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> また、たけもとさんご指摘の、川島氏の主張が変節する点についてですが、この原因
>には行政やJRの方針が一貫していないということも考えられないでしょうか。
それもあるでしょうが、氏はかつて、東北新幹線フル規格要望は「我田引新幹線」であり
社会資本の無駄遣いである、とはっきり述べられています。(ここまで言い切るから面白い
のですが)
狭軌でも曲線半径しだいで200kmの運転が可能であるから、と。
> たしかに、多額の費用を要する都心部の線増はそれだけを見れば「ぜいたく」だとか
>「無駄遣い」だとか思われるでしょう。しかし、全国的な高速鉄道網の一環としてとら
>えれば、決して浪費には当たらないと思います。
高速鉄道網として考えるならば、東京駅で分断されている運行をなんとかする方が先で、
それも長いこと実現できていない現状を鑑みると、鉄道網足りえず、件の区間の線増の
必要性はそんなに重要視されるべきものだとは思えないのです。
> また、今まで都心に直通していた電車が、その後に都心直通をしないというのは
>著しいサービスの低下になります。
別にそんな主張をした覚えはないのですが。今でも定期全列車東京直通ですが、
今後増発されるものを線路容量に応じて大宮どまりにする程度です。
それと「都心に直通」という都心中心主義は私にはあまり受け入れられないです。
今では新幹線に乗るためにわざわざ東京駅まで出なくてはなりませんが、本当に
東京駅に用がある人が何割いるのでしょう。
大宮から在来線という、方向自由度の高い路線で各所への直通列車を走らせることが
できれば、そんなにサービス低下にはあたらないと思います。
もちろん大宮-新宿が全く必要ないかと言えばそうではないでしょう。
あればあったでいいに決まっています。
しかし、せっかくの在来線網を活かすことなくして、兆単位の費用がかかるものを
建設するのかと言われれば、そんな意見は受け入れられないということです。
> 私は、地球温暖化対策が求められる昨今、公共投資における鉄道事業はそんなに渋る
>べき部門ではないと考えています。それに、もともと整備新幹線の事業費が予算に占め
>る割合は、他の公共事業と比べて非常に小さい(高速道路や空港整備関連とは桁がちが
>う)のが実情です。
ここらへんは学生時代の私が半専門にやってましたから(^^;)、理解しております。