変、失礼いたしました。地図と簡単な説明でしか知らなかったので、写真と説明を見させていただき良くわかりました。

 関西に住んでいると、どうしても通過県になってしまいがちな栃木県ですが、色々と風情のある町があるのですね。今度は通過せずに立ち寄りたいと思います。

奈良県ですと五條→御所→田原本を自転車で走って、奈良の興福寺で野宿したことはありますが、今では記憶がぼやけて‥‥

 なかなかの距離です。ざっと30km以上はあると思います。しかも五條から御所は峠越えでしょうか。(風の森峠?)
 御所から田原本は「川の流れのよう~に~♪」で、ゆるーい下りだったと思いますが…。
 しかし、興福寺で野宿とは…。明け方、鹿にリュックの食糧漁られませんでしたか? 連中は結構、雑食ですから要注意です。エビフライが大好物みたいです。
[103927] 2022年 2月 6日(日)13:30:50あきごん さん
アドレスのタイプミス
 地理などとは、まったく関係のない私事の話題で失礼します。

 実は私、第59回十番勝負もまっただ中の1月3日に新しいノートパソコンを購入しました。そして昨日、やっとセットアップが終了して、こうして使用可能となりました。なぜ、セットアップに1ヶ月以上もかかったのか…。

 1月3日、当然家に帰るなり喜び勇んでセットアップを始めました。マイクロソフトアカウントは以前のパソコンのものがあるので、それを使って作業を進め、Windows11アップグレード機種だったので表示に従いWindows11にアップグレードして…、再起動しろと言われたので再起動をしました。するとパソコンに再度ログインしなければいけませんが、2段階認証とかでパスワード以外に連絡先に送付したコード番号を入れろと表示されました。旧パソコンでメールを見ましたが何度やってもコード番号は送られてきません。SMSに送る方法もあるみたいですが、電話番号に固定電話の番号を登録していたのでSMSは使えません。おかしいなと思い、よくよく見てみると連絡先に登録されているメールアドレスのスペアが1カ所「y」が「i」に間違っています。何年も前に登録したときにうっかりアドレスをタイプミスしていたようです。これでは何度やっても来るわけがありません。しかし、コード番号がなければログインできません。連絡先の変更を試みましたが、本人確認に1日要するとかの返信自動メールが来て1日目が終了です。
 翌日、本人確認ができないというメールが来たので、困ってマイクロソフトサポート窓口に電話をしたら、自動音声でサイトのURLを読み上げるだけ(しかも聞き取りづらいのでURLを聞き間違えた)で相談にも乗ってもらえない。全然サポート窓口になっていないと憤慨しながら対応方法をネットで探して、ようやく変更方法を探しあてて、どうにかこうにか連絡先のアドレスの変更依頼を受け付けてもらいました。やれやれ、と思いながら続きを読むと、「変更には30日かかるので2月3日より使用できます」。なんで連絡先アドレスの変更に1ヶ月かかるのか意味不明で、思わずリカバリして初期状態に戻そうかと思いましたが、この悪い流れで短気を起こすと益々深みにはまりそうな気がしたので1ヶ月待つことにしました。そして昨日、コード番号を無事受け取ってセットアップを完了することができました。
 以前からの(立ち上げに20分以上かかる高齢の)パソコンは生きていたので良かったのですが、全くもって新年早々のトラブルで参りました。(おかげで一時、十番勝負の解答がストップしていた日がありました。)
 以上から教訓…。
 1.アドレスのスペアは一字一句よく確認して打ちましょう。
 2.アドレスが間違っていないか、よく確認しましょう。
 3.マニュアルはちゃんと読んでから作業をしましょう。

 自戒とボヤキです。失礼しました。
[103919] 2022年 2月 3日(木)09:42:04あきごん さん
Re:[103917] ロータリーコレクションの追加
[103917]EMM さん
「施設敷地内道路のロータリー交差点」でなおかつ「路線バスが通る」と言う点が城北市民運動公園と共通する場所が金沢市内にもう1ヶ所あります。

 情報提供ありがとうございます。これ は文句なしのロータリー交差点ですね。追加掲載させていただきます。

城北市民運動公園ロータリーの点線の引き方を見ていると、「場合によっては終点ロータリーとして運用する可能性がある」んじゃ無いか、と言う気もしてきますが…さて。

 いかにも「まだ途中」感が出ているので、最終的にきちんとした交差点になるのか駐車場の出入口だけの終点ロータリーになるのか、私としても判断に迷っております。整備がラウンドアバウトとしても問題ない作りなので、スタジアム完成時には駐車場の取付け道路もきちんと整備して、メイン道路のシンボル的な存在としてラウンドアバウト指定して欲しいなと思っております。せっかく新スタジアムの整備をするんだからエントランスもカッコ良くして欲しいな。ただ県道との信号交差点からの距離が結構短いので、試合終了後などに容量がパンクしないか心配です。

