[17788]seahawk さん
ただ、やはり横浜駅は複雑ですね。それに、JRの方向案内も東京駅などに比べてわかりにくい感じを受けました。駅のデパートはものすごく充実していますね。
横浜駅の駅機能自体は交差もしておらず(地下鉄はややナナメですが)至極単純なのですが、相鉄と地下鉄がJRからやや離れてますね。いちげんさんには難しいかも知れないです。通路の案内は確かに不親切かも知れません。これは、JRと地下鉄および相鉄線の間の通路が駅施設ではなく民間のデパートの通路を経由するからでしょうか。
デパートですが、いわゆる百貨店からテナントの集合体であるショッピングビルまで含めると、駅直結のものは、CIAL、高島屋、相鉄ジョイナス(以上西口)、横浜ルミネ、そごう、スカイビル(以上東口)、さらに、西口地下街のザ・ダイヤモンドと東口地下街のポルタがあります。銀行・郵便局およびATMも多数あるので便利です。
川崎駅は電車から見ている限り、雰囲気が蒲田などの駅とそれほど変わっていなかったのですが、どのような街なのでしょうか?それに、川崎の中心は川崎駅なんですか?そこのところがいまいち分かりません。
川崎駅前ですが、西口(海側)には商用地が広がり、駅前ルフロンには西武と丸井が入っていますし、その他大型店舗や映画館、地下街もあります。また、300mほどずれた場所にある京急川崎駅前にもヨドバシカメラがあります。一方の東口には、バスターミナルはありますが、東芝の工場やJRの変電所があるくらいで特に目立った大型店舗は見られませんね。
川崎駅ですが、細長い川崎市の一番海側の川崎区と隣の幸区の境目に沿ってJRの線路が走っており、その海側の川崎区に繁華街がありますね。川崎市内では川崎駅の他に武蔵小杉、溝ノ口、登戸と鉄道が交差する駅がありますが、いずれも商店街こそありますが繁華街とまでは言えない感じですね。そういういみでは川崎駅が川崎市の中心と言っても良いんじゃないでしょうか。
1.京急の「ドレミファインバータ」は何のためにあるのか?ホームにいる人に注意を促すためか?これに関連した内容をついこの間、フジテレビ系「めざましテレビ」で放送していたのですが、朝はばたばたしていて見ることができなかったんです。残念。
京急の2100形と新1000形のことですね。音階を奏でるインバータの正体ですが、ドイツのシーメンス社製のインバータ装置独特の音です。元々、VVVF(可変電圧可変周波数の頭文字)は音色が波打つように可変する独特のパルス音を発するのですが、シーメンス社の変調音は綺麗な音階状のもので有名です。他にもJR東日本のE501系(常磐快速線)がそうですね。特に意図的に音色があるわけではありません。
2.横浜市営地下鉄の車両の進入の際に鳴る音は、列車の汽笛なのか?
そうです。厳密に言えば、警笛と言った方が良いのでしょうか、電気的に音を出している電子タイフォーンと呼ばれるものです。横浜市営地下鉄のものは、「パーッ!」といった感じの独特のものです。地下鉄ではトンネル内を走行する関係でレールと車輪のガタンゴトンやモーター音などが地上路線よりも大きく反響するため、地下鉄の自動放送は騒音の中でも聞こえやすい周波数帯の女性アナウンスを採用する例がほとんどです。類推するには、自動放送と同様に聞こえやすさを重視して音程の高い警笛を採用しているではないでしょうか。
3.都営地下鉄大江戸線のリニアモーター方式の仕組みはなんなのか?リニアモーターカーからうまく連想することができません。地元仙台市営地下鉄の東西線もこの方式をとるようなので気になります。
リニアモータというと山梨に実験線がある浮上式が真っ先に思い出されると思うのですが、大江戸線や大阪市交通局長堀鶴見緑地線で採用されているリニアモーターは、動力のない車輪(台車)で車体を支持し、走行には、床下に設置された電磁石とレールの間に設置された金属板の間でおこる磁力による牽引力にて推進するのです。磁石と金属板を使って進むことについて詳しい話は割愛しますが、原理は「アルゴの円盤」の応用です。この場合、床下を占有する機器が小さいため、トンネル断面を小さくでき、つまりは建設費を圧縮できるんですね。相互乗り入れを考えない地下鉄路線の建設にはこの方式が採用されるケースが増えるんでしょうね。頓挫していますが、川崎市内を縦断する計画線もリニア式だったそうです。
ちなみに、この方式も、前述のVVVFも交流モータです。直流モータ(整流子モータ)と交流モータ(特にこの場合は誘導モータ)の違いはまた別の機会に。
最後に。タイトルですが、オームの法則の覚え方のひとつです。オームの法則とは、電流(I)、電圧(E)、抵抗(R)の関係を表す公式で、メジャーなのは「E=I×R」ですが、組みかえれば「I=E÷R(私はイジワルでアール)」となるわけです。
ちょいと(というかかなり)地理っぽくなくなりましたが、鉄と物理のお話(のさわり)でした。