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白桃さんの記事が20件見つかりました

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[104388] 2022年 5月 3日(火)00:37:54白桃 さん
十番勝負
問七:徳島市
[104381] 2022年 5月 2日(月)23:34:24白桃 さん
十番勝負
問三:岩国市
[104374] 2022年 5月 2日(月)23:15:13白桃 さん
十番勝負
問五:浦安市
やっぱりそうだったのか!!!
[104360] 2022年 5月 2日(月)22:19:17白桃 さん
十番勝負
問二:鎌ケ谷市
なるほど、そういうことでしたか・・・
[104357] 2022年 5月 2日(月)22:03:40白桃 さん
十番勝負
問一:柏市
[104291] 2022年 5月 2日(月)06:51:57白桃 さん
十番勝負
問八:大田市
取られたかもしれない領地を、取り返せるかもしれない
[104290] 2022年 5月 2日(月)06:10:42白桃 さん
十番勝負
問九:指宿市
[104282] 2022年 5月 1日(日)23:46:12白桃 さん
十番勝負
問十:那覇市
[104277] 2022年 5月 1日(日)23:25:50白桃 さん
十番勝負
問二:日南市
[104223] 2022年 5月 1日(日)21:17:41白桃 さん
第六十回十番勝負
問四:鳴門市
[104195] 2022年 5月 1日(日)06:58:31白桃 さん
パズル
吾子久戻浦安
禁破呑手取川
嬉野有馬温泉
戻素面我反省

それはそれとして、
十番勝負を前に
春風や 闘志いだきて 丘に立つ(虚子)
心境で、もうパソコンの前に立って、いや、座って準備は播但線の白桃です。

突然ですが、ナゾナゾです。
新しい?市にも、古い?市にも、また、若い?市にもある漢字一字はなんでしょう?
答えは発表しません。
ヒントは下に
[104190] 2022年 4月 30日(土)15:02:01白桃 さん
2020年国勢調査における「実質DID人口」トップランキング
2020年(令和2年)国勢調査DID(人口集中地区)人口とその境界図について、ようやく整理し終えました。
特に発表する必要もないのですが、とりあえず、「実質DID人口」が30万人以上のDIDを以下に掲げます。
・・・・・・
繰り返しになりますが、
「形式DID」とは、
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」
で、
「実質DID」とは、
「連坦」あるいは(白桃が独断で認めた)「認定連坦」している「形式DID」群のことを指します。
また、「実質DID名」については、「日本地理学会」「人文地理学会」の許可も得ず、白桃が勝手に名付けたものです。ただ、(例えば)「岡山DID」とは岡山市に存在する「人口集中地区」の総称である、と誤解しないようにお願いいたします。
・・・・・・
実質DID名様態主DID所在地2020年人口2015年人口
東京連坦東京都31,221,70530,199,079
大阪連坦大阪市11,598,58811,626,767
名古屋連坦名古屋市3,511,4713,474,678
福岡連坦福岡市2,112,7341,994,305
札幌連坦札幌市2,048,2192,023,364
京都連坦京都市1,804,7341,811,936
仙台連坦仙台市1,154,1841,106,304
広島連坦広島市1,147,9761,138,521
北九州連坦北九州市888,062833,027
熊本連坦熊本市685,189662,984
那覇連坦那覇市623,065612,319
静岡連合静岡市597,709599,469
金沢連坦金沢市465,109417,229
岡山連坦岡山市463,654421,358
新潟連合新潟市442,686446,329
琵琶湖連坦大津市434,664394,780
鹿児島単独鹿児島市421,466450,489
浜松連坦浜松市419,039414,044
松山連坦松山市413,106401,093
宇都宮単独宇都宮市387,584377,025
姫路連坦姫路市386,440389,988
奈良連坦奈良市361,660357,786
駿豆連坦沼津市356,552323,716
岐阜連坦岐阜市342,848294,440
旭川単独旭川市306,545313,661
[104184] 2022年 4月 25日(月)19:21:49白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(後編)
[104177][104178]の続きです。
チャンチャカチャ~ン
第3位・・・「日和佐の変」ですが、これについては、[104166]等で触れており、また、美波町の方から辞退の申し出がありましたで代替第3位は・・・「スーパータウンへの道標」
1956年9月30日、M県のO町とK村が新設合併し、以後、新O町はスーパータウンへの道をまっしぐら…ま、それでもこんな課題も抱えているようです。

