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[97100]〜[97199]



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[97199] 2019年 1月 1日(火)00:30:45スカンデルベクの鷲 さん
第五十回十番勝負
問一:陸前高田市
[97198] 2019年 1月 1日(火)00:20:46スカンデルベクの鷲 さん
第五十回十番勝負
やられたなあ。

問六:鹿嶋市
[97197] 2019年 1月 1日(火)00:20:30桜トンネル さん
第五十回全国の市十番勝負
今回の問題もしかしてかなりのクオリティと作成の努力があるのでは?

問二:草津市

すごいの一言。
[97196] 2019年 1月 1日(火)00:16:54深夜特急 さん
祝第五十回 十番勝負
問四:東大阪市
[97195] 2019年 1月 1日(火)00:16:43EMM さん
全国の市十番勝負(第五十回)の解答
喪中につき年賀のご挨拶は控えさせて頂きます。
今年もよろしくお願いいたします。

問一:新発田市

問一、解答が2系統以上ある感じ。
他のはどういうアレだろう?
[97194] 2019年 1月 1日(火)00:13:28スカンデルベクの鷲 さん
第五十回十番勝負
問二:守谷市
[97193] 2019年 1月 1日(火)00:12:59ぺとぺと さん
第五十回十番勝負
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

問一:鎌倉市
[97192] 2019年 1月 1日(火)00:10:47白桃 さん
十番勝負
問二:浦安市
[97191] 2019年 1月 1日(火)00:10:44深夜特急 さん
祝第五十回 十番勝負
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
問一:大和郡山市
[97190] 2019年 1月 1日(火)00:07:09さざ波 さん
十番勝負回答
問六:熊本市
[97189] 2019年 1月 1日(火)00:06:19勿来丸[シノレパシクソ] さん
第五十回全国の市十番勝負解答
あけましておめでとうございます。
問一:五泉市
[97188] 2019年 1月 1日(火)00:05:54スカンデルベクの鷲 さん
第五十回十番勝負
問九:南相馬市
[97187] 2019年 1月 1日(火)00:05:51かぱぷう さん
第五十回十番勝負 解答
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

問一:直方市
[97186] 2019年 1月 1日(火)00:03:36さざ波 さん
十番勝負回答
あけましておめでとうございます。
問九:伊豆の国市
[97185] 2019年 1月 1日(火)00:02:39桜トンネル さん
第五十回全国の市十番勝負
あけましておめでとうございます。

問一:三浦市

たぶん。
[97184] 2019年 1月 1日(火)00:01:03スカンデルベクの鷲 さん
第五十回十番勝負
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

問四:筑西市

一問だけ予想問題を作って見ましたが、これでよいでしょうか。
[97183] 2019年 1月 1日(火)00:00:03オーナー グリグリ
第五十回 『五十回』記念 全国の市十番勝負(問題)
皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
では、『五十回』を記念して第五十回全国の市十番勝負を開始します。最初の採点は本日(元日)午後9時を予定しています。その後は、毎日午後9時前後に1日1回の採点を行う予定です。終了は14日(祝)を予定しています。なお、想定解数については提示しませんが、ヒントで提示する予定です。では、今回も多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

【問題】
各問に提示した市にはある共通する特徴があります(該当しない市は共通する特徴に当てはまらない市です)。同じ特徴を持つ市を一市だけ挙げてください。なお、解答に当たっては以下の注意事項を必ず守ってください。

【注意事項】
(1)共通する特徴は解答しないでください。何人もの方が答えられるようにするためです。
(2)問題番号と解答を正確に書き込んでください(府中市と伊達市は都道県名を括弧書きしてください)。
【例】問一:佐倉市 / 問二:府中市(東京都) / 問三:伊達市(福島県)
(3)解答書込みに対する訂正・削除は一切禁止です(他の方の迷惑になりますので採点をお待ちください)。
(4)解答は一問につき一人一解答でお願いします。採点で誤答となった場合は再解答できます。
※すでに他の方が解答済みの市、問題となっている市、あるいは、消滅した市を、誤って解答してしまった場合は、採点を待たずに再解答しても構いません。その場合は再解答の理由(既解答市、問題市、消滅市)を必ず付記してください。
※既解答市を10分以内に解答した場合は、参考記録とします(既解答市が正答の場合)。
※採点前の既解答市が誤答となった場合は、再解答市は採点対象外とします。
(5)問題は原則として2019年1月1日の情報を基にしています。

問一:足利市、十和田市、指宿市、糸島市、滝沢市

問二:流山市、福津市、箕面市、北名古屋市
該当しない市:武蔵野市、美濃加茂市

問三:苫小牧市、黒石市、茅ヶ崎市、中野市、佐世保市

問四:泉南市、海南市、香南市、南城市
該当しない市:南砺市、南あわじ市、南九州市

問五:白岡市、神埼市
該当しない市:坂井市

問六:川崎市、松本市、沖縄市、八戸市
該当しない市:調布市、鳴門市

問七:山形市、福島市、奈良市、鳥取市、山口市
該当しない市:静岡市、大津市、佐賀市

問八:常陸大宮市、小田原市、大津市、山陽小野田市、豊後大野市

問九:常陸太田市、小田原市、大津市、山陽小野田市、豊後大野市

問十:蕨市、茅ヶ崎市
該当しない市:大東市

【免責】
出題に当たってはできる限りの調査を行っておりますが、確認漏れや問題の不備ならびに想定解の見落としなどが発覚する可能性があります。その際にはできるだけ妥当な救済措置を行うよう努力いたしますが、不手際などありますことをあらかじめご了承ください。

解答状況の確認ページ:
【第五十回】全国の市十番勝負 解答状況
[97182] 2018年 12月 31日(月)23:38:18桜トンネル さん
2018年最後
今年も2011年からと同様に下宿先での年越しとなるはずが、現在ネカフェにいます。結局今年も昨年同様に仕事がある形になります。毎年言っている気もしますが、今年ももう終わる感じがまったくありません。就職してからは年越しを意識することがほとんどなくなってしまいました。

さて、それではおそらくこの書き込みが今年最後の書き込みとなってしまうので、今年の経県値などをまとめておきたいと思います。カッコの中は経県値での点数を表しています。
2017年:[94801]、2016年:[92151]、2015年:[89368]、2014年:[86851]、2013年:[84622]
2012年:[82408]、2011年:[79800]、2010年:[77140]、2009年:[73451]、2008年:[67768]
2007年:[62975]、2006年:[55574]

2018年1月:京都府(4)、滋賀県(3)、大阪府(2)、兵庫県(3)、徳島県(3)、香川県(4)
2018年2月:大阪府(2→3)、兵庫県(3→4)、高知県(4)
2018年3月:岡山県(2)、広島県(2)、山口県(2)、福岡県(3)、大分県(4)、宮崎県(3)
        鹿児島県(4)、熊本県(4)、佐賀県(2)、三重県(3)、福井県(1)、石川県(3)
2018年4月:鳥取県(4)、岡山県(3)、島根県(3)
2018年5月:宮城県(3)、岩手県(4)、秋田県(3)、山形県(4)
2018年6月:奈良県(3)、富山県(1)、新潟県(4)
2018年7月:岡山県(3→4)、福井県(1→3)、石川県(3→4)
2018年8月:愛知県(1)、静岡県(1)、神奈川県(1)、東京都(2)、埼玉県(3)、群馬県(4)
        栃木県(3)、茨城県(4)、千葉県(1)
2018年9月:千葉県(4)、東京都(2→3)
2018年10月:岐阜県(2)、長野県(4)、愛知県(1→3)、青森県(3)、北海道(4)
2018年11月:和歌山県(3)、岐阜県(2→3)、富山県(1→4)
2018年12月:静岡県(1→4)

となり、合計144点となりました。MAPで表わすと2018年の経県値となりました。去年は115点と低めの数字でしたが、今年は2016年に並ぶ144点と過去最高得点をマークしました。今年も生涯経県値も特に変わりはなかったです。
今年も積極的に日本全国へ旅立ちました。2年連続となる1月には四国遠征、3月には初めて4連休を頂いたことで京都から鹿児島までトータル2000キロ以上の九州遠征、5月には7年連続となる仙台訪問、8月には7年連続となる栃木訪問を絡めての関東遠征、9月には長年訪問を計画していた房総半島訪問、10月には6年連続となる北海道訪問&3年ぶりの青森県訪問、そして12月には2年ぶりとなる静岡訪問など、ブランクの開いた所を攻めつつも訪問連続記録を伸ばすことに成功しました。また近場の府県も宿泊を絡めてかなり訪問ができました。来年も同じように訪問を続けることができればと思います。
何よりも今年は旅行に行くタイミングで災害や天候不順が多く起こった年でもありました。2月には福岡訪問を計画していたものの、雪の影響を受けることを考えて高知遠征に変更しました。3月には宮崎から鹿児島へ抜けようとしていた日に新燃岳が噴火して、火山灰が降り積もる中国道223号線を通り抜けました。また9月初旬に北海道訪問を計画していたものの、台風21号により関西国際空港が被災してしまい、飛行機が運航できるか不透明な状況になってしまいました。また北海道胆振東部地震と北海道全域の停電が発生したことによって、北海道の訪問地域を札幌・留萌方面から函館方面に変更すると共に訪問時期も1ヶ月ずらし、北海道へは飛行機で青森を経由してからフェリーで上陸するというルートをとりました。訪問がいつもより1ヶ月遅くなったことによって、ちょうど紅葉の時期に訪問でき、景色がきれいでした。
それでもやはりブランクの開いてしまったところがあるのも事実です。3年以上ブランクの開いている沖縄県や神奈川県などどうしても訪問しにくいところが残ってしまっています。来年こそは宿泊自体7年ぶり以上となる福岡訪問、三陸海岸や伊豆半島などの未訪問で残ってしまっている地域の訪問ができればなと考えています。また連続訪問記録のかかったところもしっかりとフォローしながら、旅行のプランを組み立てられたらなと思います。

#「平成30年豪雪」、「平昌オリンピック」、「新名神高速道路開通」、「悪質タックル問題」、「大阪府北部地震」、「平成30年7月豪雨」、「気象観測自称最高気温更新」、「第100回全国高等学校野球選手権大会」、「台風21号による関西国際空港被災」、「北海道胆振東部地震」、「那珂川市誕生」、「ノーベル賞受賞」、「豊洲市場移転」、「消費税10%増額明言」、「2019年GW10連休決定」、「平成最後の天皇誕生日」などいろいろあった1年でした。今年は天候不順や災害に多く見舞われた1年になってしまったという印象です。一方でスポーツ関連ではオリンピックや甲子園など明るい話題が多かったです。個人的に印象に残ったのは「大阪府北部地震」と「台風21号による被災」のニュースでしょうか。関西で台風や地震で大きな被害を受けたのは久しぶりだと思います。「大阪府北部地震」ではちょうど会社で大きな揺れを体験しました。当日はそれでも仕事をしていましたが、地震によっていろいろと影響を受けてしまいました。幸いにも家では本棚の本が落ちていたぐらいだったのですが、これから起こるとされる南海トラフにも備えなければならないと痛感した地震でした。また、台風21号が上陸したときはお休みだったものの屋内にいても恐怖を覚えるくらいの暴風が吹き荒れていました。京都は比較的内陸なので、台風が来てもあまり雨風は強くない感じでしたが、今回は全然違う印象でした。
他にも来年になりますが、30年続いた平成がとうとう終わりを迎えます。平成初期に生まれた自分もいつしか20代後半となり、ひとつの時代の終焉を見届ける時が来たようです。平成最後の年越しも今までと何一つ変わりませんが、新しい時代に向けて、明るいニュースがこれから増えていくといいですね。


##今年の十番勝負では全くと言って安定した結果を残すことができませんでした。今年全3大会で銀3銅1と今まで参加していた大会の中でもかなり悪い成績となってしまいました。金メダルを獲得できなかった年は今までなかったので、かなり下降してしまっています。最近はあまり十番勝負に対するモチベーションもなくなってきていますし、目標も今一つ定まっていないので、それが決まらないと成績も向上はしないのかなとは感じていますが…。ひとまずは来年も安定した成績を残すことができるように復習などを怠らないようにしなければならないなと感じました。去年掲げた目標は全くとして達成することができませんでした。来年も「メダル獲得率4割5分」と「完答一番乗り」を目標として頑張りたいです。


###今年の書き込み数はこの書き込みも含めて37記事となりました。書き込み記事数、文字数共に過去最低となってしまいました。十番勝負以外での書き込みが一切なかった上に、十番勝負の感想文さえもサボっていましたし…。それでも、通算1000記事を今年中に達成しました。来年にはおそらく80万字達成が見えていますが、話題の提供などできればと思いますので、宜しくお願いします。
[97181] 2018年 12月 31日(月)23:05:21EMM さん
Re:[97177]
[97177]  オーナー グリグリ様

レスありがとうございます。
拙稿[97176]は宛名が書いてないのがミソで、グリグリさんはどこまで織り込んでいるのか確かめたかったのと、関連の書き込みをされた方に「そういうことは考えた?」と投げかけてみたかったのです。
グリグリさんの方針はだいたい分かりましたが、クレーム対応方針に上手く説明できない不安を若干感じました。
うーん、何がどうというのが説明できないのですが…
[97180] 2018年 12月 31日(月)22:48:33勿来丸[シノレパシクソ] さん
年が明ける前に
前回の投稿は10月初め、第四十九回十番勝負の感想文を書いた時でした。落書き帳自体こまめにチェックはしていましたが、投稿は丸二か月ぶりとなります。年明け早々の十番勝負に参加しようと思い、2018年が終わらないうちに一度顔を出そうとした次第です。
この1年も相変わらずといった感じでした。経県値的に変化したのは、石川・福井と北陸へ上陸したこと、修学旅行で京都に初めて宿泊したことくらいでしょうか。来年は受験生となりますし、遠出する機会も減るかと思いますし、落書き帳での書き込みもさらに減るでしょう。息抜き感覚で落書き帳や、十番勝負を楽しませていただきます。
何はともあれ、今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
[97179] 2018年 12月 31日(月)22:20:44EMM さん
観光経県値の地域分けで思うところ(の一部分)
晩飯を食べていたのでちょっと間が開きました。

テーマ型経県値の中の観光経県の方も、見ていくと地域の区分であるとか、いろんなところが気になってきます。
あそこもここもと挙げて行くと収拾が付かなくなるので、自分の身近な県について気になるところを挙げてみます。

石川県…「ただ1市がすごく変」
現在の区分では能美市が白山市・野々市市と一緒になっていますが、これが凄く違和感があります。
行政的な面でも能美市は白山市とつながることはかなり少ないのですが(例えば消防も別、警察も別、水道も別、県の出先機関の管轄も別)、観光でも同様のことが言えます。
能美市HP内の観光のページを見ると、観光の核となっているのは九谷焼である事が分かります。
で、今度は石川県九谷焼商工業協同組合連合会HPを見てみると…関係組合の組合員となっている企業等があるところとして能美市、小松市、加賀市、そして金沢市は書かれていますが、白山市は出てこない。
どうも、白山市内には九谷焼関連企業が少ないようなんですね。
そういう点で能美市は小松市、加賀市とは連携はありますが、白山市とは連携しにくい…と言うことが言えるかと思います。
(能美市の観光施設で白山市との繋がりが深いところと言うとここぐらいですかねぇ…地図上は間違いなく能美市なんですが、現地に行くとそこが能美市だと意識しにくい)
あと、石川県観光連盟HPを見ても、能美市は白山市では無くて小松市・加賀市と一帯の地域区分になってますし、能美市は小松市・加賀市とグループ化する方が地元民的には違和感が少ないです。

富山県…「自治体名よりも観光地名の方がエリアを意識しやすいのでは?」
地域区分の名前で「黒部・入善」とありますが、こと観光という事で考えるとこのエリアで一番知名度の高いところは宇奈月温泉でしょう。
そうで無ければ、新幹線の駅が「黒部宇奈月温泉」にはなっていないと思うのです。
(位置的には「新黒部」でも不思議はない)
そうすると、「黒部・入善」より「黒部・宇奈月」の方が地域をイメージしやすいのでは無いか、と思うのですが。
同様に「砺波・南砺」は「砺波・五箇山」の方がわかりやすいのかも。


岐阜県…「市名を出すことで角が立たないか?」
エリア分けの一番東が「多治見・中津川」な訳ですが、ここは5市中の2市の名前を挙げたとすると、今回のように「端の市を挙げました」と言う明確な基準があってなお残りの3市から「なぜうちじゃないんだ」というのが出てきかねないと思うんです。
杞憂だ、と言われれば杞憂なんですが、並び立つような市町村が3つ以上そういう地域ってけっこうあると思うんですよね。
そういう場合に、自治体名を挙げるのが果たして妥当なのか?地域間の軋轢に巻き込まれないか?と心配になってしまいます。

福島県…ある区域だけが「独特すぎる」
福島県に長期出張している間、仕事上で「福島県の地域割り」を意識する場面が多くありました。
その時の感覚で行くと、福島県の区域割りの中の「喜多方・猪苗代」にかなり違和感を感じました。
この区域は会津磐梯山を囲むように区域分けしたのかなと思ったのですが、実際のところ、福島県内ではこういう区割りをしているのを見たことがない、と言うのが違和感の理由。
会津地方は時と場合によって2~4に分割されることがありますが、どのパターンでも猪苗代町と磐梯町は会津若松市と、喜多方市と北塩原村は西会津町とくっついています。
2つに割る場合は南会津が独立している場合がほとんどなので、会津を二つに割るなら会津と南会津(自治体名にするなら会津若松・喜多方と南会津・只見?)の方が自然な気がします。
あるいは、会津は1区分にして、中通りを3区分(福島県内で言われるところの県北・県中・県南に準ずるような形で)にした方が違和感は少ないかもしれません。

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他にもいくつかの県を見ていったのですが、思ったのは「その県の観光協会・観光連盟の区割りを参考にした方が良いのでは無いか?」と言うこと。
岩手県は4区分で5つに再編しにくい…と言うのもありましたし、東京都のように地域割りの線が引けないような表現の所もありましたが、多くは観光協会の行っている区割りを再編して5つにするのでは駄目なのか?と思ったのですけど、どうなんでしょう。
埼玉県のように、県HPの観光のページなどは5区分ですが、そことグリグリさんの区分がかなり異なるのも不思議に思ったものです。
[97178] 2018年 12月 31日(月)21:35:25駿河の民 さん
「経県値」の及ぼす影響
[97176]EMMさん、[97177]グリグリさん

このコンテンツ「経県値」はとても有名で、世間に与える影響も大きいと思います。
なので、観光スポットの選出にはなんらかの基準を持ったほうがいいと思います。
EMMさんが紹介されている「ニッポン城めぐり」(僕はプレイヤーであったりするのですが、本題からそれるのでおいておきます)は、対象を「城」として、チェックポイントとなっている城は3000もあるので、大体の城が網羅できます。(もし漏れたものがあっても、あまり知られていないようなものが大半です。)ですが、観光施設となると大変な量になり、網羅することができず、経済効果も大きくなる。現在少なくとも落書き帳メンバーが「経県値を貯めるため」に旅行を行なって、そのようなことをする人が増えると観光客の行き先に多少、ばらつきが出るかもしれないしページに乗っていない施設より乗っている施設の方が利用者の伸びが大きいかもしれません。
なので、誰もが納得できる基準を持ったらいいと思います。
[97177] 2018年 12月 31日(月)21:04:35オーナー グリグリ
Re:テーマ型経県値について思うこと
[97176] EMMさん
テーマ型経県値の全体的な話と、観光経県値の各県に対する意見とがありまして、思ったところを挙げて行くと恐ろしく長くなりかねないのですが、そうすると書いている間に年を越しかねないので短くまとめてみます。
テーマ型経県値への貴重なご意見をありがとうございます。年明けイベントの準備中なので手短に返信します。

その前に念のため誤解があるといけないので補足説明になりますが、現在暫定で進めているテーマ型経県値のページに挙げているテーマはあくまでも当サイトでの試行企画であり、これらのテーマをすべてそのままアプリ化する訳ではありません。Qdanさんとしてアプリ化に適切なテーマを選別することになりますし、チェックポイントの選択などもそのまま採用するかどうかは決まっていません。

例えば5つ選ぶとすると、どうしても選から漏れるところが出てくる訳ですが、もしその選から漏れたところの関係者から「なぜうちが漏れたのか?」あるいは「うちが入っていないのはおかしい。うちを入れて欲しい」と問い合わせがあったら?
これは必ず出てくると思います。基本的な回答は「当サイト独自の判断で選んだものです」となります。それ以上でもそれ以下でもないわけで、問い合わせには基本この線で対応します。なお、選択がふさわしくない場合の対応として、[97061]にも書いたように、「(観光スポット)については、選定についての異論やクレーム、選定した施設の閉鎖など、スポットを変更する必要が出てくる可能性が高いと考えています。そのため、スポット変更による経県値の調整(減点)やスポット変更による減点通知の仕様を検討しています。」という対策を考えています。ただし、一度決めたチェックポイントを単なるクレームなどで安易に変更するつもりはありません。

もう一つは、「記録アプリ・位置ゲー・SNSなど種類に関わらず、スマホアプリで『その場所に行った事を記録できる』ものが先行してある事柄を扱うときは慎重さが必要ではないか」と言うことです。
これは気にしてもしょうがないと考えています。もちろん、経県値のパクリアプリと同様に、権利侵害となるようなケースは避ける必要がありますので、そのような慎重さは必要ですが、スタンプラリー的な企画との競合はあまり意識していません。経県値のコンセプトがベースです。

