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スナフキんさんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[69073]2009年3月31日
スナフキん
[68976]2009年3月22日
スナフキん
[68948]2009年3月21日
スナフキん
[68479]2009年1月27日
スナフキん
[68395]2009年1月19日
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[67756]2008年12月28日
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[67746]2008年12月28日
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[67577]2008年12月12日
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[67519]2008年12月6日
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[67380]2008年11月24日
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[67368]2008年11月24日
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[67195]2008年11月4日
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[67151]2008年10月28日
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[66885]2008年9月28日
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[66742]2008年9月14日
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[66713]2008年9月12日
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[66700]2008年9月10日
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[66584]2008年9月2日
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[66015]2008年8月12日
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[65822]2008年7月20日
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[65719]2008年7月10日
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[65531]2008年6月16日
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[64978]2008年5月4日
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[64786]2008年4月18日
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[64489]2008年4月9日
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[64116]2008年3月24日
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[63827]2008年2月27日
スナフキん
[63823]2008年2月27日
スナフキん
[63808]2008年2月25日
スナフキん
[63655]2008年2月5日
スナフキん

[69073] 2009年 3月 31日(火)21:47:31スナフキん さん
身近にあった、不思議な「山」
山の話題が出てきました。
[69064]でN-Hさんからも
そういう使い方をする地方、他の関東地方の方々はいかがでしょうか?
との呼びかけがあり、実家にいた頃のことをふと思い出しました。

大学時代は実家からの通学であり、人文地理学のとある講義にて、身近な字名を調べてみぃ、という課題をやったことがあります。市立図書館でこもり切りになり、旧霞ヶ関村の中にある大字を片っ端から調べ上げて図化した上に、地名調査報告にあった聞き取りなどを元にした由来一覧など、ワープロで保存するほど気合を入れたものです。その後幸いなことに、ワープロ破棄の際に出力からOCR処理を行い、今ではマイPCに大切に由来のテキストが保存されていますが、その中に非常に不思議な小字がありました。

大字笠幡字山伝

さんでん、と読みます。実はこれ、1/2.5万地形図にも古くから記載されている地名でして、私自身課題への取り組み前から知っていた地名ではあったんですが、非常に不可解な地名だなと思っていました。この課題を通して、謎が解けました。保存してある由来テキストには…

『明治三十七年山伝東部開発、明治四十五年水久保・上野前開墾とあり単に「開墾」と呼ばれていた。しかし、明治三十七年に「神明」に霞ヶ関尋常高等小学校が設立され、年々学童数も増えてきてただ「開墾」というだけでは大変不便であるとのことにより、村の長老たち(主に倉ヶ谷戸)の有志が相はかり地名を決めることにした。倉ヶ谷戸より小学校までの間には八丁並木などといわれるように松柏が茂り、山を伝わって行かねばならぬことから「ヤマヅタイ」すなわち「山伝」と名付けた。時に昭和五、六年の頃といわれる。』
(ゴメンナサイ、詳しい出典のメモを当時忘れていたようです)

この文言を見ても一目瞭然なように、「松柏の茂る地」、普通に考えれば「林」や「森」に相当する土地利用部分をあえて「山」と称しています。

鉄な方ならお分かりのように(駅名にありますね)、笠幡は川越市の西端に相当する立地であり、奥武蔵の山々まで決して遠い場所ではありません。いやむしろ、自転車で30~40分も走れば高麗の山里であって、本来の「山」には関東平野の中でも相当近い場所に当たるはず。にもかかわらず、やっぱり森林を「山」と称する習慣があったんですね。

入力していて気がつきましたが、よく見聞きする上記の「里山」の「山」も、こんもり盛り上がったピーク状の土地…そういう意味では必ずしもないですよね。

あ、そのひっくり返しもありますね。特に北東北にはこの逆バージョン、本来は「山」なのに「森」と称するものも…。これだから、自然地名は奥が深いんです。これだから、きちんと拠り所を示さないと自然地名はすぐつつかれて、地図屋にとって鬼門になるんです(大汗)。
[68976] 2009年 3月 22日(日)22:24:58スナフキん さん
朝日新聞の地方版絡みで…
[68961]でIssieさんが
朝日新聞は4月からの紙面改編で,首都圏地域(東京,神奈川,埼玉,千葉,茨城)の第2地域面で週2回,「沿線版」と銘打って「都県境を越え,JRや私鉄の主要幹線沿いで生活圏に密着した記事を掲載」(予告記事より)していくことにした
とのご紹介をしてくださいました。これを見て思い出したこと、勤務先に朝日新聞の知的財産センターから封書が送られてきて、全地方版の発行を今年度限りで取りやめるとの知らせがありました。ご紹介の事象との因果関係はよく分かりませんが、かくして全国紙において、地方版すべてをまとめて発行する制度は一社もなくなってしまう、という事態に。産経新聞が結構最近までやっていたらしいですが、これも取りやめになっています。

勤務先では、資料収集能力が極端に低下するという危機感があり、急きょいくつか主要地方紙(詳細はご勘弁ください)を購読することにしたそうですが、全都道府県に付き合っていられるほど資料代に資金はかけられないので、地域的には情報にかなりムラができる場所が発生しそうで、資料室長が頭を抱えていました。

私はまだ,ネットよりも新聞を信用しているのですが。
同意です。上記地方版の廃止分をネットでのニュース検索で補うことは、実質的には不可能です。情報が集まってくることと、情報を探すこととは受動・能動の差があり作業としては同一視できない次元のもの。しかも、ネット上の記事はしばしば何の断りもなく書き換えられるといった事象を複数回確認しており、刷り物になった新聞より文責が軽いのではないか? などと要らぬ勘繰りをしてしまいます。うーん、だからこそネットの地図よりも信頼できる刷り物を作らねばならないのですが…アップデートのスピードにはかなわないというのが実情であり、認めざるを得ない事実、一長一短があって難しいです。
[68948] 2009年 3月 21日(土)10:01:54【1】スナフキん さん
サイトデザインリニューアル案のこと
私事で恐縮(ブログにはすでに吐き出し済み)ですが2月中旬から約1ヶ月、まったく休みなく働いていて、プライベートでのネットアクセス(メール送受信含む)を一切自主規制していたので、すっかりご無沙汰になってしまいました。[68716]にてグリグリさん自身が書き込み頻度の低下について言及していらっしゃいますが、確かに最近は落書き帳に書くネタもブログで書きなぐって終了にすることが多くて…「他人の庭」という必要以上の遠慮があるわけではないのですが…。

そう言えば、ジェネレーション・ショックってのがwebには少なからずあるようですね。同じ趣味を持つ同世代が集まって、活発に活動できていてもそれはせいぜい数年から10年程度。みな、年を重ねていくうちに社会的責任や立場が変わってゆき、以前ほど活動を活発にできなくなる…というもの。私がパソ通(ナニソレ? な方も多いことでしょう)時代に参加していた鉄道フォーラムなどもその典型で、手段そのものが旧態依然だったこともあり新規参入はインターネット全盛のご時勢、ほとんどないまま活動はジリ貧と言える状況。かつて貸し切り列車を仕立てたり泊りがけ鉄分強化合宿(大汗)を実施したりといった活動がいまや語り草のようになっており、近所の集まりやすい人たちが時期を見つけてオフ会実施…そういうユルユルな集まりに変化しました。当落書き帳はパソ通ほどの息の長さはありませんが、参加世代にはかなりの幅があり、それぞれの立場はあっても湯瀬温泉に20人以上が集結するすごい面々(汗)の集まりなので、そういった心配はほとんどないとは思うのですが。

[68895]にて触れられたデザイン変更の件ですが、見やすい見にくいは多分に主観によるところが大きい上、そもそもホームページ自体、どこで誰が見ても同じに見えるものでもない(ディスプレイの種類・輝度・性能、使用ブラウザの種類、使用OSの違い…究極には見ている場所の明るさとかもブラウズ感覚に影響します)ので、私としては現状でもさほど不都合は感じません。土壁調の背景が、凹凸陰影の関係でどうしても見づらく何とかしたい…ということであるならば、私は提示されたサンプル1がベストかなと思います。2・3あたりですと、自宅(きわめて古いモデルの液晶モニタ)で見る限りほとんど白同然で、グラフィックを入れる意味があまりないような気が…。強いて何か挙げるとすれば、やはりフォントサイズの拡大が検討課題になるかな…といったところでしょうか。ただ、この問題はサイトそのものの体裁を大きく左右するだけでなく、長文投稿の頻度が比較的高い落書き帳にあって、ページの天地サイズがべらぼうに大きくなる危険性と隣り合わせ…**800~900に達したときの、右端スライドバーがどんどんつまみにくくなる(汗)などのしっぺ返しを食らう可能性がありますね。

ブルトレネタ、言いたいことは山ほどありますが多忙の最中に廃止となったためか、結構ドライに接してしまった気がします。私自身の過去の利用に言及するならば、JR全路線をつぶさんとあちこち利用した経験はあるのですが…。「鳥海」がなくなり、あけぼのに名前を分捕られた時は、もう大泣きして大変でした。最終列車の大宮~上野間、ずっとスンスンしてた気が…生まれて初めての一人旅、大トラブルと思い出がいっぱい詰まった列車には感情的にならざるを得ませんでしたね。逆に、消滅に追いやった秋田新幹線にはまだ心の奥底に「怨恨」(汗)が残っていて、生まれ故郷を秋田に持ちながら「こまち」利用はまだ上下含めて4度だけです…もう、開通10年を経過しているんですが。九州への寝台列車がなくなるということ、残念の一言に尽きます。私がどうこうしていたら生き残っていたかもしれない…多分、そんな単純な話ではないでしょう。いまの日本が置かれている社会の状況から必要なくなったとも言えるわけで、そもそも国鉄を分割したから云々の水掛け論になりかねません。寝ている時間をも惜しんで、移動に使わねばならない時代、日本ではほぼ終わったと言えるのかもしれません。夜行バスがこれだけ走っている以上、需要ゼロではないのでしょうが、客車10両以上を仕立てねばならないほどの需要には、もうならないのだろうと思います。

