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白桃さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[104388]2022年5月3日
白桃
[104381]2022年5月2日
白桃
[104374]2022年5月2日
白桃
[104360]2022年5月2日
白桃
[104357]2022年5月2日
白桃
[104291]2022年5月2日
白桃
[104290]2022年5月2日
白桃
[104282]2022年5月1日
白桃
[104277]2022年5月1日
白桃
[104223]2022年5月1日
白桃
[104195]2022年5月1日
白桃
[104190]2022年4月30日
白桃
[104184]2022年4月25日
白桃
[104178]2022年4月24日
白桃
[104177]2022年4月23日
白桃
[104166]2022年4月20日
白桃
[104160]2022年4月17日
白桃
[104157]2022年4月16日
白桃
[104152]2022年4月14日
白桃
[104149]2022年4月11日
白桃
[104147]2022年4月11日
白桃
[104140]2022年4月7日
白桃
[104127]2022年4月1日
白桃
[104124]2022年3月31日
白桃
[104106]2022年3月25日
白桃
[104102]2022年3月24日
白桃
[104101]2022年3月24日
白桃
[104094]2022年3月21日
白桃
[104090]2022年3月20日
白桃
[104086]2022年3月19日
白桃

[104388] 2022年 5月 3日(火)00:37:54白桃 さん
十番勝負
問七:徳島市
[104381] 2022年 5月 2日(月)23:34:24白桃 さん
十番勝負
問三:岩国市
[104374] 2022年 5月 2日(月)23:15:13白桃 さん
十番勝負
問五:浦安市
やっぱりそうだったのか!!!
[104360] 2022年 5月 2日(月)22:19:17白桃 さん
十番勝負
問二:鎌ケ谷市
なるほど、そういうことでしたか・・・
[104357] 2022年 5月 2日(月)22:03:40白桃 さん
十番勝負
問一:柏市
[104291] 2022年 5月 2日(月)06:51:57白桃 さん
十番勝負
問八:大田市
取られたかもしれない領地を、取り返せるかもしれない
[104290] 2022年 5月 2日(月)06:10:42白桃 さん
十番勝負
問九:指宿市
[104282] 2022年 5月 1日(日)23:46:12白桃 さん
十番勝負
問十:那覇市
[104277] 2022年 5月 1日(日)23:25:50白桃 さん
十番勝負
問二:日南市
[104223] 2022年 5月 1日(日)21:17:41白桃 さん
第六十回十番勝負
問四:鳴門市
[104195] 2022年 5月 1日(日)06:58:31白桃 さん
パズル
吾子久戻浦安
禁破呑手取川
嬉野有馬温泉
戻素面我反省

それはそれとして、
十番勝負を前に
春風や 闘志いだきて 丘に立つ(虚子)
心境で、もうパソコンの前に立って、いや、座って準備は播但線の白桃です。

突然ですが、ナゾナゾです。
新しい?市にも、古い?市にも、また、若い?市にもある漢字一字はなんでしょう?
答えは発表しません。
ヒントは下に
[104190] 2022年 4月 30日(土)15:02:01白桃 さん
2020年国勢調査における「実質DID人口」トップランキング
2020年(令和2年)国勢調査DID(人口集中地区)人口とその境界図について、ようやく整理し終えました。
特に発表する必要もないのですが、とりあえず、「実質DID人口」が30万人以上のDIDを以下に掲げます。
・・・・・・
繰り返しになりますが、
「形式DID」とは、
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」
で、
「実質DID」とは、
「連坦」あるいは(白桃が独断で認めた)「認定連坦」している「形式DID」群のことを指します。
また、「実質DID名」については、「日本地理学会」「人文地理学会」の許可も得ず、白桃が勝手に名付けたものです。ただ、(例えば)「岡山DID」とは岡山市に存在する「人口集中地区」の総称である、と誤解しないようにお願いいたします。
・・・・・・
実質DID名様態主DID所在地2020年人口2015年人口
東京連坦東京都31,221,70530,199,079
大阪連坦大阪市11,598,58811,626,767
名古屋連坦名古屋市3,511,4713,474,678
福岡連坦福岡市2,112,7341,994,305
札幌連坦札幌市2,048,2192,023,364
京都連坦京都市1,804,7341,811,936
仙台連坦仙台市1,154,1841,106,304
広島連坦広島市1,147,9761,138,521
北九州連坦北九州市888,062833,027
熊本連坦熊本市685,189662,984
那覇連坦那覇市623,065612,319
静岡連合静岡市597,709599,469
金沢連坦金沢市465,109417,229
岡山連坦岡山市463,654421,358
新潟連合新潟市442,686446,329
琵琶湖連坦大津市434,664394,780
鹿児島単独鹿児島市421,466450,489
浜松連坦浜松市419,039414,044
松山連坦松山市413,106401,093
宇都宮単独宇都宮市387,584377,025
姫路連坦姫路市386,440389,988
奈良連坦奈良市361,660357,786
駿豆連坦沼津市356,552323,716
岐阜連坦岐阜市342,848294,440
旭川単独旭川市306,545313,661
[104184] 2022年 4月 25日(月)19:21:49白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(後編)
[104177][104178]の続きです。
チャンチャカチャ~ン
第3位・・・「日和佐の変」ですが、これについては、[104166]等で触れており、また、美波町の方から辞退の申し出がありましたで代替第3位は・・・「スーパータウンへの道標」
1956年9月30日、M県のO町とK村が新設合併し、以後、新O町はスーパータウンへの道をまっしぐら…ま、それでもこんな課題も抱えているようです。

