いつもながらの遅れレスにて恐縮です。
[51327] 千本桜 さん
わかるなぁ、その気持。で、買ったばかりの分県地図を広げるとき、喜びで手がワナワナと震えませんでしたか?。
見事にお見通しのようで。
当時の自宅から書店まではわずか200m程しか離れていなかったのですが、書店で地図を受け取ると、家に着くまで待てないんですよ。ちょうど途中に公園がありまして、その公園ですぐに地図を広げて見入っていました。
親に地図を没収されたのが小学校3年生の秋頃の話で、翌年4年生になると社会科の教材で地図帳が配られます。おなじみの帝国書院の小学生用のものです。そうとは知らず、始業式の後で教科書の配布を受けた時に、面白くない教科書の中に地図帳が混じっていた時の感動というか興奮は、あまりのことで「手がワナワナ」どころの騒ぎではありませんでした。
同じです。ただし私は収集癖が無い代わりに空想地図を描くのが好きでした。
小生も地図を没収されてから、空想地図の世界に走ってしまいました。おおよそ不真面目な児童でしたから、授業中にノートの空白に勝手に地図を書いていたりして、抜き打ちのノートチェックがあったりすると悲劇でした。
千本桜さんのような地理知識を集大成させてのような空想地図ではなく、所詮子供の落書きですが。
[51339] 2006 年 5 月 15 日 (月) 13:01:48 スナフキん さん
ワラヂヤの市街図からは結構多くのことを教わった気がします。町別色分けの淡い感じや、町名を青文字にすることによってここまでおとなしい表現になるんだということ、郊外の段彩における色使いなど、参考になる点が多くありました。
スナフキんさんも持っておられる「ザ・マップ京阪神」は、小生もお気に入りの一品で、地図のデータとしては随分古くなってしまいましたが、今でも離せない大事な地図です。(因みに1993年版です)
個人的に好きだったのが、ワラヂヤの地図の中では後発でしたが、A0判の一枚物の道路地図でヨーロッパスタイルの折畳式の銘打った「マップ東西南北 1/10万・道路地図」。
地図上に見やすく情報が纏められていて、当初600円だったものが後に800円になりましたが、その分、紙質が破れ難にものに改良されたり、標高に応じて彩色が加えられたりして更に綺麗な仕上がりになっていました。
同じようにA0判の一枚物の「ヨーロッパスタイル」で縮尺1:18000の「京阪神広域アーバンスタイルシリーズ」も面白い地図でした。18枚の地図を揃えると和歌山から大津に至る京阪神都市圏をカバーできるのですが、こういう行政区画にとらわれない一枚物の市街地図というのも新鮮でした。
「西神・明石エリア」などというローカルな一枚物の市街地図を見たときは、嬉しかったのを思い出します。
この市街地図も町名は青文字、町丁界は緑の破線で描かれています。嬉しい色使いです。
「四丁目」をきちんと(四)と表記しているのも嬉しいところです。もともとどの地図もこの表記だったのですが、最近では(4)としたり、単に 4 とナンバーで書かれると、全く購買意欲を失います。
小生個人の単なるこだわりですが、「四丁目」は地名の一部であって、符合番号の類ではないので、こと地図に関しては算用数字で書かれるのは嫌いです。
[51350][51354] EMM さん
[51353] 般若堂そんぴん さん
ワラヂヤの地図を継承した株式会社デジタルマップスに関しての情報、有難うございました。
で、業務案内のところを見ると「ワラヂヤ」の地図を継承している旨はっきり書いてありました。
受注制作中心で営業範囲は主に近畿地方…ってのも当たってたみたいです。
通信販売の拡充に今後期待、と言うところでしょうか。
本当にワラヂヤの地図がこれからも生きていて欲しいと願うばかりです。
[9573] TN さん
注文しておいた六甲全縦のMAPが最近神戸市より届きました。
このMAPもワラヂヤ版ではなかったでしょうか?
[51356] 稲生 さん
やっぱり、ここに来られる皆さんの地図への憧れは相当なものだったのですね。
私は[24959]で示したように、小学校2年の時の日地出版の分県地図集めからスタートしました。
「和楽路屋」「日地出版」ともに、今はなくなってしまい寂しい限りですね。
いやいや、小生など稲生さんはじめ皆様の足元にも及びません。
ただ、まとまった金を手にすると地図に手を出してしまう思考回路は子供の頃から変わっておらず、日頃より金欠で夜にパートに出ないと生計が維持できないほど追い詰められているにもかかわらず、昨年末の交通事故に関連してちょっと慰謝料のようなものを手にすると
こういうものを買ってしまうところが不治の病です。
それにしても、ニッチの地図まで無くなってしまったとは、残念でなりません。
ワラヂヤの市街地図も見事でしたが、日地出版のそれもある意味感動ものでした。
20000分の1の「TOWN MAP 神戸市」には、須磨区から東灘区に至る旧市街地の背後の山間部や山域の小字の境界線まで書かれています。例えば中央区葺合町と神戸港地方、兵庫区平野町と烏原町、須磨区妙法寺、車、多井畑、白川などにあるその下の細かな小字が網羅され、字界まで表記されています。
こんな地図、ニッチマップ以外では見たことがありません。