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落書き帳から選び抜いた珠玉の記事集

ロシア・シベリア連邦管区ATLAS

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記事数=27件/更新日:2003年5月28日/編集者:YSK


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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[10067]2003年3月1日
ニジェガロージェッツ
[10068]2003年3月1日
ニジェガロージェッツ
[11556]2003年3月21日
ニジェガロージェッツ
[11606]2003年3月21日
ニジェガロージェッツ
[11673]2003年3月22日
ニジェガロージェッツ
[12100]2003年3月30日
ニジェガロージェッツ
[12593]2003年4月6日
ニジェガロージェッツ
[12594]2003年4月6日
ニジェガロージェッツ
[12770]2003年4月9日
ニジェガロージェッツ
[12993]2003年4月13日
ニジェガロージェッツ
[13512]2003年4月20日
ニジェガロージェッツ
[13513]2003年4月20日
ニジェガロージェッツ
[13886]2003年4月24日
ニジェガロージェッツ
[14097]2003年4月27日
ニジェガロージェッツ
[14308]2003年4月29日
ニジェガロージェッツ
[14825]2003年5月7日
ニジェガロージェッツ
[15175]2003年5月13日
ニジェガロージェッツ
[15291]2003年5月16日
ニジェガロージェッツ
[15447]2003年5月18日
ニジェガロージェッツ
[15811]2003年5月24日
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[15812]2003年5月24日
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[15975]2003年5月26日
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[15976]2003年5月26日
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[15995]2003年5月27日
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[16001]2003年5月27日
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[16049]2003年5月27日
ニジェガロージェッツ
[16055]2003年5月28日
ニジェガロージェッツ

[10067] 2003年 3月 1日(土)02:17:10【1】ニジェガロージェッツ さん
ロシア・シベリア連邦管区
[9768]極東連邦管区に関する一連の書き込みを終え、ここでその西隣に位置している「シベリア連邦管区」について、簡単に触れておきます。

われわれ日本人にとって「シベリア」という地域の範囲は、欧亜の境界をなすウラル山脈以東のアジア・ロシア全域を指し、場合によってはカムチャツカ半島やサハリン島さえも、その範囲にいれることがありますが、しかし、ロシア人にとって「シベリア=Сибирь(シビーリ)」とは、外(ザ)バイカル地域までを指し、それ以東の極東地域はシベリアの範囲には含めません(極東連邦管区のうち、唯一サハ共和国のみ、地域区分のし方によってはシベリアの範囲に入れる場合もある)。ですから、ハバロフスクやウラジオストクを「シベリアの街」だと思っているロシア人は、殆どいません。
日本人の感覚では、「シベリア」という言葉からは、「極東」以上にとんでもない僻地のように連想しがちですが、実際には、極東地域よりははるかに「都会」です。

2000年5月にロシア連邦を7つの連邦管区に分割(拙稿[8956])した際、シベリア地域には、その大部分を領域とする「シベリア連邦管区」が創設されました。
シベリア連邦管区を構成する16の連邦構成体を表にまとめてみます。(表は東から追ってみました)

人口は2001年1月1日現在。
連邦構成体中心都市面積km2人口地区
【シベリア連邦管区】ノヴォシビルスク市5,114,80020,684,000132316324
チタ州チタ市431,5001,249,400104631
 うち、アガ・ブリヤート自治管区アギンスコエ町19,00079,100043
ブリヤート共和国ウラン=ウデ市351,3001,029,20062921
トゥーヴァ共和国キジル市170,500311,2005316
イツクーツク州イルクーツク市767,9002,734,700225933
 うち、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区ウスチ=オルドゥインスキー町22,400143,400046
クラスノヤルスク地方クラスノヤルスク市2,339,7003,019,700254648
 うち、エヴェンキ自治管区トゥーラ町767,60018,100013
 うち、タイミール自治管区ドゥジンカ市862,10043,000113
ハカシヤ共和国アバカン市61,900580,1005168
アルタイ共和国ゴルノ=アルタイスク市92,600205,6001010
アルタイ地方バルナウル市169,1002,642,000121560
ケメロヴォ州ケメロヴォ市95,5002,967,700204719
トムスク州トムスク市316,9001,064,40061416
オムスク州オムスク市139,7002,146,00062432
ノヴォシビルスク州ノヴォシビルスク市178,2002,734,000142030
[10068] 2003年 3月 1日(土)02:17:20【1】ニジェガロージェッツ さん
ロシア・シベリア管区のデータ 都市人口の推移
[9755]極東管区全70市の人口に続き、シベリア連邦管区の全132市の都市人口の推移をまとめてみました。
表中、所属欄略称、
「チタ」=チタ州「ブリ」=ブリヤート共和国「トゥ」=トゥーヴァ共和国
「イル」=イルクーツク州「クラ」=クラスノヤルスク地方「タイ」=タイミール自治管区
「ハカ」=ハカシヤ共和国「ア共」=アルタイ共和国「ア地」=アルタイ地方
「ケメ」=ケメロヴォ州「トム」=トムスク州「オム」=オムスク州
「ノヴ」=ノヴォシビルスク州を表します。
また、都市名末に#を付したものは、都市名の末尾を略しています。
「順位露」はロシア連邦1090市中の人口順位を表し、「シベ」はシベリア連邦管区132市中の人口順位を表します。


都市所属1959年1970年1979年1989年1992年1996年2000年順位露シベ
ノヴォシビルスクノヴ885,0001,161,0001,312,4001,436,5001,441,9001,367,7001,398,80031
オムスクオム581,100821,0001,014,2001,148,4001,168,6001,160,0001,148,90072
クラスノヤルスククラ412,000648,000796,300912,600925,000871,100875,500153
イルクーツクイル366,000451,000549,700626,100639,000587,000593,700244
バルナウルア地303,000439,000533,600601,800606,200593,600580,100255
ノヴォクズネツクケメ380,000496,000541,300599,900600,200583,000561,600266
ケメロヴォケメ289,000385,000470,600520,200520,600540,800492,700347
トムスクトム249,000338,000420,700501,900504,700473,000482,100368
ウラン=ウデブリ174,000254,000300,300352,500366,000368,100370,400479
チタチタ172,000241,000302,500365,700376,500321,800309,9006210
ブラーツクイル43,000155,000213,700255,700259,300256,000277,6006911
アンガルスクイル134,400203,000238,800265,800268,800267,700264,7007412
プロコピエフスクケメ282,000274,000266,100273,800271,500250,400237,3007713
ビイスクア地146,000186,000211,500233,200234,500239,400225,0008314
アバカンハカ56,00090,000128,300154,000158,200163,100169,20010315
ルプツォフスクア地111,000145,000157,000171,700172,400168,400162,60010816
ノリリスククラ118,000135,000180,300174,600165,400156,000140,80011717
アチンスククラ50,30097,000116,800121,500122,000123,000121,60013318
セーヴェルスクトム103,000110,100117,000118,60013919
レーニンスク#ケメ132,000128,000132,100125,000123,000119,400113,80014420
キセリョフスクケメ130,700127,000121,800128,000126,000120,600110,00014821
カンスククラ73,80094,700100,500109,600110,400108,500107,40015122
ウスチ=イリムスクイル50021,30068,600109,200113,500109,400105,20015523
メジドゥレーチェンスクケメ54,50081,70091,300107,000107,500104,100104,40015724
ウソリエ=シビルスコエイル48,50086,500103,600106,600106,900105,200103,50015825
キジルトゥ34,50051,70066,00084,00090,30095,400101,10016226
アンジェロ=スジェンスクケメ115,600106,000105,100107,900106,400100,20095,00017727
ジェレズノゴルスククラ86,20097,50094,10094,20017828
ベルツクノヴ29,00053,20067,30079,20081,20085,60086,60019229
ユルガケメ46,60062,10078,30093,20094,30088,40085,40019530
ベローヴォケメ100,000108,000111,80093,10092,30080,20020431
チェルノゴルスクハカ51,10060,00071,40081,10080,00079,60078,70020832
ミヌシンスククラ38,30040,80056,20072,90074,40073,80071,80021833
チェレムホヴォイル121,70098,70076,70073,60073,50071,90069,10023234
ゼレノゴルスククラ9,20048,70064,00066,70068,80023435
レソシビリスククラ13,80025,00038,60068,30069,90069,70068,50023536
イスキチムノヴ34,30045,40058,60067,80069,20069,00068,30023637
ナザロヴォクラ29,70044,20053,70064,30065,70064,90063,20026538
タルナフクラ9,30033,40062,80064,70068,70062,90026839
ノヴォアルタイスクア地33,90049,50050,00053,60055,20056,70059,00028540
オシンニキケメ67,00062,00059,80062,60063,40061,10058,20028941
ウスチ=クートイル21,30033,20049,60061,10061,80062,40057,10029642
サヤノゴルスクハカ4,60013,70050,10053,90056,00055,10031143
クラスノカーメンスクチタ13,80050,60066,80067,10060,90054,50031544
シェレホフイル13,00029,90040,60047,70049,30051,80054,30031745
ザリンスクア地9,6008,30018,30050,20052,30053,70053,60032246
トゥルンイル41,80049,40051,80052,90053,80053,70053,20032547
ゴルノ=アルタイスクア共27,50034,40040,30046,40047,80048,30052,20033148
クイビシェフノヴ30,40040,10046,50051,10051,60051,80051,30033349
ベリョーゾフスキーケメ21,90034,80041,40051,20052,00051,80050,40033850
サヤンスクイル8,50038,20045,30047,50046,50036451
ムイスキケメ31,20036,20040,50045,90046,40048,60044,30038252
シャルィポヴォクラ6,00039,70041,80042,70043,30039153
カーメニ=ナ=オビア地30,10035,60040,00042,40043,30044,80043,20039254
ストレジヴォイトム8008,40023,10043,30044,60044,10042,90039655
ニジネウジンスクイル38,80039,70041,40043,70044,00044,00042,50039956
タイシェトイル33,50034,20038,20042,30043,00043,00042,30040157
マリインスクケメ40,80040,00039,50040,90041,50041,10039,70042958
バラビンスクノヴ39,80037,30037,30036,50036,40036,60036,30045659
ジマイル38,50041,60048,10041,80039,40037,30036,30045760
スラヴゴロドア地26,30032,90032,10034,80035,00034,10033,80048561
トプキケメ25,70028,90030,90033,50034,10034,00033,20049162
ジェレズノゴルスク#イル2,00022,20029,10032,30032,80033,70032,30050163
パルィサエヴォケメ30,90031,10026,20032,60032,40032,20050464
ボルジャチタ23,70027,80035,80036,30036,70032,40031,10051565
アシノトム24,70029,40031,80033,40033,10032,40030,90051966
カラスークノヴ20,00022,60025,50029,40030,00030,90030,90052067
サスノヴォボルスククラ12,90029,60030,90030,40030,50053468
アレイスクア地24,50032,50031,30030,30030,60031,10030,20053769
タタールスクノヴ30,80029,60030,80030,30030,80030,40030,20053870
グシノオジョールスクブリ11,60013,80022,30029,70030,80032,00029,70054371
ジヴノゴルスククラ7,00025,90028,90029,90030,30034,30029,20054572
グリエフスクケメ30,20027,20025,60028,10028,60028,90028,70055773
コルパシェヴォトム22,60024,90028,60031,30031,10029,70028,30056874
イシリクリオム23,10026,00025,70026,40026,30026,80027,40058075
ドゥジンカタイ16,30019,70024,70032,30032,10033,70026,80058576
セヴェロバイカリスクブリ12,90028,30028,60028,60026,70058877
カルタンケメ26,60028,00024,90025,30025,80026,50026,10060178
オビノヴ14,90021,90024,40025,00025,80026,30026,00060379
タイガケメ33,90026,90025,20026,20025,90027,40026,00060480
タラオム20,60022,40023,20026,10026,00026,10026,00060581
ボロトルクラ30,90029,30028,20027,70027,30026,50025,50061282
カラチンスクオム19,00020,80022,40025,00025,50025,90025,40061683
カイエルカンクラ5,2004,70018,00027,80028,30026,00025,10061984
タシタゴルケメ27,70025,10024,40026,20026,60026,00025,10062285
ヴィホレフカイル10,80017,90020,50023,80024,50024,70024,60063086
ペトロフスク#チタ29,80028,30030,90028,20028,30024,70023,80063787
トグチンノヴ19,60020,60022,60023,10023,30023,70023,60063988
チェレパノヴォノヴ21,20021,10020,90022,10022,30022,80022,90064889
ヤロヴォエア地23,00021,60066990
エニセイスククラ17,00019,90020,80022,80022,80022,20021,30067391
スリュジャンカイル21,40020,60019,80019,80020,10020,70021,00068192
ボロジノクラ9,80010,80011,10018,40018,80019,50020,00069893
ボロートノエノヴ25,40021,00020,80020,00020,20020,70019,60070994
クーピノノヴ23,20020,80019,30019,50019,20020,20019,60071095
バレイチタ28,80027,20025,90023,80023,70020,10018,80073496
アバザハカ11,60015,20015,80017,60018,00018,50018,70073797
スヴィルスクイル21,20020,50021,80019,20019,50019,80018,60074498
キャフタブリ10,30015,30015,00018,30018,30018,10018,30075399
ベロクリハア地9,20014,40015,70017,40018,200756100
ウジュルクラ23,50024,50028,60028,30029,10020,90017,800766101
ボダイボイル14,60013,90014,40020,90021,70019,80017,700767102
イランスキークラ26,70022,90020,00018,40018,00017,80017,200779103
バイカリスクイル1,20013,30015,50016,40016,70017,40017,100780104
ゴルニャークア地13,90016,60015,90015,80015,90016,60016,000802105
ウヤルクラ21,60020,60018,00017,00017,00016,60015,900807106
シルカチタ16,80016,10017,20018,00018,20016,20015,900809107
キレンスクイル14,40016,10016,10016,50016,20015,400823108
ネルチンスクチタ13,50013,40016,90016,90017,00015,30015,100832109
モゴチャチタ14,70017,90017,80017,80017,50015,60014,900834110
ソルスクハカ11,10010,60012,20015,10015,60015,60014,900835111
ザカーメンスクブリ13,70012,70013,20015,50016,30015,50014,600847112
コジンスククラ3,60015,40015,00014,600848113
ナズィヴァエフスクオム16,40015,80014,20014,40014,40014,30013,700870114
サオジョールヌイクラ34,70027,20015,80015,70015,60015,10013,900868115
チュルィムノヴ18,20014,30013,00013,70013,80013,90013,600876116
アク=ドヴラクトゥ2,2009,60013,20015,10015,00013,70013,400882117
ズメイノゴルスクア地13,90011,40010,60012,20012,20013,20012,700895118
チュカリンスクオム10,20010,40011,50012,10012,40012,50012,600898119
カルガートノヴ12,70012,90012,60012,50013,20013,10012,300903120
ヒロクチタ15,60012,80014,20013,80013,70012,10011,700930121
ビリュシンスクイル13,30013,50012,70012,00012,10012,00011,500934122
サライルケメ17,30013,60011,20011,40011,50011,20010,800953123
イガルカクラ14,30015,60016,30018,80017,90014,9009,800977124
スレテンスクチタ15,10013,80013,40010,40010,3009,4009,200990125
シャゴナールトゥ4,2004,5005,40010,0009,0008,9009,000995126
アルザマイイル13,00010,6009,3009,0009,1009,0008,7001002127
チャダントゥ4,7007,6009,00010,7009,4008,8008,6001006128
バーブシキンブリ8,2007,9007,4007,3007,2007,3007,3001030129
トゥラントゥ3,9004,5005,1006,0005,6005,7001054130
アルチョーモフスククラ13,10010,50010,0004,5004,5004,3003,6001081131
ケドローヴイトム2,2005,5002,5001085132

#を付した都市の正式名称
レーニンスクレーニンスク=クズネツキー
ジェレズノゴルスク(イルクーツク州)ジェレズノゴルスク=イリムスキー
ペトロフスクペトロフスク=ザバイカリスキー

北極圏に位置し世界最北の十万都市として知られるノリリスク市をはじめ、近傍のタルナフ市、カイエルカン市はともに地図上ではタイミール自治管区(クラスノヤルスク地方内)の領域に位置していますが、実際には同自治管区には属さず、クラスノヤルスク地方直属の都市であり、クラスノヤルスク地方とタイミール自治管区を別の行政区画とみなした場合、事実上クラスノヤルスク地方の飛び地となっています。
[11556] 2003年 3月 21日(金)01:09:52【2】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(0) 出発の前に
以前にロシアの7「連邦管区 Федеральный округ」の一つ、「極東連邦管区」にある10の連邦構成体についての書き込みを続けさせて頂いたところ、YSKアーカイブス編集長からアーカイブ「ロシア極東地方ATLAS」として採用して下さり、その後お約束しておりました極東に続く「シベリア連邦管区」についても書き込みを始めさせて頂きます。

さて、書き込みを始めるにあたり、ここで使用する用語などを纏めておきます。
全体として以前にやった「極東連邦管区」と同じスタイルで書き込みを続けるため、
過去レス[8956]と重複する部分がかなりありますが、ここでもう一度確認してみます。
(日本の地方自治の枠組みと似ているようで似てないところもあり、うまく解りやすくご説明出来るか自信がありませんが・・・)

ロシア連邦には89の「連邦構成体 Субъект Российской Федерации」と呼ばれる地方自治組織があり、種類としては
共和国Республика[リスプーブリカ]
地方Край[クラーイ]
自治州Автономная область[アフタノームナヤ オーブラスチ]
自治管区Автономный округ[アフタノームヌイ オークルク]
Область[オーブラスチ]
の5つつあります。
民族色の強いところでは「共和国」、雑多の民族が入り混じっているところでは「地方」、少数民族の「自治州」や「自治管区」、そしてロシア人が大多数を占める「州」と、ところによって異なっており、それぞれの持つ権限などは若干の違いがあるようです。
因みに共和国の長は「大統領」とよばれ、州の長は「知事」と呼ばれています。
「シベリア連邦管区」は16の連邦構成体から成り、その内訳は4つの共和国をはじめ、2つの地方、6つの州、4つの民族管区があります。そのうち、4つの民族管区はそれぞれ他の地方や州の下部に属しています(拙稿[10067]参照)。
ロシアに於ける「連邦構成体」とは、日本の「都道府県」に相当する枠組みと考えても差し支えないでしょう。

「連邦構成体」の下部には 「地区 Район[ラヨン]」 と 「市 Город[ゴーラト]」 があります。
日本でいえば、さしずめ「郡」と「市」といった所でしょうか。
ただし、ロシアではモスクワとサンクト・ペテルブルグの2市は市そのものが「連邦構成体」として別格のものですが、それ以外の「市」には「連邦構成体」の直属するものと、「地区」に属するものとの2種類あります。また、大体人口30万人を超える大都市には日本の政令指定都市にあるような 「区 Район[ラヨン] 又は Округ[オークルク]」を有するものが一般的です。

ロシアの集落は、その規模や性質によって
集落の種類ロシア語表記[発音]便宜上
都市Город[ゴーラト]「市」と訳す
都市型集落Посёлок городского типа[パショーロク ガラツカヴァ チーパ]「町」と訳す
農村型集落Посёлок сельского типа[パショーロク セリスカヴァ チーパ]「村」と訳す
農村型居住地Населенный пункт сельского типа[ナセリェーンヌイ プンクト セリスカヴァ チーパ]「村」と訳す
別荘型居住地Населенный пункт дачного типа[ナセリェーンヌイ プンクト ダーチナヴァ チーパ]
があります。
このうち、統計上「都市人口」として扱われるのは「都市」と「都市型集落」における人口です。
また、各市のホームページなどを見ていると「市」としての人口が「都市」としての人口より多くなっているものも見受けられますが、これは「市」としての市域の中に、「都市」の郊外にあたる「町」や「村」が含まれ、ごく少数ですが別の「市」が含まれることもあるためです。
例えば、極東のサハ共和国の首都、ヤクーツク市のホームページによると、1999年1月1日現在の市人口総数を226,600人と公表しており、その内訳は、都市人口219,600、農村人口7,000としています。
また、別の地理サイトの人口データでは2000年1月1日現在のヤクーツクの人口は195,400人となっています。
この違いは、「ヤクーツク市」の市域には都市としてのヤクーツク以外にマルハ、ジャタイ、タバガ、カンガラススィ、マガンの5町が含まれ、この「1市5町」の人口を合計すると219,600人となり(各町の人口は拙稿[9741]参照)、1年のタイムラグはありますが、市のホームページにある都市人口と同じになります。

そのことを踏まえ、ここで市の人口データとして書き込むのは「都市」としての人口を書き、「市域」が「都市域」より広く、「市内市」や「市内町」を含む場合には、別行に書くように留意します。

「地区」の内部には「町」や「村」があり、一部の小規模な「市」を含む場合もあります。
それぞれの「地区」には、その中心となる集落が設定されています。
但し、その中心が「市」の場合には、その「市」が「連邦構成体」に直属する (つまり「地区」には属さない) ものが数多くあります。
この場合、データとしての「地区」の人口にはこの「連邦構成体の直属市」の人口を含まず、「地区」の中心市としての名称のみになります。もちろん、「地区に属する市」であれば、地区の人口に含まれます。

以上の理屈から、人口データとして「地区人口」と地区に属さない「連邦構成体の直属市人口」の合計は、連邦構成体の総人口になるはずです。

地名の表記については、名称としては綴り字を発音に関係なく、日本の地図帳などで表記されているように、そのままカタカナ化して書くことにします。
標準ロシア語の発音については、アクセントのない「O」を「ア」と発音 (ロシア語で「アーカッチ」といいます) するために綴り通りの発音 (アクセントのない「O」も「オ」と発音するため「オーカッチ」と呼びます) とは異なっています。そのため、綴り字を発音に関係なくカタカナ化すれば「オーカッチ表記」となり、実際の呼称とは当然かなりの違いが生じるために、敢えて現地発音に沿ってカタカナ化する場合は括弧[ ]付きで表記することとします。
例えば Лениногорск という地名は、そのままカタカナ化すれば 「レニノゴルスク」 となりますが、実際に現地では [リニナゴールスク] に近い発音になります。
発音については、「ロシア語アクセント辞典」を参考とし、この辞典に記載のない地名で、こちらで正確な推測が不可能なものは ? を付しておきます。但し、それでもカタカナで正確にロシア語の発音を表記することは不可能で、また方言のある地方では、そのように発音していないと思われ、また小生の勘違いもあることでしょうから、あくまで参考程度のものとお考え下さい。

