[65771] 2008 年 7 月 16 日 (水) 03:22:24 EMMさん
身内に不幸があり、週末は葬儀でバタバタしていました。
謹んで哀悼の意を表します。
逆に、「新聞に訃報が出ないところって、いざというときの連絡ってどうしてるんだろう?一から十まで直接連絡しなければならないとなると、連絡忘れがあった時の対処ってどうするんかねぇ?」と新聞に無料のお悔やみ欄がある地域の者としては思ったりする訳です。
経験から言うと、一から十まで直接自分で連絡しなくても、縁者にはたいてい誰かが気をきかせて知らせてくれるようです。
より多くの人に知らせたいと考えるなら、有料の訃報欄(死亡広告)を利用する手がありますし・・・
(私は、義理で葬儀に来ていただく必要もないという考えなので、新聞には載せませんでしたが)
石川ではお通夜が始まってから精進落としまでの間は精進料理しか出てきません。
そういう風習の地域があるとは考えてもみませんでした。
私の家の葬式の際は、ミニステーキなど出してしまいました。
そのほか当地での葬儀の特長としては
1 通夜式後の通夜振る舞いはあまりされない。(やってもごく簡素にが主流)
2 葬儀当日は、先に火葬をすませ、その後にお寺で告別式・初七日法要となるのが一般的。
そのため、火葬場にもかなり多くの人が参列し、火葬場での待ち時間に弁当や茶菓子など供される。(したがって食事のできる待合室がたくさん用意されている。)
一方で、今は新盆な訳でして、EMMも墓参りに行かねばなりません
当地でも旧市内では7月のお盆ですが、それを新暦によるお盆という意味で「新のお盆」とは言っても、「新盆」とは言わないようです。新盆と言うと「初盆」と同義語として使われているからです。
また、お盆だからとお彼岸のように丁寧に墓参りをすると言う習慣もないようです。
墓参りをするにしても、お盆だからお花をあげてきれいにしておこうという程度の感覚だと思われます。お盆には仏様は家に来ているという考え方からかもしれません。
迎え火をしたり、動物をかたどった野菜の飾り物をしたり、精霊流しをしたり…と言うのは金沢ではまず見ません。
当地では曹洞宗が比較的多いせいか、テレビドラマで描かれるものに近いですね(笑)
ナスで牛をつくり、キュウリで馬をつくるのが一般的のようですが、最近では藁でつくったものが売られるようにもなりました。
また、住宅事情で迎え火や送り火を省略する家庭も増えていますが、本来はすべきものだという認識は持っているようです。
それと、盆飾りは、仏壇から位牌を出して別に飾るのが本来とされていますが、これも住宅事情で仏壇前に飾るというのも一般的になってきているようです。(そもそも浄土真宗では、位牌が原則的としてないらしいですね。浄土真宗についていろいろなサイトを見てみると、同じ仏教とは思えないほど習慣などの違いがあったりして驚かされます。)