おはようございます、じゃごたろです。
[59076] むっくん さん
沖縄や東南アジアでのおおざっぱに明色系統と暗色系統に分ける方法で、明色系統の代表として赤色を、暗色系統の代表として黒色もしくは青色を使います。
沖縄や東南アジアと書かれていますが、古くは日本もそうだったようです。昔は色を表現する言葉として「しろ」「くろ」「あか」「あお」の四色しかなかったとか。これらは「白い」「黒い」「赤い」「青い」と、そのまま形容詞として使えることからも、特別な色と考えることができるでしょう。「しろ」と「あか」が明色系、「くろ」と「あお」が暗色系でしょうか。現代的に言えば「しろ」「くろ」が輝度、「あか」「あお」が色相といったところかな。
「あか」は鮮やかな色の代表、「あお」はそれとは逆に鈍い色の代表。「あか」は「あかるい」に通じる言葉で、「真っ赤な嘘」も「真っ赤」=「明らか」ということで「明白な嘘」という意味で使われていることに現代でも残されています。
古くの「あか」や「あお」が主にどんな色をさしていたのか私はよく知りませんが、鮮やかな「あか」は神社などでよく見られる「朱」、鈍い「あお」はジャパンブルーとも呼ばれる「藍」あたりなんじゃないかと考えます。
そうそう色の表現のこと。
いまではフルカラーが当たり前のパソコンも、マイコンと呼ばれていたころは八色しか表現できなかった時代もあります(もちろんそれ以前は単色)。光の三原色である赤、緑、青と、それらの補色であるシアン、マゼンタ、黄色、そして白と黒。これらを組み合わせていかにして表現するかということに労力が費やされていた時代もありましたね。絵の具の赤と青を混ぜると紫色になるのと同様に、画面上で赤と青を混ぜることで八色ではない紫色を擬似的に表示させる、なんてね。
ちなみにマイコンの「マイ」は "my" ではなく "micro" のこと。以前のコンピューターは今で言うスーパーコンピュータみたいなものが普通だったのが、個人使用可能な小型コンピュータが登場してそう呼ばれていた。現在でも小規模のLSIプロセッサのことを「マイコン」と呼びますが。。。
古い話ですねぇ。今じゃWindow3.1さえ知らない世代が増えてきて、MS-DOSとかMSXなんかは。。。
地理の話題でなくてすみません。
最後に、だいぶ前と思っていたらわずか数日前の話だったんですが、
[58987] 千本桜 さん
[59016] 牛山牛太郎 さん
役に立たない到達地名が掲載されていますから、ご覧になると笑えますよ。それは「至・坂津田」。坂津田って仙南住人の何パーセントが知っているのだろう。広範囲の地域から集客しようとするには、あまりにも小さな地名です。
その店の関係者、例えば店長なんかにゆかりのある地で、どうしてもその地名を入れたい、なんて思惑があった、などとかんぐってみました。。。