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伊豆之国さんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[107745]2023年4月28日
伊豆之国
[107733]2023年4月26日
伊豆之国
[107686]2023年4月23日
伊豆之国
[107543]2023年4月11日
伊豆之国
[107446]2023年4月8日
伊豆之国

[107745] 2023年 4月 28日(金)14:22:07伊豆之国 さん
一宮市の百貨店が「尾張」になります。
[107656] 白桃さん
「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです
都会度P 商品販売額P 百貨店P
一宮 30.46 5.00 0.10
愛知県一宮市内で唯一の百貨店「名鉄百貨店一宮店」が来年1月末で閉店することになるようです(こちら)。
名鉄百貨店(名古屋市)は27日、一宮店(愛知県一宮市)を2024年1月末で閉店すると発表した。一宮店が入るビルの老朽化のほか、同店の経営状況が近年厳しかったことを理由に挙げる。閉店後に新たな商業施設に衣替えするかなど、今後の見通しは明らかにしなかった
一宮店はピークの03年には約112億円の売り上げがあったが、22年には約59億円まで半減するなど、業績不振が続いていた
この百貨店が閉店すると、一宮市の都会度ポイントから「百貨店ポイント」の0.1点が消えます。更に、百貨店が消えることにより減少する年間商品販売額を他のショッピングモールや量販店などでカバーできないと、こちらの方も減点になり、かろうじて保っている「B都会」から、「C都会」に陥落する可能性がありますが、今後どうなるのでしょうか。
[107733] 2023年 4月 26日(水)00:27:54【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:47:42 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
苗字から見る東西境界線(市盗り合戦の東西両軍の区分け)
「東日本と西日本」にまつわる話題でにぎわっていましたが、[107686]の最後にも書き込んだ、私が落書き帳上で幾度か取り上げている「苗字から見る日本の東西」について、「戦国市盗り合戦」を「関ケ原合戦」になぞらえて、参加メンバーが「東西両軍のどちらに属するか」も交えて書き込んでみることにします。
ここまでの記事を総合すると、地形・地質から見た境界線は「糸魚川~静岡構造線」(「糸静線」)、方言の上では日本海側が富山・新潟県境のすぐ東の「親不知」、太平洋側は「木曽三川」の河口が集まる愛知・三重両県境辺りとされるようですが、「苗字」の面で見たらどうなるのでしょうか。それぞれの「境界線」の東西にある主な市について、それぞれTOP10を見て行きましょう。

まず日本海側から。ランキングはWeb版「写録宝夢巣」(データは2007年頃)からです(※)。
市区名苗字TOP10
新潟県長岡市佐藤・小林・高橋・渡辺・丸山・田中・五十嵐・長谷川・中村・高野
上越市佐藤・小林・渡辺・丸山・高橋・池田・小山・清水・竹内・中村
糸魚川市渡辺・斉藤・伊藤・中村・猪又・佐藤・山本・加藤・清水・金子
富山県黒部市山本・佐々木・能登・長谷川・宮崎・田中・中村・吉田・川端・山田
富山市山本・林・中村・清水・吉田・中川・山崎・田中・藤井・山田
高岡市林・山本・中村・吉田・山田・山崎・田中・高田・前田・中島
石川県金沢市中村・山本・吉田・田中・中川・山田・林・松本・清水・山崎
野々市市中村・山本・吉田・中川・田中・山田・松本・清水・林・北村
白山市中村・山本・山田・中川・林・吉田・北村・田中・中田・西田

「親不知」を挟む新潟県上越地域と富山県を比べてみると、「中村」「清水」など共通して顔を出す苗字もあり、また糸魚川市の「猪又」や黒部市の「能登」のような独特の苗字もありますが、新潟県全体でもトップの「佐藤」を初め、糸魚川市では10位以内に4つも顔を出す「○藤」型の苗字は富山県に入るとランキング上位から全く姿を消し、「山本・林・吉田・中川・田中」など、字画が少ない名字が上位に来て、明らかに苗字ランク上位をみた直感が変わることが読み取れ、石川県に入ると、金沢市と近隣2市でいずれも「中村・山本」が2トップに並ぶなど、さらに顕著になります。日本海側での苗字の東西境界線は、やはり「親不知」を挟む新潟・富山県境にあると見てよいでしょう。そして、福井県を含め、北陸3県が苗字の上では明らかに「西日本型」に属することは間違いない事実でしょう。「市盗り合戦」では、石川県出身のEMMさん・星野彼方さん、富山県在住で出身も「西」の滋賀県の鰯山さんは、いずれも「西軍」所属ということで問題ないと思います。

