[22702]月の輪熊さん
合併協定調印というのは就職活動に例えれば…
をまねて別のものに喩えてみました。少々強引なところもありますが。
任意協議会/研究会/勉強会 → お見合い
法定協議会設置 → 結婚を前提とした交際
合併協定調印 → プロポーズ
各市町村での議決 → 婚約
都道府県での議決 → 結納
官報公示 → 披露宴の案内状送付
合併 → 入籍
順調に事が進むまちがあれば、土壇場で破談するまちもある。独身宣言をするまちがあれば、相手がみつからないまちもある。いろんなまちがあります。端から見て不似合いだと思っても意外に相性よかったり。ともかくも、当人たちはいたって真剣。あぁ青春だなぁ。
婚期というのも重要で、どうやら来年の3月までにしてしまうのがいいらしい。周りもいろいろ心配してくれます。
閑話休題。
市町村合併とは、複数のまちがひとつになること、そうかもしれません。でもそれだけではないと思うんです。
仮にも「自治体」の合併なんですから、いちばん大事なのは「一緒に自治をやっていく」こと。それを考えるとき、市街地が連接しているかとか、指標のひとつになるでしょうけど最優先されなければならないことではないのです。
10日前の話に戻します。
[25442]kenさん
できることなら、自治体名=地名になるような名前をつけることができるなら、その方が良いんじゃないか。
それは「良いこと」だと思います。
でも本当に「その方が良いこと」なのか。地名になれない自治体名は「望ましくない」のか。
先ほどの喩えを無理矢理援用しますと、結婚後も旧姓を通称として使い続けるカップルは、同一姓を使うカップルに比べて仲が悪い訳ではないのです。
自治体名が地名にならなくとも、その自治体に一体感は生まれ得ます。
これも両毛人さんの仰る、「地域の多様性」のひとつだと思うのです。