都道府県市区町村
白桃研究所長による人口テーマ専門誌

【白桃の都会度】とは

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記事数=9件/更新日:2023年4月29日

白桃は「都会」を次の通り定義しております。
「都会」(とかい)・・・いわゆるスーパーではない百貨店(注1)があり、市街を循環するバスが走る。
            地下鉄でも通っておれば(注2)、それはもう「大都会」である。また、地下鉄
            はなくとも、モノレール等明らかに都会チックな乗り物があるところは「大都
            会」の範疇にはいります。そして、ときには演歌以外のワケの分からない歌を
            さりげなく唄う、ストゥリート・ミュージシャンなるものが駅前を徘徊すると
            ころでもある。因みに、2019年9月14日現在、日本で一番人口の少ない都会
            は米沢である。
   (注1)エレベータガールがいなくても、もっと言えばエレベータが無くとも問題はない。いつも、にこやかに、
     かつ標準語で「いらっしゃいませ。」という声が聞こえること、店員の制服が上品に統一されていること、
     帰りに食品売場で安くなった品物を買うパートのおばちゃんがいないこと、食堂のメニューに「お子様ラ
     ンチ」があること、各売場に独立した勘定場所があること、等の条件が備わっている総合商店であること。
   (注2)「地下鉄が通る」とは単に「市町村域をかすっておれば良い」というのではなく、地下鉄のターミナル
     駅が存在するということである。また、地下鉄はもぐらであるべきで、地上に出た地下鉄は、地下鉄と認
     められない。
しかし、これではあまりにも感情的?抽象的なので、都会に関わるいくつかのエレメントを数値化したものが【白桃の都会度】であります。この【白桃の都会度】ですが、今現在は「市」のみを対象としています。
☆基本的五大エレメント
人口・・・国勢調査人口及び推計人口をもとにした常住人口ポイント 。満点は20ポイント
DID・・・国勢調査で公表された最新のDID人口をもとに数値化。過去のDIDにもポイント。満点5ポイント
市歴・・・市制施行時期、町制施行時期等をもとに数値化。満点は10ポイント
昼間・・・国勢調査で公表された昼間人口比率をもとに数値化。算出方法は[97695]
商業・・・卸・小売りを合計した年間商品販売額をもとに数値化。満点は10ポイント
これ以外に
行政・・・道府県庁所在地に1ポイント、政令指定都市に1ポイント、
観流・・・観光交流ポイント。都会的景観、施設を擁する市にポイント
鉄道・・・鉄道種類、駅に関する加点、減点を行います
以上の項目に付随あるいは補完するポイントや減点項目もいくつかあり、非常に複雑ではありますが、♪純粋だけど野暮じゃなく、冷静公平に査定をしております。
このようにして算出された【都会度】ポイントで【都会】を以下の5種類に分けております。
【大都会】・・・40.00ポイント以上
【A都会】・・・35.00ポイント以上
【B都会】・・・30.00ポイント以上
【C都会】・・・27.50ポイント以上
【D都会】・・・25.00ポイント以上
【都会】はここまでですが、以下【中都市A】(22.50以上)、【中都市B】(20.00以上)、【小都市A】(17.50以上)、
【小都市B】(15.00以上)、【小都市C】(12.50以上)、【小都市D】(10.00以上)、【零細市】(10.00未満)と続きます。なお、ポイントが上位のクラスに達すれば、自動的に「昇格」するのですが、【大都会】と【D都会】への昇格に関しては、「大都会審議会」「都会審議会」に諮問する場合があります。

★推奨します★(元祖いいね)


[97692] 2019年 5月 11日(土)20:49:32【2】白桃 さん
Re:白桃さんへのお願い
[97690]にてhmt さんから、ごもっともなご指摘、ご意見がありましたのでお答えしたいのですが、
総合点だけでなく、配点基準とそれに基づくポイントの内訳を示していただきたいことです。
については、自分で言うのも何なのですが、複雑になっております。正確にいうと、行き当たりばったりに、そして、頻繁な手直しのせいで自分でも思い出せないくらい複雑になってしまった、のです。なので、これについては、お答えするのに少し整理の時間をください。とりあえず、すぐお答えできるものだけを。
なお、このランキングデータでは、「2019/04/01の自治体構成で再表示」を選ぶことができます。
しかし、その結果は さいたま市 1,295,607、狭山市 150,355 であり、下記[97679]に示された推計人口とは異なる数値でした。(中略)この食い違いについては理解不能です。使い方が悪いのでしょうか? 教えてください。
「2019/04/01の自治体構成で再表示」されるのは、2018/10/01時点の推計人口です。