【追記】
文章を練り直していたら、グリグリさんのリニューアルに関する踏み込み記事が出てしまいました…。順序が前後してしまいましたが、当方の意見ということでそのまま残させてください。
[68479] 2009年 1月 27日(火)13:09:05スナフキん さん
自治体コミュニティバスのこと
[68472]役チャンさん
今日はそのバスは手前で折り返した、ということがわかりました。
ここまでひどくはありませんが、私も四国・香川県で同様のコミュニティバスを利用して、あまりの自分の意識との剥離にあ然とした事があります。

昨年11月上旬、ことでんを乗りつぶす際にどうしても一筆書きルートにしたくて、志度→長尾間をさぬき市のコミュニティバスでつなぐ高度な乗り継ぎ技を試してみました。時間があったので、駅前から市役所まで出向き、始発から乗ったのでいろいろ観察できたのですが…

運行は、大川バスに委託されていました。トップドア1枚の、一般に路線用として使われているきわめてオーソドックスなバスで、行先幕も装備されています。が、車内に入ると運賃表示機はもぎ取られ、自動放送用テープ関連機材も全部下ろされた挙げ句、運賃箱は投げ銭方式に改められていてベルトで硬貨が内部へ流れる…その仕掛けすら殺されていました。つまり、完全に一般路線バスへの充当はできない専用車両と化していたのです。予想はしていましたが、案の定発車すると案内類は一切なし。自動放送も当然機材がないので、黙々と走ります。幸い運転士が私に行先を事前に尋ねてくれていたのと、私の下車地がこのバスの車庫だった(バスの転回と時間調整がありました)こと、何よりも私自身が分県地図を持って乗車したことから面倒は起きませんでしたが…このバス、絶対に行き当たりばったりで乗ったら下車時、すっごい困るなと思いました。次の停留所の案内はしないのに、そのくせ「とまりますボタン」は生きているので、これを押さないと止まってくれません。運転士は地図片手の私に開口一番、「終点の大窪寺(八十八番札所の最後、八十八番)までかね」と尋ねてきましたが…いや、遍路じゃないのはリュック一つの超軽装な身なりで分からんかなぁと苦笑してしまいました。

私自身、自治体のコミュニティバスを利用するのはこの時が初めてで、ひょっとしたら全国的にこういう運行形態(激しく不案内)が当たり前なのかな…そんなわけないかと思っていましたが、役チャンさんの書き込みを見ると(あまりいい表現ではないですが)上には上がいるのかと…気をつけないといけませんね。
[68395] 2009年 1月 19日(月)13:34:19スナフキん さん
いろいろレスなど
十番勝負が終わるまで、書き込みを自粛していました。なので、今年初の書き込みです。

箱根駅伝、今年は妹の旦那さん(福島県で陸上経験者)がいての観戦となり、例年にも増して駅伝べったりな三が日になりました。母校は前評判を覆してけちょんけちょんのシード落ちに大撃沈したわけですが、別に悔しさを感じないのは…地元の大学が優勝したからでしょうね、悲しいかな母校を上回る地元びいき(汗)。

ちなみに優勝校の地元は東京ですが、陸上部としての地元は違います。普段練習でのフィールドは実家に程近い場所。何と言っても、陸上長距離のロード選手は私の実家すぐ脇の道路まで頻繁に走り込みしに来ていました(まだ実家にいた頃、かなり昔ですが)。学校周辺の道路は幅員も歩道も十分になく、道幅・歩道とも十分整備され、それでいて適宜アップダウンがあるわがニュータウンの道路は練習にちょうどよかったんでしょうか。出身云々よりも地元びいきになるのは、地理的脳内構造によるものでしょうか? そう言えば大学時代、東都野球に母校の応援に行っても、今岡(現:阪神)にホームラン打たれて負けても「クッソー!」とはならず常に「あーあ」でしたねぇ。陸上部と野球部のフィールドは一緒で、やっぱり地元つながり。

野球では優勝すると駅前商店街をパレードするのが通例でしたが…今回の駅伝優勝は、陰に不祥事を背負っての栄冠なので、そういう盛り上がりはないかもしれません。毎度見に行っていたわけではありませんが、駅伝優勝パレードがあれば実家の鶴ヶ島へ駆けつけたいです…今のところ、大学側としても公式に「やる」リリースは出していないのでこのまま推移するかもしれませんが。

地図サイトのお話ですが…残念ながら、私の口からは何も申し上げられません。なぜなら、全く使わないからです。えぇ、地図屋でありながら、ここ数年地図のポータルサイトを覗きに行ったことは、数えるほどしかありません。周りからも「?!」な反応をされることが多いですが、実際ホントの話です。なぜでしょうねぇ…身の回りに参照先となる紙媒体が、掃いて捨てるほどあるから? 10年ほどの慣れもあって、キーボードをたたいて検索するより冊子に向き合ったほうが調べ物するには(どんなにアナログチックと言われようとも)はるかに早いから? かつて大手地図サイトの経年変化を担当していた頃の(過去の)実態が体に染み付いていて、どこか信用できない…そんな考えが頭の片隅に残っているから? そのあたりに理由があるのかもしれませんが、とにもかくにも私はちっともwebでの地図閲覧はしないですね。たまーにあるのは、ブログパーツとしてペッと貼ってある地図画像を目にしたり…その程度です。裏を返せば、地図サイトを見なくても地図編集という仕事は成り立ちます(大汗)。
[67756] 2008年 12月 28日(日)23:24:10スナフキん さん
今年一年を振り返って…
気がつけば、「もういくつ寝ると、お正月」の時期になってしまいました。かろうじて年内にオフの感想はまとめられたものの、建前上の仕事納めが過ぎても作業が終わらずズルズル休日出勤している情けない年末。今日は何とか年賀状を出し終えられましたが、時期的にはタイムアップに近く、藁にもすがる思いでわざわざ本局へ投函しに行きました…この段になったら小細工しても大して配達日に影響はないかな? あるいは、宛先は全部東日本だから(最西端が相模原市!)ポストに投函しても一緒なのかな? 押し迫って余裕がないと、かえって余計なことを考えたりします。

今年は、第5回オフ参加という先立つものがあったために、生涯未宿泊だった香川県の着色を果たせ、経県値自己最高点到達へリーチをかけることができました。こうなると欲が出てくるもので、2008年経県値も上積みしたくなり、特に秋以降はアグレッシヴに動いて61点にまで数字を伸ばすことができました。前半(1~6月)は仕事の都合で有給がほとんど取れず泊まりのお出かけができない状況だったこと、無駄に(は余計かな?)秋田県鹿角市へ年3度も訪れるなど大ロスをかましたことなどを考えると、後半でよくここまで数字を取り返したなというのが率直な感想です。

欲を出し始めたら限りがなく、当初はあきらめていた民鉄の全路線走破も、東日本くらいは何とか…という方向へ心が動き出し、これも秋から冬にかけての乗りつぶしローラー作戦で関東・甲信越の全制覇にリーチをかけるまでに達しました。前半のおおさか東線新規開業により、完全走破のタイトルを一時返上していたJRも、今年うちにタイトル奪還できました。何と言っても、オフ会参加皆勤賞は守り続けられました(汗)。詰めの甘い点はあるものの、個人的、落書き帳的にはいろいろと達成感のある一年だったと思います。

来年こそはあと4点生涯経県値を上乗せしたい、東日本の鉄道完全制覇にもこぎつけたい…などと様々な欲や目標はフツフツ沸いてくるのですが、どうも前半は今年同様かなり仕事が立て込んで休みが取りにくくなる気配があり、実現はいささか不透明です。幸い、今年は大きな怪我や病気を患うこともなく過ごせたので、来年もこれを継続できればいいかなと。

最後になりましたが、[67519]で問いかけた大晦日・元旦宿泊について年経県値へのカウントの件、いく人かからレスポンスがありました、ありがとうございます。どうにでも解釈できる微妙な線だけに見方は分かれそうですが、皆さんの意見も参考に、最終的には「2009年、栃木県は宿泊」にカウントしようと思います(結局自分に都合のいい解釈ですが)。明日も仕事、その後仲間内での忘年会。火曜日からはその、2009年またぎで話題にした栃木県奥鬼怒温泉郷・八丁の湯(ここ数日でモーレツに積雪したようです…)へ家族13人総出で越年旅行へ出かけます。よって、よほどのことがない限りは本書き込みが落書き帳への2008年最後の書き込みとなろうかと思います。メンバーの皆さま、どうぞよいお年を…。

p.s.元旦は、ネットへのアクセスができないところで迎えます。よって、(オフで勧誘はされましたが)十番勝負への参加は今回もないだろうと思います、ご安心ください>いっちゃんさん(大汗)

p.s.2グリグリさん、オフ会コメントの件了解しました。確かに差し替えをお願いした文章は長いですね。現状での参照リンクの方法でOKです、ご配慮ありがとうございました。
[67746] 2008年 12月 28日(日)15:19:07スナフキん さん
第5回オフ会、雑感
ようやく、オフの感想をまとめられる機会ができました…。

●オフ会まで
詳しくはブログにしたためて繰り返しになるので、「認市度の証明」的におさらい。

浜松町--夜行高速バス-→角館--秋田内陸線-→合川
温泉に乏しい内陸線沿線にあって、内陸ながら強食塩泉という泉質に惹かれ、北秋田市の合川駅で下車。外は雪混じりの強風でしたが、「さざなみ温泉」の泉質特性により体はよく温まります。休憩室利用別払いでも、割高感は全くない値段設定がありがたいです。言わば公衆浴場なので、せっけんもシャンプーも備えはありませんが、お湯のクォリティは間違いなくハイレベルです。