なお、Qdanさんにしても私自身もアプリ事業に関しては素人ではありませんので、権利関係など注意すべき点はある程度わかっていますし、Web企画と違い、アプリリリースについてはより慎重な確認を行うつもりです。
[97176] 2018年 12月 31日(月)20:13:26EMM さん
テーマ型経県値について思うこと
ここ2ヶ月、実はバタバタでした。
11月に母が逝去し、喪主として見送ることになりました。
これから四十九日の法要など、まだいろいろ残っています。
母の葬儀のしばらく後にちょっと断りにくい出張があり、東京に行ってきたのですが、そこで風邪をもらってきたらしく、未だに咳だけが止まりません。
また、11月に入ってから立て続けに虫歯が2本欠けて、歯医者通いもしています。
(歯医者に問い合わせしたのが11月の上旬、最初の予約が取れたのが11月下旬…)
仕事の方も夏~秋の仕事のまとめだったり、来年度に向けての準備だったり、徐々に忙しくなってくる時期でもあるのですが…
とどめにこの年末に主に使っているデスクトップパソコンが壊れてしまいました。
SSDドライブの寿命だったらしい…新しいデスクトップは注文済みですが、正月直前だったので新しいのが来るのは1月第2週。
(この書き込みは予備のノートパソコンで行ってます)
なんだか、この2ヶ月は書き込みをしようとすると何か起きる感じでした。
地名コレクション関係の書き込みだけは何とか対応しましたが、その他の書き込みには手が届かず。
そんな中でも、日が経てば経つほど書きたいことが増えてく感じの事柄がありまして…タイトルに挙げた「観光経験値」を含むテーマ型経県値について、です。
テーマ型経県値の全体的な話と、観光経県値の各県に対する意見とがありまして、思ったところを挙げて行くと恐ろしく長くなりかねないのですが、そうすると書いている間に年を越しかねないので短くまとめてみます。

全体的な話としては、次の二つを考えて頂きたいと言うことです。
一つは「そこから収入を得ている施設・事象をテーマにするときは慎重さが必要ではないか」と言うこと。
例えば、既にテーマとして挙がっているもので行くと、観光はモロに経済活動であり、利害関係者がたくさんいます。
美術館、博物館も多くは入場料を取っています。
道の駅も、最近作られるものは直売所や飲食施設が設置されてます。
要は直接の利害関係者の方がいる訳で、そういった方が問い合わせをしてきた場合に十分対応できるのか?と言う不安があるのです。
例えば5つ選ぶとすると、どうしても選から漏れるところが出てくる訳ですが、もしその選から漏れたところの関係者から「なぜうちが漏れたのか?」あるいは「うちが入っていないのはおかしい。うちを入れて欲しい」と問い合わせがあったら?
100人が100人納得するものは難しいにしても、なるべく多くの人に納得してもらえる、または「これなら仕方ないかな」と思ってもらえる理由を用意しておかないとのちのち大変なのでは無いか?と思うのです。
ここまでのものでは無かったにせよ、外部から思わぬ問い合わせがある可能性はある、と言うことは考えておかないといけないと思うのです。
もう一つは、「記録アプリ・位置ゲー・SNSなど種類に関わらず、スマホアプリで『その場所に行った事を記録できる』ものが先行してある事柄を扱うときは慎重さが必要ではないか」と言うことです。
これこそは考えすぎ、と言われそうなのですが、「パクり騒動で経県値が広く世間の耳目を集めてしまった」という今年の経緯を考えると、変な形で揚げ足をとろうとする人が出てくることを考えておかないといけないと思うのです。
まぁこれも考えすぎと言えば考えすぎですが…
そうで無くとも、テーマごとに先行事例のアプリやサイトを十分確認し、いかに差別化を図っていくかは考えておかないといけないでしょう。
今挙がってるテーマでは、道の駅は他のアプリやサイトがいくつもあります。参考
こういったアプリ等は基本的に「すべての道の駅」が対象なので、「代表的なところだけチェックする」のであれば差別化できる…のかもしれませんけれど、そうするともう一つの懸念点をどうクリアするかが課題となってくるわけです。
落書き帳上で候補としてあげられていたものでは城が当てはまると思います。
「ニッポン城めぐり」というお城を対象とした老舗の位置ゲーがあり、そこに寄せられたデータを元にしたお城の情報サイトもあったりします。
そのほかにもいろいろありまして(参考)、こういったアプリ等との差別化をどう図るかを考えておかないといけないと思うのです。
大物の先行アプリやサイトがあるテーマは「経県値でやる価値があるのか」と言うことにもつながりかねないので、こういったことの確認も必要だと思うものです。
EMM、考えすぎなのかもしれませんが…

あと、テーマの選び方ですけど、地名コレクションから選んでみる、というのはどうでしょうか?
その地名全部を網羅する…と言うのには向かないかもしれませんが(作成途上だったり、増減が頻繁だったりもありますので)、主要なものを選んで…と言うのなら使えそうなものはあると思うのですが。
マニアックに走りすぎてる内容になるかもしれませんが、サイト内のコンテンツを利用しない手は無いと思うのですけれども。
[97175] 2018年 12月 31日(月)18:11:32オーナー グリグリ
戦国市盗り合戦データ更新
第五十回十番勝負開始に先立ち、戦国市盗り合戦のページを五十回データに対応しました。今回の領民数データは2018年10月1日の推計人口が適用されますので、前回からの必要万石変更が以下の通りあります。また、新たに那珂川市が新領国として追加になりました。なお、必要万石の変更による総領主・領主の変更はありません。

領国名新たな必要万石前回の必要万石増減数
横須賀市45-1
飯田市12-1
那珂川市1

総領国名新たな必要万石前回の必要万石増減数
秋田県910-1
東京都4342+1
山梨県78-1
岐阜県1718-1
長崎県1213-1
福岡県4645+1
[97174] 2018年 12月 31日(月)14:39:50オーナー グリグリ
今年もお世話になりました。& 十番勝負予告
大晦日ですね。今年も大変お世話になりました。個人的にはこの一年は継続的に体調が良くなくて、思うようにいろいろ動くことができなかった心残りの一年でした。体調の方は少しずつ回復傾向にあるので来年はいろいろ動き始めたいと思っています。

さて、恒例の十番勝負も今回は50回の大きな節目となりました。次の節目となる100回までは今のペースだとあと17年は掛かります。それまで続けられればいいのですが、かなり厳しいですがそれでも目標としておきます。それよりも落書き帳記事数10万番台達成の方が現実的ですね。2020年の早い時期あたりで到達しそうです。

話が逸れてしまいましたが、第五十回全国の市十番勝負は2019年の開始とともに始まりますので、多くのみなさまのご参加をお待ちしています。今回は『五十』回記念の開催です。
[97173] 2018年 12月 30日(日)23:19:58MasAka さん
斜張橋コレクション追加情報
Nさん編集担当の「斜張橋コレクション」ですが、新たに正式名称と架設年、橋長のデータが判明したものがありましたので情報提供しておきます。

神奈川県の下から2番目にある山北町の「谷峨橋」とされている橋ですが、正しい名称等は以下の通りです。
橋名所在地架設年橋長
嵐橋足柄上郡山北町1974年82.0m
(出典:山北町橋梁位置図山北町橋梁長寿命化修繕計画

橋長については出典元の資料だと有効数字が一の位(メートル単位)までで表示されているため、0.1m単位の誤差があるかも知れません。また、主径間長についてはインターネット上に公表されている資料は見つかりませんでした(1径間なので、橋長よりわずかに短い程度のはずですが)。

実は今日、山北町の大野山まで登山に行ったのですが、その途中でこの橋を渡ることになり、このコレクションの存在を思い出しました。架設から45年近くが経過し、老朽化が進んでいるようで、橋のたもとには「同時に渡れる人数は十人です」との注意書きがありました。昨年度にこの橋の復元設計が発注されているようで(建通新聞記事)、近い将来補修工事が行われるものと思われます。なお、「復元設計」というのは、
既設橋を建設当時の基準で設計しなおして、その結果から図面を復元するもの
(出典:横河技術情報Webサイト
であり、おそらく施工当時の図面が残っていないか不正確、あるいは不鮮明なものしか残っておらず、それゆえ橋長がメートル単位止めだったり、支間長のデータがないのではないかと思います。

それでは皆さん、よいお年を。
[97172] 2018年 12月 30日(日)22:22:03【2】伊豆之国 さん
各種経県値 & 猪苗代町
このところすっかり恒例になっている?、来年の干支にまつわる話題から。
平成最後の年になることが決まっている、2019年=平成31年は、亥年。そこで、今回は来年の干支にちなんで「猪」のつく地名から。
「猪」がつく現存自治体は、福島県猪苗代町と兵庫県猪名川町の2つ。明治の町村制施行以降に存在し、昭和の間までに消滅した自治体には、岩手県猪川村(1952大船渡市)、福井県猪野瀬村(1931勝山町(→勝山市))、愛知県猪子石村→猪高村(1955名古屋市)、三重県猪田村(1950上野市(→伊賀市))、福岡県猪位金村(1955田川市と山田市(→嘉麻市))に分割)がありました。
そのほかで「猪」のつく地名ですが、たとえば静岡県を見ると、浜名湖の奥の北部、三ヶ日方面へ入江状になっている部分の「猪鼻湖」、富士山の西側、富士宮市北部の「朝霧高原」を含む地域一帯にある「猪之頭」、伊東市の伊東駅の南側にある「猪戸」と言ったところがまず思い浮かびますが。富士宮市の「猪之頭」には、「井之頭」の表記もあり、学校名にはこの「井」のほうが使われているので、おそらく語源は東京・三鷹市の「井の頭」と同じで、「猪」は「当て字」ではないでしょうか。伊東市の「猪戸」は「ししど」と難読です。おそらく「宍戸」と語源は同じでしょうが、伊豆地方は猪肉料理が名物でもあることもあり、「猪狩りをした場所」から来ているのでしょうか。
干支と同じ「亥」のつく地名は「猪」よりずっと少ないようで、東京近辺では、千葉市の亥鼻辺りでしょうか。

「猪」のつく現役の駅には、次の4駅があります。
駅名路線所在地
猪苗代磐越西線福島県猪苗代町
猪谷高山本線富山県富山市
猪名寺福知山線兵庫県尼崎市
猪田道伊賀鉄道三重県伊賀市

こちらから検索すると、このほかに「猪苗代湖畔」(磐越西線)と言う駅も出てくるのですが、11年前からこの駅には列車が全く停まらず休眠状態になっており、おそらくこのまま廃駅になる可能性が高いと思われます。この「~湖畔」駅は、湖岸の「湖水浴場」の利用客のために夏休み期間中のみ営業する臨時駅として設けられた駅でしたが、結局利用する人が少なかったため、使われなくなったのではないでしょうか(wikiより)。

さて、ここからは今年の経県値について。新規リリースの「観光経県値」の話題で盛り上がりましたね…。
その前に、まずは「従来型?」経県値から。今年の経県値は、36点となりました。
「本題」の今年の観光経県値を計算すると、13点でした。この「観光した」と言う定義ですが、曖昧な箇所もあるので[97126]で示した判断より若干緩やかにしてあり、例えば7月末の函館~津軽方面の道中([96376]) では、最後に「歩いた」秋田市では、「観光地」には立ち寄らなかったのですが、一応駅から市街地には出ており、土産物としてその土地の名物を買う目的で歩いたので、広い意味での「観光」と言うことにしました。一方、3月までの間に石巻市や大和町に社用で日帰り出張したときにも、仙台駅の駅ビル内で帰りの新幹線に乗るまでの間に土産物探しをしているのですが、いずれも駅前の駐車場から駅ビルに直行しているので、こちらのほうは「観光」目的ではない、としました。

市の経県値(認市度)の変化は次のようになりました。

×→○つがる
●→○湖西
▲→●北斗、蕨、戸田、藤枝
▲→△能代
×→▲富谷

10月1日に新規市制の那珂川市は、九州新幹線で通過していたので▲となりました。
この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。青森県から未踏市がなくなっています。
 ◎:2(±0)、○:123(+2)、●:266(+3)、△:55(+1)、▲:260(-3)、×:87(-2)
[97171] 2018年 12月 30日(日)20:49:02ニジェガロージェッツ さん
(神戸市武庫郡?)西灘村河原字中ノ内,風呂前
[96453] 2018 年 9 月 2 日 (日) 21:21:48 伊豆之国 さん
ご指名いただいておりながら,17週間もお返事をお書きせずに,大変失礼いたしております。
年が変わる前に,「神戸市武庫郡西灘村」の存在について,門外漢ながらも,地元市民の感覚にて,考えるところを述べておきます。

JR東灘信号場の北東部分の一角、実はここだけは神戸市ではなく「武庫郡 西灘村」が残っているのです。1929年に神戸市に編入されたものの、国鉄敷地内であった為、編入されず残っているモノです
(中略)
神戸市内には「御崎村」「東尻池村」が「神戸市の大字として」現存しています
「神戸市ではない」といった表現を使用しましたが、実際は「神戸市武庫郡」の扱いの様で、「灘区内にありながら灘区ではない」事になります。
すなわち「神戸市武庫郡西灘村」です

表題の地名につきまして,その存在が確認できるのは,[96453]伊豆之国さんがおっしゃるように,拙[75442]に引用した神戸市固定資産(土地)地番参考図になりますが,これは利用条件の冒頭にも注意書きされているように,内容を証明するものや申請その他の資料として用いることが出来ない参考図です。

神戸市内の地名(町名および大字)については,神戸市の公式サイト内より神戸市町名一覧表(pdf)を閲覧していただき,また神戸市区設置条例も参考にしていただければ,すべてが網羅されています。また,神戸市内の陸地において,どこの区にも属していない所というのは,埋め立て途上の未登記地を除いては,聞いたことはありません。
「西灘村」或いは「武庫郡西灘村」がここに書かれていないということは,公式には認められていない地名ということになるのでしょう。過去の拙稿に於いて,度々話題にした兵庫区東尻池村,兵庫区御崎村については,町名一覧にも区設置条例にも挙げられている正式な地名です。

この町名一覧表や区設置条例を金科玉条のように扱い,書かれていないものを全否定するのも地名好きとしては冷淡ですので,もう少し掘り下げてみましょう。
まず,1929(昭和4)年に神戸市に編入された武庫郡西灘村については11の大字があり,タイトルの「河原」はその一つでした。編入後は「神戸市河原」,1931(昭和6)年の区設置後は「神戸市灘区河原」となりましたが,1931~33(昭和6~8)年にかけて全域に新町名が付けられ消滅したことになっています。(角川日本地名大辞典 28兵庫県)
表題の小字「中ノ内」と「風呂前」の一部については,国鉄用地の中で市街化から外れ,小字を冠したまま地番が残ってしまったということでしょう。兵庫区で存在が認められている東尻池村と同じような経緯かと推察します。

仮に,固定資産(土地)地番参考図を正しいものとして信用するのであれば,神戸市区設置条例の制定(昭和23年1月1日 条例第1号)の段階での地名漏れの可能性が出てきます。一方,固定資産(土地)地番参考図に於いても,「西灘村」は余計な誤記ではないかと感じられます。
[97170] 2018年 12月 29日(土)14:33:00Takashi さん
Re:国際観光上重要な地(下田と軽井沢)
[97165] じゃごたろさん
[97166] 伊豆之国さん

モヤモヤした部分が解消されるかどうかはわかりませんが、個人的に気になったことを二点ほど。

下田町(現下田市)ですが、ここだけではなくそれよりかは下田町と(旧)一級国道(1号?)の間にある各地点も含めて「国際観光上重要な地」としているのではないのかな、と思ったりしています(例:国道135号では熱海市、伊東市など)。下田町では観光地としては弱いというわけではなく、そこまでの一連の地帯が一つの観光地という見方で。

軽井沢町……は現在はもちろんあの当時も(ここは定かではありませんが)国道18号が通っているはずで、二級国道の目的地としてわざわざ指定しなくても(旧)一級国道の国道網でカバーできるように思われます。もしかするとですが旧中山道の一部であり軽井沢町と国道20号をつなぐルートでもある国道142号のルートを指定するため二級国道の目的地として軽井沢町を付け加えたのでしょうか?

以上のことはあくまで私個人の推論ですが、これでモヤモヤが解消されるかどうかについては皆様にお任せします。
[97169] 2018年 12月 28日(金)22:06:27今川焼 さん
国道189号の風景
[97168] hmt さん
国道189号の終点は 麻里布の国道2号合流点ですが、大部分は柳井経由の国道188号との共用区間です。
単独区間は 0.36kmに過ぎず、神戸港の国道174号に次ぐ短距離国道とのこと。
昨年5月に車で行ってきました。これがそのときの動画です。
国道189号全区間(岩国市)
5分40秒あたりまでは国道188号との共用区間で岩国市街を行きます。左折して単独区間に入ると、米軍基地前らしくアメリカ兵相手とみられる英語看板の店が見受けられますが、あまり「国道」という感じではありません。ちょうど夕方の5時頃で基地で働く日本人の退勤時間なのか多くのマイカーが出てくるところでした。
星条旗が翻る基地のゲートまでが国道なのかもしれませんが、さすがにそこまでは行けないので直前で左にそれています。
[97168] 2018年 12月 28日(金)17:02:58【1】hmt さん
岩国空港国道
[97165] じゃごたろさん
昭和二十八年に(中略)これらの「重要な飛行場」や「国際観光上重要な地」が二級国道の起点して指定されています。
羽田飛行場・・・国道131号
岩国飛行場・・・国道189号

二級国道の起点として指定された重要な飛行場。岩国飛行場が 羽田と共に挙げられていたことに驚きました。

昭和28年(1953)という時代:1951年にサンフランシスコで調印された平和条約が 1952/4/28に発効し、Occupied Japanからの 独立を回復した翌年です。

時刻表 昭和27年12月号[74163]によると、当時の民間航空路は すべて外国航空で、日本から世界各地への国際線を合計しても週39便でした。
これを根拠に、1945年の敗戦から 日本航空による国際線再開(1954年)までの間、日本に飛来する民間航空国際線飛行機の発着地は「すべて羽田」と思っていました。

岩国の錦帯橋の下を流れる錦川が流れくだった河口部。三角州に海軍飛行場が建設されたのは、戦前の 1938年。
1945年の敗戦後 連合軍に接収され、1952年の占領終結後は 米軍基地→自衛隊との共用基地を経て、6年前の 2012/12/13に 民間機の定期便が就航。2013年5月には 早速利用する機会がありました。

この程度の認識でしたが、どうも戦後間もない頃の状況について認識不足があったようなので、改めて調査しました。

岩国錦帯橋空港の沿革には、民間空港の実績として、昭和26年(1951)に国際飛行場として指定され、1952年日本航空の国内航空幹線の中継寄港と記されていました。

国際線の具体的な記載はないものの、「昭和27年5月 羽田とともにわが国で2か所の国際空港」とあり、これが国道の起点になる「決め手」だったのでした。

しかし、旧広島空港【広島市西区】の供用開始(1961)後は 岩国便が衰退。
1964/12の変更で岩国への民間機定期便の就航はなくなり、48年間の空白期になっていました。

推測ですが、特に記載すべき国際空港としての実績はなく、「建前上の国際空港」に基づく国道189号か?

国道189号の終点は 麻里布の国道2号合流点ですが、大部分は柳井経由の国道188号との共用区間です。
単独区間は 0.36kmに過ぎず、神戸港の国道174号に次ぐ短距離国道とのこと。

蛇足:2013年岩国空港利用時のバス経路。民間便用入口が変更されており、国道189号は通過せず。
[97167] 2018年 12月 28日(金)13:43:24じゃごたろ さん
Re:国際観光上重要な地
こんにちは、じゃごたろです。明日は毎年恒例の集まりで酒田に行く予定ですが、天候が非常に気になっています。

[97166] 伊豆之国 さん
でもすぐわかるところもありますが、「なぜ?」と思ったところもいくつかあったので、

まさにそこですね。私も「なぜ?」と思うところもありました。そして落書き帳に書き込んでいる方々も同様な感想をお持ちになるのではないかと思って先の記事を書きこんだものです。

例えば「長野原町」。「草津温泉」が重要な観光地ならなぜストレートに「草津町」を指定せずに「長野原町」になったのか。確かに長野原町の方が交通の要衝であるので、そういうことも加味されたのかなど。

そのへんのモヤモヤした部分をどう説明していただける方がいるのかな、といった思いもあります。
[97166] 2018年 12月 27日(木)21:10:26伊豆之国 さん
Re:国際観光上重要な地 & White Rabbit
[97165] じゃごたろさん
「(旧)二級国道」の選定に当たって指定された「国際観光上重要な地」、一覧に挙げられた市町村を見ると、誰でもすぐわかるところもありますが、「なぜ?」と思ったところもいくつかあったので、私なりにその理由を考えてみました。
カッコ内は現在の自治体名です。

市町村名対象と思われる観光地(近隣も含む)
十和田村(十和田市)十和田湖
日光町(日光市)東照宮、華厳の滝など多数
下田町(下田市)黒船来航、日米「下田条約」締結の地
富士吉田市富士山
軽井沢町欧米人によって開かれた高原の別荘地
大町(大町市)スキー?(立山黒部アルペンルートはまだできていない)
長野原町草津温泉
神明村(志摩市)英虞湾(真珠)
島原市雲仙
小林市霧島
垂水町(垂水市)桜島
弟子屈町摩周湖、屈斜路湖

…確かにこうして見ると、日光や富士山のように、古くから知られた超有名国際観光地もある一方、はたして海外でどれくらいの人が知っていたのか、と言うようなところもあって、選定理由が知りたいところです。「ご当地」の下田が入っているのは、日米関係上重要な場所だからでしょうか?

