出題者のグリグリさん、参加者の皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
前回はまずまずの成績を残し、今回はそれと同等かそれ以上の結果を出すことが目標でありました。落書き帳100000番達成、全国の町十番勝負開催もあり、その辺り対策をしておこうと、それなりには準備をしてきたつもりです。開催翌日には大学の課題もありましたし、できるだけ初日で片付けておくつもりでした。
10/10 21:00:00 十番勝負開始〜からの一番槍は初めてだと思います。
問十:2015年国勢調査人口が10万人前後(90000〜109999人)の市
解答:安曇野市(金)1分38秒
「人口100000人±10000人」は当然予想するでしょうが、先日に国勢調査。グリグリさんのことだし、念のためにと国調人口も予め確認しておいたのが幸いしました。問題市の並びで問十を瞬殺。
推計人口に惑わされた人が多いのか、これで金メダルは行幸。でもこの時問一に気づけなかったのは痛手。
問四:2019年工業統計調査の製造品出荷額等が1兆円を超える市
解答:名古屋市(金)4分55秒
[100287]を投稿した時、何となく出題されそうな気はしていました。工業関係の問題は初めてですし。
「出荷額県内1位」の方を一番手で予想していました。が、「1兆円以上」も確認くらいはしています。みよし市が1兆円の境界であること、大分市が意外と高いことなどを思い出したのでこちらも瞬殺。自ら話題提供しましたし、金メダルは当然です。
問三:1つの市を通って海岸に出られる内陸の市
解答:伊那市(金)36分1秒
札幌市といえば小樽市・石狩市が海への道をギリギリ遮っていることで有名。南アルプス市と静岡市の隣接も覚えています。飯山市→新潟県、甲賀市→三重県、高島市→若狭地方 という構図が思い浮かび、すぐ共通項に。深夜特急さん・Nさんと「海までの経由自治体数」の話をしていたのでこの発想は容易でした。
共通項の多さからして、「流石に町村は対象外だろう」と予想。余裕はあるので隣接関係一覧からカウント。30分くらいかけましたがそれくらいの数になったので見切り発車。翌朝にはExcelでちゃんと数えて確信しました。
関連する話をしていた自分と深夜特急さんで金銀メダルはいいですね。我々のための出題では(考えすぎ)。
問二:県境サインのある市(参考サインは除く)
解答:佐久市(4位)42分36秒
最初から県境関係は疑っていました。EMMさんの解答→地名コレクション の発想。タイムリーな話題ですし、これは予想したらメダルが取れていたかも。非該当の意味も確認して解答。
問七:市制施行日が金曜日の市
解答:茅野市(金)48分31秒
残った問題で「市制施行関係」をローラー検索したらヒット。
第四十八回問十でも「木曜日」があり、曜日問題は昔から存在するので基本的な問題かな。県の端っこっぽいのは分かりましたが、想定解数が一致しましたし、別解は気づかなかったです……。
問五:47都道府県庁所在地の人口密度に最も近い市
解答:笛吹市(金)1時間16分16秒
蕨市で人口密度関係を疑い、福井市と静岡市の密度が近いことから確信。
第五十三回問二では運良く別解から金メダルをとった「県庁所在地の面積に近い市」。類問だなと感じつつ、「今度こそは」きちんとメダル獲得。第五十三回以降、この手の問題は警戒するようになったはずです。
問六:大島のある市(大島コレクション)
解答:佐渡市(5位)1時間24分17秒
お題から海岸・島関係に目が行き、気仙沼市を調べていると「大島」を発見。「『大島コレクション』なんてあるのかなぁ」と思っていたらありました。まさかの地名コレ2問。でも面白い問題ですね。
問八:現役プロ将棋棋士の出身地の市
解答:長野市(4位)1時間39分50秒
開始直後に3人が解答。これは分かりやすいやつなのでは?と思いお題を見ると瀬戸市でピンとくる。他の問題市も調べて納得。棋士データベースに出身地も掲載されているとはね。これは良い問題だと思いました。
これと同時に問九を「『な』のつく市」と考えて回答し玉砕。想定解数が1合わないのも不自然でしたし、メダル圏内ではないことが分かっていたら誤答はしなかったでしょう。勿体無い。
初日のわずか100分で金メダル5つ獲得し8問正解、完答レーストップ。史上最速完答もありそうでしたが、問一がどうしても思いつかず諦め。正直、初日で閃かない限りはヒント頼りになると思っていました。大学の授業もありましたし、この先の話は5日も飛びます。
ということで10/15 第一ヒント発表
問九:過去の十番勝負で問題市になっていない市
解答:須坂市(4位)5日0時間15分59秒
「該当なし」から「十番勝負関係」と見当がつく。いろいろ調べて「問題市に登場していない」という共通項に辿り着く。これは早いうちに気づいても良かったかなと思いました。
さらに時は進み10/17 第三ヒント発表
問一:2000年国勢調査人口が10万人前後(90000〜109999人)の市(合併組替後)
解答:安曇野市(8位)7日0時間17分31秒
近いところは色々迷走しましたが、まさか2000年国調の組替人口が出るとは思わなかったです。これには参りました。
後から見れば、問一と問十で問題構成が全く同じ、銀銅メダリストも同じなので、そこから類推はできたかも。先に解けた方は「何で問十で金メダルなのに問一は分かんないの?」と思っていたかもしれません(汗)。国調があったばかりですし、問十で満足せずに人口関係を洗えば、初日解答は可能な範囲でした。行田市や渋川市に「10万人前後」のイメージがないし、誤答の飯田市は逆に10万人のイメージが強いのです……悲しい。
解答市基準・市盗り戦略。いつも通り山梨・長野・岐阜中心。メダルチャンスは領地が取れそうなところに。
問十:金メダルで取れそうだった安曇野市を。
問三・問二・問七・問八:問十解答時点で「今回は長野県集中シリーズで行きます」って感じでした。上手いこと長野県から。
問五:新規領地の開拓として笛吹市で金。
問四:上記3県には解なし。Nさんへの牽制を込めて名古屋市で金。
問六:新潟県にも若干お世話になっているので佐渡市。
この時点で長野県総領主リーチ。すぐ取られそうな気もしましたが、他の方(特にさざ波さんとせいこうさん)に解答されるのは惜しいので残り2問も長野県。しかし約9日で総領主の座を明け渡すとは。
結果:完答6位、メダルランキング1位(金5)、誤答1
Get:笛吹市・伊那市・茅野市・安曇野市 Lose:関市
初日のメダル量産・解答ラッシュが全て。そこで閃かなかったらヒント後まで巻き返しは難しいかなぁというところ。完答順位を上げるためには総合力が必要だと実感しました。Nさんはそれを普通にこなしているのでとにかく凄いですね。
色々なジャンルがあり、グリグリさんらしい「ひねり」が加えられていて、とても楽しい問題でした。次回も我々を楽しませる(苦しませる)問題に出会えることを望みます。
今年は全3大会でメダルランキング1位だったので嬉しかったです。次大会は来年と思いますが、またメダルをたくさん取っていきます。さらには勉強と対策をしっかりして解答精度を上げていくつもりです。皆さん、またよろしくお願いします。
以上、長文失礼しました。