合川--秋田内陸線・奥羽本線-→陣場
この日の宿、青森県境にも程近い大館市の「日景温泉」へ。駅まで来てくれた送迎車、すでに車内に硫黄臭が充満していて驚くやら嬉しいやら。源泉温度がやや温めのせいもあり、とてつもない長湯ができるすばらしい白濁温泉。1泊2日で、2ヶ所の風呂場へ計5回も入ってしまい、体や衣類に送迎車同様硫黄臭が染み付いてしまいます。

陣場--奥羽本線-→碇ヶ関
認市度を多少乱す目的(汗)もあり、県境を越えて平川市となった碇ヶ関温泉へ。午前もまだ早い段階というのに、駅前で早くも白桃さんと鉢合わせする大ハプニングあり。道の駅併設のセンター系公衆浴場、お湯の使い方が丁寧で好感が持てました。自然薯そばにマルメロソフトクリームと地場産品へのこだわり食事。目の前に、好物のサンふじりんごを並べられ、破格の産地特売値札をつけられては黙っていられません。オトコの衝動買い…結果荷物を増やすことになり、オフでは景品を譲る憂き目を見ることになります(大汗)。

碇ヶ関--奥羽本線・花輪線-→湯瀬温泉
普通便を乗り継ぎ、会場へ。花輪線では、十和田南まで他の参加者が乗っていることに気づかないという鈍感ぶりを露呈することに。

●オフ会
ホテル着後、早速自企画のためのアンケート配布を開始。しかしどうにも手際が悪く、先着していた方へのフォローが薄くなったり、回収のタイミングを逸してズルズル持ち時間を失ったり…など、気苦労が多かったです。事前の準備をしっかりしておいたにもかかわらず、宴会までに全員分のアンケート回収を済ませることができず、集計は開始直前にまとめ終えるほどのギリギリっぷり。こういう状況なので、いざやってみてもうまくことが流れません。1位2位の順位付けで著しく人数に差が出てしまうなどは完全に想定外で、一部の方に助け舟を出してもらいながらの情けない進行でありつつも、企画で出した景品は全部、上位当選者に持ち帰っていただけました。大学時代サークルでは司会担当だった過去の経歴は、全然役に立ちませんでした。やっぱり、例年通り古い地図をお配りして終了…が、自分が出す企画には合うのかなと痛感しました。

宴会の延長戦(?)もあり、結局ここの温泉に浸れたのは日付が変わってからでした。しきりにいっちゃんさんが十番勝負への参加を勧誘してきます…いや、私はそこまで頭が柔らかくないですし、地図屋たる妙なプライドがあって「誤答」しちゃいかんみたいなプレッシャーも感じるので、大丈夫ですよ敵は増えませんから(苦笑)とご返事差し上げましたが…そうか、ライバルを作ることで燃え上がるおつもりだったのかもしれませんね?!

翌朝、ワインにビールとペースそっちのけで、企画での出遅れを取り返そうとハイピッチで飲んだつけがいっきにきました…超のつく二日酔い(大汗)。あぁ、朝食にハタハタが出てるのに、みんなに「サルでもできるカンタンハタハタ丸食い講座」開講のチャンス(汗)なのに…自分自身に悲しすぎるくらい全く食欲がありません。秋田県男鹿市出身ならではの、ザル知識披露は失敗に終わりました(号泣)。それでも、宿を出る直前にコーヒーを飲んだりしたおかげで花輪線内では完全復活。ただ、まともに食事をしなかったために大更の手前あたりでもう腹がグーグー鳴り始めます。耐えかね、盛岡で冷麺をお三方(88さん、MasAkaさん)と食し、はやて14号で帰途につきました。どんどん南下するにつれて天気が悪くなるって、何だか旅の終わりとしては寂しかったです。

第5回まで(厳密には非公式の第0回も含め)、皆勤賞を何とか保てました。もうここまでくると、落書き帳オフをどこでやろうがどんなスタイルになろうが、万難排して参加だな…みたいな、自分の予定の中ではもはや優先順位最高ランクになりつつあります。そう…例えグリグリさんに「みんな、変です」と言われようとも(大汗)。って言うかですね、私はあのシーンで分かりましたよ。参加者皆さん、「変です」と言われて気分を害された方が一人もいらっしゃいませんでしたね。皆さん、「変人結構!」「奇人ラッキー!」とお考えなのですね、よーく分かりました(爆)。オフ会は、こういった強者揃いの方々と、よりディープな親交を深められるいい機会だと何度参加しても思います。今回参加できなかった方、事情により参加を断念された方、ぜひ次回はご一緒に、より多くの方々と楽しいひと時を過ごせますように!

※事務連絡
オフ会記録ページには現在、私のコメントとして暫定的に帰宅時の即興書き込みを掲載いただいていますが、できればこちらに差し替えていただけると幸いです。
[67577] 2008年 12月 12日(金)22:37:23スナフキん さん
私も明日は、スウィッチバック
にわかにこの話題で盛り上がってきました。過去に常紋信号所の記事を書いた本人としても、ちょっと顔出し(汗)を…。

と言うのも、タイムリーなことに明日、そのスウィッチバックを経験することになっているからです。首都圏を代表する、「2」の典型例の箇所ですね。えぇ、もう特急券を確保しちゃってますからキャンセルすることはまずないでしょう。

まぁ、ここは地形的に登坂に絡むような立地ではないので、勾配起源の純粋(?)なスウィッチバックでは全然ありませんが、この駅を境に山に分け入って坂が多くなり、線路も単線になって列車回数が激減することから、「登坂を予感させる駅」ではありますね。まぁ、これ以上この話題には誰も飯能市内かな?(大汗)

関東きっての山岳路線を走るために用意された、重装備の車ももうご高齢です。すでに「スマイルトレイン」(私はたまご電車とか呼んじゃってますが)なる新型車両が、この従来車をほぼ駆逐すべく数をじわじわ増やし始めています。いつかは、たまご電車が盆地底まで走り抜ける日がやってくるんでしょうか…ちょっと味気ない気も。丸っこい電車といかつい石灰岩の山との取り合わせは、どうなんでしょうね?

で、その後は余命いくばくもないともっぱら噂のたつ国電車両を、どんちゃん騒ぎにならない今のうちにちょっと乗っておこうと思います。もう1ヶ所、厳密にはスウィッチバックを経験できるポイントがありますが…ここも、後からできちゃったスウィッチバックで登坂と直接の因果は、ないなぁ(汗)。

※あえて、固有地名はほとんど出さずに書いてみました。大半のメンバーには、これでも私の行く先はほぼ分かられてしまうんだろうな…。
[67519] 2008年 12月 6日(土)20:57:03スナフキん さん
年経県値について、皆さんのご判断は?
オフの感想、いまだに提出できていません。仕事はヒマなんですが…どうなんでしょう、多少時間が経つと思い出深い部分だけがくっきり残ってきて、ダラダラ長くならずメリハリのある感想になるのかもしれませんが。

ちなみに、オフの企画に関する結果類は、本日中にグリグリさま宛直接メールでお送りできると思います。当日使用したexcelデータに加筆しただけの手抜きまとめですが、オフ会記録ページに掲載の際には、どうぞいかように体裁を改変して下さってもかまいません。

さて、Biglobeトラベルとのコラボで経県が立ち上げられて、ずいぶん経ちました。あちらでは生涯経県値のほか(2008)年経県値も登録できるので、皆さんのお出かけ先をかなり左右している存在ではないかと推測します。私自身も2008年の数値は登録していますが、前半に休暇が取りにくい状況だったことが災いし、このままですと非常に白部が多いまま推移して大晦日を迎えることになりそうです。

まだ、2009年分をどうするか、2008年分を永年保存できるようにするのかはよく分からないのですが、さしあたって2009年の分を計上するに当たって、ひとつの問題(疑問?)が沸き起こりました…私、自身2度目となる大晦日の宿泊を予定しているのです。

通常なら何の問題も起きないのですが、大晦日と元旦が絡む越年宿泊だけに関しては…非常に悩ましいんです。具体的には、12月30・31日・1月1日の2泊3日で、最終日の元旦を2009年の宿泊とみなして栃木県に4点を計上するのが、ありとすべきか…。皆さんならば、どう判断されますか? 私としては、都合いいように解釈するのが許されるならば、○かなぁと考えていますが…。

ちなみに私、生涯経県値上、出身の秋田県を「居住」の5点で換算していません。出生後、3ヶ月も秋田におらず板橋区に戻ったのを親から確認しているためです…厳格に基準を適用すると数値に現れないので非常に悔しいですが、しょうがないかなと思っています。小数点以下の0.5点が許されるなら、秋田にはプラス0.5してあげたいところです(笑)。
[67380] 2008年 11月 24日(月)16:31:45スナフキん さん
無事帰宅しました
一番乗りかと思いきや…うぅ、JOUTOUさんに先を越されました。

私も先ほど、15:30に最寄りの駅に到着し、家にまでたどり着きました。いま、明日からきっちりと社会復帰できるよう掃除・洗濯にいそしんでいる最中(大汗)ですが…JOUTOUさんの書き込みにもあるように、南下するにしたがって天気がどんどん悪くなり、こちらは洗濯物がろくに乾かなさそうな天気になっています…えぇ、ご安心ください、首都圏は雨です、雪ではありません(汗)。