太平洋側はどうでしょうか。なお、政令指定都市の静岡・浜松・名古屋の各市は区に分かれているため、静岡と浜松はそれぞれ人口最多の葵区と中区を代表とし、名古屋市は人口1位と2位の緑区と中川区を取り上げています。
市区名苗字TOP10
静岡県富士市鈴木・渡辺・佐野・望月・加藤・小林・遠藤・佐藤・山本・石川旧富士川町は含まず
静岡市葵区望月・鈴木・杉山・海野・佐藤・小林・山本・森・渡辺・山田
藤枝市鈴木・増田・大石・青島・杉山・八木・村松・杉本・山本・池谷旧岡部町は含まず
島田市鈴木・大石・杉本・増田・杉山・大塚・伊藤・塚本・山田・山本旧川根町は含まず
掛川市鈴木・松浦・山本・山崎・杉山・戸塚・大石・佐藤・伊藤・中山
浜松市中区鈴木・伊藤・中村・加藤・山本・佐藤・松本・高橋・内山・大石
湖西市山本・鈴木・佐原・菅沼・伊藤・石田・豊田・飯田・田中・佐藤旧新居町は含まず
愛知県豊橋市鈴木・伊藤・山本・加藤・河合・白井・小林・中村・佐藤・田中
岡崎市鈴木・加藤・山本・柴田・佐藤・太田・杉浦・中根・小林・伊藤
安城市杉浦・神谷・鈴木・加藤・石川・稲垣・近藤・都築・岡田・太田
名古屋市緑区鈴木・加藤・伊藤・近藤・山口・山田・佐藤・田中・山本・中村
名古屋市中川区伊藤・加藤・山田・森・佐藤・鈴木・鬼頭・服部・奥村・西川
津島市伊藤・加藤・鈴木・山田・佐藤・服部・堀田・横井・平野・水谷
弥富市伊藤・佐藤・服部・加藤・山田・鈴木・横井・渡辺・平野・早川
三重県桑名市伊藤・水谷・加藤・佐藤・中村・近藤・平野・後藤・石川・服部
四日市市伊藤・加藤・田中・小林・水谷・鈴木・森・服部・佐藤・山本
鈴鹿市伊藤・田中・鈴木・加藤・小林・宮崎・中村・森・林・市川
亀山市伊藤・豊田・小林・田中・服部・若林・桜井・草川・佐野・川戸
津市田中・伊藤・鈴木・小林・山本・前田・長谷川・中村・加藤・稲垣
松阪市田中・中村・鈴木・伊藤・山本・小林・中西・中川・松本・加藤
伊勢市中村・山本・中西・中川・浜口・大西・西村・山口・北村・森
伊賀市山本・中森・田中・松本・福森・東・中井・前川・橋本・服部