ところで、今晩見ていたTV番組で、「海外版・凶暴生物を駆除せよ」と言った番組で、インドネシアの「人食い鰐(ワニ)」と、豪州の「人食い鮫(サメ)」をそれぞれ捕まえろ、と言うのが出ていました。これを見て思い出したのが、「因幡の白兎」の神話に出てくる「ワニ」は「鰐」か「鮫」か、どちらなのかという論争([89968],[74529])。これは、やはり鳥取県民のとりぴーさんに答えていただきましょうか…。
[97165] 2018年 12月 27日(木)11:41:46【1】じゃごたろ さん
重要な飛行場若しくは国際観光上重要な地
こんにちは、じゃごたろです。

最近の観光エリアの話題で思い出したことです。

現在の道路法は昭和二十七年に公布されましたが、その当初の国道は一級国道と二級国道に分けられていました。その中で二級国道は道路法第六条でその意義とその指定が条文化されています。

第六條 第四條第二号の二級国道とは、一級国道とあわせて全国的な幹線道路網を構成し、且つ、左の各号の一に該当する道路で、政令でその路線を指定したものをいう。

 一 都道府県庁所在地及び人口十万以上の市(以下これらを「重要都市」という。)を相互に連絡する道路
 二 重要都市と一級国道とを連絡する道路
 三 港湾法(昭和二十五年法律第二百十八号)第四十二條第二項に規定する特定重要港湾、同法附則第五項に規定する 港湾又は建設大臣の指定する重要な飛行場若しくは国際観光上重要な地と一級国道とを連絡する道路
 四 二以上の市を連絡して一級国道に達する道路

ここで第六条第三号に規定されている「重要な飛行場若しくは国際観光以上重要な地」というものがどういうものかが昭和二十八年に告示されます。そこには

一 重要な飛行場
 羽田飛行場、岩国飛行場
二 国際観光上重要な地
 青森県上北郡十和田村、栃木県上都賀郡日光町、静岡県賀茂郡下田町、山梨県富士吉田市、長野県北佐久郡軽井沢町、長野県北安曇郡大町、群馬県吾妻郡長野原町、三重県志摩郡神明村、長崎県島原市、宮崎県小林市、鹿児島県肝属郡垂水町、北海道川上郡弟子屈町

とあります。これをもとにして昭和二十八年に二級国道が指定されますが、これらの「重要な飛行場」や「国際観光上重要な地」が二級国道の起点して指定されています。

羽田飛行場・・・国道131号
岩国飛行場・・・国道189号
十和田村・・・・国道103号
日光町・・・・・国道119号・120号
下田町・・・・・国道135号・136号
富士吉田市・・・国道137号・138号
軽井沢町・・・・国道142号
大町・・・・・・国道147号・148号
長野原町・・・・国道144号・145号・146号
神明村・・・・・国道167号
島原市・・・・・国道215号
小林市・・・・・国道223号
垂水町・・・・・国道224号
弟子屈町・・・・国道241号

これらの自治体を「重要な地」と皆さんが思うかどうかとうことはありますが、この当時はこれらの自治体が重要な地とみなされていたことをここにご紹介いたしました。
[97164] 2018年 12月 26日(水)18:11:41オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア #2
[97162] とりぴーさん
というのはさておき、私個人としてはG案のほうがバランスがいいように感じております。
さっそくありがとうございました。G案でエリア図を更新しました。なお、エリア名については、「鳥取・岩美」「米子・境港」「倉吉・三朝」「北栄・大山」「南部・日野」としました。8文字以内で2文字都市名なら3つ列挙できるのですが、全体バランスを考えて2都市までに統一したいと考えています。また、都市名の順序は自治体コード順としています。ご了承ください。「鳥取・岩美」は「鳥取・智頭」の方がよいでしょうか。
[97163] 2018年 12月 25日(火)22:41:21白桃 さん
DIDクイズの正解
[97161]千本桜 さん
答はこんなことだろうと推察しています。
1・昭和35年国調ではDIDを形成していない。厳密に言うと旧町時代にはDIDを形成していない。
2・既存DIDを有している市町と合併して現行の市に組み込まれた。
3・当該DIDはすべて現行の市に移行した後に形成された。
ほぼ、ほとんど、正解です。お付き合い有難うございます。
千本桜さんのを流用させていただきますと、
1.昭和35年国調時点ではDIDを形成していない自治体にあって、
2.その後、既にDIDを有している自治体と合併し、
3.合併後に単独のDIDを形成した・・・
こんな感じでしょうか。

東広島市の「賀茂西条」「八本松」「高屋高美丘」が該当しない理由は、合併時点ではどこにもDIDが無かったからです。すなわち、2.の条件に合致しません。
「飯坂」の場合は1.と3.が合致しませんので、これ以上の説明は省きます。少しややこしいというか、珍しいパターンが「妹尾」です。岡山市と合併したのは1971年(昭和46年)ですが、妹尾が単独のDIDを形成しなかったのは、合併直前の1970年(昭和45年)国調の一回きりです。ですから、1.のみ合致しないというわけです。
該当するDIDの中には、「手稲」のように合併相手のメインDIDに吸収されたところ、「庭瀬」のように近い将来、合体が予測されるところもありますが、くっつきそうでくっつかないところ、永久に連担しそうもないところ、さまざまですね。
[97162] 2018年 12月 25日(火)21:04:08とりぴー さん
Re:[97160]
[97160]グリグリさん
これはまた重大な判断を任されてしまいました…

というのはさておき、私個人としてはG案のほうがバランスがいいように感じております。
また別の方から改善に色々なご意見が寄せられるかもしれませんので、その際に判断していただければと思います。

いずれにしても、バランスよく5つのエリアに分けるというのも本当に難しいですね…。
[97161] 2018年 12月 25日(火)08:25:59千本桜 さん
Re:地味で渋いDID
[97148] [97158] 白桃さん
以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?

該当するDIDには新しく市街化された三河上郷、瀬野川中野の名があり、該当しないDIDには古くから市街地が形成された飯坂、妹尾の名があります。そのことから、何となく方向は見えていましたが、かなり複雑な要素が絡んだ問題ですね。たぶん、酒の席でこんなクイズを出したら興ざめですが、落書き帳だからこそのハイレベル?なウルトラクイズのようです。
答はこんなことだろうと推察しています。
1・昭和35年国調ではDIDを形成していない。厳密に言うと旧町時代にはDIDを形成していない。
2・既存DIDを有している市町と合併して現行の市に組み込まれた。
3・当該DIDはすべて現行の市に移行した後に形成された。
以上のように考えましたが、私はいまだ東広島市「高屋高美丘」の件が理解できていませんが、ここで降参。
[97160] 2018年 12月 24日(月)21:28:58オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア #2
[97159] とりぴーさん、鳥取県のエリア案の最低案をありがとうございます。F案とG案のどちらが良いでしょうか。私の判断よりもとりぴーさんに判断していただけるとありがたいです。
[97159] 2018年 12月 24日(月)20:55:45【1】とりぴー さん
鳥取県の観光エリア #2
[97131] グリグリさん
遅くなりましたが、ご提案ありがとうございます。

◯D案(境港市を独立エリアとする案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「境港市」
「米子市・琴浦町・日吉津村・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」
◯E案(D案の大胆さを和らげる案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市・日吉津村」
「琴浦町・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」

両案とも有力ではないかと思います。(D案の場合は琴浦町を中部側に組み込むのがいいかもしれません。)

[97114]のC案と、E案との差異は伯耆町の扱いのみですね。
伯耆町は南部町や日野郡、米子市との結びつきが強いように思いますし、町内の大山西麓エリアは江府町の「奥大山」エリアからも近いですので、E案のほうがより実感に即しているかなと思います。

参考として、県の観光戦略課による2013年度の観光動態調査の結果を見つけました。(こちら)
この資料では鳥取県全体を9つに分けていますが、現在の市町村境界と一致していないところもあります。
また西部を除いては、どうやら明治初期の郡界を踏襲している部分が多く、観光エリアとしての実態とは必ずしも一致しない場合もあるのではないかと思います。

この中で上記の案に特に関係しそうなところとしては、
・境港市を単独のエリアとして扱っている
・北栄町のうち旧大栄町域を、「東伯耆」エリアとして琴浦町および大山町の一部と同じエリアに区分している。
 ことでしょうか。
東部は鳥取市の大合併の影響で市町村界との齟齬が大きく、やはり一体ととらえるのが無難ではないかと思います。
また中部を2つに分ける場合、この資料のように「旧河村郡+久米郡(倉吉市・湯梨浜町・三朝町・北栄町のうち旧北条町域)」と「旧八橋郡(琴浦町・北栄町のうち旧大栄町域)」に分けるのが、最もよく見る分け方かと思います。
この場合北栄町の扱いが難しくなりますが、
・旧北条町は、旧大栄町との結びつきも比較的強いこと
・北栄町の主要な観光スポットである『名探偵コナン』関連の観光地は旧大栄町域にあり、北栄町に観光目的でくる場合は旧大栄町域がメインになることが多いと思われること
を考えると、琴浦町側に組み込むのが自然かな、と思います。

以上をふまえ、これまでの案をマイナーチェンジしたものを挙げ、『』内にエリア名の案も付記してみたいと思います。
○F案 (D案のマイナーチェンジ版。境港を独立エリアとし、中部を一体とする)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」 『鳥取・岩美・智頭』
「倉吉市・東伯郡(琴浦町も含む)」 『倉吉・三朝』(観光「のみ」を重視すると『三朝・湯梨浜』かもしれません)
「境港市」 『境港』
「米子市・日吉津村・大山町」 『米子・大山』
「南部町・伯耆町・日野郡」 『南部・日野』(南部町の「とっとり花回廊」がこのエリアの主要観光地となります)

○G案 (中部二分割案のマイナーチェンジ版。北栄町~大山町のエリアの一体感がやや薄いか)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」 『鳥取・岩美・智頭』
「倉吉市・湯梨浜町・三朝町」 『倉吉・三朝』(または『三朝・湯梨浜』)
「北栄町・琴浦町・大山町」 『大山・北栄』
「境港市・米子市・日吉津村」 『境港・米子』
「南部町・伯耆町・日野郡」 『南部・日野』

このうちG案については先ほどの資料を参考に、大山町を伯耆町、南部町、日野郡と同一のエリアに組み込むことも考えられるかと思います。ただしこの場合は「北栄町・琴浦町」のエリアが他と比べて観光スポットが少なくなります。

特に県西部についてはそれほど馴染みがなく、より土地勘のある人からすると違和感を持たれる可能性もありますが、一応ひとつの参考になれば幸いです。
[97158] 2018年 12月 24日(月)12:41:55【3】白桃 さん
地味で渋いDID
[97157]千本桜 さん
該当しないDIDに東広島市の西条DID・八本松DIDが入って、高美が丘DIDが入らないのは何故ですか? これが分からなくて足踏み状態です。
「高美が丘」(私の辞書?では「高屋高美丘」)は該当しません。
該当するDIDを追加しますと、
愛子→宮城町(仙台市)、倉賀野(高崎市)、妻沼(熊谷市)、土気(千葉市)、呉羽(富山市)、大門大島(射水市)、美濃赤坂(大垣市)、鵜沼(各務原市)、伊勢中川(松阪市)、庭瀬 備前一宮(岡山市)、茶屋町(倉敷市)、駅家(福山市)、土佐大津(高知市)、周船寺(福岡市)、荒木(久留米市)など、です。
該当するか否か、その「線引き」は、私だけが気にしていることでしょうし、DIDの研究?において重要な意味を持っているとも思いません。なので、DIDに造詣が深い方でも気が付かない可能性は十分にあります。
一応、ヒントとして
1.DIDの大きさ、人口には関係がありません。
2.DIDがはじめて登場した1960年(昭和35年)国勢調査時点では?
3.合併先の相手には?

[97151]
広島県旧瀬野川町の4大字(上瀬野・下瀬野・中野・畑賀)に跨がるDIDの名称は「瀬野川」がふさわしいと感じました。
ここはご指摘通り、「瀬野川中野」を「瀬野川」に変更しました。
それはそれとして、私のDID命名のスタンス(姿勢)と言うか、方針は、
1.行き当たりばったりではあるが、なるべく「昭和の合併」前の町場の名前を付ける
2.なるべく五文字以内。「ケ」とか「が」を省略する場合あり
3.連称はなるべく避ける。DIDの発生起源地を優先、連称の場合には、・(ナカグロ)を外す。
4.新興DIDの所在地に多い「緑ヶ丘」「旭が丘」など掃いて捨てるほどある名称、また、全国どこにもあるような地名、はそのまま付けたくないので、やむを得ず付ける場合は、どこの地にあるのかを明示するため、都市名、旧国名等を冠する
5.DIDの核が明瞭でないところは、「北◇◇」ではなく、〇〇の北あたりと位置のみを示す程度で、「○○北」とボヤカス、というか逃げる('◇')ゞ
6.より良い名前であれば、他人の案であっても、ドンドン流用、盗用する。
以上、よろしくお願いいたします。
[97157] 2018年 12月 24日(月)08:19:32千本桜 さん
東広島市のDID
[97148] 白桃さん
この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。

該当しないDIDに東広島市の西条DID・八本松DIDが入って、高美が丘DIDが入らないのは何故ですか? これが分からなくて足踏み状態です。
[97156] 2018年 12月 23日(日)18:24:02hmt さん
浜松市浜北区
[97154] 稲生さん
8年ぶりに投稿という稲生さんを歓迎して、一筆記します。
2007年の発足時から7区体制の浜松市が、新3区案を提示。
そして、2019年4月の統一地方選挙の際に住民投票実施とのこと。
政令指定都市としては人口の少ない 浜松市にとって、区役所削減による経費節減は 理解できる施策と思います。
区役所の削減により、住民の利便はある程度損なわれるかもしれませんが、止むを得ないようにも思われます。

私は幸いにも浜北区在住ですので、単独区は温存され、…

部外者なので、ブログに記された事情などには疎いのですが、C案にならず、F案が有力になったことに安堵する気持ちは、理解できるような気がします。

…ということで、これまで殆ど知ることのなかった「浜北区」について、調べた初歩的なことを記します。

浜北区の沿革(Wikipedia)によると、1889年の町村制では7ヶ村。現在の地図で浜北区の中心地と目される区役所付近は、長上郡小野田村・平貴村あたりと思われますが、1896年には浜名郡に編入されました。
その後、小野田村と平貴村(平口+貴布祢)は小野口村と北浜村に組み換えられ、1926年には日清紡績の工場が貴布祢に進出しました。
戦後の1951年には 小野口村が浜名町になり、昭和合併の1956年には 浜名町、北浜村を含む1町4村で「浜北町」になる。
「合併時点での人口52,561人は、町の人口として当時日本最大」と記されています。

浜北区南西部の現在の地図を見ると、小松・内野・平口・貴布祢などの大字地名を発見することができます。
明治時代にできた合成村名に使われた 1889年以前の旧村名ですね。

話 変わって
2010年頃にフェードアウトしてから、8年も経ってしまいました。

前回の記事の日付は 2010/6/17。「hmtマガジン」発足のご挨拶 2010/6/20 の直前でした。
[25159][58458][65372]など、稲生さんの記事も収録されています。訪問をお待ちしています
[97155] 2018年 12月 23日(日)15:31:22オーナー グリグリ
中枢中核都市および東京ダウンサイジング再び
[97152] 駿河の民さん
国は、新たに「中枢中核都市」というものを制定したようです。
突然出てきたように見える「中枢中核都市」ですが、少し調べてみました。

今回の発表は、内閣府地方創生推進事務局と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が、都道府県と政令指定都市の地方創生担当部局あてに、12月18日に行った事務連絡がもとになっています。その事務連絡の中身は、
1.中枢中核都市の範囲について
2.支援策について
の2点になりますが、1.で今回の82都市を明示し、2.で政府の支援策を説明していますが、詳細については決定次第連絡となっています。この支援策の基となっているのが、「地域魅力創造有識者会議」報告書(平成30年12月18日)になります。報告書の内容をざっと見てみましたが、報告の冒頭には、まち・ひと・しごと創生基本方針2018(平成30年6月15日閣議決定)を示し、中枢中核都市の機能強化を図ることが謳われていますが、基本方針そのものには中枢中核都市を軸とした捉え方はされていません(基本方針の概要はこちら)。

中枢中核都市の活性化に焦点が当てられたのは、12月18日の事務報告にも引用されている「東京一極集中是正のための中枢中核都市の機能強化の「支援施策の方向」」(平成30年7月12日都市再生本部決定、まち・ひと・しごと創生本部決定)からのようです。細かいことですが、7月12日の決定では「中枢・中核都市」と中黒が入っていますが、12月18日の報告からは中黒がなくなっており、中枢中核都市という一括りの定義を意識してのことと思われます。そして、12月18日の地域魅力創造有識者会議の報告と同時に「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2018改訂版)」が改訂され、中枢中核都市の機能強化が前面に出てきました。

中枢中核都市は、政令指定都市(15市)、中核市(43市)、施行時特例市(18市)、県庁所在市(3市/47市)、連携中枢都市(3市/30市)から成ります(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の都市は除かれます)。政令指定都市、中核市、施行時特例市などの指定都市制度との違いや、連携中枢都市構想との違いなど、今回の報告では触れられていないように見えます。連携中枢都市については、2014年8月に総務省が発表した地方中枢拠点都市圏構想を翌2015年1月に連携中枢都市圏構想と名前を変えたもので、首都圏一極集中を解消するための中枢都市を中心とした地方都市圏における活性化施策と考えられ、28の圏域で具体的施策が進められているように見えます。そこに来て同じような目的の今回の中枢中核都市の構想発表ですが、意図や関係性が今ひとつつかめません。例えば、北広島市は、中枢中核都市構想発表前日の12月17日に連携中枢都市圏構想についてという発表を行っています。また、その中にも書いてありますが、札幌市は11月28日に連携中枢都市宣言を行っています。

なお、連携中核都市圏構想については、森川洋広島大学名誉教授の「連携中枢都市圏構想の問題点について再度考える」や横山彰中央大学教授の「連携中枢都市構想の一考察」などが参考になります。

話が少し逸れますが、中枢・中核都市という言葉は調べてみると、2012年の内閣府白書「地域の経済2012-集積を活かした地域づくり-」に現れており、「第3章 集積のメリットを活かした地域づくり」の中に記述があります。そこでは、政令指定都市を中枢都市、県庁所在市を中核都市としています。

このサイトにも、中枢中核都市についての記載を加えてみたらいかがでしょうか。
ということで、政令指定都市などの指定都市との違いや連携中枢都市圏構想との関係が明確になり、中枢中核都市の具体的な施策や活動が見えてくるまでは、動向を見守るに止めたいと思います。

上述の森川論文にも一部触れられていますが、私は、首都圏一極集中の解消のためには、地方に人や企業を誘致するための優遇措置だけでは不十分で、首都圏から企業や住民を積極的に追い出す施策として、例えば、首都圏大企業へ重い法人税を課すこととか、極端な場合には、重い住民税を課すことまで考えなければ、これまでのように掛け声だけの施策で終わってしまうと思っています。この考えは、[87148]の記事で「東京ダウンサイジング」というタイトルで述べていますが、東京の交通インフラなど企業や住民にとっての利便性を高めれば高めるほどさらに一極集中が加速することは明らかであり、地方優遇といった生ぬるい施策ではとても追いつかないと思います。

連携中枢都市圏構想にしても、今回の中枢中核都市の構想にしても、地方創生の名の下にいわばアウトプットを求めての解を並べているだけのようにも勘ぐりたくなります。東京をダウンサイズするということは、非常にパワーのいることであり、現実的ではないかもしれませんが、一極集中が加速し地方が空疎化する現実を直視すれば、待った無しの対応が必要なのは明らかだと思うのですが。そういえば、首都移転や首都機能分散などの話はどこへ行ってしまったのでしょうね。
[97154] 2018年 12月 22日(土)20:33:52稲生 さん
浜松市の行政区再編問題について
落書き帳をご覧の皆様、
古参のメンバー様におきましては、お久しぶりです。
そして、ここ数年前からのご参加のメンバー様におきましては、初めまして。

2003年秋より参加して、いくつかの問題発言などを含み、落書き帳で活躍(?)していたものです。
2010年頃にフェードアウトしてから、8年も経ってしまいました。

投稿の仕方も何だか変わってしまっていて、戸惑うばかりですが、今回、久しぶりに投稿させていただいたのは、生まれ故郷であり現在も居住している浜松市の行政区再編問題について、皆さまのご意見を伺うことが出来たならとの思いからです。

何年か前から、行政区再編の動きがあり当初は6案があったのですが、この度F案のみを新3区案として、住民投票として市民に是非を問うものとなっています。

新3区案とは、A区(=中区・東区・北区・西区・南区)、B区(=浜北区)、C区(=天竜区)にする案のことです。
A区人口:671,788人、B区人口:95,900人、C区人口:30,292人となっています。

A区とは、平成の合併前の浜松市・舞阪町・雄踏町・三ヶ日町・細江町・引佐町のエリアを全て含んでいて、浜松市総人口の84%を占める区となります。

面積の方は、割愛いたしますが、C区は山間部ゆえ広大な面積を保有しながらも、3万人割れ目前の過疎地であります。

住民投票の問いとしては、(1)新3区案の区再編を2021.1.1までに行うことに 賛成 反対
(2)(1)で反対したもののみ、区再編を同年までに行うこと 賛成 反対 となっています。

わかりやすく言えば、(1)としては、東区から南区までの4つの区役所を廃止してしまい、経費削減をしていきましょうというものです。(2)としては、それはいくら何でも大胆なので、もう少しソフトに区再編をやっていくのではどうでしょうか?というものです。

住民投票の方は、来年4月の統一地方選挙の際に、実施されることとなっていますので、私も含め浜松市民が熟考する時間は、まだまだ多くあると思います。

私は幸いにも浜北区在住ですので、単独区は温存され、浜松市民の中でも傍観者でいられるのですが、それでも廃止される区の住民の気持ちになると、どういったものなのか決めかねているところです。

つきましては、落書き帳のメンバー様に、色々な意見をお聞かせいただきたくお願い申し上げます。
[97153] 2018年 12月 22日(土)00:03:59ぺとぺと さん
作為的に繋がるDID
[97099]ぺとぺと
ちなみに前述の「須賀」の区域を表示させたのと同じサイト(人口統計ラボ)で「千石河岸」を検索するとこんなふうに表示されます。相模川河口両岸の「大字須賀」のエリアも完全に組み込まれています。これが、私が相模川河口両岸の「大字須賀」の基本単位区が「千石河岸」に組み込まれてしまっていると推測する材料です。いずれ時間があるときにこの辺りの調査区地図を閲覧したいなと思います。(かなり先になってしまうと思いますが。)
急遽時間が取れたので、統計図書館で調査区地図を閲覧してきました。
結論から先に申し上げると、私の「相模川河口両岸の『大字須賀』の基本単位区が『千石河岸』に組み込まれてしまっている」という推論は正解でした。
具体的には、相模川上流側から順に千石河岸28・29番地(基本単位区番号11800280)、千石河岸33番地(基本単位区番号11800330)、千石河岸57番地(基本単位区番号11800570)の3つの基本単位区に相模川水面およびその両岸の「須賀」が組み込まれていました(それぞれの南北の境界は凡そタマ三郎漁港の南端、湘南大橋)。
総務省統計局発行の「平成27年度調査区関係資料利用の手引」において、街区方式による住居表示を実施している区域とそうでない区域の基本単位区の区画方法は異なっているにもかかわらず、それらを一体的に一つの基本単位区としていることから原則によらない特殊な処理といえます。なぜこのような取扱いとしているかについては、本日の調査では不明のまま。