第2位・・・「樅ノ木は残らなかった?(『昭和の伊達騒動』)」
1956年9月30日、なんと、「村」が「町」を編入してしまったのです。福島県伏黒村(4,136人)が伊達町(4,291人)を編入。町を編入した「村」(村に編入された「町」)に前例はありました。1953年(昭和28年)4月1日に、静岡県井伊谷村が金指町を編入した「井伊谷の変」です。(※「日和佐の変」は、赤河内村→赤河内町→日和佐町編入、ですから日和佐町は「町」に編入されたことになります。)「井伊谷の変」の場合は金指町を編入した井伊谷村が、一日のうちに引佐村に改称、町制施行、と言う流れですから、知らない人なら「金指町が井伊谷村と合併し引佐町となった」と思うかもしれません。これなら、旧金指町にとってもナントカ面子が保たれる?、もっとも、1950年国勢調査人口では、井伊谷村4,349人に対して、金指町1,811人と半分以下の人口ですから、金指はメンツも何もなかったのかもしれませんね。伊達の場合をちょっと理解しがたいというのは、「村が町を編入」したことに加え、伊達町を編入した伏黒村が合併後3か月の間、「村」のままだったことです。
余談ですが、山本周五郎の「樅ノ木は残った」の樅ノ木は、宮城県柴田町の船岡城址公園にあります。柴田町観光物産協会によりますと、
平成23年10月には、樅ノ木周辺を整備し「樅ノ木は残った展望デッキ」が完成し、白石川堤が眺望できる係るようになりました。桜の季節には、「一目千本桜」が一望できます。
負けるな!スーパータウン!!

チャンチャカチャ~ン、チャチャチャチャンチャカチャ~ン
第1位を発表します。
第1位は、「はかなし、宮田町」
1956年9月30日、駒ヶ根市から旧宮田町の区域が分立し、宮田村に。もともと町であったところが分立したケースはいくつかあるのですが、分立後に「村」に戻ったのは、宮田と岐阜県笠原の二つ。しかし、笠原の場合は多治見市から分立した四か月後に「町」に復活(現在は多治見市に再編入)したのですが、宮田は現在も村のまま。宮田を「はかなし」としたのは、「儚し」と「墓なし」の意味からです。「墓なし」とは、「因子町・宮田の墓がない」ということですが、あまりにも自分だけのルールに係る話になりますので止めておきます。
[104178] 2022年 4月 24日(日)01:53:13白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(中編)
[104177]の続きです。
第7位!!・・・「二つの『影』動く」
1956年9月30日には、もちろん、既存の「町」が村などを編入して見かけ上の人口を増やす廃置分合も行われました。その数は82ですが、その中で少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです。このあたりは、伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
また、当日、村を編入→町制施行というルートを辿ったのが埼玉県影森村です。(徳島県山城谷村も同様のパターンですが、山城谷村→山城村、と編入の前に村名を変更しています。)影森の話に戻りますが、1958年に秩父市に編入されましたので、町としての「影森」の名は国勢調査人口の記録には残らなかったのです。でも、影ぐらいは落としたかも?

第6位!!・・・「佐久間はダムとともに」
静岡県浦川町(7,612人)は3つの村との新設合併で、人口26,671人の「佐久間町」となりました。しかし、1960年国勢調査では、18,858人と、急減しております。それもそのはず、佐久間ダムが1956年に竣工したので工事関係者がいなくなったのです。特に、1950年から1955年にかけて人口を倍増させた旧・佐久間村(1955年:10,912人)の急減が想像できます。竣工記念切手が発売されるほどの巨大ダムは、(良くも悪くも)佐久間町に計り知れない影響を与えたことは間違いないでしょう。