まだ旅の荷をほどいたばかりです。オフならびにその前行程を振り返るにはまだ時間的余裕がありませんので、のちほど稿を改めさせていただき、きちんと書き直す予定です。なお、その際には当落書き帳への直接書き込みですと諸問題が発生(汗)する恐れがありますので、メーリングリストでお流しするかもしれません。皆さんの書き込み状況を見て、最終的には判断しようと思います。

参加された皆さま、お疲れさまでした。まだ後行程のある方々、お帰りになるまで道中、くれぐれもお気をつけて。
[67368] 2008年 11月 24日(月)01:19:06スナフキん さん
先ほど温泉に入ってきました
みなさんがいろいろ書き込んでいらっしゃると思いますが、先ほどようやく開放され(^_^;温泉に入ってきました。もう、大半の方が寝ていらっしゃいます。生き残っているのはわずかですが、ディープな話が続いています。

そろそろ明日のことを考えて、落ちようかと思います。それではm(_ _)m
[67195] 2008年 11月 4日(火)22:49:46スナフキん さん
オフ参加を前に…ちょっとした宣言? 予告?
私、(ブログには記しましたが)今週末生涯経県値を上げに行ってきます。

オフでは経県値を変動させることができませんし、強者揃いの参加者にレベルを合わせる(見栄を張る、とも…大汗)ために、香川県に泊まってきます。いろいろ考えたのですが、最後の4・3・2ヶ県がいずれも県庁所在地泊…というのはあまりにも安直で芸がないと思い、あえて離島宿泊を設定しました。もちろん「本土」にもきちんと上陸し、天気さえ持てば金比羅参りをする予定です。さぬきうどんは…どうしましょう、なんか食べるのが怖いんですよ(汗)。地元の流儀なんか私は全然知りませんから、周りの客に邪魔扱いされ、ド突かれそう。ただでさえ私は食事がのんびりなので、余計に尻込みします。フツーの週末での長距離強行軍とあって、往復とも夜行。帰りはさすがに翌朝の勤務を気にして、横になれる寝台電車にしましたが…値が張ります、オフとあわせて今月は、旅費だけで10万近くが飛んでいく…ナイスな景気浮揚支援?

同時に、返上中だったJR全線走破のタイトルも、おおさか東線を制圧して奪還してくる予定です。なので往路の夜行バスは、香川県を目指しているのに奈良行だったりします(汗)。ただ、大阪と香川を結ぶプランは、本土目標でなくても意外にスンナリ決められますね、難易度も低いです。本土であれば…それこそパールブリッジ(いまは、こう呼ばないのでしょうか?)さまさまで、さらに楽なプランが組めたかもしれません。ものの勢いで、開通間もない京阪中之島線まで攻め倒す気満々ですが、その後の阪神山陽直通特急が長いす電車だったら、イヤだなぁ。京阪ご自慢の新型電車にも乗りたいのですが、快速急行に乗るための京橋6分乗り換えに全然自信がありません。スルッと関西の世話にもならにゃいかんだろうし…何もかもを1つのプランに含めるのは、大変ですね。

これにより、生涯経県値は184点に2点加算され、186点になります(それでもメンバでの順位はそれほど上がらないという…ひー)。てっぺんまでは、あと4点です。来年あたり、一つの区切りをつけるいい機会になるかもしれません…オフがなかったらここまで思い切れなかったかも知れず、いいきっかけに感謝です。
[67151] 2008年 10月 28日(火)22:49:48スナフキん さん
私からも、オフ会参加のお誘い
別に幹事でも何でもないのですが、出身県での開催に浮かれ気味な私から、お誘いです。

調子に乗って、オフが絡む連休2日間(22・23日)における、参加者への(北東北3県の)認市度アンケートを元にした、「認市度最高を記録した市(逆認市度最高地点)当てクイズ」なる企画を実施予定です。詳しくは、すでにメーリングリストに関連する内容を投稿をしていますので、参照してみてください。

ただの当てっこでは全然面白くないので、当方より(やや奮発気味に)景品もご用意いたします。もっとも、往復の交通費や宿泊費を取り返せるほどの豪華商品には到底至りませんが、ハンディアトラスや賞味期限切れっぽい金券など、「オッ?」と思わせるようなものから噴飯モノのダサダサ品(汗)まで、話題を誘いそうなものを中心に準備しています。もちろん旅先での企画なので、私からの出品はなるべくかさばるものにはいたしません。

などと、餌で釣るような書き込みで恐縮ですが、湯瀬温泉まで体を温めに、そして尽きることのない(?)語らいを楽しみに、いらっしゃいませんか? 冬篭り、根雪に閉ざされる直前の、静かな北東北が満喫いただけるものと確信しております、ぜひご検討のほどを。
[66885] 2008年 9月 28日(日)22:23:51スナフキん さん
いっそのこと、「駅名由来地名」を明示してしまっては?
[66878]hmtさん
私自身、この件に関しては直接的というよりも明らかに間接的(ふじみ野たる町名の命名後に合併していますので…)な接し方なので、なかなかどう書くべきか難しいです。間接的とは言っておきながらも、市名としてぶんどってしまった事実は揺るぎませんけど…。

4案の中に、ふじみ野駅を冠としこれに方角を付す…という命名は、ないのですね。つまりは、「ふじみ野駅東・西」という感じです。うそ偽りはないですし、むしろ実態をよく表す名称ってことで落ち着きそうにも思えますが…そうなると今度は、富士見市としては装飾句なしの本家「ふじみ野」を相手に譲り渡すことを容認・黙認した、ともとられそうなので、候補漏れしているのでしょうか。なまじ「新ふじみ野」とかで妥協されるより、駅名を前面に出した方が住まう側にとっても、あるいは対外的に見ても分かりやすそうに思えます。

などと書いてみるものの、しょせん地名を先にぶんどった側の言い分でしかないのですよね…。すでに市名をふじみ野なんぞにしている時点で混乱はいくらでも生じているわけで(実生活でも、結構自分の居住地を相手に紹介・説明するの、かなり面倒なんです)、駅名由来にしてみたところで根本的問題が何もかも解決するわけではありませんから、厄介です。

最後に、精一杯のフォローを。私は今でも自宅住所を「ふじみ野市」と言うことにかなり抵抗を感じています。それこそ上記のように、取引先との雑談で居住地の話になった場合、基本的に第一声は「上福岡です」と言ってます。相手から疑問やフォローなどあった場合に、現在の正式な市名を出せばいいのであって、何も相手を始めから混乱させるようなことは、なるべく言わないようにしているんですが…それが果たして、いつまで通用するやら。
[66742] 2008年 9月 14日(日)11:11:12スナフキん さん
ちょっとした謝罪などのレス
[66735]EMMさん
…と言うことをうかつに書いちゃいけません。
ゴメンナサイ…この落書き帳の性格から言って、あのキャラをまじめ顔で紹介するのはどうか、という迷いがありまして、お断りを入れた次第です。

アレ自体、正直どこまでまじめなのかがさっぱり分かりません。すでに日本酒やグッズ各種があることは、今年1月の夜行日帰り秋田訪問で判明していたので、この夏の遠征時には思い切って(何がだ…)現地の書店で漫画の単行本を衝動買いして理解を深めようと(深まるのか?!)努力したのですが…やっぱり冗談が半分なのか、ほぼ冗談なのか、それとも大真面目なのかは相変わらず分かりません(大汗)。受けている=こんなヒーローをみんなが待っていた!とも違うと思いますし(苦笑)。

同じ日本海側だから、そのまま海沿いを北上すればいいではないか…とはいかないのですね。日本の交通システムが、大都市または核都市を拠点としてハブ状に広がっていることの現れで、地方都市対地方都市の行き来が意外に面倒、極端な話遠回りであっても一旦大都市に出た方が便がいい、なんてことも現実にありますしねぇ。そう言えば、妹の旦那さんが(いまはアメリカにいますけど)福島から高岡はなかなか行きにくくて…とこぼしていました。福島、「はやて」に無視される分新幹線の乗り継ぎでもちょっと余計に時間がかかるようです。車は車で、磐越自動車道が隘路で運転がしんどいらしいですし…妹はあの区間だけは絶対運転したくないし、出張など用事があっても高速使いたくないとまで嫌ってました。

[66705]熊虎さん
金萬ですが、必ずしも全県的な知名度がある土産…とは言い切れません。作っているのは秋田市だけのはずで、全県で手広くやって売っているわけではないのです。にもかかわらずそこそこの知名度は有しているのは、売り方に成功したからでしょうね。古くから駅ビルと空港(秋田空港です)に直営売店を置いたのは、出入りする観光客・用務客の目に付きやすいという点で大きかったはずです。ネーミングもさることながら、包装紙も独特ですし。ダイダイとネズの、正円が偶数個並んだ文様がちりばめられる…センスがあるんだかないんだか(苦笑)よく分からない模様ですが、そのあたりも消費者の興味を引くのでしょう。

書かれているプランですと、秋田市内で金萬を購入するのは、ギリギリでしょうね。翌朝は各店舗とも開いていませんからKioskで置いてなければアウトですし、前日も夜8:42…今回、ちょうどその頃寝台に乗ろうと駅に向かったのですが、かろうじて駅前ヨーカドーの出店だけが開いていて購入はできましたが、西武百貨店正面の本店や駅ビルはいずれもクローズしてましたし、ヨーカドーもそろそろ店じまいの準備を始めていましたから、駅構内でモタついていると閉まってしまうかもしれません。

金萬は、圧倒的に日持ちのしないみやげ物です。自分の経験上、伊勢の赤福以上に硬くなっておいしくなくなるのが早いという印象があります。まぁ、できたてのふっくらを取り戻す術がないわけではありませんが、売る側としても賞味期限は3日以内をうたっているので、道中でもそもそ食い尽くす(大汗)のならともかく、湯瀬に寄ってから関東にまで持ち帰るのであればあまり適当とは言えないかもしれません。買ったその日か、遅くとも翌日中には食べ切ってしまう…のが金萬ツウ(?)な食べ方です。中には「真空パック詰めはビニールのにおいが移って、ダメだ」とまでおっしゃるこだわり派もいるみたいですが。