推計人口は、国勢調査人口に住民台帳データによる短期的な人口増減を補正した値と理解しております。
都会度の評価は、やや長期的な視野によるものと考えます。
他の2つは国勢調査を利用しているのに、常住人口についてだけ、わざわざ推計人口という補正値を使う必要性があるのでしょうか? お知らせください
この点については、仰る通りだと思います。ただ、国勢調査は五年に一度でありますから、それを待てない私なのです。北海道だけは若干違いますが、国勢調査における「常住人口」を「補正」した推計人口を、各都府県が毎月公表しておりますので、2019/04/01のさいたま市のようなケース(130万を超える)では、その都度、以下に従い常住人口ポイントを変更しております。
500万以上:20p270万以上:19p200万以上:18p130万以上:17p100万以上:16p
70万以上:15p50万以上:14p30万以上:13p20万以上:12p15万以上:11p
10万以上:10p8万以上:9p6万以上:8p5万以上:7p4万以上:6p
3万以上:5p2万以上:4p1.5万以上:3p1万以上:2p0.5万以上:1p
0.5万未満:0p
百貨店が閉店した場合も、その都度、商業ポイントを変更しています。
最後に、これだけは言っておきたいのですが、お遊びとは言え、私情を捨て、極力公平?客観的に行っております。また、言わずもがな、私が好きなのは都会度が高い都市というわけでもありません。
[97695] 2019年 5月 13日(月)02:31:32【1】白桃 さん
白桃の都会度ルール
[97690]hmt さんからのご質問に答える形になっているかどうかわかりませんが・・・

[90608]にて
「都会度」を計る基礎的指標として、「人口」「DID」「都市としての経歴」「昼間人口比率」「商品販売額」の五つを選び、それに白桃独自の加点要素(単純加点と恣意加点)をプラスしました。
と、書いておりますが、基礎的指標の中でも「人口」が、各都市の「都会度総合ポイント」に一番大きく影響を与えます。この場合の「人口」とは、最新の国勢調査で報告された「常住人口(夜間人口)」であり、また、これに基づいて毎月各都府県から公表される「推計人口」であります。(北海道の場合は、推計人口が公表されていないので、【参考値】として毎月公表される「住基ネットにおける人口」を利用して独自に算出しております。)
「人口」は[90608]の表にある通り、0ポイント~20ポイントと21段階に区切っています。
また、現自治体を構成する旧市町村のいずれかが、
・第1回(1920年)から第7回(1950年)までの国勢調査のすべてで1万人以上、かつ
・第8回(1955年)から第17回(2000年)までの国勢調査のすべてで2万人以上、かつ
・第18回(2005年)から第20回(2015年)までの国勢調査のすべてで3万人以上
をクリアしていれば、【国勢調査20回記念ボーナスポイント】として、0.1ポイントを加算しております。
(ただし、このボーナスポイントが0.1ではない例外もありますので、詳しくは[91817][91818]をご参照ください。)

次に「商品販売額」ですが、以下のように区切っています。
年間商品販売額ポイント-----年間商品販売額ポイント
50兆円以上10.005千億円以上5.00
40兆円以上9.504千億円以上4.50
30兆円以上9.003千億円以上4.00
20兆円以上8.502千億円以上3.50
10兆円以上8.001千億円以上3.00
5兆円以上7.505百億円以上2.00
4兆円以上7.124百億円以上1.60
3兆円以上6.753百億円以上1.20
2兆円以上6.382百億円以上0.80
1兆円以上6.00百億円以上0.40
百億円未満0.00
「商品販売額」は卸・小売りの合計で、依拠する最新のデータは「平成28年経済センサス活動調査」です。
因みに現時点では大阪市が最高の9.5ポイントで、夕張と歌志内が最低の0ポイントです。
「商品販売額」に付随して、【百貨店アリに座布団一枚】加点をしています。
これについてはファジーなところが多々あるのですが、基本的には大手百貨店の店舗及び地方百貨店の本店クラスに0.1加点、それ以外の店舗に0.05加点しています。