またロシア語では、地名の中でも、地区名と大都市の区名は、語尾が~スキー、~ツキー、~ヌイといったような形容詞男性形で表記されます。しかし、訳す場合には、日本語にそういった地名の形容詞形などないために、全て名詞形に置き換えて表記することとします。地区名の多くは、その中心となる集落名を形容詞化したもので、こういった場合には、その集落名を地区名とします。但し、集落名が形容詞形語尾を持つものは、それはあくまで固有名詞ですので、無理に名詞化はしません。
既出の極東連邦管区では、沿海地方に キーロフスキー地区のキーロフスキー町 というのがありましたが、これを キーロフ地区のキーロフ町 と、無理な名詞化はしません。
例外的に大都市の区名については、「オクチャブリスキー」「ソヴェーツキー」「ピェルヴォマイスキー」に代表される、社会主義関連の用語を形容詞化した抽象地名が多くあります。これらは出来るだけ日本語に置き換えて「十月」「ソビエト」「メーデー」と表記することとし、また、ロシア革命の元勲の人名を形容詞化した「レーニンスキー」「キーロフスキー」「スヴェルドロフスキー」といった区名についても、「レーニン」「キーロフ」「スヴェルドロフ」ともとの人名に戻して表記することにします。

最後に、小生個人としては「シベリア連邦管区」の領域では、ソ連最後の1991年の夏にイルクーツク市とバイカル湖畔のリストヴャンカ町に旅行で一度行っただけで、サハリン州やニジニ・ノヴゴロド周辺のように土地鑑のある地域ではありません。ここに書き込むデータ類は、あくまでロシアの地理事典や各連邦構成体のホームページ、地理サイトなどを参考にして書き込むだけのものですので、臨場感に欠けるレスになることでしょう。
ですから、もしご覧の皆様で、現地の見聞や体験談、またお気付きの点がございましたら、是非フォロー下されば望外の喜びです。

東のチタ州を皮切りに順次西へ進みオムスク州まで、原則として1レスにつき1連邦構成体とし、1週間に1レス出来ればと考えております。

どうかジべりアのデータの旅、末永くお付き合い下されば幸いです。
[11606] 2003年 3月 21日(金)23:57:03【3】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(1) チタ州
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、第1稿目の今回はシベリア連邦管区東端に位置し、中国内蒙古自治区およびモンゴル国境に隣接する、チタ州について書き込みます。

【チタ州のデータ】
名称チタ州 Читинская область  [チチーンスカヤ オーブラスチ]
創設1937年9月26日
中心都市チタ市
総面積431,500平方キロ(アガ・ブリヤート自治管区 19,000平方キロを含む)
総人口1,259,000(2000.1.1)、1,249,400(2001.1.1)(アガ・ブリヤート自治管区を含む) 
都市人口785,100(2000.1.1)、778,100(2001.1.1)(アガ・ブリヤート自治管区を含む)
地理状況 シベリア連邦管区東端に位置し、東を中露国境を為すアムール河上流のアルグン川および
極東連邦管区アムール州に接し、南はモンゴル国との国境をなす。
州はヤブロノヴイ山脈、チェルスキー山脈、ボルショヴォチヌイ山脈、ダウルスキー山脈など
に連なる高地に位置し、それらの山脈により幾つかの盆地に分けられる。
北部にあるコダル山脈では最高標高3072mに達し、南部ではモンゴルに続く沿オノン平地がある。
州を流れる主要河川はアムール河源流のシルカ川、アルグン川、セレンギ川支流のヒロク川、
チコイ川、およびレナ河支流のオリョクマ川、ヴィチム川がある。
主な湖は、大レプリンド湖、レプリンドカン湖、ニチャトカ湖があり、チタ湖沼群をなすケノン湖
、ズン・トレイ湖、バルン・トレイ湖がある。
気候 厳しい大陸性気候。冬期は晴天が多く、乾燥、寒冷。夏季はかなり温暖になるものの短い。
1月の平均気温は-26度から-33度。
7月の平均気温は+17度から+21度。
年間降水量は約240から400mm。
資源錫、金、多金属、銅、モリブデン、タングステン、鉄鉱、褐炭、石炭、マグネサイト。
主要産業採炭、工作機械製造、鉄道車両修理、木材加工、製粉、食肉、皮革・衣料製造業。
交通州をシベリア鉄道が東西に縦貫。カルイムスコエで中国満州里市に対峙するザバイカリスクに
通じる線を分岐する。
都市・集落 10市、46町、363村。(アガ・ブリヤート自治管区を含む)
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は31地区に属する。

チタ州のうち、アガ・ブリヤート自治管区を除く10市4区、28地区、42町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。(うち2町の人口データが得られず)
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】10市4区1町【ゴーラト】
チタ市(4区)1851年309,900[ゴーラト チター]
 中央区111,700[ツェントラーリヌイ ラヨン]
 チェルノフ区80,000[チェルノーフスキー ラヨン]
 インゴジンスキー区66,800[インガヂーンスキー ラヨン]
 鉄道区51,400[ジリズナダロージヌイ ラヨン]
クラスノカメンスク市1969年54,500[ゴーラト クラスナカーメンスク]
 オクチャブリスキー町3,900[パショーラク アクチャーブリスキー]
ボルジャ市1950年31,100[ゴーラド ボールジャ]
ペトロフスク=ザバイカリスキー市1926年23,800[ゴーラト ピトローヴズグ=ザバイカーリスキー]
バレイ市1938年18,800[ゴーラド バレーイ]
シルカ市△1951年15,900[ゴーラト シールカ]
ネルチンスク市△1658年(集落成立)15,100[ゴーラト ニェールチンスク]
モゴチャ市△1950年14,900[ゴーラト マゴーチャ]
ヒロク市△1951年11,700[ゴーラト ヒローク]
スレテンスク市△1926年9,200[ゴーラト スレーテンスク]
――――――――――――――――――
【地区 район 】28地区*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
地区名中心集落
カラルスキー地区チャラ村12,300[カラールスキー ラヨン]
トゥンゴコチェン地区ヴェルフ・ウスグギ村18,400[トゥンガコーチェンスキー ラヨン]
トゥンギル=オリョクマ地区トゥピク村1,800[トゥンギーラ=アリョークミンスキー ラヨン]
モゴチャ地区モゴチャ市33,200[マゴーチンスキー ラヨン]
チェルヌイシェフスク地区チェルヌイシェフスク町47,600[チルヌィシェーフスキー ラヨン]
スレテンスク地区スレテンスク市30,700[スレーテンスキー ラヨン]
ガジムルスキー・ザヴォード地区ガジムルシキー・ザヴォード町10,600[ガジムーラ=ザヴォーツキー ラヨン]
チタ地区チタ市*63,600[チチーンスキー ラヨン]
カルィムスコエ地区カルィムスコエ町43,100[カルィームスキー ラヨン]
シルカ地区シルカ市55,600[シールキンスキー ラヨン]
ネルチンスク地区ネルチンスク市32,100[ニェールチンスキー ラヨン]
バレイ地区バレイ市*11,100[バレーイスキー ラヨン]
シェロプギノ地区シェロプギノ村11,900[シェラプーギンスキー ラヨン]
ネルチンスキー・ザヴォード地区ネルチンスキー・ザヴォード村14,400[ニェルチンスカ=ザヴォーツキー ラヨン]
ヒロク地区ヒロク市37,700[ヒロークスキー ラヨン]
ウリョトゥイ地区ウリョトゥイ村24,000[ウリョータフスキー ラヨン]
オロヴャンナヤ地区オロヴャンナヤ町58,800[アラヴャーンニンスキー ラヨン]
アレクサンドロフスキー・ザヴォード地区アレクサンドロフスキー・ザヴォード村13,700[アリクサーンドロヴォ=ザヴォーツキー ラヨン]
カルガ地区カルガ村13,200[カルガーンスキー ラヨン]
ペトロトフスク=ザバイカリスキー地区ペトロフスク=ザバイカリスキー市*23,600[ピトローヴズグ=ザバイカーリスキー ラヨン]
クラスヌイ・チコイ地区クラスヌイ・チコイ村23,800[クラスナチコーイスキー ラヨン]
クィラ地区クィラ村18,600[クィリーンスキー ラヨン]
アクシャ地区アクシャ村14,000[アクシーンスキー ラヨン]
オノン地区ニジニ・ツァスチェイ村16,300[アノーンスキー ラヨン]
ボロジャ地区ボロジャ市*31,100[ボールジンスキー ラヨン]
ザバイカリスク地区サバイカリスク町24,200[ザバイカーリスキー ラヨン]
クラスノカメンスク地区クラスノカメンスク市*11,300[クラスナカーメンスキー ラヨン]
プリアルグンスク地区プリアルグンスク町30,800[プリアルグーンスキー ラヨン]
――――――――――――――――――
【町 поселок 】41町【パショーラク】
町名所属地区
ノーヴァヤ・チャラ町カラルスキー地区4,600[パショーラク ノーヴァヤ・チャーラ]
ヴェルシノ=ダラスンスキー町トゥンゴコチェン地区9,600[パショーラク ヴィルシーナ=ダラスーンスキー]
アマザル町モゴチャ地区3,400[パショーラク アマザール]
クリュチェフスキー町モゴチャ地区2,700[パショーラク クリュチェーフスキー]
ダヴェンダ町モゴチャ地区1,900[パショーラク ダヴィンダー]
イタカ町モゴチャ地区700[パショーラク イターカ]
クセニエフカ町モゴチャ地区4,600[パショーラク クシェーニエフカ]
アクショノヴォ=ジロフスコエ町モゴチャ地区5,400[パショーラク アクショーナヴァ=ジーラフスコエ]
ジレケン町チェルヌイシェフスク地区4,900[パショーラク ジレケン ?]
チェルヌイシェフスク町チェルヌイシェフスク地区15,800[パショーラク チェルヌィシェーフスク]
ブカチャチャ町チェルヌイシェフスク地区5,900[パショーラク ブカチャーチャ]
ウスチ=カルスク町スレテンスク地区2,400[パショーラク ウスチ=カールスク]
コクイ町スレテンスク地区8,600[パショーラク カクーイ]
ノヴォクルチニンスキー町チタ地区11,000[パショーラク ノヴァクルチーニンスキー]
アタマノフカ町チタ地区9,500[パショーラク アタマノフカ ?]
ヤブロノヴォ町チタ地区1,000[パショーラク ヤーヴラナヴァ]
カルィムスコエ町カルィムスコエ地区15,300[パショーラク カルィームスコエ]
ダラスン町カルィムスコエ地区9,200[パショーラク ダラスーン]
クロルト・ダラスン町カルィムスコエ地区5,000[パショーラク クロールド=ダラスーン]
アルバガル町シルカ地区1,400[パショーラク アブバガール]
ホルボン町シルカ地区3,300[パショーラク ハルボーン]
ピェルヴォマイスキー町シルカ地区15,600[パショーラク ピェルヴァマーイスキー]
プリイスコヴイ町ネルチンスク地区2,000[パショーラク プリイスコーヴイ ?]
ヴェルシノ=シャフタミンスキー町シェロプギノ地区2,600[パショーラク ベルシーナ=シャフタミーンスキー]
ゴールヌイ・ゼレントゥイ町ネルチンスキー・ザヴォード地区[パショーラク ゴールヌイ ジリントゥーイ]
モグゾン町ヒロク地区5,900[パショーラク マグゾーン]
ドロヴャナヤ町ウリョトゥイ地区3,400[パショーラク ドラヴャナーヤ]
ゴールヌイ町ウリョトゥイ地区9,700[パショーラク ゴールヌイ]
カラングイ町オロヴャンナヤ地区4,200[パショーラク カラングーイ]
ゾロトレチェンスク町オロヴャンナヤ地区6,000[パショーラク ザラタレーチェンスク]
オロビャンナヤ町オロヴャンナヤ地区11,300[パショーラク アラヴャーンナヤ]
ヤスノゴルスク町オロヴャンナヤ地区8,500[パショーラク ヤスナゴールスク]
カダヤ町カルガ地区1,300[パショーラク カダヤー]
ノヴォパヴロフカ町ペトロトフスク=ザバイカリスキー地区4,500[パショーラク ノヴァパーヴロフカ]
タルバガタイ町ペトロトフスク=ザバイカリスキー地区3,100[パショーラク タルバガターイ]
バリャガ町ペトロトフスク=ザバイカリスキー地区4,600[パショーラク バリャガー]
ハプチェランガ町クィラ地区[パショーラク ハプチラーンガ]
シェルロヴァヤ・ゴラー町ボロジャ地区18,000[パショーラク シェールラヴァヤ ガラー]
ザバイカリスク町サバイカリスク地区10,900[パショーラク ザバイカーリスク]
プリアルグンスク町プリアルグンスク地区8,400[パショーラク プリアルグーンスク]
クリチカ町プリアルグンスク地区4,500[パショーラク クリーチカ ?]

このうち、殆どの地図に載っていない町が一つ。
ウリョトゥイ地区のゴールヌイ町は手持ちのロシア製地図で唯一「ロシア・ミニ地図帳 Малый атлас России」 に記載があり(ドロヴャナヤ町の南に隣接して人口5千人以上の町として記載)、それ以外の詳細な地図には悉く記載されていない、謎の町です。
[11673] 2003年 3月 22日(土)23:32:26ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(2) アガ・ブリヤート自治管区
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、第2稿目はチタ州の内部に属しながらも、連邦構成体の一つに数えられる、アガ・ブリヤート自治管区について書き込みます。
この自治管区は、名称から分るようにモンゴル系のブリヤート人が多く住む地域です。
1989年の国勢調査では、
総人口77,188100.00%
ブリヤート人42,36254.88%
ロシア人31,47340.77%
と記録されており、ブリヤート人が過半を占めていることが分ります。

【アガ・ブリヤート自治管区のデータ】
名称アガ・ブリヤート自治管区 Агинский Бурятский автономный округ
[アギ―ンスキー ブリャーツキー アフタノームヌイ オークルク]
創設1937年9月26日
中心都市アギンスコエ町
総面積19,000平方キロ
総人口79,100(2000.1.1)、79,100(2001.1.1)
都市人口25,600(2000.1.1)、25,700(2001.1.1)
地理状況 外バイカル(ザバイカリエ)地域に位置し、チタ州の一部をなす。
西部にダウルスキー山脈、モゴイトゥイ山脈があり、最高点はアルハナイ山の1663m。
南部は起伏の緩い沿オノン平地が広がる。
自治管区の主要河川は、オノン川とその支流イリャ川、アガ川。
南部には無数の小湖沼。
気候厳しい大陸性気候。冬期は寒冷で少雪、夏季は暑い。
1月の平均気温は-24度。
7月の平均気温は+18度。
年間降水量は約400mm。
資源非鉄金属の産地。
主要産業牧畜が主産業。
タングステン鉱と精鋼を行わう選鉱コンビナートがある。その他、林業、建築材料生産。
交通自治管区東部をシベリア鉄道のチタ州カルィムスコエと中国国境の同州ザバイカリスクを結ぶ
ザバイカリエ鉄道が縦貫。
都市・集落 0市、4町、そのほか村。
自治管区は3地区からなる。

アガ・ブリヤート自治管区の3地区、4町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地区・町名中心集落人口[地名現地発音]
モゴイトゥイ地区モゴイトゥイ町28,700[マゴーイトゥイスキー ラヨン]
 モゴイトゥイ町7,300[パショーラク マゴーイトゥイ]
アギンスコエ地区アギンスコエ町33,500[アギーンスキー ラヨン]
 アギンスコエ町9,700[パショーラク アギーンスコエ]
 ノヴォオルロフスク町5,500[パショーラク ノヴァアルローフスク]
 オルロフスキー町3,100[パショーラク アルローフスキー]
ドゥリドゥルガ地区ドゥリドゥルガ村16,900[ドゥリドゥルギーンスキー ラヨン]
[12100] 2003年 3月 30日(日)11:15:32ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(3) ブリヤート共和国
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータシリーズ第3稿目の今回は、モンゴルの北に位置し、バイカル湖東岸・南岸一帯を占めるブリヤート共和国について書き込みます。
(極東連邦管区沿海地方から始めたデータシリーズの旅、ようやくバイカル湖岸に到着です。)
この共和国は、その名の通りブリヤート人の多く住む地域ですが、[11673]でご紹介した「アガ・ブリヤート自治管区」とは違い、ここではロシア人が多数を占めています。
1989年の国勢調査では
民族ブリヤート共和国首都ウラン=ウデ市首都以外の地域
全人口1,038,252100.00351,086100.00687,166100.00
ブリヤート人249,52524.0374,24321.15175,28225.51
ロシア人726,16569.94255,84972.87470,31668.44
また、ロシア全国に於けるブリヤート人の総数は417,425人となっており、このうちの59.78%が、この共和国に住んでいたことになります。
ロシアでは、このブリヤート共和国に東隣のチタ州を加えた地域を「ザバイカル(外バイカル)地域」と呼んでいます。

【ブリヤート共和国のデータ】
名称ブリヤート共和国 Республика Бурятия [リスプーブリカ ブリャーチヤ]
創設1923年5月30日 (当初はブリヤート=モンゴル自治共和国、1958年ブリヤート自治共和国、
1992年より現名
首都ウラン=ウデ市
総面積351,300平方キロ
総人口1,034,800(2000.1.1)、1,029,200(2001.1.1)
都市人口616,500(2000.1.1)、614,200(2001.1.1)
地理状況 シベリア東部、モンゴル国境から北、バイカル湖東岸、南岸一帯を占める。
全般に山がちな地形が続き、共和国西端に東サヤン山脈(最高点3491m)、バイカル湖の周囲に
バイカル山地帯を構成するハマル=ダバン山脈、ウラン=ブルガスィ山脈、バルグジン山脈、
バイカル山脈等があり、南部にはセレンガ山系のツァガン=ダバン山脈、ツァガン=フルテイ山脈
ザガンスキー山脈等、更に東部にはヴィチム高原がある。
これらの山脈の間にグシノエ湖盆地、ウジン盆地、バルグジン盆地、上アンガラ盆地等が広がる。
共和国の河川はバイカル湖を含むエニセイ河水系と、レナ河水系に分けられる。
主要河川はバイカル湖に流れるセレンガ川、バルグジン川および上アンガラ川があり、共和国西部
をエニセイ河水系のイルクート川、キトイ川、オカ川が、東部にはチタ州との境界をなすレナ河水
系のヴィチム川が流れる。
共和国の大部分はバイカル水域に属する。
気候厳しい大陸性気候。冬期は長く寒冷、無風で少雪。夏季は短く、温暖。
1月の平均気温は-24度。
7月の平均気温は+17度。
年間降水量は約300mm。
資源タングステン、モリブデン、金、多金属鉱、褐炭、鉄鉱石、ボーキサイト、燐灰石、アスベスト、
黒鉛。
主要産業鉱業、機械、木材加工業、軽工業のほか、牧羊が主産業。
交通共和国の南部をシベリア鉄道が縦貫。首都ウラン=ウデより南進しモンゴルに至る鉄道あり。
北部のバイカル湖北岸から東西にバム鉄道が縦貫する。
また、バイカル湖とセレンガ川、バルグジン川において船舶の航行あり。
都市・集落 6市、29町、614村。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は21地区に属する。
参考地図http://www.siora.ru/regional_pages/ulanude/buriatia.html

ブリヤート共和国の6市3区、21地区、29町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
市・町名市制施行年人口[地名現地発音]
【市 город(ゴーラト)】6市3区2町【ゴーラト】
ウラン=ウデ市(3区)1775年370,400[ゴーラト ウラーン=ウデー]
 十月区174,800[アクチャーブリスキー ラヨン]
 鉄道区142,800[ジリズノダロージヌイ ラヨン]
 ソビエト区52,800[サヴェーツキー ラヨン]
 ザレーチヌイ町9,700[パショーラク ザレーチヌイ]
 ソコル町5,700[パショーラク ソーカル]
グシノオジョールスク市△1953年29,700[ゴーラド グシナアジョールスク]
セヴェロバイカリスク市1980年26,700[ゴーラト シヴィラバイカーリスク]
キャフタ市△1934年18,300[ゴーラト キャーフタ]
ザカーメンスク市△1944年14,600[ゴーラド ザカーメンスク]
バーブシキン市△1902年7,300[ゴーラド バーブシキン]
――――――――――――――――――
【地区 район 】21地区*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
地区名中心集落
北バイカル地区ニジネアンガルスク町19,400[セヴィラ=バイカーリスキー ラヨン]
ムヤ地区タクシモ町21,300[ムーイスキー ラヨン]
クルムカン地区クルムカン村16,800[クルムカーンスキー ラヨン]
バウント・エヴェンキ地区バグダリン村11,600[バーウンタフスキー・エヴェンキースキー ラヨン]
バルグジン地区バルグジン町27,300[バルグジースキー ラヨン]
オカ地区オルリク村4,800[アキーンスキー ラヨン]
沿バイカル地区トゥルンタエヴォ村31,500[プリバイカーリスキー ラヨン]
ホリンスク地区ホリンスク村22,500[ホーリンスキー ラヨン]
エラヴノエ地区ソスノヴォ=オジョルスコエ村19,500[イェラーヴィンスキー ラヨン]
トゥンカ地区クィケン村25,900[トゥンキーンスキー ラヨン]
カバンスク地区カバンスク村68,700[カバーンスキー ラヨン]
 (バーブシキン市を含む)
イヴォルギンスク地区イヴォルギンスク村22,000[イヴァルギーンスキー ラヨン]
タルバガタイ地区タルバガタイ村18,000[タルバガターイスキー ラヨン]
ザイグラエヴォ地区ザイグラエヴォ町52,400[ザイグラーイフスキー ラヨン]
キジンガ地区キジンガ村20,800[キジンギーンスキー ラヨン]
ザカーメンスク地区ザカーメンスク市34,000[ザカーミンスキー ラヨン]
ジダ地区ジダ町35,200[ジヂーンスキー ラヨン]
セレンガ地区グシノオジョールスク市57,400[シリンギーンスキー ラヨン]
ムホルシビリ地区ムホルシビリ村29,800[ムホルシビールスキー ラヨン]
ビチュラ地区ビチュラ村30,500[ビチュールスキー ラヨン]
キャフタ地区キャフタ市44,000[キャーフチンスキー ラヨン]
――――――――――――――――――
【町 поселок 】27町【パショーラク】
町名所属地区
ニジネアンガルスク町北バイカル地区6,100[パショーラク ニジニアンガールスク]
キチェラ町北バイカル地区1,900[パショーラク キチェーラ]
ノーヴイ・ウオヤン町北バイカル地区6,700[パショーラク ノーヴイ・ウオヤーン]
ヤンチュカン町北バイカル地区800[パショーラク ヤンチュカン?]
トンネリヌイ町ムヤ地区2,300[パショーラク タンネーリヌイ]
セヴェロムイスク町ムヤ地区5,600[パショーラク セヴェラムーイスク]
タクシモ町ムヤ地区11,900[パショーラク タクシモー]
バルグジン町バルグジン地区6,300[パショーラク バルグジーン]
ウスチ=バルグジン町バルグジン地区7,200[パショーラク ウスチ=バルグジーン]
トゥルカ町沿バイカル地区1,900[パショーラク トゥルカー]
イリインカ町沿バイカル地区4,800[パショーラク イリイーンカ]
セレンギンスク町カバンスク地区16,500[パショーラク シリンギーンスク]
カメンスク町カバンスク地区9,100[パショーラク カーメンスク]
タンホイ町カバンスク地区1,000[パショーラク タンホーイ]
ヴイドリノ町カバンスク地区5,100[パショーラク ヴィードリナ]
オノホイ町ザイグラエヴォ地区10,300[パショーラク アナホーイ]
ザイグラエヴォ町ザイグラエヴォ地区5,400[パショーラク ザイグラーイヴァ]
イリカ町ザイグラエヴォ地区2,200[パショーラク イーリカ]
ノヴォイリインスク町ザイグラエヴォ地区5,600[パショーラク ノヴォイリイーンスク]
ノヴォキンジンギンスク町キジンガ地区2,600[パショーラク ノヴォキンジンギンスク?]
バヤンゴル町ザカーメンスク地区1,800[パショーラク バヤンゴール]
ホルトソン町ザカーメンスク地区1,400[パショーラク ハルタソーン]
ジダ町ジダ地区5,100[パショーラク ジダー]
セレンドゥマ町セレンガ地区3,800[パショーラク シリンドゥーマ]
グシノエ・オゼラ町セレンガ地区3,400[パショーラク グシーノエ オージラ]
チコイ町キャフタ地区800[パショーラク チコーイ]
ナウシキ町キャフタ地区4,500[パショーラク ナーウシキ]


