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白桃さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[110308]2024年4月5日
白桃
[110257]2024年3月29日
白桃
[110247]2024年3月27日
白桃
[110206]2024年3月19日
白桃
[110197]2024年3月17日
白桃
[110188]2024年3月14日
白桃
[110182]2024年3月13日
白桃
[110166]2024年3月8日
白桃
[110161]2024年3月8日
白桃
[110151]2024年3月7日
白桃
[110127]2024年3月2日
白桃
[110126]2024年3月2日
白桃
[110119]2024年3月1日
白桃
[110109]2024年2月27日
白桃
[110104]2024年2月26日
白桃
[110102]2024年2月25日
白桃
[110083]2024年2月21日
白桃
[110082]2024年2月21日
白桃
[110077]2024年2月19日
白桃
[110059]2024年2月16日
白桃
[110058]2024年2月15日
白桃
[110056]2024年2月15日
白桃
[110054]2024年2月15日
白桃
[110045]2024年2月13日
白桃
[110039]2024年2月12日
白桃
[110012]2024年2月9日
白桃
[109961]2024年2月5日
白桃
[109945]2024年2月1日
白桃
[109935]2024年1月30日
白桃
[109931]2024年1月28日
白桃

[110308] 2024年 4月 5日(金)18:38:03白桃 さん
能登地方及び金沢市の2か月間人口推移
以下は、2023年10月1日現在の推計人口が2万人以上2万3千人未満の市の最近5か月間の人口動態をみたものです。(岐阜県は3月1日現在の推計人口がまだ発表になっていないため、飛騨市はブランクになっています)
2023.10.01(A)2024.01.01(B)B/A*100-1002024.03.01(c)C/B*100-100
男鹿市22,97122,803-0.7322,686-0.51
根室市22,82722,692-0.5922,561-0.58
仙北市22,78022,610-0.7522,515-0.42
上天草市22,70122,566-0.5922,414-0.67
八幡平市22,70122,630-0.3122,555-0.33
伊佐市22,70122,588-0.5022,502-0.38
御所市22,68922,582-0.4722,482-0.44
竹原市22,52622,381-0.6422,318-0.28
御坊市22,32922,222-0.4822,115-0.48
輪島市22,10121,903-0.9021,311-2.70
にかほ市22,06821,918-0.6821,822-0.44
水俣市21,94521,833-0.5121,732-0.46
三好市21,70121,569-0.6121,477-0.43
上野原市21,70021,625-0.3521,532-0.43
江津市21,65821,558-0.4621,473-0.39
豊後高田市21,65521,599-0.2621,537-0.29
美祢市21,40921,270-0.6521,188-0.39
飛騨市21,25521,141-0.54
大月市21,06320,971-0.4420,881-0.43
村山市21,06220,960-0.4820,899-0.29
勝山市21,03320,982-0.2420,904-0.37
養父市20,82120,720-0.4920,638-0.40
江田島市20,46520,445-0.1020,409-0.18
紋別市20,27020,097-0.8520,069-0.14
松浦市20,12620,038-0.4419,970-0.34
輪島市は、2023年10月~2024年1月の3箇月間の人口減少率が最も高くなっていますが、それでも1%には達していません。しかしながら、元日の地震の影響は深刻で、2箇月間の減少率は2.7%にもなってしまいました。
輪島市など能登地方の人口減少の主因は、言うまでもなく人口の社会減(転出人口が転入人口を上回る)ですが、下の表で分かるように、社会減が半数以上となっているのです。
2024.03.01現在推計人口2か月間の人口動態(人)2か月間の社会動態(人)
金沢市456,531-745-145
七尾市46,755-443-271
輪島市21,311-592-389
珠洲市11,364-357-216
穴水町7,179-133-83
能登町14,038-239-133
(参考)
加賀市60,123-10613
東かがわ市26,300-107-14
珠洲市は輪島以上に厳しい状況かもしれません。「復旧から復興へ」と言葉で言うのは簡単ですが…

(ついで)[110247]【十番勝負風・このシリーズに関連しないでもないクイズ】の答え
次の五市に共通する事柄は何でしょう?
相模原市 北杜市 岡山市 高松市 小林市
該当しない市・・・一関市 出雲市
想定解数は42
ヒントにならない?ヒント:奥村チヨ♪恋泥棒
共通する事柄は、「【平成の大合併期】に複数回、廃置分合が行われた市」です。
なお、【平成の大合併期】は、世間では1999年から2010年3月ということになっていますので、一関、栃木、松江、出雲は該当しません。でも、この4市を含め「21世紀になって複数回、廃置分合が行われた市」にしたほうがスマートで、そして、3回行った佐世保をお題に入れたほうが良かった、と反省しきり。
想定解:
宮古、気仙沼、会津若松、前橋、高崎、さいたま、熊谷、相模原、新潟、長岡、新発田、南魚沼、北杜、笛吹
長野、松本、静岡、島田、豊川、田原、清須、長浜、東近江、米原、岡山、呉、尾道、福山
廿日市、山口、高松、高知、八女、宗像、佐賀、唐津、長崎、佐世保、熊本、宮崎、延岡、小林
オマケ;「恋泥棒」の歌詞(ほんの一部)
♪二度が三度にたび重なって

(ついでのついで)
私事で恐縮ですが、「十番勝負連続百回参加」がアヤシクなってきました。とうとう、ハクトウも年貢のオサメドキ?
ま、新しい「章」に入ることになったと考えるべきか。
[110257] 2024年 3月 29日(金)05:39:16白桃 さん
五泉節
昔、クレージーキャッツの唄で、「五万節」という面白いのが有りました。
♪学校出てから 十余年
今じゃ・・・
これにアヤカルト、私は・・・
♪学校出てから 五十年
今じゃ パートの酔っ払い
お金ないけど暇はある
書いた落書き 五千回

五泉市は、市制施行日が2006年1月1日、市の誕生日&市名誕生日が1954年11月3日(当落書き帳で言うところのABBパターン)ですが、すべて祝日というのは結構珍しいのです。
「本源因子町・前身因子町」の五泉は在郷町、「最古因子町」の村松は陣屋町。明治の初めごろは、村松>五泉だったようです。

本日から2泊3日で五千本桜?を見に行ってまいります。
蕾にもなっていないでしょうが、
対岸も 花の杜なり 大河原
蔵王背に 千本桜 今年また
      (白桃酔夢)
[110247] 2024年 3月 27日(水)15:15:42【1】訂正年月日
【1】2024年 3月 27日(水)16:43:09
白桃 さん
国勢調査年別「最高人口」市数・「最低人口」市数(その5)
「平成の大合併」の結果が大きく反映されることとなる2005年以降の国勢調査を取り上げます。
個人的な話になりますがこの時期は、2002年にこの「落書き帳」を知ることによって、グリグリさんをはじめ、多くの方々と巡り会えるという、感謝しきれない素晴らしい経験をさせて頂いた時代です。
自分では気づいていなかったのですが、[110222]でピーくん さんが、「5000記事目前」を教えてくれました。決して「内容も濃い」とは思いませんが、「10000回」目指して頑張ります。…正直それは無理かも…(笑)
国勢調査年最高人口市数最低人口市数全市数---最多人口市(人口)最少人口市(人口)
200521236750横浜3,579,628歌志内5,221
201016811786横浜3,688,773歌志内4,387
20154611790横浜3,724,844歌志内3,585
2020157210792横浜3,777,491歌志内2,989
【第18回(2005年)】
「平成の大合併」が行われた結果、212もの市が「最高人口」を記録。デビュー組では、登米、潮来、南魚沼、郡上、甲賀、赤磐、
東かがわ、小城など77市が記録していますが、このうち単独市制は富里のみです。既存市では、合併を伴って「最高人口」を記録したのが、青森、秋田、浜松、奈良、鳥取、呉、下関、久留米などの107市ですが、この中で以下の市は前回2000年国勢調査において「最低人口」を記録した市です。…(  )は2000年国調時の市名
横手、湯沢、大仙(大曲)、鴨川、糸魚川、佐渡(両津)、妙高(新井)、西脇、安来、高梁、井原、備前、庄原、長門、
柳川、五島(福江)、菊池、宇佐
白桃が注目したいのは、合併を伴わずに「最高人口」を記録した以下の28市です。
江別、北広島、北上、山形、寒河江、天童、郡山、館林、北本、八街、青梅、滑川、小松、敦賀
韮崎、駒ヶ根、茅野、三島、伊東、津島、久居(これを以て「消滅市」)、岸和田、泉大津、泉南
小野、川西、南国、宇土
一方、「最低人口」を記録したのはデビュー組では、単独市制の守谷、白井、栗東、豊見城の4市に、神栖、さくら、能美、北杜、瑞穂、清須、野洲、葛城を加えた計12市。既存市では24市が最低を記録しているのですが、これを以て「消滅市」となる江刺、旧)日光、栃尾、因島、牛深の5市と日高を除く18市は、次回国調までに合併を行うことになる市です。
【第19回(2010年)】
前回ほどでもありませんが、168市もの市が「最高人口」を記録。デビュー組では、伊達、南房総、坂井、弥富、宇陀、三好、南島原など31市が記録していますが、すべて合併による市制施行です。既存市では、合併を伴って「最高人口」を記録したのが、弘前、盛岡、前橋、新潟、長岡、高岡、福井、長野、岐阜、静岡、津、姫路、高知、佐賀など88市ですが、この中で以下の市は前回2005年国勢調査において「最低人口」を記録した市です。…( )は2005年国調時の市名
喜多方、笠間、香取(佐原)、村上、射水(新湊)、甲州(塩山)、北杜、阿南、朝倉(甘木)、嘉麻(山田)、武雄、
南さつま(加世田)、指宿
合併を伴わずに「最高人口」を記録したのは、八王子、富山、豊橋、堺、枚方、松山、鹿児島、“そして神戸”など49市で、この中には、前回国調時に「最低人口」を記録した日高、前回デビューの南アルプス、安曇野、本巣とこれを以て消滅する鳩ヶ谷が含まれています。
一方、「最低人口」を記録したのはデビュー組では、単独市制の、みよし、岩出の2市に、つくばみらい、北名古屋、木津川、加東、合志、姶良、南城を加えた9市で、既成市(と言っても前回デビュー)では甲斐、福津の2市です。
【第20回(2015年)】
「最高人口」を記録したのは、この回デビューした大網白里と、既成市の水戸、町田、金沢、松本、一宮、豊田、四日市、西宮、倉敷、福山、山口、高松、熊本、大分、那覇など45市併せて計46市です。このうち、栃木と松江は合併を伴う「最高人口」記録です。
「最低人口」を記録したのは、単独市制でデビューした滝沢、白岡、野々市、長久手の4市に、下野、富里、かほく、中央、東御、菊川、湖南の既成7市(いずれも「平成の大合併期」に市制施行)を加えた計11市です。なお、中央はデビューした前回、「最低人口」を記録しています。
【第21回(2020年)】
国勢調査は、勿論のことながら今後も続くのですから、この21回目の国勢調査における「最高人口市数」「最低人口市数」について、これまで通りの見方で行うのは適切ではないと考えます。観点を変えて別稿に致します。
その代わりと言ってはナンですが・・・
(開く)【十番勝負風・このシリーズに関連しないでもないクイズ】
[110206] 2024年 3月 19日(火)03:02:12白桃 さん
国勢調査年別「最高人口」市数・「最低人口」市数(その4)
今回は、1965年~2000年までの国勢調査を見ます。大きく分けると、1975年までは「高度経済成長期」であり、それ以降は何と名付けたら良いか迷うところでありますが、要するに「平成の大合併期」に突入するまでの過渡期です。個人的にも、後半は、結婚し、子供が誕生した事を除けば、ただ、サラリーマン生活を続けただけの「凡庸」、いや、「空白」の時期でした。
国勢調査年最高人口市数最低人口市数全市数---最多人口市(人口)最少人口市(人口)
19651732566大阪3,156,222石川15,958
1970950587大阪2,980,487山田15,334
19751553643大阪2,778,987歌志内11,778
1980133646横浜2,773,674歌志内10,178
1985296651横浜2,992,926歌志内9,612
199056655横浜3,220,331歌志内8,279
1995307664横浜3,307,136歌志内6,867
20003133671横浜3,426,651歌志内5,941
【第10回(1965年)】
「昭和の大合併」もほぼ終了したことにより、「デビュー市」は12市と極端に少なくなります。「最高人口」を記録した「デビュー市」はなく、既成市組では銚子、熱海、新宮など17市が記録。と言っても、17市には、これをもって「消滅市」となる、磐城、篠ノ井、旧)富士、枚岡、河内、児島、西大寺、玉島、谷山の9市が含まれており、実質的には8市と言っても差し支えないでしょう。
一方、「最低人口」を記録したのは、デビュー組では小平、門真など10市、既成市組では成田(この時期から「三里塚」が有名に)名張、三田など22市。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識1

