都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
みかちゅうさんの記事が50件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[83126]2013年4月16日
みかちゅう
[83117]2013年4月15日
みかちゅう
[83115]2013年4月14日
みかちゅう
[83106]2013年4月12日
みかちゅう
[83094]2013年4月9日
みかちゅう
[83083]2013年4月7日
みかちゅう
[83080]2013年4月7日
みかちゅう
[83074]2013年4月5日
みかちゅう
[83062]2013年4月2日
みかちゅう
[83049]2013年3月30日
みかちゅう
[82970]2013年3月5日
みかちゅう
[82962]2013年3月2日
みかちゅう
[82901]2013年2月17日
みかちゅう
[82892]2013年2月15日
みかちゅう
[82808]2013年1月27日
みかちゅう
[82738]2013年1月17日
みかちゅう
[82707]2013年1月14日
みかちゅう
[82688]2013年1月13日
みかちゅう
[82643]2013年1月11日
みかちゅう
[82638]2013年1月11日
みかちゅう
[82589]2013年1月8日
みかちゅう
[82579]2013年1月7日
みかちゅう
[82351]2012年12月19日
みかちゅう
[82342]2012年12月18日
みかちゅう
[82336]2012年12月17日
みかちゅう
[82324]2012年12月14日
みかちゅう
[82251]2012年11月23日
みかちゅう
[82213]2012年11月18日
みかちゅう
[82130]2012年11月4日
みかちゅう
[82117]2012年11月4日
みかちゅう
[82099]2012年11月3日
みかちゅう
[82092]2012年11月3日
みかちゅう
[82086]2012年11月3日
みかちゅう
[82084]2012年11月3日
みかちゅう
[82083]2012年11月3日
みかちゅう
[81902]2012年10月1日
みかちゅう
[81774]2012年9月3日
みかちゅう
[81736]2012年8月31日
みかちゅう
[81733]2012年8月30日
みかちゅう
[81510]2012年8月16日
みかちゅう
[81481]2012年8月15日
みかちゅう
[81448]2012年8月14日
みかちゅう
[81409]2012年8月14日
みかちゅう
[81325]2012年8月13日
みかちゅう
[81315]2012年8月13日
みかちゅう
[81300]2012年8月12日
みかちゅう
[81267]2012年8月7日
みかちゅう
[81265]2012年8月7日
みかちゅう
[81259]2012年8月6日
みかちゅう
[81249]2012年8月4日
みかちゅう

[83126] 2013年 4月 16日(火)22:47:06みかちゅう さん
都市部の鉄道・バスの終夜運転を検討?
タイトルにした通り、「アベノミクス戦略特区」の一環で3大都市圏の地下鉄の24時間運行が検討され、これとは別に猪瀬都知事が都営バスの終夜営業をやりたいと言い出したとか。

鉄道は大晦日の終夜運転を思い浮かべればいいのでしょうが、夜中に1時間間隔で2~3本を挿入した程度では大したメリットは見つかりません。都心部だけ動いていたところで自宅まで帰れるわけでもないし、終電をタイムリミットとして仕事を切り上げるのもできなくなります。酒を飲んでいて終電を逃したおじさんたちが夜明けまで安く時間つぶしができるのが、限られたメリットかもしれません。「どうせ終電は逃したからもう1杯」というのができなくなって逆につまらない?(笑)
採算面以外で鉄道で深夜運行がしづらい要因として、深夜は保線作業の時間として確保しているということがあります。JRの幹線系統ならば深夜も貨物列車が通過しているので、旅客列車を挿入すること自体はさほど難しいことではないのかも。むしろ、駅を開けておかなくてはならない(改札要員が必要)という方が問題でしょう。
あとは、「深夜は単線運行として、使っていないもう片方の線路の保線作業をする」という手段は使えるのでしょうか。区間内に列車が1本しか入らないようにするのは理屈では簡単ですが、信号などのシステム上の問題がありそうです。

また、都営バスで例に挙げられているのは渋谷~六本木です。繁華街で明け方まで営業する店舗が数多く存在するのは確かですが、渋谷~六本木の距離は3km程度。タクシーの深夜割増が適用されても2000円ぐらいでしょう。夜中にバスを30分も待つぐらいなら、さっさとタクシーで移動します。タクシーでも3人で乗れば1人当たりの負担はたかが知れています。ただでさえ労働環境が悪いといわれるタクシーの売り上げを奪ってまで、税金を投入して深夜運行をしても社会全体でプラスに働くとは思えません。

とりあえず郊外方面に帰宅用の深夜バスのバリエーションを増やす、くらいが現実的なところです。郊外方面の終電より30分後~2時間後の便を方面別に2~3本用意します。所要時間や運賃は明け方まで時間をつぶすよりはマシというレベルになればいいかな、と。
[83117] 2013年 4月 15日(月)18:25:21みかちゅう さん
テレビで紹介された長い・短い停留所
長い/短い停留所、13日放送のフジテレビ系超潜入!リアルスコープハイパーという番組で紹介されたみたいです。
私は見ていなかったのですが、どうやら飛騨市の「土」・鳴門市の「野」・早川町の「保」が紹介されたとのことです。長い方はつくば市の「産技総合研~」だったそうですが、日本でいちばん長いとまでは言っていなかったか? ご覧になっていた方はフォローをお願いします。