静岡県駿河地域から三重県伊勢地域までの、「東海道」に属する沿岸地域を見ると、静岡市から富士南麓までの地域に密集し山梨県でも非常に多い「望月」を初め、静岡県内に広く分布し神奈川県西部にも多く見られる「杉山」、愛知県三河地方に多い「杉浦」、愛知県尾張から三重県北部にかけて広く分布する「服部」、三重県北部に非常に多い「水谷」など、地域ごとに特徴的な苗字があり、また小規模な市では独特の苗字が上位に入るところもありますが、全体傾向を見ると、三重県のうちの伊勢国北部に属する地域までは「鈴木・伊藤・加藤」など「東日本型」の苗字が多く見られる範囲が広がっていることが分かります。
さらに細かく見て行くと、「糸静線」やそのすぐ西の、「越すに越されぬ大井川」を越えて遠江国に入ると、「望月」は激減して全く影が薄くなりますが([96259])、「鈴木」は一層勢力を増し、浜松市では全体でも人口の7%超、磐田市など一部の市町では人口の1割を超えるところも見られます。そして浜名湖を越え、愛知県に入っても、三河地域ではやはり「鈴木」が圧倒的に多く、静岡県西部と同様、人口の1割超を占める市町も見られます。愛知県三河地方が本拠のk_itoさんは、「東軍」に入ることになります。
名古屋市など尾張地域に入ると、「伊藤」と「加藤」が「鈴木」にとって代わってトップ争いとなり、「山田」なども上位に顔を出しますが、やはり傾向としては「東」型と言えるでしょう。そして方言の上では東西境界となっている「木曽三川」を渡り切ると三重県に入りますが、その三重県に入って最初の市になる桑名市のトップ10を見ると、県内で最多姓でもある「伊藤」がダントツで、トップ10にはその「伊藤」を初め「○藤」が5つも入っている反面、「西」型の代表である「田中」と「山本」はそれぞれ17位と14位。桑名出身のNさんは、自身では「西日本」だと思っているようですが([107660])、桑名市は苗字分布の面から見ると「東日本」の地域に入ることがはっきり見えるので、Nさんは「市盗り合戦」における「東西対決」では、「東軍」の所属とさせていただくこととします。
更に伊勢湾岸を南下すると、四日市市、鈴鹿市でも共に「伊藤」が最多で「鈴木」や「加藤」も上位に来ているので、まだ「東」の色彩のほうが強いのですが、「田中」の順位もそれぞれ3位・2位と上がってきて、「西」の影響も強くなり、県都の津市に来るとついに「田中」がトップに来ます。しかしこれに続いて「伊藤」「鈴木」が来るので、東西が入り交じっている様相です。実際、「平成の大合併」前の旧市域では「伊藤」がトップだったようです。津市は「大合併」では久居市や一志郡など、南側の市町村とより多く合併しており、旧久居市では「田中」のほうが「伊藤」より多かったようで、[102089]では、苗字研究家の森岡浩氏のTV番組での発言を受けて、「津市と松阪市の間に東西境界ラインがある」と書いたのですが、実際の東西境界線は「津市内の、旧津市と旧久居市の間辺りにある」というのがより正確なような気がします。
境界線の南側の松阪市では、「田中」「中村」が2トップとなり、「西」の色が強くなってきますが、すぐ下に「鈴木」「伊藤」が続くので、まだ東西入り交じっている感じですが、更に南東側の伊勢市になると、「中村」「山本」が2トップで、紀伊半島に多い「中西」「浜口」や、奈良県でも上位に来る「大西」がトップ10に顔を出す一方、「伊藤」や「鈴木」などは圏外に落ち、「関西色」が濃厚になっていることが見えます。また、鈴鹿山脈を越えた内陸の伊賀市を見ると、独特の苗字も上位に顔を出していますが、「山本」が最多で「田中」が3位に入る一方、「伊藤」や「鈴木」は50位内にさえ入らず、全くの「関西型」になっていることがはっきりわかります。したがって、伊賀上野出身の三重うなぎさんは、「西軍」に入ることになります。

北陸3県、三重県といずれも境を接する岐阜県はどうでしょうか。
市名苗字TOP10
岐阜県高山市田中・山下・清水・谷口・山本・長瀬・中村・川上・加藤・都竹
多治見市加藤・水野・伊藤・渡辺・鈴木・柴田・山田・佐藤・安藤・林
岐阜市林・高橋・山田・加藤・後藤・田中・伊藤・大野・堀・森
大垣市伊藤・山田・大橋・高橋・清水・高木・安田・田中・三輪・吉田
海津市伊藤・水谷・古川・高木・森・中島・渡辺・田中・大橋・加藤

岐阜県内では、地域によって苗字の分布にかなりばらつきがあり、地域差が大きいようです。例えば東濃地方では「鈴木」や「水野」が上位に入ってくるなど愛知県の影響が強く見られますが、「鈴木」などは岐阜市や西濃地区では20位内にも入らずかすんでしまいます。県の南西端に位置し、愛知・三重両県と接する「輪中」地帯にある海津市では、「伊藤」が最多で三重県北部に多い「水谷」が続くなど、三重県の影響が見られ、また飛騨地方では富山県との交流があって、北陸地方の影響も受けているようです。ただ、県全体では「加藤」が最多で、僅差で「伊藤」が続いており、傾向としては「東」の色彩のほうが濃いと言ってよいでしょう。

「苗字の東西境界線」については、既に今から半世紀余りも前、「お名前博士」として知られた佐久間英氏(新潟県上越市出身、本業は医師)が、「日本海側は『親不知』ではっきり東西に分かれる。一方、太平洋側ではあまりはっきりしない。強いて言えば、岐阜県・愛知県を『東』とし、三重県の鈴鹿山脈の東側が『東』ということになるでしょうか」と書いています。それから30年ほどの時を経て、森岡浩氏らの考察によって、佐久間氏の「推測」がほぼ当たっていたことが証明されたとみてよいでしょう。