【第11回(1970年)】
「最高人口」を記録したのは、デビュー組では富良野、南陽の2市だけ。既成市組でも室蘭、深川、蕨、守口、尼崎、因島、大川の7市と少ない。
「最低人口」を記録したのは、デビュー組では流山、大府、摂津など三大都市圏の市に、名護、具志川、浦添の沖縄勢を加えた28市、既成市組では、東根、砺波、筑後、国分といった「地方」にありながら、ソコソコ頑張っている22市。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識2

【第12回(1975年)】
前二回の国勢調査と比べると、「デビュー市」が57市と増加します。これは、1980年以降になると、市になるための人口要件等の緩和措置が無くなるため、駆け込み?市が増えたことによります。その中で「最高人口」を記録したのは鹿角と下田の2市。既成の市で「最高人口」を記録したのは桐生、東大阪など13市ですが、この中には清水、相生、玉野、坂出、長崎と造船業が盛んな(盛んだった)都市が含まれています。これは、日本の造船業のピークがこの頃であった事を物語っているのではないでしょうか。
「最低人口」を記録したのは、デビュー組では、新座、多摩、東広島、筑紫野といった(少なくとも当時は)前途洋々と思われた45市、既成市では常陸太田、八日市場、白根、大洲、八女、小林、出水、平良の8市。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識3

【第13回(1980年)】
「デビュー市」が3市だけという状況で、「最高人口」を記録したのは函館、釧路、新居浜、北九州、別府、延岡など既成13市のみ。
逆に「最低人口」を記録したのは、坂戸、綾瀬、八幡の「デビュー市」3市で、既成市は皆無。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識4

【第14回(1985年)】
この年もデビュー組で「最高人口」を記録したところはないのですが、既成市では旭川、日立、鎌倉、豊中など著名な市ばかりか、甲府、京都、和歌山の府県庁所在地3市を含めた29市が「最高人口」を記録。
「最低人口」を記録したのは、浦安、四街道、可児、宗像、太宰府の「デビュー市」全てと、既成市の高浜の計6市。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識5

【第15回(1990年)】
この年もデビュー組で「最高人口」を記録したところはなく、既成市の角田、足利、横須賀、富士吉田、八尾の5市が「最高人口」を記録。
「最低人口」を記録したのは、デビュー組では、幸手を除いた、つくば、牛久、大阪狭山、廿日市の4市と既成の那珂湊と杵築の計6市。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識6

【第16回(1995年)】
この年もまた、デビュー組で「最高人口」を記録したところはなく、既成の、いわき、沼津、高槻、寝屋川、天理、防府、徳島など30市が「最高人口」を記録。この中には、君津、多摩、八幡のようにちょっと前までは人口右肩上がりだったところが含まれており、人口の推移は油断なりません。
「最低人口」を記録したのは、鹿嶋、鶴ヶ島、八街、袖ケ浦、日進、香芝、前原のデビュー7市で、既成の市は皆無です。
(開く)知らなくても「日常生活」に何ら差し障りのない知識7

【第17回(2000年)】
デビュー組で「最高人口」を記録したのは「平成の大合併」の嚆矢となった篠山1市のみ。既成市組では、帯広、小田原の中堅都市の他に、一時は日の出の勢いで人口を伸ばした名張、亀岡、富田林、河内長野など30市が「最高人口」を記録しています。(30市には、「平成の大合併」によって消滅する大宮など9市が含まれてる)
「最低人口」を記録したのは、デビュー組の石狩、北広島、吉川、京田辺、古賀の5市と、既成市組の横手など28市、計33市です。なお、既成市組28市は「平成の大合併」によって消滅する市か、2005年までに合併を行う市、のいずれかです。
(開く)巻末付録:二つの政令市の旧市別人口推移
[110197] 2024年 3月 17日(日)05:32:29【1】訂正年月日
【1】2024年 3月 17日(日)05:41:36
白桃 さん
十番勝負の「改善案」について
本題に入る前に
[110196]駿河の民 さん
受験では無事第一志望に合格し、春から東京に引っ越して都内の大学に通うことになりました。
おめでとうございます。受験生であるにもかかわらず十番勝負なんかに参加して、もしダメだったら・・・と、いらん心配をしてましたが、本当に良かったです。

