こんばんはじゃごたろです。
しばらく前にお騒がせしましたが、まだこうして書き込みができるということは、つまりそういうことなんですね(意味不明)。
今年最後の書き込みとして、私のテリトリーについて。
[62869] miki さん
ここでの「十和田」は鹿角市合併前の旧・鹿角郡十和田町にちなんだ名称ではないでしょうか?
[62929] 日本人 さん
ちゃんと合併などの関係の種類はぬいたはずだったのですが、だめでしたね。
「十和田IC」ですが、地図でみるかぎりでは旧十和田町の位置するようです。ただし手元の資料では供用開始は1984年であり、鹿角市の市制施行の1972年よりも12年も後のことです。それがそのまま「十和田IC」となったのはなぜでしょうか。実はこれより以前にも『計画』というものが制定されているわけです。それを時系列的に並べると、
1965/11/01 (S40) ・・・ 十和田IC~青森IC基本計画
1967/11/09 (S42) ・・・ 十和田IC~青森IC整備計画
1967/11/22 (S42) ・・・ 盛岡IC~十和田IC基本計画
1968/04/01 (S43) ・・・ 十和田IC~青森IC施工命令
1971/06/01 (S46) ・・・ 安代IC~十和田IC整備計画・施工命令
1972/04/01 (S47) ・・・ 鹿角市市制
1984/09/27 (S59) ・・・ 鹿角八幡平IC~十和田IC供用開始
1986/07/30 (S61) ・・・ 十和田IC~碇ヶ関IC
となっています。つまり計画段階では十和田町は存在しているわけで、「十和田IC」が仮称として定められ、それがそのまま正式名として採用されたということだと思います。
一方で「鹿角八幡平IC」です。
これは旧八幡平村に存在するICのようです。もしかしたら仮称の段階では単なる「八幡平IC」だったのかもしれません。しかし『八幡平』という観光地の名称は岩手県側との招致合戦があったでしょう。1982年に先に供用開始した「松尾八幡平IC」の旧松尾村との痛みわけによって、鹿角市(鹿角郡)の『八幡平』ということで、「鹿角八幡平IC」という名称になったものと思われます。「松尾八幡平IC」の仮称は「松尾IC」だったのかもしれません。
これに対し『十和田』という観光地名は、青森県と争わずに済んだのかもしれない、という違いがあると想像されます。
さて、自治体名を名称としたインターチェンジがその後の合併によって、自治体名が消えてインターチェンジにその名前を残すというケースがほとんどだと思いますが、その逆のケースが「甲府南IC」です。
名称には『甲府』とありますが、完全に旧中道町に存在するインターチェンジでした。しかし2006年の合併で中道町が甲府市に編入されることで、名実共に「甲府南IC」は甲府市の南部に位置するインターチェンジとなりました。こういう例は珍しいかもしれません。
ということで、本年の書き込みはこれにて最後となると思います。皆様、よい年をお迎え下さい。
※ 蛇足追記
ご当地ナンバーで未確認なのは「那須」だけとなりました。。。