[13021]KMKZさん
木の名称としては「柳」と「楠」もあったのですね。
柳は杉とほぼ同じ用例がありました。楠は福江島に1例だけ見つけました。
各字の頻度は、木>松>杉≒柳>榎>楠 のようになりましょうか。
○本□パターンの地名は、東北地方の太平洋側、新潟、愛知、京都に多いようですね。西日本では京都だけ多いのが面白いですね。
以下は私なりの考察になりますが、各地の分布にどれほど差があるのかはこれだけでは判断できないかもしれません。
[12974]Issieさんや
[13013]yamadaさんもご指摘のように、住所表記にあらわれない地名ではもっと多数あると予想されます。
そこで、このパターンの地名がなぜこれら地域で住所表示に多数採られているかについて考えてみたところ、2つほど思いあたりました。
・もともと地名の密度が疎で、小地名がそのままある程度の範囲を示すようになり易いところ
・住居表示等による町丁の整理があまりなさないまま、小地名が多く住所表記に残ったところ
前者の例が旧陸奥国、後者の例が京都市内にあたるのでは、と考えています。
それにしても福島県伊達町一本木の木は何の木だったのでしょうね。
[13031]mikiさん
仙台市若林区二軒茶屋
はあるようです。七軒茶屋のように住所表示にあらわれないところは他にもあるかもしれません。
#「住所表記だけが地名ではない」といいつつ、住所表記の地名しか検索対象にできないのは何とももどかしいですね。