第2位・・・「樅ノ木は残らなかった?(『昭和の伊達騒動』)」
1956年9月30日、なんと、「村」が「町」を編入してしまったのです。福島県伏黒村(4,136人)が伊達町(4,291人)を編入。町を編入した「村」(村に編入された「町」)に前例はありました。1953年(昭和28年)4月1日に、静岡県井伊谷村が金指町を編入した「井伊谷の変」です。(※「日和佐の変」は、赤河内村→赤河内町→日和佐町編入、ですから日和佐町は「町」に編入されたことになります。)「井伊谷の変」の場合は金指町を編入した井伊谷村が、一日のうちに引佐村に改称、町制施行、と言う流れですから、知らない人なら「金指町が井伊谷村と合併し引佐町となった」と思うかもしれません。これなら、旧金指町にとってもナントカ面子が保たれる?、もっとも、1950年国勢調査人口では、井伊谷村4,349人に対して、金指町1,811人と半分以下の人口ですから、金指はメンツも何もなかったのかもしれませんね。伊達の場合をちょっと理解しがたいというのは、「村が町を編入」したことに加え、伊達町を編入した伏黒村が合併後3か月の間、「村」のままだったことです。
余談ですが、山本周五郎の「樅ノ木は残った」の樅ノ木は、宮城県柴田町の船岡城址公園にあります。柴田町観光物産協会によりますと、
平成23年10月には、樅ノ木周辺を整備し「樅ノ木は残った展望デッキ」が完成し、白石川堤が眺望できる係るようになりました。桜の季節には、「一目千本桜」が一望できます。
負けるな!スーパータウン!!

チャンチャカチャ~ン、チャチャチャチャンチャカチャ~ン
第1位を発表します。
第1位は、「はかなし、宮田町」
1956年9月30日、駒ヶ根市から旧宮田町の区域が分立し、宮田村に。もともと町であったところが分立したケースはいくつかあるのですが、分立後に「村」に戻ったのは、宮田と岐阜県笠原の二つ。しかし、笠原の場合は多治見市から分立した四か月後に「町」に復活(現在は多治見市に再編入)したのですが、宮田は現在も村のまま。宮田を「はかなし」としたのは、「儚し」と「墓なし」の意味からです。「墓なし」とは、「因子町・宮田の墓がない」ということですが、あまりにも自分だけのルールに係る話になりますので止めておきます。
[104178] 2022年 4月 24日(日)01:53:13白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(中編)
[104177]の続きです。
第7位!!・・・「二つの『影』動く」
1956年9月30日には、もちろん、既存の「町」が村などを編入して見かけ上の人口を増やす廃置分合も行われました。その数は82ですが、その中で少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです。このあたりは、伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
また、当日、村を編入→町制施行というルートを辿ったのが埼玉県影森村です。(徳島県山城谷村も同様のパターンですが、山城谷村→山城村、と編入の前に村名を変更しています。)影森の話に戻りますが、1958年に秩父市に編入されましたので、町としての「影森」の名は国勢調査人口の記録には残らなかったのです。でも、影ぐらいは落としたかも?

第6位!!・・・「佐久間はダムとともに」
静岡県浦川町(7,612人)は3つの村との新設合併で、人口26,671人の「佐久間町」となりました。しかし、1960年国勢調査では、18,858人と、急減しております。それもそのはず、佐久間ダムが1956年に竣工したので工事関係者がいなくなったのです。特に、1950年から1955年にかけて人口を倍増させた旧・佐久間村(1955年:10,912人)の急減が想像できます。竣工記念切手が発売されるほどの巨大ダムは、(良くも悪くも)佐久間町に計り知れない影響を与えたことは間違いないでしょう。

第5位!!・・・「南の方が東より先に生まれた」
1956年9月30日に誕生した「新町名」には、「積丹町」のように合併関係町村に使われてない字を用いたケースもあるのですが、中でも「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」。この日、大阪府では、泉南、南海など、元は何という町名だったっけ?と混乱しそうな町が誕生しているのですが、その最たるものが「南大阪町」ですね。もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう。

第4位!!・・・「鞆よ!夜明け前の闇の中で(消えた名邑)」
新しい町が沢山生まれた1956年9月30日ですが、市や町に編入され消え去った町もありました。同格?の町に編入されたのは、石川県能都町に編入された鵜川、岐阜県川辺町に編入された下麻生(一部は七宗村に編入)、愛知県鳳来町に編入された海老、福岡県筑邦町に編入された大善寺。そして、[104166]でも書いた日和佐(初代)もこの中に入れても良いかも。
市に編入されたのは以下の13町です。
消滅前町名編入先編入人口---編入先編入人口
秋田県金沢町横手市-7,470
神奈川県大野町平塚市-14,181
新潟県今町見附市-7,491
石川県町野町輪島市-6,441
大阪府富田町高槻市-8,861
兵庫県米田町高砂市-3,831加古川市-4,960
島根県大森町大田市-3,011
広島県幸崎町三原市-6,361
広島県水呑町福山市-6,440
広島県鞆町福山市-17,219
徳島県坂野町小松島市-8,943
香川県仏生山町高松市-5,738
香川県香西町高松市-6,161
上表には、今町と鞆町の二つの白桃選「明治の名邑」が入っています。特に鞆は消えて欲しくなかったです。鞆ほどにないにしろ、その昔、菊人形でも有名だった門前町仏生山も消え去るのが残念な町です。(なにせ、三本松と同じ日に町となり、香川県人口最少町を争ったライバルですから)
実は、この日、村に編入された「町」もあるのですが…つづく
[104177] 2022年 4月 23日(土)19:10:36白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(前編)
[104166]白桃
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。
夏休み最終日の8月31日になって慌てて宿題にとりかかるサザエさんちのカツオ君ではありませんが、「町村合併促進法」が失効する1956年9月30日には多くの廃置分合が行われました。件数の多さでも1955年4月1日に次ぐものではないかと推測しているのですが、それよりなにより、この日は、市町村変遷史上において注目される廃置分合が多かったのです。
では、私が選んだベスト10を見ていきます。(文中に出てくる人口は、断りの無い限り1956年9月30日時点の境域に組み替えた1955年国勢調査人口です。)

