[104935]グリグリさん
原町も特異な例で、自治体種別名を除いた名称部分だけを見ると「原町→原」と名称が変化していますが、もともと原町が原町になったという感覚が住民や自治体にはあると思いますので、やはり変更種別に「改称」は入れなかったのだと思います(88さんの判断?)。
原町単体での詳しい事情は分からないのに口をはさんで恐縮ですが、同じような経緯である町制について変遷情報検索で調べてみると、
〇町村ー(町制)→〇町&
〇村ー(町制)→〇村町(※このうち一部、下記)といったものがありました。市制に関しては原町、十日町、大町いずれも新設合併でした。上に挙げた事例(うち原町と同じく「実質同じ」な改称かつ町制のもの)の中で、町制/改称あるいは改称/町制となっていないものは、グリグリさんが調べてくださったとおり原町のみです。もともと(88さんの作成時)がどうだったか訂正記録で確認してみても、
野村→野村町が
[86677]むっくんさんの情報提供→
[86724]グリグリさんで「町制」単体から訂正されたのみでした。このことから、基本的に改称は入っていたと考えられ、おそらく同じ事例である原町について改称を加えてもいいと思います。あくまで他に合わせれば、の話です。
しかし、グリグリさんの言うように住民にとって原町に変わりがないのもまた事実です。そもそも昔は原町事例に限らずすべての村において、町と村は法的に区別されず、ただの「名称変更」ではないかという意見もあります(
[104078]白桃さん)。他に、大町に関する議論(
hmtマガジン「町と村の違い」の下の方)でも、「町村制」である以上、”法的”には区別できないというのはhmtさんと白桃さんの共通認識であるように感じました。とはいえ、変更種別の改変は大きな労力を要することであり、町と村に実質的な格の区別があったのもまた事実なので、現状維持でいいと僕は思います。大町は自治体種別を表記しないとかなんとかかなりの特殊事例なので原町に応用することはできませんが、原町については仮にすべてを「名称変更」とする論に立って改修しても、町制/改称と同じく住民には違和感の残る言い方な気がします。それならば現状を維持して論理的に成り立たせるために、多少違和感はあっても、「白鳥本」町、「西分」村、「北海」道のように「原町」村から「原」町へとするべきだというのが僕の意見です(いつもながら主張が最後まで分かりにくくてすみません)。
※我ながらうまく調べたと思いますが、一部違うもの(新設町制や単なる改称町制)も残ってしまいました。ご了承ください。また、村が残るタイプに関して施行時以前の履歴情報は排除しようと努力したものの、「市制町村制施行時前の履歴情報は除外」チェックは
自治体種別と自治体名検索で設定する条件を適用する変遷情報の欄を指定
するものなので、上の項目に条件を設定しない場合、施行時以前を根本的に抽出対象から取り除いて検索することができませんでした。こちら施行時の事例についても無視してください。
別件です。グリグリさんへ
先日「都道府県の市区町村数」と「全国の市区町村数の推移」の増減の差を見比べていたところ、「全国の市区町村数の推移」において
1988年に郡が1つ減っているのに、「都道府県の市区町村数」において
1987→
1988と変化していないことが見つかりました。1988/03/01に名取郡秋保町が仙台市に
編入されて名取郡が消滅しているので、【「都道府県の市区町村数」の宮城県】1987年以前は15郡ではなく16郡であるかと思います。ご確認ください。ちなみに
wikiによると昭和最後の郡の消滅だそうです。
※この2つのデータは明らかに村や郡の「数」が異なりますが、
[99235]MIさんにあるように北方領土、振興局をまたぐ郡、市区町村コードでの分散といった集計方法の違いにより生じているものだそうです。
[104898]ただけんさん
自分の主張をしたいがためにただけんさんの記事を利用したような形となってしまい、申し訳ありません。
正直人口にしか目が向いてない区分けでもいいんじゃないか
というのは、考え方としてはありますが、法律の考え方とは異なりますので、完全にその方法を採用するわけにはいかないところです。
やはり詳しくないのに口を出すべきではありませんでしたね。
各選挙区の人口のうち、その最も多いものを最も少ないもので除して得た数が二以上とならないようにすることとし、行政区画、地勢、交通等の事情を総合的に考慮して合理的に行わなければならない。
と明確に規則が明文化されている(慣習的にあるのは分かりますが)のは知りませんでした。勉強になります。
また、30年据え置きに関しては、
過去30年の動向から考えると現在の人口減少地域の一票の価値を低くしなければならないかと思われます。これだと改正当時は地方の声が聞こえにくくなるという反対の声が多く上がることが予想
確かにそうですね。ただでさえ、声が届かないのに実態以上に減らされてしまっては非難されるのは必至です。僕の論では参議院は「地域代表」つまり、少なくとも鳥取&島根、徳島&高知の合区解消はして各県2人(改選1)とした上に立っていますが、優越権などから衆議院に比べて参議院の方が見劣りするのも仕方のない事実だと思うので、現実的には無理ですね。30年後の人口予測も難しそうですし…。
最後になりますが、僕の自分勝手なレスにも返事をくださってありがとうございました。もっと勉強します…。
余談
[104880]ピーくんさん
津島ノ宮駅(つしまのみやえき)は、香川県三豊市三野町大見にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅(臨時駅)である。臨時駅のため、駅番号は付されていない。
毎年8月4日・5日の津島ノ宮(津嶋神社)の夏季大祭開催日のみ営業する駅であり長期休止中の駅を除くと日本一営業日数の少ない駅である
小さい頃は毎年行ってました。今年は3年ぶりとのことで、例年にも増して参拝客が多そうですね。臨時駅目的の人もいますし。最近は行ってないので分かりませんが、当日は非常に混雑するのでウチは前日に橋だけ渡りに行っていたそうです(あまり覚えていない)。