[66026] EMM さん
飛騨トンネル、対面通行では現在日本一
恒例の夏の民族大移動で、日本最長の道路トンネルを往復して、先日帰還したところです。このトンネルは開通当初6年間は下り線を使った対面通行で供用されていましたので、東海北陸自動車道の「飛騨トンネル」は対面通行のトンネルとしても歴代2位ですね。
[66027] maki さん
さらに、大清水トンネルには「越後湯沢市」とありました。
もちろん南魚沼郡湯沢町のことでしょう。人口8千4百人でなお減少傾向にある湯沢町が市になるには南魚沼市などとの合併しかありませんし、その場合でも市名が「越後湯沢市」となる可能性は低いと思います。湯沢町は魚沼丘陵を挟んで十日町市及び津南町とも接していますが、山越えになるため冬季の道路事情を考えると合併相手としては難しいと思います。
そうすると南魚沼市の次に可能性のあるのは意外にも県境を越えた群馬県みなかみ町ということに。人口が2万2千人ですから両町で3万人を越え、現在の合併特例法の期限内で合併すれば市になることが可能です。両町は谷川岳など上越国境の山々に隔てられていますが、その山腹を貫いて鉄道及び道路トンネル5本が通っており時間的には許容範囲にあると思います。(新幹線:越後湯沢駅~上毛高原駅間が13分、 上越線:越後湯沢駅~水上駅/後閑駅間が38/50分、 関越道:越後湯沢IC~水上IC/月夜野IC間・26/36kmが約20/26分、 他に三国峠経由のR17) なお谷川岳を越えて徒歩で山麓の土合駅・土樽駅間を辿ると通常10時間以上を要します。
ここは狭い範囲に大規模なトンネルが集中している点で、大都市の地下鉄網などを除けば世界的にも特異的な地点であると思います。(国内ではトンネルと橋が何本も横切る関門海峡が長さとしては短いもののこれに近い存在かもしれません。なお下関市と北九州市の合併構想は一部ではあったようです。)
両町は温泉とスキー場という共通の観光基盤を有していることからうまく連携すれば相乗効果が得られる可能性を持っており、合併ということになれば一段と注目される存在になるでしょう。
さて、×月×日 両町参加の合併検討協議会で協議は始まりましたが、合併した場合の所属県の件で「合併人口の割合からすると群馬県になることが当然」といった一部関係者の発言が報道されると、新潟県議会議員の全員から「合併に関わる議案の提案があっても審議できない」とか「絶対反対する」等の発言が相次ぎ、協議会は大きな激震に襲われました。さらに市名については「上越市」,「三国市」,「谷川市」などが候補として上がった中から「上越市」が圧倒的支持を受け最有力となりましたが、これを聞いた同名の新潟県上越市市長の自らの上越市の正当性を自認する強い反発を受け、市名の再検討を余儀なくされることに。再検討といっても圧倒的支持を受けたものを簡単に他のものに置き換えるわけにもいかず、「新上越市ではどうか?」,「上越国境市なら文句は出ないだろう」といった議論で猛吹雪状態に。特例法の期限を目前にして、合併協議は国境(県境)に聳え立つ谷川連峰のハードルを越えられるのでしょうか!!。
※ 場違い&疎外感を感じますね。この時期は。