第5位!!・・・「南の方が東より先に生まれた」
1956年9月30日に誕生した「新町名」には、「積丹町」のように合併関係町村に使われてない字を用いたケースもあるのですが、中でも「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」。この日、大阪府では、泉南、南海など、元は何という町名だったっけ?と混乱しそうな町が誕生しているのですが、その最たるものが「南大阪町」ですね。もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう。

第4位!!・・・「鞆よ!夜明け前の闇の中で(消えた名邑)」
新しい町が沢山生まれた1956年9月30日ですが、市や町に編入され消え去った町もありました。同格?の町に編入されたのは、石川県能都町に編入された鵜川、岐阜県川辺町に編入された下麻生(一部は七宗村に編入)、愛知県鳳来町に編入された海老、福岡県筑邦町に編入された大善寺。そして、[104166]でも書いた日和佐(初代)もこの中に入れても良いかも。
市に編入されたのは以下の13町です。
消滅前町名編入先編入人口---編入先編入人口
秋田県金沢町横手市-7,470
神奈川県大野町平塚市-14,181
新潟県今町見附市-7,491
石川県町野町輪島市-6,441
大阪府富田町高槻市-8,861
兵庫県米田町高砂市-3,831加古川市-4,960
島根県大森町大田市-3,011
広島県幸崎町三原市-6,361
広島県水呑町福山市-6,440
広島県鞆町福山市-17,219
徳島県坂野町小松島市-8,943
香川県仏生山町高松市-5,738
香川県香西町高松市-6,161
上表には、今町と鞆町の二つの白桃選「明治の名邑」が入っています。特に鞆は消えて欲しくなかったです。鞆ほどにないにしろ、その昔、菊人形でも有名だった門前町仏生山も消え去るのが残念な町です。(なにせ、三本松と同じ日に町となり、香川県人口最少町を争ったライバルですから)
実は、この日、村に編入された「町」もあるのですが…つづく
[104177] 2022年 4月 23日(土)19:10:36白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(前編)
[104166]白桃
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。
夏休み最終日の8月31日になって慌てて宿題にとりかかるサザエさんちのカツオ君ではありませんが、「町村合併促進法」が失効する1956年9月30日には多くの廃置分合が行われました。件数の多さでも1955年4月1日に次ぐものではないかと推測しているのですが、それよりなにより、この日は、市町村変遷史上において注目される廃置分合が多かったのです。
では、私が選んだベスト10を見ていきます。(文中に出てくる人口は、断りの無い限り1956年9月30日時点の境域に組み替えた1955年国勢調査人口です。)

第10位!・・・「後免ねジロー」
この日は、新たに市となる新設合併は行われていません。一方、新たに町となる新設合併は49件、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併が73件行われています。この73件の中で異色なのが、後免町の合併。それまで僅か1,826人であった後免町が、長岡村(8,049人)はじめ5つの村との合併で17,417人となり、後に南国市となる人口的土台を築いたのです。しかし、新町人口に占める【前身町】旧・後免町の人口比率は10.48%と、これは「前身町」として73件中最低なのです。しかも、新町名は「後免町」と変わらず。このような暴挙?に打って出た後免が、新町の半分近くを占めている旧・長岡村のジローさんに、御免なさいと言ったかどうかは…知りません。
第9位!!・・・「稲庭には二羽以上のにわとりが…」
細くて美味しい稲庭うどん。で有名な稲庭町が川連町ほか1村と新設合併して、「稲庭川連町」となりました。連称町名自体が珍しいという訳ではありません。このとき、川連の9,447人に対して稲庭は3,243人と、3分の1の人口しかありませんでした。連称町名となったのは、川連が「町」として30年も先輩となる稲庭を配慮したのか、それとも「稲庭」の名前を利用したのか、どうなんでしょう?。連称は約10年間続いて「稲川町」となんだか力が抜けたような名称に変わります。なお、稲庭うどんのライバル?である半田素麺の里、徳島県半田町(8,016人)もこの日、新設合併しております。(新・半田町:12,464人)
第8位!!・・・「箱根八里は馬でも越すが…やはりその名は変えられぬ」
先に述べたように、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併は73件ですが、そのうち、【前身町】=(合併時に人口最多の旧町)ではなく、別の旧町の名前を踏襲したのが次の3つです。
新町名同人口---前身町同人口---その他の旧町同人口
箱根17,284湯本4,714箱根2,429
三田27,653三輪8,981三田8,005
和田山19,195南但8,035和田山6,480竹田4,680
私は、このときの新町名採択は妥当だと思います。ただ、朝来市に成った今、その本源因子町でも最古因子町でもない和田山が可哀想です。
~つづく
[104166] 2022年 4月 20日(水)16:48:22白桃 さん
因子町の数(「ソーラン因子町」事始め)
まず、訂正を
[104157]白桃
「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
那覇のことをすっかり忘れていました([84180]で問題に出していたにもかかわらず)。よって、因子町を持たない市は11となります。
現在の境域に存在する因子町の数が最も多いのは、東京の61です。市の中では、1位が大阪の23ですが、2位は岡山・倉敷・広島が17で並んでいます。5位は16の呉、6位は長岡の15・・・と続いています。