バイカル湖についてのデータ(ロシア地理事典より)
シベリア東部、ブリヤート共和国とイルクーツク州に跨る大湖。
面積31,500平方キロ
長さ636キロ
48キロ
水量23,000立方キロ (氷河を除く世界の淡水の5分の1の保有量)
湖水面の標高455メートル
深さ1,620メートル
湖内の島嶼27島 (うち5島は定期的に浸水する)
流入河川336川 (主要河川、セレンガ、バルグジン、上アンガラ、トゥルカ、スネージナヤ)
流出河川1川 (アンガラ川)
平均気温1月・-17度。7月・+16度
湖水表面温度8月・沖で+9~+12度、岸辺で20度以下。
湖水深層温度年間を通じて+3.2~+3.5度
透明度40メートル
生息魚類50種
姉妹湖琵琶湖(ロシア地理事典には書いてません)

地図好きの皆様に、バイカル湖の地図です。
(ロシアの検索サイトで「карта Байкала」を検索すると沢山の地図が示されますが、その中で容易に呼び出せ、見やすい地図を2枚、挙げておきます)
http://www.baikal.ru/map/rezko.jpg
http://www.lzebr.bizland.com/miweb/Opus.htm
[12593] 2003年 4月 6日(日)23:56:37ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(4) イルクーツク州  州・都市・地区のデータ編
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、イルクーツク州(ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区を除く)についてはデータの量が多いので2回に分けて、今回は同州の地理状況データと都市の人口データについて書き込みます。

【イルクーツク州のデータ】
名称イルクーツク州 Иркутская область [イルクーツカヤ オーブラスチ]
創設1937年9月26日
中心都市イルクーツク市
総面積767,900平方キロ(ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区 22,400平方キロを含む)
総人口2,748,000(2000.1.1)、2,734,700(2001.1.1)(ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区を含む) 
都市人口2,189,800(2000.1.1)、2,170,800(2001.1.1)(ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区は0)
地理状況シベリア連邦管区東部に位置し、東はバイカル湖に面し、北部東端はバイカル湖北方に広
がる北バイカル山地を含み、サハ共和国、チタ州に接し、北端部は下ツングースカ川上流域を占める。
南部はブリヤート共和国および、トゥーヴァ共和国に接し、西部はクラスノヤルスク地方に接する。
また、イルクーツク市北方には、州に属しながらも別の連邦構成体の一つをなす「ウスチ=オルダ・
ブリヤート自治管区」が存在する。
州は全体に中央シベリア高原の南東部にあたり、東サヤン山脈の南部(最高点2875m)、沿バイカ
ル山脈があり、北東部には北バイカル山地およびパトム山地がある。
高原の地表は深く刻まれた河川谷によって大きく分割されている。
州を流れる主要河川はエニセイ河系のアンガラ川、下ツングースカ川、およびレナ河系のヴィチム
川、キレンガ川がある。
州の主要部分はアンガラ川とその左岸支流のイルクート川、キトイ川、ベーラヤ川、オカ川、ウダ
川およびビリュサ川の水系である。
気候冬期は乾燥し寒冷。夏期は暑く、前半は乾燥し、7月から8月にかけては雨がちとなる。
1月の平均気温は南部で-15度、北部で-33度。
7月の平均気温は+17度から+19度。
年間降水量は約400mm、山地の北西および西斜面では約800mmまでの降水量。
資源石炭、鉄鉱、金、雲母、滑石、マグネサイト、黒鉛、カオリン、石膏、食塩、珪岩、砂石英。
石炭は、イルクーツクを東端として東西に細長く120キロに分布するイルクーツク炭田が有名。
主要産業採炭、採鉱のほか、木材加工、機械、化学工業が発達。
ブラーツク市にはアンガラ川に巨大ダムで出来たブラーツク人造湖があり、ブラーツク発電所(410
万キロワット)をエネルギー基地としてブラーツク・タイシェト工業地帯を形成。
鉄道州の西部から南部にシベリア鉄道が東西に縦貫。西部のタイシェトでバム鉄道を分岐し、ブラ
ーツク人造湖北岸から東へバイカル湖北岸へ延び、ブリヤート共和国北部につながる。
また、バム鉄道からウスチ=イリムスクに至る支線がある。
都市・集落 22市、55町、その他村多数。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は27地区(ウスチ=オルダ・ブリヤ
ート自治管区に属する6地区を除く)に属する。
行政区画地図イルクーツク州 http://www.admirk.ru/adm_msu.htm
イルクーツク市 http://www1.irkutsk.ru/index.php?pre_menu=207

イルクーツク州のうち、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区(上記、州行政区画地図では28番の区域)を除く22市7区、27地区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
なお、▼印を付したブラーツク市のパドゥン区、右岸区は人口データが両区の合計値(109,300人)しか得られず、止む終えず2001年8月19日のイルクーツク州知事選挙における有権者数から均等割りで計算した推測値を出しておきます。
地区については、上記のイルクーツク州行政区画地図にある地区番号を参考のため書き足しておきます。

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】22市7区1町【ゴーラト】
イルクーツク市(4区)1686年593,700[ゴーラト イルクーツク]
 スヴェルドロフ区202,100[スヴィルダローフスキー オークルク]
 十月区144,500[アクチャーブリスキー オークルク]
 レーニン区138,000[リェーニンスキー オークルク]
 右岸区109,100[プラヴァベレージヌィ オークルク]
ブラーツク市(3区)1955年277,600[ゴーラド ブラーツク]
 中央区168,300[ツェントラーリヌイ オークルク]
 パドゥン区▼66,000[パドゥーンスキー オークルク]
 右岸区▼43,000[プラヴァベレージヌィ オークルク]
アンガルスク市1951年264,700[ゴーラト アンガールスク]
 キトイ町4,900[パショーラク キトーイ]
ウスチ=イリムスク市1973年105,200[ゴーラト ウスチ=イリームスク]
ウソリエ=シビルスコエ市1925年103,500[ゴーラト ウソーリエ=シビールスコエ]
チェレムホヴォ市1917年69,100[ゴーラト チリムホーヴァ]
 スヴィルスク市1949年18,600[ゴーラト スヴィールスク]
ウスチ=クート市1954年57,100[ゴーラト ウスチ=クート]
シェレホフ市1962年54,300[ゴーラト シェーリハフ]
トゥルン市1927年53,200[ゴーラト トゥルーン]
サヤンスク市1985年46,500[ゴーラト サヤーンスク]
ニジネウジンスク市1783年42,500[ゴーラト ニジニウジーンスク]
 アルザマイ市1955年8,700[ゴーラト アルザマーイ]
タイシェト市1938年42,300[ゴーラト タイシェート]
 ビリュシンスク市1967年11,500[ゴーラド ビリュシーンスク]
ジマ市1922年36,300[ゴーラド ジマー]
ジェレズノゴルスク=イリムスキー市△1965年32,300[ゴーラド ジリズナゴールスク=イリームスキー]
ヴィホレフカ市△1966年24,600[ゴーラド ヴィーハリフカ]
スリュジャンカ市△1936年21,000[ゴーラト スリュヂャーンカ]
ボダイボ市1925年17,700[ゴーラド バダイボー]
バイカリスク市△1966年17,100[ゴーラド バイカーリスク]
キレンスク市△1775年15,400[ゴーラト キーリンスク]
――――――――――――――――――
【地区 район 】27地区*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
地区名中心集落
カタンガ地区エルボガチェン村6,200[カータンクスキー ラヨン]10
ウスチ=イリムスク地区ウスチ=イリムスク市*23,700[ウスチ=イリームスキー ラヨン]22
ニジネイリムスキー地区ジェレズノゴルスク=イリムスキー市71,900[ニジニイリームスキー ラヨン]15
ウスチ=クート地区ウスチ=クート市*13,400[ウスチ=クーツキー ラヨン]23
キレンスク地区キレンスク市26,900[キーリンスキー ラヨン]12
ママ=チュヤ地区ママ町12,000[マームスカ=チューイスキー ラヨン]14
ボダイボ地区ボダイボ市*13,200[バダイビーンスキー ラヨン]
カザチンスコエ=レンスキー地区カザチンスコエ村25,300[カザーチンスカ=リェーンスキー ラヨン]
ジガロヴォ地区ジガロヴォ町11,100[ジガーラフスキー ラヨン]
カチュグ地区カチュグ町23,200[カーチュクスキー ラヨン]11
オリホン地区エランツイ村9,300[アリホーンスキー ラヨン]17
イルクーツク地区イルクーツク市*51,500[イルクーツキー ラヨン]
スリュジャンカ地区スリュジャンカ市47,000[スリュヂャーンスキー ラヨン]18
 (バイカリスク市を含む)
シェレホフ地区シェレホフ市*11,400[シェーリハフスキー ラヨン]27
アンガルスク地区アンガルスク市*11,300[アンガールスキー ラヨン]
ウソリエ地区ウソリエ=シビルスコエ市*56,500[ウソーリスキー ラヨン]21
チェルムホヴォ地区チェルムホヴォ市*36,000[チリムホーフスキー ラヨン]25
ザラリ地区ザラリ町35,200[ザラリーンスキー ラヨン]
ウスチ=ウダ地区ウスチ=ウダ町17,800[ウスチ=ウヂーンスキー ラヨン]24
バラガンスク地区バラガンスク町10,700[バラガーンスキー ラヨン]
ジマ地区ジマ市*15,100[ジームスキー ラヨン]
 (サヤンスク市は含まない)
クイトゥン地区クイトゥン町41,500[クイトゥーンスキー ラヨン]13
トゥルン地区トゥルン市*31,900[トゥルーンスキー ラヨン]20
ニジネウジンスク地区ニジネウジンスク市*36,400[ニジニウジーンスキー ラヨン]16
ブラーツク地区ブラーツク市*69,900[ブラーツキー ラヨン]
 (ヴィホレフカ市を含む)
チュンスキー地区チュンスキー町47,400[チューンスキー ラヨン]26
タイシェト地区タイシェト市*34,000[タイシェーツキー ラヨン]19

スヴィルスク市、アルザマイ市、ビリュシンスク市は、それぞれチェレムホヴォ市、ニジネウジンスク市、タイシェト市に従属した「市内市」です。(人口データとしては母市のデータには含みません)
このうち、チェレムホヴォ市からスヴィルスク市は18キロ、タイシェト市からビリュシンスク市は12キロと、それぞれ隣接した所に位置し、母市と従属市の関係にあることがよく分かりますが、ニジネウジンスク市からアルザマイ市は76キロも離れており、さらに両市の間に位置する(二市から20キロの所)ウク町はニジネウジンスク市には属さないようで、アルザマイ市は、かなり離れた飛び地と推測できます。
[12594] 2003年 4月 6日(日)23:57:27ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(5) イルクーツク州  町のデータ編
[12593]の続き、
イルクーツク州の54町のデータです。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地名現地発音で ? を付した地名は、手許のロシア語アクセント辞典(名称の部)に表記なし。
町名所属地区人口[地名発音]
ジェレズノダロージヌイ町ウスチ=イリムスク地区8,700[パショーラク ジリズナダロージヌイ]
ルドノゴルスク町ニジネイリムスキー地区5,200[パショーラク ルドナゴールスク]
ラジシチェフ町ニジネイリムスキー地区1,300[パショーラク ラヂーシェフ]
ヤンゲリ町ニジネイリムスキー地区900[パショーラク ヤーンゲリ]
ノヴァヤ・イギルマ町ニジネイリムスキー地区12,200[パショーラク ノーヴァヤ・イギールマ]
フレプトヴァヤ町ニジネイリムスキー地区2,600[パショーラク フリプトーヴァヤ]
シェスタコヴォ町ニジネイリムスキー地区1,500[パショーラク シスタコーヴァ]
ヴィジム町ニジネイリムスキー地区1,800[パショーラク ヴィヂーム]
ヤンタリ町ウスチ=クート地区2,600[パショーラク イェンターリ]
ズヴョーズドヌイ町ウスチ=クート地区2,300[パショーラク ズヴョーズドヌイ]
アレクセーエフスク町キレンスク地区3,500[パショーラク アレクセーイフスク]
ゴルノ=チュイスキー町ママ=チュヤ地区1,100[パショーラク ゴールノ=チューイスキー]
ソグジオンドン町ママ=チュヤ地区1,300[パショーラク サグジオーンダン?]
ルゴフスキー町ママ=チュヤ地区1,800[パショーラク ルゴーフスキー]
ママ町ママ=チュヤ地区4,600[パショーラク マーマ]
ヴィチムスキー町ママ=チュヤ地区3,000[パショーラク ヴィチームスキー]
ママカン町ボダイボ地区2,600[パショーラク ママカン]
バラフニンスキー町ボダイボ地区1,700[パショーラク バラフニーンスキー]
アルチョーモフスキー町ボダイボ地区3,200[パショーラク アルチョーマフスキー]
クロポトキン町ボダイボ地区2,500[パショーラク クラポートキン]
マギストラリヌイ町カザチンスコエ=レンスキー地区7,800[パショーラク マギストラーリヌイ]
ウリカン町カザチンスコエ=レンスキー地区7,400[パショーラク ウリカーン]
クネルマ町カザチンスコエ=レンスキー地区400[パショーラク クニェールマ]
ジガロヴォ町ジガロヴォ地区5,700[パショーラク ジガーロヴォ]
カチュグ町カチュグ地区9,200[パショーラク カーチュク]
フジル町オリホン地区1,200[パショーラク フジール]
リストヴャンカ町イルクーツク地区2,200[パショーラク リストヴャーンカ]
ボリシャヤ・レチカ町イルクーツク地区2,400[パショーラク バリシャーヤ・リェーチカ]
マルコヴァ町イルクーツク地区4,300[パショーラク マールカヴァ]
バイカル町スリュジャンカ地区500[パショーラク バイカール]
クルトゥク町スリュジャンカ地区5,800[パショーラク クルトゥーク]
ボリショイ・ルグ町シェレホフ地区6,000[パショーラク バリショーイ・ルーク]
メゲト町アンガルスク地区8,200[パショーラク ミギェート]
テリマ町ウソリエ地区4,200[パショーラク チェーリマ]
ベロレチェンスキー町ウソリエ地区9,300[パショーラク ビラリェーチェンスキー]
タイトゥルカ町ウソリエ地区6,100[パショーラク ターイトゥルカ]
スレドニー町ウソリエ地区6,500[パショーラク スリェードニー]
ミシェリョフカ町ウソリエ地区9,100[パショーラク ミシリョーフカ]
ミハイロフカ町チェルムホヴォ地区10,000[パショーラク ミハーイラフカ]
ザラリ町ザラリ地区10,500[パショーラク ザラリー]
第1トゥイレチ町ザラリ地区4,700[パショーラク トゥイリェーチ・ピェールヴァヤ]
ウスチ=ウダ町ウスチ=ウダ地区5,400[パショーラク ウスチ=ウダー]
バラガンスク町バラガンスク地区4,500[パショーラク バラガーンスク]
クイトゥン町クイトゥン地区11,200[パショーラク クイトゥーン]
シュムスキー町ニジネウジンスク地区3,800[パショーラク シュームスキー]
ウク町ニジネウジンスク地区4,500[パショーラク ウーク]
アタガイ町ニジネウジンスク地区4,300[パショーラク アタガーイ]
チュンスキー町チュンスキー地区17,800[パショーラク チューンスキー]
レソゴルスク町チュンスキー地区8,100[パショーラク リサゴールスク]
オクチャブリスキー町チュンスキー地区7,800[パショーラク アクチャーブリスキー]
クヴィトク町タイシェト地区4,100[パショーラク クヴィトーク]
ユルトゥイ町タイシェト地区6,700[パショーラク ユールトゥイ]
シトキノ町タイシェト地区2,900[パショーラク シートキナ]
ノヴォビリュシンスキー町タイシェト地区5,000[パショーラク ノヴァビリュシーンスキー]
[12770] 2003年 4月 9日(水)22:05:06ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(6) ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、イルクーツク州の内部に属しながらも、連邦構成体の一つに数えられる、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区について書き込みます。
この自治管区も[11673]アガ・ブリヤート自治管区と同様に、名称から分るようにモンゴル系のブリヤート人が多く住む地域ですが、ここではロシア人が過半数を占めています。
1989年の国勢調査では、
総人口135,870100.00%
ブリヤート人49,29836.28%
ロシア人76,82756,54%
と記録されています。

また、このウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区では、都市、つまり市(Город)および都市型集落(Посёлок городского типа このシリーズでは「町」と訳している)が存在せず、したがって都市人口は 0 です。
ただし、[11556]で集落のご説明をさせて頂いているように、「村」と訳するものに農村型集落(Посёлок сельского типа)と農村型居住地(Населенный пункт сельского типа 一般にセロー Село と称される)が存在しています。このため、この稿では両者を区別するため、前者を「村(農町)」とし、後者は単に「村」と表記します。

なお、これに関連して過去記事[10067]の訂正。
シベリア連邦管区の連邦構成体一覧表の中、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区の町数を「4」としていますが、正しくは「0」です。
この「4」は、農村型集落「村(農町)」を数えたものでした。失礼致しました。

【ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区のデータ】
名称ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区 Усть-Ордынский Бурятский автономный округ
[ウスチ=アルドィーンスキー ブリャーツキー アフタノームヌイ オークルク]
創設1937年9月26日
中心都市ウスチ=オルドゥインスキー村(農町)
総面積22,400平方キロ
総人口143,800(2000.1.1)、143,400(2001.1.1)
都市人口0(2000.1.1)、0(2001.1.1)
地理状況シベリア連邦管区南東部、イルクーツク州南部に位置する。
沿バイカル地域にあり(バイカル湖には直接面していない)、レナ=アンガラ台地の端にあたる。
標高は東部の山地で1000mを超えるが、西部はアンガラ川が流れ、平坦である。森林ステップ地帯。
自治区を流れる主要河川はアンガラ川とその支流オサ川、イダ川、クダ川があリ、北東端はレナ河
水系のマンズルカ川、クレンガ川の上流域である。
なお、自治区内のアンガラ川水面はブラーツク人造湖の一部にあたる。
気候厳しい大陸性気候。冬期は少雪、寒冷。
1月の平均気温は-22度、7月の平均気温は+17度。
年間降水量は約300mm。
資源石炭。
主要産業沿バイカル地方の主要農業地帯。他に林業、採炭、石膏生産。
鉄道自治区の西部をシベリア鉄道が縦貫。
都市・集落 0市、0町、73村(4農町を含む)。
自治区は6地区を有する。
行政区画地図http://ust-orda.narod.ru/

ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区の6地区および、それらの中心集落の人口データを列挙します。
人口の年代は不詳。データの出所は「ロシア地理事典」で、おそらく1992年から1996年頃のものと推測。
地区・町名中心集落人口[地名現地発音]
バヤンダイ地区バヤンダイ村15,100[バヤンダーイフスキー ラヨン]
 バヤンダイ村3,200[セロー バヤンダーイ]
エヒリト=ブラガツキー地区ウスチ=オルドゥインスキー村30,000[エヒリート=ブラガツキー ラヨン]
 ウスチ=オルドゥインスキー村(農町)13,000[パショーラク ウスチ=アルドィーンスキー]
ボハン地区ボハン村27,900[ボーハンスキー ラヨン]
 ボハン村(農町)5,500[パショーラク ボーハン]
オサ地区オサ村22,400[アシーンスキー ラヨン]
 オサ村5,100[セロー アサー]
アラルスキー地区クトゥリク村28,900[アラールスキー ラヨン]
 クトゥリク村(農町)5,500[パショーラク クトゥリーク]
ヌクツキー地区ノヴォヌクツキー村19,500[ヌクーツキー ラヨン]
 ノヴォヌクツキー村(農町)4,600[パショーラク ノヴォヌクーツキー]
[12993] 2003年 4月 13日(日)00:03:54ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(7) トゥヴァー共和国
今回とりあげるシベリア南部にあるトゥヴァー共和国は、かつては独立国でした。モンゴル国の左肩に寄り添うように位置するこの共和国は、当然、歴史的にはモンゴルの強い影響下にありました。
紀元前2世紀前半には匈奴の襲来を受け、520年代から8世紀前半まではチュルク可汗国の版図に入り、その後ウイグルの版図(8世紀後半-9世紀半ば)、古代キルギス国家の版図(9世紀-12世紀)を経て13世紀からはモンゴルの支配がはじまり、その衰退後にはウイグルに興ったジュンガル部に入り、そのジュンガル部が18世紀に満州族の清朝に征服されるに及び、トゥヴァーは清国領外蒙古の西北端になりました。当時は「タンヌ・ウリャンハイ(唐努烏梁海)」と呼ばれていました。
1911年の辛亥革命と清朝の滅亡に乗じ、ロシアの影響下で外蒙古は独立を宣言し、その中のトゥヴァーの地は1914年に保護領としてロシア帝国に併合されました。
そのロシア帝国もロシア革命で崩壊し、ここトゥヴァーでも社会主義革命は起こり、1921年に世界で2番目の人民共和国(一般に世界で2番目といわれるモンゴル人民共和国は1924年成立)となり、独立国となりましたが、第2次大戦中の1944年10月11日にソ連と合体し、自治州としてロシア共和国に編入され、1961年10月10日に自治共和国に昇格、ソ連解体後はトゥヴァー共和国となりました。
面白いことに、最近まで(現在でも?)台湾の中華民国政府は外蒙古の独立を認めておらず、台湾で造られた「中華民国全図」ではトゥヴァーを含む外蒙古全域を自国領として表記していたそうです。(一度見てみたい・・・)