「都市としてのとしての経歴」については、[90610]の通りです。
また、これに関連して減点ルールもあり、
市制施行年関係では
(1)1950年10月15日市制施行の関から気仙沼までの市について
(2)前橋から1950年10月1日市制施行の串木野(現:いちき串木野)までと(1)で除外した市について
は、[90713]
(3)1953年10月1日市制施行の倉吉から1974年4月20日市制施行の東広島までの市について
(4)1976年9月1日市制施行の坂戸から1997年10月1日市制施行の古賀まで
は、[90718]に詳述していますのでご参照ください。
また、「平成の合併」を行った市に対する減点では
(1)市域の2000年国勢調査人口に対し、2010年国勢調査人口が2倍以上
(2)市域の2000年国勢調査人口に対し、2010年国勢調査人口が1.5倍以上
は、[90718]で、
「平成の合併」によって誕生した市に対する減点は、
[91529]に詳述しています。

「DID」については」以下の通り区分けをしています。
DID(人口)ポイント
50万以上5.0
30万以上4.5
10万以上4.0
5万以上3.5
3万以上3.0
1.5万以上2.5
1万以上2.0
5千以上1.5
かつてあった0.5
一度もなし0.0
また、千本桜さんのご意見を採用させていただいて、那覇に0.20、塩竈、武蔵野、野々市に0.10、太宰府に0.05の特別加点をしております。[90645]

「昼間人口比率」については、
昼間人口比率の小数点以下を切り捨てた数値をPとし、
昼間人口比率ポイント=(P-100)×0.05
で算出しておりします。

以降は別稿で
[97700] 2019年 5月 15日(水)19:00:34白桃 さん
続:白桃の都会度ルール
[97695]の続きです。
「都会度」の五大指標である「人口」「DID」「都市としての経歴」「昼間人口比率」「商品販売額」以外に、以下の項目について、加点、減点を行っています。
1.道府県庁所在市、政令指定都市に対する単純加点
それぞれに、1.00ポイント加点。よって、名古屋、岡山などは2.00ポイント加点。

2.高校の無い以下の8市に対し、1.00ポイント減点
赤平、歌志内、かほく、中央、瑞穂、葛城、合志、南城
※那珂川市には女子のみの商業高校しかないようですが、知らなかったことにしましょう。(笑)

3.警察署の無い市に対する減点
○警察署は無いが、分庁舎がある市を0.10ポイント減点
本宮、みどり、甲斐、甲州、都留、御所、宇陀、阿波、香美、土佐清水、香南、宮若、大川
○警部交番(幹部交番)等がある市を0.20ポイント減点
恵庭、石狩、北広島、登別、北斗、歌志内、八幡平、陸前高田、東根、田村、守谷、つくばみらい、坂東、
北茨城、小美玉、神栖、潮来、八街、南房総、綾瀬、野々市、東御、羽島、尾張旭、豊明、岩倉、あま、
弥富、大府、高浜、知立、志摩、みやま、那珂川、多久、嬉野、杵築、由布、津久見、垂水
○普通の交番、駐在所、派出所しかない市を0.50ポイント減点
平川、滝沢、多賀城、富谷、名取、東松島、潟上、かすみがうら、志木、和光、富士見、入間、戸田、日高、鶴ヶ島、北本、白岡、八潮、吉川、桶川、蓮田、白井、富里、大網白里、袖ヶ浦、国分寺、東久留米、国立、狛江、武蔵村山、清瀬、稲城、羽村、南足柄、かほく、中央、瑞穂、本巣、美濃、土岐、瑞浪、御前崎、
伊豆、日進、長久手、北名古屋、愛西、みよし、栗東、野洲、湖南、長岡京、四條畷、藤井寺、大阪狭山、
泉南、葛城、紀の川、赤磐、浅口、善通寺、東温、福津、古賀、大宰府、中間、大野城、合志、宇土、南城
※警察署の有無については、ウィキペディアによるものです。また、「分庁舎」と「警部交番」は呼称が違うだけかもしれません。その他、潟上、宇土に関しては、「警部交番」があるかもしれません。以上、はっきりしない点が多く、誤りをご指摘いただければ幸いです。