文化的にも青森・岩手寄りになりますし。
いち早く、このことを書いておくべきでした…私がこの夏に泊まった八幡平温泉郷の一軒宿、岩手との県境に程近い秋田県内鹿角市、という立地にもかかわらず、NHKの地方ローカルで画面が切り替わったら…アラびっくり! 何か伊調姉妹のニュースが流れていますよぅ…そうです、なぜか青森が入ってしまうんです。確かに鹿角市は青森県と隣接こそしてますけど…八幡平にしてみれば、青森とは明らかに一線を画すエリアだけに、不便さもあります。その日の天気予報はまるっきりトンチンカンなところばかりを表示していて、同じ県内なのに県庁所在地の天気がテレビでなかなか分からないというおかしなことになっていましたが…湯瀬はどうでしょう、かなり興味のあるところです。
[66713] 2008年 9月 12日(金)09:00:55スナフキん さん
黒磯の断絶
[66711]ペーロケさん
仕事直前なので単刀直入、ぶっきらぼうなフォローで恐縮ですが、黒磯で列車がみんなちぎられているのは電気が違うためです。

もっと言うなら、黒磯より南は直流で北は交流です。同じような箇所はあちこち存在しますが、ナウい(死語にて失礼)ところではつくばエクスプレスの守谷が類似例ですね。こちらは断絶こそしていませんが、守谷を境に列車の本数が大きく変化するのは利用者数だけが理由ではなく、南側の直流しか走ることができない車を相応数抱えているから、という物理的な理由もあります。

ご指摘の快速「フェアーウェイ」は、交流直流どちらも走ることができる車を使うために、黒磯を越えることができています。その他のローカル列車は、もはや南からも北からも、ここを越えるための両刀使いはやってこなくなっていますね。

以前は貨物列車も大半がここで機関車を取り替えていました。黒磯駅にはやけに機関車がゴロゴロしているのもそのためですが、これはこれで時間のロスなので、昨今黒磯の壁はおろか、青函トンネルすらも乗り越えて北海道は五稜郭まで通しで走ることのできる、通称「金太郎」なる機関車が大増殖中です…電気の壁以外に、海峡をも越えてしまうなんて…ハイテク万歳です(苦笑)。
[66700] 2008年 9月 10日(水)13:47:07スナフキん さん
オフ開催地決定後のいろいろ
湯瀬に決まったそうで…近隣でも抜きん出て「美人の湯」として知られるやさしいお湯です。まぁ、だからと言って男性には来てくれるな…というわけではありません(大汗)。

遠地、そしてどちらかというと僻地とも呼べるようなあまり便のいい場所ではありませんが、少しでも参加者が多くなるといいですね。と言いますのも、現地はいま、苦境にあえいでいるからです。先月末に近くまで行ったことはすでに記しましたが、その折に触れて入れ込み客の激減をひしひしと感じました。後生掛温泉では、8・10月は通例多客期のため1部屋1人使用(いわゆる一人旅宿泊)を門前払いしているにもかかわらず、今年は予約が低調でこのルールが「ないこと」になっていました。大曲の花火大会、昨年より10万人近くも人出が減ったなんて、悪天候だけのせいにするには数が大きすぎます。挙げ句には私の生まれ故郷、日本海に面した男鹿でさえキャンセル通算800人近くに達している、なんて話も…。言うまでもなく、岩手・宮城内陸地震やその後の八戸での強い地震など、脊梁の奥羽山脈よりも明らかに太平洋側で起きたアクシデントの遠い影響です。風評被害と言ってもいいかもしれません。また夏休み後半に悪天候続きだったことも響いている可能性があり、紅葉の色づき如何では更なるダメージも予想されます。回遊型バスツアーで岩手・宮城をかすったりしてると、それだけでキャンセル食らったりして一連の他目的地までもがとばっちりを食ってしまいますが、まさにそれではないかと思います。東北地方、少しでも多くの人に応援してあげてほしいです。

とは言いましても、右左府さんのように私のふるさとはどうやっても間違いなく「経路上」にはならないので、ぜひお立ち寄りを…とは言えませんが(汗)。

私自身のプランニングですが、まだ構想の段階です。現地で公共交通機関を頼ろうとするとどうしても、秋北バスの冬季減便ダイヤがはっきり分からないと計画の立てようがないためです。路線によっては(特に山間部に入っていく過疎路線は)便数が半分以下になったり、まるっきり運休になったりするバス路線もありますから要注意。それでも私は、山間部にあるひなびた温泉場に、湯治の面影を探して前泊することを考えています。小坂精錬専用鉄道は気になりますが…週末はまじめに動かないかもしれません(ましてや、連休ですし)。小坂も町自体はそそられるんですが、秋北バスと花輪線との相性が必ずしもよくないので、二の足を踏んでしまふ…そうすると私の場合は、温泉入浴の優先度が上がってしまうわけでして(苦笑)。

[66680]熊虎さん
お土産の件ですが、それほど心配は要りません。つい先ごろ(別の場所ながらも一応鹿角市に)泊まってきた経験上、あんな山奥にもきちんと花輪の業者が出入りしていて、いぶりがっこはもちろん、稲庭うどんも確か置いてありました。もろこしもあったはずで、名の通った秋田土産ならまずそろうと思います。もちろん、秋田市に前泊するなら全県のみやげ物がまんべんなく揃うのは言うまでもありません。むしろ、県境に近いので盲点としては南部せんべいやパック化された冷麺あたりも期待できるかも?

[66685]いっちゃんさん
幹事補佐、感謝です。まずご本人が参加できるかどうか未定とのことで…現地で再開できることをお祈り&お待ちしています。現地では多少の通訳(苦笑)は可能かと思いますので、なるべくサポートできるよう心がけるようにいたします。

[66687]YASUさん
小坂精錬はギブアップ気味ですが、それでも準地元の鉄道に対する経営支援(笑)ができないか、画策中です…って、どこのことだか分かりますよね? でも、ここを絡めようとするとどうしても余計にバスの世話にならないといけません…なぜJRとの相性がこんなに悪いんだろう?

[66693]右左府さんが有名どころをご紹介下さっていますが、バカネタ・アホネタ・マヌケネタがお好きな方には超地元民限定ヒーロー「ネイガー」グッズがお勧めです。さすが…なのは日本酒ネイガーなんてものまで売られていますよ。

※ちなみに、関西方面からの足としては寝台特急「日本海」が比較的いい時間に大館までやってきます。ただ、無尽蔵にお客を受け入れられる乗り物ではないので、連休の多客と絡んで切符の確保がどうなるか…どのルートにせよ、3連休最中の行動になるので早めの手配が吉ですね。
[66584] 2008年 9月 2日(火)23:08:54【1】スナフキん さん
オフのこと
十番勝負の終了と同時に、今年のオフ話題がいよいよ出現しました。目的地は秋田県鹿角市…うぅ、先週行っていたんです。方角はほぼ同一、(旧八幡平村と十和田町、市域南北の差はありますが)宿泊地に至っては同一市…(泣)。

昨年、福岡開催時にグリグリさんから「構想」だけはお聞きしており、忘れてもいませんでした。けれど、「宿泊型オフ」は参加者が大幅に減る可能性のある実施方法だけに、そのまま1年後も構想通りスンナリいくかどうか分からないなぁ…というのがずっと思っていたところ。しかも、秋田にはターゲットとし得る名所・観光地・温泉がいくつもあります。それでバッティングする可能性もそれほど高くあるまい…と、夏休み最後の遠出で八幡平温泉郷を目的地にしたのですが、この道中に十和田湖境界線確定の動きがまさに現地で報じられ、そして数ヵ月後には…どうやらまた鹿角市に出向くことになりそうです。宿泊、藤七温泉にしておくべきだったか?!

調べれば分かる話ですし、知識を皆さんそれなりに有していらっしゃると思いますので釈迦に説法でしょうが、場所が大湯にせよ湯瀬にせよ西日本方面からの参加は正直、相当ハードルが高いと思います。唯一のハブと言っていい大館能代空港へは大阪からボンバルディアが1往復しか飛びません。海縁でもないので、日本海航路も時間のロスが大きく、有効に機能しないと思います。

それでもなお、参加者増を模索するなら湯瀬に軍配でしょう。東北新幹線との結節点である盛岡と大館とを結ぶ都市間高速バス「みちのく」号が、1時間1本の頻度で結んでおりもれなく東北道湯瀬PAに停車してくれます。PAと温泉街とは1kmも離れていないので、徒歩アクセスが可能です。バス自体は結構オンボロのすっとこどっこいなのが来たりもしますが、新型気動車へ置き換えが済んだとは言え本数的にはほとんど使い物にならないJR花輪線に比べればはるかに便利。ただ…惜しむらくは温泉街の規模があまりにも小ぢんまりとまとまってしまっており、宿はいずれも近代的なビルに化けているので、東北のひなびた…的雰囲気が感じられるかどうか。

その点、温泉情緒を優先するなら文句なしで大湯でキマリです。4箇所ある外湯めぐりも楽しめますし、宿のバリエーションも豊富です。湯瀬に比べると源泉温度がかなり高めなので、入浴ははじめのうちかなりしんどいかもしれません。また、谷筋の湯瀬と違って盆地縁の立地なので、公共交通機関でも三方へ向かうことができます。青森県境も近く、十和田湖との抱き合わせを勘案するなら断然大湯、ってことになりますね。ちなみに、上記高速バス「みちのく」号は毛馬内に停車しますが、大湯には寄らずに大滝温泉~大館へ進路変更してしまうので、バス同士何らかの乗り継ぎが生じます。