ちなみに [103917]EММさん
はい、お近くの方です。

 はい。思いっ切り意識しておりました。気付いてくださりありがとうございます。(笑)
 今後とも、情報提供をよろしくお願いいたします。
[103915] 2022年 2月 2日(水)17:25:57【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 2日(水)17:41:29
あきごん さん
ロータリーコレクションの追加
 ロータリーコレクションについて、以下の箇所のロータリー交差点を追加しました。
 参考ページでも上げさせていただいている 「のの字な道」 で紹介されていた新規物件です。場所は金沢市の城北市民運動公園内道路で施設内道路や駐車場接続道路の改修に伴い令和2年に設置されたようです。ロータリーは、おそらくラウンドアバウトの基準を満たした整備がされているようですが、現時点では環状交差点の標識類の設置はなく法指定はされていないようです。施設内道路が整備途中でこの状態なのか、将来的にも法指定するつもりはないのかは不明ですが、環状道路の優先が不明確なので中途半端な印象があります。お近くの方で、何か情報がないか気に掛けておいていただけたら幸いです。
 なお、グーグルマップはまだ更新されていませんが、参考ページのリンクを設定していますので詳しい現地レポートがご覧になれます。

金沢市磯部町|(城北市民運動公園内)|四差路? ※マップは改修前(令和2年整備)|@のの字な道

 話は少しそれますが、この城北市民運動公園は金沢市政百年記念事業として1990年に整備されましたが、現在、北陸初のJリーグ基準を満たしたサッカー場を2023年度末の完成を目指して建設中とのことです。金沢にはJ2のツエーゲン金沢があり本拠スタジアムは石川県西部緑地公園の陸上競技場になっていますが、サッカー場完成の暁には新スタジアムに本拠移転ということなのでしょう。今はコロナでなかなかスポーツ観戦も難しい状況ですが、新スタジアムができた頃にはきっと大きな声を出して応援できるようになっている筈です、きっと。その時、ツエーゲンがJ1に昇格していたらすごいんですが…。金沢は第2の故郷なので陰ながら応援しております。

 脱線ついでに、そのJリーグですが、現在はJ1からJ3まで58チームが加盟しており、かつてに比べれば随分とチーム数が増えました。Jリーグが発足した当時などは、そもそもが大企業の実業団チームを母体としている事もあって、ほとんどのチームが大都市に集中しており、ヨーロッパのような各地方都市に地域に根付いたサッカーチームがあるのとはかけ離れた状態でした。それを考えると、現在は随分と沢山の地方都市にもJリーグチームができて地域にも根付いてきているように思います。(全部で54都市!)
 何でもかんでも東京集中の世の中で、地方が元気になる要素が増えるのは良いことです。ただ、そもそも日本にはサッカー専用競技場はほとんどない上に、地方のチームは地元の公営競技場を本拠とせざるを得ないので、フィールドと観客席の間には陸上トラックがあって、サポーターは間近に観戦することができないのは残念なことです。やはりヨーロッパとはサッカーの歴史が違うのでしょうがないのでしょうか。
 昨日のサッカー日本代表は、なんとかサウジアラビアに勝ち、ワールドカップ出場に少し近づいたようですが、やはりナショナルチームの強さは競技人口も含めてそのスポーツがどれだけ国民に根付いているかだと思うので、各地方は道路だけでなく競技場とかにも投資してほしいですね。そういう意味でも金沢市の新スタジアム建設は本当に素晴らしいことだと思います。ツエーゲンには是非ともその名に負けず、降格争いではなく昇格争いをしていただきたいです。世の中、中々あまくはないですが…。
 更についでに一言。地元の奈良クラブ(現在JFL)。Jを目指して何年目だったか…。ホントに頑張ってくれ…。
[103908] 2022年 2月 1日(火)12:27:00【2】訂正年月日
【1】2022年 2月 1日(火)13:07:09
【2】2022年 2月 1日(火)13:13:37
あきごん さん
RE:クイズここはどこでしょう
[103905] 千本桜 さん
 いつも楽しいクイズありがとうございます。
 だいぶ慣れてきた事もあり、ヒントで逆に少し寄り道をしましたが比較的早く地図の都市にたどり着きました。