民族別人口は1989年の国勢調査では、
総人口308,558100.00%
トゥヴァー人198,44864.31%
ロシア人98,83132.03%
と記録されています。

なお、この共和国の国名は、拙稿[10067]や、日本で出版されている地図帳などでは「トゥーヴァ共和国」(帝国書院)とか「ツーバ共和国」(昭文社)とか表記されていますが、実際にはアクセントが語末にあり、「トゥヴァー」というのが正しいようです。また、「トゥイヴァー」と表記することも一般的です。

トゥヴァー共和国は地理的にアジアの丁度中心に位置し、首都キジル市には、それを示すオベリスクが建っています。
トゥヴァー共和国の公式ホームページ http://gov.tuva.ru/ の上欄にある「О Туве」をクリックし、左欄に出た「Центр Азии」をクリックすると、オベリスクの写真が見られます。

【トゥヴァー共和国のデータ】
名称トゥヴァー共和国 Республика Тува [リスプーブリカ トゥヴァー] または
トゥイヴァー共和国 Республика Тыва [リスプーブリカ トゥイヴァー]
創設1944年10月11日
首都キジル市
総面積170,500平方キロ
総人口311,400(2000.1.1)、311,200(2001.1.1)
都市人口150,300(2000.1.1)、151,600(2001.1.1)
地理状況 シベリア南部、モンゴル国西部国境の北、サヤン山脈の南側一帯を占める。
共和国の中央部と西部は、北に西サヤン山脈、西にアルタイ山脈、南にタンヌ=オラ山脈に囲まれ
たトゥヴァー盆地が占め、東部では東サヤン山脈の南西斜面やトジァー盆地、東トゥヴァー高原、
センギレン高原が占める。最高標高は南西部のモンゴル国境に近いモングト=タイガ山の3970mで
ある。
共和国のほとんど総ての河川はエニセイ河の水系である。
主要河川は上エニセイ(ウルグ=ヘム)河と、その左岸支流のヘムチク川があり、キジル市で合流
し、エニセイ河をなす大エニセイ(ビイ=ヘム)川、小エニセイ(カ=ヘム)川が流れる。
共和国には沢山の湖が存在する。
気候厳しい大陸性気候。冬期は寒冷で無風。盆地では少雪。夏季は山岳部では適度に温暖なものの
盆地では暑い。
1月の平均気温は-28度から-35度。
7月の平均気温は+15度から+20度。
年間降水量は盆地部で約150mm、山岳部では1000mmまで。
資源非鉄金属、希金属、石炭、アスベスト、鉄鉱、金、水銀など。
主要産業鉱工業、畜産、毛皮獣捕獲。
交通鉄道は通っておらず、一番近い鉄道駅はハカシア共和国のアバカンとアバザにある。
首都キジル市からは、北西に向かうエニセイ街道でアバカンに出るルートと、共和国を西に進み
アク=ドヴラクを経由して北に折れ、アバザに出るルートの2つがある。
上エニセイ河と、大・小エニセイ川の下流域において船舶の航行あり。
都市・集落 5市、3町、その他は村。
キジル市、アク=ドヴラク市以外の地域は16地区に属する。
参考地図http://www.kyzyl.ru/rus/kyzyl.html に
キジル市街図(КАРТА ГОРОДА КЫЗЫЛА)と
共和国全図(КАРТА РЕСПУБЛИКИ ТЫВА)が出ています。

トゥヴァー共和国の5市、16地区、3町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。但し、**印を付したクィズィル=マジャルィク町の人口は1990年代中頃のデータ。
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город(ゴーラト)】5市【ゴーラト】
キジル市1914年101,100[ゴーラト クィズィール]
アク=ドヴラク市1964年13,400[ゴーラト アグ=ダヴラーク]
シャゴナール市△1945年9,000[ゴーラト シャガナール]
チャダン市△1945年8,600[ゴーラト チャダーン]
トゥラン市△1945年5,700[ゴーラト トゥラーン]
――――――――――――――――――
【地区 кожуун 】16地区【コジュウン?】
地区・町名中心集落
バイ=タイガ地区テエリ村13,200[バイ=タイギーンスキー コジュウン]
バルン=ヘムチク地区クィズィル=マジャルィク町14,800[バルーン=ヘームスキー コジュウン]
 クィズィル=マジャルィク町5,900**[パショーラク クィズィール=マジャルィーク]
スト=ホリ地区スグ=アクスィ村8,400[スート=ホーリスキー コジュウン]
ジュン=ヘムチク地区チャダン市21,300[ジュン=ヘームチクスキー コジュウン]
チャア=ホリ地区チャア=ホリ村7,900[チャーア=ホーリスキー コジュウン]
ウルク=ヘム地区シャゴナール市17,600[ウルーク=ヘームスキー コジュウン]
ピイ=ヘム地区トゥラン市12,100[ピィ=ヘームスキー コジュウン]
トジァー地区トオラ=ヘム村6,100[タジーンスキー コジュウン]
キジル地区カア=ヘム町23,100[クィズィールスキー コジュウン]
 カア=ヘム町8,900[パショーラク カアー=ヘーム]
チェジ=ホリ地区ホヴ=アクスィ町8,800[チェジ=ホーリスキー コジュウン]
 ホヴ=アクスィ町3,600[パショーラク ハヴー=アクスィー]
タンジン地区バイ=ハアク村14,200[タンヂーンスキー コジュウン]
カア=ヘム地区サルィク=セプ村14,400[カアー=ヘムスキー コジュウン]
モングン=タイガ地区ムグル=アクスィ村6,300[マングーン=タイギーンスキー コジュウン]
オヴュル地区ハンダガイトゥイ村9,300[アヴュールスキー コジュウン]
テス=ヘム地区サマガルタイ村10,200[テス=ヘームスキー コジュウン]
エルジン地区エルジン村9,200[エルジーンスキー コジュウン]
[13512] 2003年 4月 20日(日)02:58:46ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(8) クラスノヤルスク地方  地方・都市のデータ編
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、クラスノヤルスク地方(エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を除く)については、イルクーツク州同様、データの量が多いので2回に分けて、今回は同地方の地理状況データと都市の人口データについて書き込みます。

【クラスノヤルスク地方のデータ】
名称クラスノヤルスク地方 Красноярский край [クラスナヤールスキー クラーイ]
創設1934年12月7日
中心都市クラスノヤルスク市
総面積2,339,700平方キロ
(エヴェンキ自治管区767,600平方キロ、およびタイミール自治管区862,100平方キロを含む)
総人口3,038,900(2000.1.1)、3,019,700(2001.1.1)(エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含む) 
都市人口2,259,700(2000.1.1)、2,250,800(2001.1.1)(エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含む)
地理状況シベリア連邦管区中央部に位置し、東はイルクーツク州に接し、西は西シベリアの諸州
(ケメロヴォ州、トムスク州、チュメニ州ハンティ・マンシ自治管区、ヤマロ・ネネツ自治管区)
およびソ連時代はこの地方の一部だったハカシヤ共和国(旧・ハカス自治州)に接する。
南端はサヤン山脈でトゥヴァー共和国と隔てられ、ここから北上するエニセイ河流域を占める。
また、クラスノヤルスク地方の北方には、地方に属しながらも別の連邦構成体をなす「エヴェンキ
自治管区」および「タイミール自治管区」が存在する。
地方は北シベリア低地によって完全に隔てられる2つの山地、中央シベリア高原(主にエヴェンキ
自治管区)と、タイミール半島のブィランガ山地(タイミール自治管区)があり、それら以外では
西部のエニセイ河以西は西シベリア低地の東端にあたり、南部には東サヤン山脈(最高点2891m・
グランジオズヌイ峰)、西サヤン山脈、クズネツキー・アルタイ山脈が連なり、それらの合間には
ミヌシンスク盆地、チュルィモ=エニセイ盆地がある。
地方を流れる主要河川はエニセイ河とその支流のトゥバ川、ママ川、カン川、アンガラ川、大ピト
川、ポドカネンナヤ川、下トゥングースカ川、クレイカ川、アバカン川、スィム川、トゥルハン川
等がある。また西部ではオビ河水系のチュルィム川、ケチ川があリ、北部にはハタンガ川、タイミ
ール川、ピャシナ川が流れる。
気候厳しい大陸性気候。冬期は長く、寒冷。夏期は温かい。
1月の平均気温は南部で-18度、北部で-36度。
7月の平均気温は南部で+20度、北部で+13度(北極海沿岸部では+10度)。
年間降水量は北部で約200mm、南部の山地では約1200mmまでの降水量。
資源石炭、鉄鉱、非鉄金属、希金属、金、アルミニウム原料、食塩、リン灰土。
主要産業北部のノリリスク鉄・希金属産業が盛ん。西部のアチンスクにはアルミナ・コンビナート
があり、クラスノヤルスクにはアルミニウムと冶金工業が発達。
そのほか、機械製造(掘削機械、橋型クレーン、トレーラー、穀物コンバイン、洗濯機、林業およ
び紙パルプ用設備)、金属加工、造船、人造ゴム、化繊、製紙、セメント、アルミニウム製造工業
が発達。
クラスノヤルスク市からエニセイ河の上流36キロに、クラスノヤルスク発電所(600万キロワット)
がある。
鉄道シベリア鉄道がクラスノヤルスク市を通り、東西に縦貫している他、数多くの支線(東部のレ
ショトゥイから北にカラブラに至る線、東部のウヤルから南へミヌシンスクを経てハカシア共和国
アバカンに、西部のアチンスクから北にレソシビルスクに、また南にハカシア共和国に入りアバカ
ンに至る線など)がある。
都市・集落 25市、46町、その他村多数(エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含む)。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は48地区(エヴェンキ自治管区およ
びタイミール自治管区を含むに属する6地区を含む)に属する。
地図http://www.kcp.ru/develop.html のうち、
Цифровая карта Красноярского края масштаба 1 : 1000000 をクリックすると地図が
観られます。自動車道 Автодороги や鉄道 Железные дороги を表示させることも出来ます。
また、地勢図では、http://www.sama.ru/~zina-costja/map.html のなかに
地方の南部(Красноярский край)、ミヌシンスク周辺(район Минусинска)、クラギンス
ク地区(Курагинский район)の地図が見られます。
クラスノヤルスク市の公式ホームページhttp://www.admkrsk.ru/(一部、英語ヴァージョンもあり)
には、市の7行政区区分図も収められています。http://www.admkrsk.ru/content.asp?id=2724
地域区分クラスノヤルスク地方の公式ホームページに、地域区分図が出ていますが
http://www.krskstate.ru/MAP/1m.cfm?nid=300
ここでは、中央部、東部、南部、西部、北部、ノリリスク、エヴェンキ自治管区、タイミール自治
管区の8地域に区分されています。但し、この地域区分図では「北部」と「西部」の境界線が北に
ずれています。

クラスノヤルスク地方のうち、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を除く
24市7区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
なお、ノリリスク市は地図上では、タイミール自治管区の中に位置していますが、実際には同自治管区には属さず、クラスノヤルスク地方直属の市であり、またタルナフ、カイエルカンの2市は、ノリリスク市に従属した「市内市」です。(人口データとしては母市ノリリスク市のデータには含みません)

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】24市7区11町【ゴーラト】
《中央部》
クラスノヤルスク市(7区)1822年875,500[ゴーラト クラスナヤールスク]
 ソビエト区 200,400[サヴェーツキー ラヨン]
 レーニン区 141,000[リェーニンスキー ラヨン]
 十月区133,100[アクチャーブリスキー ラヨン]
 スヴェルドロフ区131,700[スヴィルダローフスキー ラヨン]
 キーロフ区114,500[キーロフスキー ラヨン]
 鉄道区92,700[ジリズノダロージヌィ ラヨン]
 中央区62,100[ツェントラーリヌィ ラヨン]
ジェレズノゴルスク市1954年94,200[ゴーラド ジリズナゴールスク]
 ポドゴールヌイ町6,600[パショーラク パドゴールヌイ]
ソスノヴォボルスク市1985年30,500[ゴーラト サスナヴァボールスク]
ジヴノゴルスク市1963年29,200[ゴーラド ヂヴナゴールスク]
 オヴシャンカ町4,200[パショーラク アヴシャーンカ]
《東部》
カンスク市1782年107,400[ゴーラト カーンスク]
ゼレノゴルスク市1956年68,800[ゴーラド ゼリナゴールスク]
ボロジノ市1981年20,000[ゴーラド バラヂノー]
イランスキー市△1939年17,200[ゴーラト イラーンスキー]
ウヤル市△1944年15,900[ゴーラト ウヤール]
コジンスク市△1989年14,600[ゴーラト カヂーンスク]
ザオジョールヌイ市1948年13,900[ゴーラド ザアジョールヌイ]
 ウラル町2,500[パショーラク ウラール]
 イルシャ町1,500[パショーラク イールシャ]
《南部》
ミヌシンスク市1822年71,800[ゴーラト ミヌシーンスク]
 ゼリョーヌイ・ボル町2,400[パショーラク ゼリョーヌイ・ボール]
アルチョーモフスク市△1939年3,600[ゴーラト アルチョーマフスク]
《西部》
アチンスク市1782年121,600[ゴーラト アーチンスク]
 マズリスキー町1,300[パショーラク マズーリスキー]
ナザロヴォ市1961年63,200[ゴーラト ナザーラヴァ]
シャルィポヴォ市1981年43,300[ゴーラト シャルィーパヴァ]
 ドゥビニノ町14,500[パショーラク ドゥビニーナ?]
 ゴリャチェゴルスク町1,200[パショーラク ガリャチェゴールスク]
ボゴトル市1911年25,500[ゴーラド バガトール]
ウジュル市△1953年17,800[ゴーラト ウジュール]
《北部》
レソシビルスク市1975年68,500[ゴーラト リサシビールスク]
 ストレルカ町6,800[パショーラク ストリェールカ]
エニセイスク市1618年(集落成立)21,300[ゴーラト イニスェーイスク]
イガルカ市1931年9,800[ゴーラト イガールカ]
 スヴェトロゴルスク町2,000[パショーラク スヴィトラゴールスク]
《ノリリスク》
ノリリスク市1953年140,800[ゴーラト ナリーリスク]
 タルナフ市1982年62,900[ゴーラト タルナーフ]
 カイエルカン市1982年25,100[ゴーラト カイェルカーン]
 スネジノゴルスク町1,200[パショーラク スニジナゴールスク?]
[13513] 2003年 4月 20日(日)03:00:07【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(9) クラスノヤルスク地方  地区・町のデータ編
[13512]の続き、
クラスノヤルスク地方のうち、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を除く42地区と、地区に属する33町の人口データを列挙します。

人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地名現地発音で ? を付した地名は、手許のロシア語アクセント辞典(名称の部)に表記なし。
地区・町名中心集落人口[地名発音]
【地区 район 】42地区*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
《中央部》
バラフタ地区バラフタ町27,700[バラフチーンスキー ラヨン]
 バラフタ町8,000[パショーラク バラフター]
エメリヤノヴォ地区エメリヤノヴォ町42,300[イミリヤーナフスキー ラヨン]
 エメリヤノヴォ町11,100[パショーラク イミリヤーナヴァ]
 ソーネチヌイ町10,400[パショーラク ソーニチヌイ]
 13戦士記念町3,300[パショーラク パーミャチ・トゥリナーツァチー・バルツォーフ]
 ケドローヴイ町7,300[パショーラク キドローヴイ]
スホブジムスコエ地区スホブジムスコエ村25,500[スハブジームスキー ラヨン]
ベリョーゾフカ地区ベリョーゾフカ町37,800[ビリョーザフスキー ラヨン]
 ベリョーゾフカ町20,500[パショーラク ビリョーザフカ]
マナ地区シャリンスコエ村20,400[マーンスキー ラヨン]
《東部》
パルチザンスコエ地区パルチザンスコエ村13,800[パルチザーンスキー ラヨン]
ウヤル地区ウヤル市26,900[ウヤールスキー ラヨン]
サヤンスキー地区アギンスコエ村16,900[サヤーンスキー ラヨン]
 サヤンスキー町3,900[パショーラク サヤーンスキー]
ルィブノエ地区サオジョルヌイ市*22,000[ルィービンスキー ラヨン]
ジェルジンスコエ地区ジェルジンスコエ村18,700[ヂェルジーンスキー ラヨン]
タセーヴォ地区タセーヴォ村17,000[タスェーイフスキー ラヨン]
カンスク地区カンスク市*30,600[カーンスキー ラヨン]
 フィリモノヴォ町3,300[パショーラク フィリモーナヴァ?]
 タヨージヌイ町2,100[パショーラク タヨージヌイ]
アバン地区アバン町29,800[アーバンスキー ラヨン]
 アバン町10,000[パショーラク アーバン]
イルベイスコエ地区イルベイスコエ村21,900[イルヴェーイスキー ラヨン]
イランスキー地区イランスキー市29,900[イラーンスキー ラヨン]
ニジニ・インガシ地区ニジニ・インガシ町38,300[ニジニインガーシスキー ラヨン]
 ニジニ・インガシ町7,500[パショーラク ニージニ・インガーシ]
 チンスコイ町4,200[パショーラク チンスコーイ]
 ニジニャヤ・ポイマ町9,400[パショーラク ニージニャヤ・ポーイマ]
 ポカナエフカ町900[パショーラク パカーナイフカ?]
ボグチャヌィ地区ボグチャヌィ村52,200[バグチャーンスキー ラヨン]
 タヨージヌイ町[パショーラク タヨージヌイ]
 オクチャブリスキー町3,600[パショーラク アクチャーブリスキー]
ケジマ地区コジンスク市26,700[キェージムスキー ラヨン]
《南部》
ノヴォショーロヴォ地区ノヴォショーロヴォ村17,600[ナヴァショーラフスキー ラヨン]
エルマコフスコエ地区エルマコフスコエ村24,000[イルマコーフスキー ラヨン]
イドリンスコエ地区イドリンスコエ村16,900[イードリンスキー ラヨン]
クラスノトゥランスク地区クラスノトゥランスク村18,800[クラスナトゥラーンスキー ラヨン]
クラギノ地区クラギノ町57,100[クラーギンスキー ラヨン]
 (アルチョーモフスキー市を含む)
 クラギノ町15,100[パショーラク クラーギナ]
 ボリシャヤ・イルバ町5,600[パショーラク バリシャーヤ・イルバ?] 
 クラスノカメンスク町5,900[パショーラク クラスナカーミンスク]
 コシュルニコヴォ町4,600[パショーラク カシュールニカヴァ?] 
 チビジェク町700[パショーラク チビジェーク]
ミヌシンスク地区ミヌシンスク市*27,500[ミヌシーンスキー ラヨン]
カラトゥースコエ地区カラトゥースコエ村20,200[カラトゥースキー ラヨン]
シュシェンスコエ地区シュシェンスコエ町39,000[シューシンスキー ラヨン]
 シュシェンスコエ町20,100[パショーラク シューシンスコエ]
《西部》
ウジュル地区ウジュル市38,400[ウジュールスキー ラヨン]
シャルィポヴォ地区ホルモゴルスコエ村18,300[シャルィパフスキー ラヨン]
ナザロヴォ地区ナザロヴォ市*23,800[ナザーラフスキー ラヨン]
アチンスク地区アチンスク市*15,400[アーチンスキー ラヨン]
ボゴトル地区ボゴトル市*14,200[バガトーリスキー ラヨン]
チュフテト地区チュフテト村11,600[チュフチェーツキー ラヨン]
ビリリュッスィ地区ノヴォビリリュッスィ村15,400[ビリリューススキー ラヨン]
 ラススヴェート町4,000[パショーラク ラススヴェート]
ボリショイ・ウルイ地区ボリショイ・ウルイ村9,800[ボリシェウルーイスキー ラヨン]
コズリカ地区コズリカ町20,200[カズーリスキー ラヨン]
 コズリカ町8,900[パショーラク カズーリカ]
 ノヴォチェルノレチェンスキー町4,000[パショーラク ノヴォチルナリェーチンスキー]
《北部》
トゥルハンスク地区トゥルハンスク村14,500[トゥルハーンスキー ラヨン]
エニセイスク地区エニセイスク市*35,200[イニスェーイスキー ラヨン]
 ポドチョーソヴォ町6,500[パショーラク パドチョーサヴァ]
セヴェロ・エニセイスキー地区セヴェロ・エニセイスキー町13,700[セーヴィラ・イニスェーイスキー ラヨン]
 セヴェロ・エニセイスキー町8,500[パショーラク セーヴィラ・イニスェーイスキー]
 テヤ町1,900[パショーラク チェーヤ]
モトゥイギノ地区モトゥイギノ町22,300[マトゥイギンスキー ラヨン]
 モトゥイギノ町7,300[パショーラク マトゥイギナ]
 ラズドリンスク町3,400[パショーラク ラズドーリンスク]
 ユジノ=エニセイスキー町900[パショーラク ユージナ=イニスェーイスキー]
カザチンスコエ地区カザチンスコエ村14,500[カザーチンスキー ラヨン]
ピロフスコエ地区ピロフスコエ村10,600[ピローフスキー ラヨン]
ボリシャヤ・ムルタ地区ボリシャヤ・ムルタ町23,400[ボリシェムルチーンスキー ラヨン]
 ボリシャヤ・ムルタ町8,900[パショーラク バリシャーヤ・ムルター]
 プレジヴィンスク町2,300[パショーラク プレヂーヴィンスク]