4.観光交流
[90624]にて、
都会とは人が集まるところ…ですから、常住人口、昼間人口だけではなく、観光、ビジネス、大きなイベント、買い物など一時的にそこを訪れる人の数を考慮しなければなりません。「都市観光」に値する市、卓越した都市的景観(城、寺社、公園)を誇る市、温泉街の形成する市、空港、新幹線など交通の要衝となっている市などに対する加点です。
として白桃の原案を提示、それに対する皆様からのご意見をお伺いするなどした結果、現状では次のようになっています。
2.00加点
京都(古都、我が国の代表的な国際観光都市)
1.50加点
横浜(ミナト、中華街)
札幌(冬季五輪の開催、恋のマチ・サッポロ)
1.25加点
神戸(ミナト、夜景)
1.00加点
長野(冬季五輪開催、善光寺)、成田(国際空港、成田山)
0.75加点
伊勢、出雲 (神宮・大社)、浦安 (TDR)
0.50加点
函館、小樽、長崎 (都市観光)、日光、姫路、広島 (世界遺産)、鎌倉、奈良 (古都)、
熱海、別府 (温泉都市)、金沢 (兼六園他都市観光)
0.35加点
仙台(青葉城、杜の都)、岡山(後楽園・岡山城、交通の要衝)、北九州(世界遺産、門司レトロ)
0.25加点
名古屋、大阪、福岡(ビジネス、都市観光)、千歳、新潟、常滑、泉佐野、伊丹(空港、交通の要衝)
水戸 (偕楽園)、つくば(学園都市)、豊田 (トヨタ)、西宮 (甲子園球場)、宝塚 (歌劇、阪神競馬場)
佐世保(ハウステンボス)、高山、倉敷、尾道、萩、那覇 (都市観光)
0.20加点
豊岡 (出石、城崎温泉)、松山 (松山城、道後温泉)
0.15加点
弘前(弘前城、ねぷた)、会津若松(鶴ヶ城、城下町)、松本、彦根、熊本 (城)、伊東(温泉都市)
高松(栗林公園)、太宰府(天満宮)
0.10加点
小田原、上田、犬山、小諸、日南(城・城下町)、酒田、米沢、足利、松江、山口、下関、高知、鹿児島(都市観光)
仙北、佐倉、輪島、郡上、飛騨、丹波篠山 (街歩き)、
倉吉、竹原、美馬、平戸、杵築、南九州、登別、上山、南陽、渋川、村上、七尾、加賀、あわら、笛吹、下呂、下田、伊豆、伊豆の国、嬉野、雲仙、由布、指宿(温泉街)
山鹿(温泉・おどり)、いわき(スパリゾート)、旭川(旭山動物園)、さいたま(スタジアム・交通の要衝)
千葉(幕張メッセ)、高崎、米原(交通の要衝)、栃木、川越、香取 (小江戸)、所沢(遊園地)、
府中(東京競馬場)、鈴鹿(サーキット)、岩国(錦帯橋)
笠間、鹿嶋、諏訪、豊川、宇治、天理、新宮、善通寺、鹿島、宇佐(寺社)
飯塚(嘉穂劇場)、喜多方、長浜、境港、豊後高田(マチおこし)
門真(パナソニック)、潮来、近江八幡,柳川、日田 (水郷)
富岡(世界遺産)
鴨川、鳥羽 (水族館)
0.05加点
青森、五所川原、秋田、山形、平塚、岸和田、徳島(まつり・おどり)、大仙、土浦、長岡(花火)
大崎、鶴岡、福島、郡山、那須塩原、安中、黒部、浜松、武雄、菊池 (温泉街)
行田、上越、掛川、丸亀、宇和島 (城・城下町)
高岡、大野、小浜、伊賀、亀山、橿原、瀬戸内、福山、四万十、島原、臼杵 (街歩き)
勝浦 (朝市)、日立、小松、宇部 (企業都市)、佐野、三島 (寺社)

つづく
[97701] 2019年 5月 16日(木)08:05:16白桃 さん
続:白桃の都会度ルール(つづき)
5.鉄道種類・駅に対する加点・減点
(1)加点対象
〇市内にJR(第3セクターを含む)と私鉄、両方の路線と駅があり、両者の機能が連動している・・・0.01加点
〇新幹線の駅を有する・・・0.01~0.02加点(ミニ新幹線や、中心駅との接続が弱いケースは0.01加点)
〇路面電車を有する・・・0.01加点
〇地下鉄路線・駅を有する・・・0.01~0.05加点
〇その他(モノレール、AGTなど)・・・種類ごとに0.01~0.02加点
※加点0.03ポイント以上の市
合計JR+私鉄新幹線路面電車その他地下鉄
大阪0.110.010.020.010.020.05
名古屋0.110.010.020.030.05
神戸0.100.010.020.020.05
横浜0.090.010.020.010.05
京都0.090.010.020.010.05
福岡0.080.010.020.05
仙台0.070.020.05
札幌0.060.010.05
広島0.050.010.020.010.01
さいたま0.050.010.020.010.01
北九州0.050.010.020.02
熊本0.040.010.020.01
0.040.010.010.02
富山0.040.010.020.01
豊橋0.040.010.020.01
吹田0.040.010.020.01
守口0.040.020.02
岡山0.030.020.01
千葉0.030.010.02
静岡0.030.010.02
鹿児島0.030.020.01
浜松0.030.010.02
金沢0.030.010.02
宇都宮0.030.010.02
姫路0.030.010.02
長野0.030.010.02
八王子0.030.010.02
豊田0.030.010.02
高崎0.030.010.02
福山0.030.010.02
久留米0.030.010.02
東大阪0.030.010.02
福島0.030.010.02
藤沢0.030.010.02
茨木0.030.010.02
明石0.030.010.02
熊谷0.030.010.02
立川0.030.010.02
小田原0.030.010.02
上田0.030.010.02
三島0.030.010.02
門真0.030.020.01
摂津0.030.010.02
米原0.030.010.02

