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伊豆之国さんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[85778]2014年6月29日
伊豆之国
[85776]2014年6月29日
伊豆之国
[85732]2014年6月17日
伊豆之国
[85722]2014年6月14日
伊豆之国
[85712]2014年6月12日
伊豆之国

[85778] 2014年 6月 29日(日)21:21:50伊豆之国 さん
九差路もどき?(須玉町若神子)
連続投稿失礼いたします。

「北杜市須玉町若神子」付近の地図を眺めているうちに、「以前、気にかかっていた場所があったな」ということにふと気づきました…。その場所とは、こちら
"You Tube"の「鉄」ネタ映像のリンクをたどって行くうちに、偶然見つけた「中央線遺構・須玉九差路」と題した動画。この動画を紹介しているブログもありました。記事を見ると、問題の箇所は中央本線のルート変更に伴う線路跡が絡んでいるようで
左右から交差する道路を越え、真っ直ぐ林の方向に続くのが長野方面への線路跡だ。
交差点の中央部分には、埋められた材木が並んでいるのがわかる。
これこそ、枕木を利用した古い踏切の痕跡なんだね。
実はここ、元々は七差路になる交差点&踏切だった。
そこに線路が取り払われた鉄道跡が加わったので、いま実に九差路になった訳
ということらしいのですが…。
でも、この記事の中にある略図や、実際の地図を見ると、交差点でまっすぐに繋がっていない道がいくつかあり、明らかな「一点収束」にはなっていないように見えます。「七差路コレクション」(編集者がこのところたまにしか顔を見せていないようですが…)の「定義」に照らし合わせてみると、やはり「九差路」に該当するための条件を満たしておらず、実態は「九差路もどき」とでもいうべきなのでしょうが…。
♯旧須玉町は、現在も中央本線が通過していますが、町内には駅がありませんでした。つまり、綾瀬市や静岡県清水町などと同じ仲間だった([85090], [69949])のですね…。また、現在の北杜市役所は、その旧須玉町にありますが、直線距離で一番近い最寄り駅は、市内で最も近い「日野春」駅(旧長坂町)とは非常に微妙な差ですが、どうも隣の韮崎市にある「穴山」駅になるようです。こちらのほうでは野々市市と同じ仲間ですね…([77638],[79739])。
[85776] 2014年 6月 29日(日)16:56:05伊豆之国 さん
一円電車
[85774] オーナー グリグリ さん
[85746] Menge さん
神子という地名
の話題ですが、
静岡県の神子元島なども由来を調べてみたのですが、すぐには分かりませんでした
「ご当地」ゆかりの者としての面子にかけていろいろ当たって見たものの、うまい資料がなかなか見当たらなかったのですが、とりあえず、下田市HPからのリンクをたどって見つけたものが…。昭和50年発行の「下田市の民話と伝説 第1集」に「神子元島と比翼塚」という伝説が紹介されています。この文中を見ると
若い夫婦の睦まじさは海神のねたみに触れたのか、急に風は吹き荒れ、海は逆巻く大怒涛となって、船は木の葉のように弄ばれ、遂に打ち砕かれ
というくだりがあるので、「海神を祭った島」…この辺に「神子元島」の由来についての手掛かりがありそうな気がします。
この神子元島の灯台は、明治3年に建てられ、日本最古の石造灯台として、「日本の灯台50選」(→第16回十番勝負・問五)にも選ばれています。

ところで、[85746] Menge さんが挙げられたリストの中にあった、兵庫県朝来市の「神子畑」。この「神子畑」というと、かつて隣の養父市旧大屋町にあった「明延鉱山」からの鉱石と鉱山関係者の輸送路線として運行されていた「一円電車」([33007] 今川焼 さん)。乗客の運賃が1円だったことから「一円電車」の愛称で親しまれ、鉱山の閉山により昭和62年に廃線となりましたが、車両の一部は「あけのべ自然学校」で保存され、現在では構内に敷かれた線路で実際に動かすイベントも定期的に行われています(あけのべ自然学校HPより)。

神子柴 (長野県上伊那郡南箕輪村)
この地名から発祥したと思われる苗字に、同音異字の「御子柴」さんがあります。全国に2,500人ぐらいと推定され、やはり発祥地の長野県に多く、全国の6割以上が集まっていますが、県内でも分布が限定され、伊那市が最多で100件余り、岡谷市と塩尻市にも50-60件前後見られますが、それ以外では松本市にある程度見られるほかはほとんど見られず、発祥地の南箕輪村にも数件しか見られません。…プロ野球・阪神で活躍した御子柴進投手(塩尻市出身)を覚えている人もいるのではないでしょうか…。
[85732] 2014年 6月 17日(火)23:28:01伊豆之国 さん
自治体越え地名?(摂津/河内)
こちらの「苗字」ネタのサイトを開いた見たら、私が5年ほど前に話題にした、大阪府羽曳野市の地名「誉田」([70632],[70645] Issie さん)と、これを「こんだ」と読む由来が書かれていた、関西の難読地名とその由来についてを集めたサイトが引用されていました。更にそのサイトの他のページを見ると、大阪市城東区東大阪市にそれぞれある「新喜多(しぎた)」という地名の由来が書かれているページがありました。その1,その2
これによると、
「新喜多新田会所跡」の石碑(中略)に並んで掲げられた由緒書きによると、付近はかつて、大和川が流れていた。宝永元(1704)年に付け替え工事が行われ、現在の柏原市あたりから、まっすぐ西に向かい、大阪湾に注ぐようになった。
付け替え前の大和川はこの付近では川幅が約270メートルもあり、渡し船が行き来していたという。しかし、付け替えで河床があったところを水路(長瀬川)として残し、周辺の沼地や湿地などともに埋め立てられ、新田が開発された。この開発を請け負ったのが、鴻池新十郎、鴻池喜七、今木屋多兵衛の3人。彼らの名前を一文字ずつとって「新喜多新田」と名付づけられたのが地名の由来だ
新田は、現在の東大阪市付近からJR京橋駅あたりまでの広大な土地(約16万8千坪)だったことから、同じ新喜多の地名が東大阪と城東区内の3カ所に分散して残ったようだ
とあり、どうやらこの2つの地名は元々同じ新田の名称だったものが別々の場所に残ったもので、東京・港区と目黒区に離れて存在している、元は平安時代からの郷名に由来している「三田」([76006])と同様、「自治体越え地名」の仲間に入るのではないか、と思われるのですが、いかがでしょうか。