※以前にも書き込んだことですが、携帯電話の普及や個人情報の保護が進み、電話帳への掲載も特に都市部を中心に激減し、電話帳自体の発行も中止になる事態となった今日では、もはや電話帳を基にして苗字分布を調べること自体が今日では困難な状況になっていると思われます。web版「写録~」は既に10数年前のデータですが、全国の苗字分布を調べるのにあたって、信憑性の高いデータを見るのには、この時期ぐらいがぎりぎりではないかと思います。

♯「戦国市盗り合戦」の現況に関する考察は、次回に回すことにします。また、「統一地方選挙」についての雑感にも、少し触れてみるかもしれません。
[107686] 2023年 4月 23日(日)00:20:24伊豆之国 さん
第63回十番勝負を振り返って~あとの半年寝て暮らす~
ついに「この日」が来てしまった…

今回の十番勝負、「想定解が少ない問題が出る」ということが予告されていたので、「正直、今の実力から見て全問完答記録を続けるのは厳しい」と、一応覚悟はしていたのですが、結果はやっぱりその通り…。[107276]で書き込んだ通り
連続完答記録が途切れることになれば、今後は第一線から退くことになるでしょう
次回からは「気が向いたら参加してみる」ということになるでしょう。

ここからは本題。例によって正答できた問題から。

問二~果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて~
真っ先に分かったのかこの問二です。問題を見たとき、お題の宇和島市→宇和島東高校、NGの国分寺市→早稲田実業…から「高校野球ネタ」、想定解数から「センバツ」か…これはひょっとして自分が「チャレンジ」で出題したあの問の「春限定版」か、と頭をよぎり、久々のメダルを取りに行くことも有り…でしたが、やはり「火傷」のリスクもあるので、ここ数回と同じく第一回採点が出るまで静観。採点後、広島・敦賀と出てきたのでこの方向だと確信。2年前の記憶もまだ新しい「超地元」相模原市で。5位入賞になりましたが、思えば「入賞」も久しぶりでした…。

問一~あすなろ、あすなろ、明日はなろう~
こちらもお題の江津市→桜江町、鹿児島市→桜島…と、「桜の付く町村」絡みでは、と見ていたら、解答の流れを見るとやはりそうだった。変遷情報から「桜」で検索したのですが、現在の市までつながっているかどうかを調べるのに時間がかかりました。その間に残りの想定解が少なくなり、変遷情報から、過去にずばり「桜」という名の村があり、「桜」という駅(近鉄湯の山線)も現存する、6年前に「名物B級グルメ」をいただいた([93764])四日市市を。

問八~つづら折り 浄蓮の滝~
お題にも既出解にも、房総半島から九州東岸まで太平洋に面する市が並んでおり、これをただ単純に数えると想定解数を大きく上回るので、「線引き」を見つけるのに苦闘し、解答が進んでいるのに共通項が絞り切れない、という、このところ必ず1問はある「嫌なパターン」にはまることに。そうしているうちにふと「南海大地震」関係ではないか、と見て、「そういえば、このサイトの中に『南海大地震』関係のデータがあったな」と、サイト内を検索しているうちに「津波の高さ」ではないか、とたどり着いた。NGの大分市が9mで、「10m以上」だと見える。鎌倉、沼津がOKで、藤沢や富士なとがNGなのも理解できた。ここは10万石に王手をかけていた伊豆市を取ることに。

問十~Strawberry Fields Forever~
第二ヒントの意味は初めいまいちよくわからなかったのですが、「問六と対」と解け、問六が「南」の付く市と隣接、この問十は「南」の付く町村と隣接だと見当がついた。先に答えたのはこの問十のほう。既に出ていた三島市が函南町と隣接していることから、その函南町とは三島市と反対側で隣接する、去年の春休みで伊豆長岡温泉に一泊し、大河ドラマ関連の史跡巡りをした([104824])伊豆の国市。「韮山城」の石高を十万石の大台に乗せました。

問六~デカンショ、デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす~
こちらは既出解から「南」の付く市と隣接と分かりましたが、「市盗り」絡みなどのような市がうまく見つからず、結局今まで未解答だった市を選ぶことになり、南丹市府県境越えで隣接する丹波篠山市を取ることに。結局、今回初解答の市はこの1問だけでした。
この現・丹波篠山市には、「篠山市」が誕生して間もない平成11年(1999)、湯村温泉~鳥取砂丘への道中で立ち寄っており、「祝・篠山市誕生」の旗などが街角に立ち、観光施設などのパンフレットもまだ「篠山町」だったものが多かったことを覚えています。