【注釈】
1.ソーネチヌイ町について。
クラスノヤルスク地方には、ソーネチヌイ町(Солнечный)という集落は、クラスノヤルスク市ソビエト区とエメリヤノヴォ地区の境界付近にあり、手許にある複数の地図や、市公式ホームページにある地図では、クラスノヤルスク市の「市内町」扱いになっており、さらにロシアの郵便番号サイトでもソーネチヌイ町内の通り名はクラスノヤルスク市内の通りとして記載されていることから、クラスノヤルスク市に属する町とするのが妥当と思いましたが、人口統計データからは市内町としては出ておらず、ここではエメリヤノヴォ地区に属する町として扱いました。

2.タヨージヌイ町について。
クラスノヤルスク地方には同名のタヨージヌイ町(Таежный)が、東部のカンスク地区とボグチャヌィ地区の2つあり、ところが統計データでは1つ(人口2,100人)しか出ておらず、どちらのタヨージヌイのデータか悩みましたが、ロシア・ミニ地図帳(Малый атлас России)による集落規模表記によれば、前者は人口5,000以下、後者は人口5,000以上20,000以下の記号で書かれており、この事から、統計データ2,100人のタヨージヌイ町は、前者(カンスク地区)のものと判断しました。

【過去記事の訂正】
拙稿[10068]「ロシア・シベリア管区のデータ 都市人口の推移」において、一部都市名の表記に誤りがありました。
ここに、正誤表を出しておきます。(クラスノヤルスク地方分)
謹んでお詫び申し上げます。
シベリア管区人口順位
36レソシビリスクレソシビルスク
68サスノヴォボルスクソスノヴォボルスク
82ボロトルボゴトル
[13886] 2003年 4月 24日(木)01:05:05ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(10) エヴェンキ自治管区
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、第10稿目はクラスノヤルスク地方の内部に属しながらも、連邦構成体の一つに数えられる、エヴェンキ自治管区について書き込みます。
この自治管区は、名称から分るように北方諸民族の一つのエヴェンキ人が多く住む地域ですが、この民族はエヴェンキ自治管区のみならず、極東のオホーツク海沿岸からシベリア地域に幅広く分布しており、1989年の国勢調査によると、ロシア全土のエヴェンキ人の総人口29,901人のうち、3,480人がこの自治管区に居住しています。
自治管区の1989年の国勢調査によるエヴェンキ人とロシア人の人口比は、
民族エヴェンキ自治管区首都トゥラー町首都以外の地域
総人口24,769100.007,686100.0017,083100.00
エヴェンキ人3,48014.057509.762,73015.98
ロシア人16,71867.505,61173.0011,10765.02
と記録されており、ロシア人が過半を占めていることが分ります。

公式ホームページもあります。(但し、ロシア語のみですが、綺麗な写真もあります。)
http://www.evenkiya.ru/

エヴェンキ自治管区で最も世界に衝撃を与えたのは1908年6月20日に起きた「トゥングースカ異変」でしょうか。
20世紀最大の謎の一つと言われ、「ツングースカ大爆発」として知られるこの異変は、大隕石の衝突が原因との説が有力のようですが、諸説あるようです。
検索サイトで「ツングースカ」を検索しても数多くのホームページにヒットします。

【エヴェンキ自治管区のデータ】
名称エヴェンキ自治管区 Эвенкийский автономный округ [エヴェンキ―スキー アフタノームヌイ オークルク]
別称エヴェンキア Эвенкия [エヴェーンキヤ]
創設1930年12月10日
首都トゥラー町
総面積767,600平方キロ
総人口18,500(2000.1.1)、18,100(2001.1.1)
都市人口5,300(2000.1.1)、5,100(2001.1.1)
地理状況 シベリア中部、クラスノヤルスク地方中東部に位置し、中央シベリア高原(最高点1701m)
の一帯を占め、自治管区の領域の4分の1は、北極圏に入る。
自治管区のほとんどの河川はエニセイ河の水系であり、主要河川は下(ニージニャヤ)トゥングー
スカ川、ポドカメンナヤ・トゥングースカ川がある。
自治管区にはエッセイ湖、ヴィヴィ湖、アガタ湖など、沢山の湖が存在する。
気候厳しい大陸性気候。冬期は永続的で苛酷。夏季は温暖ながらも短い。
1月の平均気温は-26度から-36度。
7月の平均気温は+13度から+15度。
年間降水量は約400mm。
資源石炭、石油、ガス、鉄鉱、鉛、ニッケル、亜鉛、黒鉛など。
主要産業養鹿、毛皮獣飼育。
交通鉄道は通っておらず、下トゥングースカ川およびポドカメンナヤ・トゥングースカ川において
船舶の航行あり。
都市・集落1町、その他村。
自治管区は3地区を有する。

エヴェンキ自治管区の3地区、1町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地区・町名中心集落人口[地名発音]
イリムペヤ地区トゥラー町8,600[イリムピースキー ラヨン]
 トゥラー町5,300[パショーラク トゥラー]
バイキト地区バイキト村5,900[バイキーツキー ラヨン?]
トゥングースカ=チュニャ地区ヴァナヴァラ村4,000[トゥングースカ=チューンスキー ラヨン]


【過去記事の訂正】
拙稿[10067]「ロシア・シベリア連邦管区」において、一部都市名の表記に誤りがありました。
ここに、正誤表を出しておきます。(エヴェンキ自治管区分)
謹んでお詫び申し上げます。

備考
トゥーラ町トゥラー町エヴェンキ自治管区、中心都市
[14097] 2003年 4月 27日(日)01:31:05ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(11) タイミール自治管区
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、第11稿目はエヴェンキ自治管区に続き、ユーラシア大陸最北端に位置し、クラスノヤルスク地方の内部に属しながらも、連邦構成体の一つに数えられる、タイミール自治管区について書き込みます。
この自治管区は、名称に括弧付きで(ドルガン=ネネツ)と民族名が添えられているように北方諸民族に属する、ドルガン人、ネネツ人が多く住む地域ですが、ここでも人口比率ではロシア人が圧倒的多数を占めています。
1989年の国勢調査によると、ドルガン人はロシア全土の総人口6,584人のうち、4,939人が、またネネツ人はロシア全土の総人口34,190人のうち2,446人が、この自治管区に居住しています。
自治管区の1989年の国勢調査によるドルガン人、ネネツ人とロシア人の人口比は、
民族タイミール自治管区首都ドゥジンカ市首都以外の地域
総人口55,803100.0032,180100.0023,623100.00
ドルガン人4,9398.853851.204,55419.28
ネネツ人2,4464.381910.592,2559.55
ロシア人37,43867.0925,46179.1211,97750.70
と記録されています。

なお、過去にも述べさせて頂きましたが、地図上ではこのタイミール自治管区に位置している、世界最北の十万都市、ノリリスク市と、その附属市町は、この自治管区には属さず、クラスノヤルスク地方に直属しています。

【タイミール自治管区のデータ】
名称タイミール(ドルガン=ネネツ)自治管区 Таймырский (Долгано-Ненецкий) автономный округ
[タイムィールスキー (ダルガーナ=ニニェーツキー) アフタノームヌイ オークルク]
創設1930年12月30日
首都ドゥジンカ市
総面積862,100平方キロ
総人口43,000(2000.1.1)、43,000(2001.1.1)
都市人口27,900(2000.1.1)、27,900(2001.1.1)
地理状況シベリア北部、クラスノヤルスク地方最北部に位置し、タイミール半島、北シベリア低地
および、中央シベリア高原の北部(最高点1629m、プトラナ台地)を占め、全域が北極圏に位置。
北極海(カラ海、ラプテフ海)の沿岸は、ひどく湾曲しており、エニセイ湾、ピャシナ湾、ハタン
ガ湾などの大規模な入り江を生す。自治管区の南西部、エニセイ河左岸は西シベリア低地の一部
である。
主要河川はエニセイ河、ピャシナ川、ハタンガ川、上タイミール川、下タイミール川がある。
自治管区にはタイミール湖、ラマ湖、ピャシノ湖、ハンタイスコエ湖など、沢山の湖が存在し、
低地の広大な地表は沼沢化したところが多い。
気候北極性、亜北極性気候。冬期は永続的(10ヶ月)で苛酷。わずかな夏季も寒冷。
1月の平均気温は-32度。
7月の平均気温は+2度から+13度。
年間降水量は約250mm。
資源多金属鉱、石炭、食塩。
主要産業漁業、野菜栽培、酪農、養鹿のほか、石炭、岩塩などの採掘。
交通こんなところにも鉄道は通っており、首都ドゥジンカからノリリスク、タルナフ間が開通している。
エニセイ河、ハタンガ川および北極海で船舶の航行あり。
主要港湾は、ドゥジンカ港、ディクソン港、ハタンガ港
都市・集落1市、1町、その他村。
自治管区は3地区を有する。

タイミール自治管区の1市1町、3地区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город(ゴーラト)】1市【ゴーラト】
ドゥジンカ市1951年26,800[ゴーラド ドゥヂーンカ]
――――――――――――――――――
【地区 район 】3地区【ラヨン】
地区名中心集落
エニセイ河口地区カラウル村3,100[ウスチ=イニシェーイスキー ラヨン]
ディクソン地区ディクソン町1,100[ヂークサンスキー ラヨン]
 ディクソン町1,100[パショーラク ヂークサン]
ハタンガ地区ハタンガ村7,800[ハータンクスキー ラヨン]

人口データを見る限り、3地区とドゥジンカ市の人口の合計が、自治管区人口より4,200人少ない。
これは、ドゥジンカ市域に市街地以外の村落が含まれると推測するが、市・自治管区ともに公式ホームページが見当たらず、疑問解明には至っておりません。
ドゥジンカの写真を見つけました。
http://andreyik.narod.ru/photoalbum3.html
[14308] 2003年 4月 29日(火)23:51:02ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(12) ハカシヤ共和国
東のチタ州から始めた「データシリーズ シベリアを西へ」のうち、東シベリア地域に属する連邦構成体は、この「ハカシヤ共和国」で最後です。
ハカシヤ共和国は、ソ連時代にはクラスノヤルスク地方に属する「ハカス自治州」と呼ばれておりましたが、ソ連解体後の1992年にクラスノヤルスク地方から分離し「共和国」となりました。
名称からも分かるように、この共和国はトルコ系のハカス人が多く居住していますが、民族人口比ではロシア人が全人口の約8割を占めています。なお、1989年の国勢調査によると、ハカス人はロシア全土の総人口78,500人のうち、62,859人がこの共和国に居住しています。
共和国の1989年の国勢調査による、ハカス人とロシア人の人口比は、
民族ハカシヤ共和国首都アバカン市首都以外の地域
総人口566,861100.00152,998100.00413,863100.00
ハカス人62,85911.0913,4698.8049,39011.93
ロシア人450,43079.46126,72982.83323,70178.21
と記録されています。

【ハカシヤ共和国のデータ】
名称ハカシヤ共和国 Республика Хакасия [リスプーブリカ ハカーシヤ]
創設1930年10月20日
首都アバカン市
総面積61,900平方キロ
総人口581,200(2000.1.1)、580,100(2001.1.1)
都市人口413,200(2000.1.1)、412,800(2001.1.1)
地理状況 シベリア南部、トゥヴァー共和国の北西、西サヤン山脈(最高点2930m)の北側に位置し
クズネツキー・アラタウ山脈及びアバカン山脈の東麓を占める。
平地としてはミヌシンスク盆地、チュルィム=エニセイ盆地がある。
平野部はアバカン草原、コイバリスカヤ草原といった広い河川谷に関連する。
共和国のほとんどがエニセイ河の水系で、その左岸支流のアバカン川、白イユス川、黒イユス川が
あり、西部のケメロヴォ州と接する地域には、オビ河支流のトミ川が流れる。
共和国の湖のうち、チョールノエ湖、フィロカル湖、イトクリ湖は淡水、ベレ湖、シャラ湖は塩水。
気候厳しい大陸性気候。冬期は寒冷で少雪。夏季は盆地部では暑く、山岳部では幾分涼しい。
1月の平均気温は-15度から-21度。
7月の平均気温は+17度から+19度。
年間降水量は盆地部で約300mm、山岳部では700mmまで。
資源石炭、鉄鉱、非鉄金属、希金属(銅、モリブデン、鉛、金など)、石膏、建築材料。
主要産業小麦・とうもろこし栽培、畜産、石炭・鉄鉱・貴金属の鉱業、木材工業。
交通鉄道網が発達し、首都アバカンから北西にアチンスク(クラスノヤルスク地方)へ、西へは
ノヴォクズネツク(ケメロヴォ州)へ幹線が伸び、またアバザ、サヤノゴルスク、コピへ支線がある。
エニセイ河とアバカン川では船舶の航行あり。
都市・集落 5市、16町、248村。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は8地区に属する。

トゥヴァー共和国の5市、8地区、16町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。。(うち3町の人口データが得られず)
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。
市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】5市3町【ゴーラト】
アバカン市1931年169,200[ゴーラト アバカーン]
チェルノゴルスク市1936年78,700[ゴーラト チルナゴールスク]
 プリゴルスク町1,800[パショーラク プリゴールスク]
サヤノゴルスク市1975年55,100[ゴーラト サヤナゴールスク]
 チェリョームシキ町12,600[パショーラク チリョームシキ]
 マイナ町7,800[パショーラク マーイナ]
アバザ市△1966年18,700[ゴーラト アバザー]
ソルスク市△1966年14,900[ゴーラト ソールスク]
――――――――――――――――――
【地区 район 】8地区【ラヨン】
地区・町名中心集落
オルジョニキーゼ地区コピエヴォ町18,000[アルジョニキーゼフスキー ラヨン]
 コピヨーヴォ町5,600[パショーラク カピヨーヴァ]
 プリイスコーヴイ町1,200[パショーラク プリイスコーヴイ]
シラ地区シラ町34,700[シリーンスキー ラヨン]
 シラ町9,500[パショーラク シラー]
 ジェムチュジヌイ町2,100[パショーラク ジムチュージヌイ]
 トゥイム町4,800[パショーラク トゥイーム]
 コムナール町3,200[パショーラク カムナール]
ボグラード地区ボグラード村18,700[バグラーツキー ラヨン]
ウスチ=アバカン地区ウスチ=アバカン町55,600[ウスチ=アバカーンスキー ラヨン]
 (ソルスク市を含む)
 ウスチ=アバカン町15,100[パショーラク ウスチ=アバカーン]
 ソンスキー町[パショーラク ソーンスキー]
アスキズ地区アスキズ町48,100[アスキースキー ラヨン]
 アスキズ町4,700[パショーラク アスキース]
 ベリトゥイルスキー町[パショーラク ベリトゥイールスキー]
 ビスカムジャ町2,300[パショーラク ビスカムジャー]
 ヴェルシナ・チョイ町5,900[パショーラク ヴィルシーナ・チョーイ]
 バルィクサ町[パショーラク バルィクサー]
アルタイ地区ベールイ・ヤル村22,500[アルターイスキー ラヨン]
ベヤ地区ベヤ村21,400[ビェーイスキー ラヨン]
タシトゥイプ地区タシトゥイプ村37,000[タシトゥイープスキー ラヨン]
 (アバザ市を含む)
――――――――――――――――――
ハカシヤ共和国の公式ホームページ http://www.gov.khakasnet.ru/ には、共和国の構成を「8地区、5市、13町、248村」としていますが、また3市および8地区別の人口(2000年1月1日現在)が出ており、そこでは
チェルノゴルスク市および同市管轄下の集落80,500人
サヤノゴルスク市および同市管轄下の集落75,500人
とあり、サヤノゴルスク市には市管轄下のチェリョームシキ、マイナ2町を加えた人口数に、同様にチェルノゴルスク市には市管轄下のプリゴルスク町を加えた人口数に一致します。
それにより、実際には16ある町のうち、両市管轄下の3町はカウントせず、「13町」と記しているものと推測します。
[14825] 2003年 5月 7日(水)01:26:54ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(13) ケメロヴォ州
このシベリア連邦管区のデータシリーズも、前稿のハカシヤ共和国で東シベリア地域が終わり、今稿からは西シベリア地域に入ります。なお、西シベリア地域にはウラル山脈東麓のチュメニ州(ハンティ・マンシ自治管区および、ヤマロ・ネネツ自治管区を含む)も含まれていますが、同州はウラル連邦管区の所管となっております。
西シベリア第一稿目はケメロヴォ州をとり上げます。

【ケメロヴォ州の地理状況】
《名称》
ケメロヴォ州  Кемеровская область [キェーミラフスカヤ オーブラスチ]
《概論》
シベリア西部、クズバスに位置し、州の大部分はクズネツク盆地と、その外縁にあたるクズネツキー・アラタウ山脈(州の東部、最高点2178m)、ゴールナヤ・ショリヤ(南部)およびサライル丘陵(西部)を占める。北部の州境辺りは西シベリア低地にかかる。
河川はオビ河水系に属し、主要河川としてトミ川(最大)、ヤヤ川、キヤ川、イニャ川、チュムィシ川(上流のみ)が存在する。
《気候》
大陸性気候。冬期が長く、夏期は短いながらも温暖。
1月の平均気温は-17度から-20度。
7月の平均気温は+17度から+19度。
年間降水量は盆地部で約300mmから500mm、山岳部では900mmまで。
《資源》
石炭(クズネツク炭田)、鉄鉱、マンガン、多金属鉱、その他の有用鉱物。
《主要産業》
クズバス重化学工業地帯を形成し、採炭業の他に、コークス化学、窒素肥料、プラスチック、アニリン等の化学工業、さらに各種機械工業など。ノヴォクズネツクでは1930年に冶金コンビナートが建設され、冶金工業が発達。
《交通》
鉄道網が発達し、北部をシベリア鉄道が東西に横断。また南部をアルタイ地方とハカシヤ共和国を結ぶ鉄道が横断。さらに南部のタシタゴルから北のトムスク州やノヴォシビルスク州方面に州を南北に縦断するように鉄道線が複雑に入り組む。


【ケメロヴォ州のデータ】
創設1943年1月26日
中心都市ケメロヴォ市
総面積95,500平方キロ
総人口2,987,300(2000.1.1)、2,967,700(2001.1.1)
都市人口2,509,300(2000.1.1)、2,575,200(2001.1.1)
都市・集落 20市、47町、その他村多数。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は19地区に属する。
行政区画地図ケメロヴォ州 http://www.nvkz.kuzbass.net/kuzbass_map/
ケメロヴォ市 http://www.kemerovo.su/maps/kem_.htm
公式ホームページケメロヴォ州 http://www.kemerovo.su/

ケメロヴォ州の20市14区、19地区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。(うちウルスク町のデータなし)
なお、ポルィサエヴォ市、サライル市は、それぞれレーニンスク=クズネツキー市、グリエフスク市に従属した「市内市」です。また、この州には「地区」に属さない「市内町」が多いのも特徴で、州内47町のうち21町が8市に属しています。(「市内市」「市内町」とも、人口データとしては母市のデータには含みません)
参考のため、上記のケメロヴォ州行政区画地図にある市番号および地区番号を書き足しておきます。但し、市番号については図中ではローマ数字で表記されていますが、ここではローマ数字が機種依存文字のため、半角数字で書いておきます。

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】20市14区21町【ゴーラト】
ノヴォクズネツク市(6区)1931年561,600[ゴーラト ナヴァクズニェーツク]13
 中央区191,100[ツェントラーリヌイ ラヨン]
 工場区94,200[ザヴォーツキー ラヨン]
 クイビシェフ区88,400[クィブィシェフスキー ラヨン]
 オルジョニキーゼ区75,800[アルヂョニキーゼフスキー ラヨン]
 ノヴォイリインスク区63,600[ノヴァイリイーンスキー ラヨン]
 クズネツク区48,500[クズニェーツキー ラヨン]
 リストヴャギ町5,100[パショーラク リストヴャギー]
 プリトムスキー町4,500[パショーラク プリトームスキー]
 アバグル町4,100[パショーラク アバグール]
ケメロヴォ市(5区)1918年492,700[ゴーラト キェーミラヴァ]7
 レーニン区150,100[リェーニンスキー ラヨン]
 中央区125,900[ツェントラーリヌイ ラヨン]
 工場区106,500[ザヴォーツキー ラヨン]
 キーロフ区62,800[キーロフスキー ラヨン]
 鉱山区47,500[ルドニーチヌィ ラヨン]
 ケドロフカ町15,000[パショーラク キドローフカ]
 ヤグノフスキー町7,100[パショーラク イェグノーフスキー]
 ピオネール町6,600[パショーラク ピアネール]
 ボロヴォイ町5,300[パショーラク バラヴォーイ]
 プロムイシレンノフスキー町5,000[パショーラク プラムィーシリンナフスキー]
プロコピエフスク市(3区)1931年237,300[ゴーラト プラコーピイェフスク]12
 鉱山区123,700[ルドニーチヌィ ラヨン]
 中央区71,300[ツェントラーリヌイ ラヨン]
 ゼンコヴォ区42,300[ジンコーフスキー ラヨン?]
レーニンスク=クズネツキー市1925年113,800[ゴーラト リェーニンスク=クズニェーツキー]8
 ポルィサエヴォ市1989年32,200[パルィサーイヴァ]18
 クラスノゴルスキー町3,900[パショーラク クラスナゴールスキー]
 ニキチンスキー町3,500[パショーラク ニキーチンスキー]
キセリョフスク市1936年110,000[ゴーラト キシリョーフスク]11
 カラガイリンスキー町5,800[パショーラク カラガイリーンスキー]
メジドゥレーチェンスク市1955年104,400[ゴーラト メジドゥリェーチンスク]15
アンジェロ=スジェンスク市1931年95,000[ゴーラト アンジェーラ=スーヂンスク]2
 ルドニーチヌイ町4,700[パショーラク ルドニーチヌイ]
ユルガ市1949年85,400[ゴーラト ユルガー]4
ベローヴォ市1938年80,200[ゴーラト ビローヴァ]9
 ノーヴイ・ゴロドーク町19,600[パショーラク ノーヴイ・ガラドーク]
 バチャツキー町16,500[パショーラク バチャーツキー?]
 グラモテイノ町16,400[パショーラク グラマチェーイナ]
 インスコイ町14,600[パショーラク インスコーイ]
 クラスノブロツキー町13,100[パショーラク クラスナブローツキー]
 アルトゥイシタ町3,800[パショーラク アルトゥイシター]
オシンニキ市1938年58,200[ゴーラト アシーンニキ]16
 マリノフカ町11,400[パショーラク マリーナフカ]
 タイジナ町6,200[パショーラク ターイジナ]
ベリョーゾフスキー市1965年50,400[ゴーラト ビリョーザフスキー]5
 バルザス町2,900[パショーラク バルザース]
ムイスキ市1956年44,300[ゴーラト ムィスキー]14
マリインスク市1856年39,700[ゴーラト マリイーンスク]3
トプキ市1933年33,200[ゴーラト タプキー]6
グリエフスク市1938年28,700[ゴーラド グーリイフスク]10
 サライル市1941年10,800[ゴーラト サライール]10
カルタン市1959年26,100[ゴーラト カルターン]16
タイガ市1925年26,000[ゴーラト タイガー]1
タシタゴル市1963年25,100[ゴーラト タシタゴール]17