番組で紹介された「保」はこちら。
保(山梨県早川町)…早川町乗合バス時刻表
[83115] 2013年 4月 14日(日)22:36:01みかちゅう さん
マガジン化の道
[83098]グリグリさん
『みかちゅうマガジン』の特集の一つとして残しましょう。
1音の方は裏付けとなる資料(現地の画像以外に路線図や時刻表などでも可)を得やすいのですが、文字数の多い方は苦労しそうです。情報収集の都合からいえば、事業者のホームページで確認できれば可とするのが適当だと考えます。
[83076]でリンクされているバス停ブラックアウトを上回る情報が集まるのであれば、マガジン化もやってみようと思います。情報自体をほとんど丸写しすることに法的な問題は生じないにしても、「パクリサイト」の批判は受けかねませんし。
ネタ自体は探せば出てきそうですが、情報が集まるでしょうか 1音地名ぐらいはチェックする価値はあると思います。どなたかチャレンジしませんか?

個人的には1日1回以下のいわゆる「免許維持路線」も集めてみたいです。休日朝に1往復のみという状態が10年以上続いている所など、そこまでして残したいのか?と思わずにはいられません。この手の路線に実用価値は全くないので、年度末などのキリのいい時期にごっそり廃止されることもあります(今年の3月だと関東鉄道バスが実施)。
1日数回あったのが1回のみに減便される、平日1回だったのが休日1回になる、突然1日1回の路線を新設、時には長年1日1回だった区間を利用して新路線設定なんていうこともあり、どうでもよさそうな路線なのに意外と変化がある分野です。
田舎では1日に3往復程度というのは珍しくはありませんが、少ないながらも固定客がいるのに1往復というのはあまりないと思います。通学と高齢者の移動は時間帯が分かれるので、まとめて1日1往復で済ますのは難しいです。
昔は時刻表に記載しているのに、「どうせ客がいないから」と運転自体していないこともあったとか。さすがに最近は発覚したらまずいのでやっていないと思いますが。ただ、時刻表が判読できないような状態というのは結構ありがち。

[83114]faithさん
さすがに阪神の電車が「近鉄難波行き」は不自然と思われます。
「京急から京成高砂行き」や「京成から京急久里浜行き」というのがあるので、さほど不自然には感じませんでした。
これらは相互乗入れの相手先ということでいいのですが、事業者サイドで面白くないのはかつての東急→半蔵門線の「三越前行き」ではないかと思います。東急百貨店と三越は百貨店でライバルだけれど、一方的に行き先名ということで三越の宣伝をさせられる東急の苦労と言ったら・・・。半蔵門線が水天宮前まで1駅延伸された時にはほっとしたのではないでしょうか。
[83106] 2013年 4月 12日(金)04:01:21【1】みかちゅう さん
恒例の改正シーズン・千葉県編
4月の自治体バス改正の確認(千葉県・神奈川県)は一通りやりましたが、今年も多いですねぇ。多くの自治体で2~3年に1度は何かしらの改正があるような気がするし、3月や4月に改正が集中することを考えれば、自治体バスが運行されている自治体の2割ぐらいでは改正が行われているのではないでしょうか。

せっかく調べたので千葉県内の一覧を作っておきます。本数の増減や時刻の修正程度のものは省略しているかもしれません。

●4月1日 柏市 参考ページ→案内その1案内その2改正時刻表
<内容>
・沼南地区のコミュニティバスを廃止。
・乗合タクシーの高柳・金山コースを変更し、高柳コースと藤ヶ谷コースに分割。

●3月2日 印西市(北総交通) 参考ページ→案内時刻表
<内容>
・小林駅~印西牧の原駅~ジョイフル本田の路線を、印西総合病院経由で木下駅南口に延長。

●3月15日 四街道市 参考ページ→案内改正時刻表
<内容>
・両回りとも四街道駅付近で経路を変更。
・右回りに限り農協入口~大作岡公民館を延長する一方、東関道より北を経由しないように変更。今宿・富士見ヶ丘方面は左回りのみが経由。

●4月1日 成田市 参考ページ→案内改正時刻表
<内容>
・水掛ルートの文化会館~京成成田駅を、国道経由から成田高校経由に変更。

●4月1日 富里市 参考ページ→案内(路線図など)
<内容>
・新橋循環を日中のみJR酒々井駅に乗り入れ。
・根木名・十倉・高松循環は住民対象の予約制デマンドタクシーで代替。
<その他>
・デマンドタクシーは市境を越えて八街駅に乗り入れる。