第10位!・・・「後免ねジロー」
この日は、新たに市となる新設合併は行われていません。一方、新たに町となる新設合併は49件、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併が73件行われています。この73件の中で異色なのが、後免町の合併。それまで僅か1,826人であった後免町が、長岡村(8,049人)はじめ5つの村との合併で17,417人となり、後に南国市となる人口的土台を築いたのです。しかし、新町人口に占める【前身町】旧・後免町の人口比率は10.48%と、これは「前身町」として73件中最低なのです。しかも、新町名は「後免町」と変わらず。このような暴挙?に打って出た後免が、新町の半分近くを占めている旧・長岡村のジローさんに、御免なさいと言ったかどうかは…知りません。
第9位!!・・・「稲庭には二羽以上のにわとりが…」
細くて美味しい稲庭うどん。で有名な稲庭町が川連町ほか1村と新設合併して、「稲庭川連町」となりました。連称町名自体が珍しいという訳ではありません。このとき、川連の9,447人に対して稲庭は3,243人と、3分の1の人口しかありませんでした。連称町名となったのは、川連が「町」として30年も先輩となる稲庭を配慮したのか、それとも「稲庭」の名前を利用したのか、どうなんでしょう?。連称は約10年間続いて「稲川町」となんだか力が抜けたような名称に変わります。なお、稲庭うどんのライバル?である半田素麺の里、徳島県半田町(8,016人)もこの日、新設合併しております。(新・半田町:12,464人)
第8位!!・・・「箱根八里は馬でも越すが…やはりその名は変えられぬ」
先に述べたように、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併は73件ですが、そのうち、【前身町】=(合併時に人口最多の旧町)ではなく、別の旧町の名前を踏襲したのが次の3つです。
新町名同人口---前身町同人口---その他の旧町同人口
箱根17,284湯本4,714箱根2,429
三田27,653三輪8,981三田8,005
和田山19,195南但8,035和田山6,480竹田4,680
私は、このときの新町名採択は妥当だと思います。ただ、朝来市に成った今、その本源因子町でも最古因子町でもない和田山が可哀想です。
~つづく
[104166] 2022年 4月 20日(水)16:48:22白桃 さん
因子町の数(「ソーラン因子町」事始め)
まず、訂正を
[104157]白桃
「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
那覇のことをすっかり忘れていました([84180]で問題に出していたにもかかわらず)。よって、因子町を持たない市は11となります。
現在の境域に存在する因子町の数が最も多いのは、東京の61です。市の中では、1位が大阪の23ですが、2位は岡山・倉敷・広島が17で並んでいます。5位は16の呉、6位は長岡の15・・・と続いています。

現行の「町」の中で因子町の数が4以上となるのは次の七町です。
(☆:三冠因子町、◎:本源&最古因子町、◇:前身因子町、△:直系因子町、印なし:傍系因子町)
兵庫県佐用町(6)
・・・☆佐用・△平福・△三日月・△久崎・△上月・△南光
広島県北広島町(5)
・・・◎壬生・◇八重・△大朝・△豊平・△ 芸北
愛媛県愛南町(5)
・・・◎御荘・◇城辺・△東外海・△西海・△一本松
長崎県新上五島町(5)
・・・☆有川・△青方・△奈良尾・△若松・△新魚目
石川県能登町(4)
・・・☆宇出津・△小木・△松波・鵜川
山口県周防大島町(4)
・・・◎久賀・◇小松・△安下庄・△東和
鹿児島県さつま町
・・・☆宮之城・△山崎・△薩摩・△鶴田

ところで、[104157]白桃
日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
の答えですが、
正解は、徳島県美波町です。
実態は☆(三冠因子町)が日和佐、ということで良いと思うのですが、そうはいかないのです。
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。問題はそれだけではなく、編入した赤河内町が当日「日和佐町」に改称するのですから話はややこしくなる。赤河内は、改称したことによって一日限りの町となるので「因子町」を名乗ることは出来ません(白桃ルール)。この時点で、日和佐町の本源&前身因子町は二代目日和佐、最古因子町は初代日和佐となります。
50年後の2006年、日和佐町は由岐町(前身は三岐田町)と新設合併して美波町となります。
この結果、美波町の直系因子町は二代目日和佐と三岐田で、傍系因子町が初代日和佐となり、
〇(本源因子町)は、直系因子町の中で町となったのが最も古い「三岐田」
◇(前身因子町)は、美波町成立時に人口が多かった「二代目・日和佐」
●(最古因子町)は、町となったのが最も古い「初代・日和佐」
ということになります。
メデタシ・メデタシ…本日、「白桃市町村人口研究所」の特集に「ソーラン因子町」を追加しましたので、少しでもご関心のある方はちょっと覗いてみてください。もちろん、お代は要りません。( ´∀` )
[104160] 2022年 4月 17日(日)07:17:20【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 17日(日)07:30:26
白桃 さん
「町」としての最高人口記録(都道府県別)
[104159]Takashi さん
そう言えばあの町も「あった」ね……、ってところでしょうか?
(3日経っても誰も解答されないので解答することにしました。)
どなたも関心を示さないだろうと思っていたのですが、Takashiさん、ありがとうございます。
ちょうどタイミング良く、[104158]YT さんの「明治22年の市区町村別人口まとめ(前半を終えて)」の記事が出ましたが、その中にもある通り、答えは「熱田町」で正解です。
追伸:広島県の第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町は五日市町(現:広島市佐伯区)ではないかと思いますけど違いますでしょうか?
このような疑問をいただくのは、当然と言うか、私には有難いことです。[104152]の表は、あくまで「因子町」として最高人口記録なのです。確かに、五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)