現行の「町」の中で因子町の数が4以上となるのは次の七町です。
(☆:三冠因子町、◎:本源&最古因子町、◇:前身因子町、△:直系因子町、印なし:傍系因子町)
兵庫県佐用町(6)
・・・☆佐用・△平福・△三日月・△久崎・△上月・△南光
広島県北広島町(5)
・・・◎壬生・◇八重・△大朝・△豊平・△ 芸北
愛媛県愛南町(5)
・・・◎御荘・◇城辺・△東外海・△西海・△一本松
長崎県新上五島町(5)
・・・☆有川・△青方・△奈良尾・△若松・△新魚目
石川県能登町(4)
・・・☆宇出津・△小木・△松波・鵜川
山口県周防大島町(4)
・・・◎久賀・◇小松・△安下庄・△東和
鹿児島県さつま町
・・・☆宮之城・△山崎・△薩摩・△鶴田

ところで、[104157]白桃
日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
の答えですが、
正解は、徳島県美波町です。
実態は☆(三冠因子町)が日和佐、ということで良いと思うのですが、そうはいかないのです。
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。問題はそれだけではなく、編入した赤河内町が当日「日和佐町」に改称するのですから話はややこしくなる。赤河内は、改称したことによって一日限りの町となるので「因子町」を名乗ることは出来ません(白桃ルール)。この時点で、日和佐町の本源&前身因子町は二代目日和佐、最古因子町は初代日和佐となります。
50年後の2006年、日和佐町は由岐町(前身は三岐田町)と新設合併して美波町となります。
この結果、美波町の直系因子町は二代目日和佐と三岐田で、傍系因子町が初代日和佐となり、
〇(本源因子町)は、直系因子町の中で町となったのが最も古い「三岐田」
◇(前身因子町)は、美波町成立時に人口が多かった「二代目・日和佐」
●(最古因子町)は、町となったのが最も古い「初代・日和佐」
ということになります。
メデタシ・メデタシ…本日、「白桃市町村人口研究所」の特集に「ソーラン因子町」を追加しましたので、少しでもご関心のある方はちょっと覗いてみてください。もちろん、お代は要りません。( ´∀` )
[104160] 2022年 4月 17日(日)07:17:20【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 17日(日)07:30:26
白桃 さん
「町」としての最高人口記録(都道府県別)
[104159]Takashi さん
そう言えばあの町も「あった」ね……、ってところでしょうか?
(3日経っても誰も解答されないので解答することにしました。)
どなたも関心を示さないだろうと思っていたのですが、Takashiさん、ありがとうございます。
ちょうどタイミング良く、[104158]YT さんの「明治22年の市区町村別人口まとめ(前半を終えて)」の記事が出ましたが、その中にもある通り、答えは「熱田町」で正解です。
追伸:広島県の第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町は五日市町(現:広島市佐伯区)ではないかと思いますけど違いますでしょうか?
このような疑問をいただくのは、当然と言うか、私には有難いことです。[104152]の表は、あくまで「因子町」として最高人口記録なのです。確かに、五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)