場所は変わって、鎌倉市坂ノ下と同市稲村ケ崎のDIDが国道134号線を通じてつながっている([97025]千本桜さん)件。
調査区地図で見ると、坂ノ下の調査区番号224.1.3(基本単位区番号44000360)がほぼ国道部分のみの基本単位区として設定されており、これがなぜかDIDとなっています(国道より山側の224.1.5は非DID)。おそらく道路という公共施設が面積の2分の1以上を占めるため、DIDに隣接するみなしDIDとされているのだと推測します。
なお、これを受ける側の稲村ケ崎の調査区番号359.1.6(49001190)も崖地と国道のみで構成される人口ゼロのみなしDIDです。(注:「みなしDID」というのは、ぺとぺとが便宜的に名付けた名称です。)
それにしても、なぜこのような基本単位区設定にしているのかは上述の平塚市の例よりもさらに謎です。[97037] YTさんが市街化調整区域の設置と関連する可能性について言及されていますが、基本単位区の境界は用途地域や市街化調整区域の境界と一致しませんので、そういった理由ではないように思われます。租税特別措置法(人口集中地区の区域内に所在する譲渡資産又は買換資産については税率の軽減措置がある)とも関係なさそうですし。
[97152] 2018年 12月 21日(金)21:22:03駿河の民 さん
中枢中核都市
新聞にこのサイトむけのものが載っていたので、紹介。

国は、新たに「中枢中核都市」というものを制定したようです。
wikipediaによると、
この指定は、地方に拠点となる都市を指定することで東京都市圏への一極集中を抑制し、地方全体を活性化されることが狙いとされているが、指定された都市への一極集中が生じることも懸念されている。

東京都市圏(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)および昼夜間人口比率0.9未満の市を除いた政令指定都市、中核市、施行時特例市などの市から、82市が選定された
とのことです。「一極集中を食い止めるために、地方で特に頑張る都市を指定して補助しますよ」ということでしょうか。

おそらく、政令市・中核市・施行時特例市・県庁所在地と一部の市(高岡市と射水市)が指定されたようです。

>>グリグリさん
このサイトにも、中枢中核都市についての記載を加えてみたらいかがでしょうか。
[97151] 2018年 12月 21日(金)19:38:43千本桜 さん
広島市の瀬野川中野
[97148] 白桃さん
瀬野川中野

広島県旧瀬野川町の4大字(上瀬野・下瀬野・中野・畑賀)に跨がるDIDの名称は「瀬野川」がふさわしいと感じました。瀬野川は中野を含む旧町名。中野は瀬野川に包含される地区名。当該DIDに占める中野の比重は大きいのですが、瀬野川があれば中野はなくても意味は通じると思った次第です。中野を表記することで、上瀬野から畑賀にかけて広がっているDIDの実態が見えなくなるような、そんな気がする夕日の波止場。間違っていたらごめん。
[97150] 2018年 12月 21日(金)11:48:09【3】オーナー グリグリ
芝山町
[97147] じゃごたろさん
私の表現が悪かったようで、「差別化」とは市町村を差別するという意味ではなく、汎用的な「県北」「北部」という表現よりも、地名・自治体名を用いた方がエリアの表現を明確化出来るという意味で用いているのだろうなという意味合いで書き込んだものです。
ああそういう意味でしたか、勘違いしていました。地名の採用は[97136]に書いた通りです。観光経県値については、名称はともかく、エリア範囲について異論や別案をいただけるとありがたいです。ちなみに、昨夜、千葉県の観光地をリストアップしている段階で、芝山町を「銚子・九十九里」から「千葉・成田」エリアに変更しました。芝山町は山武郡ですが、芝山鉄道や航空科学博物館の存在からすれば、成田市と同じエリアが妥当との判断です。ただ、このような判断に拘り過ぎるとかえって難しくなるような気もします。千葉県の場合だと、千葉・成田エリアと船橋・柏エリアの境界が悩ましいんですね。白井市はやっぱり千葉・成田エリアかなとか。

【追記】
観光スポットを少しずつ追記しているのですが、あまりマイナーなスポットを掲載する必要はないのかなと思っています。そのエリアでメジャーなスポットを差し置いてマイナーなスポットだけを観光するというケースはあまりないだろうということや、仮にマイナーなスポットだけピンポイントで観光したケースがあるとしても、そういう方はそのエリアには精通しているだろうという想定です。観光地経県値(初級・中級・上級)のスポット予備調査の面もあるので、都道府県あたり少なくとも30箇所以上は挙げたいとは思いますが。
[97149] 2018年 12月 21日(金)10:23:12N さん
観光の定義
個人個人の思う定義で良いに異論はないです、とあらかじめ断っておきます。

個人的には観光名所に行くだけが観光ではないと思うので、「友人の家に遊びに行った」とか「カントリーサインの写真を撮りに行った」とか「鉄道に乗りに行った」とか「経県値を上げに行った」のような目的をもってその地を訪れる行為はすべて立派な観光だと思います。

ちなみに、観光庁:観光入込客統計に関する共通基準(PDF)では
2.総則
2-1 用語の定義
(1)観光
本基準では余暇、ビジネス、その他の目的のため、日常生活圏を離れ、継続して1年を超えない期間の旅行をし、また滞在する人々の諸活動とします。
だそうです。(ビジネス目的も観光に含んでますね)
[97148] 2018年 12月 21日(金)04:25:29【1】白桃 さん
「観光エリア」と「DID」プラス(オマケのクイズ)
タイトルに併記はしましたが、別に関連性はありません。
ただ、共通点は「名付けに苦労してます」というところでしょうか。
苦労する理由は、「観光エリア」の命名はもともと無理があるのに対し、一方のDIDの場合は、「お酒を控えている、オット、いや、禁酒している(汗)」せいでしょうか。

「観光エリア」につきましては、[97101]で批判的なことを書き込みましたが、その名称につきましては所詮、便宜的なものでしょうから、グリグリさんにおかれましては、割り切って進めて頂ければと考えております。
また、[97143]にて、
添乗員や観光バス乗務員など観光業を職業としている方や修学旅行の引率教師などは微妙ですが、仕事とはいえ実際に観光もしているのでOKでよいと思います(出張ついでの観光と同じ扱い)。その他思い付くケースとして、乗り物移動で景勝地を「観た」場合ですが、新幹線で富士山を見たとか、飛行機の窓から鳥海山を見たなどは観光とは言い難いですが、黒部峡谷鉄道のように観光目的の鉄道や、通常の鉄道や路線バスでも徐行運転を行い乗客に景勝地の見学便宜を図るような場合は観光とみなしてよいと思います。観光バスの車窓見学と同じように「観光地を巡った」としてよいでしょう。
と書かれておりますが、概ねその線に賛同いたします。でも、私の「観光」に対する考えはもっと極端で、例えば、地方都市への出張で、商談中にボンヤリと窓の外の景色を眺めていた、なども含めて良いのではと…。ですから、「香川の野球強豪校?を訪れた」とか、「長尾から志度まで歩いた」とか、「780市のカントリーサインの撮影」など、世間一般の方はしないと思いますが、立派な「観光」と言えるのではないでしょうか。
つまり、純粋な「仕事」以外は、ずべて「観光」の範疇だというのが私の考えです。それから、あまり参考にはならないとは思いますが、添乗員として海外に出張する場合、当時、査証(ビザ)が必要であった国、地域(米国※、韓国、台湾など)においても、殆ど、商用(業務)ビザではなく観光ビザで入国し、入国の際、「斎藤寝具店→サイトウシングテン→for sightseeing,10days→観光目的で10日間滞在」と入国審査官に答えていました。(笑)
(※遠い記憶ですが、米国は、正規の添乗にかかる査証申請に対して、B1(商用)、B2(観光)の両方が発行されていました。)
ただ、「観光」に対する私のような極端な考えからは、今回の「観光エリア」区分は、従来の「経県値」を、各都道府県を五つに細分化しただけのこと、になってしまうかもしれませんね。

さて、「DID」の命名はやっと高知県が終了し、あとは九州、沖縄を残すのみとなりました。でも、難敵?、福岡県が控えており、年明けの十番勝負までには間に合いそうもありません。今までで一番苦労したのが、広島市、次いで、豊田市かな?。そこで、苦労した理由の一つに関係するクイズを一発。

以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?
DIDに関心がある方は是非、挑戦していただきたいですね。

A.所在自治体B.DID名C.DID誕生年D.2015年現在名
札幌市手稲1970年札幌市連合(の一部)
小山市間々田1975年間々田
豊田市三河上郷1995年三河上郷
大津市堅田1975年堅田
広島市瀬野川中野1975年瀬野川中野

この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。
[97147] 2018年 12月 20日(木)22:20:42じゃごたろ さん
re: 差別化?
あらためて、じゃごたろです。

[97136] グリグリさん

私の表現が悪かったようで、「差別化」とは市町村を差別するという意味ではなく、汎用的な「県北」「北部」という表現よりも、地名・自治体名を用いた方がエリアの表現を明確化出来るという意味で用いているのだろうなという意味合いで書き込んだものです。

ところで。

[97143] グリグリさん
観光とは

についてですが、これは困りごとです。

私はカントリーサインの収集の活動をしていますが、市で言えば全国792市のうち780市のカントリーサインを撮影しています。割合で言うと98.5%で、訪れていない市は福岡県の一部以外は離島だけです。しかし「観光」と言われるとまったく観光せずに境界の標識を撮影しただけです。

おかげさまで経県値ランキングではベスト10に入っていますが、いざ「観光」という視点ではかなり低いレベルになってしまうのでこちらには触れないことにしています。
[97146] 2018年 12月 20日(木)21:02:12オーナー グリグリ
第五十回 全国の市十番勝負(開催案内)
恒例の全国の市十番勝負の開催案内です。十番勝負も回を重ねて次回は五十回目の開催となります。節目となる五十回を記念して2019年の年明けとともに開始いたします。1月1日0時開始予定です。最初の採点は1月1日の午後9時を予定し、以後、毎日午後9時の採点で進めます。途中、いつものようにヒントを提示しながら、1月14日(祝)午後9時に終了する予定です。今回も多くの方に楽しんでいただければ幸いです。
[97145] 2018年 12月 20日(木)20:01:34オーナー グリグリ
女性首長(三重県桑名郡 伊曾島村)
桑名市にピーくんさんが郵便で問い合わせてくれて、三重県桑名郡伊曾島村の村長であった松平則子さんの情報をいくつか確認できました。新たに得られた情報は次の通りです。女性首長の一覧を更新しました。

◯任期(確認資料:伊勢新聞)
1951(S26).7.5 - 1955(S30).7.4

◯生年月日(確認資料:人事興信録. 第13版(昭和16年) 下の657コマ)
1881(M14).9.?(明治14年9月生まれ)

任期については、「長島町誌(下巻)1978年 伊藤重信著/長島町教育委員会」にも記載があったようですが、日にちに揺れがあったことから上記の伊勢新聞で確認したとのことです。ちなみに、[97017]Nさんの記事にあるレファレンス協同データベースでは、昭和26年7月25日当選との記述があり、任期の始まりに関して揺れがあります。桑名市で各種資料を当たってくれたようなので、その結果を重んじて上記の任期で更新しました。なお、氏名の読みについては確認できる資料がなかったとのことです。
[97144] 2018年 12月 20日(木)17:05:01【1】じゃごたろ さん
諏訪地方の最も主要な駅は茅野駅
こんにちは、じゃごたろです。

12/18付の長野日報の一面より。来年3月の特急あずさのダイヤ改正の記事が載っていました。そこには、これまですべての特急が停車していた上諏訪駅で、上下各1本が停車せずに通過することになったということです。下りでは甲府駅を出発した後は韮崎駅、小淵沢駅を通過したあと茅野駅に停車し、その後上諏訪駅、下諏訪駅、岡谷駅、塩尻駅を通過して松本駅に到着するということ。これにより新宿駅~松本駅間が上りで16分、下りで21分短縮されるそうです。

茅野駅には全ての特急が停車するということなので、茅野駅が諏訪地方の最も主要な駅ということなのでしょうかね。


追記

山梨県でも問題に挙げられているようです(Yahoo記事)
[97143] 2018年 12月 19日(水)18:33:14オーナー グリグリ
観光とは
観光経県値で「観光した」という基準は、[97094]にも書いたようにご自分の判断でよいと思いますが、一般的には、[97126]で伊豆之国さんが具体的に挙げられた判断基準が妥当な線引きだと思います。
・その市区町村の経県値(認市区町村度)が「●」(3・歩いた)以上である
・市区町村経県値が「●」の場合でも、ビジネスやショッピングのみが目的の場合、乗換えなどのために短い区間を歩いただけの場合は「観光した」ことに該当しない(ビジネスでの出張でも、帰りにできた余裕時間を使って観光地に立ち寄ったりした場合は『観光した』とした)
・市区町村経県値が「○」(4・泊まった)であっても、ただ宿泊のみが目的であった場合(ビジネスホテルなど)は「観光した」としない(宿泊が主目的でも、温泉旅館やリゾートホテルの場合は『観光した』ことに該当するとした)

添乗員や観光バス乗務員など観光業を職業としている方や修学旅行の引率教師などは微妙ですが、仕事とはいえ実際に観光もしているのでOKでよいと思います(出張ついでの観光と同じ扱い)。その他思い付くケースとして、乗り物移動で景勝地を「観た」場合ですが、新幹線で富士山を見たとか、飛行機の窓から鳥海山を見たなどは観光とは言い難いですが、黒部峡谷鉄道のように観光目的の鉄道や、通常の鉄道や路線バスでも徐行運転を行い乗客に景勝地の見学便宜を図るような場合は観光とみなしてよいと思います。観光バスの車窓見学と同じように「観光地を巡った」としてよいでしょう。
[97142] 2018年 12月 19日(水)18:10:23オーナー グリグリ
観光経県値のエリア範囲と名称
[97110] デスクトップ鉄さん
しかし自治体名連称としても、函館・八雲は函館・江差でしょう
「函館・松前」としたのですが、どうでしょうか。「函館・北斗」、「函館・奥尻」のどちらかの方が迷いがなくなりそうな気もします。

[97128] k_itoさん
豊明・日進・長久手・東郷の旧愛知郡4市町に加えて、東春日井郡は分断されますが尾張旭市・瀬戸市までを合わせた計6市町を名古屋市とくっつけて、「名古屋・瀬戸」エリアにするぐらいがバランスがいいのかな、と思います。
どこかのサイトの観光エリア区分を参考にしたのですが、やはり雑ですかね。名古屋は観光スポットが非常に多いので、名古屋単独を意識しすぎたようです。「名古屋・瀬戸」エリアいただきます。ありがとうございました。

[97141] 2018 年 12 月 18 日 (火) 22:07:55 伊豆之国 さん
[97095] で駿河の民さんがリンクされている「静岡県の観光エリア」では、地図と紹介記事・写真を見る限り、沼津・三島両市と函南町は、いずれも「伊豆」のエリアに入っているように見えます。「観光経県値」のエリア分けでは三島市が「富士・御殿場」エリアに入っており、「静岡県の観光エリア」のHPとは異なっていますので、修正が必要でしょう。
ご指摘通り、三島市の区分を見誤っていました。修正しました。
[97141] 2018年 12月 18日(火)22:07:55伊豆之国 さん
「伊豆」と「駿河」の境界線はどこにあるか
「観光経県値」のエリア名称を巡る論議、[97126] の最後で
各県別の観光ブロックの分け方と、名称についての話題には、また暇があったら反応するかと思っています
と書き込んでいたのですが、今回はまず、オヤジの田舎「伊豆」に関して、「伊豆」と呼ばれる(観光)エリアはどこなのか、と言うことから見てみようと思います。「伊豆」の範囲が問題になる原因は、いわゆる「伊豆」と呼ばれる地域の範囲が、「旧伊豆国から(東京都に属する)伊豆諸島を除いた部分」とは全く同じではないからです。
「伊豆」に含まれる現在の自治体名では、熱海・伊東・下田・伊豆・伊豆の国各市と、賀茂郡の全5町(東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆)が入ることについてはまず異論はないでしょう。問題になるのは、伊豆国には属しているものの、北の端っこに位置し「駿河」とのつながりのほうが強く、「伊豆」の色彩が薄そうな感じに見える三島市・函南町と、中心部は「駿河」に属するものの、市域の南部(旧内浦村・西浦村・戸田村)が伊豆国だった沼津市の扱いです。
私の手元にある、古いガイドブックを開いてみました。まず、以前に[75016]でチラッと触れた、昭和30年代の観光ガイドフック(というより写真集)「国立公園 伊豆めぐり」という本。その本には発行年月が書かれていなかったので、記事や地図の内容などから、このときには漠然と「昭和30年代」と書いたのですが、改めてこの本を見ていると

・新幹線がまだできていない
・伊豆急が開業して間もない、という表現がある(昭和36年12月10日開業)
・三島広小路と沼津駅前を結んでいた「伊豆箱根鉄道軌道線」([94655])が地図に出ていない(昭和38年2月4日廃止)

と言ったことなどから、おそらく昭和38年後半から39年前半頃の発行ではないかと思われます。
多くの「伊豆地方」のガイドブックでもそうであるように、この「…伊豆めぐり」でも、まず最初に書かれているのは「熱海」。今では全く面影もなくなった海岸沿いのホテル群を初め、お宮の松、梅園、そして「いかにも見世物」といった「熱海城」などと共に、函南町に属する十国峠のケーブルカーも写真に出ています。一方、巻末のほうには、今ではほとんど使われなくなった「口伊豆」の温泉地を羅列した記事の中に、函南町の南部、伊豆の国市との境界近くにある「畑毛温泉」(一部は伊豆の国市(旧韮山町)にまたがっており、韮山側は「奈古谷温泉」と呼ばれることが多い)の名が載っており、具体的な紹介・説明などはないのですが、「十国峠」と合わせて、函南町は「伊豆」の範囲に入る、と言うことになり、また、沼津市に属している地域にある三津(みと)水族館(現・伊豆三津シーパラダイス)や大瀬崎なども紹介されている一方、三島市は巻頭にある地図には出ているものの、本文にも写真にも紹介がなく、これを見る限りでは「三島市は伊豆でない」と読み取れるようになっていました。

次に紹介するのは、昭和59年発行の、交通公社の「エースガイド 伊豆・箱根・富士」。この本の中では、「伊豆」の範囲として、三島市・函南町を含め、現在の伊豆国6市6町に当たる地域と、駿河と伊豆にまたがっている現・沼津市域の全域について記載されており、沼津市の「駿河」の区域に入っている「千本松原」や「沼津御用邸記念公園」なども紹介されていました。蛇足ですが、この沼津市(旧戸田村を含む)は、現・伊豆市の旧土肥町、現・西伊豆町、松崎町と共に「西伊豆」のエリアとして書かれており、「沼津が西伊豆?」と言うのには、「西伊豆町」にルーツを持つ者としては、やはり大いに違和感を抱かざるを得ないのですが…。
三島市ももちろん「伊豆」として書かれ、三嶋大社などが紹介されていますが、その三島市は、現・伊豆の国市や現・伊豆市のうち旧土肥町を除いた範囲などと共に「中伊豆」のエリアに入れられています。この「中伊豆」エリアでは、前記した函南町の「畑毛温泉」も「ミニガイド」として紹介されていますが、その函南町の北東側にある十国峠は「東伊豆」エリアにある「熱海」の中で紹介されており、ここでも函南町は「伊豆」の中では2つのエリアに「股裂き」されていました。

[97095] で駿河の民さんがリンクされている「静岡県の観光エリア」では、地図と紹介記事・写真を見る限り、沼津・三島両市と函南町は、いずれも「伊豆」のエリアに入っているように見えます。「観光経県値」のエリア分けでは三島市が「富士・御殿場」エリアに入っており、「静岡県の観光エリア」のHPとは異なっていますので、修正が必要でしょう。
「伊豆」と「駿河」のエリア分けをするのには、沼津市をこの辺りで南北に分割するのが最も適切なのでしょうが、「市町村を分割しない」ということに縛られる、となると、やはり一筋縄ではいかないのでしょうか。

>駿河の民さんへ
「テーマ別経県値」と「経県値アプリ」の「特急マガジン」への新規登録、おめでとうございます。
「ご当地」の方として、「駿河と伊豆」にまつわる話題についても特集を組まれてはいかがでしょうか?