さて、本題になりますが、
[110193]グリグリさん
例1、例2については全然問題ないと考えますが、
例3:最初に問題市3市とアナグラムヒント提示、一回目採点時に問題市2市追加提示と想定解数提示
アナグラムヒントが提示された瞬間に「十番勝負」が「十番勝負でなくなる。(別のゲームになってしまう)」と考えている白桃にとって、これは、断固拒絶します。
例3のアナグラムヒントはこれまでの最初のアナグラムヒントよりも少し共通項から遠いというかストレートではないイメージです。
と、しても「出題と同時にヒント提示」なんて、ありえない話でしょう。どうしても”その種の”アナグラムヒントを作成、提示したいのであれば、二回目採点時以降にして頂ければと思います。
[110188] 2024年 3月 14日(木)16:33:32【1】訂正年月日
【1】2024年 3月 14日(木)17:10:24
白桃 さん
国勢調査年別「最高人口」市数・「最低人口」市数(その3)
今回は「昭和の大合併期」に行われた二回の国勢調査を見ます。
国勢調査年最高人口市数最低人口市数全市数---最多人口市(人口)最少人口市(人口)
19555296495大阪2,547,316石川17,346
19605148560大阪3,011,563石川16,523
【第8回(1955年)】
この年の国勢調査にデビューした243市のうち、「最高人口」を記録したのは、芦別、旧)日光、氷見、伊万里など40市で、いずれも大都市圏から離れた北海道、東北、北陸、中国・四国、九州の小さな市が目立ちます。既成の市でも、産炭地の美唄、田川、荒尾や、能代、館山、綾部、洲本、八幡浜、人吉、臼杵、枕崎、串木野といった活力を失いつつあった「地方」の小都市、計12市が「最高人口」を記録します。この中で面白い?のが臼杵で、デビューした1950年に「最低人口」を、1955年に「最高人口」を記録するという珍しいタイプ。すなわち、後年行われる13回もの国勢調査では、この人口の範囲内をウロウロするのです。
「最低人口」を記録した「デビュー市」は、小山、柏、佐倉、相模原、鳥栖など95市にもなります。と言うことは、「最低人口」を記録した既成市はたった1市となるわけで、その奇特?な市とは大和高田であります。
(開く)多くの「最高人口市」「最低人口市」が誕生した第8回、折角ですから、もう暫く停車いたします。
【第9回(1960年)】
「デビュー市」で「最高人口」を記録したのは、歌志内、砂川、三笠、江刺、尾花沢、北茨城、勝浦、羽咋、天竜、室戸、垂水、西之表の12市。何とも言いようがない市がズラリ。既成市では、小樽、夕張、釜石、米沢、舞鶴、佐世保など名だたる都市のほか、以後、「消滅市」となる小倉、若松、門司、戸畑の北九州勢に加え、輪島など1955年デビュー組25市、合計39市が「最高人口」を記録します。(1955年デビュー組25市のうち、黒石、白石など13市は、1960年国調までに合併をして人口を増やした結果であり、実質的には1955年のデビュー「最高人口市」と大差ないと言えるでしょう。)
「デビュー市」で「最低人口」を記録したのが、千歳、名取、草加、町田、箕面、コザなど28市、既成市では今市、館林、美濃加茂、天理など20市です。なお、「最低人口」を記録した既成市全てが1955年デビュー組です。
[110182] 2024年 3月 13日(水)09:08:54白桃 さん
国勢調査年ごとの「デビュー人口」最多市&最少市
市の「デビュー人口」とは、「市になって初めて国勢調査に登場したときに記録した人口」のことです。現在進行中の「市の最高人口・最低人口シリーズ」の本筋ではないのですが、本筋が事情により渋滞?しており、ちょっと“脇往還”に入ってみます。
国勢調査年ごと、と言っても、1920年(第1回)国勢調査は全市が「デビュー」ですので割愛します。また、[110161]
◎「市」になる前に「区」であった札幌、函館、小樽、旭川、釧路、室蘭、那覇、首里の国勢調査デビュー年は【1925年】とし、1947年国勢調査時には既に市に成っていたが、国勢調査の実施が無かった名瀬(現:奄美)、平良(現:宮古島)、石垣、石川(消滅市)の国勢調査デビュー年は【1950年】とします。
と記述したのと同様の扱いにしますが、1925年については札幌など「区」から「市」になった8市を除いたものを併記しております。
市名の後ろの印について:
〇・・・その市の「最高人口」
●・・・その市の「最低人口」
(※種別欄がブランクのところは、法人格を変更することなく現在に至っている市)
調査年市数---最多市種別人口---最少市種別人口
1925年26函館●163,972首里〇消滅20,582
18川崎●54,634都城●前身30,421
1930年8八戸●52,907中津●28,563
1935年19延岡●56,421海南前身29,917
1940年41布施前身134,724熱海●24,477
1947年50大宮●消滅91,378相生●26,191
1950年38美唄87,095石川消滅17,789
1955年243相模原●83,841鶴崎〇消滅27,974
1960年66町田●71,269矢板29,085
1965年12小平●105,353宜野湾●34,573
1970年34東海●86,608富良野〇30,876
1975年57新座●108,990えびの27,241
1980年3坂戸●77,335八幡●64,882
1985年5浦安●93,756太宰府●57,737
1990年5つくば●143,396大阪狭山●54,319
1995年10鶴ヶ島●66,208日高54,884
2000年7印西60,468篠山〇46,325
2005年96安曇野96,266養父〇28,306
2010年42坂井〇91,900香美〇28,766
2015年5長久手●57,598大網白里〇49,184
2020年2富谷51,651那珂川50,112
【参考】「デビュー人口」8万以上・3万未満
8万以上種別人口調査年-----3万未満種別人口調査年
つくば●143,3961990石川消滅17,7891950
布施前身134,7241940石垣●19,8721950
新座●108,9901975首里〇消滅20,5821925
小平●105,3531965熱海●24,4771940
安曇野96,2662005丸亀●前身24,4801920
門真●95,2091965相生●26,1911947
甲賀〇93,8532005上田●前身26,2711920
浦安●93,7561985尾道●26,4661920
坂井〇91,9002010多治見●26,8201940
神栖●91,8672005えびの27,2411975
大宮●消滅91,3781947鶴崎〇消滅27,9741955
登米〇89,3162005養父〇28,3062005
美唄87,0951950大垣●28,3341920
あま86,7142010高田●前身28,3881920
東海●86,6081970飯田●前身28,4941940
市原●86,4751965中津●28,5631930
保谷●前身86,1941970館山●28,5911940
相模原●83,8411955香美〇28,7662010
夕張82,1231947飛弾〇28,9022005
伊万里〇81,6251955名瀬●前身28,9701950
北名古屋●81,5712010にかほ〇28,9722005
座間●80,5621975嬉野〇28,9842010
栗原〇80,2482005上野原〇28,9862005
(参考)矢板29,0851960
東京消滅2,173,2011920北条消滅29,1601960
大阪●1,252,9831920鳥取●29,2741920
神戸608,6441920篠ノ井●消滅29,3291960
京都●591,3231920有田29,3731960
名古屋●429,9971920洲本●前身29,4611940
横浜422,9381920杵築前身29,5321955
長崎●176,5341920羽咋〇29,5561960
函館●163,9721925柏崎●29,5671940
広島●160,5101920阿蘇〇29,6362005
札幌●145,0651925福山●前身29,7681920
小樽134,4691925安芸29,8411955
呉●130,3621920舞鶴〇●消滅29,9031940
金沢●129,2651920海南前身29,9171935
仙台●118,9841920江田島〇29,9392005
鹿児島●前身103,1801920三好〇29,9512010
八幡●前身100,2351920七尾●前身29,9871940
福岡●95,3811920
岡山●94,5851920
新潟●92,1301920
横須賀●89,8791920
佐世保●87,0221920
堺●84,9991920
和歌山●83,5001920
[110166] 2024年 3月 8日(金)18:52:01白桃 さん
国勢調査年別「最高人口」市数・「最低人口」市数(その2)
[110161]に続き、1947年(第6回)と1950年(第7回)国勢調査において「最高人口」・「最低人口」を記録した市数を見ていきます。なお、沖縄と奄美大島では(本土で行われた)1947年「臨時国勢調査」に相当する人口調査が実施されておらず、既に市となっていた那覇、首里、石川、平良、石垣、名瀬の人口記録はありません。また、残念ながら白桃は、「昭和の大合併期」に突入する直前の1950年国勢調査において、香川県大川郡三本松町の人口にカウントされていないことを申し添えておきます。
国勢調査年最高人口市数最低人口市数全市数---最多人口市(人口)最少人口市(人口)
1947043219大阪1,559,310相生26,191
1950037253大阪1,956,136石川17,789
【第6回】
この調査年にデビューした50市のうち、以下の37市が「最低人口」を記録しています。
岩見沢、網走、北見(以上・北海道)、宮古(岩手県)、塩竈(宮城県)、土浦(茨城県)、大宮(埼玉県)
木更津(千葉県)、立川(東京都)、小田原、茅ヶ崎(以上・神奈川県)、新発田(新潟県)、小松(石川県)
富士宮、三島、伊東(以上・静岡県)、豊川、春日井(以上・愛知県)、鈴鹿、上野(以上・三重県)、長浜(滋賀県)
守口、枚方、貝塚、高槻、泉大津(以上・大阪府)、伊丹、相生、芦屋(以上・兵庫県)、田辺(和歌山県)
出雲、浜田(以上・島根県)、坂出(香川県)、西条(愛媛県)、佐伯、日田(以上・大分県)、鹿屋(鹿児島県)
また、空襲等の戦争被害が甚大であった以下の既成6市も「最低人口」を記録しています。
1940年1947年
釜石42,16728,907
日立82,88550,159
敦賀31,34628,268
桑名41,84835,890
布施134,724133,934
神戸967,234607,079
※「第6回」の最多人口市となっている大阪ですが、1940年国調人口:3,252,340人から半減となっています。
【第7回】
この調査年にデビューした36市のうち、以下の28市が「最低人口」を記録しています。
なんと、シブ~い市が多いことか!→(個人の感想です)
苫小牧(北海道)、一関(岩手県)、新庄(山形県)、白河(福島県)、古河(茨城県)、鹿沼(栃木県)、太田(群馬県)
秩父、行田(以上・埼玉県)、野田(千葉県)、武蔵野(東京都)、武生(福井県)、磐田、吉原、島田(以上・静岡県)
刈谷、碧南(以上・愛知県)、富田林、茨木、八尾、泉佐野(以上・大阪府)、加古川、豊岡(以上・兵庫県)
児島(岡山県)、臼杵(大分県)、日南(宮崎県)、名瀬(鹿児島県)、石垣(沖縄)
また、下表の8市に那覇を加えた既成9市も「最低人口」を記録しています。(那覇の「最低人口」記録は、言うまでもなく、悲惨な戦争の結果です。)
1947年1950年
佐野55,30255,180
松戸54,51352,531
岡谷36,49135,520
諏訪35,62335,480
津島31,73730,608
36,05035,090
鳴門43,02042,544
大村56,85156,182
※上表の8市のうち、岡谷を除く7市は1947年デビュー組ですが、岡谷も含め3年間の減少数が比較的少ない。この傾向は地方の中小自治体に多く見られることから、白桃は「終戦後も残っていた疎開者や、一旦、故郷に戻ってきた外地からの引揚者が、周辺の都市部に流出した結果」ではないかと推測しています。(根拠となるデータ等はありません。)
[110161] 2024年 3月 8日(金)06:47:18【1】訂正年月日
【1】2024年 3月 8日(金)07:34:13
白桃 さん
国勢調査年別「最高人口」市数・「最低人口」市数(その1)
今回から5回にわたり、国勢調査年別に「最高人口」・「最低人口」市数を見ていきます。
今回は、戦前(もちろん、「関ケ原の戦い」前ではありません)に行われた第5回国勢調査まで。
本題に入る前に:
◎「最高人口」・「最低人口」市数の対象とする市は、現行の市(法人格変更の場合は「前身市」も考慮)792に消滅市([110126])53を加えた845市から、市として国勢調査に登場しない亀田市、一度しか登場していない伏見、飾磨、舞鶴(旧)、真和志、富谷、那珂川を除いた838市になります。
◎「市」になる前に「区」であった札幌、函館、小樽、旭川、釧路、室蘭、那覇、首里の国勢調査デビュー年は【1925年】とし、1947年国勢調査時には既に市に成っていたが、国勢調査の実施が無かった名瀬(現:奄美)、平良(現:宮古島)、石垣、石川(消滅市)の国勢調査デビュー年は【1950年】とします。
国勢調査年最高人口市数最低人口市数全市数---最多人口市(人口)最少人口市(人口)
192007275東京2,173,201丸亀24,480
1925125101大阪2,114,804首里20,582
193007109大阪2,453,573首里20,119
1935015127東京5,875,667首里19,305
1940237168東京6,778,804首里17,537
【第1回】
このとき既に市に成っていたのは、弘前など「生まれながらの市」40市に、前橋など明治の市制度実施時は「町」「村」であった35市を加えた計75市です。当然75市すべてビッグネームなので、すべて「最低人口」を記録しているものと思われがちですが、東京、横浜、神戸の3市は、1920年が「最低年」ではありません。
【第2回】
この調査年に市に加わったのは「区」→「市」の札幌など8市に加え、第1回国勢調査以降に市制施行した千葉、宮崎など18市の計26市です。このデビュー組26市のうち、ナント!首里が「最高人口」を記録、小樽、那覇を除く23市が「最低人口」を記録します。既成市組では関東大震災を被った東京と横浜が「最低人口」を記録。
【第3回】
この調査年にデビューしたのは8市。登場1回きり、これっきりの伏見を除く7市すべてが「最低人口」を記録。
その7市とは、八戸、瀬戸、米子、津山、倉敷、山口、中津。
【第4回】
デビュー組19市のうち、帯広、石巻、浦和、銚子、三条、八幡浜、延岡など15市が「最低人口」を記録。
「最低人口」と成らなかったのは、松阪、新宮、海南、萩の4市
【第5回】
デビュー組41市のうち、能代、船橋、藤沢、熱海、豊中、洲本、徳山、八代など33市が「最低人口」を記録、既成市組でも松阪、海南、萩、首里の4市が「最低人口」を記録。
特記事項はなんと言っても、東京、大阪が「最高人口」を記録した事。コレをもって都制に移行する東京は当然としても、大阪の「最高人口」は、今でも信じられない、けど、信じよう。
[110151] 2024年 3月 7日(木)17:19:55白桃 さん
Re:群馬県の県庁所在地が前橋市である理由
[110145]グリグリさん
群馬県の県庁所在地の経緯と関東と関西の違いをここまで丁寧にまとめられた内容は読み応えがありました。
そうでしょうか。私は、まったく逆の印象を持ちました。他の方も指摘をされてますが、yoshino さんの一連の書き込みにはかなりデタラメが目立ちます。
[110142]では、
なぜ県庁所在地は高崎市ではなく前橋市なのか、歴史的背景を含めて考察します。
と仰っていますが、県庁が高崎から前橋に移った理由は、まったく説明になっていません。
また、
前橋藩は徳川家康の次男である結城秀康が藩主を務める譜代大名であり、高崎藩は譜代大名の松平家が藩主を務めるなど、両都市は重要な政治拠点でした。
結城秀康は前橋(厩橋)藩とは全く関係ありませんし、松平家を「譜代大名」とするのもおかしいです。
「落書き帳」は都道府県市区町村、地理全般に関する事なら何でも「自由」に書いても良いとは思うのですが、これだけ、サラっと、ウソを並べられる投稿にお目にかかるとは・・・
[110127] 2024年 3月 2日(土)18:28:21白桃 さん
能登地方及び金沢市の1か月間人口推移
今朝の朝刊にも出ていましたが、石川県から2月1日現在の推計人口が発表になりました。
数字は住民票の異動をもとにしたものですから、実情はもっと厳しいものと推測致します。
1か月の減少数(推計人口)転出者数転入者数
金沢市3141,0471,037
七尾市23017844
輪島市25618013
能登町110684
珠洲市1301128
穴水町62372
[110126] 2024年 3月 2日(土)17:42:32白桃 さん
「消滅市」の最高人口・最低人口
「【消滅市】の中で、国勢調査における最高(キャリアハイ)人口が最も多いのはどこか?」という出題があれば、「東京市」と即答できますが、
「では、2番目はどこか?」ということになると、難しい。なぜ難しいかと言えば、正確な人口を知らない、ということではなく、「消滅市」の定義によって、浦和か大宮かで分かれるからです。白桃は、このシリーズ(市の「最高人口」・「最低人口」)において、
【消滅市】を
①「複数の市が絡む合併において、合併前の国勢調査人口が最も多かった市【前身市】以外の旧市」
②都政移行した東京市
と定義しております。ズルい逆説的な言い方をですが、「後身市の存在しない旧市」と定義すれば、①と②を区分する必要ありません。
よって、浦和、八幡、平は「消滅市」ではなく、「前身市」となります。もちろん、清水と合併する前の静岡のように、現行の市名と同一でも法人格が変わっている(旧)市も「前身市」でありますが、合併前の人口が「前身市」より少ない(旧)富士、(旧)日光、(旧)舞鶴は「消滅市」となります。
以下の53(旧)市を「消滅市」と致します。
現行前身市消滅市最高人口(国調年)最低人口(国調年)
東京特別区東京6,778,80419401,995,5671925
函館亀田
奥州水沢江刺47,363196032,5442005
仙台124,216198570,0871975
いわき磐城64,899196554,8431955
勿来50,187195546,7311965
内郷40,017195535,2421965
常磐44,041196040,6711965
ひたちなか勝田那珂湊34,665195532,5771990
日光今市日光33,490195516,3792005
さいたま浦和大宮456,271200091,3781947
与野82,937200040,8401960
岩槻109,546199534,9771955
川口鳩ヶ谷60,908201051,3771970
西東京保谷田無78,165200058,4661970
新潟新津65,860200052,4031955
白根40,012200032,0491975
豊栄48,997200037,7771975
長岡栃尾37681196023,1682005
上越高田直江津45,650196542,5231955
長野長野篠ノ井29,340196529,3291960
静岡静岡清水243,049197546,3391925
浜松天竜31,122196023,7472000
浜北84,905200055,1761965
富士吉原富士53,247196541,3321955
名古屋守山58,798196045,4511955
一宮尾西57,956200044,2861955
久居42,191200533,9291970
京都伏見31,538193031,5381930
舞鶴東舞鶴舞鶴29,903194029,9031940
東大阪布施河内91,853196544,8031955
枚岡79,524196542,2811955
姫路姫路飾磨35,061194035,0611940
出雲出雲平田34,799196029,0062000
岡山西大寺46,868196544,0201955
倉敷倉敷児島※77,420196533,8221950
玉島53,455196548,9341955
尾道因島41,729197026,6772005
福山福山松永35,253195534,6101965
周南徳山新南陽34,367198032,1532000
松山北条30,513198527,7361965
西条西条東予34,351198532,9932000
四国中央川之江伊予三島39,947196036,8322000
北九州八幡小倉286,474196033,9541920
門司152,081196072,1111920
若松106,975196049,3361920
戸畑108,708196037,7481925
天草本渡牛深38,006195516,6092005
大分大分鶴崎27,974195527,7551960
鹿児島鹿児島谷山42,683196538,6401960
那覇首里20,582192517,5371940
真和志60,942195560,9421955
うるま具志川石川21,992200015,7611970
児島※…最低人口を記録した1950年時は「消滅市の前身市」でありました。…‥ヤヤコシイ
[110119] 2024年 3月 1日(金)00:55:08白桃 さん
就寝前に意味のない投稿
[110110]グリグリさん
例規集には町の魚、町の虫と規定しています(例規集は市区町村のシンボルの田尻町にリンク付しています)。
田尻町のシンボルの件、ありがとうございます。例規集をリンクしてあったのですね。気が付かず失礼いたしました。
[110116]海辺を飛ぶ鳥 さん
うるう
トシのせいでしょうか、白桃にとって2月29日は「なんだか、一日、得した気分になる」日です。
そう言えば、「うるう」さん、どうしているのかな~?
そうこうしているうちに、もう、三月になってしまいました。今年の白石川堤一目千本桜、久しぶりに・・・
今日も四時に起きて仕事、もう寝なくては・・・睡眠時間3時間?、ご心配なく。仕事中に舟を漕ぎますから。(-_-;)
[110109] 2024年 2月 27日(火)08:23:31白桃 さん
蝶々(チョウチョ、テフテフ、チョウチョウ)
[110106]グリグリさん
昆虫の種類では、蝶と蛾が26件、ホタルが18件、バッタが4件、トンボが3件、蜂が1件となっています。蝶とともにホタルが人気です。
蝶では、ギフチョウ、オオルリシジミ、ジャコウアゲハ、ツマベニチョウ、オオゴマダラ、コノハチョウ、フタオチョウが複数の自治体の「町のシンボル」となっていますね。
このうち、自然の中で飛んでいる姿を見たことがあるのはジャコウアゲハだけ(コノハチョウは台湾の木生昆虫博物館から飛んでいないのを送られてきました)ですが、なぜ、そんなに珍しくもないチョウが「町のシンボル」となっているのか不思議な気もします。春から夏にかけて(三本松郊外?の)川っぱらでよく見かけて採集もしたのは、ジャコウアゲハでは無かったのかな、と不安になってきました。
このジャコウアゲハをギフチョウとともに「町の蝶」にしている岡山県鏡野町ですが、ここには特色ある企業もありますし、白桃、少し関心を持っています。
話を戻しますけど、石垣市がイシガケチョウを「市の蝶」としていないのは仕方ありませんが、長崎市がナガサキアゲハを、岐阜県の自治体がギフチョウを「町のシンボル」としていないのは少し残念です。
ところで、田尻町が春の「町のシンボル」としている「チョウチョ」が気になります。「チョウチョウ」ではなく「チョウチョ」なんですね。ミヤコ蝶々、蝶々夫人は「ちょうちょう」ですが、唱歌「ちょうちょう」の歌詞は「♪ちょうちょ、ちょうちょ、菜のはにとまれ」となっています。どっちゃでもいいのですね。(笑)
それはともかく、「チョウチョ」が正式に「町のシンボル」となっているのか、単なる「シンボルキャラクター」なのか田尻町に確認したい気もしますが、担当部署が「企画人権課」と難しそうな?ところで止めときます。(-_-;)
ホームページを見ると、松の木(田尻町の木)、コスモス(田尻町の花)、スズメ(田尻町の鳥)となっているのに、チョウチョとガッチョは、はっきり書かれていません。グリグリさんにおかれましては、このあたりの事を確認されたかどうかお聞かせ頂きますと幸いです。
[110104] 2024年 2月 26日(月)01:42:48白桃 さん
「最高人口偽装?事件簿」
[110102]白桃
市の最低人口の話はややこしや
「最低人口」ほどややこしくはないかもしれないが、当然ながら「最高人口」にも問題はあるのです。
今夜は「サスペンス仕立て」です。
・・・・・・
白桃「君が、あの『じっちゃんの名にかけて』という決め台詞で有名な金田一少年の息子さんかい?ということは、君はあの名探偵の曽孫になるわけだ。して、今日はどのような用件で?」
金田一「実は、ひぃ爺さんの頃から縁の有る岡山県警の新見警察署から内密に頼まれた件があって、ご相談にお伺いしたのです。内容は、新見市役所に脅迫めいた警告文書が送られてきたというのです。」
白桃「その文面にはどのような事が書かれていたのかね?」
金田一「詳しいことは教えてくれなかったのですが、なんでも、市の人口に関係しているようなのです。そして、同じようなものが、釧路、名寄、士別、宮古、久慈、遠野、能代、男鹿、輪島、熊野、洲本、新宮、大田、柳井、美祢、八幡浜、四万十、平戸、松浦、臼杵、竹田、豊後高田、日南、奄美、いちき串木野、伊佐の市役所にも届いているらしいのです。」
白桃「釧路をはじめ、人口減少が厳しいところばかりだが、君はどうして、30にも近い市に警告文書が届いていることを知ったのかね?」
金田一「それは、その~~、ともかく、その警告文書を送り付けた犯人の目的を知りたい、という新見市の要請があって、こうして、市の人口に詳しい白桃所長のところにお伺いした次第なのです。」
……白桃、1分ほど考え……
白桃「犯人の目的は大体わかったよ。そして、警告文書を送り付けたのは君だということも。」
(開く)真相