問七~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
問六以降の5問がいずれも「南」がキーワードらしい、と見えてきて、第二ヒントもいろいろ考えているうちに「南先頭」らしい…ここまでの解答を見ると「市内に『南』で始まる駅がある」「『南+市名』でなくても、『南』を『みなみ』と読まないものでもよい」ということが共通項だ。神戸市に「南○○」駅なんてあるのか、と思ったら、「南魚崎」があった…。八王子市は「八王子みなみ野」ではなくて「南大沢」、富岡市は…珍駅名「南蛇井」!。大和市は南林間、津市は南が丘…。後ろに余計なのが付いた([98536] hmtさん)前居住地の石高上積みも考えましたが、伊豆市・伊豆の国市を共に十万石に乗せた「流れ」から、こちらも伊豆から、伊豆急線「南伊東」駅がある伊東市を。

問四~Central Freeway~
こちらも第二ヒントで、「議会改革」と見えたものの、データがどこにあるのかなかなか見つからない…と思ったら、サイト内にあった!リンクにあった「早大マニフェスト研」のページを開くと、順位表が出ている。NGの宮古市は惜しくも100位以内に入らない。100位までの中から、ここを取れば領主に返り咲きになる調布市を取ったが、名物の深大寺そばを味わう暇もなく、わずか二日で取り返されてしまいました…
ところで、[107543]
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか
と書きましたが、この「深大寺城」は戦国時代に実在した城郭で、大永4年(1524)に居城としていた江戸城を北條氏綱(早雲の子)に奪われ、川越に逃れた扇谷上杉氏の当主・朝興がその13年後の天文6年(1537)に病に倒れた後、わずか13歳の長子・朝定が「前線基地」として築いた城でしたが、北條氏の軍勢が一気に川越城に突撃して攻め落としたため、朝定は北へと敗走、「肩透かし」を食らった深大寺城は勝利した北條氏からも見向きもされず、やがて草ぼうぼうの廃城となり、空堀は音を建てて崩れ落ちた(「武蔵野むかしむかし」(昭和60年・朝日新聞社編))とも言われているようです。

問九~花になるなら薬師の桜~
第二ヒントのアナグラムは「南始まり」と解けましたが、「南で始まる何か」がわからず。次のSVを見たところ、地図に切り替えると
白石市立南中学校の文字があり、白石市のHPを見ると「南中は既に廃校」と分かり、お題とここまで出てきた市のHPを調べて「前後に何もつかない、『南』一文字の中学校がある」と見える。4年前まで住んでいた町田市に「南中学校」があり、元の自宅の近くから町田駅に向かうバスに「南中学校前」というバス停もある。市のHPから「南中」が現在もあることを確認して、迷うことなし。「小山田城」の石高を15万石に積み増し。

問五は時間切れでした。
当初の想定解数が23、その後「調査漏れ」で最終的に26市になりましたが、相次いで参戦してきた新鋭がめきめき力をつけてきた今、ただでさえ少ない想定解を探すのは至難の業でした。お題、そして出てきた答えを見ると、過疎地にある市が多く並んでいましたが、お題のみよし市や、瑞穂市は明らかに違い、その方向ではないように見え、第二ヒントは「潮来市は補欠」と解きましたが、何かの代表チームのメンバーの補欠?…なんだかよくわからない。次のSVを見ると、何やらアイドルグループのメンバーみたいな名前が(実は選挙事務所でした)…ますます迷路にはまる。やっと第四ヒントで「女性がいない…女性議員がいない市」だとわかりましたが、その時点で既に残りは一桁。全国の市議会を調べ、膨大な資料から見つけるのは正直言って厳しい。この時点で「投了」と決めました…。

