『百交差点』

一つの道路が複数の国道に重複指定されているケースが多数あります。重複する場合は、道路標識や地図上では一番若い国道番号だけが表示されるのが一般的です。百交差点の数え方においても一番若い国道番号のみを数えるケースを基本としていますが、重複国道もすべて数えるケースも合わせてコレクションしています。さらに、交差点を通過する国道については、交差点の両側で、すなわち接続する道路の数だけ国道番号を数えるケースも取り上げています。以上のケースを分類整理し、以下の4つのTypeに定義しました。

【百交差点・基本定義】
■交差点に接続する複数の国道の国道番号の合計が百の倍数になる交差点

【Type I】
条件１：重複国道は一番若い番号のみ数える
条件２：接続する同一国道は一回のみ数える

【Type II】
条件１：重複国道もすべて数える
条件２：接続する同一国道は一回のみ数える

【Type III】
条件１：重複国道は一番若い番号のみ数える
条件２：接続する国道は接続回数分数える

【Type IV】
条件１：重複国道もすべて数える
条件２：接続する国道は接続回数分数える

【制限条件１】
■国道番号（重複する場合は一番若い国道番号）が複数あること
□説明：表示上の国道が複数であることを明確にしています。例えば、国道200号線単独の交差点、国道50号線のバイパス分岐点などを除外します。さらに、重複している国道番号の合計が100の倍数になっている場合、その区間の交差点を除外します。実例として、国道6号線と国道294号線の重複区間（千葉県柏市呼塚交差点から茨城県取手市国道294号入口交差点）の交差点があります。ただし、国道294号線が分岐する取手市の国道294号入口交差点は百交差点です。

【制限条件２】
■バイパスなど同一国道の分岐については、Type III(Type IV)の場合は計算に入れる
□説明：Type III(Type IV)の場合は、実際の道路の分岐に着目しているので接続数をすべて計算します。一方、Type I(Type II)の場合は、バイパスの有無に関わらず同一国道は一回のみの計算です。

なお、多くの百交差点は複数のTypeに該当します。以下のリストでは、百交差点を北からリストし、交差点ごとに該当するTypeをすべて提示しました。Typeごとの計算式も付けてあります。接続関係は、交差点に接続する国道の位置関係を表したものです。（　）内は重複する国道です。

落書き帳の記事[54435][54436]にありますようにたもっちさんに詳細な調査を行っていただきました。ありがとうございました。たもっちさんの記事には百交差点の他、777交差点や1111交差点の情報もありますのでご参照ください。なお、[84270][91639][101534]で全体の見直しを行っています。