都道府県市区町村
白桃研究所長による人口テーマ専門誌

人口で無理矢理語る都市都会

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記事数=27件/更新日:2019年11月25日

標題のとおり、各地の都市都会を人口等の数字でブロックごとにムリヤリ見ていくのですが、人口地誌的観点から、今までの地域区分では不都合だと感じ、以下の通り新たな地域区分を致しました。(今までの地域区分に飽きちゃった、というワケでは決してありま・・・ウゥ苦しい〜)
統括ブロック名   ブロック名     エリア
北国道       北海        北海道(本)
          陸奥        青森A,岩手,宮城,秋田A,福島A
          羽軽        青森B,秋田B,山形
北関東       常磐        福島B,茨城A
          東山        福島C,栃木,群馬,長野A
南関東       北武        埼玉A
          房総        千葉A
          総武        茨城B,埼玉B,千葉B
西関東       南武        東京(本),神奈川A
          富士        神奈川B,山梨,長野B,静岡A
北信越       信越        福島D,新潟(本),長野C
          北陸        富山,石川,福井A,岐阜A
南中部       中山        長野D,岐阜B,愛知A
          東海        長野E,静岡B,愛知B
          三愛        愛知C,三重A
近畿道       北畿        福井B,滋賀,京都,兵庫A,奈良A
          阪神        大阪A,兵庫B
          南畿        三重B,大阪A,奈良B,和歌山
中四国       白桃        兵庫C,鳥取,岡山,香川
          西国        島根(本),広島,山口
          四国        兵庫D,徳島,愛媛,高知
九州道       西海        福岡A,佐賀, 長崎(本)
          南海        福岡B,熊本,鹿児島A
          日豊        福岡C,大分,宮崎,鹿児島B(本)
島嶼

以下は、詳細です。
青森A(南部グループ)八戸市、十和田市、三沢市、むつ市、上北郡、下北郡、三戸郡
青森B(津軽グループ)青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、つがる市、平川市、東津軽郡、西津軽郡
           中津軽郡、南津軽郡、北津軽郡
秋田A(鹿角グループ)鹿角市、鹿角郡
秋田B(羽後グループ)秋田市、能代市、横手市、大館市、男鹿市、湯沢市、由利本荘市、潟上市、大仙市
           北秋田市、にかほ市、仙北市、北秋田郡、山本郡、南秋田郡、仙北郡、雄勝郡
福島A(北福島グループ)福島市、相馬市、二本松市、南相馬市、伊達市、伊達郡、安達郡、相馬郡
福島B(磐城グループ)いわき市、東白川郡、双葉郡
福島C(南福島グループ)郡山市、白河市、須賀川市、田村市、本宮市、岩瀬郡、西白河郡、石川郡、田村郡
福島D(会津グループ)会津若松市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡
茨城A(常陸グループ)水戸市、日立市、土浦市、石岡市、龍ケ崎市、下妻市、常陸太田市、高萩市、北茨城市
           笠間市、牛久市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、潮来市、常陸大宮市、那珂市、筑西市
           稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、小美玉市
           東茨城郡、那珂郡、久慈郡、稲敷郡
茨城B(茨城下総グループ)古河市、結城市、常総市、取手市、守谷市、坂東市、結城郡、猿島郡、北相馬郡
埼玉A(埼玉グループ)さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市
           東松山市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、蕨市、戸田市、入間市、朝霞市
           志木市、和光市、新座市、桶川市、北本市、富士見市、蓮田市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市
           ふじみ野市、白岡市、北足立郡、入間郡、比企郡、秩父郡、児玉郡、大里郡
埼玉B(東埼玉グループ)春日部市、草加市、越谷市、久喜市、八潮市、三郷市、幸手市、吉川市、南埼玉郡
            北葛飾郡
千葉A(千葉グループ)千葉市、銚子市、館山市、木更津市、茂原市、成田市、佐倉市、東金市、旭市、習志野市
           勝浦市、市原市、八千代市、鴨川市、君津市、富津市、四街道市、袖ケ浦市、八街市
           印西市、白井市、富里市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、大網白里市
           印旛郡、香取郡、山武郡、長生郡、夷隅郡、安房郡
千葉B(東葛飾グループ)市川市、船橋市、松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市、浦安市
神奈川A(武相グループ)横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、三浦郡、大和市
神奈川B(湘南グループ)相模原市、平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、厚木市、伊勢原市、海老名市
            座間市、南足柄市、綾瀬市、高座郡、中郡、足柄上郡、足柄下郡、愛甲郡
福井A(越前グループ)福井市、敦賀市、大野市、勝山市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、吉田郡、今立郡
           南条郡、丹生郡
福井B(若狭グループ)小浜市、三方郡、大飯郡、三方上中郡
長野A(東信グループ)上田市、小諸市、佐久市、東御市、南佐久郡、北佐久郡、小県郡
長野B(諏訪グループ)岡谷市、諏訪市、茅野市、諏訪郡
長野C(北信グループ)長野市、須坂市、中野市、大町市、飯山市、千曲市、北安曇郡、埴科郡、上高井郡
           下高井郡、上水内郡、下水内郡
長野D(木曽筑摩グループ)松本市、塩尻市、安曇野市、木曽郡、東筑摩郡
長野E(伊那谷グループ)飯田市、伊那市、駒ヶ根市、上伊那郡、下伊那郡
岐阜A(飛騨グループ)高山市、飛騨市、下呂市、大野郡
岐阜B(美濃グループ)岐阜市、大垣市、多治見市、関市、中津川市、美濃市、瑞浪市、羽島市、恵那市、美濃加茂市
           土岐市、各務原市、可児市、山県市、瑞穂市、本巣市、郡上市、羽島郡、養老郡、不破郡
           安八郡、揖斐郡、本巣郡、加茂郡、可児郡
静岡A(駿豆グループ)沼津市、熱海市、三島市、富士宮市、伊東市、富士市、御殿場市、下田市、裾野市、伊豆市
           伊豆の国市、賀茂郡、田方郡、駿東郡
静岡B(駿遠グループ)静岡市、浜松市、島田市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、袋井市、湖西市、御前崎市
           菊川市、牧之原市、榛原郡、周智郡
愛知A(北尾張グループ)一宮市、犬山市、江南市、稲沢市、岩倉市、丹羽郡
愛知B(三河グループ)豊橋市、岡崎市、豊川市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、新城市
           知立市、高浜市、田原市、みよし市、額田郡、北設楽郡
愛知C(南尾張グループ)名古屋市、瀬戸市、半田市、春日井市、津島市、常滑市、小牧市、東海市、大府市、知多市
            尾張旭市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、弥富市、あま市、長久手市
            愛知郡、西春日井郡、海部郡、知多郡
三重A(伊勢志摩グループ)津市、四日市市、伊勢市、松阪市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、鳥羽市、いなべ市
             志摩市、桑名郡、員弁郡、三重郡、多気郡、度会郡
三重B(伊賀牟婁グループ)名張市、尾鷲市、熊野市、伊賀市、北牟婁郡、南牟婁郡
大阪A(摂津北河内グループ)大阪市、豊中市、池田市、吹田市、高槻市、守口市、枚方市、茨木市、寝屋川市
              大東市、箕面市、門真市、摂津市、四條畷市、交野市、三島郡、豊能郡
大阪B(和泉南河内グループ)堺市、岸和田市、泉大津市、貝塚市、八尾市、泉佐野市、富田林市、河内長野市
              松原市、和泉市、柏原市、羽曳野市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市
              大阪狭山市、阪南市、泉北郡、泉南郡、南河内郡
兵庫A(丹波但馬グループ)豊岡市、丹波篠山市、養父市、丹波市、朝来市、美方郡
兵庫B(摂津グループ)神戸市、尼崎市、明石市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、川辺郡
兵庫C(播磨グループ)姫路市、相生市、加古川市、赤穂市、西脇市、三木市、高砂市、小野市、加西市、宍粟市
           加東市、たつの市、多可郡、加古郡、神崎郡、揖保郡、赤穂郡、佐用郡
兵庫D(淡路グループ)洲本市、南あわじ市、淡路市
奈良A(北大和グループ)奈良市、大和郡山市、天理市、生駒市、山辺郡
奈良B(南大和グループ)大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、香芝市、葛城市、宇陀市、生駒郡
            磯城郡、宇陀郡、高市郡、北葛城郡、吉野郡
福岡A(筑紫グループ)福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、太宰府市、古賀市、福津市、朝倉市
           糸島市、那珂川市、糟屋郡、朝倉郡
福岡B(筑後グループ)大牟田市、久留米市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、小郡市、うきは市、みやま市
           三井郡、三潴郡、八女郡
福岡C(筑豊グループ)北九州市、直方市、飯塚市、田川市、行橋市、豊前市、中間市、宮若市、嘉麻市、遠賀郡
           鞍手郡、嘉穂郡、田川郡、京都郡、築上郡
鹿児島A(薩摩グループ)鹿児島市、枕崎市、阿久根市、出水市、指宿市、薩摩川内市、日置市、いちき串木野市
            南さつま市、南九州市、伊佐市、姶良市、薩摩郡、出水郡、姶良郡
鹿児島B(大隅グループ)鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市、志布志市、曽於郡、肝属郡
島嶼(北海道)奥尻郡、礼文郡、利尻郡
  (東京都)大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁
  (新潟県)佐渡市、岩船郡粟島浦村
  (島根県)隠岐郡
  (長崎県)対馬市、壱岐市、五島市、北松浦郡小値賀町、南松浦郡
  (鹿児島県)西之表市、奄美市、鹿児島郡、熊毛郡、大島郡
  (沖縄県)全市町村

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[98062]2019年6月24日
白桃
[98064]2019年6月25日
白桃
[98067]2019年6月27日
白桃
[98068]2019年6月28日
白桃
[98075]2019年6月30日
白桃
[98080]2019年7月3日
白桃
[98081]2019年7月4日
白桃
[98085]2019年7月5日
白桃
[98086]2019年7月6日
白桃
[98095]2019年7月7日
白桃
[98099]2019年7月8日
白桃
[98101]2019年7月8日
白桃
[98103]2019年7月9日
白桃
[98108]2019年7月12日
白桃
[98111]2019年7月14日
白桃
[98124]2019年7月19日
白桃
[98144]2019年7月27日
白桃
[98149]2019年7月30日
白桃
[98156]2019年8月2日
白桃
[98171]2019年8月8日
白桃
[98195]2019年8月16日
白桃
[98198]2019年8月17日
白桃
[98201]2019年8月18日
白桃
[98209]2019年8月23日
白桃
[98213]2019年8月26日
白桃
[98216]2019年8月28日
白桃
[98491]2019年9月18日
白桃

[98062] 2019年 6月 24日(月)18:40:30【1】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その1.九州道第一部)
まず始めにおことわり
二か月ほど前に始めた「都会」人口素描シリーズを、地域区分再編成を理由に、仕切り直し、というか焼き直しするもので、重複する部分がかなりあることをお許しください。