この際ですから、都道府県別に「町」としての最高(最多)人口記録を表にしときます。
都道府県町名当時の町にあった因子町同人口国勢調査年
北海道豊平◎77,3121960
青森県大三沢◎32,8511955
岩手県江刺岩谷堂49,3561955
宮城県富谷◎51,5912015
秋田県羽後西馬音内28,6701955
山形県東根東根39,0271955
福島県内郷◎37,0821950
茨城県牛久牛久51,9261985
栃木県西那須野西那須野43,1862000
群馬県太田◎49,9431947
埼玉県新座新座77,7041970
千葉県君津久留里・君津・小糸70,4401970
東京都荏原(平塚)◎132,1081930
神奈川県相模原上溝・座間(※)73,2171947
新潟県新津新津37,3701950
富山県婦中婦中34,5282000
石川県野々市野々市51,8852010
福井県丸岡丸岡32,4612005
山梨県竜王◎竜王40,5592000
長野県茅野ちの36,0071955
岐阜県可児今渡・広見55,2481980
静岡県浜北浜名53,5481960
愛知県三好◎56,2522005
三重県菰野菰野40,5592020
滋賀県栗東◎54,8562000
京都府田辺◎53,0401995
大阪府豊崎◎56,1101920
兵庫県播磨◎33,7662000
奈良県香芝◎52,8171990
和歌山県岩出岩出50,8342005
鳥取県境港境・外江33,2561955
島根県斐川◎27,6892010
岡山県玉島玉島29,1601950
広島県五日市五日市87,3251980
山口県33,2251925
徳島県富岡富岡・桑野41,3431955
香川県三木平井28,7902005
愛媛県北条北条30,6391955
高知県窪川窪川27,2131955
福岡県宗像赤間・東郷56,4391980
佐賀県みやき三根・北茂安・中原27,1572005
長崎県長与◎42,6552005
熊本県菊陽◎43,3372020
大分県別府※別府・浜脇28,6471920
宮崎県小林◎38,9681947
鹿児島県姶良帖佐44,6712005
沖縄県南風原◎40,4402020
◎は因子町そのものです。それ以外は、最高人口を記録した時点での因子町名を記載しました(五日市のように、当時の町名と因子町名が同一と言うのは他にもあります)。
座間(注)・・・その後、相模原町から分立し、(二代目因子町)座間となりました。現在の相模原市の(保有する)因子町の中には(初代)座間はありません。・・・このあたり、自分で書いてても面倒くさい。
別府※・・・国勢調査より前の時代に、大分町が西大分町ほかと新設合併して誕生した大分町が、29,547人(1908年:日本帝国人口静態統計)を記録しています。
[104157] 2022年 4月 16日(土)09:21:18白桃 さん
空に星があるように「町」には「因子町」がある
荒木一郎の「♪空に星があるように」の歌詞を極論すると、以下に挙げる事柄/現象は無いことになります。
・星のない空
・砂のない浜辺
・東に吹かない風
・流れて行かない川
・小雨が降らない春
・枯葉が散らない秋
「砂のない浜辺」に関しては、磯のような「岩石海岸」はどうなるのか、というツッコミが入るかもしれませんが、「そもそも、砂のない所は『浜辺』とは言わない」とごまかされそうです。でもまあ、間違いなく合っているのは、「星のない空はない」でしょう。昼間、雨の夜、晴れた夜でも酔っぱらっていると星が見えないのですが、見えないだけで存在することは間違いありません。また、中島みゆきによりますと、空だけではなく地上にも星があるようです。もっとも、島倉千代子は早くから「地球も小っちゃな星」であることに気が付いてたみたいです。
◎因子町のない「市」は無い・・・これは大間違いです。「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
◎因子町のない「町」は無い・・・これは大正解です。(あたりまえと言えばあたりまえの話です)
現行の町の場合、「本源因子町」「前身因子町」「最古因子町」([102175]に詳述)を兼ねた「三冠因子町」が存在するパターンが一般的ですが、「本源因子町」・「最古因子町」を兼ねた因子町と「前身因子町」が存立するパターンが52例あります。
以下はその中で代表的な15例です。
注1:福島※…一部は富岡市に編入。合併前人口は甘楽町となった区域の人口
注2:因子町の後ろの(  )内は合併時の町名で因子町そのものではありません
現自治体本源&最古因子町合併前人口---前身因子町合併前人口
宮城県柴田町槻木11,926船岡12,352
宮城県美里町小牛田3,801不動堂5,311
群馬県甘楽町福島※2,533小幡(小幡)8,851
群馬県みなかみ町水上6,252月夜野11,245
神奈川県箱根町箱根(箱根)2,429湯本4,714
山梨県富士川町鰍沢(鰍沢)4,294増穂13,111
岐阜県御嵩町御嵩3,764伏見4,253
大阪府岬町深日6,153多奈川6,277
奈良県吉野町上市3,463吉野5,511
和歌山県那智勝浦町勝浦5,519那智5,821
和歌山県白浜町日置(日置川)4,436白浜19,206
鳥取県湯梨浜町東郷松崎(東郷)6,558羽合7,767
岡山県和気町和気2,488本荘3,886
大分県日出町日出5,070豊岡5,093
鹿児島県屋久島町上屋久6,813屋久6,948
上記の中で最も悩ましいというか、ウ~ンと唸らされるのが日出と豊岡。日出藩の家老の家柄で実家が城内にあったという麻丘めぐみにすれば、現在の日出町の「前身因子町」は豊岡である筈がない、と言い張るでしょう。でも、左利きの彼が豊岡に住んでいたかもしれない・・・。
現行の町で、「本源因子町」・「前身因子町」を兼ねた因子町と「最古因子町」が存立するパターンは以下の1例しかありません。
現自治体本源&前身因子町合併前人口---最古因子町合併前人口
奈良県広陵町馬見(広陵)10,783箸尾4,760
(参考)
1927年4月29日:箸尾町成立
1953年5月01日:馬見町成立
1955年4月15日:馬見町が2村と新設合併で広陵町に
1956年9月01日:広陵町が箸尾町を編入

