[28520] 両毛人 さん
高崎や両毛については情報を出していますので、宜しければご感想等をいただけますとありがたく存じます
落書き帳に出入りするようになって,群馬,栃木にまたがる両毛地域は,大変関心のあった地域なので,両毛人さんのHPの「りょうもうWalker」などは当然,拝見させて頂いておりましたよ.両毛人さんのように,文才がないので,単なる感想になってしまいますが...
まず,高崎と前橋の印象ですが,「商工の高崎」と「文教の前橋」という言葉もあるようで,実際,訪問してみると,両都市の性格をよく表現しているなと思いました.
高崎は,高崎駅という交通の要所を中心に,なかなか立派な都市的雰囲気をもっていますね.ただ,土曜日の昼頃にしては,人通りが思った程ではなく,商業機能の郊外移転が「商工の高崎」にも及んでいるのかなと感じました.
「文教の前橋」は,土曜日であることもあいまってか,前橋駅前のイトーヨーカドーを除くと,人通りが少なく,中心市街地は低迷が目立ちました.千代田町あたりが前橋の中心地区かと思いますが,アーケード街も広さばかりが目立って寂しいものでした.東急インホテル周辺の高層のビジネスビルが目を引く一方で,商業機能の低調ぶりが際立ってしまい,群馬・両毛の都市のなかでも特に気になりました.
太田,足利,佐野の各都市の駅周辺市街地も,国内で最も自動車保有率の高い両毛地域らしく,いずれも商業機能の面では,苦戦している印象はぬぐいきれませんでした.しかし,外国人の姿が目立つ,工業都市・太田市(駅南口のケンタッキー店内の客は外国人しかいなかった!),足利学校や鑁阿寺(ばんなじ)のある小京都・足利市,ラーメンの街・佐野市と各々の特徴をもっていて楽しめました.
分散型経済構造として挙げられる,両毛地域ですが,我が地元の山口県と比較すると,(当然ですが)ずいぶんと平野が広く,街の発展に地形的障害が少ないということが,第一の印象ですね.
両毛は内陸なので,港湾施設がないのはやむをえませんが,広い平野と東京などの大消費地に近い利点を生かした,産業立地の好条件があると思いました.
あと,JR両毛線,東武伊勢崎線で移動したのですが,東京近郊のわりに(特に両毛線では)意外に便が少ないですね.
都市間の連携の密接ぶりを考えると,もう少し本数があってもいい気がしますね.
モータリゼーションの進んだ両毛をよく知るためには,今度は是非,車で訪問してみたいです.
*それにしても,高崎市といい太田市といい,ホテルと見間違えるような,立派な市役所には驚きました...