●4月5日 多古町 参考ページ→改正時刻表
<内容>
・多古ルートの一部便が第二小学校に乗り入れ。

●4月1日 芝山町 参考ページ→案内改正時刻表
<内容>
・休日(日曜日・祝日)は運休に。
・夕方の松尾駅発を増便。

●4月8日 千葉市花見川区(花まわる号) 参考ページ→改正時刻表
<内容>
・一部便のみ、みはる野地区に乗り入れ。

●4月1日 鋸南町 参考ページ→改正時刻表
<内容>
・午後の便で時刻変更。

●3月16日・4月1日 南房総市
参考ページ→広報3月号(4・5面)3月16日改正時刻表(富山)4月1日改正時刻表(富浦)乗合タクシー案内
<内容>
・富山地区は旧時刻が分からないので改正内容不明。時刻が変更された程度?
・富浦地区は丹生地区→花倶楽部を短絡する経路に変更したため、一部の時刻が数分程度変更されている。
・快速バスは3月限りで廃止。
・代替として電話予約型乗合タクシーを新設。三芳線(富山国保病院~鄙の里~九重駅)、丸山線(酪農のさと~鄙の里)の2ルート。原則的に予約制だが、国保病院~鄙の里~南三原駅の一部便は予約不要で運行。
・乗合タクシーは事前予約が必要だが、観光での利用も可能とのこと。
<その他>
・千歳駅~市場~大井・南三原駅~上三原の通学バス混乗に関しては、南房総市通学バス有償運行に関する条例施行規則(23年4月1日施行)に時刻などの記載がある。

●4月1日 鴨川市 参考ページ→案内
<内容>
・清澄ルートの清澄寺以北(朝を除く)をデマンド方式に変更。清澄寺以南から乗車する場合は、乗車時に申告することで清澄寺以北まで運行する。

●4月1日 旭市 参考ページ→案内改正時刻表
<内容>
・海上地区ルート 一部便が嚶鳴小学校に乗り入れ。左回り1便を岩井始発に変更。
・干潟地区ルート 一部便が東6区・西12区に乗り入れ。


4月上旬に茂原地区の小湊鉄道バスの路線がいくつか廃止されているらしいが、事業者サイトでも誤りがあるようではっきりしません。時刻表を指定しても何も時刻が出ない停留所(八積十文字)全日・全便運休となる路線(茂原駅)、廃止路線の途中停留所における時刻が検索できる、改正前の時刻が表示される…などなど。
運行回数が極端に少ない路線は路線図には記載しないという対応をとっている事業者もありますが、「事業者のホームページで調べたら運行されているはずの路線が現地に行ったら存在しない」というのは問題です。

※修正(12日14時30分)
南房総市通学バス混乗に関する情報を追加。
[83094] 2013年 4月 9日(火)02:25:36みかちゅう さん
長い停留所は地名コレクションには向かないかも
[83089]グリグリさん
もう少し情報が集まったら、雑学として残すか、地名コレクションとして残すか考えたいと思います。
1文字の停留所名に関しては一音地名コレクションを参考にして、1か所ずつ確認すればほとんどは拾えると思います。ただし、私が[83074]で触れた「野」停留所(徳島バス)の所在地は「鳴門市鳴門町土佐泊浦」となっているので上がってきません。地図上に「野集会所」というのが見られるので、小字として残っているのでしょうか。
また、行政地名では「木」だけれど停留所は「木村」のようなものがあるので、その逆で停留所は1文字というのがあるかもしれません。リストアップするならばこの点も留意する必要があります。
新たに地名コレクションなりの1企画とするよりは1音地名コレクションを拡張して、実際の使用例(停留所・交差点・公園・集会所の名称など)の地図や訪問記にリンクするというのがいいのではないでしょうか。

一方で長い停留所の多くが企業や学校その他の施設名を使用していることが多く、対象となっているものが変われば停留所名も変わってきます。[83079]でにまんさんが挙げている停留所も、この10年間で改称を経験しているのが複数あります。
こちらは調査のたたき台とする資料がないので、探すのは大変だと思います。「何をもって正式名称とするか」という問題もありますし。茨城県のページでは車内アナウンスが正式名称としていますが、停留所標柱は書き直してもアナウンスのテープはそのままということもあると思います。実際に乗車しないとわからないのでは検証も難しいし、路線図と停留所標柱の表記が異なることもよくあることです。上りと下りでも表記がバラバラなんてことも。
[83083] 2013年 4月 7日(日)22:39:10みかちゅう さん
業界再編と停留所改称
[83081]にまんさん
元日石のところは「JX日鉱日石エネルギー前」なんですか。
浮島の方はもともと日石系列の工場だったのですが、路線の開通時(23年10月1日)から現在の停留所名でした。

また、「JX日鉱日石エネルギー前」の停留所名の変遷は以下の通りです。
日石化学前→新日石化学前(15年4月1日)→新日本石油精製前(20年4月1日)→JX日鉱日石エネルギー前(22年7月1日)

また鉄鋼業の業界再編による改称は、川崎ではNKK(日本鋼管)→JFEが該当します。
それに比べて、自動車メーカーはあまり変わりませんね。トラック部門では動きがあるものの、乗用車は昔のままです。

頻繁な改称は停留所ポールの書き換え以外にもいろいろと手間がかかります。昔だとバスの車体前後+側面の3か所方向幕の更新があり、時には中途半端に文字を書き直してごまかしたものが見られたものです。LED化された現在は楽になりましたが、それでも沿線の停留所付属の路線図の更新などはあるわけで・・・。
[83080] 2013年 4月 7日(日)00:17:32みかちゅう さん
長い停留所・補足
[83079]にまんさん
長い停留所名は都市部に多く、ただでさえ路線が密集している路線図に書き込むのは大変そうです。読みの文字数のランキングには出てこないけれど、カタカナの多い停留所名もスペースをとってしまいます。