トップバッターは、「九州道統括ブロック」です。(九州道)というワケのわからない日本語は無視してください。('◇')ゞ
九州七県から長崎県と鹿児島県の離島を除いたエリアです。(西海)(南海)(日豊)3つのブロックに分かれます。その詳細は[98052]を参照していただければ良いのですが、ざっくり言いますと、長崎本線沿線、鹿児島本線沿線、日豊本線沿線です。
(1)2019年5月1日現在推計人口ランキングと3万人以上DID
以下の通り、ランクイン都市の人口増加率に関しては、福岡市以外はマイナスになっております。
人口ランク都市人口増加率-----3万人以上DIDDID名実質DID人口中心都市
SCC福岡1,587,5003.17福岡1,994,305福岡市
1北九州941,239-2.09北九州833,027北九州市
2熊本739,004-0.25熊本662,984熊本市
3鹿児島595,787-0.67鹿児島450,489鹿児島市
4大分477,621-0.11大分297,369大分市
5長崎413,129-3.81長崎259,398長崎市
6宮崎398,107-0.76宮崎244,168宮崎市
7久留米303,553-0.33久留米174,823久留米市
8佐世保247,873-2.96佐賀127,768佐賀市
9佐賀233,650-1.15佐世保111,603佐世保市
10 都城161,137-2.36別府107,735別府市
大牟田101,592大牟田市
糸島98,062糸島市
延岡82,178延岡市
都城63,366都城市
大村62,104大村市
小倉下曽根61,401(北九州市)
八代55,162八代市
諫早52,623諫早市
飯塚49,683飯塚市
日向40,308日向市
唐津36,002唐津市
鳥栖35,471鳥栖市
紫郡丘陵30,206(筑紫野市)
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注4)【実質DID人口】右横の〇は市町村域を超えたDID
注5)(市名)は該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
西海(人口)(増加率)-----南海 (人口)(増加率)-----日豊(人口)(増加率)
CC長崎 413,129-3.81熊本739,004-0.25北九州 941,239-2.09
1諫早134,712-2.44八代124,125-2.63飯塚126,953-1.70
2唐津118,219-3.72大牟田112,127-4.46霧島124,814-0.83
3春日111,1370.36薩摩川内93,166-3.03延岡119,554-4.48
4筑紫野102,5291.43天草77,225-6.66別府118,765-2.76
5大野城100,9041.39姶良76,3601.58鹿屋101,640-1.90
6糸島98,0721.66玉名65,094-2.53中津82,866-1.31
7宗像96,8650.36柳川64,934-4.19行橋71,1100.74
8大村94,6162.00八代61,366-4.72佐伯68,247-5.49
9鳥栖74,3371.97合志61,3105.04日田63,227-4.95
10太宰府72,2350.09小郡58,4510.81日向60,051-2.77
注1)CCは【ブロックチャンピョンシティ】
注2)鹿児島、大分、佐世保など九州道統括ブロックにランクインした都市はブロックランキングには入らない。
[98064] 2019年 6月 25日(火)03:15:28白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その2.九州道第二部)
(3)九州道の都会
白桃市町村人口研究所では、以下の17市を九州道における「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会八段福岡17.105.0010.000.508.402.000.250.0843.33
A都会七段熊本15.105.0010.000.106.482.000.150.0438.87
A都会八段北九州15.105.009.000.106.531.000.350.0537.13
A都会七段鹿児島14.104.5010.000.056.481.000.100.0336.26
A都会六段長崎13.104.5010.000.156.101.000.500.0135.36
B都会六段大分13.104.509.000.056.101.000.000.0033.75
B都会六段宮崎13.104.008.900.056.101.000.000.0033.15
B都会五段佐賀12.104.0010.000.355.101.000.000.0032.55
B都会六段久留米13.104.0010.00-0.055.100.000.000.0332.18
B都会六段佐世保12.104.009.000.055.100.000.250.0030.50
C都会五段都城11.103.508.900.154.500.000.000.0028.15
D都会五段別府10.104.008.90-0.053.050.000.500.0026.50
D都会六段大牟田10.103.509.000.203.500.000.000.0226.32
D都会五段諫早10.003.508.600.004.000.000.000.0126.11
D都会五段八代10.103.508.80-0.053.500.000.000.0125.86
D都会五段延岡10.003.508.600.053.500.000.000.0025.65
D都会五段飯塚10.103.008.400.053.500.000.100.0025.15
これに続く、ま、「準都会」と言っても差し支えない中都市A(都会度22.50ポイント以上)の市は、
鹿屋(24.55)、大村(24.40)、唐津(24.20)、中津(23.50)、日向(22.55)、日田(22.50)
の6市です。
なお、都会種別横の段位は、いわば都市の「人口格」とも言うべきもので、下に3つに分けた国勢調査年に市人口が一度でもその要件を満たせば、以後、満たさなくなっても降格することのない呼称です。
段位〇1920年~1950年〇1955年~2000年 〇2005年~2015年
十段200万以上350万以上500万以上
九段100万以上200万以上270万以上
八段50万以上100万以上130万以上
七段30万以上50万以上70万以上
六段10万以上20万以上30万以上
五段5万以上10万以上15万以上
四段3万以上5万以上8万以上
三段1.5万以上3万以上5万以上
二段1万以上2万以上3万以上
初段1万未満2万未満3万未満
[98067] 2019年 6月 27日(木)11:34:19白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その3.北国道第一部)
このシリーズ2番バッターは【北国道統括ブロック】です。(北国道)は(きた・こくどう)ではなく、(ほっこくどう)と読んでください。(笑)
本エリアは、北海(北海道本土)、陸奥(青森なんぶ地域、岩手県、宮城県、福島県北部、秋田鹿角地区)、羽軽(青森県津軽地域、旧出羽国)の3つに分かれます。福島県の会津地域や南部(いわき市や郡山市など)は他の統括ブロックになっております。
(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
下表は北国道のランキングで、第一回、「昭和の合併」前、「昭和の合併」後、「平成の合併」前、「平成の合併」後、の5つの国勢調査人口を参考として付けています。
ランク都市推計人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC札幌1,969,0750.86102,580313,850523,8391,822,3681,913,545
1仙台1,088,7860.61118,984341,685425,2721,008,1301,045,986
2旭川329,624-2.9461,319123,238188,309359,536347,095
3秋田306,804-2.8536,281126,074203,661317,625323,600
4盛岡293,241-1.4742,403117,578157,441288,843298,348
5福島287,444-2.3135,76293,435138,961 291,121292,590
6青森276,823-3.7648,941106,417202,211297,859299,520
7函館254,039-4.49144,749228,994243,012287,637279,127
8山形249,820-1.5848,339104,891188,597255,369254,244
9八戸223,822-3.22104,335174,348241,920237,615
10弘前170,863-3.6932,76765,597152,132177,086183,473
札幌と仙台を除く各都市はだいぶ前から低落傾向に入っおり、二大都市との差はますます開くばかりです。過去を振り返ると、第1回国調時に、函館は全国9位、仙台12位、小樽13位、札幌15位となっています。あゝ♪小樽の人(口)よ、♪函館の女(性人口)はどこに消えたか・・・
本題とは関係ありませんが、八戸は、市に隣接していない市の中で最も人口が多いのです。
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)1920年国調時、八戸は町であったので人口欄はブランク。また、札幌、旭川、函館は1920年国調時に「区」であった。

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
北海(人口)(増加率)-----陸奥(人口)(増加率)-----羽軽(人口)(増加率)
CC旭川329,624-2.94仙台1,088,7860.61秋田306,804-2.85
1苫小牧170,477-1.31石巻141,824-3.66鶴岡123,894-4.44
2帯広167,199-1.26大崎129,285-3.08酒田101,273-4.68
3釧路167,185-4.32一関115,029-5.39横手86,972-5.67
4江別120,375-0.22奥州114,624-4.02米沢82,299-4.25
5北見117,186-3.33花巻94,120-3.67大仙78,288-5.43
6小樽114,190-6.34北上92,207-1.39由利本荘75,751-5.22
7千歳97,2721.70名取78,6682.61大館70,371-5.13
8室蘭83,394-5.84登米78,291-4.48天童62,093-0.16
9岩見沢80,640-4.57栗原65,735-5.97五所川原51,938-5.88
10恵庭70,5571.23多賀城62,4550.58能代51,132-6.57
羽軽ブロックは全国最悪人口減少地域となっており、増加率プラスの市はゼロです。
[98068] 2019年 6月 28日(金)04:15:40白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その4.北国道第二部)
(3)北国道の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口//////DID名中心都市実質DID人口
札幌〇札幌市2,023,364小樽小樽市87,025
仙台〇仙台市1,106,304北見北見市80,955
旭川旭川市313,661千歳千歳市74,479
盛岡〇盛岡市253,544石巻石巻市63,648
秋田秋田市250,569鶴岡鶴岡市58,040
函館〇函館市226,702恵庭恵庭市56,081
青森青森市204,092酒田酒田市52,125
山形山形市180,878岩見沢岩見沢市48,561
福島福島市175,495米沢米沢市45,777
釧路〇釧路市167,015名取名取市45,707
八戸八戸市156,053石狩花川石狩市43,040
帯広帯広市151,189古川大崎市37,903
苫小牧苫小牧市122,408天童天童市37,683
弘前弘前市119,063岩沼岩沼市33,812
室蘭〇室蘭市101,004北上北上市30,471
北国道の中で北海ブロックは、旭川に代表されるように常住人口の割に大きいDIDを擁しているのが特徴です。一方、陸奥ブロックには、所属自治体の常住人口が10万人を超えていながらDID人口が3万人に満たない、一関、水沢(奥州市)があることも見逃せません。ま、大型合併によって上辺の人口を取り繕ったのですからしかたありませんか。あまり大きな声では言えないのですが、花巻や横手に至っては、あのスーパタウンのDIDよりも小さいのです。
ところで、北上市のDID名を「黒沢尻」にしないで良かったですかね?
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は市町村域を超えたDIDを示す。

(4)北国道の都会
白桃市町村人口研究所では以下の21市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会八段札幌17.105.0010.000.007.952.001.500.0643.61
大都会八段仙台16.105.0010.000.307.702.000.350.0741.52
B都会六段秋田13.104.0010.000.206.101.000.050.0134.46
B都会六段山形12.104.0010.000.306.101.000.050.0133.56
B都会六段盛岡12.104.0010.000.256.101.000.000.0233.47
B都会六段旭川13.104.509.000.006.000.000.100.0032.70
B都会六段青森12.104.009.000.056.101.000.050.0232.32
B都会六段函館12.104.0010.000.105.100.000.500.0131.81
B都会六段福島12.104.009.000.155.101.000.050.0331.43
B都会六段八戸12.104.008.900.205.100.000.000.0230.32
B都会五段弘前11.104.0010.000.354.550.000.150.0130.16
C都会五段帯広11.104.008.900.155.100.000.000.0029.25
C都会六段釧路11.104.009.000.005.000.000.000.0029.10
C都会六段小樽10.104.0010.000.053.500.000.500.0028.15
C都会五段苫小牧11.104.007.900.005.000.000.000.0028.00
D都会五段酒田10.103.508.900.153.500.000.100.0026.25
D都会五段石巻10.103.508.900.103.500.000.000.0026.10
D都会五段鶴岡10.103.508.900.003.500.000.050.0026.05
D都会五段米沢9.103.0010.000.303.050.000.100.0125.56
D都会五段北見10.103.508.00-0.054.000.000.000.0025.55
D都会六段室蘭9.103.509.000.453.500.000.000.0025.55
順当な結果だと思います。札幌と仙台が突出しているということで、「A都会」が無い。
また、北国道の「中都市A」は、岩見沢(23.80)、一関(23.67)、大崎(23.52)、奥州(22.81)、
北上(22.72)、江別(22.55)ですが、やはり「都会」と呼ぶには・・・
[98075] 2019年 6月 30日(日)09:49:57白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その5.近畿道第一部)
シリーズ三番打者には【近畿道統括ブロック】を起用します。近畿にわざわざ「道」を付けなくても良いのではないかというごもっともなご意見は無視するとしても、私が「道州制」支持者ではないことだけはお断わりしておきます。また、よく似た名称が韓国の(京畿道)ですが、なんか共通する部分があるのでは…
近畿道を以下の通り3つのブロックに分けましたが、正直、帳尻合わせを優先せざるを得ませんでした。
北畿・・・(若狭)(近江)(山城)(丹波)(丹後)(但馬)(大和北部)
阪神・・・(摂津)(河内北部)(明石市)
南畿・・・(伊賀)(和泉)(河内南部)(大和南部)(紀伊)・・・そう言えば昔、紀伊半島の住民を英語で何というか、というナゾナゾがありました。オット脱線
よって、世間一般が認識する近畿から、(播磨)の殆んどと(淡路)が抜けています。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC大阪2,735,0031.631,252,9831,956,1363,011,5632,598,7742,665,314
1829,145-1.2184,999213,688339,863792,018841,966
2東大阪495,273-1.49150,129212,754515,094509,533
3西宮487,401-0.09126,783262,608438,105482,640
4尼崎451,434-0.2538,461279,264405,955466,187453,748
5枚方399,466-1.1643,97080,312402,563407,978
6豊中399,3470.9886,203199,065391,726389,341
7吹田380,5911.6478,415116,765347,929355,798
8和歌山356,560-2.0983,500191,337285,155386,551370,364
9奈良354,596-1.5940,30177,866134,577366,185366,591
10高槻348,470-0.9543,32179,043357,438357,359
全日本7位神戸1,524,749-0.81608,644765,4351,113,9771,493,3981,544,200
全日本8位京都1,467,895-0.49591,3231,101,8541,284,8181,467,7851,474,015
古来、わが国の先進地域であるこの統括ブロックは流石に凄い都市が並んでいます。全日本ランキングに入る神戸、京都を除いても、10位の高槻市まで30万人以上のラインナップ。30万人を超え、滋賀県庁所在地の大津がランクイン出来ないのですから。ただ、今が過去最高の人口、というのは吹田ぐらいです。共通して言えることは、各都市とも、急激に人口が増加した時期が少なくとも一度はあったということです。…平城京、平安京、秀吉の頃の大坂…まで遡らなくとも良いでしょう。
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)1920年国調時、東大阪、西宮、枚方、豊中、吹田、高槻は市制施行前であったので人口欄はブランク。また、東大阪の1950年と1960年は布施市の人口