この際ですから、都道府県別に「町」としての最高(最多)人口記録を表にしときます。
都道府県町名当時の町にあった因子町同人口国勢調査年
北海道豊平◎77,3121960
青森県大三沢◎32,8511955
岩手県江刺岩谷堂49,3561955
宮城県富谷◎51,5912015
秋田県羽後西馬音内28,6701955
山形県東根東根39,0271955
福島県内郷◎37,0821950
茨城県牛久牛久51,9261985
栃木県西那須野西那須野43,1862000
群馬県太田◎49,9431947
埼玉県新座新座77,7041970
千葉県君津久留里・君津・小糸70,4401970
東京都荏原(平塚)◎132,1081930
神奈川県相模原上溝・座間(※)73,2171947
新潟県新津新津37,3701950
富山県婦中婦中34,5282000
石川県野々市野々市51,8852010
福井県丸岡丸岡32,4612005
山梨県竜王◎竜王40,5592000
長野県茅野ちの36,0071955
岐阜県可児今渡・広見55,2481980
静岡県浜北浜名53,5481960
愛知県三好◎56,2522005
三重県菰野菰野40,5592020
滋賀県栗東◎54,8562000
京都府田辺◎53,0401995
大阪府豊崎◎56,1101920
兵庫県播磨◎33,7662000
奈良県香芝◎52,8171990
和歌山県岩出岩出50,8342005
鳥取県境港境・外江33,2561955
島根県斐川◎27,6892010
岡山県玉島玉島29,1601950
広島県五日市五日市87,3251980
山口県33,2251925
徳島県富岡富岡・桑野41,3431955
香川県三木平井28,7902005
愛媛県北条北条30,6391955
高知県窪川窪川27,2131955
福岡県宗像赤間・東郷56,4391980
佐賀県みやき三根・北茂安・中原27,1572005
長崎県長与◎42,6552005
熊本県菊陽◎43,3372020
大分県別府※別府・浜脇28,6471920
宮崎県小林◎38,9681947
鹿児島県姶良帖佐44,6712005
沖縄県南風原◎40,4402020
◎は因子町そのものです。それ以外は、最高人口を記録した時点での因子町名を記載しました(五日市のように、当時の町名と因子町名が同一と言うのは他にもあります)。
座間(注)・・・その後、相模原町から分立し、(二代目因子町)座間となりました。現在の相模原市の(保有する)因子町の中には(初代)座間はありません。・・・このあたり、自分で書いてても面倒くさい。
別府※・・・国勢調査より前の時代に、大分町が西大分町ほかと新設合併して誕生した大分町が、29,547人(1908年:日本帝国人口静態統計)を記録しています。
[104157] 2022年 4月 16日(土)09:21:18白桃 さん
空に星があるように「町」には「因子町」がある
荒木一郎の「♪空に星があるように」の歌詞を極論すると、以下に挙げる事柄/現象は無いことになります。
・星のない空
・砂のない浜辺
・東に吹かない風
・流れて行かない川
・小雨が降らない春
・枯葉が散らない秋
「砂のない浜辺」に関しては、磯のような「岩石海岸」はどうなるのか、というツッコミが入るかもしれませんが、「そもそも、砂のない所は『浜辺』とは言わない」とごまかされそうです。でもまあ、間違いなく合っているのは、「星のない空はない」でしょう。昼間、雨の夜、晴れた夜でも酔っぱらっていると星が見えないのですが、見えないだけで存在することは間違いありません。また、中島みゆきによりますと、空だけではなく地上にも星があるようです。もっとも、島倉千代子は早くから「地球も小っちゃな星」であることに気が付いてたみたいです。
◎因子町のない「市」は無い・・・これは大間違いです。「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
◎因子町のない「町」は無い・・・これは大正解です。(あたりまえと言えばあたりまえの話です)
現行の町の場合、「本源因子町」「前身因子町」「最古因子町」([102175]に詳述)を兼ねた「三冠因子町」が存在するパターンが一般的ですが、「本源因子町」・「最古因子町」を兼ねた因子町と「前身因子町」が存立するパターンが52例あります。
以下はその中で代表的な15例です。
注1:福島※…一部は富岡市に編入。合併前人口は甘楽町となった区域の人口
注2:因子町の後ろの(  )内は合併時の町名で因子町そのものではありません
現自治体本源&最古因子町合併前人口---前身因子町合併前人口
宮城県柴田町槻木11,926船岡12,352
宮城県美里町小牛田3,801不動堂5,311
群馬県甘楽町福島※2,533小幡(小幡)8,851
群馬県みなかみ町水上6,252月夜野11,245
神奈川県箱根町箱根(箱根)2,429湯本4,714
山梨県富士川町鰍沢(鰍沢)4,294増穂13,111
岐阜県御嵩町御嵩3,764伏見4,253
大阪府岬町深日6,153多奈川6,277
奈良県吉野町上市3,463吉野5,511
和歌山県那智勝浦町勝浦5,519那智5,821
和歌山県白浜町日置(日置川)4,436白浜19,206
鳥取県湯梨浜町東郷松崎(東郷)6,558羽合7,767
岡山県和気町和気2,488本荘3,886
大分県日出町日出5,070豊岡5,093
鹿児島県屋久島町上屋久6,813屋久6,948
上記の中で最も悩ましいというか、ウ~ンと唸らされるのが日出と豊岡。日出藩の家老の家柄で実家が城内にあったという麻丘めぐみにすれば、現在の日出町の「前身因子町」は豊岡である筈がない、と言い張るでしょう。でも、左利きの彼が豊岡に住んでいたかもしれない・・・。
現行の町で、「本源因子町」・「前身因子町」を兼ねた因子町と「最古因子町」が存立するパターンは以下の1例しかありません。
現自治体本源&前身因子町合併前人口---最古因子町合併前人口
奈良県広陵町馬見(広陵)10,783箸尾4,760
(参考)
1927年4月29日:箸尾町成立
1953年5月01日:馬見町成立
1955年4月15日:馬見町が2村と新設合併で広陵町に
1956年9月01日:広陵町が箸尾町を編入