…3ヶ所(大阪市のほうは「新喜多」と「新喜多東」に分かれていて、しかもこの両者は「点隣接」)の「新喜多」の間の距離は、最も近いところで約2.4km。前記の「三田」の両者間の最短距離(約1.8km)を上回っているので、果たして「同じ地名」と認識していないという人も多いような気もするのですが…。
なお、「しんきた」ではなく「しぎた」と読むのは、このあたりの古くからの地名「鴫野」にちなんだということからとか。
[85722] 2014年 6月 14日(土)21:27:22伊豆之国 さん
佐世保市、志摩市にリベンジ & 恋は南の島に飛んだ
…いよいよ始まりましたね。
「元・日本一暑い町」を走っていた1両だけのディーゼル車がついに渡れなかった川の向こうの町(こちら,[84083])や、もしかしたらこの都市の代名詞とも言える名物グルメが間もなく味わえなくなるかもしれない政令指定都市(こちら←画像はこれとは関係ありません)でも大いに盛り上がっているのでしょうか…。

さて、「南の国」といえば…
[85717] hmt さん
八丈島移民による 南大東島のサトウキビ栽培
「鉄分」に乏しい地域ということもあって、飛びつける話題はせいぜい「苗字」([80988])ぐらいという沖縄にあって、「南大東島」というと、かつて存在したサトウキビ運搬用のトロッコ([56334] hmt さん)を思い浮かべます。この鉄道の存在を知ったのは、少年時代に読んだ鉄道雑誌に載っていた記事でした。列車の運行は昭和58年に廃止されましたが、サトウキビを運んでいた機関車は今も島内に保存されているようです(潮風の影響もあってか、保存状態は芳しくないようですが…写真(沖縄離島ガイドより))。
「苗字」の話ですが、南北大東島は、八丈島から移住してきたという歴史から、今でも「沖山」「奥山」「浅沼」など、八丈島に多い苗字が後から移ってきた沖縄本来の苗字に交じって多く見られます。ついでにその八丈島ですが、島内で最も多い苗字が「菊池」さん。島民の約8%を占め、「5人に1人が菊池さん」という岩手県遠野市などには及びませんが、全国の「菊池さん率」のランキングでもベスト10に入る「菊池密集地帯」になっています(こちら)。以前([71948],[74027])、肥後国菊池郡の名族だった菊池氏が東北に多いのは謎、と書いたのですが、八丈島の菊池氏も同族なのでしょうか。

ラサ工業
というと、思い出すのは岩手県宮古市の工場の専用線で働いていたSL「C10型」。国鉄から引退後、ラサ工業に払い下げられた車両で、廃車となってからはしばらく「野ざらし」状態になっていたようですが、その後大井川鉄道に引き取られ、今も現役で活躍しているようです(大井川鉄道HPより)。

♯タイトルの前半の意味がわからない人は、[75473]を見れば…。運命の初戦は、いよいよ明朝です…。
[85712] 2014年 6月 12日(木)23:00:16伊豆之国 さん
Re3:夜汽車は夢の彼方へ…
「あけぼの」([85174])に続いて、またも寝台列車が…。

大阪から日本海沿いに走り、青函トンネルを抜けて札幌とを結ぶ夜行特急"Twilight Express"が、来年春に運行を廃止することが、JR西日本より発表されました。表向きの廃止理由は、「車両の老朽化」だそうですが、「本当の理由は他にもある」という声が複数の関係者から上がっているようです。

寝台特急廃止のお寒い舞台裏(毎日新聞記事より)

これによると(要約引用)
一つは、2016年の北海道新幹線開業で青函トンネルの電圧が変わることだ。「現在の交流20キロボルトから、新幹線用の25キロボルトになります。するとトワイライトを引っ張る機関車が使えなくなるのです」。新たに機関車を製造するにも「1両あたり数億円かかり、しかも他の在来線では使えない。別のところに投資したほうがいいという判断です」
もう一つは「並行在来線」への支払い問題だ。(中略)直江津~金沢間の北陸線や信越線は、北陸新幹線が開業する来春、「あいの風とやま鉄道」や「えちごトキめき鉄道」などの別会社路線になる。「そこにトワイライトを乗り入れるには、JRが三セク側に通行料を支払う必要がある。年間数億円に達するかもしれない…」
このあと、東北新幹線の盛岡以北の延長に伴い第三セクター化された岩手県の「いわて銀河鉄道」の関係者から、「北斗星」「カシオペア」も無くなる、ということにもなれば、重要な収入源(通過に伴う料金収入などをJRから支払っている)を失い、「悲壮な思いで受け止めている」という声が紹介され、また「一本だった路線が細切れに分断されると、乗り換えの手間が増えたりして、生活の足だけでなく、物流のネットワークも失われて行く」「自然災害時などの臨機応変の対応も困難になる」といった、「岡電」(両備)グループからの批判の声なども掲載されていました。

「Twilight EXP」「北斗星・カシオペア」関連の記事は、こちらのブログにも載っていましたのでここに紹介します。


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