(2)減点対象
0.05減点
志布志(同県内に鉄道で行くのに宮崎県経由)
0.10減点
長久手(リニモはあるが、根幹となる交通機関がない)
西脇、丹波篠山、杵築、南九州、曽於、美馬、安芸高田(駅が市の中心部からやや遠い)
0.13減点
三浦(三崎まで届いていない)
0.24減点
栗原(新幹線の駅が機能しているとは言い難い)
0.25減点
大田原、みよし、登米、小美玉、赤磐、嘉麻、尾花沢、海津(駅が市のはしっこ)
0.30減点
那珂川(博多南駅?)
-0.50減点
鹿屋、綾瀬、十和田、八女、石狩、武蔵村山、神栖、山鹿、菊池、大川、坂東、紋別、牧之原、南アルプス、
輪島、富谷、土佐、南さつま、西都、豊後高田、かすみがうら、稲敷、伊佐、富里、宍粟、南島原、行方、
珠洲、宮若、垂水、室戸、御前崎、嬉野、土佐清水、三笠、阿波、国東、西海、山県、歌志内(鉄道駅が存在しない)
[97710] 2019年 5月 16日(木)23:53:21白桃 さん
「都会度」への疑問に対する回答
[97705]N さん
三重県の浦安にある大きな遊園地とその周辺施設は加点対象ではないのでしょうか?
旧市域外で端っこだからダメですか・・・?
ナガシマスパーランドのことを仰っているのだという前提でお答えします。
TDRやハウステンボスは、所在市の一観光施設にとどまらず、都市の景観上においても象徴的存在となっております。もっと言えば、それ自体が都市をイメージできるものです。一方、ナガシマスパーランドや富士急ハイランドなどからは、都市、都会というイメージが浮かび上がってきません。アトラクション、アミューズメントという観点とは別問題です。
南九州や曽於、美馬が「駅が市の中心部からやや遠い」なのに、海津が「駅が市のはしっこ」なのはなぜでしょう?JRと弱小私鉄の差でしょうか?
「遠い」とか「はしっこ」とか、そういった距離、位置を想起させる語句の使用はまずかったかもしれません。【観光交流】もそうですが、【鉄道種類・駅】における加点、減点は多分に感覚的・恣意的なものがありますので説明することが難しいですが、敢えて理屈をつければ、川辺や知覧には鉄道も駅は無いが、頴娃にあるので我慢できる南九州市、末吉には無いが財部でなんとか我慢できる曽於市、脇町にないから穴吹でしょうがない美馬市などは0.10減点。高須(旧海津町)や今尾(旧平田町)にあるべき鉄道駅が、合併前の人口では確かに一番多かったとは言え、後発の、しかも隣県桑名の方に目を向ける城山/南濃にある。これは許せない。0.25減点だ。まったく自分勝手でしょ。(笑)

