明けましておめでとうございます。
市町村合併の動きがほとんどなくなったことで、落書き帳に書き込むネタも消失してしまいましたが、他の話題を見つけて書き込みできるようにしていくとともに、山陰でのオフ会にも参加したいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、岐阜オフ会以来初めての書き込みとなりますが、オフ会の行程について書きます。
11月22日
12時20分に柏を出発、東京駅から中央本線で、2010年8月以来2年3カ月ぶりの山梨県を経由し、前泊地の塩尻へ。
2年前には大月から富士急行に乗り換えているため、大月-甲府間に乗ったのは3年3カ月ぶりで、笹子峠を越えて甲府盆地に入ったわけですが、よもや1週間ちょっと後に中央道トンネル事故が起こるとは…。
甲府では中学時代の美術の先生で、ブライダルショップの社長となっている方と会い、駅近くの喫茶店で話した後、甲府名物「鳥もつ煮」をごちそうになりました。かつては同じく中学1年の時の体育担当で部活顧問だった先生と結婚して甲府に移住し、花屋を営んでいて、私が大学1-3年と卒業した年の夏、信州・富士見高原で住み込みバイトをしていた時には毎年2-3回遊びに行ったのですが、残念ながらその後離婚し、元部活顧問の方は地元に戻ってきた一方、元美術の先生の方は山梨に残って国際結婚し、花屋をブライダルショップに発展させたのでした。
塩尻ではホテルに到着後、コンビニに行って、翌朝に食べるおにぎりと酒を購入。富士見でバイトしていた頃、沿道に看板が出ていた「木曽の酒 七笑」と、「大信州」なる酒も見つけ、1本はオフ会で提供しようかとも思ったのですが、結局2本とも飲んでしまいました。
11月23日
塩尻を8時17分に出発し、中央西線で木曽路をたどり、中津川から名古屋行き快速に乗り換え、高蔵寺で下車。
ここで、mixiつながりの韓国好きの方と会い、大曽根まで、日本ではここしかない新交通システムの変わり種「名古屋ガイドウェイバス」に乗りました。途中の小幡緑地までは普通のバスとして道路を走り、小幡緑地からは、ゆりかもめや神戸ポートライナー・六甲ライナーなどの新交通システムと同じように、高架橋の上を自動で走行するものです。この区間は高架橋上の駅に止まり、法律上も鉄道扱い(軌道法)となります。
大曽根からは名鉄瀬戸線で栄に出て、最近関東にも進出した某コーヒーチェーンで小倉トーストとシロノワールを食しました。以前、きしめんや味噌煮込みうどん、味噌カツ、手羽先、あんかけスパ、台湾ラーメン、ひつまぶし…と「名古屋めし」を一通り食しており、これで(海老が食べられないため)エビフリャーと天むすを除けば完全制覇したことになります。
栄から地下鉄で名古屋駅へ向かい、一路岐阜へ。JRの時刻も調べてはいましたが、大手私鉄の中で(「乗りつぶしオンライン」の)乗車率が格段に低い名鉄で向かうことにしました。名鉄は2007年まで完全未乗車、その後は乗車率が15.489%と、大手私鉄16社中最低(同じく07年に初めて乗車した西鉄は16.588%)でした。
11月24日
朝、グリグリさんと88さん、複数のメンバーの間で話が行われていた時、私は布団の中でした。てっきり、オフ会が始まる前に話し合いが行われていたものと思っていて、グリグリさんや
[82349]JOUTOUさんの書き込みで初めて状況を把握した次第です。
解散後にまずは金華山・岐阜城へ。ロープウェーの終点から山道を上り、天守閣からの眺望を堪能した後、再びホテルに戻り、Hiro as Fillerさんの車で岐阜駅まで送ってもらいました。
岐阜駅からまずは大垣に向かい、廃線の危機にある樽見鉄道で終点・樽見まで往復しました。沿線には谷汲山華厳寺やうすずみ温泉などの観光地がありますが、列車本数が少ない上、この日の宿は半田に取っていたため、樽見では駅周辺を撮影した後、乗ってきた列車で折り返しました。
大垣で昼食後、再び岐阜駅に戻り、名鉄岐阜駅へ歩いて、前日は名古屋本線でこの駅に降り立ちましたが、今度は各務原線に乗りました。名鉄の乗車率を上げるのももちろんですが、「各務原キムチ」を購入できないかと考えたのです。
新鵜沼で降り、駅前のコンビニの店員に聞いて、地元スーパーで3種類のキムチを1つずつ購入しました。各務原キムチは10年ちょっと前、姉妹都市の韓国・春川市との交流の中で生まれた特産品で、各務原市特産のニンジンと、春川市特産の松の実を使用することになっています。