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
北畿(人口)(増加率)-----阪神(人口)(増加率)-----南畿(人口)(増加率)
CC京都1,467,895-0.49神戸1,524,749-0.81829,145-1.21
1大津342,2190.37明石298,6551.79八尾266,374-0.90
2宇治181,752-1.58茨木282,5840.91岸和田190,386-2.32
3草津141,8083.32寝屋川230,633-2.90和泉185,252-0.46
4生駒117,051-1.00宝塚225,4020.22橿原122,083-1.63
5長浜115,106-2.61伊丹198,1880.66松原118,494-1.87
6彦根114,0050.29川西153,801-1.65富田林110,454-3.10
7東近江113,008-1.03守口142,092-0.66羽曳野109,973-2.40
8甲賀89,278-1.79箕面136,3222.18 河内長野102,502-4.19
9亀岡87,248-2.49大東120,181-2.46泉佐野100,499-0.46
10大和郡山85,036-2.31門真120,157-2.77伊賀87,437-3.47
北畿の草津、阪神の箕面の増加率が目立つ一方で、旧和泉国、旧河内国の市が軒並み減少しています。大阪府においては、ランク外すべての市を含めても旧摂津国以外で増加しているのは大阪狭山市だけです。
[98080] 2019年 7月 3日(水)10:36:52【1】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その6.近畿道第二部)
(3)近畿道の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口/////DID名 中心都市実質DID人口
大阪〇大阪市11,626,767西神中央(神戸市)45,783
京都〇京都市1,811,936三田 三田市44,583
琵琶湖〇大津市394,780湖西堅田(大津市)43,933
奈良〇奈良市357,786洛西NT(京都市)41,330
和歌山和歌山市275,582福知山福知山市 38,022
香芝高田〇香芝市127,684東舞鶴舞鶴市36,215
鈴蘭台(神戸市)104,490大和郡山南大和郡山市36,192
橿原橿原市89,279 長浜長浜市33,258
葛駒〇斑鳩町87,928北摂〇(川西市)32,577
南泉州〇泉南市85,869三田ウッディ(三田市) 31,574
生駒生駒市67,590京田辺京田辺市31,424
彦根彦根市57,024 田辺田辺市30,925
亀岡亀岡市47,611
大阪DIDは、ここの地点を【連担】していると見做した(認定)実質DIDで、垂水、明石はおろか、【中四国統括ブロック】の加古川、高砂まで及んでいます(詳細は後述)。その他、主な実質DIDを補足説明すると、
香芝高田DID:香芝・大和高田・馬見(広陵町)の3つの形式DIDの連担
鈴蘭台DID:鈴蘭台(丙種)と箕谷(丙種)の認定連担
葛駒DID:斑鳩・大和三郷・王寺・上牧・河合の5つの形式DIDの連担
によるものです。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。

以下は、主要な実質DIDの詳細です。
〇大阪DID
形式DID名所在地人口///形式DID名所在地人口///形式DID名所在地人口
大阪市連合大阪市2,690,732箕面箕面市126,062高石高石市56,529
神戸市連合神戸市745,874門真門真市123,576大阪狭山大阪狭山市51,117
堺市連合堺市645,092大東大東市121,560四條畷四條畷市46,332
東大阪東大阪市501,649松原松原市118,975熊取熊取町36,363
尼崎尼崎市452,563川西川西市102,325柏原柏原市35,425
西宮西宮市440,296羽曳野羽曳野市101,209播磨町※播磨町33,169
豊中豊中市395,479泉ヶ丘※堺市99,056光明池※堺市30,939
枚方枚方市391,023池田池田市93,349柏原国分柏原市29,241
吹田吹田市374,468富田林富田林市89,373大住京田辺市23,056
高槻高槻市324,611名谷妙法寺※神戸市88,420忠岡忠岡町17,298
明石※明石市279,870芦屋芦屋市87,036学園都市※神戸市16,918
八尾八尾市264,824摂津摂津市84,738川西清和台川西市11,937
茨木茨木市256,390泉佐野泉佐野市82,197玉津北※神戸市11,080
寝屋川寝屋川市221,732高砂※高砂市81,105深阪※堺市10,237
垂水※神戸市208,533河内長野河内長野市79,196打上※寝屋川市9,628
宝塚宝塚市207,520貝塚貝塚市76,604新地※神戸市8,325
加古川※加古川市204,311玉津伊川谷※神戸市76,126美原さつき野堺市7,353
伊丹伊丹市196,879泉大津泉大津市75,897田尻田尻町7,039
岸和田岸和田市176,899藤井寺藤井寺市65,438美原東堺市5,861
和泉和泉市147,345交野交野市65,304柱本高槻市5,354
守口守口市143,042京八幡八幡市61,607欽明台八幡市5,281
※印は認定連担

〇京都DID
形式DID名所在地人口
京都市連合京都市1,365,757
宇治宇治市180,546
長岡京長岡京市78,900
城陽城陽市69,223
向日向日市53,107
島本島本町29,116
大山崎大山崎町14,421
久御山久御山町11,737
五領上牧高槻市9,129

〇琵琶湖DID
形式DID名所在地人口
大津大津市137,645
草津草津市103,264
瀬田大津市60,475
近江守山守山市48,905
栗東栗東市44,491

〇奈良DID
形式DID名所在地人口
奈良奈良市308,006
大和郡山大和郡山市29,735
兜台相楽台木津川市7,864
真弓生駒市6,867
精華桜が丘精華町5,314
[98081] 2019年 7月 4日(木)09:21:29白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その7.近畿道第三部)
(4)近畿道の都会
白桃市町村人口研究所では以下の26市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会十段大阪19.105.0010.001.5510.152.000.250.1148.16
大都会九段京都17.105.0010.000.457.902.002.000.0944.54
大都会八段神戸17.105.0010.000.108.002.001.250.1043.55
A都会七段15.105.0010.00-0.356.301.000.000.0437.09
B都会六段和歌山13.104.0010.000.206.051.000.000.0134.36
B都会六段奈良13.104.509.00-0.305.051.000.500.0132.86
B都会七段尼崎13.104.509.00-0.206.100.000.000.0132.51
B都会六段西宮13.104.508.90-0.506.200.000.250.0132.46
B都会六段吹田13.004.508.70-0.206.000.000.000.0432.04
B都会七段東大阪13.005.007.600.156.050.000.000.0331.83
B都会六段大津13.104.009.00-0.454.601.000.000.0231.27
B都会六段豊中13.004.507.70-0.606.100.000.000.0230.72
B都会六段高槻13.004.508.60-0.655.200.000.000.0130.66
B都会六段枚方13.004.508.60-0.605.000.000.000.0030.50
B都会六段茨木12.004.008.70-0.406.000.000.000.0330.33
C都会六段明石12.104.009.00-0.555.000.000.000.0329.58
C都会六段八尾12.004.008.70-0.305.000.000.000.0229.42
C都会五段伊丹11.004.008.70-0.505.000.000.250.0128.46
C都会六段岸和田11.104.008.90-0.504.000.000.050.0127.56
D都会六段寝屋川12.004.007.70-0.604.000.000.000.0027.10
D都会四段泉佐野10.103.508.800.304.000.000.250.0026.95
D都会五段彦根10.103.508.900.003.500.000.150.0126.16
D都会五段守口10.004.008.60-0.253.600.000.000.0425.99
D都会五段宇治11.004.007.50-0.603.500.000.100.0225.52
D都会五段草津10.004.007.000.354.050.000.000.0025.40
D都会五段池田10.103.508.80-0.453.000.000.050.0025.00
谷村新司が歌わなくても「三都」は大都会であることを数字が「物語」っています。「御三家」和歌山がA都会になれていないのは、運命のいたずら、それとも単なるボタンの掛け違い?大阪B都会六段五人衆の中で吹田がトップというのは意外な気もしますが、昼間人口比率のマイナス点が比較的小さい、他の項目も抜け目なくポイントを稼いでいることを知ると納得?、東大阪が来年の国勢調査においてDIDポイント4.50になるのはほぼ確実。明石はひょっとすると、ごく近いうちにB都会に昇進するかも。26市の中で唯一「戦後生まれ(1953年町村合併促進法施行以降に市制施行)」の草津が都会となっていますが、これは見事というか立派です。将来、大津から滋賀県庁を奪うかどうかはともかく、既に現在、大津より自立した都市であることは間違いありません。
※池田市の観光交流ポイント欄に0.05とありますが、これは3年前の「都会仕分け委員会」の委員からいただいた推薦ポイント0.40の一部です。(詳細は[91220][91276]
近畿道の中都市A(都会度22.50ポイント以上)は、以下の20市です。
長浜(24.40)、舞鶴( 24.40)、宝塚(24.31)、和泉(24.30)、門真(24.08)、福知山(23.75)
橿原(23.71)、泉大津(23.70)、貝塚(23.61)、富田林(23.45)、大東 (23.35)、伊賀(23.31)
箕面(23.30)、摂津(23.28)、大和郡山(23.26)、三田(23.21)、川西 (23.06)、田辺(22.95)
芦屋(22.61)、松原( 22.50)
[98085] 2019年 7月 5日(金)22:16:53白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その8.都市とは呼べない市たち第一部)
3番打者【近畿道】が塁に出たところで、監督・白桃は代走を送ります。このままでは、このシリーズに「都会」と呼ばれる一部エリート都市しか登場できず、それでは陽の当たらない控えの選手たちが可哀想だからです。

(1)2019年5月1日現在推計人口2万人未満ランキング
以下は、都会度常住人口ポイント3以下(2万人未満)未満の市です。(参考に、市制施行以降の国勢調査で記録した最高人口と、「昭和の合併」直前の1950年国調における中心自治体の人口を記載しています。)
推計人口(減少率)国調最高人口(国調年)---1950年国調(人口)
歌志内3,09713.6138,0021960年歌志内町40,954
夕張7,67313.23107,9721960年夕張市99,530
三笠8,2359.2756,1961960年三笠町54,476
赤平10,0769.2754,6351960年赤平町50,371
室戸12,11110.4530,4981960年室戸町10,322
土佐清水12,5389.0031,6231955年清水町16,280
芦別13,07610.9068,0911955年芦別町58,547
珠洲13,2769.2237,5371955年飯田町3,210
垂水14,2028.4932,7211960年垂水町26,607
西之表15,0535.7232,6451960年西之表町30,123
尾花沢15,4688.7631,5381960年尾花沢町9,305
熊野16,1686.6630,8191955年木本町6,090
津久見16,4708.3437,1641960年津久見町23,116
安芸16,5315.9530,3701960年安芸町12,452
尾鷲16,5548.0834,5341960年尾鷲町19,075
砂川16,8434.8131,7501960年砂川町24,604
宮津17,1327.0234,7991960年宮津町15,300
勝浦17,4119.5431,1411960年勝浦町15,115
串間17,4806.9242,3051955年福島町13,203
鳥羽17,9597.6630,5211960年鳥羽町11,117
えびの18,3506.0828,0341985年飯野町20,378
士別18,4097.5639,1911955年士別町20,880
陸前高田18,6215.7532,8331955年高田町6,461
多久18,6845.3945,6271960年北多久町13,322
宿毛19,5896.3031,7731955年宿毛町14,286
阿久根19,5937.5741,1801955年阿久根町31,766
美濃19,6335.4331,1881955年美濃町11,169
飯山19,9217.0837,5921960年飯山町10,113
上表28市のうち夕張とえびのを除く26市が「昭和の合併」期に市制施行しており、北海道や鹿児島県の市の中には単独市制があるものの、半数以上は複数の町村の合併によって新設された市です。石炭や水産業等の基幹産業が衰退したことによりドラスチックな人口減少が生じたところも多いですが、これといった基幹産業を持たない地域でドングリの背比べ状態にある町々が単なる「数合わせ」的合併を行った結果、当然の如くジリ貧状態に陥ったところも見受けられます。いずれにしろ、共通して言えることは、人口ピークが1955~1960年であったことです。
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)「平成の合併」期に市制施行した市で推計人口最少は江田島市(22,332人)
[98086] 2019年 7月 6日(土)07:48:09【1】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その9.都市とは呼べない市たち第二部)
(2)現在までDIDが存在していない市
【都会度DIDポイント】が「0」となる「現在までDIDが存在していない市」を2015年国勢調査人口順に並べると以下の通りになります。
南アルプス(小笠原)笛吹(石和)三豊(仁尾)丹波山武小美玉
高島(今津)日置(伊集院)鉾田(鉾田)南島原(西有家)真庭いなべ
北杜さくら(氏家)雲仙稲敷桜川(真壁)常陸大宮
南城(佐敷)雲南(木次)米原田村(船引)阿波瀬戸内
豊後大野(三重)曽於南九州南さつま(加世田)海津(南濃)行方
由布(由布院)浅口(寄島)本巣つがる(木造)潟上香南(赤岡)
御前崎伊豆(土肥)朝来(生野)美馬(脇町)うきは(吉井)安芸高田
国東美作山県壱岐(勝本)阿蘇(宮地)上天草
養父(八鹿)松浦陸前高田(陸前高田)えびの串間(日向福島)垂水(垂水)
※市名(〇〇)は、〇〇地区に準DIDが存在したところです。よって、(〇〇)の無い25市は、「現在まで準DIDすら存在していない市」です。
白桃は殆どコー市ーを飲まない(飲めない)のですが、昔、こういうCMがありました。
~~クリー〇の無い(を入れない?)コーヒーなんて・・・
その後に続いたフレーズが
DIDの無い街みたい・・・~~だったような気がします。( ´∀` )