[97126]でリンクした「観光経県値マップ」、エリア名称の変更対応と、あと誤りの箇所(秋田県でエリア選択ミス)が見つかったで、修正したものを添付しておきます。
観光経県値の数値は、191点で変わりはありません。
[97140] 2018年 12月 18日(火)08:29:48オーナー グリグリ
観光経県値の各都道府県のエリア説明ページ
[97139] デスクトップ鉄さん
ということで、2自治体の連称には同意しました。そのエリアはどこかで明示されたのでしょうか。
取り急ぎこちらに回答します。観光経県値トップページにある都道府県のエリア一覧表の都道府県名をクリックすると各都道府県のエリア説明ページが開き、エリアマップと各エリアの主な観光地の一覧表を参照することができます。観光地名は今の所、神奈川県、愛知県および鳥取県についてのみ記入してあります。他の都道府県についても、少しずつ追加していく予定です。
[97139] 2018年 12月 17日(月)22:20:50【1】デスクトップ鉄 さん
続・観光エリアの名称
[97110] で、神奈川県のエリア名称について
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
と書いたところ、[97111] オーナー グリグリさんは、
これは私も悪くない案だと思います。他の都道府県もこのレベルですべて揃えられるのであればそうしたいのですが、ざっと考えた感じでは、あまりうまくいかないようにも思います。
と書かれました。東京都も考えてみました。
「東京下町」「東京山の手」「武蔵野」「高尾山・奥多摩」「伊豆諸島・小笠原」
です。下町は、本来の下町だけでなく、柴又や葛西臨海公園を含みます。武蔵野は武蔵野市ではなく、国木田独歩の武蔵野です。エリアは「八王子・立川」から立川を分離して、三多摩の平野部分とします。主な観光地は、井の頭公園、深大寺、多摩湖、昭和記念公園などでしょうか。高尾山は、ミシュランガイドでも三つ星ですから、名前を挙げてもよいでしょう。

(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
ということで、2自治体の連称には同意しました。そのエリアはどこかで明示されたのでしょうか。室蘭、登別、白老は「札幌・小樽」にはいるのでしょうか。

もう一つ、[97126] 伊豆之国さんも書かれている観光の定義です。私は、香川県の落書き帳の聖地といわれる某駅で途中下車、次の列車までの1時間の間に、高校野球の強豪校が駅近くにあることを知り訪れたことがありますが、これは観光でしょうか。

追記:エリアマップの所在はわかりました。

独歩の「武蔵野」ですが、青空文庫で全文を読むことができます。七、八に当時独歩たちが考えていた武蔵野の範囲が示されています。15区時代の東京市の外れから西は立川まで、東も柴又や葛西の旧市外を含み、埼玉県の川越以南も含まれています。埼玉県部分を除き、1932年に東京市に編入された東西の地域を、拡大下町と拡大山の手とみなせば、「三多摩の平野部分」が武蔵野になります。
八王子はけっして武蔵野には入れられない。
とも書かれています。

香川県の「さぬき・東かがわ」エリアですが、琴電の乗りつぶしをしていて、運賃節約のために、長尾から志度まで歩いたことがあります。これも観光といえますかね。
[97138] 2018年 12月 17日(月)21:48:07千本桜 さん
Re:和田(玖須美)と川奈など
[97137] ekinenpyouさん
「今昔マップ」や「鉄道停車場一覧」など、見させて頂きました。ありがとうございました。DIDに占める大字別の人口までネットで調べることができるんですね。便利な世の中になりましたが、私などは検索の仕方が分からなくて付いてゆけません。昔ながらに国土地理院図を読図して、DIDに占める人口割合を玖須美元和田30%、川奈70%と推測しましたが、大きなズレがなくてホッとしています。
[97137] 2018年 12月 17日(月)18:58:57ekinenpyou さん
和田(玖須美)と川奈など
タイトルの件についても調べる時間があったので(あまり役に立たないかもしれませんが)一応ログに残します。
まず現在の伊東市域沿革ですが、下記サイトの解説が非常にわかりやすいです。

伊東市史だより第10号(町村合併の経緯)・伊東市史だより第11号(江戸時代初期の伊東)

以上を参考に和田(玖須美)と川奈近傍の地形図を今昔マップで確認すると、
いずれも明治期の集落中心は主に海沿いだったと推測

※伊能図も同様、アメリカ大図pdf一覧101熱海・三島(右下)
玖須美元和田という地名表記は戦前の地図に無く、明治の大合併以降しばらくは(大字)玖須美だったのかもしれません

次に伊東市のDID(人口集中地区符号2)人口(7,639人)の内訳は下記の通りです。
(出典は平成27年国勢調査小地域集計22静岡県)

大字・町名人口比率(%)
玖須美元和田253833.2
911.2
川奈501065.6

川奈駅周辺の空中写真比較(赤色はDID)(左側が2017年7月~8月撮影で右側が1961~69年)
約半世紀の間で特に駅南部の宅地化が顕著でS36に伊豆急が開通し駅ができた影響が大きかったと推測
(江戸・明治期からある和田&川奈の海沿い集落が拡大してこのDIDを形成したとは考えにくい)

【おまけ】
伊豆箱根鉄道(駿豆線)の駅所在地や開業日などはおおむね鉄道停車場一覧(T15)(右下)に記載の通りです

※田京・大仁は当時の資料鉄道局年報明治32年度(左上)でM32.7.17開業としており、
会社の沿革などもそれに倣っているが、官報の記述(左上中ほど)は17日開業免許状下付→19日営業開始
[97136] 2018年 12月 17日(月)11:39:25オーナー グリグリ
差別化?
[97113] じゃごたろさん
こちらでは県北とか北部と言う一般的な表現はせずに、あえて地名を入れて差別化を図りたいと言う意図を感じたのですが、さてその地域を代表するにふさわしい地名が必ずしもあるのかどうか、という気もいたします。
エリア名を1つか2つの市区町村名にした理由は[97108]に書いた通りで、その市区町村を差別化する意図はまったくありません。また、県央や県西などよりは、エリア名に市区町村名がある方が、必ずしもエリアマップを参照しなくても観光経験をすぐに判断できる場合もあることを考慮しています。今後、観光経県値トップページのエリア名のポップアップ表示(および各都道府県のエリアの説明ページ)に具体的な観光地を記載していきながら、メジャーな観光地がたくさんある自治体名をエリア名に変更することも考えますので、その考慮のことを差別化と言われるのであれば結果的にはその通りです。ただし、意図としては利便性とわかりやすさです。
[97135] 2018年 12月 17日(月)08:55:15【2】オーナー グリグリ
Re:観光経県値【秋田県】
[97124] 千本桜さん
1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
(以下略)
秋田県のエリア改善提案をありがとうございました。ご提案通り変更しました。観光ルート説明もわかりやすく大変参考になりました。とりぴーさんの鳥取県もそうですが、地元の方からの具体的な改善提案はとてもありがたいです。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
自治体コード順に並べました。「大原麗子・松坂慶子」か「松坂慶子・大原麗子」か迷わなくて済むということです。
#わたしは迷いなく「大原麗子・松坂慶子」ですが。^^;
[97134] 2018年 12月 17日(月)01:06:29千本桜 さん
豊田市南部のDID
[97128] k_itoさん
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。

私なりに、そのDID区域の名称を考えてみました。私は地図がないと前へ進めない質なので、グーグル地図をプリントしたものと国土地理院の地形図を用意しました。その地図に大字に相当する町界と町名を書き込み、DID区域をオーバーラップさせます。いちいち地形図に境界線を手書きするのは無駄な行為に見えますが、その作業をして行く中で、未知の世界である豊田市南部へ気持ちが入って行きます。当該地域では昭和43年に大字が廃止され、新しい町名に変更されたようですね。若林駅周辺のDIDは竹町、住吉町、竹元町、吉原町、花園町など、概ね10の町に跨がっているようです。10の地名を連称するわけにはいきません。自己基準ですが、許せるのは3地名までです(それでも難しい場合がある)。いったい、地元ではこの地域を何と言う名で呼び合っているのだろう。少しでも地元の人の感覚に近づきたい。そこで、豊田市の町名一覧を参照しました。すると、当該DIDは「高岡」と言う地区にすっぽり収まっていることが分かりました。これなら、「高岡」と言う名で言い表わせる。そんな思いを抱きつつ、私もこのDIDを「高岡」と名付けます。
しかし、問題が1つ発生。このDIDを「高岡」とすると、同じ高岡地区にあるこちらのDIDを何と呼ぶかです。先約があるので「高岡」は使えず、別の名で呼ばなくてはなりません。大島町と西岡町に跨がっているようです。しかも、ガップリヨツに組み合っていますから、どちらも譲れません。ここはやはり「大島・西岡」または「大島町・西岡町」の連称で行こうかなと思っています。
[97133] 2018年 12月 16日(日)23:20:28千本桜 さん
函南村にできた伊豆仁田駅
[97126] 伊豆之国 さん
そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。

駅が開設された当時の「村名・大字名・駅名」を一覧にしました。駿豆線の駅名は基本的に大字名が由来のようです。ですから、函南駅にはならず伊豆仁田駅になったのだと思います。
明治22年の町村制施行により、中郷村、函南村、韮山村、田中村、北狩野村が誕生。

明治31年、中郷村、大字大場に、大場駅が開設。
大正10年、函南村、大字仁田に、伊豆仁田駅が開設。
明治31年、韮山村、大字原木に、原木駅が開設。
明治33年、韮山村、大字四日町に、北条駅が開設。大正8年、韮山駅に改称。
明治31年、韮山村、大字南条に、南条駅が開設。大正8年、伊豆長岡駅に改称。
明治32年、田中村、大字田京に、田京駅が開設。
明治32年、田中村、大字大仁に、大仁駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字牧之郷に、牧之郷駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字柏久保に、修善寺駅が開設。

開設年はウィキペディアによりましたが、伊豆仁田駅の開設が大正10年とも11年ともあり、どちらが本当なのか私には分かりません。また、田京駅の開設はウィキペディアで明治32年、角川地名大辞典で明治38年とあり、これもどちらが本当なのかは分かりません。

因に、伊豆仁田駅より遅く開設された牧之郷駅ですが、当時は大字牧之郷に北狩野村役場がありましたから、村名に由来して「北狩野駅」でも良かったはずですが、やはり大字名に由来して「牧之郷駅」になっています。
[97132] 2018年 12月 16日(日)21:29:02ぺとぺと さん
函南は学校由来なのか
[97126]伊豆之国 さん
「函南」と言う名称が、この学校名が初出だと言うことになると、明治22年の合併・町村制施行による「函南村(→町)」の名称は、その学校名に由来する地名、と考えることができそうです。
>ぺとぺとさん
「学校由来地名」、ご検討をお願いいたします。
私も千本桜さんと伊豆之国さんのDIDにかかる議論を拝見し付近の地図を眺めていたところ、仁田に函南小学校と函南中学校が存在していることから「仁田周辺が古くから函南と呼ばれていた地域なのではなかろうか」という仮説を立てて調べていく中で、学校名称(開校時は[97115]ekinenpyouさんのとおり「第二大学区第一番中学区第八小学校函南学校」)が函南村よりも先に誕生していたことを知りました。ただ、先に通称地名として「函南」が使用されていた可能性は否定できず、現段階では学校由来というには決め手に欠けると考えております。
[97131] 2018年 12月 16日(日)19:37:12オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア
[97114] とりぴーさん
さて「テーマ型経県値」の試みについて、暫定公開ページを拝見しました。「観光経県値」、とても面白そうですね。
ただ鳥取県のエリア設定に強い違和感を持ちましたので、僭越ながらご提案させていただきたいと思います。
ありがとうございます。鳥取県の観光考察は大変参考になります。また、観光スポットの提示もありがたいです。有効に活用させてください。

「(1)(2)の折衷案」ということではないかと考えております。(大きく間違っていたらご指摘ください。)
明確な基準は設定していませんが、実際のエリアを設定する際には、お示しの手順のように考えていました。

○A案 (行政区分に忠実に準拠する) 
「鳥取市・岩美町」「八頭郡」「倉吉市・東伯郡」「米子市・境港市・西伯郡」「日野郡」
○B案 (観光スポットのバランスを考慮。中部を二分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「湯梨浜町・北栄町」「倉吉市・三朝町」
「米子市・境港市・南部町・日野郡」「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」
○C案 (観光スポットのバランスを考慮。西部を三分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市」
「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」「南部町・日野郡」
上記の案を参考にいろいろ考えてみました。私も八頭郡を1つのエリアにするのはちょっとどうかなと思っていたので、とりぴーさんのご説明から少し大胆な案も考えてみました。いかがでしょうか。

◯D案(境港市を独立エリアとする案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「境港市」
「米子市・琴浦町・日吉津村・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」
◯E案(D案の大胆さを和らげる案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市・日吉津村」
「琴浦町・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」

なお、観光スポット情報については、現状のエリア区分でとりあえず情報追加しました。ありがとうございました。
[97130] 2018年 12月 16日(日)19:02:34オーナー グリグリ
2バイト文字
[97127] 鳴子こけしさん
迅速な念のため対応ありがとうございます。こちらの環境はOS X Yosemite + Safari 10.1.2ですが、変更前のリンク(現在「マップ表示へ」と表示されている部分と同じものでしょうか)は〔右クリック→「リンクをコピー」〕及び〔ページを遷移してアドレスバーをコピー〕のいずれとも『https:/uub……&N=鳴子こけし』と2バイト文字のままの状態でした。記事下方のリンクはこれをこのまま貼り、上方のリンクは別ツールでエンコードした上で貼ったものです。
詳細な環境情報をありがとうございます。現在の「マップ表示へ」と変更前のリンクは同じです。

Mac OSとSafariの環境で文字化け現象を再現できました。推測ですが、Safariは「リンクをコピー」でも「アドレスバーのコピー」のいずれでもデコードされた2バイト文字をエンコードしないようです。Mac OSとChromeやFirefoxの組み合わせでは同じ操作で2バイト文字をエンコードしてくれるので文字化けは起こりませんでした。

これまでの経県値でも同様の文字化けが発生することを確認しましたので、経県値ページについても同じように対処するようにします。ご指摘をありがとうございました。
[97129] 2018年 12月 16日(日)11:51:12【1】オーナー グリグリ
湘南について
観光経県値の湘南エリアを表す自治体名の議論、藤沢が優勢ですね。元々こだわりはありませんので「鎌倉・藤沢」に変更しました。そもそも「鎌倉・茅ヶ崎」を推した理由として、藤沢(という名称)よりも茅ヶ崎(という名称)に湘南の印象をより強く感じていたということと(ブラタモリの視聴も後押し?)、何人かの方が指摘されていますが、鎌倉・藤沢ではエリアの東に片寄っていることから、エリアの広がりを示すのには今ひとつかなとの思いもありました。

デスクトップ鉄さんが八雲はマイナー過ぎると指摘された「函館・八雲」もエリアの広がりを示したかったためですが、それを他のエリアでも徹底しているかというとそうでもないので、あまり説得力はありません。函館・八雲は現在「函館・松前」に変更しましたが、エリアの広がりを示すことにこだわらないのであれば、すんなり「函館・北斗」でよいかもしれません。あるいは「函館・奥尻」もありかもしれませんね。考えているときりがないので、具体的な観光地をリストアップしていく過程で見直しを行い、ある程度のところで妥協したいと考えています。
[97128] 2018年 12月 16日(日)08:32:31k_ito さん
名づけは難しい
こんにちは。盛り上がっている話題に二三加わらせてください。


まずは、観光エリアの区切り・命名について。

神奈川県の「鎌倉・茅ヶ崎」エリアについては、私も皆さんご指摘の通り「鎌倉・藤沢」「鎌倉・大磯」のいずれかかな、と思います。茅ヶ崎や平塚はメジャーな地名ではありますが、観光という観点で藤沢や大磯にはかなわないと思います。グリグリさんは
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。
とおっしゃいますが、たぶんそれは彼らのパーソナリティにまで関心を持つ(or持った)、彼らと同世代の方の感覚かな、という気がします。私はだいぶ下の世代で、曲は聴きながらもパーソナリティにはあまり興味がないため、「江ノ島が見えてきた俺の家も近い」「稲村ケ崎は今日も雨」といった藤沢市域・鎌倉市域を含む歌詞に引きずられて、知識として桑田が茅ヶ崎の人だと知っていながらも、あまり茅ヶ崎の人だという意識はしていないです。

愛知県については、「一宮・犬山」エリアが「名古屋市と知多半島以外の尾張部」という非常に雑なエリアで、名古屋を挟んで東西に分かれてしまっていて、エリアとしてのまとまりが感じられません。愛・地球博に行ったからもうこのエリアはクリアで犬山には行かなくていい、では不自然で残念です。豊明・日進・長久手・東郷の旧愛知郡4市町に加えて、東春日井郡は分断されますが尾張旭市・瀬戸市までを合わせた計6市町を名古屋市とくっつけて、「名古屋・瀬戸」エリアにするぐらいがバランスがいいのかな、と思います。
三河部は西三河・東三河という区分けで言えばこれで完璧なのですが、観光資源を共有する奥三河山間部エリアが分断されているのが少し気にはなります。稲武町は西三河で茶臼山高原は東三河、間違ってはいないのですが観光という観点では同一エリアではないかと思うのです。とはいえこれは自治体境界を絶対とする以上はどうしようもありません。


続いて、DIDへの命名について。

千本桜さんと伊豆之国さんの議論を拝見しながら、伊豆之国さんは都会の方だな、と思いました。駅名が周囲の地域を総称する地域名としての力も持つことは、都会ではありふれた現象ですが、田舎へ行けばそんなことはないわけで、それぞれの実情に合わせた命名をすればいいのではないかな。そんな感想を持ちました。

都会の駅名は強いです。タカシマヤタイムズスクエアのことを「渋谷にある」とか「千駄ヶ谷にある」と言ったら多くの人には笑われるでしょう。住所地名は渋谷区千駄ヶ谷でありながら、あそこは紛れもなく「新宿」です。明治大学の学生が、キャンパスから帰るには甲州街道と京王線と井の頭線を越えなければならないエリアに下宿していたとしても「明大前に住んでいる」と言って笑われることはないでしょう。田舎の人から見れば「どこが明大の前だよ」と思いますが、都会では明大前駅を最寄り駅とするエリアこそが明大前だからです。
話がそれますが、「高輪ゲートウェイ駅」について私が感じた違和感は、珍妙なカタカナ駅名であることよりも、第一京浜の西側の傾斜地から高台にかけてこそが字義通りの「高輪」なのに、この駅ができることで線路東側の埋立地までも「高輪」と呼ばれるようになるだろうことです。

このようなことは都会ではありふれた現象ですが、鉄道を日常利用することが少なくなる田舎では、駅名は必ずしも地域を総称しえません。伊豆のことは詳しくないので、愛知県の例を挙げます。
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。現在の住所地名としての高岡町・高岡本町にはかすりもしないDIDですが、三河八橋駅周辺から竹村駅周辺までの広大なエリアを総称しうる地名は、旧碧海郡高岡町をおいてほかにないからです。
このように、地域を総称しうる地名は、駅名とも限らなければ、現存する住所地名とも限りません。碧南市東部の本体からわずかに離れてしまって独立してしまったDID、現存住所地名から名づけるにはかなり苦しいのですが、ここは以前「自治体越えの地名」関連で触れたように西端と呼ばれる地区ですので、そのまま「西端」と名付けたいところです。このようなことを全国規模でやろうとすると大変なことですが、どうせやるならそれが誠実な名づけ方だろうと思います。

私も戯れに愛知県のDIDだけ眺めてみましたが、難しいですね。ニュータウンが独立したDIDになっている事例は特に。中でも、本体は大名古屋DIDに吸収されているのにニュータウンだけ独立している小牧市、そもそもニュータウンにだけDIDがあって本体がない阿久比町、一か所のニュータウンなのにDIDは分離しているみよし市などは、非常にモヤモヤする事例です。既存市街地も簡単ではなくて、ほぼ同格の二都市が連坦する「刈谷・知立」と「国府・御油」は連称しかないのかな、と思いました。碧南市・高浜市も「碧南・高浜」にしようかと迷いましたが、こちらは「衣浦」でいいかな(対岸の半田市まで連坦扱いなら迷わず「衣浦」なのですが)。


長文失礼しました。
[97127] 2018年 12月 16日(日)01:51:45鳴子こけし さん
Re:観光経県値(御礼)
[97125]グリグリさん
迅速な念のため対応ありがとうございます。こちらの環境はOS X Yosemite + Safari 10.1.2ですが、変更前のリンク(現在「マップ表示へ」と表示されている部分と同じものでしょうか)は〔右クリック→「リンクをコピー」〕及び〔ページを遷移してアドレスバーをコピー〕のいずれとも『https:/uub……&N=鳴子こけし』と2バイト文字のままの状態でした。記事下方のリンクはこれをこのまま貼り、上方のリンクは別ツールでエンコードした上で貼ったものです。
[97126] 2018年 12月 15日(土)22:23:27【2】伊豆之国 さん
Re:伊豆地方のDID名称、観光経県値、etc.
[97112]他 千本桜さん
「伊豆地方のDID名称論争」で話がかみ合わない理由、ここまで来て思ったのは、どうも「名づけの視点」が違うのではないか、ということになるのでは、と感じてしまうのですが。
私がDID名称を考えるのにあたっては、もちろんまず自治体名や古くから使われている地名などを採用するのが優先ですが、それと共に「なるべく(その地域になじみがない人にも)わかりやすい名称にする」と言うことを考え、また「複数の自治体にまたがる場合などは、あまり長い名称を避けるため、連名は2つまでに、地域を統合する名称があればこれを使う」と言ったことも考慮に入れた上で、(もちろん全国を調べまくると言うような暇はないので)まずいくつか当たったところから「あくまで自分で考えた名称をつける」というものでした。
「函南」の件で迷ったのは、まさに[97109]で千本桜さんがおっしゃる通りで、以前から「函南駅」のイメージがどうしても先行し、駅から遠く別の線の駅が最寄になっている、町域の外れにある地域が実際の中心地になっていることがなかなか飲み込めなかったのがその原因でした。
その函南町ですが、[97115] で ekinenpyouさんから情報が出てきましたので、じっくり拝見させていただきました。
函南町立函南小学校の学校沿革より(所在地は仁田148)
明治6年6月20日
「第二大学区第一番中学区第八小学校函南学校」として大土肥妙高寺に開校
明治の大合併よりも前に中郷・函南という名称が使われていた
具体例を紹介しておきます
「函南」と言う名称が、この学校名が初出だと言うことになると、明治22年の合併・町村制施行による「函南村(→町)」の名称は、その学校名に由来する地名、と考えることができそうです。
>ぺとぺとさん
「学校由来地名」、ご検討をお願いいたします。

そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。[97091] で書いていた
函南村は誕生から既に30年余りを過ぎていたとはいえ、「函嶺【=箱根】(中略)の南」ということから名づけられた人為的な名称であり、その頃はまだ地名として成熟してはおらず
と言うくだりは誤りだったとわかったので訂正しますが、だとすると、すでに定着している「函南」を採らず、あえて「仁田」を名乗ったのかというのが「謎」めいてきます。[97091] に書いたように
【郷土の英雄である】仁田四郎の高い知名度と、その末裔の尽力によってできた駅ということで、「仁田」のつく駅名が採用された
と言うことで、駅付近の地名であると同時に、「郷土の英雄と、開業に尽力したその末裔とを顕彰した、一種の『人名由来駅名』でもある」と言う一面も持つのではないか、とあれこれ考えたのですが、本当はどうだったのでしょうか。
「伊豆仁田」駅の開業から12年後、東海道線の熱海廻りの新ルートが全通することになり、当初は函南村内に駅が作られる予定がなかったのが、当時の村民の新駅誘致運動が奏功し、新線開通と同時に「函南」駅の開業にこぎつけた、と言う話は[97091]で書き込んでいたのですが、函南村民の誘致運動によってできた、村内とはいえ中心集落からは遠い場所にある新駅が、村名を取って「函南」駅になった結果、「村の中心から離れた場所にある駅が村の名を名乗る」「村の(実質)中心駅は別の名の駅」と言うことになって、よその人から見ればわかりにくいと言う結果になってしまった、と言うことでしょうか。
ここで函南町内にある2つの鉄道駅、函南駅と伊豆仁田駅の利用客数について調べてみると、「伊豆箱根」の最新データがないようなので、少し古い数値になりますが、wikiによると、両者を比較できる最新年である2004年についてみると、函南駅が2,115人(1日当り平均乗客数)、伊豆仁田駅は1,699人(同)と、函南駅のほうが優勢です。これは、大幹線上にある駅とローカル私鉄の駅(いずれも「鈍行」しか停車しない)との差、また東京方面に出るのには函南駅のほうがより有利、と言ったことも考えられますが、函南駅付近には月ぎめの駐車場が多数存在する(wikiによる)と言うので、伊豆仁田駅のほうがより近い人でも、マイカーで函南駅に出て東海道線を使う人がかなりいるのではないかと言うこと(大場駅と函南駅を結ぶバスもありますが、1時間に1本あるかないか(伊豆箱根バス時刻表より)で、函南駅(日中1時間に3本程度)・伊豆仁田駅(1時間に4本程度)に発着する電車の本数に比べてかなり少ない)、それと北隣にある大場駅は住所は三島市ですが函南町との境界近くにあり、境界線に近い間宮・仁田地区のそれぞれ北部など、大場駅を利用する人もかなりの数に上るとみられること(大場駅の2004年の乗客数は2,978人)、さらに伊豆仁田駅の近くに県立田方農業高校があり、その通学生の利用が駅の利用者数の中でかなりのウェートを占めると思われることなどを総合して考えると、市街地から遠く立地条件としてはやや不便とは言うものの、利用者数で勝る函南駅のほうが、「函南町の代表駅」としては伊豆仁田駅よりふさわしいのかもしれませんが、いかがなものでしょうか。

余談ですが、現存の市について、「(DIDのある)中心地域にある駅が市名と異なる駅名で、後から市街地から離れた場所に作られた市名と同名の駅がある」、という例としては、まず千曲市(DIDがあるのは、旧更埴市の屋代駅周辺と、千曲川の西側にある稲荷山地区、それと千曲川を挟んで旧戸倉・上山田両町にまたがる戸倉上山田温泉の3箇所。千曲駅の周辺にはDIDがなく、市役所の最寄り駅でもない)あたりが思い浮かんだのですが、他にもこういう例はあるのでしょうか。
なお、「中郷」のほうは、これも村の誕生前に学校名に使われたと言うことですが、[97115] で添付されている「大日本地名辞書」の記事を見る限りでは、おそらく江戸時代から既にこの地域一帯を示す広域名称として使われていたと思われるので、「学校由来地名」には当たらないでしょう。

川奈駅付近のDIDは、[97091]に書いた通り、やはり「川奈」でよいと思います。隣接地区の「玖須美元和田」との間には、過去の複雑な経緯があってややこしいようですが、わざわざ3地名連続で長く言いにくい名称にするよりも、ゴルフ場などの知名度で圧倒し人口分布でも優位である「川奈」で代表させたほうが「簡潔でわかりやすい」と思ったからです。
静岡県内では、富士市から富士宮市にかけての地域とか、その西の富士川と薩[土垂]峠の間、旧東海道沿いに旧富士川・蒲原・由比の各町にかけて連続する地域とか、他にも名称で揉めそうな地域がいくつかありそうですが、他のメンバーの方々の守備範囲に入るようですので、これ以上タッチしないことにします。

さて、ここからは「観光経県値」について。まだまだ「試行錯誤」の段階が続いているようですが、現段階で公開されている表に基づいて計算したてところ、191点と言うことになりました。この数字は果たして「かなり高い」と言うことになるのでしょうか?
「観光経県値」作成に当たって、「観光した」との定義は、次のように決めることにしています。

・その市区町村の経県値(認市区町村度)が「●」(3・歩いた)以上である
・市区町村経県値が「●」の場合でも、ビジネスやショッピングのみが目的の場合、乗換えなどのために短い区間を歩いただけの場合は「観光した」ことに該当しない(ビジネスでの出張でも、帰りにできた余裕時間を使って観光地に立ち寄ったりした場合は『観光した』とした)
・市区町村経県値が「○」(4・泊まった)であっても、ただ宿泊のみが目的であった場合(ビジネスホテルなど)は「観光した」としない(宿泊が主目的でも、温泉旅館やリゾートホテルの場合は『観光した』ことに該当するとした)

「観光したことがない」地域は、全国47×5=235地域のうち、44地域となりました。そのうち、「該当する範囲の全市町村に一度も足を踏み入れていない(通過もしていない)」地域は、離島地域など、ざっと数えて12箇所ほど。その他は「ビジネスのみ」、「通過のみ」か「乗換えや、SA・PAでの休憩のみ」と言ったところ。その大半はやはり西日本ですが、関東近辺では、茨城県「古河・下妻」(五霞町の「中の島公園」への社用([65870])と、あと30数年前の常総線~水戸線~旧筑波鉄道の乗り換えのみ)と山梨県「都留・大月」(大月駅での中央線~富士急の乗換えと、上野原市の「談合坂SA」での休憩のみ)の2箇所が「観光未経県」で残っていました。
「観光した」エリアが全くない県はなく、1つのみなのは、徳島県と鹿児島県。鹿児島県は、観光した鹿児島市(桜島を含む)と指宿市([81852])が同一エリアになっていたためであり、結局「観光経県値」が最も低いのは徳島県(阿波踊り見物のみ)と言うことになりました。
県内全エリアが「観光した」ことになった県は、26都道県がありましたが、「広大なエリア内の1市町村だけとか、端っこだけ」と言うところも結構あり、たとえば北海道の場合、地域が広大で短期間ではとても広い範囲を回るのが困難なこともあり、「旭川・富良野」ブロックでは、上川町の層雲峡のみ(旭川市にも宿泊していますが、観光目的の旅行とはいえ、駅前のビジネスホテルに泊まっただけで町歩きはせず)、「釧路・帯広」も、「濃霧で湖面が全く見えなかった」摩周湖([65698])・屈斜路湖など(弟子屈町)と、現在は釧路市の一部となっている阿寒湖を見ただけで、その帰りに釧路空港から羽田へ直行。「網走・稚内」も、観光したのは宗谷岬(稚内市)とサロベツ原野(豊富町)、それと知床半島(斜里町)という、それぞれ「端っこ」に当たる部分でした。
 

♯各県別の観光ブロックの分け方と、名称についての話題には、また暇があったら反応するかと思っています…。

【1】誤字訂正他
【2】函南駅などの利用客数比較について追記
[97125] 2018年 12月 15日(土)21:49:18オーナー グリグリ
観光経県値(御礼)
観光経県値のエリア定義、エリア名称へのたくさんのご意見をありがとうございます。整理してフォローしたいと思いますが、取り急ぎいくつか先に回答します。

[97124] 千本桜さん
なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、
説明不足だったかもしれませんが、現在の経県値と同じく各都道府県が5点満点になるようにするためです。経県値プログラムのかなりの部分を流用できることも大きな理由ですが、経県値と同じく47都道府県を同等に評価することで、マップ表示の意味が出てきます。

[97118] 鳴子こけしさん
【追記】
「観光経県値マップ」をSNSやHPから参照させる場合は、下記のリンクをご利用ください。
の下のリンクですが、名前(ニックネーム)が2バイト文字の場合URLにそのまま含まれてしまうため、そのまま貼ると名前部分が文字化けするようです(環境にも依るのかもしれません)。
最近のブラウザは、アドレスバーやリンクにマウスを当てた時の最下部のURL表示において、URLエンコードされた2バイト文字をデコードして文字表示してくれます。その場合でも、ペースト時にはエンコードされた情報でブラウザに伝えられますので(エディタなどにペーストしてみると分かります)、2バイト文字が含まれていても正しく表示されるはずです。ちなみに、鳴子こけしさんの「名前部分が文字化けする」に貼られたリンクは元のリンクの一部のように見えるのですが、いかがでしょうか(2バイト文字のエンコード部分がおかしくなっています)。

ブラウザの環境などにより文字化けの可能性がないとは言えませんので、念のため観光経県値のリンク参照説明のあるページを改良し、2バイト文字がエンコードされたURLを見える化し、URLをコピーできる機能を追加しました。ご確認下さい。

[97118] 鳴子こけしさん
他のテーマ型経県値は「点」の記録を各県計算とするようですが、この観光経県値に関しては「面」の記録であるため、マップも都道府県単位ではなくエリア単位で分けて塗るのも面白いかもしれません。0か1かの塗り分けになるため見栄えが単調になる上に、エリア境界を描き入れた新たな地図を用意しなければならない(「米子・境港」エリアなどはかなり小さく、佐渡や隠岐の島などの離島に至っては現状地図上では省かれている)のが難点ですが、経県地域の塊としては見やすく分かりやすくなるのではないかと、無責任に思ったのでした。
「点」と「面」の例えはわかりやすいですね。まさしくその通りで、観光テーマを分けている狙いもそこにあります。エリア単位で塗り分けることも考えたいのですが、新たな地図を用意することが現状では困難です。都道府県の市区町村境界図を用意して、都道府県別経県値の構想もあるのですが(東京都経県値など)、やはり地図のハードルが高いのが現状です。また、ご指摘のように小さいエリアの見易さのクリアも課題です。
[97124] 2018年 12月 15日(土)20:13:34【1】千本桜 さん
観光経県値【秋田県】
グリグリさん

なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、ここはグリグリさんの「都道府県市区町村」。均一に5区分することがグリグリさんの美意識であり、悦びなのでしょう。そんなことを思いながら、観光経県値「秋田県」をいじくって遊んでみました。

1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
上小阿仁村の観光スポットは、五城目町から北秋田市へ抜ける国道285号に面した「道の駅かみこあに」だけと言っても過言でない状況ですが、地理的にも行政的に五城目町より北秋田市との結びつきが深いので、北秋田市と同じブロックに含めたい。

2・「秋田・大仙ブロック」の秋田市を「能代・男鹿ブロック」へ編入し、「能代・男鹿」のブロック名を「秋田・男鹿」に変更する。
男鹿市へ行くのには秋田市を経由することが多く、秋田市と男鹿市を抱き合わせた旅行コース設定が多々考えられます。一方、大仙市・仙北市へは、盛岡や横手を経由することが可能なので、秋田市と抱き合わせない旅行コースも設定できます。秋田市を必要としているのは大仙市・仙北市より男鹿市ではないでしょうか。なので、秋田市と男鹿市を一緒のブロックにしてやりたい。ブロック名から削除された能代がかわいそうですが、ここは観光がテーマと言うことで、涙を飲んで切り捨てごめん。

3・「横手・湯沢ブロック」の美郷町を「秋田・大仙ブロック」へ編入し、「秋田・大仙」のブロック名を「大仙・仙北」に変更する。
美郷町は仙北地方に属しているので、大仙市、仙北市と同じブロックに所属させたい。秋田市を男鹿ブロックへ放出するため、観光ボリュームは減少しますが、角館の桜まつりや大曲の花火大会の集客力は県内指折で、他のブロックと比較しても観光客数は見劣りしない。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
[97123] 2018年 12月 15日(土)19:18:47オーナー グリグリ
大田区の最高点
[97120] futsunoおじさん
書き込みを全く見落としておりまして大変申し訳ありません。(前後に十番勝負関連の長文の書き込みが多かったので・・・というのが言い訳です。)
高松市の最高点の修正をありがとうございました。そうですよね、長文書き込みに埋もれないように、もう少し工夫して書き込みを目立つように配慮すればよかったです。
大田区の最高点を世田谷区内で放置しておいて申し訳ありません。
田園調布4-27に42.7mを見つけましたのでとりあえずこれにしました。43.7mは見つけられませんでした。
こちらについては、[97082]でTakashiさんも書かれていますが、私の[90470]で田園調布5-12に43.5mを見つけています。ただ、今確認すると43.4mの表示になります。いかがでしょうか。
[97122] 2018年 12月 15日(土)18:49:32ekinenpyou さん
国勢調査の基本単位区・調査区など【補足追記】
連日の投稿で失礼いたします、拙稿[97106]の補足として少々変わり種の基本単位区(調査区)を紹介しておきます。

【滋賀県大津市の琵琶湖(基本単位区番号は156000990)】
H7国勢調査では名称が(水面調査区)になっていたが、H12国勢調査から名称が琵琶湖(当時の調査区番号は85.2.)
となり、(適切な分類かどうかはともかくとして)以降現在まで特別調査区(後置番号2)に分類されている模様

※調査区番号のうち後置番号のつけ方(番号自体が示す意味)はH7・H12で変更なし、出典はこちらのPDF3コマより
1980年から2010年まで、後置番号のつけ方は変わっておらず


以上を踏まえ、[97076]白桃さんにある
同じ大津市内でありながら、大津と瀬田のDIDが瀬田川によって分断されているのです。川がDIDを分断しているかどうかは、必ずしも川幅には関係しないようなので、それは仕方ないのですが、疑問に思うのは、1960年・1965年にDIDを有していた瀬田町が、1967年に大津市と合併をした後、1970年~1990年は同一DIDとなっていたという事実です。それが、1995年になぜ分離したのか。


上記の疑問に対する当方の推測を示すと・・・

H7国勢調査より従来の(調査区ベースの)DID画定方法から基本単位区等(調査区含む)をベースとして画定する方法に
変更したが、琵琶湖の基本単位区領域が広大で瀬田川の領域まで含んでおり、単一の基本単位区なのでこれ以上細分化
できず、かつ丸ごとDIDにするわけにもいかないので(やむを得ず?東西に)分離することにした。

※H2国勢調査以前のDID画定方法などについてはこちらのPDF11コマより一部抜粋
画定方法については、昭和35年国勢調査当時は調査区地図から方眼法といって縮尺の異なるトレシーングペーパーの方眼紙を用いて個々の調査区面積を測定、人口密度を推定し調査区を組み合わせて人口集中地区を画定していたが、平成7年国勢調査から地理情報システムを利用して人口集中地区を画定している。


【おまけ】大津市玉野浦(南部)地理院地図写真&DID領域(2008年4月~5月撮影とあり)とGoogleマップの写真
比較すると違いが明瞭です、H25.12.11に24時間営業のスーパーも開業したそうで、次回(2020年)の国勢調査では
(玉野浦南部の全域も)DIDに含まれるのでしょうか???
[97121] 2018年 12月 15日(土)18:20:06オーナー グリグリ
ONONO?
[97090] 星野彼方さん
場所は小野市でONONOと2か所書いてあります。google map では植栽っぽく見えないかもしれませんが、文字の部分は小さな木(?)です。なんでONONOかは知りません。小野市だからなのはそうなんだと思いますが、ONOではだめなのかな。
返信遅くなり申し訳ありません。情報提供をありがとうございます。
確かに、なんでONONOなんでしょうね。ネットでも調べようがなくて戸惑っています。ストリートビューで見ると、
こちらのONONOは、確かにONONOのようにも見えますが、両端の"O"は、◯(丸)のようにも見えます(中央の"O"と微妙に違う)。一方、こちらのONONOは両端の"O"がとても小さくなっており、何か別の意味があるようにも見えます。何とかどういう意味なのか調べられないものでしょうか。登録については一旦保留とさせてください。記事集には追加しておきます(この記事も)。
[97120] 2018年 12月 15日(土)17:47:21futsunoおじ さん
自治体の最高点訂正について
[95256] 2018 年 1 月 14 日 オーナー グリグリ さん
[95265] 2018 年 1 月 15 日 N さん

書き込みを全く見落としておりまして大変申し訳ありません。(前後に十番勝負関連の長文の書き込みが多かったので・・・というのが言い訳です。)

高松市は竜王山の北、1016mといたしました。
Nさんから指摘いただいた33件の内、31件はそのまま採用させていただきました。(残り2件は下記)

青森県三沢市:候補の59.4mの三角点は周辺DEM値と10m以上の違いがあり建物の屋上と判断しました。またこれまでの松原町2(56m)はこれも周辺DEM値との差が12mとなることから除外し、周辺の標高も一定している千代田町2(52.4m)を暫定的に選びました。

愛知県西尾市:候補より約24m高い地点が近くにありましたので、そこを選定しました。


[97065] 2018 年 12 月 4 日 EMM さん
[97079] 2018 年 12 月 7 日 hmt さん
 
大田区の最高点を世田谷区内で放置しておいて申し訳ありません。
田園調布4-27に42.7mを見つけましたのでとりあえずこれにしました。43.7mは見つけられませんでした。
[97119] 2018年 12月 15日(土)08:40:56Takashi さん
湘南地域のエリア名称
[97110] デスクトップ鉄さん
[97111] オーナー グリグリさん
[97114] とりぴーさん
[97117] ぺとぺとさん
[97118] 鳴子こけしさん

観光という面でいうなら茅ヶ崎市よりは藤沢市の方がより観光地としてはふさわしいかなという気はします。もっとも観光客が多く訪れるのは藤沢市内でも海岸寄りの方なので藤沢という認識がどこまであるかは難しいところですが。自治体名にこだわらなければ江の島あたりを使うのが適切でしょうけど。

ただ湘南地域の相模川以西「も」含む範囲をカバーする名称として鎌倉・藤沢が適切かというとそれはそれで問題があるような感じもします。これは茅ヶ崎に置き換えても解決する問題ではない気がします。そうなると「鎌倉・大磯」というのも一つの案かなとも思うのですけどね。3つ使ってよいのなら「鎌倉・藤沢・大磯」とするかな?

以上、あくまでも一個人の見解でした。
[97118] 2018年 12月 15日(土)02:06:32【1】鳴子こけし さん
観光経県値あれこれ
観光経県値、検証にサンプル数は多いほうが良いでしょうから僕もやってみました。38点。かなり低い上に、5点の県はありませんでした。グリグリさんも仰っているように記憶が怪しくなっている所もあり、確実な場所以外は容赦なくチェックを外したので本当はもうちょっと高いとは思いますが……。
参考までに、どこへ行ったのか各エリアごとに代表的な1地点を列挙してみます。

エリア名観光地エリア名観光地
盛岡・雫石小岩井農場宮古・大船渡奇跡の一本松
花巻・遠野宮沢賢治記念館一関・平泉中尊寺
仙台光のページェント石巻・気仙沼石ノ森萬画館
塩竈・松島松島栗原・大崎石ノ森章太郎ふるさと記念館
会津若松・只見大内宿いわき・相馬スパリゾートハワイアンズ
喜多方・猪苗代野口英世記念館日光東武ワールドスクウェア
真岡・那須烏山真岡駅沼田・みなかみ土合駅
さいたま・川口鉄道博物館熊谷・行田鷲宮神社
船橋・柏東京ディズニーリゾート館山・勝浦御宿海岸
木更津・市原東京ドイツ村東京(西)東京タワー
東京(東)上野動物園八王子・立川南町田グランベリーモール
伊豆諸島・小笠原父島横浜・川崎八景島シーパラダイス
相模原・秦野宮ヶ瀬湖鎌倉・茅ヶ崎新江ノ島水族館
小田原・箱根大涌谷十日町・魚沼苗場スキー場
富士吉田・山中湖山中湖上田・諏訪蓼科
静岡・焼津焼津漁港熱海・下田道の駅伊東マリンタウン
富士・御殿場御殿場プレミアム・アウトレット一宮・犬山愛・地球博
大阪道頓堀倉敷・笠岡倉敷美観地区
広島・廿日市厳島神社松山・伊予道後温泉

観光の線引きは個人の領分と前置きした上で迷った所を。例示されている主な観光地名に「鎌倉高校前駅」があったので、駅を目的に行った真岡駅や土合駅も入れてみました。南町田と御殿場のショッピングモールも観光地かと言われると微妙かも。仙台の光のページェント、長久手の愛・地球博は期間イベントですが、これは含めても良いでしょう(仙台、結構行っている気がしていたのですが、意外と観光目的の訪問は少なくこうなりました)。

湘南地域のエリア名称については、どちらでも問題ないとは思いますが、「鎌倉・茅ヶ崎」よりは「鎌倉・藤沢」のほうがどちらかと言えばしっくり来ます。[97117]ぺとぺとさんも仰っている通り、観光という面で見た場合藤沢に大きなアドバンテージがあるのではないかと。あるいは、湘南を想起させるという意味では(南足柄を差し置いた「小田原・箱根」がアリならば)「鎌倉・大磯」というのもアリなのでは。

他のテーマ型経県値は「点」の記録を各県計算とするようですが、この観光経県値に関しては「面」の記録であるため、マップも都道府県単位ではなくエリア単位で分けて塗るのも面白いかもしれません。0か1かの塗り分けになるため見栄えが単調になる上に、エリア境界を描き入れた新たな地図を用意しなければならない(「米子・境港」エリアなどはかなり小さく、佐渡や隠岐の島などの離島に至っては現状地図上では省かれている)のが難点ですが、経県地域の塊としては見やすく分かりやすくなるのではないかと、無責任に思ったのでした。

【追記】
「観光経県値マップ」をSNSやHPから参照させる場合は、下記のリンクをご利用ください。
の下のリンクですが、名前(ニックネーム)が2バイト文字の場合URLにそのまま含まれてしまうため、そのまま貼ると名前部分が文字化けするようです(環境にも依るのかもしれません)。
[97117] 2018年 12月 15日(土)00:37:00ぺとぺと さん
神奈川県の観光経県値エリア名称について
[97110] デスクトップ鉄 さん
神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。
[97111]
オーナー グリグリさん
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。
[97114]とりぴー さん
私は神奈川県にはあまり馴染みがありませんが、それでも湘南といえば茅ヶ崎という印象はほとんどなく、江ノ島の印象のほうがだいぶ強いです。(年齢が低く、サザンにほとんど馴染みがないこともあるでしょうか。)

皆様の議論を興味深く拝見しております。私はエリア名称の役割を
(1)「おおよそこの地域を指すということが推測できさえすればよい」とするのであれば「鎌倉・茅ケ崎」でも「鎌倉・藤沢」のどちらでもかまわない
(2)「少しでも観光をイメージできる」ようにするのであれば、「鎌倉・藤沢」のほうがよりふさわしい
のではないかと思います。
(1)の理由は、茅ヶ崎と藤沢のどちらがより「湘南」をイメージできるかということが、ユーザーにとってのエリアの特定しやすさにはあまり影響がないように思えるからです。すなわち「湘南」が神奈川県のどのあたりに位置するかをきちんと理解している人の大半は藤沢、茅ヶ崎のいずれもご存知だろうし、位置を想像できない人にとっては茅ヶ崎であろうが藤沢であろうが、さほど変わりがないのではないかと。
(2)の理由は、観光入込客数という観点で見ると、あらゆる点で江の島を擁する藤沢が茅ヶ崎に勝っているからです。以下は「平成29年神奈川県入込観光客調査結果」からの引用です。

(市町村)(延観光客数)(観光客消費額)
鎌倉市20,424108,117,917
藤沢市16,48073,882,178
茅ヶ崎市3,0284,845,160
平塚市7,6552,283,354
大磯町9171,852,175
二宮町566-

(エリア内の主な観光地)(観光客数)
鶴岡八幡宮10,774
湘南海岸・江の島8,485
江の島サムエル・コッキング苑835
江の島岩屋349
茅ヶ崎海岸1,667
サザンビーチちがさき海水浴場138
湘南ひらつか七夕まつり1,670
平塚市総合公園1,427

話は逸れてしまいますが、茅ヶ崎海岸は浸食による浜痩せが本当にひどいです。散歩などで海岸沿いのサイクリングロードを通るたびに、いずれ砂浜が消失してしまうのではないかと悲しい気持ちになってしまいます。
第1回茅ヶ崎中海岸侵食対策協議会資料(PDF)
[97116] 2018年 12月 14日(金)20:45:28稚拙 さん
Re: [97113]
[97113] じゃごたろ さん

大変申し訳ありませんが、二番目の茨城県を群馬県に直していただけませんか?