現行市最高人口-----前身市最高人口
釧路181,1692010釧路214,6941980
宮古60,2502005宮古62,4781980
能代59,0842010能代63,4211955
日南57,6892010日南61,9741960
洲本47,2542010洲本49,3581955
奄美46,1212010名瀬49,7651985
臼杵43,3522005臼杵47,4571955
八幡浜41,2642005八幡浜55,4711955
大田40,7032005大田47,2111960
平戸38,3892005平戸43,3021955
四万十37,9172005中村40,0861955
久慈36,8722010久慈39,1361985
新見36,0732005新見39,1551955
柳井35,9272005柳井40,7171960
男鹿35,6372005男鹿48,5631955
新宮33,7902005新宮40,0511965
遠野31,4022005遠野37,0881955
いちき串木野31,1442010串木野34,1241955
名寄30,5912010名寄36,1061965
輪島29,8582010輪島38,7541960
????29,7022010????30,5131980
伊佐29,3042010大口41,8991955
美祢28,6302010美祢39,7041960
竹田26,5342005竹田36,6081955
松浦25,1452010松浦44,0571960
豊後高田25,1142005豊後高田30,6081955
士別23,4112005士別39,1911955
熊野19,6622010熊野30,8191955
[110102] 2024年 2月 25日(日)02:39:01白桃 さん
市の最低人口の話はややこしや
駐輪場のパートは、一昨日から五連休に入っており、本業?の市町村人口研究に打ち込んでいるのですが、ちょっとややこしい問題にぶつかりました。
ややこしついでに、十番勝負風にしてみましょう。