(3)商品販売額300億円未満の市
【都会度商品販売額ポイント】が0.80まで、すなわち、「平成28年経済センサス-活動調査 産業別集計(卸売業,小売業)」において、商品販売額が300億円未満未満の市は以下の49市です。
(百万円)/////(百万円) /////(百万円)
歌志内5,763垂水22,229美作26,915
夕張8,373勝山22,697嘉麻27,067
土佐清水9,652江田島22,789勝浦27,068
赤平10,402津久見22,886阿波28,098
芦別12,754宮津23,807飛騨28,274
室戸14,680上天草24,097枕崎28,388
三笠14,720安芸24,107三好29,018
珠洲15,544輪島24,483上野原29,131
西之表17,301村山24,525南房総29,165
嬉野19,069鳥羽24,839南城29,176
宇陀20,000あわら24,938八幡平29,189
西海20,152熊野25,394羽咋29,201
串間20,417美唄26,022国東29,417
香美20,633豊後高田26,025豊前29,572
大月20,778美濃26,511いちき串木野29,934
えびの21,894にかほ26,663尾花沢29,977
山県22,082
※【都会度商品販売額ポイント】では、300億円未満は0.80ポイント、200億円未満は0.40ポイント、100億円未満は0.00ポイントとなっています。
(余談)当市町村人口研究所では、上表に出てくる市のうち、香美、大月、宮津、輪島、阿波、枕崎、南房総、尾花沢において酒類を購買する等、「地域支援活動」を行った記憶がございます。
[98095] 2019年 7月 7日(日)09:55:43白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その10.都市とは呼べない市たち第三部)
(4)25ブロックごとの都会度関連最下位市
白桃が新たに区分した24の地域に島嶼を加えた25のブロックにおいて、推計人口、商品販売額、都会度総合ポイント部門それぞれの掉尾を飾る(要するに最下位)市は以下の通りです。
ブロック推計人口(人)---商品販売額(百万円)---都会度(ポイント)
北海歌志内3,097歌志内5,763歌志内4.25
陸奥陸前高田18,621八幡平29,189八幡平6.35
羽軽尾花沢15,468村山24,525潟上7.80
常磐潮来27,962高萩36,237潮来9.25
東山那須烏山25,359那須烏山31,431田村8.55
北武白岡52,077志木69,664白岡12.35
房総勝浦17,411勝浦27,068南房総7.50
総武結城50,833幸手77,494坂東15.45
南武三浦42,756逗子46,519羽村16.35
富士下田21,161大月20,778伊豆7.80
信越飯山19,921加茂31,485魚沼9.10
北陸珠洲13,276珠洲15,544かほく8.45
中山美濃19,633山県22,082山県6.10
東海御前崎31,396御前崎33,171御前崎8.05
三愛鳥羽17,959鳥羽24,839志摩10.90
北畿宮津17,132宮津23,807養父7.90
阪神四條畷55,418四條畷49,978四條畷15.60
南畿熊野16,168宇陀20,000宇陀7.75
白桃美作26,193美作26,915美作6.35
西国江田島22,332江田島22,789江田島6.90
四国室戸12,111土佐清水9,652阿波7.20
西海多久18,684嬉野19,069西海6.70
南海阿久根19,593上天草24,097上天草6.65
日豊垂水14,202串間20,417国東6.75
人口と商品販売額はともに、都会度をはかる重要な項目ではありますが、二部門の最下位だから、都会度総合ポイント
も当然最下位、だとは限りません。「平成の合併」期以降に誕生した市にとっては、「市としての経歴」ポイントが大きな壁となって立ちはだかります。
ともあれ、西海ブロックの最下位はやはり西海市でしたので、♪再会の松尾和子さんも一安心でしょう。
注1)推計人口は2019年5月1日現在
注2)商品販売額は「平成28年経済センサス-活動調査」に記載された卸売業・小売業の合計

(5)し市・じゅうろく市(究極の零細市16傑)
都会度総合ポイント10.00未満の市を【零細市】と呼んでいますが、その数は65にも及び、全部を書き出すのは面倒(正直言うと、名前を出したくない市がひとつあるからです。('◇')ゞ)なので、16に絞りました。この16市は、もし「零細市による100m競争」があったら、準決勝に進める有力候補市でしょう。はっきり言いますと、南城と本巣以外、先の見通しが立たない、もっと言えば、絶望感いっぱいの「し市」です。だから16なのです。
市名人口段位人口 DID市歴昼間商業行政鉄道---総合
歌志内三段0.000.506.00-0.550.00-1.20-0.504.25
南城二段6.000.001.50-0.950.80-1.500.005.85
山県二段4.000.002.50-0.700.800.00-0.506.10
八幡平二段4.000.501.50-0.250.80-0.200.006.35
美作二段4.000.001.70-0.150.800.000.006.35
上天草二段4.000.002.10-0.250.800.000.006.65
西海二段4.000.501.900.000.800.00-0.506.70
国東二段4.000.002.300.150.800.00-0.506.75
江田島初段4.000.501.90-0.300.800.000.006.90
阿波二段5.000.002.50-0.500.80-0.10-0.507.20
壱岐二段4.000.002.10-0.051.200.000.007.25
三笠四段1.000.506.000.000.400.00-0.507.40
南房総二段5.000.501.90-0.500.80-0.200.007.50
本巣二段5.000.001.30-0.202.00-0.500.007.60
土佐清水三段2.000.506.00-0.150.00-0.10-0.507.75
宇陀二段4.000.503.30-0.750.80-0.100.007.75
[98099] 2019年 7月 8日(月)04:22:46白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その11.西関東第一部)
一回の表、代走歌志内が二盗を決めたところで、代走の代走に夕張がたち、その夕張が三盗を決めたところで、三塁には代走の代走の代走三笠がいます。なにこれ???
バッターボックスは四番【西関東統括ブロック】。さて、この得体のしれない問題の統括ブロック・西関東、多少広うござんして、箱根、小仏の関をすり抜けて、伊豆は勿論、駿河、甲斐、信濃にまで及んでいます。二つに分かれたブロックもワケありでして説明しとかなきゃなりません。まず【南武】、武蔵国の南部の意で、東京都本土と神奈川の旧武蔵地域を括るのは良いのですが、それに三浦半島、鎌倉まで混ぜ込んでいます。もう一つの【富士】は、相模の大半、伊豆、いわゆる駿東地域、甲斐、そして信濃は諏訪地域。岡谷から富士山が見えるかい?って、アッシにはカカワリないことでして、夕焼けトンビにでも訊いてくださいな。見えなきゃ、八ヶ岳で我慢、ガマン。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1950年国調1960年国調1975年国調2000年国調2010年国調
SCC横浜3,747,9670.62951,1891,375,7102,621,7713,426,6513,688,773
1相模原722,6400.26101,655377,398605,561717,544
2八王子577,7460.0482,539158,443322,580536,046580,053
3町田434,3870.4771,269255,305377,494426,987
4藤沢433,9102.3684,581124,601265,975379,185409,657
5横須賀396,711-2.43250,533287,309389,557428,645418,325
6府中263,6751.3182,098182,474226,769255,506
7平塚257,823-0.1652,381108,279195,635254,633260,780
8富士245,089-1.3333,31380,944199,195234,187254,027
9茅ヶ崎241,8621.0547,01368,054152,023220,809235,081
10 調布239,2144.4368,621175,924204,759223,593
全日本6位川崎1,526,6303.49319,226632,9751,014,9511,249,9051,425,512
同じ大都市圏でも、【近畿道】のランカー達よりも若い都市が多いので、参考の国勢調査人口推移は1950年からにしています。近年の人口推移で言えば、川崎、調布、藤沢が好調ですが、その他は、もういっぱいいっぱいかな?と感じています。もう既に長いトンネルに入っている横須賀ですが、今から40年ほど前、その頃相模原に住んでいた兄貴が「横須賀を抜いて三番目の人口になった。」と自慢していたのを思い出します。いや、アレは今から50年ほど前、横綱玉の海の急死を、その頃はまだ新入幕力市であった町田(小田急)で知ったとき、だとしたら、藤沢を抜いて神奈川4位になったときだっけ…
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)1950年国調時、相模原、町田、府中、調布は市制施行前であったので人口欄はブランク。また、富士市の1950年と1960年は吉原市の人口
注4)白桃の兄は「人口オタク」ではありません。念のため。

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
南武(人口)(増加率)-------富士(人口)(増加率)
CC川崎1,526,6303.49相模原722,6400.26
1西東京205,1892.59 大和236,7531.64
2小平195,8993.10厚木224,972-0.33
3三鷹192,1292.78小田原190,483-1.86
4日野189,6311.80沼津189,677-3.04
5立川180,9192.62甲府188,565-2.36
6 鎌倉172,455-0.33秦野165,133-1.34
7東村山150,2950.23海老名133,0012.16
8武蔵野148,4272.55 座間130,2631.19
9多摩147,9310.89富士宮128,748-1.55
10青梅134,143-2.36三島108,435-1.46
小田原、沼津、甲府の人口拮抗状況を見ていると、なぜだか、武田、北条、今川の甲相駿三国同盟が今でも続いているような気が・・・
リニアが開通したら、人口推移に新たな変化がありますかどうか・・・
[98101] 2019年 7月 8日(月)10:47:54白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その12.西関東第二部)
(3)西関東の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口
東京〇東京特別区30,199,079
駿豆〇沼津市323,716
富士山〇富士市262,612
小田原〇小田原市239,626
甲府〇甲府市206,399
秦野秦野市103,528
伊勢原〇伊勢原市101,904
諏訪湖〇岡谷市73,095
あきる野あきる野市64,624
北伊豆〇函南町34,094
小田和湾岸(横須賀市)31,948
御殿場御殿場市31,399
人口規模で言えば、西関東ブロックのDIDの殆どは東京DID(詳細は後述)であり、独立した実質DIDは数が極端に少なくなります。以下は、市町村域を越えて連担しているDIDの詳細です。
駿豆:沼津、三島、長泉、駿東清水(清水町)、裾野の5つの形式DIDの連担
富士山:富士(富士市)と富士宮の2つの形式DIDの連担
小田原:小田原、南足柄、二宮、国府(大磯町)の4つの形式DIDの連担
甲府:甲府、竜王、敷島の3つの形式DIDの連担(※竜王と敷島は同じ甲斐市にありながら直接連担していない)
伊勢原:伊勢原、鶴巻(秦野市)、北金目(平塚市)の3つの形式DIDの連担
諏訪湖:岡谷、下諏訪、諏訪の3つの形式DIDの連担(形式DID人口は、諏訪より下諏訪の方が多い)
北伊豆:函南仁田と大場(三島市)の2つの形式DIDの連担(参考記事[97049][97056][97091][97105][97107]
[97109][97126][97133]を参照ください。)
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。
注4)東京DIDの人口30,199,079は、【南関東統括ブロック】内の該当エリアも含んだ数字です。