時期的な問題ですが…以下にケーススタディをば(古いものも含まれますが、時期的に同一なので掲載します)。

1.十数年前、高校山岳部時代に秋山登山と称して11月文化の日連休に福島県・安達太良縦走山行を試みるも、初の本格的冬型気圧配置にたたられ、くろがね温泉で一晩にして20cm近い積雪を経験。吹雪混じりの突風によりテントのポールを折られてテントをつぶされ、翌朝はルートファインディングが全くできない状況で縦走どころか、泊まっただけでの下山を強いられた。

2.2005年10月最後の週末、岩手・宮城・秋田県境に程近い須川温泉へ。雨風ともに強かった上に、厳美渓をバスが過ぎるともう紅葉はほとんど見ることができず、一面の枯れ木。この翌週の連休を最後に、峰越えの国道342号が冬季閉鎖。同時に、須川温泉のこの年の営業も終了。

3.2006年10月やはり最後の週末、山形県肘折温泉へ。天気は安定しないが、現地での紅葉はそこそこ…か。きのこ祭り前後のため空室に乏しく連泊不可、日没後の気温の下がり方はカルデラだけに急激で、防寒具が必要。

参考になる秋の遠出、こんなところです。東北の道路冬季閉鎖は、11月冒頭の連休を境とする箇所がかなりあるようで、これを境に現地の秋北バスも各方面、減便あるいは冬期運休となるケースもあります。オフ前後のプラン立案をする上で、これは要注意かもしれません。当然、11月以降は降雪の可能性も含みおく必要がありますね。さすがにそのまま根雪化するほどのドカ雪は考えにくいですが、紅葉シーズンの終わりとともに、好天の日が少なくなってゆくのは土地柄どうしようもありません。いいこと…と言えば、採れたばかりのりんごを食せること、おいしい新米が出回る時期と重なること…でしょうか。場所柄・時節柄、特に頼まなくてもきりたんぽは出してくれそうだなぁ。

このあと、アンケートの方に予定を入れようと思います。秋田とは言え海縁生まれ(それも、生まれたというだけ)で内陸方面の事情には必ずしも明るくありませんが、秋田訛りを解する貴重な逸材(?)かもしれないので、前後のプランニングはさておきなるべく参加したいと思っています…皆勤賞、途切れさせたくないですし(大汗)。

【追記】ケーススタディで一部、時期の記述が抜け落ちていたので追加。
[66015] 2008年 8月 12日(火)22:40:31スナフキん さん
ご指摘の人物は、私ではありませぬ(涙)
一応、フォローです。
[66009]グリグリさま
いっちゃんさん(111点)、かすみさん(97点)、星の彼方さん(81点)、スナフキンさん(70点)、88さん(60点)。
ここにあげられている「スナフキンさん(70点)」は、私ではないようです。末尾までカタカナを使っておいでですし、生涯経県値のタブを見ると未登録になっていますから、完全な別人ですね。

むしろ、去年・今年と毎週図を制作して提出せねばならないハードなスケジュールを突きつけられているため、休暇を取って泊りがけ…などという贅沢はほとんどできない状況です。思えば、昨年のオフ以来、「これ!」という遠出はしていません。生涯経県値における香川の空白つぶしはもちろんのこと、思い立てばひょいっと行けるはずの、JR全線走破タイトル奪還におおさか東線まで足を運ぶことすら、計画倒れになっている有様です。たった1度だけ、無理をして1月に秋田に行ったことはありますが、夜行バスで行って、こともあろうにその日のうちに帰ってくるという超バカなスケジュールでしたから、経県値としては全部通過扱いで「稼ぎ」にもなってません…どんどん自虐モードになっていきそうなので、この辺で止めておきます(泣)。

あぁ、今月を過ぎるとそろそろ、今年のオフ開催の声がそこかしこから上がる時期になりますねぇ…全然、1年近くが経過したようには思えないのは私だけでしょうか? バス王国・福岡に感嘆し、志免竪坑のそびえるさまに涙し、そして皆さまとおいしいお酒を、楽しい話を肴に飲み交わしたのはそんなに前だったっけ…(大汗)
[65822] 2008年 7月 20日(日)21:50:53スナフキん さん
書きっ放しへの、レス
すみません、途切れ途切れで。
[65720]白桃さん
ごめんなさい、勤務中に気になることを書いてしまいまして…えッ、勤務中も逐一落書き帳をチェックされているので?! これはうかつなことを、私も勤務中に書かないほうがよさそうですね…(爆)
それは、おかしいです。明治31(1898年)年に町制施行ですから。
これ、私の書き方が不適切でした。モノはいま勤務先にあるのですぐに参照はできませんけれど、恐らく調査・測量はそれよりもはるか前に実施されていたものと思われます。当時の技術および情報伝達の速度から考えて、2年なんて…と判断され要部修正もされないまま世に出たのかもしれません。とは言え、図幅名そのままはちょっとぞっとしませんねぇ。

ま、そのときは高徳線が廃線になるときでしょう。
いやぁ、分かりませんよ。こういうご時勢ですから、燃料価格がバカにならないとか、オレンジタウン(こんな駅名も、アリなんですね…)の利用者が急増しているとか言って、そのうち線路の上を電線が通って、パンタグラフがのっかった車両が走り出すかもしれませんしね。でもまぁ、いくら何でも徳島まで電化する…とは思えないので、そうすると本数が多いところまで…引田までが関の山、でしょうか?! う~ん、そうするとますます特急は運転・接続の都合上引田の方に停車駅を引っ張られて、三本松の地位が危うくなりますね。どうでしょう、高松港の高密度を緩和する目的で、いっちょ瀬戸内航路を誘致するとか?!

[65721]hmtさん
(2)地形図名の一般的傾向として、市町村という字が入っている例は珍しい。
私が直感的に感じたのは、こちらです。ただ、その後作業をいろいろやっていくと分かったのは、当時の地図名の命名、今とは相当異質なものだったということ。三本松村は、本当にたまたま渡された図だったので気になったのですが、その前後には同類項がワラワラと…「和歌山市」、「由良町」(淡路島です)、「高松市」などなど。これらがどうしてそのような命名になったのか、また市や町といった文字が入らない図幅も数多くあり、どういう基準があったのか…ちょっとそこまで調べる余裕がありません。

ただ…こういう黎明期の地形図を見ていると、「今とは相当異質な命名」とは言え、今もそのまま1/20万地勢図名として存続している岡山及丸亀の「丸亀」が、なぜ図名として選定されたのかは、何となく分かる気がします。凡例に記載されている「★」が絡む地物記号が、それを強く印象付けますね。あとは、ざっくばらんに…新居浜の図は、驚きました。四国一周はおろか、一部分しか現在のJR線は完成していないのに、この時代にしてすでに山奥にハタザオ線が…そうか、四国で1・2を争う古い鉄道って、ここだったんですね。さすがは別子銅山、住友財閥発祥の地の称号は決してダテではありません。私自身、新居浜駅から坑道保存施設「マイントピア別子」(現在では時が流れ、道の駅に昇格)までは、バス便のタイミングが悪く鉄道跡地を延々と歩き、最後の最後に鉄柵で行く手を阻まれ、危うく国領川の谷底へ転落しそうになった(怖~い)思い出があったりします。
[65719] 2008年 7月 10日(木)13:28:37スナフキん さん
古地図いじりをしました
メンバー紹介からドロップしそうなので…いや、別にそれだけのための書き込みではありませんが。

昨日、スキャンした古地図を修正してほしいと依頼されました。渡された図の中に明治33年製版の「三本松村」が混ざっていました。へぇ、地形図名に「村」って入ってるのね…フシギな感じです。

時代が時代なので、図中にはおもな集落(ハッチがかけてあります)は3ヶ所しかありません。それも、メインの道路である讃岐街道がダイレクトに貫いているのは「引田村」のみです。残る2ヶ所は微妙に街道からそれた場所に立地しています…あれ、そのうち1つの集落の固まりはてっきり「白鳥村」だとばかり思っていたのですが、よーく読図してみるとそうではなくて、「松原村」でした。「白鳥村」はもう少し外れた場所にあり、それこそハッチすらかかっていない一散村に過ぎません。

もちろんこの図に鉄道線は描かれていませんが、どうしてもマニア的視点が拭えず駅名が頭の片隅にちらつくから、こういう勘違いを起こすのかもしれませんね。ずっと後になってから地図上に現れる存在の鉄道は、21世紀になっても特急がこの場所で3駅連続停車したりしています。でもそれって、過去からのつながりでもうどうしようもないことなのかもしれません…ねっ、白桃さんっ。

古地図、見始めたら手が止まってしまうのですが、ドライに接するだけだと本当に退屈で眠くなってきます。かと言って情熱を傾けると仕事が進みません。趣味と仕事の両立は、難しいですね…戯れ言にて、失礼しました。
[65531] 2008年 6月 16日(月)23:06:06スナフキん さん
副都心線ができました…きちんと動きません、どうしましょ?
メンバー紹介から、あわやドロップアウト寸前なほどにご無沙汰です。大型連休明けから信じられないほどの多忙に見舞われ、いまだにそれ以来、土曜日は休めていません(号泣)。