問二万(問題番号が十分ヒントになっています)
大垣市、鳥取市、尾道市、東かがわ市、竹田市
該当しない市…滑川市、長野市、丸亀市、石垣市
想定解数:98(注1)
(開く)共通項
となるのですが、この共通項を
「市として国勢調査において記録された最低人口が法人格変更前を含め2万人台の市」となると、丸亀市など24市(注2)が該当になり、その代わり竹田市など3市(注3)が該当しなくなり、想定解数は119(注4)となります。
さらに、
「市として国勢調査において記録された最低人口が、現行の市域を構成する旧市のものを含め2万人台の市」となると、さらに7市(注5)増え126市となります。
世界卓球女子、惜しかったね!!!!!
(注1)以下の98市(最低人口の多い順)
市名最低人口国調年-----市名最低人口国調年
柏崎29,5671940国東26,2322020
平戸29,3652020相生26,1911947
志布志29,3292020大町26,0292020
鳥取29,2741920美作25,9392020
都留29,2621960嬉野25,8482020
甲州29,2372020土佐25,7322020
上山29,1102020二戸25,5132020
鹿角29,0882020加茂25,4412020
高梁29,0722020遠野25,3662020
小浜28,9912020山県25,2802020
朝来28,9892020男鹿25,1542020
小矢部28,9832020壱岐24,9482020
西都28,6102020阿蘇24,9302020
館山28,5911940那須烏山24,8752020
中津28,5631930根室24,6362020
胎内28,5092020仙北24,6102020
対馬28,5022020輪島24,6082020
大垣28,3341920上天草24,5632020
矢板28,3121965熱海24,4771940
東かがわ28,2792020伊佐24,4532020
敦賀28,2681947豊前24,3912020
伊豆28,1902020御所24,0962020
宇陀28,1212020八幡平24,0232020
新見28,0792020竹原23,9932020
美馬28,0552020三好23,6052020
杵築27,9992020水俣23,5572020
うきは27,9812020御坊23,4812020
角田27,9762020にかほ23,4352020
五條27,9272020美祢23,2472020
鹿島27,8922020江津22,9592020
妙高(新井)27,8822000上野原22,6692020
下妻27,6991970飛弾22,5382020
高萩27,6992020村山22,5162020
潮来27,6042020大月22,5122020
駒ヶ根27,5791960勝山22,1502020
あわら27,5242020養父22,1292020
いちき串木野27,4902020豊後高田22,1122020
名寄27,2822020江田島21,9302020
韮崎27,2671970松浦21,2712020
新宮27,1712020紋別21,2152020
多治見26,8201940富良野21,1312020
長井26,5432020須崎20,5902020
有田26,5382020美唄20,4132020
香美26,5132020羽咋20,4072020
尾道26,4661920竹田20,3322020
安芸高田26,4482020下田20,1832020
大竹26,3192020留萌20,1142020
宮若26,2982020深川20,0392020
西海26,2752020枕崎20,0332020
(注2)追加の24市:(  )は当時の市名
市名最低人口国調年-----市名最低人口国調年
七尾29,9871940備前28,6832000
鴨川29,9812000山梨28,6531970
福山29,7681920飯田28,4941940
霧島(国分)29,7291970上越(高田)28,3881920
笠間29,6682005伊予27,7691970
指宿29,6492005五島(福江)27,6622000
洲本29,4611940菊池27,3422000
東近江(八日市)29,4371965上田26,2711920
宮古島(平良)29,3011975丸亀24,4801920
海南29,0911940長門24,0922000
奄美(名瀬)28,9701950南さつま(加世田) 23,5062005
釜石28,9071947庄原21,3702000
(注3)以下の3市は法人格変更前の「前身市」時代に最低人口1万人台を記録
市名最低人口国調年
豊後高田18,5062000
美祢17,7542005
竹田17,4892000
(注4)以下の9市は「前身市」時代にも最低人口を記録する困った?市。(  )は当時の市名
市名最低人口国調年-----市名最低人口国調年
名寄26,5902005平戸23,9002000
いちき串木野(串木野)25,8792005伊佐(大口)22,1192005
高梁25,3742000杵築21,9361990
甲州(塩山)25,2272005松浦21,2212005
新見24,5762000
(注5)以下の7市が増える。(  )は消滅した市名
市名最低人口国調年-----市名最低人口国調年
舞鶴(舞鶴)29,9031940松山(北条)27,7361965
長野(篠ノ井)29,3291960浜松(天竜)23,7472000
出雲(平田)29,0062000長岡(栃尾)23,1682005
大分(鶴崎)27,7551960
※舞鶴市の「前身市」は東舞鶴市。なお、後年、尾道市に編入された因島市は2005年に最低人口26,677人を記録しているが、本体の尾道市とダブルため(しかも、本体の最低人口26,466人のほうが少ない)、想定解数は126で変わらない。
[110083] 2024年 2月 21日(水)08:02:07白桃 さん
「青木花見」&「上鬼燈火谷」
すみません。まだ「文字数逆転」に引っ掛かっています。
収録されている「青木花見」ですが、「花」という漢字は(蓮花、沈丁花のように)「け」とも読みます。地名でも鹿児島市に「花野光ヶ丘(けのひかりがおか)」という所があり、千葉市の「花見川」は「検見川」と同様に「ケミ」の当て字のようです。
そうなると、
「青木花見」は
「青/木花/見」=「あお/け/み」ではなく、
「青木/花/見」=「あお/け/み」、あるいは「青木/花見」=「あお/けみ」となって、「文字数逆転」とは言えなくなります。

また、[110082]で白桃が記した「上鬼燈火谷」ですが、
「上鬼燈火/谷」=「ふつつ/(が)/だに」
と捉えれば良いのですが、ウィキペディアには、「万之瀬川」の説明で
鹿児島県鹿児島市下福元町錫山の鬼燈火谷(ふずつがたに)付近に発し、
とありますし、このような情報もありますので、自分から言い出したのに申し訳ないのですが、「ふつつがだに」は本当に「上」を含めての読み方なのか怪しくなってきました。
[110082] 2024年 2月 21日(水)01:04:48白桃 さん
Re:文字数逆転コレクション
[110081]海辺を飛ぶ鳥 さん
早速のご回答ありがとうございます。その前に
[110079]N さん
自分が答えるものでもないかもしれませんが、単純に全体ではなく部分を見ているだけでは?
例えば青木花見は「青/木花/見」=「あお/け/み」と対応して「木花」の部分で逆転が起こっている、と捉えているということかと。
ただ、「が」や「の」は特殊扱いされていて(以下略)
的確なご指摘有難うございました。「部分の文字数逆転」という事は、大体想像していたのですが、「が」や「の」特殊?扱いについては、そこまで考えが及んでいませんでした。

さて、[110081]海辺を飛ぶ鳥 さんからご回答頂きましたが、
すでにNさんが[110079]で説明されている通りですが、「大豆田(まめだ)」についても補足しておくと、
・「大豆/田」=「まめ/だ」
という風に捉えているので部分的に見ても逆転はしていないという事です。また、仮に、
・「大/豆/田」=「-/まめ/だ」
のような捉え方を(他の地名の場合も含めて)するとしても、それ(漢字1文字に対して読み0文字)は「逆転」とは言いにくい、と考えています。
やはり、そこまで思案されて「大豆田」を除外例として出されたのですね。良くわかる気もしますが、意地の悪いツッコミを入れると、「百舌鳥」は「鳥」がなくても「モズ」と読みますので、
・「百舌鳥」=「もず」
で捉えれば何の問題もありませんが、
・「百舌/鳥」=「もず/-」
のように捉えると、「逆転」とはならないのではないでしょうか。ま、このあたりは編集者の裁量にお任せしますが、あんまり難しくしない方が良いかもしれませんね。(難しくしているのは白桃だったりして。(-_-;))
それと、「が」「の」の扱いについては、コレクションの説明文でコメントすべきだと思うのですが…
最後に、お騒がせしたお詫びに、一件、情報を
鹿児島市に「上鬼燈火谷」で(ふつつがだに)と読む地名(集落)があります。地理院地図でふりがな付きで記載されています。
[110077] 2024年 2月 19日(月)08:07:31【1】訂正年月日
【1】2024年 2月 19日(月)08:55:49
白桃 さん
「文字数逆転」コレクションに関する疑問
現在の編集者である海辺の鳥さんにお尋ねすれば良いかどうかわかりませんが、この「地名コレ」は、説明文を読む限りでは、
「漢字の文字数」>「読み仮名の文字数」
となっている地名のコレクションだと思うのですが、
例えば、
「祖父入(じがいり)」などは「読みの文字数」のほうが多いのに何故収録されているのでしょうか?
そして、「青木花見(あおけみ)」「温泉津(ゆのつ)」など同数のものが多いのもどうしてなのか分かりません。
単純に考えれば、伊豆(いず)、鳥栖(とす)なども字数は同じです。その線引きは「難読地名」と「そうではない地名」にあるのでしょうか。そういえば、[94156]で記した徳島市の「府中(こう)」も難読で字数は同じです。
「可愛」のように、本来ならば「かわい」と読むところを「えの」となっているような読みが省略されている地名のコレクションというのであれば、コレクション名自体も変更する必要があるのでは?
また、
例えば「大豆田(まめだ)」のように「大」を読まなくても、「仮名数」が「文字数」よりも少なくならない地名(つまり、「大豆」と「まめ」はお互いに2文字なので、文字数は同数です)は、対象外としております。ご了承ください。
という除外した理由も非常に分かり難いです。「大豆田」の他に例があればお願いいたします。