〇東京DIDの詳細(【西関東統括ブロック】内のみ)
形式DID名所在地人口/形式DID名所在地人口/形式DID名所在地人口
都区部連合特別区9,272,740立川立川市174,212武蔵村山武蔵村山市67,596
横浜市連合横浜市3,612,803 鎌倉鎌倉市167,438 稲城稲城市60,354
川崎市連合川崎市1,446,958 東村山東村山市149,921福生福生市58,142
相模原市連合相模原市659,024武蔵野武蔵野市144,730綾瀬 綾瀬市56,674
町田町田市406,307多摩多摩市142,609羽村羽村市55,066
八王子八王子市393,289長後 藤沢市139,287逗子逗子市54,156
横須賀横須賀市354,893国分寺国分寺市122,742寒川寒川町36,202
府中府中市260,274小金井小金井市121,396葉山 葉山町24,156
藤沢藤沢市258,232海老名海老名市121,234愛川 愛川町24,119
大和大和市229,761座間座間市120,885瑞穂瑞穂町23,146
調布調布市229,061東久留米 東久留米市116,632 伊勢原東伊勢原市23,006
茅ヶ崎茅ヶ崎市225,316昭島 昭島市111,491奈良団地横浜市17,308
平塚平塚市222,415由木八王子市108,847綾瀬南綾瀬市16,824
西東京西東京市200,012青梅青梅市107,375大磯大磯町16,063
小平小平市190,005東大和東大和市84,578平尾稲城市10,586
三鷹三鷹市186,936狛江狛江市80,249 三浦海岸 三浦市8,858
日野日野市184,963清瀬清瀬市71,560 麻生西南 川崎市6,099
厚木厚木市174,867国立国立市71,014寺田※八王子市5,392
※印は認定連担です。
[98103] 2019年 7月 9日(火)01:08:21白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その13.西関東第三部)
(4)西関東の都会
白桃市町村人口研究所では以下の24市を「都会」と認定します。
種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会九段横浜19.105.0010.00-0.458.652.001.500.0945.89
A都会八段川崎17.105.008.90-0.606.751.000.000.0138.16
B都会七段八王子14.105.009.00-0.056.000.000.000.0334.08
B都会七段相模原15.005.007.00-0.606.101.000.000.0133.51
B都会六段甲府11.104.0010.000.705.101.000.000.0031.90
B都会六段藤沢13.104.508.90-0.355.150.000.000.0331.33
B都会六段横須賀13.104.509.00-0.455.100.000.000.0131.26
C都会六段平塚12.104.008.80-0.055.000.000.050.0029.90
C都会六段厚木12.004.007.000.756.000.000.000.0029.75
C都会六段富士12.004.008.60-0.055.000.000.000.0229.57
C都会六段沼津11.104.008.900.355.000.000.000.0029.35
C都会五段立川11.004.007.600.705.300.000.000.0328.63
C都会六段小田原11.104.008.90-0.104.500.000.100.0328.53
C都会六段町田13.004.506.00-0.455.100.000.000.0128.16
C都会六段府中12.004.007.00-0.305.100.000.100.0127.91
C都会五段鎌倉11.104.008.90-0.203.500.000.500.0327.83
D都会五段武蔵野10.004.107.600.404.600.000.000.0126.71
D都会六段茅ヶ崎12.104.007.90-1.053.500.000.000.0026.45
D都会六段調布12.004.007.00-0.704.000.000.000.0026.30
D都会六段大和12.004.006.00-0.804.500.000.000.0025.70
D都会五段三鷹11.004.007.70-0.603.500.000.000.0025.60
D都会五段西東京12.004.007.00-1.103.500.000.000.0025.40
D都会五段三島10.103.508.90-0.203.000.000.050.0325.38
D都会五段富士宮10.103.508.90-0.253.000.000.000.0025.25

西関東の中都市A(都会度22.50ポイント以上)は、以下の9市です。
青梅(24.99)、日野(24.87)、秦野(24.40)、伊勢原(23.45)、多摩(23.42)
小平(23.35)、海老名(23.21)、昭島(23.01)、東村山(22.96)
※青梅の総合ポイントは25.50で、本来ならばD都会として認定されるはずであったが、3年前の「都会仕分け委員会」の委員によって0.60ポイント減点の裁定がなされた。(実際の減点は0.51ポイント)
[98108] 2019年 7月 12日(金)05:00:06白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その14.南中部第一部)
五番バッターの【南中部統括ブロック】は、クリーナップを任せるぐらいですから勿論好打者なのですが、ちょっとシブすぎる?なにより、「みなみちゅうぶ」という聞きなれない名称が気になります。なにか漢字3文字で相応しい名前ないでしょうか・・・
3つに分けたブロックもややこしい。【中山】は「なかせん」と読んでください。エリアは美濃地域から中山道伝いに木曽谷に入り、中山道からちょっと逸れて松本、安曇野まで。それに隣のブロックからオマケがついています。そのオマケ元の【三愛】も婦人服関係の会社みたいでちょっと不本意。エリアは尾張、伊勢、志摩なんですが、中山ブロックが少々手薄なんで、一宮など北尾張の連中に中山への出向命令が出されました。残りの【東海】は、静岡市以西の駿河、遠江、三河プラス伊那谷地域。分かりやすく言えば、関東移封前の徳川家康の版図。かえって、わかりにくい?


(1)2019年5月1日現在推計人口|ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC名古屋2,324,7931.27429,9971,030,6351,591,9352,171,5572,263,894
1浜松791,854-0.7764,749152,028333,009582,095800,866
2静岡692,632-1.7574,093238,629328,819469,695716,197
3豊田426,2970.8946,822351,101421,487
4岐阜401,624-1.2662,713211,845304,492402,751413,136
5岡崎387,2381.6238,52796,030166,095336,583372,357
6一宮379,627-0.3371,431182,984273,711378,566
7豊橋373,082-0.4565,163145,855215,515364,856376,665
8四日市310,122-0.2935,165123,870195,974291,105307,766
9春日井307,0250.1748,16777,174287,623305,569
10275,381-1.6147,74176,077110,900163,246285,746
ここも人口的にはなかなか高レベルなトップ10(11)ですが、最近の人口推移を見ると順調なのは岡崎ぐらいで、静岡、岐阜、津の3県庁所在地に至っては、結構深刻な減少トンネルが続いております。個人的にもっと気になるのは、豊橋の凋落ぶりで、急行「瀬戸」に乗って東京まで行ってた頃(「昭和の合併期」)は、停車駅(都市)の中では、名古屋にはかなわないけど、岐阜や静岡とは良い勝負、浜松と同等クラス、尾張一宮は格下…と言う印象だったのですが。
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)一宮、春日井は1920年国調時には市ではなかったので、人口欄ブランク。
注4)豊田は1950年国調時もまだ市制施行していなかったのでブランク。(参考:1950年国勢調査 挙母町31,996人)

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
中山(人口)(増加率)---東海(人口)(増加率)---三愛(人口)(増加率)
CC岐阜401,624-1.26浜松791,854-0.77四日市310,122-0.29
1松本240,430-1.18安城188,1182.16鈴鹿195,739-0.34
2大垣158,864-0.63豊川183,8140.76松阪160,148-2.27
3各務原144,331-0.25西尾169,9251.15小牧148,619-0.56
4稲沢135,654-0.89磐田166,310-0.54桑名139,600-0.50
5多治見107,605-2.57刈谷153,1252.24瀬戸127,678-1.06
6可児99,9891.31藤枝142,069-1.07伊勢123,835-3.12
7江南97,819-0.55焼津136,752-1.94半田118,1781.09
8安曇野94,504-0.82掛川115,1330.46東海113,6481.52
986,760-2.68飯田98,525-3.01大府92,0743.27
10中津川76,480-3.05島田96,099-2.05日進91,447 3.94
東海ブロックでは、安城、刈谷が堅調、三愛ブロックでは大府、日進(いずれも名古屋の「衛星市」) の増加率が目立ちます。「お伊勢参り」をしても、人口減少の歯止めにはならないようで。
注1)「衛星市」については後日、詳しく述べたいと考えています。
注2)2019年6月1日現在推計人口では、可児が10万人を突破してます。
[98111] 2019年 7月 14日(日)04:54:29白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その15.南中部第二部)
(3)南中部の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口---構成形式DID
名古屋〇名古屋市3,474,678別掲
静岡静岡市599,469
浜松〇浜松市414,044浜松市連合、新居
岐阜〇岐阜市294,440岐阜、北方、岐南、笠松、三田洞(岐阜市)
岡崎〇岡崎市286,460岡崎、三河上郷(豊田市)
一宮一宮市273,842
豊橋豊橋市255,936
四日市〇四日市市196,887四日市、伊勢川越
志太〇藤枝市163,865藤枝、焼津
豊田豊田市157,091
安城〇安城市155,236安城、東刈谷、知立南
松本松本市138,658
半田〇半田市133,041半田、武豊
刈谷〇刈谷市114,928刈谷、知立
碧海〇碧南市111,124碧南、碧海高浜、小垣江(刈谷市)
鈴鹿鈴鹿市107,732
豊川豊川市99,848
大垣大垣市93,199
津市91,703
西尾西尾市72,127
犬山〇犬山市67,566犬山、扶桑、丹羽大口
各務原各務原市62,558
伊勢伊勢市58,359
蒲郡蒲郡市56,140
松阪松阪市55,849
古知野江南市55,280
多治見多治見市53,492
磐田磐田市50,970
稲沢稲沢市47,367
桑名桑名市46,506
島田島田市44,069
豊田東(豊田市)40,269
津島〇津島市38,880津島、佐織
飯田飯田市32,938
桑名西陵(桑名市)31,330
知多半島〇(東海市)30,754加木屋(東海市)、知多巽が丘(知多市)
掛川掛川市30,122
連担しているかのような岐阜と一宮のDIDを木曽川で分断すると、上表のようになります。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。

