[25941]両毛人さん
[25922]だんなさん
[25921]じゃごたろさん ほか
だんなさんに話を振られていたのを見逃しておりました。
実は、雷神社の話題が出た頃から、落雷について何か統計的なものが出たところが無いか探していたのです。
そうしたらば、フランクリンジャパンという会社のホームページを見つけました。
この会社、全国に雷観測ネットワークを整備しており、その観測データを解析した情報を提供している会社だそうです。
落雷データそのものが商品の会社なので直リンクは控えますが、Yahooで検索するとすぐ出てくるので、そのホームページを見ていただくと、統計データのページがあるのです。
そこに20kmメッシュの落雷密度と、落雷日数の地図が出ています。
これを見ると、鳥取から秋田にかけての日本海側は、落雷密度は群馬よりも低いものの、落雷日数は群馬と同じく地図が真っ赤っかなのです。
ただ、細かい数字がわからないので、両毛人さんご紹介の気象庁ホームページ「電子閲覧室」で、日本海側の落雷日数の多い地区にある測候所の1961~2003年の年間落雷日数のデータから、平均日数、最大値およびその値の出た年を調べてみました。
観測地点 | 平均日数 | 最多日数 | 最多年 |
秋田 | 28.1 | 44 | 1973 |
酒田 | 34.9 | 60 | 2002 |
新潟 | 28.8 | 49 | 1995 |
相川 | 29.0 | 42 | 1995 |
高田 | 34.6 | 55 | 1988 |
富山 | 27.7 | 50 | 1991 |
輪島 | 31.6 | 48 | 1995 |
金沢 | 36.0 | 64 | 2002 |
福井 | 30.3 | 55 | 2002 |
敦賀 | 29.9 | 51 | 2002 |
舞鶴 | 18.3 | 33 | 1988 |
豊岡 | 24.0 | 43 | 1995 |
鳥取 | 23.5 | 41 | 1973 |
前橋(比較) | 19.3 | 43 | 2000 |
これで行くと、平均日数、最多日数ともにトップは金沢でした。次点は酒田。
ほとんどの地点が日数的には前橋を上回っています。
なんで金沢が多いのかは…すいません、詳しいところはわかりません。
でも想像するに、低気圧や前線の流れる方向に対して山がどちらの方向に位置しているか、海と山がどれだけ近いか、と言うところが関係しているような…??
舞鶴が意外に少ないのも何か示唆しているような気がするのですが…????
そのほか、やはり特徴的なのは、北陸のは冬の雷の方が多い、と言うこと。
振り返ってみれば、確かに2002年の冬は特に雷が多かったような覚えがあります。
しょっちゅうゴロゴロ言っているので、パソコンを触るのが非常に怖かったです。
当然、雷ガードはかましてありますが…。
(周りには落雷でパソコンやターミナルアダプタ、ルータなどが壊れた、と言う人もいます)
それに、冬の雷は低気圧や前線とも関係するので、たいてい霰がひどいか、風が強いかで、外に出るのもはばかられます。
ちょっと話はそれますが、今回の記事のタイトルは、アリスのヒット曲「冬の稲妻」ですね。
ところが、3~4年前ぐらいだったと思いますが、アリスのメンバーだった谷村新司氏がラジオで「実は冬に稲妻が落ちるのを見たことがない」とか言ってました。
それを聞いて、「冬に北陸に来ればどれだけでも稲妻が見られるのに」と思った北陸人はたぶん私だけではなかったと思います。
(その後、北陸放送制作のラジオ番組のゲストに谷村新司氏がやってきました。冬場でした。でも、たしかたまたまその時に限って天気が悪くなかったので、その時はたぶん冬の稲妻にはお目にかかれなかったはず。その後谷村新司氏に冬の稲妻を見る機会があったものか、定かではありません)
この話は一例ですが、鳥取~秋田間の日本海側以外のところでは冬場の雷は非常に珍しいこと、と言って良いかと思います。
これは日本国内に限った話ではなく、世界的に見ても冬場に雷が多い地域というのは珍しい、と言うのを何かで読んだことがあります。
それを考えると…私ゃ実はすっげ~頑固なとこに住んどるっちゅうことなんけ?
※余談1
[25922]だんなさん
ご職場は河北潟干拓地の中か周辺、なんでしょうか?????
※余談2
[25945]我がの投稿
認市度、あれだけのを短時間でやったので、案の定抜けてるところが。
遠野は×です。
ほかにもまだ間違っているところがありそうな。
○と●、△と▲の打ち間違いがまだありそう。
(以下追加)
アーカイブスを読んで、
[25719]いっちゃんさんの記事とタイトルがかぶっていることを発見。
まぁいいや(^^;
でも、投稿して10分経たずにこの投稿がアーカイブズに収録されていてさらにびっくり。
(訂正2)
誤字訂正、句読点見直し