JX日鉱日石エネルギー川崎事業所前 (川崎市:臨海バス)
一昔前は、おそらく日本石油だったんでしょうね。。
「臨海バス」ではなく「(川崎鶴見)臨港バス」ですね。
ここの工場はもともと日本石油ではなく三菱石油でした。24年9月1日、三菱石油前→JX日鉱日石エネルギー川崎事業所前に改称です。

川崎の工業地帯は企業合併による改称も多い地域です。その一方で「浮島町五番地」のような番地そのままの停留所も。20年前と比較するとかなり変化があります。
[83074] 2013年 4月 5日(金)23:06:39みかちゅう さん
読みで1文字の停留所
[83073]グリグリさん
読み文字数の多い停留所ですが、道路地図や路線図では適当に省略されてしまうことも多いので、なかなか特定は難しいと思います。茨城県のページによれば
ちなみにバス停名というのはバス停標識ではなく、車内アナウンスで呼ばれる名称が正式なのだそう。
とのことなので、実際に乗ってみてのお楽しみということになるでしょうか。実際に乗っても放送の途中で停留所に到着してしまい、最後まで聞けないこともあるかもしれませんね。

仙台市中心部の停留所は2つの施設名を併記することも多いので、必然的に長くなる傾向があるとか。仙台市営バスの路線図を眺めれば発見があるかも?


短い方はグリグリさんが列挙されたもののほかに3つほどあげておきます。
・木(流山市)…京成バス時刻表 松71系統=松戸~流山~江戸川台
・根(白井市)…ちばレインボーバス時刻表(PDFファイル) 白井線=西船橋~鎌ヶ谷大仏~白井車庫
・野(鳴門市)…徳島バス路線図(PDFファイル) 鳴門線=徳島~広島~鳴門~鳴門公園

1音地名を元に事業者の路線図などと照合すればある程度は発見できそうです。昔に比べてすべての停留所が掲載されている路線図を作成している事業者も多くなっていますし、該当する自治体のホームページからコミュニティバスの類もかなり調べられるでしょう。グリグリさんが挙げられている停留所が掲載されている路線図などのリンク(いずれもPDF)を用意します。

・野(奥州市)…奥州市営バス路線図
・佐(つくば市)…「つくバス」の再編で廃止されている。デマンド方式の「つくタク」の大穂地区乗降場所図面に掲載されているので、つくタクの乗降場所としては残っている。予約制とあって、「住民限定」と明記はしていないもののよそ者の利用は難しそう。
・土(静岡市)…静岡市自主運行バス時刻表(大平系統)
・土(飛騨市)…濃飛バス上宝・富山線時刻表飛騨市巡回バスふれあい号時刻表 巡回バスは1周が4時間20分もかかるというもの。さすが全国有数の面積です。
・酢(長浜市)…長浜市コミュニティバスびわ虎姫線案内
・和(知名町)…沖永良部バス路線図
[83062] 2013年 4月 2日(火)00:56:54【1】みかちゅう さん
(紙)資料収集の大切さ
毎年おなじみのバスの改正シーズンがやってきました。鉄道はJRに合わせて3月半ばの改正が多いですが、バスは年度初めの4月になってからが中心です。曜日の関係で3月の終わりごろや4月最初の月曜日に改正するのが恒例となっている事業者もありますが、やはり4月1日改正とする事業者が多いようです。

最近でこそホームページで時刻表を掲載する事業者や自治体がかなり多くなりましたが、「どこがどう変わったの?」というのが分かりにくい所があるのがクセモノです。紙資料であれば左右に新旧の時刻表や路線図を並べて比較すればいいのですが、パソコン画面上で比較するのは大変です。また、古い時刻表は当然ながら改正日以降は見られなくなるので比較のしようがありません。改正が気になるのならば、後々のことを考えてPDFファイルや画面を保存するのは必須です。

インターネットの普及でデータは氾濫しているといわれるほどなのに、「〇年○月の路線網はどうだったか」「ここの区間の開通日はいつか」といったことが分かる資料が見つけづらいのが悩みの種です。平成15年4月以降(ただし21年4月~22年10月は欠落)の路線の改廃を伴うものならば改正内容の概要はかなり拾ってあるのですが、何しろ手書きのメモなもので検索はできません。時刻の変動や増減便のみの場合は記録をとっていないし、裏付けとなる資料(改正告知のチラシや掲示の画像など)があるわけもなく…。

自治体合併の資料なら、該当する自治体に問い合わせればまとめて手に入る可能性があるだけマシでしょう。自治体バス改正の資料館は広報誌レベルでもいいから本当に欲しいです。広報誌自体やデータを私の元で再頒布はできないとしても、資料だけでも集めておくべきなのでしょうね。
[83049] 2013年 3月 30日(土)17:49:14みかちゅう さん
「かいと」地名のお知らせ
「かいと」地名ですが、神奈中バスの停留所検索を利用すると収録済みの町田市の開都、相模原市緑区の中開戸・東開戸のほかにも2つほど出てきました。

寺外戸(てらがいと)停留所(神奈川県相模原市緑区佐野川)
原替戸(はらがいと)停留所(同区三ヶ木)