〇名古屋DIDの詳細
形式DID名所在地人口///形式DID名所在地人口
名古屋市連合名古屋市2,232,875岩倉岩倉市41,483
春日井春日井市264,957 甚目寺あま市40,594
瀬戸瀬戸市95,517 常滑常滑市37,975
小牧小牧市93,203蟹江蟹江町32,231
東海東海市82,560大治大治町28,801
尾張旭尾張旭市76,938日進日進市28,511
北名古屋北名古屋市72,909日進岩崎日進市22,002
大府※大府市66,144七宝あま市15,659
豊明豊明市57,624豊山豊山町13,891
清須清須市57,305東郷北東郷町10,738
長久手長久手市43,381東郷西東郷町10,359
知多知多市43,174 東浦森岡※東浦町5,847
※印は認定連担です。
[98124] 2019年 7月 19日(金)08:12:20白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その16.南中部第三部)
(4)南中部の都会
白桃市町村人口研究所では以下の27市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会九段名古屋18.105.0010.000.609.00 2.000.250.1145.06
A都会七段静岡14.105.0010.000.106.582.000.000.0337.81
A都会七段浜松15.104.509.00-0.056.481.000.050.0336.11
B都会六段岐阜13.104.0010.000.156.101.000.000.0134.36
B都会六段豊田13.104.008.800.506.480.000.250.0333.16
B都会五段12.104.0010.000.155.101.000.000.0132.36
B都会六段豊橋13.104.009.00-0.156.100.000.000.0432.09
B都会六段松本12.104.009.000.306.100.000.150.0131.66
B都会六段四日市13.104.009.000.155.050.000.000.0131.31
B都会六段岡崎13.104.009.00-0.355.050.000.000.0130.81
B都会六段一宮13.104.008.90-0.705.050.000.000.0130.36
C都会五段刈谷11.004.008.701.155.000.000.000.0129.86
C都会六段春日井13.004.007.70-0.455.000.000.000.0129.26
C都会五段大垣11.103.509.000.154.600.000.000.0128.36
C都会五段安城11.104.007.900.205.000.000.000.0228.22
C都会五段鈴鹿11.004.008.70-0.304.000.000.100.0127.51
D都会五段松阪11.103.508.90-0.254.000.000.000.0127.26
D都会五段小牧10.104.007.000.855.000.000.000.0026.95
D都会五段伊勢10.103.509.000.003.500.000.750.0126.86
D都会五段半田10.104.008.90-0.053.500.000.000.0126.46
D都会五段磐田11.003.508.200.103.500.000.000.0026.30
D都会五段焼津10.103.508.80-0.354.000.000.000.0026.05
D都会五段桑名10.103.508.90-0.403.500.000.000.0125.61
D都会四段東海10.004.006.500.055.000.000.000.0025.55
D都会五段豊川11.004.007.20-0.303.500.000.100.0125.51
D都会五段瀬戸10.103.508.90-0.503.500.000.000.0025.50
D都会五段多治見10.003.508.70-0.603.50 0.000.000.0025.10
D都会の中で自分でもしっくり来ていないのが、「市の経歴ポイント」で恩恵を受けた焼津市と、意外に商品販売額が大きいが、工業基地のイメージが強い東海市です。ま、そっとしときましょう。
南中部の中都市A(都会度22.50ポイント以上)は、以下の9市です。
飯田(24.70)、西尾(24.40)、稲沢(24.36)、島田(24.16)、藤枝(24.05)、掛川(23.12)
碧南(23.10)、関(23.05)、津島(22.60)
飯田は10万人を割り込んだので都会からはずれましたが、リンゴの香りがする良い街です。
[98144] 2019年 7月 27日(土)02:09:11白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その17.南関東第一部)
六番バッターは今一番伸び盛りの【南関東統括ブロック】です。その領域はと言うと、埼玉県と千葉県に茨城県の旧下総地域を加えたエリアです。これが、【北武】【総武】【房総】の3つのブロックに分かれるのですが、【総武】のエリアを説明すれば、残りの2つのエリアが推定できると思います。【総武】は、茨城県の旧下総地域、千葉県の東葛飾地域、埼玉県の(これが少しややこしい)草加から久喜までの東武伊勢崎線沿線以東となっています。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1950年国調1960年国調1975年国調2000年国調2010年国調
SCCさいたま1,304,3573.19115,019168,757331,145484,8451,222,434
1千葉979,6280.80133,844241,615659,356887,164961,749
2船橋638,3162.4883,348135,038423,101550,074609,040
3川口591,2672.28124,783170,066345,538460,027500,598
4市川495,1522.79102,506 157,301319,291448,642473,919
5松戸492,0671.7852,53186,372344,558464,841484,457
6427,4153.2563,745203,065327,851404,012
7川越354,2140.9952,820107,523225,465330,766342,670
8越谷344,9442.2149,585195,917308,307326,313
9所沢341,3700.2965,903196,870330,100341,924
10市原270,951-1.35194,068278,218280,416
(参考)大宮100,093169,996327,698456,271
第1回国勢調査(1920年10月)時点では、このエリアには「市」が無かったので、人口推移は1950年から始めていますが、「高度経済成長期」には各市それぞれ人口を倍増させています。その20世紀後半の人口マラソンレースを見ますと、千葉がトップにたち、第一集団(浦和・船橋・川口・市川・松戸・大宮)からわずかに船橋が抜け出てきました。第二集団は、ベテラン川越と(戦争を知らない)所沢・柏・越谷の若手で形成されていますが、21世紀に入ると柏が単独で第一集団を追いかけるようになります。♪追いかけて・追いかけて・スガりつきたいの~と鼻歌を歌っているうちに、第一集団ではとんでもないことが起こったのです。浦和と大宮がタッグを組み、場外から与野、そして、♪ほこりにまみれた人形、そう人形の街、岩槻をも巻き込んで、トップの千葉に襲いかかったのです。流石の千葉も、泣く子と地頭と「合併」には勝てませぬ。そのショックからか、最近の千葉は元気がなく、ウワサでは「百万都市」をあきらめたようです。ま、ともかく、スタートも遅れ、身の丈以上の合併を行った工業都市・市原を除いて、各市とも好調をキープしているのですが、その中でも、さいたま市と柏市の伸びが目立っています。
注1)SCCは【統括ブロックチャンピョンシティ】
注2)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注3)柏、所沢、越谷は1950年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。
注4)市原の市制施行は1963年であり、1950、1960年の人口欄はブランク。
注5)さいたま市の1950、1960、1975、2000年の人口欄は、浦和市の人口

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
北武(人口)(増加率)---総武(人口)(増加率)---房総(人口)(増加率)
CC川口591,2672.28船橋638,3162.48千葉979,6280.80
1上尾225,7960.27草加250,3461.34八千代197,3482.17
2熊谷196,033-1.36春日部230,005-1.16習志野173,5043.33
3新座163,9211.11流山192,11610.18佐倉171,136-0.93
4狭山149,740-1.75浦安170,6034.01木更津135,5821.07
5入間147,007-0.93野田152,672-0.59成田132,5301.02
6深谷142,150-1.15久喜151,343-0.64印西100,0037.91
7朝霞141,9124.12三郷141,1583.40四街道92,2203.33
8戸田141,3603.83古河139,364-1.12茂原87,621-2.30
9鴻巣117,396-0.57我孫子131,115-0.37君津82,923-3.61
10ふじみ野112,6661.53鎌ケ谷109,4350.48香取73,539-5.11
♪利根~~~~の、佐原囃子がきこえてくらぁ…江戸へ、江戸へひと刷毛(人は去っていく)、佐原が前身の香取の凋落ぶりは今に始まったことではありません。
♪流れ流れて東京を…あゝ東京流山(「東京流れ者」歌詞は違っています)とにかく、TXの開通以降、流山の人口増はドにもトまらない。
この両極端は別にしても、おしなべて人口増を示していた当ブロックの諸都市も、徐々に↑と↓が明瞭になりつつあります。
[98149] 2019年 7月 30日(火)10:35:07白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その18.南関東第二部)
(3)南関東の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口構成形式DID
木更津〇木更津市123,986木更津、君津、畑沢(木更津市)
深谷〇深谷市99,347深谷、籠原(熊谷市)
蓮田〇蓮田市90,120蓮田、白岡、伊奈
久喜〇久喜市81,528久喜、幸手
成田〇成田市79,001成田、富里
熊谷熊谷市71,812
取手取手市63,175
行田行田市48,808
本庄本庄市42,592
古河古河市38,949
佐倉(佐倉市)38,060
東松山東松山市37,865
加須加須市37,107
千葉NT〇印西市36,692千葉NT中央※、白井桜台
若宮国分寺台(市原市)35,500
土気(千葉市)34,203
茂原茂原市32,295
銚子銚子市31,947
志木・富士見を連担と認定していますので、首都東京DIDは坂戸や飯能まで拡がっています。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。(例えば、佐倉市の場合は、首都東京DIDと連担する【志津(形式)DID】62,730人、【佐倉DID】38,060人、【臼井DID】28,447人、という状態です。)
注4)千葉NT中央は、NT中央西とNT中央東(ともに印西市)を連担と見做した(形式)DIDです。

〇東京DIDの詳細(【南関東統括ブロック】内のみ)
形式DID名所在地人口//形式DID名所在地人口//形式DID名所在地人口
さいたま市連合さいたま市1,091,159鎌ヶ谷鎌ヶ谷市88,047川間※野田市27,320
千葉市連合千葉市797,432鴻巣鴻巣市86,048新三郷三郷市23,862
船橋船橋市585,857三郷三郷市85,255三芳北三芳町21,529
川口川口市565,380八潮八潮市82,668千原台市原市21,335
市川市川市464,189鶴瀬※富士見市82,321向小金流山市21,141
松戸松戸市448,814和光和光市80,130鶴ヶ島南※鶴ヶ島市20,978
柏市321,865岩槻さいたま市74,338長浦袖ヶ浦市20,421
越谷越谷市304,711蕨市72,260柏西柏市18,007
川越※川越市280,650志木志木市72,233犢橋台※千葉市15,779
所沢所沢市269,589江戸川台流山市70,535彦成三郷市13,980
草加草加市244,784野田野田市66,997水谷東富士見市12,679
上尾上尾市202,848坂戸※坂戸市62,950丸山船橋市11,443
春日部春日部市179,509志津佐倉市62,730高塚新田松戸市10,343
八千代八千代市169,396桶川桶川市60,352野々下流山市8,904
習志野習志野市167,291吉川吉川市55,641美杉台※飯能市7,584
浦安浦安市164,024四街道四街道市54,080三芳南三芳町7,339
新座新座市152,219北本北本市53,497高柳柏市7,105
戸田戸田市136,109流山流山市53,199北国分市川市6,824
朝霞朝霞市133,556飯能※飯能市45,520くぬぎ山鎌ヶ谷市6,197
狭山※狭山市130,086鶴ヶ島北※鶴ヶ島市33,080秋山松戸市5,817
入間※入間市118,449狭山ヶ丘※所沢市32,521金子※入間市5,702
我孫子我孫子市104,390花見川団地千葉市31,338姫宮宮代町5,480
ふじみ野※ふじみ野市103,978西白井白井市28,105勝瀬※富士見市5,262
市原市原市96,115
※印は認定連担です。
オマケ:船橋市飛地の丸山(形式)DID
[98156] 2019年 8月 2日(金)11:45:45白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その19.南関東第三部)
(4)南関東の都会
白桃市町村人口研究所では以下の19市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会心得七段さいたま17.105.00 8.90-0.357.852.000.100.0540.65
A都会七段千葉15.105.009.00-0.156.852.000.100.0337.93
B都会七段船橋14.105.008.80-0.806.050.000.000.0233.17
B都会六段川口14.105.008.80-0.956.100.000.000.0233.07
B都会六段川越13.104.008.90-0.205.100.000.100.0131.01
B都会六段所沢13.004.508.70-0.705.100.000.100.0130.71
B都会六段市川13.004.508.70-0.905.000.000.000.0230.32
B都会六段松戸13.004.508.70-0.905.000.000.000.0130.31
C都会五段熊谷11.104.008.90-0.155.100.000.000.0328.98
C都会六段越谷13.004.507.00-0.655.000.000.000.0128.86
C都会六段13.004.506.00-0.505.100.000.000.0128.11
D都会六段上尾12.004.007.00-0.905.050.000.000.0127.16
D都会五段野田11.104.008.80-0.353.500.000.000.0027.05
D都会六段市原12.004.006.75-0.354.500.000.000.0126.91
D都会六段草加12.004.007.00-0.804.500.000.000.0026.70
D都会四段成田10.003.507.001.154.000.001.000.0126.66
D都会六段春日部12.004.007.00-0.904.000.000.000.0026.10
D都会五段木更津10.003.508.70-0.154.000.000.000.0026.05
D都会五段浦安11.004.004.75-0.205.000.000.750.0225.32
おそらく柏までは都会として文句ないでしょう。成田は国際空港、浦安はTDRの御蔭で都会になれました。御蔭と言えば、上に掲げた全市は、東京(江戸)の御蔭で都会になれ・・・それを言っちゃぁ、オシメイよ、ですかね。
上に続く中都市Aは、
佐倉(24.77)、古河(24.55)、新座(24.25)、習志野(24.06)、戸田(24.05)、狭山(23.99)
深谷(23.80)、久喜(23.76)、八千代(23.55)、流山(23.46)、入間(23.35)、本庄(23.21)
茂原(22.75)、取手(22.61)
ですが、やはりイマイチ感ありです。
[98171] 2019年 8月 8日(木)19:11:11白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その20.北関東第一部)
七番打者は【北関東統括ブロック】です。「北関東」と言えば、普通は茨城、栃木、群馬の三県を指すのですが、ここでは福島県と長野県の一部を含んでおり、茨城県の下総地域は除いています。だったら「北関東」と言うのは適切ではないじゃないか、と物言いが付くのは当然ながら、とりあえず無視いたします。('◇')ゞ
【北関東統括ブロック】は、福島県の「浜通り」南部と茨城県常陸地区からなる【常磐ブロック】と、福島県「中通り」南部と栃木県と群馬県及び長野県東信地区からなる【東山(とうさん)ブロック】の二つに分かれます。碓氷峠を越えて群馬と長野(東信)をくっつけたのは決して無謀だと思いません。軽井沢から東京に新幹線通勤をしている人もいますし、戦国時代の真田家は沼田と上田の間で大忙し?だったですから…。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1950年国調1960年国調1975年国調2000年国調2010年国調
SCC宇都宮519,0790.09107,210239,007344,420443,808511,739
1高崎368,938-0.5292,964142,152211,348239,904371,302
2いわき341,030-2.6342,89171,115330,213360,138342,249
3前橋333,681-0.7497,394181,937250,241284,155340,291
4郡山331,963-1.0470,866102,636264,628334,824338,712
5水戸269,777-0.3767,163139,389197,953246,739268,750
6つくば239,3975.48165,978214,590
7太田221,3920.7249,55662,600110,723147,906216,465
8伊勢崎210,4980.8148,70384,25097,841125,751207,221
9日立176,933-4.3956,066161,226202,383193,353193,129
10小山167,4770.4334,973120,264155,198164,454
SCC、【統括ブロックチャンピョンシティ】は宇都宮であるが、北関東?の郡山市、いわき市はもちろん、歴とした?北関東の前橋、高崎、水戸なんかも、宇都宮を「盟主」と認めたくないのでは。「北関東」という括り自体が機能地域とは言い難いし、1950年頃の人口は前橋、高崎に加え、桐生も宇都宮とはドングリの背比べ状態にあったのですから。とは言え、着実に人口を増加させた宇都宮は、現在では北関東ナンバーワンの都市として押しも押されもせぬ存在になったことは間違いないでしょう。
人口推移を長期的に見ると、桐生や足利は「過去の都市」となり、日立も明らかに下降線、大合併のいわき市もジリ貧状態。一方、郡山、太田、小山が躍進、つくば市の大躍進、ということで片付けましょうか。直近の人口の伸びを見ても、つくば市は絶好調、伊勢崎、太田、小山、宇都宮が堅調、水戸、高崎、前橋は健闘の部類、といったところでしょうか。
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)小山市は1950年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。
注3)つくば市の市制施行は1987年であり、1950、1960、1975年の人口欄はブランク。
注4)いわき市の1950、1960年の人口欄は、平市の人口