ところで、日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
これは超難問かもしれませんが、関心ある方はお考え下さい。
[104152] 2022年 4月 14日(木)12:06:02【2】訂正年月日
【1】2022年 4月 14日(木)13:59:28
【2】2022年 4月 14日(木)14:09:54
白桃 さん
都道府県別人口最多因子町
白桃の造語であります「因子町」については[102175]で説明しておりますが、[102175]は完璧なものでありませんので、改めて「定義」いたします。
「因子町」とは以下の「町」のことです。
(1)町村制施行と同時に誕生した町(の名称)
(2)一つの村が単独で、あるいは複数の村の合併により町制施行となった町(の名称)
(3)村が町を編入合併して成立した町(の名称)
(4)市・町・村から分立して誕生した町(の名称)
なお、「宿」「駅」は「町」と同等と見做し、因子町とします。因子町の総数は現在のところ3,546です。(都道府県別の数は、現在の都道府県の境域における数)
また、因子町は、①新設合併を行った場合②市制施行③他自治体へ編入される、とき、因子町を卒業?するのですが、「因子町」と言う呼称は存続します。(因子町が他自治体を編入した場合は、因子町のままです)
下の表は、町村制施行と同時に「町」となった所謂「生まれながらの町」の中で町村制施行時において最多人口を記録した因子町、及び、第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町を都道府県ごとに掲載しております。
因子町数施行時町数施行時最多同人口※---因子町最多※同人口国勢調査年
北海道2007旭川※24,284豊平77,3121960
青森県495青森20,006大三沢32,8511955
岩手県5121水沢7,570釜石36,2301935
宮城県8119石巻16,944富谷51,5912015
秋田県7614土崎港11,708横手26,9931947
山形県428酒田20,973酒田30,2801930
福島県8821若松21,325内郷37,0821950
茨城県844011,241神栖48,5752000
栃木県5926宇都宮29,424河内35,1762005
群馬県5335前橋27,512太田49,9431947
埼玉県9340川越18,651鶴ヶ島63,0641990
千葉県12042千葉21,599浦安64,6731980
東京都9816八王子21,721平塚※132,1081930
神奈川県7420横須賀17,171座間※56,7271970
新潟県9748高田20,122黒埼25,8932000
富山県4031新湊17,068小杉32,9482005
石川県4915小松12,683内灘26,9872015
福井県339敦賀14,659武生27,2201947
山梨県480該当なし竜王40,5592000
長野県6816長野26,345下諏訪※26,9321970
岐阜県9125大垣20,103岐南25,8812020
静岡県8631浜松13,630長泉43,3362020
愛知県14023〇〇18,310三好56,2522005
三重県7118宇治山田27,112桑名※28,3611935
滋賀県566大津30,920栗東54,8562000
京都府5214伏見17,197田辺53,0401995
大阪府10112東平野12,281豊崎56,1101920
兵庫県12826明石19,790播磨33,7662000
奈良県4310奈良24,274香芝52,8171990
和歌山県572新宮10,648田辺28,1311940
鳥取県414米子13,373米子26,7361925
島根県549浜田9,272斐川27,6892010
岡山県1163津山11,627琴浦25,0071955
広島県12713尾道18,134府中51,1552020
山口県70420,146徳山32,0621935
徳島県612撫養18,329藍住35,2462020
香川県475丸亀※18,488坂出25,9581940
愛媛県6912今治13,734重信23,6582000
高知県482須崎5,199清水16,2801950
福岡県13020小倉14,449那珂川50,0042015
佐賀県495唐津9,100大町23,2761950
長崎県856厳原※12,587長与42,6552005
熊本県8626八代9,968菊陽43,3372020
大分県7014中津12,583中津24,5051925
宮崎県495都城11,776小林38,9681947
鹿児島県940該当なし谷山40,7991947
沖縄県221糸満※7,738南風原40,4402020
施行時最多人口※・・・以下を除き、1889年(明治22年)末「内務省告示による現住人口」
旭川※…1903年末「日本帝国人口静態統計」による
丸亀※…1890年末「内務省告示による現住人口」による
厳原※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による(1889年の町村制施行と同時に「町」となった中では、湊:6,979人-1889年)
糸満※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による
因子町最多※
平塚※…当時の町名は平塚を改称した「荏原」
座間※…相模原町から分立した、いわば「二代目座間」
下諏訪※…国勢調査より前の時代を含めると:松本33,493(1903年)
桑名※…国勢調査より前の時代を含めると:宇治山田33,627(1903年)

追記No.2
アタマを使い過ぎてクイズを出すのを忘れてしまいました。
問題:愛知県において、町村制施行と同時に「町」となった23町の中で1889年の現住人口最多はどこでしょうか???
(岡崎でも、豊橋でも、もちろん一宮でもありません)
[104149] 2022年 4月 11日(月)16:04:56白桃 さん
Re:「風の証言」の時代
[104148]デスクトップ鉄 さん
というわけで、答は1970年3月15日から1972年2月19日までの約2年間となり、2週間に特定できませんでした。
お付き合いいただき有難うございます。
上田市は1970年4月1日に塩田町を編入し、1970年の国勢調査人口は93,198人となりました。その前の1965年国調人口は73,940人となっており、上田の人口が7万人余と言う時代は1970年3月31日までということになり、よって、「風の証言」の時代は
1970年3月15日~1970年3月31日
ということになります。
もっとも、鮎川氏が上田市と塩田町の合併を知らなかったとすれば、この期間は後ろに延びても良いような気もします。ただ、1970国勢調査時において、旧塩田町の人口を除いた上田市の人口は既に77,532人となっており、「上田の人口が7万人余」と言われると、少し違和感を覚えます。因みに小諸の人口はこの時期、「4万人弱」で停滞が続いています。

