[104850]の書き込みへのフォローを沢山いただきありがとうございました。現在の地方区分を変える必要はないと私も考えていましたが、問い合わせをきっかけにあらためて考察してみると、8区分案も悪くないんじゃないと感じました。というのも、現7区分は教育的で敢えて言えば古臭い感じがしていました。昨今の報道など情報提供においては、中部地方という括りよりも、東海地方や北陸地方の方が圧倒的に活用されており、とくに、三重県の位置付けが現7区分では今ひとつすっきりしないという感覚がありました。その際ネックになっていたのが、甲信越3県の扱いと東海地方の定義範囲の曖昧さであったと思います。
中部地方を解体する場合、東海地方を4県として、残りを、北陸3県+甲信越3県、北信越5県+山梨県は関東になど、いまひとつすっきりした分け方ができない点がありました。東海地方に関しても、4県、3県?問題の他、伊豆、飛騨、熊野まで含めて東海地方とする違和感もあるかと思います。ちなみに私は山梨県を関東に含めることには未だに違和感を感じてしまいます。
そういう状況であったのですが、あらためて
「8地方区分のサンプル」を地図に描いてみると、甲信越・北陸、東海のいずれも地図のまとまりという点では他の地方よりもバラけていますが(クネクネしている)、まとめ方としては悪くないと感じました。コード順を崩さなくても良いという理由もあります。
参考まで世の中の例です。
・Mapion(北陸・甲信越と逆ですが8区分、ただし、都道府県名の並びは不規則)
・MapFan(8区分、ただし、関西ではなく近畿と表示)
・いつもNAVI(地方名はないが、中部と近畿は当サイトと同じ区分)
・総務省統計局(北海道、東北、南関東、北関東・甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州)→ ※追記参照
・郵便番号検索(地方名はないが、関東に山梨、北信越5県、東海4県、関西の区分、都道府県名並びは不規則)
・スマホの郵便番号検索(住所から)(関東に山梨、中部に三重、関西6県を近畿と表示しており、PC版と一致していない)
・気象庁(北海道、東北、関東甲信、東海、北陸、近畿、中国(山口を除く)、四国、九州北部(山口を含む)、九州南部・奄美、沖縄)
三重県については東海や中部に属する例が多数派になるようですが、三重県のHPに
「三重県は中部地方?近畿地方?」というわかりやすい解説ページがありました。「結論からいえば、三重県は中部地方にも近畿地方にも属していると考えています。」とのこと。
なお、仮に8サイト区分に変更するとなった場合の対象ページは、以下の企画トップの日本地図表現だけになります。
・都道府県市区町村の公式メディア
・47都道府県のデータ
・47都道府県の市区町村
・47都道府県の地図
・市の変遷
修正自体は大した手間ではありません。気分転換に一度変えてみるのもありかなと...(^^
※追記
総務省で公的統計の際の
地域別表章のガイドラインが制定されていました(都道府県別集計が困難な場合の地域区分の統一)。