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
常磐(人口)(増加率)-------東山(人口)(増加率)
CCいわき341,030-2.63高崎368,938-0.52
1ひたちなか155,142-0.35栃木156,250-1.86
2土浦138,723-1.48上田154,547-1.45
3筑西101,188-3.24足利145,068-2.93
4神栖95,2090.73佐野116,027-2.43
5牛久84,7660.53那須塩原115,896-1.07
6龍ケ崎76,776-2.00桐生108,555-5.37
7笠間74,594-2.80佐久98,600-0.77
8石岡73,390-3.46鹿沼95,803-2.61
9鹿嶋67,403-0.70真岡79,307-0.29
10 那珂53,476-1.47日光79,199-5.02
こうやって見ると、[98144]の【南関東】の諸都市に比べ、直近の人口増を示す市が極端に少なくなります。そして、「都会」とはクチが滑っても言えない市も顔を出しています。

(以下はオマケ)
さて、上記【北関東】諸都市の人口トップランキングに対し、これを狭域都市圏人口ランキングはどうなっているかを見てみると、
宇都宮市702,535
高崎市421,867
水戸市394,666
郡山市393,351
前橋市357,234
いわき市350,237
つくば市311,280
太田市261,009
日立市214,692
上田市212,314
あんまり代わり映えしないですが、その中では水戸市の浮上に目が行きます。
[98195] 2019年 8月 16日(金)05:27:07【2】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その21.北関東第二部)
(3)北関東の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口---構成形式DID
宇都宮宇都宮市377,025
郡山郡山市232,730
前橋前橋市196,540
高崎高崎市186,034
水戸水戸市164,323
日立日立市145,184
太田〇太田市116,275太田、大泉
足利足利市89,233
小山小山市84,475
桐生〇桐生市83,573桐生、大間々
勝田ひたちなか市79,229
伊勢崎伊勢崎市70,029
いわき市69,581
つくばつくば市66,258
土浦土浦市58,309
牛久牛久市53,192
栃木栃木市43,950
佐野佐野市43,535
上田上田市40,123
鹿沼鹿沼市39,220
館林館林市39,149
小名浜(いわき市)39,016
須賀川須賀川市31,131
上記DIDの中には、白桃が「街歩き」をしたところも結構あるのですが、時代も、歩いた時間も異なり比較は難しい。ただ、案外立派だと感じたのは桐生で、さすが、「腐っても鯛」…おっとこれは桐生に失礼、「沈丁花は枯れても芳し」という感じでした。逆に期待外れが小名浜でした。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。

(4)北関東の都会
白桃市町村人口研究所では以下の17市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
A都会六段宇都宮14.104.509.000.156.481.000.000.0335.26
B都会六段水戸12.104.0010.000.556.101.000.250.0134.01
B都会六段前橋13.104.009.000.206.101.000.000.0133.41
B都会六段高崎13.104.008.500.056.900.000.100.0332.68
B都会六段郡山13.104.008.900.256.100.000.050.0232.42
B都会六段いわき13.104.008.90-0.105.000.000.100.0031.00
C都会五段太田12.003.508.700.355.000.000.000.0029.55
C都会五段伊勢崎12.103.508.30-0.105.000.000.000.0128.81
C都会六段日立11.054.008.900.354.000.000.050.0028.35
C都会五段上田11.103.009.000.104.500.000.100.0327.83
D都会五段土浦10.103.508.800.454.500.000.050.0027.40
D都会五段つくば12.003.505.500.355.000.000.250.0026.60
D都会五段栃木11.103.508.40-0.203.500.000.100.0126.41
D都会五段小山11.103.507.000.004.500.000.000.0226.12
D都会五段足利10.103.509.00-0.153.500.000.100.0126.06
D都会五段佐野10.103.008.80-0.054.000.000.050.0125.91
D都会五段桐生10.103.509.00-0.103.000.000.000.0125.51
宇都宮の次には、北関東で唯一「生まれながらの市」である水戸が、【市歴】【昼間】ポイントを稼ぎ2位に入ります。【商業】では宇都宮の上に立つ高崎ですが、県庁所在地でない分、前橋に及びません。
中都市Aは、ひたちなか(24.99)、鹿沼(23.91)の二つだけです。
※ひたちなか市の総合ポイントは25.41で、本来ならばD都会として認定されるはずであったが、3年前の「都会仕分け委員会」によって0.50ポイント減点の裁定がなされた。(実際の減点は0.42ポイント)
[98198] 2019年 8月 17日(土)09:01:08白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その22.北信越第一部)
打撃力が一番劣る打者を八番に起用するチームが多いのですが、白桃もそれに倣って【北信越統括ブロック】をもってきました。エリアは、福島県会津地方・越後・長野県北信地方で構成される【信越ブロック】と、越中・能登・加賀・越前・飛騨から成る【北陸ブロック】の二つに分けられております。若狭が【北畿ブロック】に入っているのはいいとして、佐渡はどこへ行った?と不思議がる方も多いとは思います。サ・ドうかな?
それにしても、今回の人口地域新区分で、長野県を5つに分けてしまいましたが、長野県の県歌「信濃の国」を作った方から、大目玉をくらいそうです。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC新潟797,735-1.5392,130220,901314,528501,431811,901
1金沢464,255-0.31129,265252,017298,972456,438462,361
2富山415,662-0.7261,812154,484207,266325,700421,953
3長野370,697-1.8337,308101,426160,522360,112381,511
4長岡268,113-2.5541,62766,818148,254193,414282,674
5福井262,721-1.2056,639100,691149,823252,274266,796
6上越190,412-3.3428,38836,25573,238134,751203,899
7高岡168,311-2.2236,648142,041135,190172,184176,061
8会津若松119,998-3.2837,54960,03499,546118,118126,220
9白山110,0580.7165,370110,459
10小松106,555-0.3463,20189,085108,622108,433
ご覧の通り、殆ど減少まっしぐらです。健闘の部類に入るのは、金沢周辺の加賀の一部。石川県と言えないのは能登があまりにも悲惨だから。南北間の落差が大きい石川県を「日本のイタリア」と呼ぶむきもあるようですが、北>南ではなく、南>北の石川県は「アリタイ県」と読んだ方が良いかも。それはさておき、SCC、【統括ブロックチャンピョンシティ】である新潟と金沢の関係が気になります。自治体人口では、「平成の合併」をした新潟と、しなかった金沢ではかなりの人口差が見られますが、「狭域都市圏」でみると、その差はそれほどでもありません。
(参考)狭域都市圏人口
新潟879,800
金沢734,606
長野528,553
富山501,670
福井494,618
長岡320,269
上越230,186
高岡220,117
会津若松171,599
小松155,800
三条127,044
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)小松市は1920年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。
注3)白山市の前身である松任市の市制施行は1970年であり、1920、1950、1960年の人口欄はブランク。2000年は松任市の人口
注4)会津若松市の1920、1950年の人口欄は、若松市の人口。上越市の1920、1950、1960年の人口欄は高田市の人口。

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
信越(人口)(増加率)-------北陸(人口)(増加率)
CC長野370,697-1.83金沢464,255-0.31
1三条95,788-3.43射水90,825-1.61
2新発田95,735-2.92坂井88,928-1.50
3柏崎82,856-4.58高山86,305-3.23
477,407-2.98越前80,431-1.34
5千曲59,304-1.65鯖江68,6140.48
6村上58,384-6.50加賀64,528-3.96
7南魚沼56,183-4.07敦賀64,494-2.53
8十日町51,048-7.05野々市56,1951.99
9須坂49,784-1.86七尾52,356-5.37
10五泉48,512-5.63能美49,179 0.61
人口の減少は、【信越】の方がより激しい。長野、金沢のブロックチャンピョンは別として、両ブロック20市のなかで「都会」と認定されるのはたった1市です。どこでしょう。代わりに統括ブロックのランク市1市が「都会」からはずれます。
※2019年7月1日現在推計人口では、加賀と敦賀の順位が入れ替わります。
[98201] 2019年 8月 18日(日)09:06:49【1】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その23.北信越第二部)
(3)北信越の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口---構成形式DID
新潟市連合新潟市446,329
金沢〇金沢市417,229金沢、野々市
富山富山市203,313
長野長野市193,295
福井福井市177,268
長岡長岡市91,722
会津若松会津若松市87,065
高岡高岡市77,757
三条三条市50,608
新発田新発田市48,368
敦賀敦賀市44,689
高田上越市43,676
直江津(上越市)38,831
高山高山市37,269
新津(新潟市)34,527
柏崎柏崎市30,987
篠ノ井(長野市)30,351
新潟亀田(新潟市)30,292
新潟市は岩室温泉しか知らない白桃なので、新潟DIDについて語ることは出来ません。知っている限りで言えば、やはり金沢の街は美しいです。 恋人との「お忍び旅行」がバレた友人の代わりに一人で行くことになった高山も風情がありました。立川志の輔が案内する高岡の電車にももう少し乗っていたかった。長野は善光寺の門前に「山本リンダ」じゃなくて、「山本リンゴ」店があったことしか記憶がありません。山本リンダがらみで言うと、小松っちゃったのは、小松の街のショボさ。DID人口も25,017人で、松任、武生以下です。今はDIDがなくなりましたが、福光(南砺市)の街並みには興奮しました。真面目な話、高田と直江津は両方見てみたいです。

(4)北信越の都会
白桃市町村人口研究所では以下の11市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
A都会七段新潟15.105.0010.000.056.952.000.050.0239.17
A都会六段金沢13.104.5010.000.356.581.000.500.0336.06
B都会六段富山13.104.0010.000.256.051.000.000.0434.44
B都会六段長野13.104.009.000.156.101.001.000.0334.38
B都会六段福井12.104.0010.000.506.101.000.000.0233.72
B都会五段長岡12.104.009.000.105.000.000.050.0230.27
C都会六段高岡11.103.5010.00-0.055.050.000.050.0229.67
C都会五段上越11.103.508.500.004.500.000.050.0127.66
D都会五段会津若松10.103.509.000.254.000.000.150.0027.00
D都会四段三条9.103.508.900.154.500.000.000.0126.16
D都会五段小松10.103.008.800.003.500.000.050.0025.45
伊豆之国さん、お察しの通りジャイアンツの投手でもあったジャイアント馬場の故郷、三条が入選。「まっとう」な都会とは認められない白山が落選。DIDは貧弱なれど小松はギリギリ滑りこんでいます。
因みに、中都市Aは高山(24.80)、新発田(23.85)、柏崎(23.80)、越前(23.66)、射水(23.21)、敦賀(23.00)
白山(22.55)ですが、高山は白山並みの「人口」、白山は高山並みの「市歴」があったら文句なく【都会】となっていたのですが・・・
[98209] 2019年 8月 23日(金)10:39:49【2】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その24.中四国第一部)
ラストバッターは、上位打線へ繋げる重要な役目を持っており、俊足巧打?の【中四国統括ブロック】を持ってきました。(本当は、最後はやはりココで終わりたかったからです。)「中四国」というと、「中国四国」と言わなければダメです、と誰かさんに叱られそうですが、統括ブロック名は漢字三文字でいく、という基本方針はまげられません。
エリアは3つに分かれ、明石市を除く播磨・因幡・伯耆・美作・備前・備中・讃岐を括る【白桃ブロック】、出雲・石見・備後・安芸・長門・周防の【西国ブロック】、淡路・阿波・伊予・土佐の【四国ブロック】です。世間一般が言うところの中国・四国地方に兵庫県の一部に加勢してもらい、隠岐を【島嶼部】として切り離しております。それにしても、いくらなんでも「白桃ブロック」は公私混同ではないか・・・というご批判に対しては、「他に、相応しい名称がありますか?」という反論をさせていただきます。ダイイチ、ここは公私混同というより、私私滅裂の場なんです。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC広島1,199,2440.44160,510285,712431,3361,126,2391,173,843
1岡山720,7510.1894,585162,904260,773626,642709,584
2姫路530,640-0.9445,750212,100328,689478,309536,270
3松山509,913-0.9651,250163,859238,604473,379517,231
4倉敷475,604-0.3253,301125,097430,291475,513
5福山462,259-0.5529,76867,063140,603 378,789461,357
6高松418,878-0.4446,550124,545228,172332,865419,429
7高知329,641-2.2449,329161,640196,288330,654343,393
8加古川262,617-1.8049,83289,539266,170266,937
9下関257,956-3.9372,300193,572246,941252,389280,947
10徳島255,544-1.1668,457121,416182,782268,218264,548
20世紀前半に10万人を越えていた呉、宇部もスッカリ影を潜め、辛うじてランクにとどまっている下関も、2015年国勢調査から1万人の人口を減少させております。ランキングの下位にいくほど減少率が高くなっておりますが、岡山も次回国勢調査で、どうなっているか分からない状況です。
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)倉敷市と加古川市は1920年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。