自分がどれだけ忙しくても、社会情勢は動きます。会社の足元で週末、地下鉄副都心線が開通しました。すでにいく人かの方が書き込まれている通りで、初日は急行渋谷行の一番列車に乗り、2時間の行列にも耐えて記念一日乗車券も入手しました。あまりの多忙ぶりに今回は日曜も出勤だったので、開業後欠かさず(大汗)利用していますが…すでに知っての通り、毎日時間通りに全く動かない困った地下鉄に成り下がっています。今日は平日ダイヤ初日でしたが、こちらも多少の遅延込みで出勤したにもかかわらず、予想をはるかに超える遅延を食らってものの見事に週明け早々大遅刻。ま、わが勤務先の場合は地下鉄が通勤手段として頼みの綱なので、だいたい全員がコケてしまうので「すまない」気分にはあまりならないのですが。夕方には、正しい運転区間を保持するのを投げ出してしまい、池袋~渋谷で細々と区間運転する有様…明日、何時頃起きて何時頃の電車に乗るべきか、全然決定できません。南北線でもこういう状況があったやに記憶していますが、こんなにひどかったかな… 編成が長く、既存の有楽町線と密接に絡むことも状況を悪くしているようです。あぁ、早く時間通りに動く地下鉄になってほしい…せっかくオリジナル時刻表を作ったのに、全然役に立たないんです(大汗)。

最後に余談。
[65509]般若堂そんぴんさん
丸ノ内線方南町支線を14号線とする.
都営浅草線(1号線)を品川~押上とし,西馬込~泉岳寺を15号線とする.
確か、お役所用語では「都市計画○号線」って言うんですよね? と言うことは…日暮里・舎人ライナーを16号線もオッケーかしらん?! だって、「東京都地下鉄建設」って会社が作ったんですよね?!
[64978] 2008年 5月 4日(日)21:37:43スナフキん さん
メンテナンスお疲れさまでした
グリグリさん、テコ入れ作業お疲れさまでした。アクセスカウンタ、確かに各々ページにまで設置する必要はないかもしれませんね…まぁ、カウンタがどれほどサーバへ負荷をかけているかはちょっと私の知識では計りかねますけど…。

これ、職場から書いています。休みの夜に、休日残業?! ではありません(汗) 明日のオタノシミのために、今晩はここで仮眠します…。福利厚生の薄い職場なので、これくらいのことはさせてもらわないと…とまでは言いませんでしたが、総務にも了解をとってあります。明日のオタノシミ…般若堂そんぴんさんや、全国の鉄道乗りつぶしを志すメンバーが鼻息を荒くしそうなところへ、スペシャルモードで行ってきます…。

副都心線、東京最後の地下鉄とも言われていますが、開業まで1ヶ月ほどと迫り、既存駅へのホーム新設となる千川・要町両駅ではとうとう、有楽町線ホームからその直下へ向かう連絡階段が、本日付ですべて姿を現しました。すでに案内サイン類は「副都心線」併記が前提で設置・置き換えが進み紙貼りで目隠ししている部分も多いです(中にはもうオープンにしちゃってる部分も…)。あぁ、新宿・渋谷まで1本だぁ! と小躍りする頃、東京はもう入梅しているかもしれませんね。
[64786] 2008年 4月 18日(金)13:02:13スナフキん さん
誤植を用いること、ほか
昨日はどういうわけか新規書き込みページがアクセス難で書き込みできませんでしたが、ご指名がありましたので…。

[64742]k-aceさん
あえて誤植を用いることってあるんでしょうか?
私が落書き帳に出入りし始めて間もないころ、同じような質問が太白さんから寄せられ、私はそれに対して[12467]で「地図の著作権とトラップ」と題してご返事申し上げています。大半が繰り返しになるので、詳しい内容は過去記事を参照いただきたいのですが、5年経った今でも基本的な考え方は変わりません。

誤解があるといけないので、以下は繰り返しになってもあえて書きます。[64733]伊那谷さんがご指摘の本を私は存じ上げませんし、他社の事情に明るいわけでもないので記述の真偽も私の口からは何とも申しあげられませんが、もし
「他社にその地図をコピーされて販売されたときの為に、自社のものだと主張出来るように敢て誤植を用いる」
なんてことが、実際まじめに行われていたのだとしたら…


最 低 で す 。


この文言からは、複製防止のためなら意図的に誤植させて読者(すなわち購入してくださるお客さま)を欺いてもよい、という論理が成り立ってしまいます、そんな無茶苦茶がこの社会でまかり通るはずがありません。出版業を営むということがどういうことなのか、その基礎すら分かっていない愚行ですね。そういうことを堂々とやっているのであれば、間違いなく早晩信頼を損ねて会社そのものが立ち行かなくなるはずです、世間を甘く見てはいけませんね。

過去の記述の繰り返しになってしまうかもしれませんが、地形図や国土基本図といった測量図は、誰が測量しても、誰が製図しても、同じ図面が出来上がらねばなりません、答えは一つなのです。しかし、道路地図を含む編集地図は、10人が編集したら10通りの成果物ができて当たり前です、逆に金太郎飴のごとくまったく同じ図が出来上がってくる方が、むしろ気味が悪いです。もちろん凡例は作りますし、基本的な編集基準は打ち立てて制作するのですが、記述全般について徹頭徹尾、細かな規定を作って地図を編集することはまずありません。最終的に個々の記載事項については、編集者の意図および力量にゆだねられることが多いのです。要は、編集地図においては何も誤植を図中に放り込むなどしなくても、編集者の意図はいくらでも盛り込むことはできるのですから、1つひとつの図がオリジナルという意味においてそれだけで十分、複製されればマルバレ、になるはずなのです。意図的に誤植を入れるなど、編集地図のイロハすら分かっていないのでしょうか、いったい何をそんなにおびえているんでしょうね…? そんなに自信がないのなら、あるいは複製されて損害を被るのが怖いのなら、はじめから出版などしなければよろしいわけです、世の中にはもっと安全・安泰な業種・職種はごまんとあるわけですから…。

こういう記述が実際にあるということは、出版業全般へ疑いの視線を集めることにもなりかねず、同業他社としては迷惑千万ですね。地図文化を台無しにする行為、もし本当に行われているのだとしたらやめていただきたいなというのが、個人的な考えです。

別件ですが、「茨」の字、父親の出身地近くには「茨島」と書いて<バラジマ>と読む地名があります。また、石岡市には「茨城」と書くのに<バラキ>と読む地名もあります(突き詰めれば、この地域が県名の由来…ってことになるのでしょうか)。さらに、群馬県嬬恋村にある「パルコール嬬恋スキーリゾート」近くの湖は「バラギ湖」です(オッ、濁っているな…)。カタカナ書きしていますが、由来は恐らく近接する「茨木山」ではないかと考えられるので、同類項ですね。<バラ>と読ますケースも、それほど多くありませんがまれにあるようですよ。
[64489] 2008年 4月 9日(水)09:13:49スナフキん さん
飯能に反応(大汗)
ギャグ込みでレスつけるのも何ですが…事実ですから仕方ありませんねぇ。

「選抜準優勝の聖望学園が飯能市に凱旋・・」との言葉に思わず画面を見つめ直しました。 埼玉県から出場している高校がまさかこんな山奥から
結局、飯能市域を凱旋すると、山奥にも行かざるを得ないの図…を私は頭で思い描きました(私はテレビを見ないのです)が、ちょっと違いますでしょうか? 飯能市は名栗村を編入していますから、いまでは名栗川上流域も飯能市なので、市域凱旋を正直にやろうとするとそんな奥地まで行かねばなりませんね、大変です。ちなみに、聖望学園高校(実際には中学校も併設しています)自体は山奥ではなくて、かなり町中にあります。と言うよりも、八高線のすぐ脇にあるので、注意していれば電車(もう「気動車」ではありません)の中から確か十字架も見えるはずです…もう数年来、あの区間に乗っていないので記憶が怪しい点はご容赦ください。

小さいころ、よくキャンプ帰りに車の中で「はんのうしないではんのうしない…」とか言って大笑いしてましたっけ…名栗川沿いはキャンプのメッカで、キャンプ場やバンガローが、奥に行けば行くほど点在しているんです。

取りとめのない文章でスミマセン。
[64116] 2008年 3月 24日(月)13:15:59スナフキん さん
圏央道ウォークにお出かけ
ブログにも似た内容を書いたので、読んでくださった方には重複で申し訳ありませんが…
[64069]まかいのさん
23日の日曜日は圏央道ウォークフェスタにでも出かけて、物産展で物色してこようかな。
行かれましたでしょうか? 私は結局、バスアクセスのつもりで若葉駅前まで車で乗り付けたものの、あまりのシャトルバス待ち長蛇列におののき、同行の母を説き伏せて出直し、坂戸ICまで自転車遠征を敢行し、行ってきました…正解でしたね、想像を絶する参加者数で、シャトルバス帰り便もやはり大行列でした。歩くのには程よい距離だったこと、ちょっとした運動には絶好の日和だったことなどが賑わいの要因だったと思われます。物産展は、あまりの人出の多さで物色するなどという悠長な状況ではなくて、「たかべん」の鳥めしをつかんだのが精一杯の悪あがきでした。

地図屋・地理学修了者として「らしい」感想を一言発するなら、「ようやく、圏央道が低地域エリアを走り抜けるところにまで伸張したなぁ」ということでしょうか。今までは圏央道の埼玉・東京区間に関してはとかく丘陵・山地をぬうというイメージが強く、盛り土はあっても広がる景観は圧倒的に畑が主でした。大きな川を渡るところは部分的に低地ではあっても、入間川にせよ多摩川にせよ、すでに中・上流域での横断なので低地幅は狭いのです。それが、今回開通区間は坂戸ICを出て越辺川を渡るあたりはまさに、水田が広大に広がるエリアであって圏央道埼玉区間初の景観をなしています。ちょうど坂戸ICの立地が武蔵丘陵の縁に位置することも、急な展望の広がりを強調するのかもしれませんが…。ただ、車窓としては今回のウォーク区間、必ずしもワイドビューではありませんでした。越辺川河川敷が猛禽類の繁殖地となっており、これを保護するための覆いが橋上に設置されるなど必要な対策が施されているため、川またぎの区間でありながら意外に左右の眺めはよくありません。