[97706]伊豆之国 さん
「機能が連動」の定義と境界線が今市よくわからないので質問です。
鉄道同士の乗換駅と言っても、タイプがいろいろありますので、JRと私鉄を乗り換えるとき、どれが「連動している」のか、「連動してしていない」のか、どうお考えでしょうか?
何と言えば良いのか迷ったのですが、「両者の機能が連動している」の意味は、乗り換えが便利かどうか、ということではありません。抽象的で恐縮ですが、JRと私鉄がお互いに影響しあうこともなくバラバラに存在するのではなく、ある種の一体感をもって有機的に結びついているかどうか・・・と言う意味です。(ウ~ン、日本語が難しい)
もちろん接続駅が無い場合には加点はいたしませんが、接続駅があっても、ソコが市の中心駅から見て遠隔で不便な
場所であるような場合も加点はしません。
[97839] 2019年 5月 24日(金)01:42:30白桃 さん
Re:都会度・十番勝負
[97717]k_ito さん
豊田市は都市規模の割に鉄道網が貧弱なことが大きな特徴の街であり、その豊田が比較的大きな鉄道加点を受けているということに違和感を感じました。「その他」で0.02加点されているようですが、これはリニモでしょうか。とするならば、市域の端にほんの少し乗り入れているだけで、市域全体の交通にはほんのわずかにしか影響しないリニモで大きな加点をされるのは大いに違和感ありです。
長久手市が「リニモしかない」ことで減点されていることとも整合性が取れないように感じます。むしろ長久手市は市域の中央を貫通する市域唯一の軌道系交通がリニモであり、開通までは不毛の丘陵地帯だった市域唯一の都市っぽい(しかも近未来都市っぽい)景観がリニモなので、長久手こそリニモで加点してあげたいところです。
ついでに表中で豊田と隣り合っている八王子も多摩モノレールで加点されているように見えますが、やはり市域の端をかすめているだけなのですがこれもよいのでしょうか。
返事が遅くなり申し訳ございません。
白桃の【都会度】のうちの(鉄道種類・駅)については、駅が無い、あるいは町はずれにある市に対し、厳しく減点することを第一義目的に後から付け加えたものであります。一方、加点については、ほんのお飾り程度に考えており、大勢に影響しないよう極端に低くしております。さらに細かいことを言えば、JR+私鉄、地下鉄に関しては、輸送機関として市全体から見た重要度を多少なりとも考慮しておりますが、路面電車、モノレールをはじめとするその他の交通機関は、都市景観の一部と捉えているだけなので、そういうものを一切考慮しておりません。中でも長久手や豊田を走るリニモは、世界でも数少ない磁気浮上式鉄道ですから、無条件で0.02ポイント加点をしています。
さて、問題の長久手市ですが、JRも一般私鉄も通っていない点を考えて0.5ポイント減点するところを、リニモに免じて0.1ポイントの減点に処した、というのが白桃の恣意的判断です。(もちろん、k_ito さんが仰りたいことは十分理解しております。)
[107655] 2023年 4月 20日(木)05:15:40【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 20日(木)05:23:31
白桃 さん
百貨店と「白桃の都会度」前編
[107594]白桃
◎阪南市にあるのに泉南と言い、大東市にあるのに四條畷と言うのはなんでしょう???
◎山形市には無いのに、山形村には有る都会的なものはなんでしょう???
上は[107601]で、あきごんさんが呟いてくださったように、白桃が免許の更新のために並んでいるうち、更新料三千円?がもったいなく思い(免許証更新手数料が)酒代に代わった「警察署」です。「警察署」の有無は「白桃の都会度」に多少関係してきますが、それは別の日にまわすとして、
下は「百貨店」です。山形市は2020年に「大沼」が閉店しました。一方、長野県山形村には歴とした百貨店が存在します。「山形屋」ではありません(笑)。松本に本店を置く井上百貨店が運営するショッピングセンター「アイシテイ21」にあるのです。「歴とした」というのは、「日本百貨店協会」に百貨店店舗として加盟しているからで、これに従えば、町村域にある唯一の百貨店ということになります。
白桃は百貨店の「定義」を以下のようにしておりました・・・
エレベータガールがいなくても、もっと言えばエレベータが無くとも問題はない。いつも、にこやかに、かつ標準語で「いらっしゃいませ。」という声が聞こえること、店員の制服が上品に統一されていること、帰りに食品売場で安くなった品物を買うパートのおばちゃんがいないこと、食堂のメニューに「お子様ランチ」があること、各売場に独立した勘定場所があること、等の条件が備わっている総合商店であること。
が、今後は、「日本百貨店協会」に加盟している店舗を「百貨店」とする、と定義変更を(シブシブながら)致します。
注):「日本百貨店協会」に加盟していないが、豊田市にある「名古屋三越豊田店」も「百貨店」としています。
さて、これから本題の本題に入るわけですが、その前に「白桃の都会度ポイント」→「商業ポイント」の中の「百貨店ポイント」を変更したことのお知らせです。
従来:大手百貨店核店舗及び地方百貨店本店→0.1ポイント、地方百貨店(本店以外)→0.05ポイント
変更:すべて、0.1ポイント
とします。理由は「大手とそれ以外の区別がつかない。区別する意味がない」からです。いっそ「百貨店ポイント」自体無くそうかとも考えましたが、「百貨店ポイント」は「白桃の都会度」の目玉ですから。('◇')ゞ
近年は百貨店が消えた都市が増えています。
「白桃の都会度」で言う「大都会」(都会度40ポイント以上)は流石に百貨店が無いところはありませんが、「A都会」(都会度35ポイント以上)では、川崎が百貨店を消滅させております。
※「大都会」・・・大阪、横浜、名古屋、京都、札幌、神戸、福岡、広島、仙台、さいたま
※「A 都会」・・・岡山、新潟、熊本、川崎、千葉、静岡、北九州、堺、鹿児島、浜松、松山、金沢、宇都宮、姫路
[107656] 2023年 4月 20日(木)06:54:12【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)18:27:55 by オーナー(表組み改善)
白桃 さん
百貨店と「白桃の都会度」後編
[107655]の続きですが、本題に入る前に
[107651]グリグリさん、早速の対応ありがとうございました。