グリグリさん、久しぶりの書き込みがこんな書き込みで申し訳ありません。
[97115] 2018年 12月 14日(金)19:01:26ekinenpyou さん
中郷と函南
村名になったのはいずれも明治の大合併(M22)より後ですが、伊豆之国さんと千本桜さんの間で関連する話題が
盛り上がっているので、いつごろからこの名称(地名?)が使われていたのか、簡単ですが少し調べてみました。

【その1・中郷】
大日本地名辞書 中巻 二版(右下中ほどの「中郷」)
現在(M40頃)は村名で三島駅(恐らく現在の三島田町駅)の南、狩野川に至る諸村を指す(指していた?)とのこと

※辞書読みはナカゴウだが明治大合併での村名はナカザト(右端)
伊豆国那賀郡(後の賀茂郡)にも中郷(左下)があり、区別のため読み変更?
(こちらの村名はナカノゴウM24.6.12告示で中川村へ改称)

三島市立中郷小学校の概要より(所在地は梅名453)
本校は、明治6年、八反畑村に中郷学校として開校しました。明治10年には梅名の現在地に移転し、成徳学校と称しました。昭和29年3月には三島市と合併し、三島市立中郷小学校となりました。


とのこと、田方郡中郷村誌(11コマ中ほど)中郷学校でもM6.5設立の記述確認
※12~13コマではM10.7梅名村に成徳学校を新築し中郷を分校とし、M19.3合併との記述があったので中郷小学校は
M10設立&開校と解釈しても良さそうです、学校幼稚園書籍館博物館一覧表. 明治14年(左端、成徳学校の設立年参照)

【その2・函南】
函南町立函南小学校の学校沿革より(所在地は仁田148)
明治6年6月20日
「第二大学区第一番中学区第八小学校函南学校」として大土肥妙高寺に開校
明治8年12月
現在地に伊豆地方最初の本格的学校校舎新築・落成


とのこと、大土肥妙高寺は現所在地より北の妙高寺付近と推測
学校幼稚園書籍館博物館一覧表. 明治14年(真ん中)函南学校設立年もM6なのでこちらは移転扱いらしい
田方郡函南村誌(36コマ~)でも同趣旨の記述確認(役場も当初学校内敷地にあった模様)

以上、(維新前の資料は詳細未調査ですが)明治の大合併よりも前に中郷・函南という名称が使われていた
具体例を紹介しておきます。(DID名称についてはどのあたりかわかれば便利だと思う程度なので、
個人的にはそれほどこだわりはありません)

[97107]伊豆之国さん
大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうか


[97109]千本桜さんで
明治27年測量の地形図では、間宮、大場、中島、梅名の集落が繋がっているように見えます。

上記の通り説明されていますが、今昔マップで見ると時系列変化などがわかりやすいです。

※現在は大場・中島・梅名が三島市で間宮が函南町ですが、
大場と間宮は同じ(君沢郡)25学区だった時期があったようです。
(間宮は田方郡でM29郡再編まで学区が郡や村を跨いでいた)
その頃学校は大場村にあった(右中ほど)ようですが、前述函南村誌(39コマ)には
「M41.4中郷村大場尋常小学校にM14.5より通学していた間宮児童の委託解除、同時に函南小学校に収容」とあり、
中郷村誌(16コマ)によると「尋常小学校1村2校から1校に改めた」(大場は中郷に統合?)とありました。

【蛇足】巷で話題のネーミング先行例???
道の駅では「ゲートウェイ」って比較的名称に使われていそうだと思ったのですが、ここだけでしょうか?
※法律上はこちらも立派な鉄道駅ですが・・・
[97114] 2018年 12月 14日(金)18:31:12とりぴー さん
鳥取県の観光エリア
前回の十番勝負以来、お久しぶりとなりました。改めて自己紹介をしたいと思います。

名前そのままなのですが、生まれも育ちも鳥取です。出身は中部の東伯郡で、タイトルバーの配色はその周辺の自然と、特産の二十世紀梨をイメージしてみました。
本来の得意分野は理系(特に宇宙・天文系など)ですが、地理も大好きです。(ただ、皆さんのようには地理に詳しくないところもあるかと思います)
現在は昨年に書き込みがあった「ヅ」で始まる地名について調べていて、近いうちに投稿したいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、こちらでクイズを作成しています。よろしければぜひお楽しみください。

さて「テーマ型経県値」の試みについて、暫定公開ページを拝見しました。「観光経県値」、とても面白そうですね。
ただ鳥取県のエリア設定に強い違和感を持ちましたので、僭越ながらご提案させていただきたいと思います。
(周辺の島根や岡山については現状がいいように感じます。地元民ではないので実情を把握しきれていないところもあるでしょうが)

まずはじめにエリア区分の基準についての話なのですが、大きく分けて以下の2通りが考えられると思います。
(1) 行政区分や観光における一体的なエリアに基づいて設定する
(2) 各都道府県の主要な観光地をリストアップし、ある程度観光スポットのバランスがとれるようにエリアを設定する
[97067][97102]のグリグリさんの書き込み等を見たところ、(1)を基にしつつ、各エリアに所在する観光地のバランスがよくなるように設定する、「(1)(2)の折衷案」ということではないかと考えております。(大きく間違っていたらご指摘ください。)
以下、この前提に基づいて話を進めたいと思います。

鳥取県民が県内を地域区分するとき、多くの場合は
・「東部」(旧因幡国の範囲。鳥取市、岩美郡、八頭郡)
・「中部」(倉吉市、東伯郡)
・「西部」(米子市、境港市、西伯郡、日野郡)
の3つに分けます。中部と西部をまとめて「中西部」とし、東部と中西部の2区分とすることも多いです(これは因幡と伯耆の2国に相当します)。

また、市町村別に主要な観光スポットを挙げてみます。☆は特に有名で人気があるのではないかと思う観光地です。(私個人の考える主要な観光スポットのみを挙げていますので異論はたくさん出るかもしれません)

鳥取市☆鳥取砂丘、白兎海岸、鳥取城跡、仁風閣、賀露漁港、湖山池、国府、「いなば温泉郷」
岩美町☆浦富海岸、岩井温泉
八頭町若桜鉄道
智頭町智頭宿(石谷家住宅など)、恋山形駅
若桜町若桜宿、氷ノ山
倉吉市白壁土蔵群、関金温泉、二十世紀梨記念館
湯梨浜町☆東郷湖(はわい温泉・東郷温泉)、燕趙園、羽衣石城。梨はここ産が別格だと思います
三朝町☆三朝温泉、☆三徳山(三仏寺投入堂)
北栄町青山剛昌ふるさと館(道の駅大栄周辺)、コナン大橋
琴浦町船上山、大山滝、道の駅「ポート赤碕」
大山町☆大山(大山寺、大山スキー場なども含む)、妻木晩田遺跡(米子市にまたがります)
日吉津村チューリップ畑
米子市☆皆生温泉、妻木晩田遺跡
境港市☆境港(蟹はここと鳥取市の賀露漁港が有名)、☆水木しげるロード、江島大橋
伯耆町桝水高原、植田正治写真美術館
南部町とっとり花回廊(一部伯耆町にまたがりますが大部分は南部町内)
江府町奥大山(スキー場、鏡ヶ成)
日野町金持神社
日南町石霞渓

5つのエリアに区分することを考えるとして、まず(1)のみを基準とする場合は、大山町が日野郡と同じ地域という区分にはどうしても違和感を持ってしまいます。
確かに大山という一大観光地は共有しているとも言えなくもないのですが、大山町は米子または琴浦町との一体感のほうが強く、江府はともかく日南・日野あたりと同一のエリアとするのは難しいかなと。
エリア区分はたいへん難しいのですが、西伯郡全体を米子エリアに組み込むほうが自然なように思います。
ただこの場合観光地のバランスが非常に悪くなる印象は否めません。

また(2)の基準を考える場合、八頭郡は観光スポットが非常に少なく、たいへんバランスが悪いように感じます(八頭郡の方には怒られるかもしれませんが…)。
主要な観光スポットが「鳥取市周辺」「中部(特に東郷湖や三朝あたり)」「米子・境港」に集中していることもあり、どうしてもバランスが悪くなるのは避けられませんね。
できれば鳥取市を二分割したいのですが、県外の方からすると非常に分かりづらいですね…。

以上のことを考慮したうえで、私個人の独断ではありますがいくつかの案を提案させていただきたいと思います。
(以下の「」内は区分を明示したのみで、エリア名称とすることを想定しているわけではありません)

○A案 (行政区分に忠実に準拠する) 
「鳥取市・岩美町」「八頭郡」「倉吉市・東伯郡」「米子市・境港市・西伯郡」「日野郡」
○B案 (観光スポットのバランスを考慮。中部を二分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「湯梨浜町・北栄町」「倉吉市・三朝町」
「米子市・境港市・南部町・日野郡」「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」
○C案 (観光スポットのバランスを考慮。西部を三分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市」
「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」「南部町・日野郡」

琴浦町・大山町・伯耆町については大山に関連する観光地が多いことから、B案とC案では一つにまとめてみました。
このうち観光地のバランスが最もよさそうなのはB案で、先ほど☆をつけた観光地も各エリアに1つ以上存在しています。(次点でC案です。)
ただ中部は一体として捉えられることが多く、二分割することは滅多にありません。この点は考えどころで、C案であればよく使用される地域区分ともある程度一致しているのではないかと思います。
エリア区分に際しまして、以上を参考にしていただければと思います。

あわせて、[97110]などで議論されている神奈川県の「鎌倉・茅ヶ崎」エリアについて書きたいと思います。
私は神奈川県にはあまり馴染みがありませんが、それでも湘南といえば茅ヶ崎という印象はほとんどなく、江ノ島の印象のほうがだいぶ強いです。(年齢が低く、サザンにほとんど馴染みがないこともあるでしょうか。)
よって自治体名を使用するなら「鎌倉・藤沢」がよいように感じますが、こだわりはないので、グリグリさんのご判断にお任せしたいと思います。
[97113] 2018年 12月 14日(金)14:41:58【1】じゃごたろ さん
re:観光経県値エリア名称
こんにちは、じゃごたろです。

最近話題のエリア名称ですが、これって必ず地名である必要があるのでしょうか? という疑問をいだきました。

私のサイトでは各都道府県を幾つかの地域に分けています。それらを列挙すると

北海道・・・道央、道南、道東、道北
青森県・・・津軽、南部
岩手県・・・内陸、沿岸、北部
宮城県・・・県央、県南、県北、県東
秋田県・・・県央、県南、県北
山形県・・・村山、最上、置賜、庄内
福島県・・・中通り、浜通り、会津
茨城県・・・県央、県北、鹿行、県南、県西
栃木県・・・県央、県南、県北
群馬県・・・中毛、西毛、北毛、東毛
埼玉県・・・中部、東部、西部、北部、秩父
千葉県・・・中部、北部、東部、南部
東京都・・・特別区、多摩、島嶼
神奈川県・・・東部、県央、西部
新潟県・・・下越、中越、上越、佐渡
富山県・・・呉東、呉西
石川県・・・加賀、能登
福井県・・・嶺北、嶺南
山梨県・・・中西、東部富士五湖
長野県・・・東信、南信、中信、北信
岐阜県・・・岐阜、西濃、中濃、東濃、飛騨
静岡県・・・東部、中部、西部
愛知県・・・尾張、西三河、東三河
三重県・・・中勢、北勢、南勢志摩、伊賀、東紀州
滋賀県・・・県南、県北
京都府・・・山城、南丹、中丹、丹後
大阪府・・・北部、南部
兵庫県・・・阪神、播磨、北部、淡路
奈良県・・・県北、県南
和歌山県・・・紀北、紀中、紀南
鳥取県・・・東部、中部、西部
島根県・・・東部、西部、隠岐
岡山県・・・備前、備中、美作
広島県・・・安芸、備後
山口県・・・東部、西部
徳島県・・・東部、南部、西部
香川県・・・東部、西部
愛媛県・・・中予、東予、南予
高知県・・・中部、東部、西部
福岡県・・・福岡、北九州、筑後、筑豊
佐賀県・・・東部、西部
長崎県・・・本土、島嶼
熊本県・・・県央、県北、県南、天草
大分県・・・南部、北部
宮崎県・・・南部、北部
鹿児島県・・・西部、東部、薩南諸島
沖縄県・・・なし

こんな感じです。

福島県とか長野県などは日常でも使われている地域ですが、それ以外はネットを調べながら選んだ地域分けです。県北・県南となっている県もあれば、北部・南部となっている県もありますが、これはネットで調べて適当と思われた方を採用したものです。

ということで繰り返しになりますが、こちらでは県北とか北部と言う一般的な表現はせずに、あえて地名を入れて差別化を図りたいと言う意図を感じたのですが、さてその地域を代表するにふさわしい地名が必ずしもあるのかどうか、という気もいたします。
[97112] 2018年 12月 14日(金)12:59:07【1】千本桜 さん
伊東市IIのDID名
[97091] 伊豆之国さん
こちらも「川奈」で十分、そのほうが簡潔でわかりやすいでしょう。「川奈」は伊豆急の駅名にもありますが、それ以上にゴルフ場の知名度は絶大で、ゴルフをたしなむ人たちにとってはある種の「憧れ」の土地でしょう。わざわざそれ自体が連名地名であり、よその人には全くなじみがない「玖須美元和田」をくっつけて、一時期の銀行名のような、言いにくい長い名前にすることもないと思うのですが。

川奈玖須美元和田に跨がるDIDの命名は、やはり難しいと感じます。観光案内図なら駅の有無や知名度を重視して「川奈」とすることもできますが、これは都市的地域を表したDID図ですから、別の判断基準が必要だと思います。私は川奈と玖須美元和田の人口比率や主従関係の有無を重視したいと考えました。

まず、伊東市のHPで平成27年国勢調査地域別人口を見ると、川奈地区7,023、玖須美元和田5,152とありますが、そのうちDID内に何人住んでいるかまでは分かりません。そこで、国土地理院図を見て人口を推測します。大雑把ですが、伊東市IIのDID人口7,639のうち70%が川奈、30%が玖須美元和田と推測しました。川奈の比率が高いのですが、30%を占める玖須美元和田を無視すことはできません。因に、広島県府中市と福山市新市も連担DIDを形成していますが、比率は府中DID75%、新市DID25%です。この場合、私は25%を占める新市を無視することができずに「府中・新市」と連記するでしょう。

次に、川奈は玖須美元和田を包括できるか、玖須美元和田は川奈に従属できるか、両者の主従関係の有無を考えます。明治20年、竹之内村と和田村が合併して玖須美村となる。明治22年、玖須美など6村が合併して伊東村が成立。この時、旧玖須美村は伊東村の大字玖須美となるのが一般的ですが、そうはならず旧旧村の名も継承し、そこに「元」を冠して大字玖須美元竹之内、大字玖須美元和田となった。昭和48年、伊東市街地を領域とする大字玖須美元竹之内は銀座元町音無町となって消滅。同じく昭和48年、大字玖須美元和田の一部(伊東市街地部)が渚町大原1~3丁目となって玖須美元和田から分離。残された丘陵地帯が玖須美元和田として現在に至っている。つまり、玖須美元和田は明治22年伊東村発足当時から「伊東」の古参メンバーですが、川奈を含む小室村が「伊東」のメンバーとなったのは昭和22年のことである。この来歴からして、玖須美元和田と川奈の間には「別の地域」という意識の壁が残っているように感じられます。

伊東市のHP大字別人口を見ると、市域を宇佐美地区、旧市内、小室地区、対島地区の4つに区分し、玖須美元和田を旧市内へ、川奈を小室地区へ属させているのが分かります。このことから判断して、玖須美元和田と川奈は異なる地域という考えが定着していると考えられます。このような状況を踏まえ、伊東市IIDIDは「川奈・玖須美元和田」の連称が適切ではないかと考えました。
[97111] 2018年 12月 13日(木)22:44:24オーナー グリグリ
Re:観光経県値エリア名称
[97110] デスクトップ鉄さん
それほどこだわりません。
ご理解ありがとうございます。
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
これは私も悪くない案だと思います。他の都道府県もこのレベルですべて揃えられるのであればそうしたいのですが、ざっと考えた感じでは、あまりうまくいかないようにも思います。自治体名の連称に落ち着くエリアが多いように感じました。観光経県値の正式リリースにはまだ時間がかかると思いますので、諦めずに適切なエリア名を引き続き考えてもよいと思っています。

神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。このネタ、最近どこかで見た記憶があり調べたところ、ありました。ご覧になった方も多いと思いますが、10月13日放送のブラタモリでした。ブラタモリ「#115 湘南」 のページにも書いてあるように、湘南の代名詞といえば茅ヶ崎という切り口から、当初は注目されていなかった茅ヶ崎が、湘南の代名詞と呼ばれるようになるまでの経緯が語られていました。

まぁ、それはそれとして、湘南の名称を使わないのであれば、「鎌倉・藤沢」、「鎌倉・茅ヶ崎」、「鎌倉・平塚」などの中では、「鎌倉・茅ヶ崎」が一番適しているかなと思います。
[97110] 2018年 12月 13日(木)21:44:40【1】デスクトップ鉄 さん
Re:観光経県値エリア名称
[97108] オーナー グリグリさん
(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
であれば、広域地名にはそれほどこだわりません。しかし自治体名連称としても、函館・八雲は函館・江差でしょう(前記事の渡島・江差は渡島・檜山の間違いでした)。
神奈川県を、
a.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」
b.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
c.「横浜・川崎」「県央」「三浦半島」「湘南」「県西」
のどれがよいでしょうか。
私なら、
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
です。丹沢大山は国定公園名です。
湘南を鎌倉・茅ヶ崎としたのは、全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎が相応しいのではと私は思ったからです。
神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。観光エリア名称とは関係ないかもしれませんが、「湘南」を冠した学校・キャンパスは、湘南高校をはじめ大半が藤沢市内にあります。私が藤沢市は湘南の盟主と書いたゆえんです。
藤沢市湘南工科大学、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、多摩大学湘南キャンパス、日本大学短期大学部湘南キャンパス、神奈川県立湘南高等学校、湘南学園中学校・高等学校、湘南白百合学園中学・高等学校
茅ヶ崎市文教大学湘南キャンパス
平塚市神奈川大学湘南ひらつかキャンパス、松蔭大学湘南キャンパス
伊勢原市産業能率大学湘南キャンパス
横須賀市湘南学院高等学校
慶応、多摩大学、日大のキャンパスは藤沢市北部にあり、伝統的な湘南地区ではありませんが(湘南台という駅はありますが)、それは茅ヶ崎市の文教大学も同じです。
ますます外れますが、1887年鉄道が横浜から国府津まで延長されたとき中間に設置された駅は、程ヶ谷(現保土ケ谷)・戸塚・藤沢・平塚・大磯で、翌年大船が開業、茅ケ崎駅の開業は1898年です。
[97109] 2018年 12月 13日(木)20:47:21千本桜 さん
三島市南部のDID
[97091] 伊豆之国さん
「中郷」なる呼び名は私には初耳、とっくに消えた昔の村名を持ち出すのはどうか、と思うのですが。
中郷村は、明治22年に長伏、梅名、大場など16村が合併して誕生し、昭和29年に三島市に編入されて消滅しました。しかし、自治体の中郷村が消えても、「中郷」は公民館、小学校、中学校、交番などの名称として今も使われています。三島市では市域を北上、旧市街、錦田、中郷の4地区に区分しています。これは「中郷」がまだ生きている証でしょう。