小字地名はバス停や公園、町内会の名前に残る場合は多いですが、容易に探す方法はなかなかなさそうですね。「やと」地名も丹念に探せばまだまだありそうなのですが・・・。
[82970] 2013年 3月 5日(火)02:00:48みかちゅう さん
大赤字のデマンド交通
民間の路線バスが廃止され、自治体運営のコミュニティバスでも乗客がほとんどおらず、最後の手段として導入される区域型のデマンド交通。多くの場合は住民限定で事前登録が必要となり、もはや「公共交通」と言えるものなのかとさえ考えてしまいます。

そんななか、千葉県袖ケ浦市の平川おでかけタクシーが3月末で廃止されるとのこと。平成23年11月~12月にかけて実施されたデマンド型乗合タクシー実証運行におけるアンケート調査(PDFファイル)によれば、1人1回当たりの市の負担額が7300円に上っていたとのことで、その後に袖ヶ浦駅などまでの運行や運行日の削減をしたものの、結局今年度限りで廃止することになったそうです。

利用実績(PDFファイル)は23年度で1日あたり5.4人、収支率は4.8%にとどまっています。片道は家族などの送迎に頼る人がいるとしても同一人物の往復利用もあることを考えれば、デマンド交通を必要とする人は極めて少ないことがうかがえます。自宅から目的地までのドアツードア方式の輸送をしてこの実績ですから、一般の自治体バスに比べてもさんざんな実績と言えるでしょう。特定少数に税金で支出するというのは許されないでしょうが、利用者にタクシー券を配る方が安く上がるくらいです。

そもそも袖ヶ浦市のコミュニティバスの導入が平成15年10月と、前年2月の道路運送法改正による「路線バス廃止の自由化」をうけて県内各地で廃止路線の代替交通を模索していたころでした。袖ヶ浦市では路線廃止による代替交通確保の必要性はなかったのですが、近隣自治体が自治体バス新設に走るのを見て「わが市にも自治体バスを作ろう」と安易にブームに乗っかったのではないでしょうか。22年9月の廃止まで、1日あたりの利用者は13人程度で収支率は3%前後という状況でした。
このような実態では当然「空気を運んでいるようなものだ」と批判され、運行継続の必要なしと判断されます。しかし廃止するとなると代替手段を手当てしろという声が出て、デマンド交通を導入せざるを得なかったのでしょう。デマンド化したら運行委託費は3割ほど圧縮できましたが、利用者は半分以下になってしまいました。自宅から乗れて便利なはずなのに、予約制が面倒で敬遠されたのでしょうか?

袖ヶ浦市の事例は「十分な計画をせずに安易に初めてはいけない」ことを表す例なのでしょう。定められた時刻・区間を走るコミュニティバスの廃止→デマンド交通化は千葉県内でも山武市(旧・山武町地域)や柏市(旧・沼南町)などで実施されているだけに、その後の様子は注目する必要があると感じます。
[82962] 2013年 3月 2日(土)22:22:41【1】みかちゅう さん
中高一貫校への進学率
[82940]おがちゃんさん
中高一貫という制度の都合上なかなか踏ん切りのつかない一面もあったりします。
私も中高一貫校の出身ですが、校舎は中高同じ場所だし、先生たちも多くはそのまま持ち上がりでした。部活・文化祭・体育祭も6学年合同だし、単に4年生になったのと変わりありません。意識させられるのは高校生料金になって入場料が上がることぐらいでしょうか。学割定期券もJRだと多少アップします。
「高校受験がない」というのを一貫校は売りにしているので、中だるみはある程度織り込み済みでしょう。中学3年の時に受験がないのでスポーツや趣味に打ち込めるのは大きいと思います。学校によっては高校の学習範囲を中学校で先取りすることで、高校での勉強にも余裕が出るという利点もあります。

同時に「いつ留年・退学になるかわからない」というプレッシャー
成績が少々悪くても補習を受けたり課題をこなしたりすればおまけしてくれる、かもしれません。私の学校はその辺は甘かったので数学なんかは救われました(汗)。ま、学校によりけりで、「成績不良でレベルについていけないと判断したら中学の間でも退学勧奨をする」なんてところもあるようです。

[82948]ただけんさん
特定の地域(ないし市区町村)在住の中高生を持つ親が、中高一貫に入れている比率
東京都の公立小学校の卒業生の進学先ならば教育委員会が公立学校統計調査報告書 公立学校卒業者(平成23年度)の進路状況調査編で明らかにしています。
例えば平成23年度の場合、都内の公立小学校の卒業生が94787人いて、
都内の市区町村立中学に進学…75615人(都内の公立から都内の都立を引いて算出・特別支援学校を含む)
都内の私立中学に進学…15655人
都内の国立中学に進学…432人
都内の都立中学に進学…1365人
都外の中学に進学…1558人
その他…162人
となっています。「都外」の中には転居を理由として都外の市町村立中学に進学している者も含まれますが、多くは国立や私立中学ではないかと思います。

国立や私立の中学校でも中高一貫でないところがあるかもしれませんが、1-(75615÷94787)≒0.2023→20.2%、が中学受験を経て中高一貫校に進んでいると推測できそうです。23区に限ると24.1%になります。
中高一貫校に通っている人数というと、国私立の小学校(いわゆる「お受験」)経由の者が入ってくるので、もう少し別の統計をあたる必要がありそうです。