それでは、「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです。
どことは、私の口からは申し上げられませんが、商品販売額がさほどでもないのに、複数の百貨店がある都市、今後どうなるこっちゃら・・・
都会度P商品販売額P百貨店P-----都会度P商品販売額P百貨店P
高松34.846.380.10郡山32.326.000.10
長崎34.836.000.1032.315.000.10
岐阜34.816.000.10久留米32.135.000.10
那覇34.625.000.10高崎31.986.000.20
富山34.516.000.10甲府31.855.000.10
秋田34.416.000.10函館31.815.000.10
和歌山34.366.000.10松本31.616.000.10
長野34.336.000.10四日市31.415.000.10
水戸33.916.000.10東大阪31.386.000.10
大分33.856.000.20藤沢31.335.000.20
福井33.676.000.10青森31.325.000.10
盛岡33.426.000.10横須賀31.315.000.10
前橋33.416.000.10下関31.215.000.10
高知33.365.000.10川越31.015.000.10
船橋33.226.000.10鳥取30.824.500.10
豊田33.216.380.10所沢30.765.000.10
宮崎33.176.000.10枚方30.755.000.20
奈良32.915.000.10豊中30.726.000.10
倉敷32.776.000.10高槻30.665.000.20
佐賀32.525.000.10一宮30.465.000.10
尼崎32.516.000.10八戸30.325.000.10
松江32.415.000.10弘前30.164.500.10
西宮32.366.000.20佐世保30.004.500.10
福山32.336.000.20
※「商品販売額ポイント」
令和2年の経済センサス・活動調査で得られた「卸・小売り合計年間販売額」について以下のようにポイント区分しています。
50兆以上10.00---5千億以上5.00
40兆以上9.504千億以上4.50
30兆以上9.003千億以上4.00
20兆以上8.502千億以上3.50
10兆以上8.001千億以上3.00
5兆以上7.505百億以上2.00
4兆以上7.124百億以上1.60
3兆以上6.753百億以上1.20
2兆以上6.382百億以上0.80
1兆以上6.00百億以上0.40
百億未満0.00
次に「B都会」で百貨店がないところは以下の通りです。
都会度P商品販売額P-----都会度P商品販売額P
八王子34.086.00松戸31.316.00
山形33.466.00福島31.285.00
相模原33.416.00大津31.124.50
川口33.026.00いわき31.005.00
旭川32.706.00岡崎30.815.00
徳島32.505.00明石30.635.00
吹田32.046.00長岡30.275.00
豊橋31.996.00市川30.225.00
最後に、「C都会」以下で百貨店を持つ都市を列挙いたします。
ランク都会度P商品販売額P百貨店P---ランク都会度P商品販売額P百貨店P
山口C都会29.765.000.10宝塚中都市A24.363.000.10
熊谷C都会28.915.000.10津山中都市A24.153.500.10
加古川C都会28.804.500.10橿原中都市A23.813.500.10
立川C都会28.485.000.20入間中都市A23.503.500.10
C都会28.165.000.10川西中都市A23.163.000.10
町田C都会28.115.000.10大東中都市A22.903.000.10
米子D都会 27.374.500.20北上中都市A22.873.500.10
上尾D都会 27.265.000.10多摩中都市A22.824.500.10
武蔵野D都会 27.214.000.10東松山中都市B22.203.000.10
別府D都会 26.553.000.10芦屋中都市B21.712.000.10
栃木D都会 26.513.500.10生駒中都市B21.453.000.10
尾道D都会 26.464.000.10大田原中都市B20.603.000.10
守口D都会 25.893.500.10飯能中都市B20.162.000.10
草津D都会 25.404.000.10大仙小都市A19.563.000.10
※C都会:都会度27.5ポイント以上、D都会:都会度25.0ポイント以上・・・ここまでが「都会」です。
中都市A:都会度22.5ポイント以上、中都市B:都会度20.0ポイント以上、小都市A:都会度17.5ポイント以上、因みに、小都市Aの下は中森明菜の少女Aで…はありません。
[107748] 2023年 4月 29日(土)11:36:27【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)18:27:25 by オーナー(表組み改善)
白桃 さん
「警察署」と「白桃の都会度」(クイズ付)
本題に入る前に…
[107745]伊豆之国 さん
一宮市の百貨店が「尾張」になります。
百貨店閉店(予定)情報有難うございます。どんどん百貨店が消えていきますね。
ところで、「最初に百貨店が消えた都会は?」と尋ねられたら、私は即座に「三本松」と答えますが、どうなんだろう?