鮎川哲也は鉄道ダイヤを題材とするアリバイ崩しものが主で、ほとんど読んでいます。「黒のトランク」がおすすめです。
私のおすすめは、「黒いトランク」です。(笑)
「黒いトランク」は鮎川哲也の最高傑作かどうかは別にしても、読みごたえがあり、忘れられない名作ですね。鮎川の作品の中で、最初にこの小説を読まない方が良い、と言う声がありますが、白桃も同感で、他の作品で鮎川に慣れてから読んだほうが良いと思います。
[104147] 2022年 4月 11日(月)00:02:35白桃 さん
推理小説「風の証言」の”時代”を推理する
四週間に一度、とある大学附属病院に行って「お酒は一切呑んでいません」と真面目にウソをつくハメになるのです。それはともかく、診察を受けるまで相当、イヤ、はっきり言ってメチャクチャ長時間待たされるのです。そこで、単行本を売店で買うことになります。
ついこの間買ったのが、鮎川哲也「風の証言(増補版)」。氏の書かれたものは大体読んでいるのですが、意外なことにコレは初めて読むものでした。この作品も「本格派」の面目躍如で、凝り過ぎ、過剰と思えるほどのトリックを駆使しているのですが、結構、筋に関係ないムダ話も入れております。ムダ話と言っても、所謂「トラベルミステリー作家」とは一味違った旅情?を感じさせるものが中に含まれているのです。
ここでは、ネタバレはもちろん、本文も引用しませんので、旅情?も出せませんが・・・
以下の四つの事柄から、この小説が書かれた”時代”を推理したヒマな白桃でした。
①「新大阪で山陽本線に乗り換え、岡山で宇野線で茶屋町、そこから、下津井電鉄で下津井に」
②「上田電鉄には別所線のほかに菅平方面へ行く北東線がある」
③「上田は7万人余、小諸は4万人弱」
④「ハイライトが80円」
※①と②だけでは漠然としか解りませんが、③と④で(論理的には)約2週間に特定できます。関心のある方はお考え下さい。
[104140] 2022年 4月 7日(木)23:43:10白桃 さん
出羽矢島藩生駒氏
[104139]伊豆之国 さん
「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。ちなみに彼女は「あきたこまち」だそうですが、苗字の由来を知りたくなるところです…。
芸能人の家系についてはあまり関心はないのですが、「生駒騒動」によって讃岐高松の領地を没収され、出羽矢島(白桃【秀邑】)に堪忍料一万石をもって封じられた生駒氏。彼女の出身は由利本荘市らしいので、生駒氏の流れをくんでいるのかもしれませんね。
[104127] 2022年 4月 1日(金)07:03:46白桃 さん
四つの町村の「読み」の変更
ウクライナの主要都市の名称表記を変更するという政府の方針に従ったワケではないが、総務省は、北海道及び高知県の要請を受けて、以下の町村の「読み」に関して変更することに同意した。
四万十町(しまんとちょう→よまんとちょう)
・・・当初は、隣市を意識して「『しまんと』と読まんといかんぜよ」の意であったが、どういう訳か、「よまんと」だけが残った。
月形町(つきがたちょう→つきひがたったでちょう)
・・・塀の中の住人に対する恩赦や早期出所を願って、また、塀内の回転効率を意図して
馬路村(うまじむら→マジ、ウマ!むら)
・・・村名産の「ゆず」のPRが目的
鹿追町(しかおいちょう→おいしかちょう)
・・・今流行り?の、ワカタカカゲ調にシカオイシカという意見もあったが、「返り点」風読みに落ち着いた

なお、上記は本日限りと言うことで、官報公示は無い模様。
[104124] 2022年 3月 31日(木)00:39:13白桃 さん
いまいち解らない2020年国調DIDに関する良く分からない投稿
3月25日に公表された2020年国勢調査におけるDID(人口集中地区)境界図を眺めて不可解に思うのは、これまで一つのDID(秋田、大曲など)とされていたところが、河川によって分断されていることです。河川といっても、それほど幅広くない川や運河で分断されている箇所がある一方で、大きな河川が横たわっているにもかかわらず、市の境界、あるいは県境を越えて「連たん」とされている箇所があるので、どういう基準、線引きがあるのか良く解りません。また、花巻のように、煎餅を虫食い歯で齧ったようなギザギザで分断されているなどは全く不可解です。「都市的地域」の特質、実態を明らかにするために導入されたはずのDIDですが、だんだん、事務的というか、機械的というか、地理的感性が乏しいDID(区分)になってきたような気がします。
そうは言っても、DID境界図を眺めているとヤメラレナイ、トマラナイ、カルビーの何とか、になってしまいます。そして、ワケの解らないDIDのルールだからこそ、ツっ込みやすく、妄想が広がりやすく、白桃の造語も出来やすくなるというものです。
では、下の二つの表を例にそのあたりを・・・
1.東北地方の実質DID(実質DID人口1万5千以上)
実質DID2020年人口2015年人口構成形式DID類型自治体備考
仙台1,154,1841,106,304別掲別掲仙台市ほか
盛岡253,347253,544盛岡盛岡市
鵜飼滝沢市
秋田245,611250,569秋田秋田市
新屋南※秋田市秋田から分離
新屋北※秋田市秋田から分離
郡山238,616232,730郡山郡山市
青森200,683204,092青森青森市
山形184,382180,878山形山形市
福島170,890175,495福島福島市
八戸151,873156,053八戸八戸市
弘前115,326119,063弘前弘前市
会津若松84,37087,065会津若松会津若松市
石巻64,63863,648石巻石巻市
鶴岡57,23858,040鶴岡鶴岡市
酒田52,74052,125酒田酒田市
48,57869,581いわき市
古川46,93537,903古川大崎市
米沢43,47045,777米沢米沢市
天童39,65037,683天童天童市
小名浜39,30239,016小名浜いわき市
須賀川33,63931,131須賀川須賀川市
岩沼32,93133,812岩沼岩沼市
北上32,12930,471北上北上市
愛子28,37828,312愛子仙台市
十和田26,83826,779十和田十和田市
水沢25,04324,831水沢奥州市
大館24,06324,156大館大館市
寒河江22,11820,069寒河江寒河江市
三沢21,98123,434三沢三沢市
原町21,05419,265原町南相馬市
白河20,63121,512白河白河市
矢本20,24819,350矢本東松島市
いわき中央台19,7869,713いわき中央台いわき市中央台南・平(一部)が合体、改称
一関19,24723,292一関一関市
花巻18,28213,659花巻東花巻市花巻が分解
花巻西※花巻市花巻が分解
船岡17,86216,765船岡柴田町
新庄17,73718,853新庄新庄市
能代17,26919,104能代能代市
大河原17,10116,263大河原大河原町
大曲16,79516,987大曲南大仙市大曲が分解
大曲北※大仙市大曲が分解
田名部16,75917,156田名部むつ市
東根16,30010,322東根東根市神町・東根が合体、改称
本荘16,11518,059本荘由利本荘市
上山15,61116,671上山上山市
渡波15,19215,411渡波石巻市
黒石15,03716,009黒石黒石市
※印・・・認定連坦
2.仙台DIDを構成する形式DID
構成形式DID類型自治体形式DID人口備考
仙台市連合仙台市918,635
多賀城多賀城市47,620
名取名取市46,8992020年連坦
塩竈塩竈市46,734
富谷富谷市30,918富谷中央・東向陽台が合体、2020年連坦
高森泉ヶ丘仙台市14,2492020年連坦
多賀城西多賀城市12,211
七ケ浜七ケ浜町7,307
もみじケ丘※大和町7,166
北中山※仙台市6,245
富谷日吉台※富谷市5,803
桂※仙台市5,306
寺岡※仙台市5,091
※印・・・認定連坦
造語の説明:
「形式DID」
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」