私の疑問は、まったく的外れかもしれませんが、ご回答いただければ幸いです。
[110059] 2024年 2月 16日(金)09:44:31【1】訂正年月日
【1】2024年 2月 17日(土)03:05:52
白桃 さん
「前身町」が「対象町」とならない事例
(自分でも思いますが)最近の私の書き込みはあまりにも細かなところに執着しているので、タイトルだけを見ても何のことか解らない方が多いのではないかと推測しております。
自分の頭を整理するためにも繰り返します。
【前身町(村)】とは:
市制施行前の国勢調査で人口最多の旧町村(ただし、「町」を優先)
【対象町(村)】とは:
町・村だけによる市制施行、すなわち初めて市になった際に絡んだ旧)町村のなかで、その最高人口が最多のところ
…それにしても、「対象町」とはマズいネーミングです。もっと適した名前を募集します。
さて、タイトルに書いた事例は以下の通りです。
市名---前身町市制前人口最高人口同国調年---対象町/村市制前人口最高人口同国調年
1栗原市築館町15,86619,0421960栗駒町14,16423,9581955
2伊達市保原町24,52125,1161995梁川町20,15725,9531955
3北杜市長坂町9,25210,9471955須玉町7,15111,7271960
4飛騨市古川町16,20916,3691985神岡町11,56827,6031960
5清須市清洲町19,12219,2351995新川町18,55620,1271970
6米原市山東町13,42113,4212000米原町12,47913,9361960
7舞鶴市※新舞鶴町18,29818,2981935中舞鶴町11,68819,5181920
8三豊市高瀬町16,43720,0481955詫間町14,93520,3911955
9うきは市吉井町17,20920,8081955浮羽町16,83621,8641955
10西海市西彼町9,87310,0451990崎戸町2,30923,0821960
11雲仙市国見町11,15114,6551960小浜町10,62317,9451955
12南島原市有家町8,84712,7171960西有家町8,19714,2711947
13由布市挾間町14,52414,5242000庄内町9,31717,8041955
14南九州市川辺町14,80925,3121960頴娃町14,12639,4831950
15八幡平市西根町19,03119,8991965松尾村7,06420,5531960
16つくば市谷田部町37,38737,3871985桜村41,33541,3351985
17珠洲市宝立町6,6276,6271950西海村6,7816,8251947
18宝塚市小浜村※15,09015,0901950良元村21,68721,6871950
19南国市後免町1,8261,8261955長岡村8,0498,7371947
20筑後市羽犬塚町13,98313,9831950水田村16,09116,0911950
21南城市佐敷町11,45611,4562005大里村11,60313,9171920
上表の1.栗原市~14.南九州市は、ともに「町」でありながら市制施行までに人口の逆転があったため、「前身町」と「対象町」が異なるケースで、16.つくば市~21.南城市は、白桃が「前身町」を定義する際に「町」を優先したため、「市制前人口」も「前身町」が少ないにも関わらず、異なっているケースです。15.八幡平市は、松尾村がタマタマ「村」のままであっただけなので、栗原市等と同類にして良いでしょう。
なお、舞鶴市※の「前身市」は、東舞鶴市です。その「前身町」が新舞鶴町ということです。
また、宝塚市の場合、小浜村※が1951年に宝塚町となっているので、こちらを「前身町」としています。
ついでに「市制前人口」に触れておきましょう。
南国市は1959年10月に市制施行しておりますが、国勢調査のあった1955年10月から市制施行の1959年の間に合併が行われ、後免町(新)と香長村が誕生しております。ここで、「市制前人口」が問題になりますが、国勢調査第一主義の白桃は、1955年国調で記録された人口を「市制前人口」としております。(言うまでも無く、※印のついた人口は、実人口ではなく、「組替人口」であります。)
1955.10.011956.09.301959.10.01
後免町1,826後免町※17,417南国市
上倉村2,160後免町南国市
瓶岩村1,022後免町南国市
久礼田村2,836後免町南国市
国府村1,524後免町南国市
長岡村8,049後免町南国市
大篠村4,262香長村※21,353南国市
三和村4,226香長村南国市
稲生村2,893香長村南国市
十市村2,963香長村南国市
日章村4,819香長村南国市
前浜村2,190香長村南国市
野田村847野田村※847南国市
岡豊村3,476岡豊村※3,476南国市
岩村2,150岩村※2,150南国市
[110058] 2024年 2月 15日(木)23:49:36【1】訂正年月日
【1】2024年 2月 16日(金)10:29:42
白桃 さん
Re:問零の良くわかる解説(のつもり)
なるほど!、大変よくわかりました。共通項を理解することによって、
「都/道/府/県」を含む都道府県名に含まれる市区町村名(「都/道/府/県」別・「都/道/府/県」を除く完全一致は除く)
についても、これ以上簡潔に表現できる日本語は無理かもと思いました。
これで、今夜はスッキリとした気分で熟睡できることでしょう。と言いたいのですが、いつものことですが、今夜もまだまだ眠れそうにありません。ところで、
ヒントのつもりです。[109970]冒頭の文章で都道府県市区町村をABCDEFGHに置き換えたことで、問零もABCDEFGHが都道府県市区町村なのでは、と想像することを期待しました。
と仰ってますが、私自身はこの「置き換え」によって頭が混乱してしまいました。すなわち、Aグループに該当するのは「市」、Bグループに該当するのは「区」、Cグループに該当するのは「町」、Dグループに該当するのは「村」でないとダメ、と誤解してしまいました。結局、Cグループに該当する現役の自治体は無かったのですね。これではチト淋しいので、他のグループも含めて「消滅自治体も可」としましょうよ。
Aグループ:茨城県東町(現:稲敷市)
Bグループ:北海道北村(現:岩見沢市)
Cグループ:長野県大町(現:大町市)
Dグループ:岡山県児島市(現:倉敷市)