 この地方はわたくし的には経県値でも通過しただけのかなりの未開の土地なのですが、地図の上の方にある、お使いの人が通った道で絞り込みができました。旧■■町役場ですが、できればその周りにある、この都市に昔、●●があった事の名残りである●●堀も表現できたら面白いかなと思いました。よもや千本桜さんのHPに来られる方で■■県の●●が■■市にあるなどと思う方はおられないので、この●●堀を見つけたら、「あれっ?」と思うのではないかと思うのですが。

 ちなみに私が寄り道した場所は、ヒント1の県を本拠とした某有力大名の邸宅があった元国府の都市と千本桜さんのご友人のメンバーさんの故郷です。なので今回は、ヒントや他の方のコメントに逆に惑わされてしまったのでした。

 千本桜さんの自作地図、次回作は馴染みのあるところ、大和の国…とまでは言いませんができれば畿内を期待します。
[103886] 2022年 1月 22日(土)10:23:55【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)10:34:42
あきごん さん
Re:宇部市の件
[103884] Nさん
「10.887」は随分と大きな数字なので他の市と見比べてみましたが、やはり、かなり飛び出た数字でした。(参考に記載した呉市の「4.766」が標準的な数値です。)
って本当ですか…?
三次市が世帯増減数+1、人口増減数-2,934ですので、-2,934になりますが…(世帯増減0の双葉町、大淀町、日之影町を除いた全市町村トップ)
増減の向きを合わせても寝屋川市が-11世帯、-7,785人で707になりますね。
宇部市の10は普通の値(400位程度)かと。

 ご指摘ありがとうございます。
 もう一度、自分の文章を読み返しましたが「飛び出した数字」というのは誤解を与える、かなり不適切な表現だったと思います。「世帯数減少の多い市の中では、かなり大きな数字」に訂正させていただきたいと思います。

 飛び出したと感じた主因は、世帯数減少順に並べ替えてある状態のまま、人口減/世帯数減 の計算をさせた表の上位部分を見ていたからだと思います。世帯数減上位市100くらいまで見ていると、4~5前後が多い中に20市に一つくらい、いきなり10を超える市が出てくるという状態であったので、飛び出したという表現を使ったんだと思います。(他には長崎市、佐世保市、一関市、日立市などが飛び出したと見えた市)並べ替えをして順位をみたら89位(プラス側のみ)でした。上位は上位ですが、全然、飛び出してはいませんね。失礼しました。

 あと、この指数?は分母である世帯数増減の数字が小さくなると数字の振れ幅がすごく大きくなるので、あまり意味がないものでした。ご指摘の三次市は、世帯増減数が1でしかもプラスなので、-2,934と、とてつもない数字になります。世帯数の増減は色々な要素が重なって起こっているので、偶々ゼロ付近に来てしまった市の数字が飛びぬけて大きくなるのでは、指数としては全然意味がありませんね…。思い付きで計算させた結果でお騒がせしまして、大変失礼いたしました。
[103880] 2022年 1月 21日(金)18:10:00【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)10:29:02
あきごん さん
宇部市のげんしょう(現象&減少)
 どうも、気になり出したらアレやコレやらが手に付かなくなる性分が発症してしまいました。国勢調査の世帯数の宇部市の件です。

 世帯増と人口減の件は、[103874] 白桃さんや [103878] 千本桜さん のお話から、世帯数の増減は必ずしも社会的要因の増減とは限らないと分かりましたので、人口減少については今まで通り普通に憂う事で落ち着きましたが、データを色々いじくり回していて、新たな疑問が出てきてしまいました。

【宇部市の人口減少と世帯数減少の割合】
市名人口人口増減数世帯数世帯増減数  1世帯当たり人口 (人口増減数/世帯増減数)
宇部市162,570-6,85972,595-6302.23910.887
(参考)呉市 214,592-13,96094,483-2,9292.2714.766