ところで、日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
これは超難問かもしれませんが、関心ある方はお考え下さい。
[104152] 2022年 4月 14日(木)12:06:02【2】訂正年月日
【1】2022年 4月 14日(木)13:59:28
【2】2022年 4月 14日(木)14:09:54
白桃 さん
都道府県別人口最多因子町
白桃の造語であります「因子町」については[102175]で説明しておりますが、[102175]は完璧なものでありませんので、改めて「定義」いたします。
「因子町」とは以下の「町」のことです。
(1)町村制施行と同時に誕生した町(の名称)
(2)一つの村が単独で、あるいは複数の村の合併により町制施行となった町(の名称)
(3)村が町を編入合併して成立した町(の名称)
(4)市・町・村から分立して誕生した町(の名称)
なお、「宿」「駅」は「町」と同等と見做し、因子町とします。因子町の総数は現在のところ3,546です。(都道府県別の数は、現在の都道府県の境域における数)
また、因子町は、①新設合併を行った場合②市制施行③他自治体へ編入される、とき、因子町を卒業?するのですが、「因子町」と言う呼称は存続します。(因子町が他自治体を編入した場合は、因子町のままです)
下の表は、町村制施行と同時に「町」となった所謂「生まれながらの町」の中で町村制施行時において最多人口を記録した因子町、及び、第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町を都道府県ごとに掲載しております。
因子町数施行時町数施行時最多同人口※---因子町最多※同人口国勢調査年
北海道2007旭川※24,284豊平77,3121960
青森県495青森20,006大三沢32,8511955
岩手県5121水沢7,570釜石36,2301935
宮城県8119石巻16,944富谷51,5912015
秋田県7614土崎港11,708横手26,9931947
山形県428酒田20,973酒田30,2801930
福島県8821若松21,325内郷37,0821950
茨城県844011,241神栖48,5752000
栃木県5926宇都宮29,424河内35,1762005
群馬県5335前橋27,512太田49,9431947
埼玉県9340川越18,651鶴ヶ島63,0641990
千葉県12042千葉21,599浦安64,6731980
東京都9816八王子21,721平塚※132,1081930
神奈川県7420横須賀17,171座間※56,7271970
新潟県9748高田20,122黒埼25,8932000
富山県4031新湊17,068小杉32,9482005
石川県4915小松12,683内灘26,9872015
福井県339敦賀14,659武生27,2201947
山梨県480該当なし竜王40,5592000
長野県6816長野26,345下諏訪※26,9321970
岐阜県9125大垣20,103岐南25,8812020
静岡県8631浜松13,630長泉43,3362020
愛知県14023〇〇18,310三好56,2522005
三重県7118宇治山田27,112桑名※28,3611935
滋賀県566大津30,920栗東54,8562000
京都府5214伏見17,197田辺53,0401995
大阪府10112東平野12,281豊崎56,1101920
兵庫県12826明石19,790播磨33,7662000
奈良県4310奈良24,274香芝52,8171990
和歌山県572新宮10,648田辺28,1311940
鳥取県414米子13,373米子26,7361925
島根県549浜田9,272斐川27,6892010
岡山県1163津山11,627琴浦25,0071955
広島県12713尾道18,134府中51,1552020
山口県70420,146徳山32,0621935
徳島県612撫養18,329藍住35,2462020
香川県475丸亀※18,488坂出25,9581940
愛媛県6912今治13,734重信23,6582000
高知県482須崎5,199清水16,2801950
福岡県13020小倉14,449那珂川50,0042015
佐賀県495唐津9,100大町23,2761950
長崎県856厳原※12,587長与42,6552005
熊本県8626八代9,968菊陽43,3372020
大分県7014中津12,583中津24,5051925
宮崎県495都城11,776小林38,9681947
鹿児島県940該当なし谷山40,7991947
沖縄県221糸満※7,738南風原40,4402020
施行時最多人口※・・・以下を除き、1889年(明治22年)末「内務省告示による現住人口」
旭川※…1903年末「日本帝国人口静態統計」による
丸亀※…1890年末「内務省告示による現住人口」による
厳原※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による(1889年の町村制施行と同時に「町」となった中では、湊:6,979人-1889年)
糸満※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による
因子町最多※
平塚※…当時の町名は平塚を改称した「荏原」
座間※…相模原町から分立した、いわば「二代目座間」
下諏訪※…国勢調査より前の時代を含めると:松本33,493(1903年)
桑名※…国勢調査より前の時代を含めると:宇治山田33,627(1903年)