でもあと一問残っているので気を取り直して…

問三~巡る杯 影さして~
共通項は早々と見えていたのにもかかわらず、境界線がどこにあるのかをいまいち絞り切れず苦闘を強いられた問題でした。「3年間連続して人口増加」ということまでは簡単に推測できたのですが、その人口データの元は何なのか。順調に人口を増やしているように思えるつくばみらい市がNGというのは実に不思議でした。結局、「詳細検索」から[107040]で例示してあった検索例を利用して2022,2021,2021/2020,2020/2019各年のそれぞれの10月1日時点の、前年の同日との人口増減を比較した表を作って見比べ、3年間とも全て増加している市を調べ上げる、という「原始的」な方法を使うことになった。その中から、ここは「青葉城」の石高を積み上げ、15万石に。
この問では、[107620]で白桃さんがおっしゃって、デスクトップ鉄さん([107622])や勿来丸さん([107623])がフォローしているように、「国勢調査の年を挟んでいると、国勢調査の結果と他の年の推計人口とで大きく食い違うことがある」ことが影響していると思われます。つくばみらい市と同様、順調に人口を増やしている戸田市などの例もあることを考えると、この手の問題は(鬼が笑いますが…)国勢調査の年が絡まない来年に出すべきだはなかったかと思います。

…これで、第26回から続いてきた連続完答記録は「37」で途切れることになりましたが、記憶に間違いがなければ、第44回を最後に誤答したことがなく、第45回の最初の正答(問一)から数えて今回まで「連続お手付きなし記録」が189まで伸びているようです。これは奇しくも先日他界された、前回(1964年)の東京「奥運会」([65923] hmtさん)で圧倒的な強さで金メダルに輝き、「アニマル」の異名を取った無敵のレスリング王・渡辺長武氏の持つ連勝記録と同じ。とりあえず当面の目標は、200の大台乗せ、そして無敵の柔道王・山下泰裕氏(「奥運会」問題で味噌をつけましたが…)の203?越え、となるでしょうか…

♭今回の選曲は…
問二:甲子園でもおなじみの東海大相模高校の校歌の歌いだし。
問一:四日市市を走る「軽便」あすなろう鉄道([93764])にちなんで。昔、小学生の頃、こんな歌を習った記憶がありました。
問八:またもワンパターン…
問十:伊豆の国市の特産「苺」([104824])にちなんだ選曲ですが、こちらもワンパターン…
問六:丹波篠山と言えば、「黒豆」や「栗」と、そしてかの高名な民謡。
問七:これまた超ワンパターン…
問四:またまたワンパターン…。歌詞に出てくる「調布基地」は今の「味の素スタジアム」の辺り。
問九:「町田音頭」の2番の歌いだし。
問三:仙台市出身・土井晩翠作詞の「荒城の月」の、歌いだしの「春高楼の花の宴」に続く一節。

…ところで、「想定解数の少ない問題ばかりを出す」ということがこのところ話題になり、賛否の声も渦巻いていますが、実際にこのような回がありましたね。第25回の「落書き帳10周年記念」大会。想定解数は最小13市・最大で26市。この回での10問完答者はわずか4名、参加者数は30名でした。その前後の回の参加者がそれぞれ52名と43名であることから見て、やはり早々と売り切れてしまうと参加意欲が失せてしまうのでしょう。今回も、想定解数の少ない問題が出たことで参加者数もここ数回に比べて激減しており、[107636] でおがちゃんさんや、[107634] であきごんさんがおっしゃっている、「まだ実力が高くない」と自ら思っているレベルの人が参加しにくい、という危惧は、まさにその通りだと感じます。ただ、「想定解が少ない問題を集めた大会」を行う、ということ自体については、過去にも第25回の例があることから見て、「特別大会」のような形で実施するのも面白いと思います。そして、このような「売り切れ御免」になるような問題ばかりを集めた大会において、果たしてどのような人が参加し、そして誰がランキング上位に入るのか、今までのような想定解の比較的多い回と比べてどのように違う結果が出るのか、結果が見たいものです(もちろん私は最近の実力から見ても「休場」ということになるでしょうが)。

また、「東日本と西日本の境界」に関する話題もいろいろ賑わっているようですが、私は以前、「苗字の東西境界線はどこか」とか、「市盗り合戦」について「関ケ原合戦」になぞらえて「(メンバーが)東西両軍のどちらに属するか、またどちらが優勢か」ということを書き込んだことがありました([87301],[102089])。この件に関しては、「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします。
[107543] 2023年 4月 11日(火)00:16:46伊豆之国 さん
十番勝負
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか…
問五は時間切れで諦めます。ヒントの意味もいまいちわかりませんでした。
今の実力では厳しいです。予告した通り、今後は一線から退いて、気が向いたときに参加する形になるでしょう。

問三:仙台市
こちらも方向が見えているのに「虎の巻」をうまく見つけられず「奥の手」を使いましたが…
[107446] 2023年 4月 8日(土)21:40:52伊豆之国 さん
十番勝負
問九:町田市


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