さて、百貨店が存在するというのは「白桃の都会度」においては加点要素となるのですが、「警察署」が無いというのは減点要素となります。
都会度の対象となる792市のうち、「警察署」がない市の数は128です。その内訳は
◎0.1ポイント減点:14市
砂川、夕張、三笠、本宮、みどり、白井、胎内、都留、甲州、御所、宇陀、香美、香南、土佐清水
以上の市には、「警察庁舎」「分庁舎」があります。

◎0.2ポイント減点:34市
陸前高田、八幡平、潟上、にかほ、田村、守谷、坂東、北茨城、小美玉、つくばみらい、潮来、八街、南房総、綾瀬、韮崎、大府、知立、尾張旭、豊明、あま、岩倉、高浜、弥富、志摩、大川、那珂川、みやま、宮若、多久、嬉野、津久見、杵築、由布、垂水
以上の市には、「幹部交番」「地区交番」「警部交番」「幹部派出所」などと呼ばれる施設があります。

◎0.5ポイント減点:80市
恵庭、石狩、北広島、登別、北斗、歌志内、平川、滝沢、名取、多賀城、富谷、東松島、東根、かすみがうら、戸田、入間、和光、八潮、桶川、富士見、志木、北本、蓮田、吉川、鶴ヶ島、日高、白岡、袖ケ浦、富里、大網白里、国分寺、国立、東久留米、狛江、武蔵村山、稲城、羽村、清瀬、南足柄、野々市、かほく、中央、東御、羽島、土岐、瑞浪、瑞穂、美濃、本巣、御前崎、伊豆、日進、北名古屋、長久手、みよし、愛西、栗東、湖南、野洲、長岡京、藤井寺、泉南、四條畷、大阪狭山、養父、葛城、紀の川、赤磐、浅口、阿波、善通寺、東温、大野城、太宰府、古賀、福津、中間、宇土、合志、南城
以上の市には”普通”の交番、派出所、駐在所しかありません。

と、ここまで淡々と書いておりますが、白桃、どうもしっくりこないのです。
なぜかHPが開けない秋田県警察を除いて、各都道府県警察のホームぺージで確認を取っているのですが、例えば、
・「分庁舎」と「幹部交番」には格式?の違いはあるのか
・「韮崎交番」は警部交番と見做し、0.2ポイント減点にしているが、「野々市交番」は一部で「幹部交番」というウワサもあるが、0.5ポイント減点にしているが、果たしてそれで良いのか
・いっそのこと、「警察署」がないところは、一律0.3ポイント減点にしてしまうか…
等々、迷いに迷っています。
しかし、躊躇していても仕方がありません。迷いを断ち切るためにも、クイズを出しましょう。←どういう脈絡???
【クイズ】次の17の「警察署」のない市には、さらに共通する事柄があります。それは何でしょう?
市名都会度ランク都会度ポイント-----減点警部交番名等
夕張零細市9.500.10夕張警察庁舎
八幡平零細市6.500.20八幡平幹部交番
潟上零細市8.150.20天王幹部交番
田村零細市8.250.20船引幹部交番
坂東小都市B15.450.20岩井地区交番
豊明小都市A18.550.20豊明幹部交番
弥富小都市C14.260.20弥富幹部交番
杵築小都市D12.000.20杵築幹部交番
富谷小都市C12.950.50
南足柄小都市C14.100.50
かほく零細市8.400.50
瑞穂小都市D12.050.50
本巣零細市7.800.50
日進小都市A18.310.50
長久手小都市B16.150.50
古賀小都市B16.850.50
南城零細市6.000.50
ヒント①:田村市を管轄する警察署は「田村警察署」ではあるが・・・
ヒント②:「主客転倒」というべきか「下剋上」というべきか

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