地区名中心集落人口[地名発音]
【地区 район 】19地区26町*市は地区に含まない【ラヨン】
ヤヤ地区ヤヤ町25,000[ヤーイスキー ラヨン]1
 ヤヤ町13,300[パショーラク ヤーヤ]
イジモルスキー地区イジモルスキー町6,900[イジモールスキー ラヨン]2
 イジモルスキー町6,900[パショーラク イジモールスキー]
マリインスク地区マリインスク市*20,800[マリイーンスキー ラヨン]3
チャジンスキー地区チャジンスキー町34,100[チャジーンスキー ラヨン]4
 チャジンスキー町12,900[パショーラク チャジーンスキー]
 イタツキー町5,100[パショーラク イターツキー?]
ユルガ地区ユルガ市*23,100[ユルギーンスキー ラヨン]5
ヤシーキノ地区ヤシーキノ町35,200[ヤーシキンスキー ラヨン]6
 ヤシーキノ町15,400[パショーラク ヤーシキナ]
チェブラ地区ヴェルフ=チェブラ町18,400[チブリーンスキー ラヨン]7
 ヴェルフ=チェブラ町5,700[パショーラク ヴェールフ=チブラー]
チスリ地区チスリ町31,400[チスーリスキー ラヨン]8
 チスリ町9,500[パショーラク チスーリ]
 コムソモリスク町3,400[パショーラク カムサモーリスク]
 マカラクスキー町500[パショーラク マカラークスキー]
 ベリクリスキー町1,600[パショーラク ビリクーリスキー]
 ツェントラーリヌイ町1,300[パショーラク ツェントラーリヌイ]
 ベロゴルスク町3,700[パショーラク ビラゴールスク]
トプキ地区トプキ市*18,800[タプキーンスキー ラヨン]9
ケメロヴォ地区ケメロヴォ市*39,200[キェーミラフスキー ラヨン]10
プロムィシレンナヤ地区プロムィシレンナヤ町51,100[プラムィーシリンナフスキー ラヨン]11
 プロムィシレンナヤ町18,200[パショーラク プラムィーシリンナヤ]
クラピヴィンスキー地区クラピヴィンスキー町29,800[クラピーヴィンススキー ラヨン]12
 クラピヴィンスキー町8,500[パショーラク クラピーヴィンスキー]
 ゼレノゴルスキー町6,300[パショーラク ズィリナゴールスキー]
レーニンスキー=クズネツキー地区レーニンスキー=クズネツキー市*28,500[リェーニンスク=クズニェーツキー ラヨン]13
グリエフスク地区グリエフスク市*13,300[グーリイフスキー ラヨン]14
 ウルスク町[パショーラク ウールスク]
ベーロヴォ地区ベーロヴォ市*34,700[ビローフスキー ラヨン]15
 スタロバチャトゥイ町5,500[パショーラク スタラバチャートゥィ]
プロコピエフスク地区プロコピエフスク市*34,700[プラコーピイェフスキー ラヨン]16
 トルダルメイスキー町4,800[パショーラク トルダルミェーイスキー?]
ノヴォクズネツク地区ノヴォクズネツク市*50,500[ナヴァクズニェーツキー ラヨン]17
 チストゴルスキー町5,100[パショーラク チスタゴールスキー]
 クゼジェーエヴォ町3,900[パショーラク クズィヂェーイヴァ]
タシタゴル地区タシタゴル市*35,400[タシタゴーリスキー ラヨン]18
 ムンドゥイバシ町6,400[パショーラク ムンドゥイバシ?]
 テミルタウ町5,100[パショーラク テミルターウ]
 カズ町5,100[パショーラク カース]
 チュグナシ町1,000[パショーラク チュグナーシ]
 シェレゲシ町9,200[パショーラク シリギェーシ]
 スパッスク町1,700[パショーラク スパースク]
メジドゥレーチェンスク地区メジドゥレーチェンスク市*2,800[メジドゥリェーチンスキー ラヨン]19

ケメロヴォ州では工業地帯であるため、シベリアでは珍しく多くの都市が隣接して位置し、一大都市圏を形成しています。特にノヴォクズネツク市周辺ではその傾向が顕著で、人口102.2万人(1998年)のノヴォクズネツク大都市圏を形成しています。
[15175] 2003年 5月 13日(火)21:38:47【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(14) トムスク州
今回とりあがるトムスク州の州都トムスク市はシベリア地方最古の都市の一つで、その都市建設は1604年のことです。
16世紀末にはオビ河中・下流域を領土としたロシアは、17世紀初頭には続いて上流域に版図を伸ばし、更にトムスク北方のチュルィム川(オビ河右岸支流)を東に進み、エニセイ河畔にエニセイスクを建設(1618年)し、そこからエニセイ河右岸支流のアンガラ川を遡り、東に向かいレナ河に達しヤクーツクを建設(1632年)、またアンガラ川を南に向かいバイカル湖に達しイルクーツクを建設(1652年)しました。
これに見るように、トムスクはシベリア西部の交通の要衝として、永らくシベリアを代表する都市の一つに数えられてきましたが、19世紀にシベリア鉄道がやや南寄りに建設されるに及び、その発展は次第にノヴォシビルスクに奪われるようになりました。

【トムスク州の地理状況】
《名称》
トムスク州  Томская область [トームスカヤ オーブラスチ]
《概論》
シベリア西部、西シベリア低地に位置し、大部分は沼沢化しており、州の南西境界のみクズネツキー・アラタウ山脈から北への支脈が伸びている。北緯58度以北では、平坦化した連山や塊状の丘、氷河湖による窪地などの氷河地表が残る。
オビ河の広い低地が州の領域を、広大な沼沢性のヴァシュガン平野を含む左岸と、やや高い右岸に2分している。
主要河川はオビ河と、その支流トミ川、チュルィム川、ケチ川、トィム川、チャヤ川、パラベリ川、ヴァシュガン川がある。湖沼が多い。
《気候》
大陸性気候。冬期は乾燥し長く、夏期は短いながらも温暖。
1月の平均気温は-19度から-21度。
7月の平均気温は+17度から+19度。
年間降水量は約450mmから700mm。
《資源》
鉄鉱、石油、ガス、褐炭、建築材料など。多数の泥炭地。
《主要産業》
ケーブル、モーター、金属加工、圧力計、染料、ゴム靴、家具、鉛筆工業、食料品工業など。また石油化学コンビナートがある。
《交通》
ケメロヴォ州タイガ市でシベリア鉄道から北へ分岐する鉄道線が、トムスク市を経て、チュルィム川を越えてケチ川のベールィ・ヤル町に達する。この鉄道線が貨物の諸河川からの積換地をなす。


【トムスク州のデータ】
創設1944年8月13日
中心都市トムスク市
総面積316,900平方キロ
総人口1,067,600(2000.1.1)、1,064,400(2001.1.1)
都市人口714,600(2000.1.1)、715,000(2001.1.1)
都市・集落 6市、2町、その他村。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は16地区に属する。
行政区画地図http://arto.ru/content.php?id=84
公式ホームページhttp://www.tomsk.gov.ru/


トムスク州の6市4区、16地区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。(うちサムシ町のデータなし)
[11556]でいう「地区」に属した市は該当なし。参考のため、上記の州行政区画地図にある地区番号を書き足しておきます。

市名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】6市4区【ゴーラト】
トムスク市(4区)1782年482,100[ゴーラト トームスク]
 十月区133,100[アクチャーブリスキー ラヨン]
 キーロフ区122,500[キーロフスキー ラヨン]
 レーニン区118,500[リェーニンスキー ラヨン]
 ソビエト区108,000[サヴェーツキー ラヨン]
セーヴェルスク市1956年118,600[ゴーラト スェーヴィルスク]
ストレジェヴォイ市1978年42,900[ゴーラト ストリジヴォーイ]
アシノ市1952年30,900[ゴーラト アーシナ]
コルパシェヴォ市1938年28,300[ゴーラト カルパーシヴァ]
ケドローヴイ市1987年2,500[ゴーラト キドローヴイ]4
地区・町名中心集落
【地区 район 】16地区2町*市は地区に含まない【ラヨン】
アレクサンドロフスコエ地区アレクサンドロフスコエ村11,700[アリクサーンドラフスキー ラヨン]1
カルガソク地区カルガソク村26,800[カルガソークスキー ラヨン]2
パラベリ地区パラベリ村14,600[パラベーリスキー ラヨン]3
バクチャル地区バクチャル村16,600[バクチャールスキー ラヨン]5
チャヤ地区ポドゴールノエ村15,800[チャーインスキー ラヨン]6
コルパシェヴォ地区コルパシェヴォ市*21,300[カルパーシェフスキー ラヨン]7
上ケチ地区ベールイ・ヤル町21,200[ヴェルフニキェーツキー ]8
 ベールイ・ヤル町9,300[パショーラク ベールイ・ヤール]
モルチャノヴォ地区モルチャノヴォ村17,800[マルチャーナフスキー ラヨン]9
クリヴォシェイノ地区クリヴォシェイノ村17,500[クリヴァシェーインスキー ラヨン]10
アシノ地区アシノ市*14,700[アーシナフスキー ラヨン]11
ペルヴォマイスコエ地区ペルヴォマイスコエ村23,100[ピルヴァマーイスキー ラヨン]12
テグリデト地区テヅリデト村8,800[チグリヂェーツキー ラヨン]13
ズィリャンスコエ地区ズィリャンスコエ村17,200[ズィリャーンスキー ラヨン]14
トムスク地区トムスク市*84,900[トームスキー ラヨン]15
 サムシ町[パショーラク サムーシ]
シェガルカ地区メリニコヴォ村23,100[シガールスキー ラヨン]16
コジェヴニコヴォ地区コジェヴニコヴォ村24,500[カジェーヴニカフスキー ラヨン]17


【過去記事の訂正】
拙稿[10067]「ロシア・シベリア連邦管区」において、町数のデータに誤りがありました。
連邦構成体一覧表の中、トムスク州の町数を「14」としていますが、正しくは「2」でした。
この「14」という町数は1「География России - Энциклопедия (ロシア地理事典・科学出版社大ロシア事典刊 1998年モスクワ)」よりトムスク州の項から得た数ですが、各種サイトや、最新の地図などからは確認が出来ず、誤りの可能性が大です。一つの情報源からのデータで知り得たものの不確実性を垣間見た思いです。
また、これによって、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区[12770]での訂正分と合わせ、シベリア連邦管区全体の町数「316」は「300」ということになりますが、まだ未精査の州もあり、今後も訂正があるかも知れません。

拙稿[10068]「ロシア・シベリア管区のデータ 都市人口の推移」において、一部都市名の表記に誤りがありました。
ここに、正誤表を出しておきます。(トムスク州分)
シベリア管区人口順位
55ストレジヴォイストレジェヴォイ

拙稿[14308] 「ハカシヤ共和国」において、記述に誤りがありました。
市・町・地区の人口データ表の冒頭、「トゥヴァー共和国の5市、8地区、16町の人口データ」とありますが、正しくは「ハカシヤ共和国の5市、8地区、16町の人口データ」の誤りです。

謹んでお詫び申し上げます。
[15291] 2003年 5月 16日(金)00:13:19ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(15) アルタイ共和国
いよいよ、この「データシリーズ シベリアを西へ」も残すところ、あと4連邦構成体となりました。
この4連邦構成体は西シベリアの南縁にあたり、すべてカザフスタン国境に接しています。
その中で、東のアルタイ山脈の山間部に位置する「アルタイ共和国」をご紹介します。
アルタイ共和国は、ソ連時代にはアルタイ地方に属する「ゴルノ=アルタイ自治州」と呼ばれておりましたが、ソ連解体後の1991年にアルタイ地方から分離し「ゴルノ=アルタイ共和国」となり、1992年には現名称となりました。なお、「ゴルノ Горно-」とは、「山の-」の意で、またそれに派生して「鉱山の-」という意味もあります。
この共和国にはアルタイ人が多く居住していますが、民族人口比ではロシア人が全人口の約6割を占めています。なお、1989年の国勢調査によると、アルタイ人はロシア全土の総人口69,409人のうち、約85%の59,130人がこの共和国に居住し、隣のアルタイ地方の4,834人を加えると92%にも達します。
共和国の1989年の国勢調査による、アルタイ人とロシア人の人口比は、
民族アルタイ共和国首都ゴルノ=アルタイスク市首都以外の地域
総人口190,831100.0046,036100.00144,795100.00
アルタイ人59,13030.995,60612.1853,52436.96
ロシア人115,18860.3638,09982.7677,08953.24
と記録されています。

【アルタイ共和国の地理状況】
《名称》
アルタイ共和国 Республика Алтай [リスプーブリカ アルターイ]
《概論》
シベリア南部、アルタイ山脈山間部に位置し、共和国の各部は山脈の諸連山によって厳しく分け隔てられている。南部のは東からサイユゲム山脈でモンゴルと、南アルタイ山脈で中国(新彊ウイグル自治区)と、リステヤガ山脈およびコクスイスキー山脈でカザフスタン国境を成し、中でもカザフスタン国境のベルハ山(標高4506m)は共和国最高峰である。
河川はオビ河最上流のコトゥン川、ビヤ川があり、ビヤ川上流にテレツコエ湖がある。
《気候》
大陸性気候。冬期は寒冷で長く、夏期は相対的に短く涼しい。
1月の平均気温は-15度から、山麓部で-32度。
7月の平均気温は山麓部で+19度から+22度、高山で+14度から+16度。
年間降水量は山脈の西および北斜面は湿潤で約1200mm(局地的に2000mmまで)、共和国南東部では200mmまで。
《資源》
鉄鉱、水銀、金、希金属、大理石。またこの地産出の水晶と宝石は高価である。
《主要産業》
畜産業、木材工業、建設材料、金採掘。
《交通》
鉄道は通じておらず、一番近い鉄道駅はアルタイ地方のビヤ川河畔のビイスクにあり、ビイスクから共和国の首都ゴルノ=アルタイスクを経て、モンゴル国境までチェンスキー自動車幹線(M52号線)延長635キロ(ゴルノ=アルタイスク―ビイスク間102キロ、ゴルノ=アルタイスク―モンゴル国境ドゥルベト・ダバ峠間533キロ)がある。

【アルタイ共和国のデータ】
創設1922年6月1日(~1948年1月6日、オイロート自治州)
首都ゴルノ=アルタイスク市
総面積92,600平方キロ
総人口204,800(2000.1.1)、205,600(2001.1.1)
都市人口52,200(2000.1.1)、53,100(2001.1.1)
都市・集落 1市(首都)、0町、90村(248集落)。
首都以外の地域は10地区に属する。
行政区画地図http://www.altai-republic.com/territory/adm_ter_rus.htm
公式ホームページ(露語)http://www.altai-republic.com/index_rus.htm
(英語)http://www.altai-republic.com/index.htm


アルタイ共和国の1市、10地区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
[11556]でいう「地区」に属した市は、該当なし。

市名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】1市【ゴーラト】
ゴルノ=アルタイスク市1932年52,200[ゴーラド ゴールナ=アルターイスク]
地区名中心集落
【地区 район 】10地区0町【ラヨン】
トゥラチャク地区トゥラチャク村13,800[トゥラチャクスキー ラヨン?]
チョヤ地区チョヤ村9,500[チョーイスキー ラヨン]
マイマ地区マイマ村24,100[マイミーンスキー ラヨン]
チェマル地区チェマル村10,000[チマールスキー ラヨン]
シェバリノ地区シェバリノ村15,000[シバリーンスキー ラヨン]
ウスチ=カン地区ウスチ=カン村16,200[ウスチ=カーンスキー ラヨン]
オングダイ地区オングダイ村16,500[アングダーイスキー ラヨン]
ウラガン地区ウスチ=ウラガン村12,500[ウラガーンスキー ラヨン]
コシ=アガチ地区コシ=アガチ村16,900[コシ=アガーチスキー ラヨン]
ウスチ=コクサ地区ウスチ=コクサ村18,100[ウスチ=コークシンスキー ラヨン]
[15447] 2003年 5月 18日(日)14:52:48【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(16) アルタイ地方
前稿[15291]アルタイ共和国に続き、その西隣に位置するアルタイ地方について稿を進めます。
この地方はステップに位置し、全域に満遍なく村落が点在するのが特徴です。
また、こんなアジアの奥地にドイツ人が多く住んでいます。
共和国の1989年の国勢調査による、ロシア人・ドイツ人・ウクライナ人、アルタイ人の人口比は、
民族アルタイ地方
総人口2,631,261100.00
ロシア人2,354,48189.48
ドイツ人126,9014.82
ウクライナ人75,0242.85
アルタイ人4,8340.18
と記録されています。(その他、ベラルーシ人、カザフ人が1万人以上)

【アルタイ地方の地理状況】
《名称》
アルタイ地方 Алтайский край [アルターイスキー クラーイ]
《概論》
西シベリア南部、カザフスタン国境に接し、ステップおよび森林ステップ地域に位置する。地形上はオビ河によって東部と西部に2分され、東部はサライル丘陵の山麓および斜面を成し、西部はクルンダ平野、沿オビ台地の平坦地となる。南東部はアルタイ山脈からの支脈が伸びる(最高点2421m)。
地方の大部分がオビ河とその源流ビヤ川、カトゥニ川の水系に属し、それ以外の河川はクルンダ・ステップの水域である。
湖沼が多く、特に大きいのは、クルンジンスコエ(クルンダ)湖、クチュクスコエ湖で、これらは塩湖である。
《気候》
大陸性気候。冬期は寒冷で小雪、夏期は短いながらも温暖。
1月の平均気温は-19度。
7月の平均気温は+19度。
年間降水量は約250mmから350mm。
《資源》
石炭、多金属鉱。また、クルンダ平野の諸湖では種々な塩を採取。
《主要産業》
多金属・カリ塩などの鉱業、農業機械・発動機などの機械工業、繊維、皮革、食品工業、小麦・テンサイ栽培、畜産業が発達。
《交通》
オビ河西岸のバルナウルおよび東岸のノヴォアルタイスクを中心に、北東へザリンスクを経てケメロヴォ州方面へ、南東へはビイスクに、南西へはアレイスク、ルプツォフスクを経てカザフスタン方面へ、西へはクルンダを経てカザフスタン方面へ、北東へはシベリアの中心都市ノヴォシビルスクへ鉄道が伸びる。また、カザフスタン国境に沿って鉄道線がある。


【アルタイ地方のデータ】
創設1937年9月28日
中心都市バルナウル市
総面積169,100平方キロ
総人口2,653,000(2000.1.1)、2,642,000(2001.1.1)
都市人口1,393,000(2000.1.1)、1,386,000(2001.1.1)
都市・集落 12市、15町、その他村。
市近郊の町村の一部は市に付随するものあり。それ以外の地域は60地区に属する。
行政区画地図1 http://www.altai.fio.ru/projects/group3/potok12/site/kart-glavn.html
2 http://pfrinfo.altai.ru/map/altai.php
公式ホームページhttp://www.altairegion.ru/


アルタイ地方の12市5区15町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。(うちチャグン町のデータなし)
[11556]でいう「地区」に属した市は、該当なし。
地区のデータには、上記「行政区画地図 1」に記載のある地区番号を参考のため併記しておきます。ただ、同地図は非常に見難い上、「行政区画地図 2」には存在する「ドイツ民族地区」の表記がありません。両行政区画地図を見比べると、地区番号14「ハバルィ地区」と23「スラヴゴロド地区」の一部が再編され、「ドイツ地区」が新設されたことが伺えます。