「連坦」・・・DIDが市区町村境界に関係なく接続すること(白桃は「連担」ではなく、「連坦」を使用する。間違っても一酸化炭素中毒の危険がある「煉炭」は使用しない)
仙台市の場合、「高森泉ヶ丘DID」は「仙台市連合DID」と直接に「連たん」していないが、富谷市経由で繋がっているので「連坦」ということになる。
「認定連坦」・・・DID境界図上は接続していないが、白桃がその日の気分で認めた「連坦」。ま、そんな堅いこと言わないで宜しいでしょう、ってな感じ。
「実質DID」・・・「連坦」あるいは「認定連坦」している「形式DID」群
DIDの類型:
甲・・・①その市町村にDIDが1個しかない場合は、そのDID ②その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の2/3以上の人口を擁するDID ③その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の2/4以上の人口を擁するDID
乙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3以上2/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4以上2/4未満の人口を擁するDID
丙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4未満の人口を擁するDID
[104106] 2022年 3月 25日(金)07:20:59白桃 さん
「瞬間の町」追加とDID境界図
[104090]白桃にて、
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
を記しましたが、村→町のとき、①町制②新設の事例が一件ありましたので追加します。
町制年瞬間の町因子町名現在
茨城県1955年長岡茨城茨城

さて、たしか、本日に「令和二年国勢調査・人口集中地区境界図」が公表されるはずですが…
楽しみにしています。
[104102] 2022年 3月 24日(木)09:18:18白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」
[104086]白桃の答えは、(独り言ヒントでお判りになっていると思いますが)以下の五つの町です。
因子町名町制年1920年人口---最高人口(最高年)---2020年人口
北海道余市1900年16,80928,659(1960年)18,000
北海道増毛1900年10,88516,768(1955年)3,908
北海道古平※1902年7,87710,073(1955年)2,745
群馬県長野原1889年5,0578,349 (1955年)5,095
千葉県酒々井 1889年4,33821,385(2005年)20,745
古平※・・・1902年二級町村制施行、1907年一級町村制施行
ついでながら、
町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。
の残り77の因子町を記しておきます。( )内は現在の町名
北海道:福山(松前)、江差、寿都、岩内、厚岸、美国(積丹)、浦河
青森県:鯵ヶ沢、三戸
岩手県:沼宮内(岩手)、日詰(紫波)、大槌、山田、一戸
宮城県:大河原、亘理、吉岡(大和)、中新田(加美)、涌谷
福島県:桑折、川俣、猪苗代、坂下(会津坂下)、棚倉、三春
茨城県:磯浜(大洗)、境、布川(利根)
栃木県:茂木、壬生、芦野(那須)
群馬県:下仁田、中之条、原(東吾妻)、玉村
埼玉県:越生、小川、小鹿野、寄居、杉戸
千葉県:大多喜
神奈川:大磯
新潟県:津川(阿賀)、出雲崎
富山県:五百石(立山)、上市、入善、泊(朝日)
石川県:津幡、宇出津(能登)
長野県:長窪古(長和)
岐阜県:笠松、高田(養老)、垂井、揖斐(揖斐川)、北方、八百津
静岡県:森
愛知県:蟹江
三重県:田丸(玉城)
滋賀県:日野
奈良県:田原本
島根県:津和野、西郷(隠岐の島)
広島県:海田市(海田)
香川県:琴平、多度津
愛媛県:内子
佐賀県:有田
熊本県:南関、長洲、大津、高森、甲佐、木山(益城)、御船、富岡(苓北)
[104101] 2022年 3月 24日(木)03:03:04白桃 さん
甲子園出場時の人口(五千人未満)
今年の「センバツ」は、只見、丹生といった、思いもよらないと言えば大げさになりますが、そんな高校の出場が目につきます。
そこで、甲子園球場が出来る前の大会も含めて、人口が少ない町村から出場した事例を拾い出してみました。出場当時の人口が一万人未満で調べようとしましたが、結構ありましたので面倒くさくなり(-_-;)、五千人未満に絞り込んでみました。
ざっと調べただけなので、見落としがあるかもしれませんが、以下の六事例が出てきました。(一応、国勢調査以前の人口統計も調べております。)
出場年高校名(旧制中学)当時の自治体名人口 国勢調査年
1997年春日高・中津分校和歌山県中津村2,5041995年
2022年春只見福島県只見町4,0442020年
2003年春宜野座沖縄県宜野座村4,7492000年
1921年夏杵築(中)島根県杵築町4,7931920年
1999年夏久賀山口県久賀町4,9161995年
1927年夏福岡(中)岩手県福岡町4,9761925年
同じ五千人でも、百年前の五千人の町と言えば、結構それなりの街ですので、今と比較するのはナンセンスかもしれませんが…
(注):杵築中学(後の大社高校)や福岡中学(後の福岡高校)は何度も出場しておりますが、一番人口の少なかった事例を選んでおります。
[104094] 2022年 3月 21日(月)18:12:19白桃 さん
分立後の市町村4パターン
「分立」した市町村がその後辿った道をみると、大体4パターンであることがわかります。
①完全独立(47事例)
分立後は、他の自治体に呑まれる(編入)ことなく、現在も頑張って?いるパターン。
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
女満別村網走町女満別町/大空町
赤平村歌志内村赤平市
中標津村標津村中標津町
上砂川町砂川町・歌志内町上砂川町
座間町相模原町座間市
逗子町横須賀市逗子市
新湊町高岡市新湊市/射水市
宮田村駒ヶ根市宮田村
嘉手納村北谷村嘉手納町
与那原町大里村与那原町
②再結合(65事例)
「元の鞘に収まる」パターン。家出娘が帰ってきた?or孝行息子が年老いた親を心配して戻って来た?
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
端野村野付牛町北見市
黒磯町東那須野村黒磯町/那須塩原市
鳩ヶ谷町川口市川口市
笠原村多治見市多治見市
寺西村西条町西条町/東広島市
阿知須町山口市山口市
富田町/新南陽市徳山市周南市
福川町/新南陽市徳山市周南市
小郡町山口市山口市
新加茂町加茂町加茂町/津山市
③再結集(94事例)
②と明確に分けられないが、分立した側でも、分立された側 でもない、別の自治体が主体となって推し進めた合併によって、結果的に同一自治体になった。寄らば大樹の陰、でもないのですが・・・
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
朝日村上士別村士別市
飯田川町昭和町潟上市
辻村江尻町静岡市
余部町余内村舞鶴市
新舞鶴町倉梯村・志楽村舞鶴市
東浦町淡路町淡路市
二川町吉浦村呉市
木ノ江町東野村・中野村大崎上島町
香焼村深堀村長崎市
大浦村笠沙町南さつま市
④別離(21事例)
分立した側も、分立された側も、それぞれ編入等の合併によって、結果的には異なる自治体の一部になっているパターン。
例:「美里村」から分立した「石川市」は具志川市との合併でうるま市の一部となっている。一方の美里村はコザ市と合併し、沖縄市の一部となっている。