ちなみに上の計算で出した「中学受験率」は、都心から離れるにしたがって減っていく傾向です。家計に余裕があって教育に熱心な層が多く住んでいる地域、ということですね。23区と市のそれぞれ上位と下位5つ(郡部を除く)を挙げておきます。

区名受験率市名受験率
文京区42.7%武蔵野市27.9%
千代田区42.4%三鷹市23.8%
中央区39.3%調布市21.7%
目黒区38.4%狛江市19.9%
港区38.3%国分寺市19.3%
墨田区18.6%東大和市10.8%
板橋区17.5%羽村市9.1%
葛飾区15.4%あきる野市7.2%
江戸川区13.3%青梅市6.2%
足立区13.3%武蔵村山市6.2%

市区単位ではこんな傾向ですが、小学校単位にすると「学区が隣接するのに大きく差が出る」場合もあります。大規模なマンションがあると似たような環境の家庭が集まって受験率が上がったりするためでしょう。
[82901] 2013年 2月 17日(日)00:23:31みかちゅう さん
地理の入試問題・補足
昨日の入試問題ですが、出典は明治大学文学部(25年2月13日実施)の地理の問題です。地図読み問題に関する部分だけ原文を出しておきます。

[1]次のA図とB図は、ともに25,000分の1地形図(原寸大、平成18年及び平成19年発行)である。両図をよく見て、以下の設問に答えよ。なお、A図の示す範囲はB図のそれの下流部にあたる。

問3 A図上、石田川が注ぐ水域は滋賀県の琵琶湖である。そのことを知らないという前提で、この水域が湖沼であると判断できる理由を、解答欄の枠内に簡潔に述べよ。

なお、こちらが地図Aが写っている範囲です。問題添付の地図の範囲は北側は「今津町桂」のあたり、南側は近江今津駅付近、西側はバイパスの西に「石田川」と書かれているあたり、東側は石田川の河口から250mほどとなっています。また、地図の原本はカラーですが、問題では白黒になっています。

さて、問題の模範解答としては「海岸線のそばなら標高は0m近くのはずなのに、岸辺からすぐのところに標高が87.2mの水準点があるから。」というように、標高に注目することになります。解答欄の大きさ次第では、これに加えて「水面へ向かって一気に崖になってもない」ということも書けるかもしれません。
問題文の意図を「地名で判断せず、地形から根拠を挙げるのが条件」ではなく「具体的な湖の名前は分からないのが条件」ととらえるならば、「おうみいまづ駅は滋賀県の駅である。滋賀県は内陸県なので海岸ということはありえない」なんていうのもアリか? 地理受験者なら問3の注意書きを読む前に滋賀県の地図と分かった人も多いのではないかと思います。


[82893]にまんさん
霞ヶ浦のように湖岸の標高が1ケタだったら成立しなかったでしょう。地図を切り取る場所次第では、標高以外の観点で作問することができるかもしれません。たとえば、「海面ならば一方的に海へ向かって流入するだけなのに、水面に向かって流れているA川と水面から流れ出ているB川の両方が存在するから。」といった具合です。
実は、パート2として瀬田川が流出する部分の地図を挙げて「標高以外の観点から水域が湖面であると分かる理由を説明せよ」という問題を出したかったのですが、B5判程度の範囲の地図ではなかなか川の流れる向きが分からないのでボツになりました。

[82894]じゃごたろさん
[82897]ペーロケさん
[82900]hmtさん
地形図を読むのではなく、地形図の様式に注目して「等深線が書かれているのは湖沼のみで、海ならば等深線は書かれていないから」という解答は意表を突いたものですね。意外性があって面白いとは思いますが、こんなところに普通は注目しないはず。
地形図の様式に注目させる問題としては「この地図が2万5000分の1の地図であるとわかる理由を説明せよ」という問題が定番です。簡単だとは思いますが、こちらもぜひ挑戦を。

[82896]ぺとぺとさん
[82897]ペーロケさん
「水門がないこと」は添付の地図ではちょっと分からないのではないかと。「堆積状態から波が穏やかなのが推測される」というのも、湾の中という可能性があるのでダメそうです…。

[82898]千本桜さん
高校生にとっては難問だと思いますが、正解率が何パーセントになるのか気になります。
大学受験のために地歴科目を選択するとなると、普通は日本史か世界史です。センター試験のみで合格する気ならばともかく、各大学の個別入試で地理の試験を実施するところは限られてしまいます。いくつかの大学を受験することを考えると、日本史や世界史は「入試に必要だから仕方なく勉強」という人も多いでしょうが、地理選択は「地理の学習が好きで入試対策も苦にならない」でなければなかなかメリットを感じないところ。日本史・世界史に比べると参考書も予備校の授業も手薄感は否めません。
それに加え、時事問題や時々変化する統計資料を使った問題も多く、参考書に依存した学習では高得点につながりにくいものです。常日頃からネタに触れておくという意味では学問のあるべき姿なのかもしれませんが。変動がある「ナマモノ」という点は政治経済も同じですが、受験対策なら地理よりも充実しています。
そんな不利なことを考えたうえで「好きだからあえて地理を選択した」高校生が受験するので、標高に注目していた解答は結構多かったのではないでしょうか。「標高が0m近くではない」や「標高が80m以上もある」程度の解答だと不十分とみなされそうなので、もう少し詳しく書けたかで差が付きそうな気がします。
[82892] 2013年 2月 15日(金)21:57:11みかちゅう さん
地理の入試問題から
大学入試問題に地図読み問題があったのでネタとして出してみます。実際の問題では2万5000分の1の地図が与えられているのですが、うまく指定してリンクできないので問題の雰囲気を味わってください。