最後になりましたが、大変ご親切な解説をしていただいたこと、あらためてお礼申し上げます。

【訂正箇所】Bグループ  新潟県北海村を北海道北村に変更(北海村は該当しないため)
[110056] 2024年 2月 15日(木)14:03:31白桃 さん
現在の人口が市制前の最高人口を下回る市
[110045]白桃
現在の人口が町時代の最高人口より少なくなっている、という市はかなりあるのですが、
市町村人口に関してだけは几帳面な白桃、書き捨て(書き逃げ?)は良くないと思い、調べてみました。
1.2020年国勢調査時点で下回る市
【注1】市名欄の後の欄について
A:単独市制、B:疑似単独市制(単独市制の五年前以降に合併を行っている)、C:新設市制、D:編入市制
【注2】「対象町/村」について
ここでは、町・村だけによる市制施行、すなわち初めて市になった際に絡んだ旧)町村のなかで、その最高人口が最多のところを対象町/村としています。よって、※印を付けた嘉麻市、いちき串木野市のように、後に市が絡む合併を行っている市については、稲築町、市来町、等は無視しています。
市名2020国調対象町/村最高人口国調年---市名2020国調対象町/村最高人口国調年
夕張市A7,334夕張町64,9981940岡谷市A47,790平野村53,8741930
美唄市A20,413美唄町72,2221947飛騨市C22,538神岡町〇27,6031960
芦別市A12,555芦別町58,5471950下田市A20,183下田町30,3181970
三笠市A8,040三笠町57,5191955尾鷲市C16,252尾鷲町19,0751950
赤平市A9,698赤平町50,3711950阪南市C51,254阪南町54,0731990
根室市C24,636根室町24,6591955有田市B26,538有田町30,3821955
紋別市C21,215紋別町23,0461950境港市B32,740境港町33,2561955
留萌市A20,114留萌町20,3411940三好市C23,605池田町28,4031960
士別市C17,858士別町20,8801950土佐清水市C12,388清水町16,2801950
歌志内市A2,989歌志内町42,0801947宮若市C26,298宮田町51,7951955
名寄市B27,282名寄町33,3391955中間市A40,362中間町40,4231955
砂川市A16,486砂川町41,3231947嘉麻市※C35,473山田町36,3791950
富良野市C21,131富良野町30,0301965水俣市A23,557水俣町39,8181947
角田市B27,976角田町36,5081955上天草市C24,563大矢野町26,1591955
尾花沢市B14,971尾花沢町33,2771955国東市C26,232国東町26,3411955
那須烏山市C24,875烏山町26,8671955津久見市C16,100津久見町23,1161950
幸手市A50,066幸手町51,4621985えびの市B17,638えびの町28,9721970
富里市A49,735富里町50,1762000南九州市C33,080頴娃町〇39,4831950
大網白里市A48,129大網白里町50,1132010垂水市B13,819垂水町37,3161955
勝浦市B16,927勝浦町31,6481955枕崎市A20,033枕崎町32,7171947
加茂市D25,441加茂町27,7411950西之表市A14,708西之表町32,5271955
胎内市C28,509中条町30,0911975いちき串木野市※C27,490串木野町31,9201947
上野原市C22,669上野原町27,7712000阿久根市A19,270阿久根町31,7661950
上表のうち、神岡町と頴娃町は「前身町」ではありません。この件については別稿にて触れたいと考えています。
2.2024年1月1日現在推計人口が下回る市
市名2020国調2024.01対象町最高人口国調年
つがる市C30,93428,897木造町29,1051960
二戸市C25,51323,910福岡町25,3911955
富谷市A51,65151,586富谷町51,5912015
矢板市B31,16529,911矢板町30,0621955
竹原市C23,99322,381竹原町23,0011955
那珂川市A50,11249,439那珂川町50,0042015
阿蘇市C24,93023,865阿蘇町24,3181955
[110054] 2024年 2月 15日(木)07:56:41白桃 さん
海辺を飛ぶ鳥さんの「問零」について
[110051]海辺を飛ぶ鳥 さん
私のアタマの回転が鈍くなっているせいでしょうが、共通項を見ても、いまいち、何を言っているのか、出題の意図がはっきり理解できないのです。手っ取り早く言えば、「まるでスッキリしない」のです。
問零:「都/道/府/県」を含む都道府県名に含まれる市区町村名(「都/道/府/県」別・「都/道/府/県」を除く完全一致は除く)
この共通項自体、私には(日本語として)理解できないのですが、
大府市は大阪府の文字は(を)分断しているので非該当。
となると、「アレレ?どうして?」っていう気持ちになります。
それから、[109234]では
京都市、北区、坂町、山形村
となっていたのに、[109970]では、
京都E、北F、坂G、山形H
と問題が変更されていますが、これはヒントのつもりだったのでしょうか?
北海道森町、静岡県森町が該当するのに、なぜ、都城市、町田市、市川市が該当しないのかを含めて、高齢者にも良くわかる解説をお願いいたします。
[110045] 2024年 2月 13日(火)00:19:26白桃 さん
市に成ってからの最高人口<町時代の最高人口
大関になると急に弱くなる、昔からそういった事例はあったのですが、最近はそれが顕著となっています。
ま、大相撲の場合は、二場所連続で負け越すと関脇に陥落(「三場所で陥落」という時期もあった)するのですが、市の場合はそういうことにはなっていません。人口がいくら減っても町に陥落することはないのです。現在は、市の数が町の数より多くなっていますので、「『陥落』も有りで良い」と考える方もいらっしゃるでしょう。
それはともかく、現在の人口が町時代の最高人口より少なくなっている、という市はかなりあるのですが、今回注目したのは、市に成ってから国勢調査において記録した最高人口が、町時代の最高人口より少ない、という下表の14市です。14市には、江刺(岩手県)、北条(愛媛県)、山田(福岡県)の消滅市を含んでいます。
Aパターン市名最高人口町名最高人口
1三笠56,1961960三笠町57,5191955
2歌志内38,0021960歌志内町42,0801947
3砂川31,7501960砂川町41,3231947
4大網白里49,1842015大網白里町50,1132010
5山田35,7521955山田町36,3791950
Bパターン市名最高人口町名最高人口
1江刺47,3631960江刺町49,3561955
2角田35,4311990角田町36,5081955
3尾花沢31,5381960尾花沢町33,2771955
4勝浦31,1411960勝浦町31,6481955
5北条30,5131985北条町30,6391955
6えびの28,0341985えびの町28,9721970
7垂水32,7211960垂水町37,3161955
Cパターン市名最高人口町名最高人口
1宮若30,0812010宮田町51,7951955
2南九州39,0652010頴娃町39,4831950
上の14市、それぞれ事情は異なるのですが、大きく3つに分けますと、
Aパターン・・・単独市制
Bパターン・・・疑似単独市制
Cパターン・・・新設合併
Aパターン5市のうち、大網白里を除く4市はかつて炭鉱で栄えた街であります。大網白里も今後、町時代の最高人口を上回るのも苦しいかも。
Bパターンは、市制施行の少し前に新設合併を行い、事前準備?を済ませた面々で、勝浦とえびのに関しては「村」だけではなく、複数の「町」が合併に関与しています。
Cパターンの二市は、ともに「平成の大合併期」に新設市制となったところですが、白桃が注目しているのは、宮若の場合が「前身町」(合併前の人口が多かった町)である宮田であるのに対し、南九州の場合は、「前身町」ではない頴娃町(「前身町」の川辺の最高人口は25,312人)が対象となっているということです。