新鵜沼から犬山行きの電車に乗り、岐阜県とおさらばし、犬山からはさらに名鉄を乗り継いで、尾西線の「五ノ三」駅を目指しました。小学校のクラスのような珍名駅として知られているところです。
30分後の電車で弥富に着き、降りたホームに止まっていたJR関西本線の電車で名古屋へ、そして再び名鉄に乗って、宿泊地の半田に向かいました。
11月25日
この日は豊橋で、浜松に住む中学時代の同級生(勤務先は豊橋)と会った後、帰路に着く予定でしたが、わざわざ半田に泊まったのは、名鉄のもう一つの珍名駅「上ゲ」に下車し、それから武豊線(武豊-大府)に乗るためでした。
知多半田駅を8時17分に出発し、ほどなくして「上ゲ」に到着。ここでも次の電車まで30分ありましたが、あっという間に過ぎ、知多武豊駅からJR武豊駅まで歩きました。
名古屋近郊にありながら長らく非電化で、ディーゼル列車が走ってきた武豊線ですが、電化されることになったため、乗ることにしました。ディーゼルでも、名古屋-鳥羽間で近鉄に対抗して運行されている快速「みえ」号と同じ高性能の車両で、東海道線に乗り入れ快速として名古屋まで運行されています。
金山からは名鉄の快速急行で一路豊橋へ。これにより、名古屋本線は全線乗車し、また名鉄全体の乗車率は53.737%に上昇しました。
豊橋からは2年前に乗った豊橋鉄道渥美線に乗り、大清水で下車して、同級生と会いました。夜勤明けだったため時間はあまりなく、名物の豊橋カレーうどんを食べた後、豊橋駅まで車の中で話をしただけで、あとは帰路に就くことになりました。
東海道線で浜松、掛川、静岡と乗り継ぎ、吉原で下車。ここからはまた、廃線の危機にあるという岳南鉄道に乗り、日が沈む頃でしたが、終点の岳南江尾まで行って折り返し、吉原本町で降りて、ご当地グルメ「つけナポリタン」を食べました。吉原からは普通列車で三島まで行き、ここから東京までは新幹線を利用し、帰宅しました。
今回のオフ会での収穫は、名鉄の乗車率大幅アップももちろんですが、落書き帳的にいえばやはり、岐阜県の経県値アップです。
岐阜県は「通過」だけなら小学1年の頃から何度もあり、また大垣駅で「ムーンライトながら」から関西方面への列車に乗り換えるための「接地」も数回していますが(中津川駅での接地も1回)、「訪問」は2007年4月の1回だけで、それが今回「宿泊」にアップしました。さらに東海地方では静岡・愛知・三重の各県には宿泊経験があり、岐阜県が唯一の未宿泊県だったのですが、宿泊を果たしたことになります。また、県庁所在地の経県値ということになると、岐阜市は常に通過しかしていなかったのですが、今回宿泊したことで、3ランクアップしました。
さて、山陰で行われる今年のオフ会。島根県は2007年、第4回福岡オフ会の際、山陰本線を走破し益田に宿泊しているため、皆生温泉辺りであれば鳥取県が訪問→宿泊になるのに…という思いもありますが、松江温泉や玉造温泉でも、07年には素通りした松江に宿泊し、一畑電車に乗れるので、それはそれで楽しみです。
そして、私は小学校以来の鉄道ファンですが、韓国に行くようになって以来、飛行機も好きになりました。山陰の場合、米子空港を利用すれば、境線という味のあるローカル線に乗れるため、飛行機と鉄道の両方を堪能できますし、このルートを考えているところです。
翌日には木次線に乗って広島に向かうか、津和野、山口を経由して北九州に向かうか、どうするか検討中です。JR西日本社長が「ローカル線の廃止」に言及しており、その中には木次線や三江線も含まれていると思われますが、オフ会と組み合わせると、両方とも乗車するのは困難で、いつものように朝9時台に解散となった場合は、その日のうちに広島に着ける木次線を選択せざるを得ないところです。また、mixiつながりで同じ中学・高校の後輩が北九州市におり、会いたいという気がありますが、この場合は木次線をあきらめる一方、いまだ訪れたことがない「小京都」の代表格、津和野を経て、北九州に向かうというところです。
しかしいずれにしても、広島県と山口県は「接地」しかないため、どちらかは「宿泊」にしたいもので、本来は両方とも最低限「訪問」以上にはしたいですが、どちらかの経県値がアップすれば、それでいいかなというところです。