 この表は、世帯の減少に伴わない人口の減少がどの程度あるのかを知りたくて、「人口増減数/世帯増減数」を計算させた結果です。
 宇部市は「10.887」と1世帯当たり人口の5倍の数字となっていました。(1世帯あたりの人口は、市によって差はあるものの大体2.0~2.5人/世帯です。)
 「10.887」は随分と大きな数字なので他の市と見比べてみましたが、やはり世帯数減少の多い市の中では、かなり大きな数字でした。(参考に記載した呉市の「4.766」がこの近辺での標準的な数値です。)※ご指摘により表現を修正しております。
 これは、世帯ごと減っているのではなく世帯人員が減っているのが人口減少の主原因なのかと思い、どういうケースがあるのか考えてみました。大学生や新社会人が進学、就職を機に市外に転居、家族の中の高齢者が市外の介護施設等に入所…などが考えつきましたが、それにしても世帯減の5倍は大きな数字です。子供の市内での独立や世帯分離での世帯数増も合わさった結果なのでしょうか。
 色々と考えましたが、頭の整理が付かずにいます。

 それと、もう一つ。国勢調査データと住民基本台帳データの誤差と言うにはあまりに大きな差がある問題…。

[103847] EMMさん
何をどうやっても立ち塞がるのが「宇部市」。
なぜかというと、人口推計のデータでは「宇部市は2015年から2021年まで右肩上がりで世帯数が増えている」から。

というお話、「住基データベースでは世帯数は増加し続け、国勢調査では減少している」という謎も解決できません。

 総務省のHPを漁っていたら 国勢調査と住民基本台帳等について という資料を見つけて、国勢調査と住基データとの「人口」の差異は、高校・大学生や高齢者が住民票を置いたまま、学校のある市町村に住んだり病院や介護施設に入所することが大きな原因である事が分かりました。奇しくも 人口減/世帯減 で考えた「大学生」「高齢者」というキーワードが出てきましたが、世帯の差異の説明はありません。大規模災害や更生施設(刑務所等)なども人口の差異に影響を及ぼすとのことですが、宇部市の世帯数とは関係しそうにありません。
 世帯数の増は、やはり [103874] 白桃さんや [103878] 千本桜さん の仰られている様なことの影響かとも思いましたが、データのプラスマイナスが逆転するほど大きな影響があるようにも思えないし…。

 ということで頭の中で思考がループしてフリーズしかけです。 ぷすぷす、しゅー

 是非、詳しい方の見解をお伺いしたいなと考えております。
[103875] 2022年 1月 19日(水)23:55:32あきごん さん
世帯数増と人口減
[103873]白桃さん
「世帯数が増えているのに人口が減っている」のは、そういうことだけではなく、一世帯当たりの人数が減っている場合は同じ現象が生じます。

 確かに、その通りですね、子供が独立したら世帯が増えるわけですから。
 そう考えると、独立した子供が同一市町村内にいそうな大都会で世帯数が増えているのも納得です。
 なんとなく少し安心しました。でも、人口が減っていることに変わりはないのですが…。
[103873] 2022年 1月 19日(水)17:52:10あきごん さん
十番勝負の問五を考えていて、ふと思ったこと…
 そろそろ、皆さんの感想も落ち着いてきたように思いますので、十番勝負で問五の解答を考えていた時に感じたことを書きたいと思います。本当はその時に書き込みたかったのですが(下書きで書いてはいましたが)、さすがにネタバレになってしまいますので共通項発表を待って今に至ります。

 十番勝負の問五で問題市になっていた宇部市の事が話題となっておりました。もちろん宇部市も五年間で630世帯減少しており該当市として何も問題はないのですが、人口が比較的多いことにも起因して、減少率は-0.86%と該当市の中では最も減少割合が低いためか、住民基本台帳ベースのデータとの誤差により違和感が生じたのかも知れません。(いくら調査方法が違うとはいえ、誤差と言うには大きすぎる差ではあるのですが…。)

 さて本題は、今回、問五の解答を考えるに当たって、2020国勢調査の人口関係の統計と世帯数関係の統計を見比べた時に感じたことにあります。
 今回の問五に関連する2020国勢調査の世帯数関連の統計を元に、「5年間の世帯増減数」を昇順(減少の多い順)で並べると、上位は下表のようになります。上位市の顔ぶれを見ると、いわゆる重厚長大産業の衰退ともイメージが重なる結果となりました。また震災の影響と見られる市も見られ、大きな減少率となっており、両方に該当する釜石市は-12.66%と数・率ともに大きな減少となっています。