想像力を働かせて、次ぎのシーンを創作しました。
9月某日、老人福祉センターを会場に中郷地区の敬老大会が開催された。会場には長伏、梅名、大場など旧中郷村の各地から老人が集まり、昔話に花を咲かせていた。いよいよ来賓の市長祝辞。市長は職務多忙でお疲れ気味。10分遅れで滑り込み、焦りまくって、つい失態をおかしてしまった。「中郷の皆さんおめでとう」と言うべきところを、「大場の皆さんおめでとう」と言ってしまったのだ。老人たちは耳を疑い、会場は静まり返って凍りつく。やがて、大場以外の老人たちからブーイングが沸き起こる。なんで大場の人にだけ「おめでとう」なんだ! ここには梅名・多呂・ 北沢・中島・八反畑・鶴喰・新谷・青木・ 玉川・堀ノ内・平田・松本・ 長伏・御園・ 安久の人たちもいるんだぞ! 失態に気づいた市長の首筋を冷汗が流れていた。

こんなことにならないように、三島市IIのDID名は「大場」でなく「中郷」にしたいと思いました。DIDに限らず、区域に名称を付すときは、命名される側が納得できるかどうかを大切にしたいと思います。もちろん、プライベートなものは命名者が納得すればそれで良いのですが…。

[97107] 伊豆之国さん
この函南町内で唯一でもあるこの人口集中地域を、「町内で唯一だから」と言うことで、果たして町名を取って「函南」と言い切っていいのかどうか、と言うと、町内での位置関係も含め、「やはりいまいちしっくりしない、引っかかるものがある」と言うのが正直なところ、と言うことだったのでした。
お気持ちは分かります。その原因の1つは、「函南」と言う名の大字(近世村)がないので、どこが「函南」なのか的が定まらない。しかも、町の機能中心地から離れたところに函南駅があって紛らわしい。さらに、箱根(別名:函嶺)の南に由来する「函南」と言う、取って付けたような町名も災い?しているのではないでしょうか。

大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうかは知りませんが、中郷村が「昭和の大合併」で函南と合併せず三島市との合併を取ったのは、やはり三島とのつながりを取った、と言うことなのでしょうか。
私も分からないので、古い時代の地形図を見てみました。明治27年測量の地形図では、間宮、大場、中島、梅名の集落が繋がっているように見えます。中郷村が誕生したときは梅名に村役場が置かれました。
[97108] 2018年 12月 13日(木)09:33:43オーナー グリグリ
Re:観光経県値エリア名称
[97103] デスクトップ鉄さん
五番勝負が終わったので、前から気になっていた観光経県値のエリア名称についてコメントします。
返信遅れましたが、エリア名称についてのコメントありがとうございます。
#五番勝負、参戦できなくてすみません。

エリア名称をよりわかりやすくというデスクトップ鉄さんのご意見はもっともだと思う点もあるのですが、以下の理由により、私は自治体名称に統一する方がわかりやすく定義しやすいと考えています。

(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
(2) 広域地名などで、47都道府県すべてのエリア名称を統一するのはかなりハードルが高いと思われる。
(3) とくに、地元で馴染んでいる呼称を全国区で採用するのは適当ではない(神奈川県の県央、県西など地元民以外にはわかり難いと思う)。
(4) 表示レイアウトの美しさを保つため、エリア名称は8文字以内で統一したい。

全て自治体名称で統一することにこだわらず、陸中海岸、湘南など部分的に相応しい名称を採用する柔軟な案もあると思います。ただ、47都道府県全体でバランスが取れるようにできるかどうか私には自信がありません。実はそのような方針で少し検討を進めたのですが、中途半端で今ひとつでした。

現在、伊豆諸島だけが自治体名ではありませんが(厳密には、東京と京都も該当します)、ここを、大島・小笠原、八丈・小笠原とすることも考えたのですが、ここだけはどうしてもしっくりこなかっため、伊豆諸島・小笠原としました。そうなると、西之表・屋久島ではなく、種子島・屋久島としたくなるのですが、芋づる式に修正したくなるエリアがさらに出てきそうです。線引きが難しいです。

なお、[97080]に書きましたが、現在のエリア名は暫定であり、今後、主な観光地名を追加していく中で、エリア名に採用する自治体名を修正していくつもりです。今のところ、愛知県と神奈川県について主な観光地名を記入していますが、エリア名についても合わせて見直しています。

まずエリアの範囲を確定したうえで(東京、京都の東西の境界も)、広域地名、国立公園名、旧周遊指定地名(現在も時刻表の索引地図で使用されています)などから適切な名前を選んだほうがよいと思います。
繰り返しになりますが、エリア名はエリア範囲の確定と主な観光地を記載していく過程でより適切な名前に修正していくつもりです。それが、広域地名など自治体名以外でも構わないと思っていますが、全体のバランスを取るのがかなり難しいと思っているだけなので、バランスのとれた全体名称案があればそれを採用します。

神奈川県を、
a.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」
b.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
c.「横浜・川崎」「県央」「三浦半島」「湘南」「県西」
のどれがよいでしょうか。神奈川県だけで判断するのであれば、b.も十分ありと思いますが(c.は多分ないと思う)、他の都道府県も合わせて考えた場合、最適でしょうか。なお、湘南を鎌倉・茅ヶ崎としたのは、全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎が相応しいのではと私は思ったからです。また、相模原・秦野も別案あるかと思いますが、正確な範囲ではなく、おおよそあの辺りと見当がつけばよいのではと考えています。
[97107] 2018年 12月 12日(水)22:12:26【2】伊豆之国 さん
Re:函南町(南西部)のDID
[97105] 千本桜さん
函南町南西部のDID名称の件、お説を拝見いたしましたが、それでもまだしっくり来ないものがあるのは、「函南」のイメージが「函南駅」以外に、どうも函南町の「地理的立ち位置」が関係していそうに見えたからでした。函南町は、確かに「伊豆国」の「田方郡」に属しているのですが、現在の函南町は、三島市以上に「伊豆」という印象が薄く、「駿河」であるような感覚が強そうに見え(町域の南西端にある、狩野川南岸の日守地区は、明治22年の町村制施行までは「駿河国駿東郡」でした(こちら)。つまり、現在の函南町自体が「伊豆」と「駿河」にまたがっているわけです)、またその函南町域の北部には、「富士箱根ランド」があるなど、「箱根」の領域に入ってくるように思え([97091]…私は、まだ子供の頃に「十国峠」に始めて行った時、ここが「箱根町」にあると思っていました)、果たして「伊豆」なのか「駿河」なのか、あるいは「箱根」なのか、それぞれの要素が複雑に入り組んで、何だか頭の中でごちゃごちゃしてつかみどころがないように思えたからなのでした。そんなわけで、「駿河」のイメージが先行してくる函南町の町域が南西部に三島市と旧韮山町・旧伊豆長岡町との間に半島のように張り出していて、その部分に「『伊豆』仁田駅」がある、と言うのがいまいちぴんとこなかったのでした。
私がこの地域のDID名称(仮称)を「仁田」としたのは、あくまでこの地域の中心近くに「伊豆仁田駅がある」ことと、この地域の住民が鉄道を利用する場合、その「伊豆仁田駅を普段利用している人が多い」範囲にある、と見て「駅名を拝借した」ことだけに過ぎなかったものです。現在の函南町は、行政上も人口分布でもその「半島状」の区域に集中しており、この地域が「函南町の実質的な中心地区」となっているのは確かなのでしょうが、この函南町内で唯一でもあるこの人口集中地域を、「町内で唯一だから」と言うことで、果たして町名を取って「函南」と言い切っていいのかどうか、と言うと、町内での位置関係も含め、「やはりいまいちしっくりしない、引っかかるものがある」と言うのが正直なところ、と言うことだったのでした。(【1】【2】一部字句追加・修正)

ついでに、その函南町域のDIDと連続している三島市南部のDIDを「大場」としたのも、やはり駅名から取った仮称でした。その大場駅、地図を見るとすぐ南側は函南町に入っており、現在の函南町役場も、実はわずかの差で町外である「大場」駅のほうが近い位置にあります。伊豆仁田駅がなかった頃([97091])は、おそらくその大場駅が、(駅がある旧中郷村と共に)当時の函南村の事実上の玄関としても機能していたのではないでしょうか。大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうかは知りませんが、中郷村が「昭和の大合併」で函南と合併せず三島市との合併を取ったのは、やはり三島とのつながりを取った、と言うことなのでしょうか。
[97106] 2018年 12月 12日(水)19:08:21ekinenpyou さん
国勢調査の基本単位区・調査区など【多分初心者向け】
平成17年国勢調査小地域集計結果(鳥取県公式サイト)の用語の説明(PDFファイル)に
基本単位区番号や調査区番号をどのように決めているかについての解説が掲載されています。
(恐らく平成27年国勢調査でも全国的に同じようなルールだと思われる)

以上を踏まえ、平成27年国勢調査(小地域集計14神奈川県)の人口等基本集計に関する集計→男女別人口及び世帯数
基本単位区(14118横浜市都筑区~14204鎌倉市)をダウンロードし(実際のデータで)確認してみます。

今回は平塚市の久領堤という住居表示実施地域を選定、集計結果(一部抜粋)は下記の通りです。

基本単位区番号調査区番号人口集中地区符号総数(男女別)
11500010811.1. 11---
11500020811.1. 211394
11500030811.1. 31407367
11500040813.1. 11755322
11500051813.1. 21---
11500052811.1. 41---
11500060811.1. 5119109
11500070813.1. 311587
11500080812.8. 14848-

当該地域の(地図サイトで確認できる)街区数は7ですが、基本単位区の数は9(+2)存在しています。
前述PDFによると基本単位区番号の下5桁は基本単位区コードとなっており説明を一部抜粋すると

百位及び十位のけたは、各基本単位区に付す番号であり、街区が設定されている場合はその街区番号、それ以外の場合は万位及び千位のけたが示す地域ごとの一連番号となっている。

とあるので
基本単位区番号「11500010」(基本単位区コード「00010」)→街区番号1の領域
基本単位区番号「11500020」(基本単位区コード「00020」)→街区番号2の領域
以下略・・・といった具合に基本単位区の領域が設定されているものと思われます。

なお、基本単位区コードが「00051」および「00052」になっている箇所がありますが前述PDFによると

一位のけたは、通常「0」であるが、街区を分割して基本単位区を区画した場合、土地の区画形質等の変更により基本単位区を分割する必要が生じた場合などに、その分割番号として使用しており、「1」から「9」までの数字となっている。

とあり、街区番号5の領域(競輪場のある5街区)は2つの基本単位区に分割されていると推測されます。

また、集計結果一番下の基本単位区コード「00080」ですが、対応する調査区番号が「812.8.」となっており
前述PDFによると「.8」の部分は(調査区番号のうち)後置番号というもので

一般調査区、特別調査区及び水面調査区の種類を表す番号である。

とあり、後置番号「2~8」は特別調査区で「.8」は

8 おおむね50人以上の単身者が居住している寄宿舎・寮等のある区域

ともあるので、恐らく(街区番号8という意味ではなく)2街区北方にある独身寮の領域と推測されます。

以上より、住居表示実施地域では(調査区地図が無くても)基本単位区の領域をおおむね推定できることがありますが、
確証を得たければ調査区地図もあわせて閲覧した方が良いと思われます。

【参考】国勢調査における小地域統計の整備過程とその利用可能性
(PDF7コマに千代田区の一部地域の調査区地図がサンプルで示されています)

【以下、蛇足ですが実は本題かもしれない?】
久領堤の中で基本単位区コード「00030」(3街区)だけ人口集中地区符号がない(DIDではない)のは何故でしょうか?

Googleマップの赤線内のエリアは比較的狭い領域の住宅街でこの基本単位区だけで(久領堤の)
人口の半分近くが集計されているのですが・・・地図上でもDIDではないので統計データのミスではありません
[97099]ぺとぺとさんでも紹介されていますがこのあたり(人口統計ラボサイト内)がヒントになっているかも???

※恐らく水面調査区は無関係だと思われます、余談になりますが人口統計ラボで使われている地図の境界データは
地図で見る統計(統計GIS)の境界データだと思われますので水面調査区も領域表示などが可能です。
例・東京都中央区の水面調査区(町丁・字等名称が明記されていない場合でも分類コードが8154なら水面調査区)

以上、もう少し詳しく説明しておきたい点もありますが、不備などあれば必要に応じてコメントします。
[97105] 2018年 12月 12日(水)17:52:00千本桜 さん
函南町のDID
[97091] 伊豆之国 さん
「函南」と言うと、やはり東海道線の「函南」駅の周辺、と言うイメージです。
中略
伊豆仁田駅周辺を中心とする函南町内のDID名称を「函南」とするのは実態にそぐわず、無理があるのではないかと思います。

伊豆の国さんの考えに反しますが、人それぞれと思って気にしないで読んでください。確かに駅は重要ですが、函南駅は駅名であって地名ではありません。函南駅周辺をもって「函南」と比定すると、他は何なの?「函南」ではないの?になってしまいます。函南町やその周辺の人々は函南町全域を「函南」と思っているので、函南駅から離れた伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と命名しても少しも違和感がありません。

私は次ぎの思考を経た結果、伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と呼ぶことにしました。
函南町のHPによると、平成30年11月末の大字別人口は、平井6,837、柏谷5,595、仁田5,358、間宮4,895(以下省略)の順で拮抗し、互いに譲れぬ互角の関係となっています。駅があると言う理由で「仁田DID」としたなら、仁田以外の大字が「ここは仁田じゃないぞ」と反発しそうな力関係を感じます。見方を変えれば、DID全域を背負って立つほどの傑出した大字がなく、全体をまとめる力があるのは現行町名の「函南」だけで、他に言い換えができない。そんな雰囲気が漂っています。

仁田には駅もあり、かつては町役場もありましたから、多少は他の大字より優位な立場だったかもしれません。でも、実態はどうでしょう。函南町は、函南町の他に伊豆の国市、熱海市などを商圏とする商業都市ですから、たくさんの物販店、飲食店が進出しています。しかし、その多くは仁田ではなく間宮、塚本に立地しています。このことから、現代における函南町の中心は仁田ではなく間宮ではないかと考えました。ピンポイントで指し示すなら、らーめんブッチャー函南店前交差点あたりが地域の中心機能を担い、多くの人が行き交う場所になっているのだろうと推測しました。地元の人は間宮や塚本を「仁田」とは呼ばない。では、どんな地名で呼び合っているのでしょう。

函南町のDIDに立地する店舗の店名を調べてみました。すると、殆どが店名に「函南」を冠しているのが分かりました。スルガ銀行函南支店、JA函南支店、ユニクロ函南店、BOOKOFF函南店、TSUTAYA函南店、静岡トヨタ函南店、しまむら函南店、その他ずらり店名に「函南」を用いています。これは、この一帯が「函南」と言う呼び名で認識されている証でしょう。余談ですが、大河原町役場の斜め向かいに某新聞社の通信部があります。その通信部の名称は、なんと白石通信部。これは立川駅前に八王子店を構えるようなもので超違和感。もし、塚本に立地するTSUTAYA函南店がTSUTAYA仁田店を名乗ったなら受け入れられないでしょう。「函南店」だから受け入れられるのです。

国土地理院図で函南町を見ていると「新幹線」という面白い地名に遭遇します。でも、これは住所には用いられない「区」の名称で、住所は大字の「上沢」を用います。その隣に、これまたぎょっとする「函南」なる地名が記載されています。これもまた「区」の名称で、住所は大字の「平井」を用います。この場所に函南区が設置された経緯は分かりませんが、函南駅との関連性は感じられません。また、区は土地に付された大字名とは異なる性質のものですから、今回のDID命名には影響しないものと考えています。
[97104] 2018年 12月 12日(水)15:55:48【1】オーナー グリグリ
女性首長
[97098]に加えて、ピーくんさんが上関町に郵便で直接問い合わせてくださいました。以下の情報が判明しました。

氏名自治体名追加情報問合せ先
加納 簾香山口県熊毛郡上関町就任日:2003(H15).4.30上関町
退任日:2003(H15).9.8

なお、生年月日については、退職していて個人情報になるのでお答えできないとの回答。
ピーくんさん、ありがとうございました。
[97103] 2018年 12月 11日(火)20:57:26デスクトップ鉄 さん
観光経県値エリア名称
五番勝負が終わったので、前から気になっていた観光経県値のエリア名称についてコメントします。

エリア名称は、伊豆諸島などの例外を除き、エリア内の主要2市町村名を連称したものになっています。しかし、この表記でその範囲が明確になるでしょうか。神奈川県のエリアは、[97061]で「横浜・川崎」「三浦半島」「湘南」「県央」「県西」としていたのが、観光経験値のページでは、「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」と変わっています。もとのほうが、エリアのイメージがつかめるのではないでしょうか。湘南エリアの盟主藤沢を外した「鎌倉・茅ヶ崎」は問題です。湘南の伝統的観光エリアは江ノ電の沿線で、茅ヶ崎海岸はサザンオールスターズ以降の新興観光地です。

とくに北海道の各エリアを2自治体名で表示するのは、無理があると思います。奥尻島は函館・八雲エリア(八雲はマイナーすぎます)、襟裳岬と納沙布岬は釧路・帯広エリアに入るのだと思いますが、それなら、市町村名より、渡島・江差エリアとか、日高・十勝・釧路・根室エリアなどと、旧支庁名で表示したほうがよくないですか。もちろん道東やオホーツクなどでもよいですが。岩手県の宮古・大船渡エリアは、久慈から陸前高田までの海岸を含むのでしょうが、かつての国立公園名である陸中海岸のほうがぴったりすると思います。南アルプス・北杜も、南アルプス(市名ではない)・八ヶ岳でしょうか。

まずエリアの範囲を確定したうえで(東京、京都の東西の境界も)、広域地名、国立公園名、旧周遊指定地名(現在も時刻表の索引地図で使用されています)などから適切な名前を選んだほうがよいと思います。
[97102] 2018年 12月 11日(火)09:38:01【1】オーナー グリグリ
Re:「観光エリア定義」とは何ぞや
[97101] 白桃さん、ご意見をありがとうございました。ご指摘の通り、観光エリア、あるいは、観光エリア定義、という表現は不適切でおこがましかったと思います。観光という切り口でエリアを定義するかのような表現は間違っていました。暫定公開中のページの表現を改めました。

観光経県値は、「都道府県を5つのエリアに分けて、観光目的で訪れたエリアの数を都道府県ごとに5点満点で点数化し、その合計を観光経県値とする」ということです。観光という切り口でエリアを定義することは困難ですし、言葉遣いとして雑な表現でした。ただ、エリア定義の際には、観光地の分布やまとまりをできるだけ考慮はしたいと考えていますので、白桃さんのこれまでの経験からエリア定義案への具体的なご意見をいただければありがたいです。

観光テーマを、観光経県値(エリア経験)と観光地経県値(観光スポット経験)に分けたのは、[96990][97061]に書いた通りですが、スポット経験の方が利用者にはわかりやすく楽しみやすいのかもしれません。ただ、エリア経験の結果(まだ3名ですが)から居住地周辺の点数が高いという当然とはいえ検証できたという点もあり、結果が増えてくるとそれ以外の発見も出てくるような気がします。点数の高い県と低い県の特徴とか、居住地周辺でも点数の低い県の傾向とか、逆に離れていても高い県の傾向とか。
[97101] 2018年 12月 11日(火)02:12:23白桃 さん
「観光エリア定義」とは何ぞや
[97100] グリグリさん
テーマ設定、観光エリア定義など、みなさまからのご意見やご提案を引き続きお待ちしています。よろしくお願いいたします。
庭園、夜景など、観光のテーマ?ごとに、各都道府県内の主要観光スポットを幾つか挙げて、そこに行ったかどうかを点数化しようというのは理解できますが、「観光エリア定義」とはどういうことでしょうか?
「定義」の意味がよくわからないのですが、[97067]にて
観光エリアをこれから決めていく際には、観光エリアとしての一体感や観光地のボリュームバランスを上手く考慮したいと思っています。
と仰っていることから推測して、単に、「各都道府県内を5つの観光エリアに区分する。」ということでしょうか?
これで間違っていないという前提で話を進めますが、「観光エリアとしての一体感を持っている」ところなんて、そう、ザラにあるものではなく、地理(学)用語でいう「等質地域」の視点でもって地域区分をすることはマズ無理ですね。また、観光旅行という行為は非日常的なものでありますからして、「機能地域」の視点でもって地域区分をすることも無謀です。しかも、都道府県、市町村の枠にこだわって、ということになると益々、限りなく不可能に近づくでしょう。
観光庁が音頭をとって「観光地域づくり」が推進されていますが、それはあくまでも観光客を受け入れる側の欲望、願望に沿ったものであり、観光(旅行)者にとっては、津和野が山口県で、萩が島根県であっても特に支障はありません。また、足摺岬を訪れた観光客でも、首都圏からの者と香川県からの者とでは、イメージしている足摺が所属する観光エリアの範囲(大きさ)も異なります。
観光エリアを無理やり固定的に設定することに特別な意図があるのでしょうか。無駄な作業で終わるだけならそれで良いのですが…。
忌憚のないご意見を
に甘え、敢えて水を差しました。
[97100] 2018年 12月 10日(月)22:34:14オーナー グリグリ
テーマ型経県値
[97094]
他の方の観光エリアの詳細を参照するのに「修正する」リンクは気持ちが悪いので、別途参照するためのリンクを追加したいと思います。
「詳細を見る」のリンクから設定詳細を参照できるようにしました。

観光経県値の暫定ページについて、観光エリア図と主な観光地の説明ページを少しずつ整備しています。愛知県については観光地名も記入してみました。ひととおり観光地名の記入が完了した時点で、テーマ型経県値を正式リリースする予定です。なお、超マニアックな夜景経県値は準備完了しています。テーマ型経県値のトップページを一足早く皆さんに暫定公開します。

テーマ型経県値

暫定公開しているのは、観光経県値と夜景経県値です。観光地経県値 初級・中級・上級はこれから準備を進めます。庭園経県値、道の駅経県値、公園経県値、美術館/博物館経県値は仮の設定で正式ではありません。観光経県値と夜景経県値について、落書き帳でのリンク参照は構いませんので、どうぞみなさまお試しください。また、テーマ設定、観光エリア定義など、みなさまからのご意見やご提案を引き続きお待ちしています。よろしくお願いいたします。


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