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一応、専門ともいえる分野だったのですが、いろいろ調べていて、レスが遅れました。
だいたいのところは皆さんが書かれた通りですが、少しばかり補足させて頂きます。
まず、郵便番号の地域番号の割当てについては、以下の通りです。
/www.post.yusei.go.jp/japan2001/htm/044.htm
見ての通りなのですが、郵便番号の上2桁が、地域番号とも言われ、
それぞれの都道府県を示しています。
また、3桁目についても一応の決まりがあり、0は群馬県など1部例外がある
ものの、各都道府県と川崎、函館、旭川、釧路、北九州の52の中央郵便局の
所在地となっています。(※旭川は今年降格になっています。)
そして、1以降は、一応当時の扱う郵便物数の多い順となっています。
そして、問題の地域番号がどうしてこのような割当てになったかについては、
いろいろ調べて見ましたが、やはりはっきりしたところが分かりません。
(ごめんなさい。目下調査継続中です。)
一番多くの人が言っているのが、国鉄などの輸送ルートを考慮しての結果という
説で、郵政百科事典にも「地域番号の序列は、郵便の集中度合い、区分機の
効率を考慮して、東京の(10)を起点とし、以下郵便物の主な流れにしたがって付定・・・」
という記載がありました。
ただ、この説でも、沖縄県の番号(90-)が南東北(福島、宮城、山形)、北陸などより
若い番号であることの説明が今ひとつ弱いようにに思います。
郵便番号制度が開始された1968年当時、沖縄はまだ本土復帰していなかったわけですから、
当時はルートそのものが無かったと言っていい状況だったのではないでしょうか。
また、地域番号が天皇制と関わりがあるという説(週刊金曜日202号)という
のもありました。これは現在の100-0001の番号を使用しているのが、夜鳴き
寿司屋さんが書かれているように、皇居(千代田区千代田)であり、戊辰戦争当時、
倒幕側でなかった地域の番号は、最後に置かれているというのです。
もっとも、この説にはかなり反論が多いみたいですが。
もう一つ、東北郵政局ができる前は、関東の郵政局が東北の郵政も管轄していた
ため、北陸、新潟についても、東海の郵政局と合同であったため、
後からできた、北陸、東北郵政局管内の番号が後になっているという話もありましたが、
これもはっきりした資料が見当たりません。
>グリグリ様
無事書き込むことができました。ご迷惑おかけして、すいませんでした・・・・