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】12市5区8町【ゴーラト】
バルナウル市(5区)1771年580,100[ゴーラト バルナウール]
 レーニン区176,600[リェーニンスキー ラヨン]
 鉄道区122,300[ジリズノダロージヌィ ラヨン]
 十月区106,800[アクチャーブリスキー ラヨン]
 工業区102,800[インドゥストリアーリヌィ ラヨン]
 中央区71,600[ツェントラーリヌィ ラヨン]
 ユージヌイ町26,100[パショーラク ユージヌイ]
 ノヴォシリカートヌイ町17,300[パショーラク ノヴォシリカートヌイ]
 ナウーチヌイ・ゴロドーク町3,400[パショーラク ハウーチヌイ・ガラドーク]
 ザトン町3,200[パショーラク ザトーン]
ビイスク市1782年225,000[ゴーラト ビーィスク]
 ソロキノ町5,800[パショーラク サローキナ]
 ナゴールヌイ町4,400[パショーラク ナゴールヌイ]
ルプツォフスク市1927年162,600[ゴーラト ルプツォーフスク]
ノヴォアルタイスク市1942年59,000[ゴーラト ノヴァアルターイスク]
 ベロヤルスク町12,200[パショーラク ビラヤールスク]
 ノヴォゴルスキー町3,200[パショーラク ナヴァゴールスキー]
ザリンスク市1979年53,600[ゴーラト ザリーンスク]
カーメニ=ナ=オビ市1915年43,200[ゴーラト カーメニ=ナ=アビー]
スラヴゴロド市1917年33,800[ゴーラト スラーヴガラト]
アレイスク市1939年30,200[ゴーラト アリェーイスク]
ヤロヴォエ市1993年21,600[ゴーラト イェラヴォーイ]
ベロクリハ市1982年18,200[ゴーラト バラクーリハ]
ゴルニャーク市1969年16,000[ゴーラト ガルニャーク]
ズメイノゴルスク市1952年12,700[ゴーラト ズミイナゴールスク]
――――――――――――――――――
地区名中心集落
【地区 район 】60地区7町【ラヨン】
パンクルシハ地区パンクルシハ村17,500[パンクルシーヒンスキー ラヨン]1
クルチハ地区クルチハ村14,500[クルチーヒンスキー ラヨン]2
カーメニ地区カーメニ=ナ=オビ市*17,400[カーミンスキー ラヨン]3
シェラボリハ地区シェラボリハ村15,300[シラボーリヒンススキー ラヨン]4
タリメンカ地区タリメンカ町50,500[タリミェーンスキー ラヨン]5
 タリメンカ町21,200[パショーラク タリミェーンカ]
ザレソヴォ地区ザレソヴォ村19,300[ザリェーサフスキー ラヨン]6
メーデー地区ノヴォアルタイスク市*46,000[ピェルヴォマイスキー ラヨン]7
 シビルスキー町12,100[パショーラク シビールスキー]
ザリンスク地区ザリンスク市*23,600[ザリーンスキー ラヨン]8
 チャグン町[パショーラク チャグーン]
コシハ地区コシハ村21,700[カシーヒンスキー ラヨン]9
クィトマノヴォ地区クィトマノヴォ村18,800[クィートマナフスキー ラヨン]10
トグル地区トグル村11,400[トーグリスキー ラヨン]11
エリツォフカ地区エリツォフカ村8,500[イリツォーフスキー ラヨン]12
ブルラ地区ブルラ村15,900[ブルリーンスキー ラヨン]13
ドイツ民族地区ガリプシュタット村21,500[ニメーツキー・ナツィアナーリヌイ ラヨン]
ハバルィ地区ハバルィ村21,400[ハバールスキー ラヨン]14
バエヴォ地区バエヴォ村14,400[バーイフスキー ラヨン]15
チュメンツェヴォ地区チュメンツェヴォ村18,300[チュミェーンツェフスキー ラヨン]16
レブリハ地区レブリハ村29,500[リブリーヒンスキー ラヨン]17
パヴロフスク地区パヴロフスク村42,500[パーヴラフスキー ラヨン]18
カルマンカ地区カルマンカ村15,500[カルマーンスキー ラヨン]19
トロイツコエ地区トロイツコエ村33,200[トローイツキー ラヨン]20
ツェリンノエ地区ツェリンノエ村20,900[ツェリーンヌイ ラヨン]21
ソルトン地区ソルトン村11,400[サルトーンスキー ラヨン]22
スラヴゴロド地区スラヴゴロド市*13,300[スラヴガローツキー ラヨン]23
 ブルソリ町1,100[パショーラク ブルソーリ]
スエトカ地区ヴェルフ=スエトカ村7,100[スエツキー ラヨン?]24
ブラゴヴェシチェンカ地区ブラゴヴェシチェンカ町37,600[ブラガヴェーシェンスキー ラヨン]25
 ブラゴヴェシチェンカ町13,900[パショーラク ブラガヴェーシェンカ]
 ステップノエ・オゼロ町8,100[パショーラク スチプノーエ・オージラ]
ザヴャロヴォ地区ザヴャロヴォ村23,300[ザヴャーラフスキー ラヨン]26
マノントヴォ地区マノントヴォ村27,600[マーマンタフスキー ラヨン]27
トプチハ地区トプチハ村28,300[タプチーヒンスキー ラヨン]28
ゾナリノエ地区ゾナリノエ村20,400[ザナーリヌイ ラヨン?]29
ビイスク地区ビイスク市*36,000[ビースキー ラヨン]30
クラスノゴルスコエ地区クラスノゴルスコエ村19,900[クラスナゴールスキー ラヨン]31
タブヌィ地区タブヌィ村12,600[タブーンスキー ラヨン]32
クルンダ地区クルンダ村27,500[クルンヂーンスキー ラヨン]33
ロジノ地区ロジノ村25,600[ロージンスキー ラヨン]34
ロマノフスキー地区ロマノフスキー村15,900[ラマーナフスキー ラヨン]35
アレイスク地区アレイスク市*22,000[アリェーイスキー ラヨン]36
ウスチ=プリスタニ地区ウスチ=チャルィシスカヤ村18,000[ウスチ=プリースタンスキー ラヨン]37
ペトロパヴロフスコエ地区ペトロパヴロフスコエ村14,100[ピトタパーヴラフスキー ラヨン]38
ブィストルイ・イストーク地区ブィストルイ・イストーク村13,200[ブィストライストークスキー ラヨン]39
スモレンスコエ地区スモレンスコエ村26,400[スマリェーンスキー ラヨン]40
ソヴィエツコエ地区ソヴィエツコエ村18,600[サヴェーツキー ラヨン]41
クリュチ地区クリュチ村21,000[クリュチェーフスキー ラヨン]42
ヴォルチハ地区ヴォルチハ村22,700[ヴォールチヒンスキー ラヨン]43
ノヴォチハ地区ノヴォチハ村12,300[ナヴィチーヒンスキー ラヨン]44
ポスペリハ地区ポスレリハ村28,700[パスピェーリヒンスキー ラヨン]45
シプノヴォ地区シプノヴォ村37,500[シプノーフスキー ラヨン]46
ウスチ=カルマンカ地区ウスチ=カルマンカ村19,200[ウスチ=カルマーンスキー ラヨン]47
ソロネシノエ地区ソロネシノエ村13,500[サラニェーシンスキー ラヨン]48
アルタイスキー地区アルタイスキー村26,800[アルターイスキー ラヨン]49
ミハイロフスコエ地区ミハイロフスコエ村24,300[ミハーイラフスキー ラヨン]50
 マリノヴォエ・オゼロ町5,000[パショーラク マリーノヴォエ・オージラ]
エゴリエフスキー地区ノヴォエゴリエフスコエ村16,500[イゴーリイフスキー ラヨン]51
ルプツォフスク地区ルプツォフスク市*27,500[ルプツォーフスキー ラヨン]52
クリャ地区クリャ村14,900[クリーンスキー ラヨン]53
クラスノシチョーコヴォ地区クラスノシチョーコヴォ村23,700[クラスナショーカフスキー ラヨン]54
チャルィシスコエ地区チャルィシスコエ村15,500[チャルィシスキー ラヨン]55
ウグロフスコエ地区ウグロフスコエ村16,900[ウグローフスキー ラヨン]56
ロクテフスキー地区ゴルニャーク市*34,800[ロークチフスキー ラヨン]57
ズメイノゴルスク地区ズメイノゴルスク市*13,700[ズミイナゴールスキー ラヨン]58
トレチャコヴォ地区スタロアレイスコエ村17,100[トリチャコーフスキー ラヨン]59
[15811] 2003年 5月 24日(土)11:32:52【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(17) ノヴォシビルスク州  州・都市のデータ編
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、今回は連邦管区中心都市ノヴォシビルスクを擁すノヴォシビルスク州をとり上げますが、データの量が多いので2回に分けて、今回は同州の地理状況データと都市の人口データについて書き込みます。

【ノヴォシビルスク州の地理状況】
《名称》
ノヴォシビルスク州  Новосибирская область [ナヴァシビールスカヤ オーブラスチ]
《概論》
シベリア南部、西シベリア低地南東部に位置し、ヴァシュガン平野南部とバラビンスク低地の主要部分
を占める。
州の東部はサライル丘陵の支脈が伸び(最高点498m)、中央部および南部は、長い丘陵のある起伏をなす。丘陵は北東から南西方向に6-10mの高さで伸びている。諸丘陵の合間には湖沼の多い低地が広がる。
殆どの河川はオビ河水系にあたり、多くが内陸湖に注ぐ。
オビ河は州の東部を流れ、北西部にはイルトゥイシ川の支流オミ川、タラ川が流れる。
大きな湖は、チャヌィ湖(塩湖)、サルトラン湖、ウビンスコエ湖、ウリュム湖があり、オビ河にはノヴォシビルスク市を北端とするノヴォシビルスク人造湖が広がり、その南端はアルタイ地方のカーメニ=ナ=オビ市に達する。
《気候》
大陸性気候。
1月の平均気温は南部の-16度から、北部の-20度。
7月の平均気温は+18度から+20度。
年間降水量は約300mmから500mm。
《資源》
石油、天然ガス、石炭、金、陶土、泥炭。
《主要産業》
機械、金属、化学工業、食品ほかの軽工業と耕作、畜産業、林業が発達。
《交通》
シベリア鉄道が東西に横断し、オビ河に架かる所にノヴォシビルスク市が位置。その他には、ノヴォシビルスクから東へ分岐しトグチン市経由でケメロヴォ州レーニンスク=クズネツキー市に至る線、南に分岐してチェレパノヴォ市経由でアルタイ地方バルナウル市に達するする線、西部のタタールスク市から分岐しカザフスタン国境に沿ってカラスク市経由でアルタイ地方カザフスタン国境地帯に伸びる鉄道線がある。
オビ河には、船舶の航行あり。


【ノヴォシビルスク州のデータ】
創設1937年9月28日
中心都市ノヴォシビルスク市
総面積178,200平方キロ
総人口2,744,000(2000.1.1)、2,734,000(2001.1.1)
都市人口2,030,000(2000.1.1)、2,023,800(2001.1.1)
都市・集落 14市、18町、428村(2001年現在1572村落)。
14市のうち、6市およびそれ以外の地域は30地区に属する。
公式ホームページhttp://www3.adm.nso.ru/
州地勢図http://www.websib.ru/noos/ecology/mordkovich/karta.htm
ノヴォシビルスク市10区分図http://www.gczn.nsk.su/NskOgczn/Rotdel/index.html
ノヴォシビルスク市街図http://mirkart.ru/nsk/

ノヴォシビルスク州の14市10区の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
△印を冠した市は[11556]でいう「地区」に属した市を示す。

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】14市10区【ゴーラト】
ノヴォシビルスク市(10区)1903年1,398,800[ゴーラト ナヴァシビールスク]
 レーニン区273,500[リェーニンスキー ラヨン]
 カリーニン区168,900[カリーニンスキー ラヨン]
 キーロフ区161,100[キーロフスキー ラヨン]
 ジェルジンスキー区156,800[ヂルジンスキー ラヨン]
 十月区152,000[アクチャーブリスキー ラヨン]
 ザエリツォフ区144,200[ザイリツォーフスキー ラヨン]
 ソビエト区131,200[サヴェーツキー ラヨン]
 中央区73,600[ツェントラーリヌィ ラヨン]
 鉄道区69,100[ジリズノダロージヌィ ラヨン]
 メーデー区68,400[ピェルヴォマイスキー ラヨン]
ベルツク市1944年86,600[ゴーラド ベールツク]
イスキチム市1938年68,300[ゴーラト イスキチーム]
クイビシェフ市1782年51,300[ゴーラト クーィブィシェフ]
バラビンスク市1917年36,300[ゴーラド バラービンスク]
カラスーク市1954年30,900[ゴーラト カラスーク]
タタールスク市1925年30,200[ゴーラト タタールスク]
オビ市1969年26,000[ゴーラト オーピ]
トグチン市△1945年23,600[ゴーラト タグチーン]
チェレパノヴォ市△1925年22,900[ゴーラト チリパーナヴァ]
ボロートノエ市△1943年19,600[ゴーラド バロートノエ]
クーピノ市△1944年19,600[ゴーラト クーピナ]
チュルィム市△1947年13,600[ゴーラト チュルィム]
カルガート市△1965年12,300[ゴーラト カルガート]

【過去記事の訂正】
拙稿[10067]「ロシア・シベリア連邦管区」において、町数のデータに誤りがありました。
連邦構成体一覧表の中、ノヴォシビルスク州の町数を「20」としていますが、正しくは「18」でした。
この「20」という町数は「География России -Энциклопедия (ロシア地理事典・科学出版社大ロシア事典刊 1998年モスクワ)」にあるノヴォシビルスク州の項から得た数ですが、州のホームページに18町となっていることに加え、2002年国勢調査に於ける州の都市数が「32」(つまり14市+18町)となっています。
この差2町については、一つはノヴォシビルスク市の北にあった「パシノ町」がノヴォシビルスク市に編入され、市内カリーニン区の飛び地(パシノ支所)になっている事が上記リンク・市10区分図によって見て取れます。もう一つは古い地図ではズドヴィンスク地区の中心集落ズドヴィンスクは「町」として表記されていますが、新しい地図などでは「村」となっており、格下げになった事が推測できます。
[15812] 2003年 5月 24日(土)11:33:31【2】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(18) ノヴォシビルスク州  地区・町のデータ編
[15811]の続き、
ノヴォシビルスク州の30地区と、地区に属する18町の人口データを列挙します。
ノヴォシビルスク州の行政区画地図については、ロシア語ですが、下記の地図をご参照頂きたく存じます。
表示・キリル言語(KOI8-R)http://www.nsc.ru/region/cmi/index.htm
表示・キリル言語(Windows)http://www3.adm.nso.ru/ru/obl/territory/
(www3.adm.の州地図上の各地区をクリックすると、その地区の写真も見られます)

人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地名現地発音で ? を付した地名は、手許のロシア語アクセント辞典(名称の部)
に表記なし。
地区・町名中心集落人口[地名発音]
【地区 район 】30地区18町*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
ボロートノエ地区ボロートノエ市35,200[バローチンスキー ラヨン]
モシコヴォ地区モシコヴォ町41,000[マシコーフスキー ラヨン]
 モシコヴォ町9,200[パショーラク マシコーヴァ]
 スタンツィオンノ=オヤシンスキー町5,100[パショーラク スタンツィオーンナ=アヤーシンスキー]
トグチン地区トグチン市68,900[タグチーンスキー ラヨン]
 ゴールヌイ町9,100[パショーラク ゴールヌイ]
マスリャニノ地区マスリャニノ町28,100[マスリャーニンスキー ラヨン]
 マスリャニノ町14,200[パショーラク マスリャーニナ]
イスキチム地区イスキチム市*71,500[イスキチームスキー ラヨン]
 リニョーヴォ町22,600[パショーラク リニョーヴァ]
 リストヴャンスキー町3,100[パショーラク リストヴャーンスキー]
チェレパノヴォ地区チェレパノヴォ市55,300[チリパーナフスキー ラヨン]
 ポセヴナヤ町5,100[パショーラク パシヴナーヤ]
 ドロギノ町4,100[パショーラク ダラギーナ?]
スズン地区スズン町37,300[スズーンスキー ラヨン]
 スズン町16,500[パショーラク スズーン]
コルィヴァニ地区コルィヴァニ町28,600[カルィヴァーンスキー ラヨン]
 コルィヴァニ町11,500[パショーラク カルィヴァーニ]
ノヴォシビルスク地区ノヴォシビルスク市*114,100[ナヴァシビールスキー ラヨン]
 コリツォヴォ町10,500[パショーラク カリツォーヴァ]
 クラスノオプスク町17,400[パショーラク クラスナオープスク?]
コチェニョヴォ地区コチェニョヴォ町48,600[カチェニョーフスキー ラヨン]
 コチェニョヴォ町16,700[パショーラク カチニョーヴァ]
 チーク町5,100[パショーラク チーク]
オルドゥインスコエ地区オルドゥインスコエ町41,200[アルドゥイーンスキー ラヨン]
 オルドゥインスコエ町11,100[パショーラク アルドゥイーンスコエ]
チュルィム地区チュルィム市30,500[チュルィームスキー ラヨン]
カルガート地区カルガート市23,700[カルガーツキー ラヨン]
コチキ地区コチキ村17,200[カチコーフスキー ラヨン]
ウビンスコエ地区ウビンスコエ村19,800[ウービンスキー ラヨン]
ドヴォリノエ地区ドヴォリノエ村21,700[ダヴォーリンスキー ラヨン]
クラスノジョルスコエ地区クラスノジョルスコエ町40,900[クラスナジョールスキー ラヨン]
 クラスノジョルスコエ町10,200[パショーラク クラスナジョールスコエ]
セーヴェルノエ地区セーヴェルノエ村12,600[スェーヴィルヌイ ラヨン]
クイビシェフ地区クイビシェフ市*20,800[クーィブィシフスキー ラヨン]
バラビンスク地区バラビンスク市*18,700[バラービンスキー ラヨン]
ズドヴィンスク地区ズドヴィンスク村20,800[ズドヴィーンスキー ラヨン]
カラスーク地区カラスーク市*52,400[カラスークスキー ラヨン]
バガン地区バガン村19,400[バガーンスキー ラヨン]
クーピノ地区クーピノ市41,300[クーピンスキー ラヨン]
クィシトフカ地区クィシトフカ村18,100[クィシトーフスキー ラヨン]
ヴェンゲロヴォ地区ヴェンゲロヴォ村24,200[ヴェーンギラフスキー ラヨン]
チャヌィ地区チャヌィ町34,400[チャノーフスキー ラヨン]
 チャヌィ町10,100[パショーラク チャヌイ]
チストオジョルノエ地区チストオジョルノエ町23,600[チスタアジョールヌイ ラヨン]
 チストオジョルノエ町8,400[パショーラク チスタアジョールノエ]
タタールスク地区タタールスク市*20,800[タタールスキー ラヨン]
ウスチ=タルカ地区ウスチ=タルカ村14,900[ウスチ=タールクスキー ラヨン]
[15975] 2003年 5月 26日(月)20:02:30ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(19) オムスク州  州・都市のデータ編
ロシア・シベリア連邦管区についてのデータ、ついに最後の1州、最西端のオムスク州をとり上げますが、データの量が多いので2回に分けて、今回は同州の地理状況データと都市の人口データについて書き込みます。

【オムスク州の地理状況】
《名称》
オムスク州  Омская область [オームスカヤ オーブラスチ]
《概論》
シベリア南部、西シベリア低地南部に位置し、イルトゥイシ川中流域を占める。
地表はなだらかな起伏のある平地(最高点146m)をなし、州の南部は数キロメートルも連なる典型的な列丘が見られる一方、北部は湖沼の多い低地が広がる。
主要河川はイルトゥイシ川とその支流イシム川、オミ川、タラ川が流れる。また湖が多く、南部にはエベイトゥイ湖など主に塩湖が多く、北部はイク湖、テニス湖、サルタイム湖など淡水湖が多い。
《気候》
大陸性気候。冬期は長く、寒冷。夏期は温暖ながらも短い。
1月の平均気温は-20度。
7月の平均気温は+20度。
年間降水量は約300mmから400mm。
《資源》
泥炭、建築材料。いくつかの湖では、硫曹鉱や食塩を産出する。
《主要産業》
機械、金属加工、農業機械製造、エンジン製造、電気・無線工業、石油精製、木材加工などの工業。
また、州はシベリア地域の一大農業地帯で、食品工業が発達。
《交通》
シベリア鉄道が東西に横断し、イルトゥイシ川に架かる所にオムスク市が位置。また、オムスクから真西へ向かい、カザフスタン領ペトロパヴロフスク経由でチェリャビンスクに至る線(シベリア鉄道の旧線)があり、他にオムスクよりイルトゥイシ川西岸に沿って南東に向かう支線などがある。
イルトゥイシ川には、船舶の航行あり。


【オムスク州のデータ】
創設1934年12月7日
中心都市オムスク市
総面積139,700平方キロ
総人口2,162,500(2000.1.1)、2,146,000(2001.1.1)
都市人口1,455,600(2000.1.1)、1,445,200(2001.1.1)
都市・集落 6市、24町、村。
オムスク市近郊の3町は同市に付随する。それ以外の地域は32地区に属する。
ホームページオムスク州 http://www.omskportal.ru/
オムスク市 http://www.omsk.ru/

オムスク州の6市5区3町の人口データを列挙します。
人口は2000年1月1日現在の推計人口。
[11556]でいう「地区」に属した市は該当なし。

市・町名市制施行年人口[地名発音]
【市 город 】6市5区3町【ゴーラト】
オムスク市(5区)1782年1,148,900[ゴーラト オームスク]
 中央区288,600[ツェントラーリヌィ オークルク]
 ソビエト区258,100[サヴェーツキー オークルク]
 キーロフ区231,600[キーロフスキー オークルク]
 レーニン区203,200[リェーニンスキー オークルク]
 十月区167,400[アクチャーブリスキー オークルク]
 クルタヤ・ゴールカ町7,700[パショーラク クルターヤ・ゴールカ]
 ヴホドノイ町7,600[パショーラク ヴハドノーイ]
 ベレゴヴォイ町7,400[パショーラク ビリガヴォーイ]
イシリクリ市1945年27,400[ゴーラト イシリクーリ]
タラ市1782年26,000[ゴーラト ターラ]
カラチンスク市1952年25,400[ゴーラト カラーチンスク]
ナズィヴァエフスク市1956年13,700[ゴーラト ナズィヴァーイフスク]
チュカリンスク市1823年12,600[ゴーラト チュカリーンスク]


【過去記事の訂正】
拙稿[3940]「ロシアで区を有する大都市、一挙に列挙」において、都市の分類に誤りがありました。
オムスク市について「区(rajon=ラヨン)を有する都市」の52市の1市に挙げておりましたが、市のホームページでは「オークルク」となっており、「区(okrug=オークルク)を有する都市」に含めるのが妥当と判断致します。
「区(rajon=ラヨン)を有する都市」は51市
「区(okrug=オークルク)を有する都市」は15市
となります。
またそれに付随して、拙稿[3714]「大都市の重複区名 ロシアでは」においてもオムスク市の各区名を「ラヨン」の欄に挙げておりますが、「オークルク」の欄への訂正が必要です。
失礼致しました。
[15976] 2003年 5月 26日(月)20:03:02ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ(20) オムスク州  地区・町のデータ編
[15975]の続き、
オムスク州の32地区と、地区に属する21町の人口データを列挙します。
オムスク州の行政区画地図については、ロシア語ですが、州のホームページ http://www.omskportal.ru/default.asp にある地図をご参照頂きたく存じます。
地図の出し方は、ホームページの上段左から2項目「Губерния」をクリックし、「Портрет」欄の一番上にある「карта」をクリックすると、綺麗な行政区画地図が見られます。
さらに地図上をクリックすると、一部の地区ではその詳細な地図や、諸データ(ロシア語ですが)が出てきます。

人口は2000年1月1日現在の推計人口。
地名現地発音で ? を付した地名は、手許のロシア語アクセント辞典(名称の部)に表記なし。参考のため、上記の州行政区画地図にある地区番号を書き足しておきます。