<問題>
この地図を見て、「東側に書かれている水面は湖である」と分かる理由を説明しなさい。ただし、地名を見て判断するというのは不可とします。

琵琶湖の周りの地図だと地名を見ればわかるなぁと考えて、思考停止に陥らないようにご注意。
[82808] 2013年 1月 27日(日)01:03:22みかちゅう さん
ずらされた編入日
[82805]おがちゃんさん
[82807]山野さん
古川市…昭和25年12月15日(市制・3村編入)→16日(3村編入)
結城市…昭和29年3月14日(1村編入)→15日(3村編入・市制)
というように、両者とも月半ばに関係しているのが気になります。「1か月の半分以上該当するのが条件」というような制度があったとか?

ところで、国会議員の議員報酬は日割り計算ではなく月ごとの計算になるので、衆議院の解散が月初めになるとほとんど働きもしないで1か月分丸もうけ、という批判がありました。

古川では15日/16日、結城では14日/15日で、様々な制度の関係を考えたうえでどちらの日で合併する方が得か?といった思わくがあったのかもしれません。単純に事務作業の観点だけで言えば、1日で市制とすべての編入を終えた方がいいでしょう。
[82738] 2013年 1月 17日(木)11:13:39みかちゅう さん
十番勝負・その7
問一…三浦市
問五…長岡市
問九…厚木市
[82707] 2013年 1月 14日(月)21:55:30みかちゅう さん
十番勝負・その6
問十…小田原市
[82688] 2013年 1月 13日(日)21:45:56みかちゅう さん
十番勝負・その5
問三…東久留米市
[82643] 2013年 1月 11日(金)22:43:08みかちゅう さん
十番勝負・その4
問二…秦野市
[82638] 2013年 1月 11日(金)22:33:31みかちゅう さん
十番勝負・その3
問八…成田市
[82589] 2013年 1月 8日(火)00:51:07みかちゅう さん
十番勝負・その2
問四…三浦市
[82579] 2013年 1月 7日(月)12:48:07みかちゅう さん
十番勝負・その1
今回は一般コースで。

問六…上尾市
問七…川崎市
[82351] 2012年 12月 19日(水)19:28:58みかちゅう さん
あえて続きを書きます
[82304][82346]グリグリさん
違法行為を実行するつもりもない
私にはそう捉えることはできませんでした。その理由として
そもそも今の私の状況では実現にはほど遠く、強力な協力者が必要です
とおっしゃっていることから、断念する理由は
・グリグリさんが運営に十分な時間や費用がない
・資料館と銘打つほどの資料が集まっていない
であり、「法律上の問題をクリアできないから」とは受け取れませんでした。裏を返してみれば、時間・費用・資料を解決してくれる協力者がいれば実際に運営するのではないか、と受け取りました。
それに加えて、
現在の法律を厳密に遵守することが大前提であるという柔軟性のない考え方には賛同できません。
今の世の中で厳密に法に照らし合わせた場合に「違法行為」と呼ばれるものは数限りなくある
権利者を100%満足させることができない運用も出てくるかもしれません。
などと、さも「法律がおかしい」と言わんばかりの発言です。資料館構想を進めたい立場のグリグリさんの一連の発言の流れからすると、「法を守ることの利益より、法をあえて犯すことで得られる利益が大きいから資料公開は構わない」と読み取られても仕方がないのではないでしょうか。

著作権はよくわからないという言い訳をされますが、わからないならば勉強して欲しいです。
私を含め周りが著作権法の運用を誤解している、きちんと理解していないとおっしゃるのであれば、グリグリさんが分かりやすく解説されてはいかがですか。むろん、独りよがりの自分に都合のいい説を広げているだけと言われないためにも、通説や判例を踏まえていることは必要ですが。


[82350]中島悟さん
現実に法のグレーゾーンは、当局の運用によって調整されています。
それは確かですが、著作権法関係で摘発するのであれば「大規模に流しているところ」が狙われるでしょう。合併資料は対価を目的とした著作物ではないですが、「有料で流通している著作物ではなくてもネット上で流すことは許されない」という見せしめに使われるかもしれませんし。
[82342] 2012年 12月 18日(火)16:39:51みかちゅう さん
異を唱えることは許されないのですか?
[82340]グリグリさん
的を外している書き込みが多く、とても残念に思っています。
グリグリさんは「需要はあるからどんどんやれ」という声が欲しいのでしょうか。