【2020年国勢調査 5年間の世帯減少数の大きい順】
順位市名  人口人口増減率人口増減数世帯数世帯増減率世帯増減数▼
1呉市214,592-6.10802-13,96094,483-3.00682-2,929
2小樽市111,29-8.714459-10,62552,817-4.77590-2,649
3函館市251,084-5.60007-14,895121,793-1.74022-2,157
4釜石市32,078-12.83626-4,72414,725-12.66311-2,135
5宮古市50,369-11.12817-6,30721,289-8.97080-2,098
6長崎市409,118-4.74729-20,390187,423-1.05375-1,996
7室蘭市82,383-6.97913-6,18141,766-4.24156-1,850
8釧路市165,077-8.40716-9,66531,873-8.77112-1,351
9天草市75,783-8.40716-6,95631,873-4.06634-1,351
10相馬市34,865-9.57309-3,69113,875-8.77112-1,334
54宇部市162,570-4.04830-6,85972,595-0.86036-630
 このデータだけを見ていれば、ある程度予想できる結果であり、特段思うこともなかったのかも知れませんでしたが、十番勝負の感想でも書いたように、先月、国勢調査の確定値が発表された時に、十番勝負対策も兼ねて人口や人口密度の増減については事前に調べておりました。その中で、特にマークしていたのが5年間の人口減少数で今回の落書き帳五千万字達成記念の「五千」という数字とも合致する「人口減少数5000人以上」でした。(該当市数87)

 人口減少数ということで、下表のように、人口の多い北九州市や新潟市、横須賀、堺市などが上位に名を連ねていて、あまり人口減少のイメージには直接結びつかないなと感じていました。ただし、事前準備では国勢調査の世帯数関係は作業のためにエクセルの列を非表示にしていたくらいで全く見ておらず、下表の右3列の数字は問五の解答を考える時に改めて追加し、初めて併せて見た項目です。

【2020年国勢調査 5年間の人口減少数の大きい順】
順位市名人口人口増減率人口増減数▼   世帯数世帯増減率世帯増減数
1北九州市939,029-2.31534-22,257436,2452.326869,920
2新潟市789,029-2.57753-20,882331,2723.035989,761
3長崎市409,118-4.74729-20,390187,423-1.05375-1,996
4横須賀市388,078-4.55205-18,508165,473-0.16471-273
5いわき市332,931-4.94123-17,306141,4110.24243342
6函館市251,084-5.60007-14,895121,793-1.74022-2,157
7呉市214,592-6.10802-13,96094,483-3.00682-2,929
8下関市255,051-5.01495-13,466115,817-0.41359-481
9堺市826,161-1.56664-13,149366,0794.5041315,778
10青森市275,192-4.33029-12,456118,4830.21060249
87村上市57,418-8.04587-5,02421,549-2.66058-589
 この表で見ると、人口減少数トップ10の中でも人口の多い北九州市や新潟市、堺市などは世帯増減率はプラスになっています。人口は大きく減っているのに世帯数は結構増えているという、ある意味不思議な現象が起きています。
 この表にはありませんが、奈良県内の12市を見ても人口が減少している10市のうち6市は世帯数は増加していました。国勢調査の人口データが発表されてデータを見た時は、 [103261] でも書いたように奈良県内の多くの市が軒並み3000人程度(5%~10%)も人口が減っている事にショックを受けましたが、世帯数の増減も合わせてみた時、実は世帯数は必ずしも減っていないということになります。そして、これは一体何を意味しているのかを考えた時、少し先恐ろしくなりました。

 上記二つの表「世帯数の減少」と「人口の減少」とでは上位市の顔ぶれが変わってきています。最初の表で見た「世帯減少数」は「人口の社会減」と相関していると考えられます(一番の相関は「率」だとは思いますが)。表の上位にリストアップされる市は地域の基礎産業の衰退や震災の影響など、ある意味何らかの理由が考えられます。それに対して、下の表「人口減少数」では、リストアップされる市が人口減少とはあまり直接的なイメージが結びつきませんでした。

 「世帯数が増えているのに人口が減っている」のはなぜか。つまり人口の「自然減」が「社会増」を上回っている、そういう都市が増えてきているということになります。奈良県北部もこれまでは大阪のベットタウンとして社会増で人口が増えてきました。少子化が叫ばれて久しいですが、周辺では社会増の影響なのか人口は増えていた事もあり、私自身あまり気にしていなかったところがあります。そんな中、5%もの人口減少とそれが社会増をも飲み込むほどの自然減となると、今後、ますます減少に拍車がかかるのは間違いないでしょう。これから高齢者になって行く身としては、何とも不安になる結果でした。

 そんなわけで若者チームの皆さん、早めに結婚してたくさん子供を作ってください。(笑)


※表の数字がなぜか右寄せにならず見にくくて申し訳ありません。(-)符号が入っているからでしょうか??
 もし、お分かりの方がおられたら、ご教示ください。


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