狭域都市圏人口は以下の通りです。
広島市1,425,162-----周南市200,654
岡山市826,229山口市197,422
姫路市678,811米子市194,294
松山市637,608東広島市192,907
高松市522,314出雲市171,938
倉敷市511,353宇部市169,429
高知市472,968今治市158,114
福山市464,811津山市152,963
徳島市433,462丸亀市151,753
加古川市332,194 岩国市143,042
下関市268,517尾道市138,626
鳥取市232,610新居浜市119,903
呉市228,552 防府市115,942
松江市206,230西条市108,174

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
白桃(人口)(増加率)---西国 (人口)(増加率)---四国(人口)(増加率)
CC岡山720,7510.18福山462,259-0.55松山509,913-0.96
1鳥取189,114-2.38218,620-4.35今治152,481-3.56
2米子147,618-1.14松江203,904-1.13新居浜116,613-2.74
3丸亀109,259-0.68東広島195,6341.41西条105,124-2.82
4津山100,650-2.98山口195,061-1.20四国中央83,965-3.94
5高砂88,522-2.76出雲172,9690.60宇和島72,006-7.05
6三木75,364-2.35宇部164,834-2.71阿南70,445-3.53
7たつの75,105-2.99周南140,244-3.17鳴門56,284-4.77
8総社67,9341.61尾道132,726-4.26 南国47,066-1.91
9三豊62,911-3.99岩国130,955 -4.24南あわじ44,784-4.54
10玉野58,022-4.47防府115,346-0.51洲本41,923-5.28
直近の人口増加率を見ると、増加しているのは総社、東広島と出雲のみ。【四国】は皆無。宇和島の減少率には改めて驚かされます。
[98213] 2019年 8月 26日(月)08:22:44【4】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その25.中四国第二部)
(3)中四国の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口--構成形式DID
広島〇広島市1,138,521広島※、廿日市、安芸府中、矢野、海田市、瀬野川
岡山岡山市421,358岡山※
松山松山市401,093
姫路〇姫路市389,988姫路、太子
高知高知市243,676高知※
福山福山市215,008
高松高松市212,897
徳島〇徳島市199,521徳島、北島
倉敷倉敷市148,030
下関下関市144,297
松江松江市105,360
宇部宇部市89,846
徳山周南市88,865
新居浜新居浜市86,704
鳥取鳥取市83,335
山口山口市81,480山口※
米子米子市77,543
防府防府市71,556
呉市69,158
水島(倉敷市)63,305
三木〇三木市62,787三木、押部谷(神戸市)
岩国岩国市59,658
今治今治市58,795
(呉市)53,918
丸亀〇丸亀市49,802丸亀、宇多津
三原三原市46,736
児島(倉敷市)39,509
賀茂西条東広島市38,826
松永〇(福山市)34,944松永、尾道東
出雲出雲市34,364
尾道尾道市32,884尾道※
宇和島宇和島市31,927
赤穂赤穂市30,912
DID人口で他を圧倒している広島でありますが、仙台よりほんのちょっと多いだけです。つまり、自治体人口相応のDID人口であるということです。広島の独走を許している全責任は岡山にある、これは言い過ぎですが、岡山のDIDは[98163]でも触れていますが、貧弱で市内DIDを合計しても50万に届きません。岡山DIDに住む?イヌ、サル、キジを入れても広島には負けるでしょう。呉や倉敷にはどっちが本家かわからないDIDがあり、興味が尽きません。イカガワシイのが松永DIDで、出来る事なら現地調査に赴きたいです。賀茂西条DIDは、愛媛の西条DIDの1.5倍以上のDID人口を擁しているのですが、センパイの顔をたてて「賀茂」をつけております。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。
注4) ※印のDIDについては以下の通り
広島※:広島市連合・可部・高陽北の認定連担形式DID
岡山※:岡山市連合・西大寺の認定連担DID
高知※:高知・土佐大津の認定連担DID
山口※:山口・山口大内の認定連担DID
尾道※:尾道・尾道北の認定連担DID
[98216] 2019年 8月 28日(水)13:10:56白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その26.中四国第三部)
(4)中四国の都会
白桃市町村人口研究所では以下の26市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会八段広島16.105.0010.000.057.952.000.500.0541.65
A都会七段岡山15.104.5010.000.156.952.000.350.0339.08
A都会六段松山14.104.5010.000.056.201.000.200.0236.07
A都会六段姫路14.104.5010.000.006.100.000.500.0335.23
B都会六段高松13.104.0010.000.156.481.000.150.0134.89
B都会六段高知13.104.0010.000.105.101.000.100.0133.41
B都会六段徳島12.104.0010.000.405.101.000.050.0032.65
B都会五段松江12.104.0010.000.155.101.000.100.0132.46
B都会六段福山13.104.009.000.006.050.000.050.0332.23
B都会六段倉敷13.104.008.90-0.105.050.000.250.0231.22
B都会六段下関12.104.0010.00-0.10 5.100.000.100.0131.21
B都会五段鳥取11.104.0010.000.154.601.000.000.0030.85
C都会五段山口11.103.508.900.055.101.000.100.0129.76
C都会六段加古川12.004.008.70-0.605.100.000.000.0029.20
C都会六段12.104.009.00-0.104.000.000.000.0029.00
C都会五段今治11.103.509.000.055.000.000.000.0028.65
D都会五段出雲11.003.008.70-0.104.000.000.750.0127.36
D都会五段米子10.103.508.900.154.650.000.000.0027.30
D都会五段尾道10.103.509.000.004.050.000.250.0126.91
D都会五段周南10.103.508.900.154.000.000.000.0226.67
D都会六段宇部11.053.508.000.004.000.000.050.0026.60
D都会五段岩国10.103.508.80-0.053.500.000.100.0125.96
D都会五段新居浜10.003.508.700.103.500.000.000.0025.80
D都会四段丸亀10.103.009.00-0.253.500.000.050.0025.40
D都会五段防府10.103.508.90-0.103.000.000.000.0025.40
D都会五段津山10.102.508.900.103.550.000.000.0025.15
【都会】の数は26と案外多い【中四国】。白桃が依怙贔屓をしたわけではありません。ほかの統括ブロックと比較しても、他を圧倒するようなデカイ都市がないため、「群雄割拠」が長かったのがその理由だろうか?
その中でも、広島はアタマ一つ、いや、一馬身ほど抜け出ており、文句なしの「大都会」。
白桃の、♪夢も希望も青春も~(我が青春)の街・岡山は、次回国勢調査でDID人口が50万人を超えても40ポイントには届かず、「大都会」の仲間入りは出来ないが、いいじゃないの幸せならば・・・。
岡山の次に親しみのある高松ですが、景観的には30年ほど前までは、松山に比べても遜色のない都会だったのですが、ちと寂しい。
姫路の観光交流ポイント0.50は、「姫路城」が稼いだものですが、なんか、今の姫路城は色が白すぎるような気がします。そう言えば、アノ方(地理学研究室の隣の日本史研究室に長く居て、将棋を指してばかりで、研究している姿は一度も見たことが無かったのですが、甲子園で優勝したこともある姫路の私立高校で、歴史と地理の教鞭をとるようになったものの、歴史の授業のときにも地図帳を携行し、生徒のアタマをそれでドツいでいたとか)どうしているのだろう。
徳島の観光交流ポイント0.05は「阿波踊り」なんですが、私、あんな近くに居ながら、ナマの阿波踊りを見たことがありません。余談は続くよ、いつまでも('◇')ゞ
今治の街並み、タオルほど立派だったかどうか、まるで記憶にありません。
出雲の観光交流ポイント0.75は大社町との合併によって手に入れたものですが、0.75(伊勢市と同じ)は、評価高すぎだったかな?
米子の街はじっくり見たことがないのですが、高く評価する方がいます。
「都会」にギリギリ滑りこんだ津山ですが、倉敷や尾道にも引けを取らない風情のある街です。もう何十年も前、立ち寄った駅前のパチンコ屋でタマが入るは入るは・・・テン釘がないんだもん。そんなパチンコ屋があるのは果たして「都会」か?・・・きっと今は、ちゃんと釘を打っているか、パチンコ店自体が無くなっているでしょう。
中四国の中都市Aは、東広島(24.71)、西条(24.40)、三原(23.92)、宇和島(23.60)、四国中央(23.00)、高砂(22.60)の6市ですが、東広島に「都会昇格」の期待が高まっています。
[98491] 2019年 9月 18日(水)05:04:38白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その27.島嶼部)
本シリーズの最終章です。新しい地域区分では、島嶼部を独立させました。以下が「島嶼」とした地域です。
北海道:奥尻郡、礼文郡、利尻郡
東京都:大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁
新潟県:佐渡市、岩船郡粟島浦村
島根県:隠岐郡
長崎県:対馬市、壱岐市、五島市、北松浦郡小値賀町、南松浦郡
鹿児島県:西之表市、奄美市、鹿児島郡、熊毛郡、大島郡
沖縄県

(1)2019年5月1日現在推計人口(3万人以上)
人口増加率-----人口増加率
那覇市317,392-0.64石垣市47,8850.67
沖縄市141,1271.33南城市43,4933.52
うるま市120,9891.76奄美市41,816-3.11
浦添市114,6660.38南風原町39,6235.66
宜野湾市97,5371.34読谷村39,5340.08
豊見城市63,3493.65五島市35,031-6.15
名護市62,5511.42西原町34,6320.36
糸満市60,1852.80八重瀬町30,4574.79
佐渡市53,275-6.95
宮古島市51,9441.48
沖縄県について上表に掲げた市町村を見ますと、那覇を除き増加しております。沖縄と他の島嶼部の人口推移を比較するのはナンセンスでしょうが、佐渡市、奄美市、五島市ともに大きく減少しております。因みに、3万人に満たない対馬市、壱岐市、西之表市もそれぞれ、-6.33、-5.42、-5.72と大幅な減少を示しております。
注)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口

(2)島嶼部の3万人以上のDID
DID名実質DID人口---構成形式DID名/人口/所在自治体
那覇〇612,319那覇318,151那覇市
浦添96,793浦添市
宜野湾95,504宜野湾市
南風原20,009南風原町
豊見城19,171豊見城市
与那原15,368与那原町
豊見城東14,751豊見城市
浦添東14,376浦添市
西原10,405西原町
津嘉山7,791南風原町
沖縄〇173,861沖縄122,197沖縄市
具志川36,951うるま市
北谷14,713北谷町
糸満33,830
石垣31,425
那覇DIDの人口は、政令都市である静岡DIDの上をいくもので、熊本DIDに次いで全国11位となっております。那覇の狭域都市圏人口656,288人の93%がDIDですから、その凄まじさがわかります。
沖縄県以外の島嶼部では、名瀬DIDと福江DIDがあるのみです。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。、

(3)島嶼部の都会
白桃市町村人口研究所では那覇市を「都会」と認定します。
那覇市の都会度は34.62で【B都会】となり、B都会の中では高松に次ぐ上位にあります。しかし、ゆいレールに乗ってその景観を眺めていると、【A都会】どころか【大都会】にしても良いのでは…と思ったりもします。
島嶼部における中都市Aは、うるま市(24.00)、浦添市(23.85)で、沖縄市は中都市Bに甘んじています。理由は、宿命的な【市歴ポイント】の低さもさることながら、なぜだか、【商業ポイント】がかなり低いからです。

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