追記No.2
アタマを使い過ぎてクイズを出すのを忘れてしまいました。
問題:愛知県において、町村制施行と同時に「町」となった23町の中で1889年の現住人口最多はどこでしょうか???
(岡崎でも、豊橋でも、もちろん一宮でもありません)
[104149] 2022年 4月 11日(月)16:04:56白桃 さん
Re:「風の証言」の時代
[104148]デスクトップ鉄 さん
というわけで、答は1970年3月15日から1972年2月19日までの約2年間となり、2週間に特定できませんでした。
お付き合いいただき有難うございます。
上田市は1970年4月1日に塩田町を編入し、1970年の国勢調査人口は93,198人となりました。その前の1965年国調人口は73,940人となっており、上田の人口が7万人余と言う時代は1970年3月31日までということになり、よって、「風の証言」の時代は
1970年3月15日~1970年3月31日
ということになります。
もっとも、鮎川氏が上田市と塩田町の合併を知らなかったとすれば、この期間は後ろに延びても良いような気もします。ただ、1970国勢調査時において、旧塩田町の人口を除いた上田市の人口は既に77,532人となっており、「上田の人口が7万人余」と言われると、少し違和感を覚えます。因みに小諸の人口はこの時期、「4万人弱」で停滞が続いています。

鮎川哲也は鉄道ダイヤを題材とするアリバイ崩しものが主で、ほとんど読んでいます。「黒のトランク」がおすすめです。
私のおすすめは、「黒いトランク」です。(笑)
「黒いトランク」は鮎川哲也の最高傑作かどうかは別にしても、読みごたえがあり、忘れられない名作ですね。鮎川の作品の中で、最初にこの小説を読まない方が良い、と言う声がありますが、白桃も同感で、他の作品で鮎川に慣れてから読んだほうが良いと思います。


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