どの高速ICへのアクセスにも中途半端な距離を要していた川島町を、今回の開通は激変させる可能性を秘めているはずです。いま、川島町は川越市との合併を模索している最中ですが、経済効果の波及によって財政の建て直しが進めば、やがては川越市に頼らなくとも自立できる道を開くことができるのかもしれません。反面、坂戸ICの存在感には疑問符がつきますね。私もあの場所はずいぶん前から知っていますが、アクセス道路が作られた場所は数時間の大雨や集中豪雨ですぐに水が溜まってしまう低湿地として、近隣にはよく知られているはずの場所。そこを工業用地として造成することが、簡単にできるとはとても思えないです。企業誘致を進めるにあたって果たして適切な場所であったのか、その選定に問題はなかったのか、首を傾げたくなります。作る側も需要の低さは予想しているらしく、川島ICのそれに比べるとトールゲート数が坂戸はぐっと少なく小規模です。この地域を、圏央道はどう変えるのでしょうね…。
[63827] 2008年 2月 27日(水)20:22:23スナフキん さん
ブログパーツ(簡易経県マップ)の非表示、解決しました
[63823]にて私が書き込んだ現象ですが、その後ひょんなことから原因が判明し、解決しました。

かねてから、職場で東京メトロ副都心線のページが見られず、IE7だとフラッシュがうまいこと動作しないのだろうか? と同僚に尋ねたところ、彼が訳あって一部のコンテンツブラウズを、ネットワーク管理者権限でもって制限していたとの説明を受けました。その制限を試しに解除してもらったところ、副都心線のページは見られるようになりました…。ここで気づいたんです、経県マップが表示されないのと、現象は似ているな…と。で、その状態で自身のブログをブラウズしたら、きちんと表示されました。

というわけで、リモートネットワークやタグ不良によるジェネリックな問題ではなく、わが勤務先におけるローカルネットワーク上の問題でした。念のため、ブラウズ制限状態にない自宅のマシンでアクセスを試みたところ、問題なく表示されており原因の裏づけもとれております。このたびは大変お騒がせしましたことをお詫びいたします。かすみさん、早々とフォロー下さりありがとうございました。

なお、当該書き込みについては残しておくと混乱するため、「さわり」の部分とタイトルは残しますが、本題の部分は記述を削除し、訂正させていただきました。
[63823] 2008年 2月 27日(水)13:42:54【1】スナフキん さん
皆さんの「ブログパーツ」はいかがですか?(→解決しました)
始めに…
[63819]MasAkaさん
「嶺」と呼べるような地形ではないので、「分水界」という言葉のほうがより適切ではないか
その通りですねぇ…。変に山登りの経験があるとついつい表現が引っ張られてしまいます。ボキャブラリーがないとも言いますが(大汗)。

ところで、トップページ上部にある、例のBiglobeトラベルとのコラボ企画・経県サイト絡みですが、ちょっと不都合が発生しており皆さんにも状況をお尋ねしたく書き込みます。

※以下、訂正
ここから先に障害の詳細を記していましたが、原因が判明しすでに解決済みなので、削除させていただきました。
[63808] 2008年 2月 25日(月)13:38:43スナフキん さん
筑紫野市の分水嶺地図について・補足など
[63802]でグリグリさんからもアナウンスがあったように、福岡オフの際にかぱぷうさんがご紹介下さった谷中分水嶺の話、内容的に興味深く自分のツボにもハマったものだったので、「地形図から、それがもっと分かりやすく見えてくる図が作れるはずだ」との考えの下、分水嶺暴きに必要な情報だけを抜き出してトレースしたものを公開いただきました。頭の中で構想は描いていたのですが、なかなか時間が取れずにオフからこんなに経過してからの、話題乗り遅れネタで恐縮です(汗)。

「大変美しい」と評価もいただきましたが、あくまでも単純トレースして少うし色づけしただけのもので、線の形状などはほぼ地形図そのままです(若干、つじつまの合わない部分には手心を加えてありますが)。何かの色味に似てるなぁ…と思われた方は、スルドイです(苦笑)。「何か」の図式をほぼそのまま踏襲していますから…その「何か」は残念ながら訳あって明かせませんが。

トレース元は、1/2.5万地形図の二日市(一部、若干太宰府図幅を含む)です。着色を施した作図範囲は、筑紫野市内(スミの一点破線)のうち標高50m以下のエリアに絞りました。エリア内に白部がポコポコあるのは、標高が50m以上ある部分とお考えください。この範囲に含まれる、以下の線版についてトレースしてあります。

・等高線;1/2.5万図ですから、間隔は10mごとで50・40・30・20の線を描いてあり、これらを境界として着色・段彩をしました。実イメージよりもきつく着色しているのは意図的で、WindowsのグラフィックがMacintoshに比べると色が弱めに表示される特性を持つためです。また、判読可能な範囲内で破線表現の補助曲線(5m単位)も盛り込んであります。

・河川および水域;河川のうち実幅部分(2条になっている部分)はそのまま忠実に形状をトレースしましたが、1条線の部分については線幅の差を無視し、1種類の線幅で統一して描きました。また、水域のうち「明らかに堰堤を設けた溜め池」と読図できる場合には、堰堤の部分をスミ線で表現してあります。堰き止め方向を示すことで、標高差の読み取りがしやすくなります。

・鉄道線;JR・民鉄の違いは無視して1種類の線号で描いてあります。勾配に相当ナーバスになる線なので、あえて盛り込んでみました。しかし、この採用が大当たりだったことは、読図して下されば明らかですね。地形的に一番弱い、文字通りの最低分水嶺部分を通っていたのは国…でない、JR鹿児島本線でした。

高さを分かりやすくするため、スケールを除き文字情報は排除してあります。落書き帳に出入りする方々ならまず解説は不要と思いますが、念のため駅名を補足しておきます。

図の中央下部、線が分岐しているすぐ南の駅は「原田駅」です。分岐して東へ抜けているのが筑豊本線(原田線)で、これと直交しているのが西鉄天神大牟田線。直交点すぐ南の駅が、西鉄の車庫がある「筑紫<ちくし>駅」です。最も北に位置し、作図範囲ぎりぎりにあるのが「西鉄二日市駅」(西鉄太宰府線との分岐駅ですが、分岐はこの北側となり範囲外)、そのすぐ南にあるのが特急停車駅でもあるJRの「二日市駅」です。残る駅は…解説不要とさせてください。

グリグリさん、かぱぷうさん、そしてご覧の皆さま、解説および補足はこんな程度でよろしいでしょうか?
[63655] 2008年 2月 5日(火)00:43:05スナフキん さん
ネーミングライツのこと
[63648]じゃごたろさん
書き出すと長くなりそうなので、手短に。

以前(ちょうど1年前くらい)のブログにもしたためたので、読んで下さった方(落書き帳にも複数、見て下さっている方がいらっしゃるようなので)には重複になりますが、確かにデジタル上では、それほど大した作業にはなりません。くだけた話、テキストツールで文字列をドラッグして、文字を入力し直す、ただそれだけのことです。強いて挙げるならば、ネーミングライツによって地物名はまず確実に長くなりますから、他と文字列同士が抵触するようなら多少お互いの位置を融通し合う、といった調整が必要になる場合もありますが、それとて文字列のドラッグによる単なる移動ですから、手間から言ったら全然大したことではないのです。

ただ、地図を作る立場からすれば、地図上で特定の企業や商品名のあからさまな宣伝を手助けするような気がするので、いい気分ではありませんね。また、文字列が長くなることによってより目立って見えてしまうのも不本意です。また、地理学的立場からすれば、何だか地名を大企業のマネーゲームでもって弄んでいるような感覚を覚えるので、どうも面白くありません。

これでアナログだったら、頭にきてブチ切れるところでしょう。いちいちフィルムから文字を削り取ってもらい、写植文字を貼ってもらい、これをまた数年後に繰り返す…何とも愚かしい行為にしか思えません。

デジタルだから、簡便に手直しできるから、結局これらの右往左往にも付き合っているのが現状です。まぁだからこそ、富山市の公共交通に関する社会実験の一環としてこの春時限開業する(一定期間経過後、またなくなるかもしれない)、高山本線の駅も勢いで盛り込めてしまうのですが…あぁ、現在制作中の内容を漏洩させてしまった(汗)。始末書レベルの漏洩では到底ないので、ご心配なく。

やっぱり、地図屋として一番困ったのは「トーヨータイヤ~」でしょうね。線状注記は長ければ長いほど美しさを損ねます。ましてや、あの道路はミミズのごとくうねっているので、線に沿わすのも容易ではありません。加えて、周囲は名称付き道路や温泉地、観光地の溜まり場です。地物名が長くなって、いいことなど何もありませんでした…。むしろ周囲からは、「あの名前は『タイヤパンク』に見える」という指摘さえ聞こえる始末。これでは、逆効果? それとも投資会社の罠?(大汗)などと笑い話に発展する有様。日本におけるネーミングライツは、こんなものでいいのかなぁ、という思いは今でもありますね。ちなみに、ラジオで聞ける交通情報では時間の制約や情報量の多い時には思い切って「ターンパイク」としか言わない担当者も結構いらっしゃいます…前は、「箱根」を略すなんてことはほとんど行われていなかったのですが、やはり伝えやすさ優先の交通情報はこういう時、素直な結果が出るなぁと妙に感心したものです。

p.s.今日も、鳥取市内でとりぎんなんちゃら…なるネーミングライツの情報を小耳に挟みました。聞き取ってまっ先に、なぜ焼き鳥屋が…? と大真面目で考えてしまいました。鳥取県にかかわる皆さま、知識軽薄につき申し訳ありません(謝罪)


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