蛇足:
[110040]あらかると さん
おめでとうございます。
ありがとうございます。お礼を言わなければ…と思っているうちに、今見ると、なぜだか最後の一行消えてますね。(笑)
[110039] 2024年 2月 12日(月)12:50:02白桃 さん
リンカーンとダーウィン
今から215年前の今日、1809年2月12日にアメリカ16代大統領・エイブラハム・リンカーンと「進化論」のチャールズ・ダーウィンが誕生しています。この超有名な偉人の共通点は、誕生日が同じであるという他に、彼の名前に由来する都市があるということです。
すなわち、
リンカーン市:米国ネブラスカ州・州都。人口30万人弱
ダーウィン市・豪国ノーザンテリトリー(準州)・首府。人口15万人弱?
一方我が国には、「宮本武蔵」「吉備真備」とか駅名にはありますが、人名由来の自治体名はもちろん、地名もそんなに多くはないようです。
未確認情報ですが、白桃の死後100年経った頃、岡山県赤磐市が白桃市に改称する、あるいは、東かがわ市三本松の旧アーケード街が「ハクトウ・ストリート」になる、とか、そんな話が…本日は、白桃12歳(還暦から)の誕生日でした。
[110012] 2024年 2月 9日(金)18:58:53白桃 さん
「地力人口」ポイント(ファイナル・全国ランキング)
「地力人口」シリーズの最終回として、全国の市「トップ30」と「ボトム30」を掲載します。
その前に、修正と補足を
[109390]
三つの時期に分類するのですが、市によって「期」の区切りが異なります。
第1期国勢調査年:1920年~(A)1950年 or (B)1955年
第2期国勢調査年:(A)1955年 or (B)1960年~(C)2000年 or (D)2005年
第3期国勢調査年:(C)2005年 or (D)2010年~
(A)を適用する市は
・「昭和の大合併前期」(1950年10月2日~1955年10月1日)に合併が有った
(B)を適用する市は
・「昭和の大合併前期」に合併が無く、「昭和の大合併後期」(1955年10月2日~1960年10月1日)に合併が有った
・「昭和の大合併期」(1950年10月2日~1960年10月1日)に合併が行われなかった
(C)を適用する市は
・「平成の大合併前期」(2000年10月2日~2005年10月1日)に合併が有った
(D)を適用する市は
・「平成の大合併前期」に合併が無く、「平成の大合併後期」(2005年10月2日~2010年10月1日)に合併が有った
・「平成の大合併期」(2000年10月2日~2010年10月1日)に合併が行われなかった
を、次の二市について微修正しました。
特例として
京丹後市(網野町/京丹後市)
第1期国勢調査年:1920年~1947年
第2期国勢調査年:1950年~2000年
第3期国勢調査年:2005年~
丹波篠山市(篠山町/篠山市・丹波篠山市)
第1期国勢調査年:1920年~1950年
第2期国勢調査年:1955年~1995年
第3期国勢調査年:2000年~
※補足事項
沖縄県に関して:1947年には「本土」の国勢調査に相当する人口調査が行われていないので、1950年の「人口統計」の数字をそのまま適用しています。
さて、トップ30とボトム30ですが、「トップ30」には政令市ではない鹿児島、横須賀、長崎、金沢、尼崎などが上位に食い込んでいるのが目立ちます。因みに、さいたま市は43位、相模原市は96位です。
「ボトム30」については、先に申し上げたようにすべて「平成の大合併期」以降に誕生した市ですが、「ボトム20」にしとけば良かったと後悔しています。(笑)
※保有P(ポイント)が同数の場合は、基本ポイントを優先、基本ポイントも同数の場合は最新推計人口(2024年1月1日現在)を優先しています。
トップ30市名基本P調整加点調整減点保有Pボトム30市名基本P調整加点調整減点保有P
1大阪192.00.3192.31本巣13.00.0-0.312.7
2横浜181.51.6183.12西海14.00.0-0.513.5
3名古屋182.50.3-0.5182.33北杜14.00.0-0.513.5
4京都172.00.0-0.5171.54由布15.00.0-0.314.7
5神戸170.00.3170.35香南15.50.0-0.315.2
6札幌156.50.3156.86中央15.50.816.3
7福岡155.50.3155.87安芸高田17.00.0-0.316.7
8川崎151.51.6-0.2152.98いなべ18.50.0-0.518.0
9広島151.50.0151.59にかほ18.50.0-0.318.2
10北九州150.00.3-2.0148.310美作18.50.0-0.318.2
11仙台148.00.3-0.5147.811米原19.00.0-0.518.5
12143.00.0143.012山県19.00.019.0
13熊本140.00.0-0.3139.713かほく20.00.0-0.319.7
14鹿児島137.50.2-0.5137.214雲仙20.50.0-0.520.0
15岡山137.00.0-0.5136.515壱岐21.50.0-0.321.2
16横須賀133.51.6135.116阿波21.50.0-0.321.2
17浜松136.00.0-1.0135.017稲敷21.50.0-0.321.2
18長崎135.00.0135.018赤磐21.50.021.5
19新潟136.00.0-1.5134.519南城21.50.8-0.521.8
20静岡135.00.0-1.0134.020下野22.50.0-0.322.2
21金沢133.50.3133.821紀の川23.00.0-0.522.5
22千葉133.00.3133.322海津23.00.0-0.322.7
23尼崎131.51.6-0.5132.623南島原23.50.0-0.722.8
24和歌山131.50.3131.824高島23.50.0-0.523.0
25岐阜130.50.0130.525瀬戸内23.50.0-0.323.2
26函館129.50.2-0.5129.226八幡平23.50.023.5
27姫路129.50.0-0.5129.027あわら23.50.023.5
28松山129.00.0-0.5128.528朝来24.00.0-0.323.7
29宇都宮128.00.0-0.3127.729養父24.50.0-0.324.2
30豊橋127.00.3127.330東かがわ24.50.0-0.324.2
(開く)【参考】(本日、47都道府県の2024年1月1日現在推計人口が出揃いました)
[109961] 2024年 2月 5日(月)14:29:10白桃 さん
夏・冬の人口差が顕著な自治体の外国人人口推移
スキー・リゾートを抱える北海道のニセコ町、留寿都村、占冠村や長野県の白馬村などは冬季になると急激に人口が増え、逆に高原野菜の産地である長野県の川上村、南牧村は夏季に人口が急増します。
ピークの時期こそ異なりはしますが、共通するのは、増減した人口の実態が、ほぼ外国人就労者であるということです。
以下は、10町村の外国人人口の推移ですが、コロナが猛威を振るっていた頃は山・谷の波が緩くなっています。
それでは恒例?の非常にワカリヤスイ問題です。(答えは発表しません)
ズバリ・A町はどこでしょう。
ヒント:おがちゃん町ではありません。いっちゃん町でもありません。
R6.1R5.7R5.1R4.7R4.1R3.7R3.1R2.7R2.1R1.7H31.1H30.7
新得町2195013437293334551832916532
A町2,7958461,6656346807198231,1122,4987411,978648
赤井川村383142113317765107891798015963
ニセコ町919400487270280274296292636262500256
留寿都村381176188119123131137133301143252119
占冠村539330321162149150223167516287391254
白馬村1,1844026722702902763453291,067254921206
野沢温泉村2996114634481447612405418143
川上村3441,2173321,0693087233478002371,1021711,065
南牧村259620261594246495298434215490173505
[109945] 2024年 2月 1日(木)11:46:41白桃 さん
石川県2024年1月1日現在推計人口
推計人口のチェックをやり始めて何十年かになりますが、こんな複雑な気持ちになったのは初めてです。
石川県は本日、本年1月1日現在推計人口を発表しました。「1月1日現在」と言っても実際は昨年12月末現在のものですから、今回の震災は反映されておりません。
下表のとおり、輪島、珠洲など能登地方の市町は、震災前から人口減少が際立っており、その将来に関しても、正直厳しいものを感じています。宮城県では、毎月の推計人口公表の際に「2011年3月1日現在推計人口」を復興の指標として記されていますが、石川県においても、「2024年1月1日現在推計人口」が復興の指標となるのでしょうか…。
表の説明
推計人口:2024年1月1日現在
増減数:2020年国勢調査から
増加率:2020年国勢調査に比して
※参考として香川県を記しました。
石川県推計人口増減数増加率-----香川県推計人口増減数増加率
県計1,107,848-24,678-2.18県計923,754-26,490-2.79
金沢市457,276-5,978-1.29高松市411,004-6,492-1.55
白山市109,454-954-0.86丸亀市108,071-1,442-1.32
小松市104,488-1,728-1.63三豊市58,779-3,078-4.98
加賀市60,229-2,991-4.73観音寺市55,167-2,271-3.95
野々市市57,9417031.23坂出市48,685-1,939-3.83
能美市48,303-220-0.45さぬき市44,644-2,359-5.02
七尾市47,198-3,102-6.17善通寺市30,412-1,219-3.85
津幡町36,851-106-0.29東かがわ市26,407-1,872-6.62
かほく市35,1963070.88三木町26,202-676-2.52
内灘町26,143-431-1.62綾川町22,022-671-2.96
輪島市21,903-2,705-10.99多度津町21,346-1,099-4.90
羽咋市19,242-1,165-5.71宇多津町18,749500.27
志賀町17,239-1,391-7.47まんのう町16,426-975-5.60
中能登町15,699-841-5.08小豆島町12,942-928-6.69
能登町14,277-1,410-8.99土庄町12,011-835-6.50
珠洲市11,721-1,208-9.34琴平町7,891-577-6.81
宝達志水町11,315-806-6.65直島町2,996-107-3.45
穴水町7,312-578-7.33
川北町6,061-74-1.21
[109935] 2024年 1月 30日(火)10:09:43白桃 さん
「平成の大合併期」以降に誕生した市の「地力人口ポイント」ランキング
[109914]白桃
瀬川三恵子(ちあきなおみ)さんによると、
X+Y=LOVE
になるのですが、白桃の珍次方程式では
X田町+YX町=XY市
が成立します。
では、YX=8,398のとき、XYはいくらでしょう?というのが簡単な算数問題です。
◎ヒントにならないヒント
XYは、「平成の大合併期」以降に誕生した市の中で、最も地力人口ポイントが高い市です。
答えは、XY=26,298
X=宮、Y=若で、宮田町+若宮町=宮若市
旧)若宮町の人口が8,398人というのは2020年国勢調査、ですから、宮若市の人口が26,298人という甚だ馬鹿々々しい問題でした。
出題の意図ですが、「地力人口」は、国勢調査において万遍なく多くの人口を記録している事はもちろん、特に「昭和の大合併期」以前の国調人口がカギとなっていることが案外多い、という事を言いたかったからです。
下表は「平成の大合併期」以降に誕生した市の「地力人口ポイント」トップ20とボトム20です。筑豊炭田全盛期に多くの人口を抱えていた宮田を前身とする宮若市は結構上位にくるとは予測していたものの、第1位になるとは、私自身驚いています。
なお、ボトム20ですが、そっくりそのまま、全市ランキングのボトム20となっています。
トップ20市名前身基本P保有Pボトム20市名前身基本P保有P
1宮若宮田村・町60.060.01本巣糸貫町13.012.7
2田原田原町58.058.02西海亀岳村/西彼村・町14.013.5
3みやま瀬高町55.055.03北杜日野春村/長坂町14.013.5
4曽於末吉村・町54.055.04由布挾間町15.014.7
5北斗上磯町54.554.55香南野市町15.515.2
6姶良帖佐村・町/姶良町53.553.56中央田富村・町15.516.3
7甲賀水口町52.552.27安芸高田吉田町17.016.7
8志布志志布志町49.550.88いなべ大安町18.518.0
9牧之原相良町50.550.59にかほ象潟町18.518.2
10豊見城豊見城村48.049.610美作美作町18.518.2
11神栖軽野村/神栖村・町49.549.511米原山東町19.018.5
12あま甚目寺村・町48.549.512山県高富町19.019.0
13富里富里村・町46.548.113かほく宇ノ気村・町20.019.7
14南魚沼六日町48.047.714雲仙多比良町/国見町20.520.0
15南九州川辺村・町48.047.715壱岐武生水町/郷ノ浦町21.521.2
16那珂菅谷町/那珂町46.046.016阿波林町/阿波町21.521.2
17胎内中条町45.545.517稲敷江戸崎町21.521.2
18みよし三好村・町44.045.518赤磐高陽村/山陽町21.521.5
19大網白里白里村・町/大網白里町45.045.319南城佐敷村・町21.521.8
20日置中伊集院村・伊集院町45.044.720下野薬師寺村/南河内村・町22.522.2
[109931] 2024年 1月 28日(日)06:59:40白桃 さん
小林・千歳(隠れ姉妹都市)の「地力人口ポイント」比較(超難問付)
「隠れ姉妹都市」間の「地力人口ポイント」差が二番目に接近しているのが、宮崎県小林市と北海道千歳市です。その詳細は、次の通りです。
国勢調査年小林市名称人口基本P加点保有P千歳市名称人口基本P加点保有P
1920年第1期小林町23,2173.50.03.5第1期千歳村5,3661.00.01.0
1925年小林町25,3923.50.03.5千歳村5,2521.00.01.0
1930年小林町28,3563.50.03.5千歳村5,2751.00.01.0
1935年小林町29,8453.50.03.5千歳村6,5571.00.01.0
1940年小林町30,0414.00.04.0千歳村10,5122.00.02.0
1947年小林町38,9684.00.04.0千歳町14,8162.50.02.5
1950年小林市41,4104.50.04.5千歳町20,0303.50.03.5
1955年小林市44,3304.50.04.5千歳町42,3174.50.04.5
1960年第2期小林市43,8943.50.13.6第2期千歳市44,5223.50.13.6
1965年小林市41,9223.50.13.6千歳市51,2434.00.14.1
1970年小林市38,6743.00.13.1千歳市56,1184.00.14.1
1975年小林市38,3253.00.13.1千歳市61,0314.00.14.1
1980年小林市40,0333.50.13.6千歳市66,7884.00.14.1
1985年小林市40,9763.50.13.6千歳市73,6104.50.14.6
1990年小林市41,0483.50.13.6千歳市78,9464.50.14.6
1995年小林市40,8403.50.13.6千歳市84,8664.50.14.6
2000年小林市40,3463.50.13.6千歳市88,8974.50.14.6
2005年小林市38,9233.00.13.1千歳市91,4374.50.14.6
2010年第3期小林市48,2702.50.12.6第3期千歳市93,6044.00.24.2
2015年小林市46,2212.50.12.6千歳市95,6484.00.24.2
2020年小林市43,6702.50.12.6千歳市97,9504.00.24.2
72.01.373.370.51.672.1
私にとって小林市は、通過したか、しなかったか判然としない市なのです。市名も平凡ですが、力士で言えば錦木のように地味ですが結構、地力があるのです。なにせ千歳より「地力」が上なのですから。もっとも、次回国勢調査で逆転されることが目に見えていますけど…。また、小林は千葉県旭市(地力P:55.2)とも「隠れ姉妹都市」を締結しております。
この他いくつかの「隠れ姉妹都市」の「地力人口ポイント」を明示しますと、
宮城県栗原市(33.8)/愛知県小牧市(79.8)、山梨県大月市(47.8)/岩手県宮古市(74.8)、愛知県瀬戸市(95.8)/埼玉県朝霞市(64.8)、石川県小松市(91.1)/群馬県みどり市(笠懸流れ:31.7・大間々流れ:39.2)、新潟県加茂市(61.3)/栃木県さくら市(44.5)、長野県松本市(114.5)/愛媛県伊予市(47.0)、大阪府和泉市(79.8)/佐賀県多久市(39.8)
となっています。(  )内数字は「地力人口」ポイントです。
さてここで、(白桃市町村人口研究所を知らないと)東大生でも絶対解けない超難問です。
問題
冒頭で小林と千歳の「地力人口ポイント」差が
二番目に接近している
と書きましたが、一番接近している「隠れ姉妹都市」は何所と何所でしょう。
第一ヒント:ポイント差は、70.0…69.3で僅か0.7ポイント
第二ヒント:姉は鹿児島県、妹は茨城県です
(開く)第三ヒント(これを見ればおしめいよ)なんで、なるべく見ないように
なお、「隠れ姉妹都市」関係については、国会図書館に行っても調べることはできません。[49973]千本桜さん、[50215]グリグリさん、他をご参照ください。


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