地区・町名中心集落人口[地名発音]
【地区 район 】32地区21町*を付した市は地区に含まない【ラヨン】
ウスチ=イシム地区ウスチ=イシム村20,100[ウスチ=イシームスキー ラヨン]1
テヴリズ地区テヴリズ町20,600[チヴリースキー ラヨン]2
 テヴリズ町8,100[パショーラク チヴリース]
タラ地区タラ市*24,200[タールスキー ラヨン]3
ボリシエ・ウキ地区ボリシエ・ウキ村10,800[ボリシェウコーフスキー ラヨン]4
ズナメンスコエ地区ズナメンスコエ村14,600[ズナーミンスキー ラヨン]5
セデリニコヴォ地区セデリニコヴォ村13,400[シヂェーリニカフスキー ラヨン]6
クルチンカ地区クルチンカ町22,900[クルチーンスキー ラヨン]7
 クルチンカ町8,000[パショーラク クルチーンカ]
チュカリンスク地区チュカリンスク市*21,600[チュカリーンスキー ラヨン]8
コロソフカ地区コロソフカ村17,400[カラソーフスキー ラヨン]9
ボリシェレチエ地区ボリシェレチエ町36,300[ボリシェリェーチェンスキー ラヨン]10
 ボリシェレチエ町13,000[パショーラク ボリシェリェーチエ]
ムロムツェヴォ地区ムロムツェヴォ町30,000[ムーラムツェフスキー ラヨン]11
 ムロムツェヴォ町10,900[パショーラク ムーラムツェヴァ]
ナズィヴァエフスク地区ナズィヴァエフスク市*21,400[ナズィヴァーイフスキー ラヨン]12
サルガツコエ地区サルガツコエ町24,200[サルガーツキー ラヨン]13
 サルガツコエ町9,100[パショーラク サルガーツコエ]
ゴーリコフスコエ地区ゴーリコフスコエ町27,400[ゴーリカフスキー ラヨン]14
 ゴーリコフスコエ町6,300[パショーラク ゴーリカフスコエ]
ニジニャヤ・オムカ地区ニジニャヤ・オムカ村22,000[ニジニオームスキー ラヨン]15
イシリクリ地区イシリクリ市*23,400[イシリクーリスキー ラヨン]16
モスカレンキ地区モスカレンキ町35,500[マスカリェーンスキー ラヨン]17
 モスカレンキ町10,500[パショーラク マスカリェーンキ]
リュビンスキー地区リュビンスキー町45,300[リュービンスキー ラヨン]18
 リュビンスキー町11,100[パショーラク リュービンスキー]
 クラスヌイ・ヤル町5,700[パショーラク クラースヌイ・ヤール]
マリヤノフカ地区マリヤノフカ町29,500[マリヤーナフスキー ラヨン]19
 マリヤノフカ町9,100[パショーラク マリヤーナフカ]
オムスク地区オムスク市*96,300[オームスキー ラヨン]20
 チェルノルチンスキー町4,300[パショーラク チルナルチーンスキー]
コルミロフカ地区コルミロフカ町27,100[カルミーラフスキー ラヨン]21
 コルミロフカ町10,500[パショーラク カルミーラフカ]
カラチンスク地区カラチンスク市*24,800[カラーチンスキー ラヨン]22
オコネシニコヴォ地区オコネシニコヴォ町19,000[アカニェーシニカフスキー ラヨン]23
 オコネシニコヴォ町6,000[パショーラク アカニェーシニカヴァ]
ポルタフカ地区ポルタフカ町27,000[パルターフスキー ラヨン?]24
 ポルタフカ町7,900[パショーラク パルターフカ?]
シェルバクリ地区シェルバクリ町28,000[シェルバクーリスキー ラヨン]25
 シェルバクリ町8,000[パショーラク シェルバクーリ]
アゾヴォ・ドイツ民族地区アゾヴォ村21,200[アゾーフスキー・ニメーツキー・ナツィアナーリヌイ ラヨン]26
タヴリチェスコエ地区タヴリチェスコエ町43,000[タヴリーチェスキー ラヨン]27
 タヴリチェスコエ町13,800[パショーラク タヴリーチェスコエ]
オデッスコエ地区オデッスコエ村19,800[アヂェースキー ラヨン?]28
パヴログラートカ地区パヴログラートカ町22,500[パヴラグラーツキー ラヨン]29
 パヴログラートカ町6,200[パショーラク パヴラグラートカ]
ルースカヤ・ポリャナ地区ルースカヤ・ポリャナ町28,100[ルースカ=パリャーンスキー ラヨン]30
 ルースカヤ・ポリャナ町6,600[パショーラク ルースカヤ・パリャーナ]
ノヴォヴァルシャフカ地区ノヴォヴァルシャフカ町29,800[ノヴァヴァルシャーフスキー ラヨン]31
 ノヴォヴァルシャフカ町7,000[パショーラク ノヴァヴァルシャーフカ]
 ボリシェグリフスコエ町4,400[パショーラク ボリシェグリーフスコエ?]
チェルラク地区チェルラク町38,500[シルラークスキー ラヨン]32
 チェルラク町12,400[パショーラク チルラーク]


#長らくシベリア諸州の人口データなどを書き連ねて参りましたが、このオムスク州でシベリア連邦管区に属する全連邦構成体が出揃いました。あと簡単ではありますが、2002年国勢調査速報値のシベリア関連のデータとともに、「総括編」として纏め、シリーズを幕にしたく存じます。
[15995] 2003年 5月 27日(火)00:36:46ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ 総括編(1) 連邦構成体の人口推移
ようやく、シベリア連邦管区のデータシリーズが最西端のオムスク州まで出揃いました。

ロシアの地理サイトからの行政区画地図です。
http://wgeo.ru/russia/

以前に投稿した一連の極東連邦管区のデータシリーズと合わせ、面積11,330,700平方キロ(ロシア全土の66%に相当)の地域の都市と地区(日本の「郡」に相当)のデータを書いたことになります。
上記の地図では、東端の黄土色の部分が「極東連邦管区」、中央の青色の部分が「シベリア連邦管区」です。
シベリアの都市のデータを東の「チタ州」から、西の「オムスク州」へと見ていきましたが、主だった都市はだいたいシベリア鉄道の沿線に沿った「ベルト地帯」に分布しており、なかでもイルクーツク州、クラスノヤルスク地方、ケメロヴォ州ではそれらの都市群に、炭鉱や巨大発電所もあり、一大工業地帯を形成しています。このベルト地帯から遠く外れた都市群といえば、北極圏のノリリスク周辺ぐらいでしょうか。
また、ウランウデ、イルクーツク、クラスノヤルスク、ノヴォシビルスク、オムスクといったシベリアを代表する大都市は、いずれも鉄道と大河川の接点に位置しています。
一方で、このベルト地帯から外れた地域では、太古からのこの地域の原住民族である諸族が「共和国」や「民族管区」を創り、自治が行われていますが、そのほとんどの地域はロシア人が人口の大多数を占めているのが伺えます。
地形では、丁度エニセイ河を挟んで東側は山がちな地形で、西側は起伏の少ない低地帯となっています。

各連邦構成体の人口推移を追ってみました。(都市の人口推移は拙稿[10068]をご覧下さい。)

連邦構成体面積km21959年1970年1979年1989年1992年1996年2000年
シベリア連邦管区5,114,80016,632,00021,068,03521,248,00021,102,00020,792,500
――――――
チタ州 *412,500990,0001,079,0001,165,0001,298,1521,250,0001,216,0001,179,900
アガ・ブリヤート自治管区19,00046,00066,00069,00077,18879,00079,00079,100
ブリヤート共和国351,300673,000812,000900,0001,038,2521,059,0001,053,0001,034,800
イツクーツク州 *745,5001,826,0002,165,0002,426,0002,689,0502,683,0002,652,0002,604,200
ウスチオルダ・ブリヤート自治管区22,400151,000148,000133,000135,870140,000143,000143,800
トゥヴァー共和国170,500172,000231,000267,000308,557306,000309,000311,400
クラスノヤルスク地方 *710,0002,160,0002,465,0002,637,0002,958,0213,084,0003,039,0002,977,400
エヴェンキ自治管区767,60011,00013,00016,00024,76925,00020,00018,500
タイミール自治管区862,10033,00038,00044,00055,80353,00047,00043,000
ハカシヤ共和国61,900411,000566,861581,000586,000581,200
ケメロヴォ州95,5002,786,0002,918,0002,958,0003,171,1343,106,0003,063,0002,987,300
トムスク州316,900747,000786,000866,0001,001,6531,086,0001,078,0001,067,600
アルタイ共和国92,600157,000168,000172,000190,831198,000202,000204,800
アルタイ地方169,1002,525,0002,502,0002,503,0002,631,2612,666,0002,690,0002,653,000
ノヴォシビルスク州178,2002,299,0002,505,0002,618,0002,778,7242,759,0002,749,0002,744,000
オムスク州139,7001,645,0001,824,0001,954,0002,141,9092,173,0002,176,0002,162,500
*チタ州、イルクーツク州、クラスノヤルスク地方の各数値については、それらに属するアガ・ブリヤート自治管区、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含みません。

若干人口の減少が見受けられるものの、極東連邦管区[9768]に見られるほどの人口減ではないようです。また、南部の民族共和国の健闘が光ります。
[16001] 2003年 5月 27日(火)01:12:40【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ 総括編(2) 都市の種類
シベリアのデータ、総括編(2)として都市について

【都市の種類】
ロシアでは「都市」とよばれるものは、Город とよばれる「市」と、Посёлок городского типа とよばれる「町(都市型集落)」があります(読み方は拙稿[11556]に記述)。
更に詳しく分類すると、以下の4種類です。
連邦構成体(州・地方・共和国など)の直属市便宜上「直轄市」とします
地区または他市に属する市便宜上「地区市」とします
閉鎖行政地域組織に属する市 [7943]参照便宜上「閉鎖市」とします
都市型集落便宜上「町」とします

州人口などを「都市人口」と「農村人口」に分ける場合がありますが、その「都市人口」とは、以上の4種類の「都市」の人口のことを言います。

シベリア連邦管区の各連邦構成体の「都市の数」は、以下の通りです。
連邦構成体市総数直轄市地区市閉鎖市町総数都市数地区数関連記事
シベリア連邦管区13292373301433324[10067]
―――――――
チタ州 *10550425228[11606]
アガ・ブリヤート自治管区0000443[11673]
ブリヤート共和国6240293521[12100]
イツクーツク州 *221480557727[12593][12594]
ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区0000006[12770]
トゥヴァー共和国52303816[12993]
クラスノヤルスク地方 *241572446842[13512][13513]
エヴェンキ自治管区0000113[13886]
タイミール自治管区1100123[14097]
ハカシヤ共和国532016218[14308]
ケメロヴォ州201820476719[14825]
トムスク州65012816[15175]
アルタイ共和国11000110[15291]
アルタイ地方121200152760[15447]
ノヴォシビルスク州14860183230[15811][15812]
オムスク州6600243032[15975][15976]
*チタ州、イルクーツク州、クラスノヤルスク地方の各数値については、それらに属するアガ・ブリヤート自治管区、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含みません。
なお、都市数(市総数+町総数)は1999年発行の地図から拾ったものですが、2002年国勢調査数値で発表された都市数より多く(チタ州で+2、以下、トゥヴァー共和国+1、ハカシヤ共和国+4、ケメロヴォ州+1、トムスク州+1、アルタイ地方+1)、この差は2002年のこれらの「町」が国勢調査時までに「村」に格下げとなったことが推測できます。各州の町別人口にデータのない町は、すでにその時点(2000年1月1日)で「町」ではなかったと思われますが、この表には、そのままの数値(地図で確認できた町数)を書いておきました。


【大都市の区】
シベリアの大都市で、市内に行政区を有する都市は全部で12市です。
都市によっては、行政区を「ラヨン」とするものと「オークルク」とするものがあります。
以下、区を有する都市の一覧です。(人口は2000年1月1日現在)
都市区の数人口1区あたり平均人口区別人口区の種類
シベリア連邦管区 12市597,328,600124,210
―――――――
ノヴォシビルスク市101,398,800139,880[15811]ラヨン
クラスノヤルスク市7875,500125,070[13512]ラヨン
ノヴォクズネツク市6561,60093,600[14825]ラヨン
オムスク市51,148,900229,780[15975]オークルク
バルナウル市5580,100116,020[15447]ラヨン
ケメロヴォ市5492,70098,540[14825]ラヨン
イルクーツク市4593,700148,430[12593]オークルク
トムスク市4482,100120,530[15175]ラヨン
チタ市4309,90077,475[11606]ラヨン
ウラン=ウデ市3370,400123,470[12100]ラヨン
ブラーツク市3277,60092,530[12593]ラヨン
プロコピエフスク市3237,30079,100[14825]ラヨン
ブラーツク市以外の各市とも、広い市街地を幾つかの「区」でわけており、その人口規模も日本の政令市の区に非常に似ています。違うといえば、「区」を設置する都市の人口下限(要件?)が低いことです。
ブラーツク市においては、広大な「ブラーツク人造湖」を挟んで市街地が分断されており、地図で見る限りは3区ばらばらの別個都市の様相です。
[16049] 2003年 5月 27日(火)23:36:19ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ 付表(1) 2002年ロシア国勢調査速報値
拙稿[15619]でロシア極東連邦管区における2002年10月9日実施の国勢調査速報値をお伝えしましたが、シベリア連邦管区における同様のデータ(連邦構成体の総人口および都市人口と農村人口)をお伝え致します。

2000年までの人口推移は[15995]に、2001年の人口は[10067]にあります。
以下、2002年10月9日現在の人口です。
【各連邦構成体のデータ】
《総人口》
連邦構成体同、ロシア語表記面積Km2人口総数
シベリア連邦管区Сибирский федеральный округ5,114,80020,064,3009,407,10010,657,200
――――――
チタ州 *Читинская область412,5001,084,000524,500559,500
アガ・ブリヤート自治管区Агинский Бурятский автономный округ19,00072,20035,10037,100
ブリヤート共和国Республика Бурятия351,300981,000467,900513,100
イツクーツク州 *Иркутская область745,5002,446,3001,144,5001,301,800
ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区Усть-Ордынский Бурятский автономный округ22,400135,30065,00070,300
トゥヴァー共和国Республика Тыва170,500305,500145,000160,500
クラスノヤルスク地方 *Красноярский край710,0002,908,7001,368,6001,540,100
エヴェンキ自治管区Эвенкийский автономный округ767,60017,7008,9008,800
タイミール自治管区Таймырский автономный округ862,10039,80019,40020,400
ハカシヤ共和国Республика Хакасия61,900546,100255,300290,800
ケメロヴォ州Кемеровская область95,5002,900,2001,350,1001,550,100
トムスク州Томская область316,9001,046,000493,800552,200
アルタイ共和国Республика Алтай92,600202,90096,500106,400
アルタイ地方Алтайский край169,1002,607,2001,215,7001,391,500
ノヴォシビルスク州Новосибирская область178,2002,692,2001,250,3001,441,900
オムスク州Омская область139,7002,079,200966,5001,112,700
*チタ州、イルクーツク州、クラスノヤルスク地方の各数値については、それらに属するアガ・ブリヤート自治管区、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含みません。
2000年1月1日人口に比べ、全連邦構成体が人口減少傾向にあり、全体3.5%の人口減です。
なかでも、タイミール自治管区で9.3%、アガ・ブリヤート自治管区で8.7%、チタ州でも8.1%の大幅な人口減となり、人口の減少幅の小さいアルタイ共和国で0.9%、アルタイ地方で1.7%、トゥヴァー共和国およびノヴォシビルスク州では1.9%の人口減に留まっています。

【都市と農村人口】
都市規模および集落規模別のデータです。
なお、都市数についてはチタ州、トゥヴァー共和国、ハカシヤ共和国、ケメロヴォ州、トムスク州、アルタイ地方で拙稿[16001]に挙げた都市数との相違が見られますが、これは同稿にてご説明した通りです。
また、「村」の数については、各州ごとのレポートで解る範囲で書き込んでいますが、「村」の定義については、各州のホームページに「村ソビエト(自治体)」と「村落」の違いがあり、この国勢調査にある「集落」とは「村落」のことです。

《都市人口、規模別都市数》  都市とは、市と町の双方をいう。
連邦構成体都市人口総数都市数人口10万未満10―25万25―50万50万以上
シベリア連邦管区14,281,7006,616,4007,665,3004233981456
――――――
チタ州 *714,100340,800373,3005049010
アガ・ブリヤート自治管区25,50012,00013,50044000
ブリヤート共和国584,800275,000309,8003534010
イツクーツク州 *2,047,800948,7001,099,1007773211
ウスチオルダ・ブリヤート自治管区00000000
トゥヴァー共和国157,90073,70084,20076100
クラスノヤルスク地方 *2,213,6001,029,9001,183,7006864301
エヴェンキ自治管区5,8002,8003,00011000
タイミール自治管区26,40012,60013,80022000
ハカシヤ共和国386,800179,400207,400176100
ケメロヴォ州2,514,0001,163,4001,350,6006660411
トムスク州715,000334,500380,50075110
アルタイ共和国53,50023,90029,60011000
アルタイ地方1,386,600635,600751,0002623201
ノヴォシビルスク州2,021,600929,1001,092,5003231001
オムスク州1,428,300655,000773,3003029001

《農村人口、規模別集落数》  農村人口とは、都市人口以外をいう。
連邦構成体農村人口集落総数無人集落人口1―10人11―5051―100100人以上
シベリア連邦管区5,782,6002,790,7002,991,90011,8312557201,2531,1718,432
――――――
チタ州 *369,900183,700186,2006998324761551
アガ・ブリヤート自治管区46,70023,10023,600620210545
ブリヤート共和国396,200192,900203,3006116175447487
イツクーツク州 *398,500195,800202,7001,18126122181142710
ウスチオルダ・ブリヤート自治管区135,30065,00070,3003223223137229
トゥヴァー共和国147,60071,30076,30043546949653146
クラスノヤルスク地方 *695,100338,700356,4001,59627891612001,119
エヴェンキ自治管区11,9006,1005,80026112418
タイミール自治管区13,4006,8006,60027105021
ハカシヤ共和国159,30075,90083,400254143621192
ケメロヴォ州386,200186,700199,50010662692164121663
トムスク州331,000159,300171,70060022656655392
アルタイ共和国149,40072,60076,8002431152419184
アルタイ地方1,220,600580,100640,5001,62016541081061,336
ノヴォシビルスク州670,600321,200349,4001,56642591451581,162
オムスク州650,900311,500339,4001,52329521231421,177
*各表ともチタ州、イルクーツク州、クラスノヤルスク地方の各数値については、それらに属するアガ・ブリヤート自治管区、ウスチ=オルダ・ブリヤート自治管区、エヴェンキ自治管区およびタイミール自治管区を含みません。
[16055] 2003年 5月 28日(水)01:12:25【1】ニジェガロージェッツ さん
データシリーズ シベリアを西へ 付表(2)国調にみる人口10万以上の都市  最終稿
最後に2002年ロシア国勢調査速報値から、シベリア連邦管区内の人口10万人以上の都市の人口データをご紹介します。

都市名同(ロシア語)所属連邦構成体総数順位
ノヴォシビルスクНовосибирскノヴォシビルスク州1,425,600651,800773,8003
オムスクОмскオムスク州1,133,900519,000614,9007
クラスノヤルスクКрасноярскクラスノヤルスク地方911,700413,400498,30014
バルナウルБарнаулアルタイ地方603,500271,800331,70022
イルクーツクИркутскイツクーツク州593,400269,400324,00023
ノヴォクズネツクНовокузнецкケメロヴォ州550,100251,100299,00026
トムスクТомскトムスク州487,700226,300261,40034
ケメロヴォКемеровоケメロヴォ州485,000219,100265,90035
ウラン=ウデУлан-Удэブリヤート共和国359,400166,100193,30047
チタЧитаチタ州317,800149,600168,20057
ブラーツクБратскイツクーツク州259,200118,900140,30073
アンガルスクАнгарскイツクーツク州247,100113,100134,00076
プロコピエフスクПрокопьевскケメロヴォ州224,600103,000121,60081
ビイスクБийскアルタイ地方218,60098,100120,50086
アバカンАбаканハカシヤ共和国165,20076,30088,900105
ルプツォフスクРубцовскアルタイ地方163,10077,90085,200106
ノリリスクНорильскクラスノヤルスク地方135,10067,50067,600122
アチンスクАчинскクラスノヤルスク地方118,70053,90064,800137
セーヴェルスクСеверскトムスク州115,70054,40061,300141
レーニンスク=クズネツキーЛенинск-Кузнецкийケメロヴォ州112,30052,30060,000145
キセリョフスクКиселевскケメロヴォ州106,40049,10057,300150
キジルКызылトゥヴァー共和国104,10048,30055,800156
カンスクКанскクラスノヤルスク地方103,10048,10055,000159
メジドゥレーチェンスクМеждуреченскケメロヴォ州102,00047,90054,100161
ウスチ=イリムスクУсть-Илимскイツクーツク州100,60048,20052,400166

拙稿[10068]の2000年1月1日の都市別人口表と比べ、殆どの都市が減少傾向にあり、ウソリエ=シビルスコエでは人口10万人を割りました。
一方で(人口10万以上の都市で)人口が増加したのは、ノヴォシビルスク、クラスノヤルスク、バルナウル、トムスク、ルプツォフスク、キジルの6市です。

《あとがき》
さて、3月21日にチタ州から書き始めた「データシリーズ シベリアを西へ」は、本稿をもって最終稿とさせて頂きます。
第1稿から2ヶ月も経過しましたが、非常に長い道のりに感じました。人口データは統一性を重視する立場から一つの情報源に負いましたが、そこには市・町・地区名と人口が書かれているだけで、「町」が何地区に属しているか、またその地区は州のどこにあるか、などの情報は一切ありませんでした。それらを補完し合う数々の情報を集め、また手持ちの「ロシア地理事典」や各種地図を参考にしながら、1州を書き上げるのに5日も費やしたものもありましたが、それでも情報が得られない場合には、それが不明または憶測であることを明記するように努めました。気が付けばパソコンの周囲にはプリントアウトしたデータ集や、地図帳、各種事典、表紙がとれ綴糸がほどけ崩壊寸前にある露和辞典などが散乱しております。
以前の「極東連邦管区」は、ちょうど日本と密接な関係にある「対岸」に位置しているのに対し、「シベリア連邦管区」では、西へ行くほど日本から遠ざかっていく訳で、書きながらも「こんな小さな都市や僻地の地区の人口に興味を持たれる方はいらっしゃるのだろうか?」と、投稿の意義を自問しながらも書き込んで参りました。
そんなさ中、アーカイブズに「推奨機能」が加わり、拙稿「データシリーズ シベリアを西へ」が収録されている「ロシア・シベリア連邦管区ATLAS」には、過分にも星を4つも頂きましたことは望外の喜びでもあり、シリーズ完結へ向けての何よりの励みになりました。
最後までお付き合い下さいました皆様方には深く御礼申し上げますとともに、何分にも手探りで集めた情報ゆえ、整合性に欠けるデータもありましたことを、お詫び申し上げます。
最後に拙稿をご奨励下さいました 両毛人さん、でるでるさん、 kenさん、 夜鳴き寿司屋さんには心より御礼申し上げます。そして、個人ホームページの「落書き帳」に投稿をお許し下さいました、オーナーグリグリ様には深く感謝をいたしますとともに、度重なる長文書込みの非礼をお詫び申し上げます。

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