話は少し変わりますが、[102175]にて【因子町】の説明をしていますが、分立して誕生した「町」を加えないといけません。これについては稿を改めます。
[104090] 2022年 3月 20日(日)17:32:07白桃 さん
瞬間の「町」
[104080]白桃
なお、「一日限りの町」として確認できたものについては、稿を改めます。
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
都道県町制年瞬間の町因子町名現在
北海道1964年大江仁木☆仁木町
秋田1970年琴浜若美男鹿市
福島1957年伏黒伊達△伊達市
茨城1954年西山内稲田笠間市
1969年三和(みわ)三和(さんわ)古河市
栃木1954年国分寺国分寺小金井△下野市
埼玉1954年東金子西武入間市
1959年北本宿北本☆北本市
東京1951年谷保国立☆国立市
1956年西多摩羽村☆羽村市
新潟1957年潟町大潟上越市
長野1953年田中☆東御市
1954年久米路長野市
岐阜1953年西白川白川☆白川町
静岡1951年小野口浜名浜松市
1955年下川根川根島田市
兵庫1951年小浜宝塚☆宝塚市
和歌山1953年初島有田市
鳥取1951年賀茂郡家☆八頭町
島根1957年出羽瑞穂△邑南町
広島1951年大屋天応呉市
1952年奥海田東海田△海田町
1952年倉橋島倉橋呉市
1954年向島東向東尾道市
徳島1956年赤河内日和佐◇美波町
愛媛1952年西外海西海△愛南町
高知1951年奥内大内☆大月町
福岡1953年志賀島志賀福岡市
なお、上記の「瞬間の町」については白桃が定める【因子町】とはせず、「瞬間の町」の後に記した町を「因子町」とします。
(注)「因子町名」の後ろに記した印について:
☆・・・現自治体における「本源&前身&最古因子町」(「三冠因子町」)
◇・・・現自治体における「前身因子町」
△・・・現自治体における「直系因子町」
無・・・現自治体における「傍系因子町」

ついでながら、「瞬間の町」には別種があります。それは当落書き帳の「雑学」→「瞬間の市」の「市制施行日に先行して町名を改称した市」にある「改称町名」欄に記された「大和郡山町」をはじめとする15の「町」です。
[104086] 2022年 3月 19日(土)00:16:11白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」は?
[104059]千本桜さん
[104060]ぺとぺとさん
[104061]あきごんさん
[104063]伊豆之国さん
に反応いただいた[104757]ソノ町は曽野〇子さんも住んでいない宮崎県の綾町でした。

あまりにも簡単な問題でしたので、今度は超?難問。
玉川徹氏の実家がある町、群馬県のネギで有名な町、少林寺拳法の本部がある町、など町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。

注:岐阜県の御嵩町(【本源因子町】は御嵩であるが、【前身因子町】は伏見)や、大分県の日出町(【本源因子町】は日出であるが【前身因子町】は豊岡)は該当しない。また、熊本県の苓北町は富岡が【本源&前身因子町】であるので、該当する。

とまあ、何やら複雑そうなことを書いていますが、その82の「町」のうち、現在まで廃置分合を行っていない「町」は5つしかありません。(もちろん、その五町は名称も変わっておりません。)
さて、その五つの町とは?????

以下は独り言
最近、頭が薄くなったので、増毛剤でもつけようかと考えながら、古い平らなテーブルに置いたニッカウヰスキーに手を伸ばす。それにしても、酒・々・々の毎日である。ここは群馬だろうか、長野だろうか???


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