しかし、ネット上の掲示板という不特定多数が閲覧する公の場で、資料館構想を是とし権利の侵害行為を積極的に助長する発言をすることはやってはならないと考えます。
複数の方から違法性が指摘されているにもかかわらず資料館構想を肯定することは、「あれば便利だろうし、何かあっても自分にまで違法性が問われることはないだろうし」という甘い考えにほかなりません。それどころか資料館構想を肯定すると、「違法行為を助長している者」という評価を受けることになります。
そうなると、落書き帳メンバーの対応は「現状では資料館構想はやめるべきだと主張する」か、「書き込みをしない」という選択をすることになるでしょう。グリグリさんはきちんと理由を示せば聞く耳を持っていると思っているから、あるいは『都道府県市区町村』は信用できる有意義なサイトであってほしいと願っているからこそ、「資料館構想をやめるべきだ」という忠告が寄せられるのではないでしょうか。
落書き帳を通じた「〇○の資料なら私が持っているのでメールで添付してあげますよ」というような書き込み程度にまでケチをつけるつもりはありませんが、サイト管理人が資料館構想で大規模にやろうというのは見過ごせません。

それに、周りからどれだけ言われようと資料館構想を強行するのであれば、1999年以来13年かけて築いてきた信頼を失うことになりませんか? 「合併情報から地理雑学までそろう名物サイト」という地位は、「著作権侵害を承知で大量に資料を垂れ流すサイト」に成り下がってしまうことでしょう。

もちろん、「資料館構想で扱うことが想定されている資料が著作権の侵害と認められなかった」という判例があり、その考え方が広く認められているのであれば何の問題もありません。しかし、「事実の羅列のような合併資料などわざわざ文句は出まい」という程度の認識で資料館構想を進めるのはあまりに危険です。


みかちゅうさんはこの書き込みに同意し支持されているのですか。
「この書き込み」というのは88さんの[82329]のことでよろしいのでしょうか。

[82329]には過激な表現も含まれているな、と感じるところはあります。しかし、著作権上問題になりそうなことを伝えても一向に耳を貸さず、88さんとグリグリさんはオフ会で直接話し合っても議論は平行線だったというのがうかがえます。本来ならば楽しい場になるであろうオフ会で、ため息の出る話です。
情報入力・更新作業が大変な市区町村変遷情報の編集を担当されている88さんにとって、グリグリさんへの思い入れは深いものと察せられます。それだけに自分が正しいと主張をし続けるグリグリさんへの失望も大きいものと考えられます。
[82336] 2012年 12月 17日(月)12:49:17みかちゅう さん
有力なサイトだからこそやってはならない
「たかが個人運営のサイトだから問題ない」とでもいうのでしょうか? トップページに記載されている16日の総訪問者数は8700人余りと、個人運営のものではかなりのものではないでしょうか。それだけ注目されているサイトの管理者が「違法承知での確信犯的行動」を行えば、どこからか横やりが入るのは十分に想像できます。

また、著作権は「有償で流通するか」で対応が変わるものではありません。合併資料は無料で自治体ホームページから閲覧・印刷できるものですが、そういった資料を提供することをビジネス化しているのを見るのは気持ちのいいものではありません。たとえて言うならば、「自分が動画サイトにアップしたコンテンツを、テレビ局が無断で番組に利用している」ようなものでしょうか。自分は対価を得るために動画をアップしたのではないが、人のネタを利用してカネ稼ぎしているのは腹立たしく思うことでしょう。しかも「腹立たしくても法的にはやめろとは言えない行為」ではなく、明確な違法行為です。
[82324] 2012年 12月 14日(金)01:40:08みかちゅう さん
Re:図書館同種施設
著作権が硬直的だ、というのは私も感じます。図書館で以下の場合で複写しようと申請すると、当然ながら断られます。
・古い地図を見開きでまるまるコピーしたい
→「見開きの片面」しか認めてくれない。ページの境界付近がほしいときはお手上げ。
・絶版の本を1冊コピーしたい
→お金の問題でコピーで済ませようとしているのではない。現物が手に入らないことを理解してほしい。

電子書籍が普及したら出版元が潰れない限り半永久的に有料配信ができるようになるのかもしれませんが、まだまだ先のことでしょう。すでに出版されたものについては、個別に著作権者に確認をとるのは膨大な手間が必要です。


ところで「図書館同種施設」がネット上で認められるとすると、誰かが正規の方法で入手した本をネット上にアップしてしまえば、ほかの人はタダ同然で見ることができるようになってしまうのでは? 読む方としてはありがたい話かもしれませんが、作者は1冊分しか収入が得られなくなってしまいます。これが法律的に許されるのであれば、とっくにどこかの企業がやっていてもおかしくないはずです。あるいは「全部のコピーではない」と開き直って、A社は本の前半・B社は本の後半をコピーする→結果的に利用者としてはまるまる1冊読める、なんてことがまかり通ってしまいそうです。

印刷物の場合は1冊の本を同時に複数の人が見ることはできません。作家によっては「読者は増えても印税が増えない図書館や中古書店での流通を苦々しく思っている」ようではありますが、法律的に文句を言えるものではなさそう。公立図書館が話題作を大量に購入して無料の貸本屋になっているという指摘も、最近の財政難による図書館の書籍購入費のカットによって多少は和らいでいるのかもしれません。
[82251] 2012年 11月 23日(金)22:55:47みかちゅう さん
オフ会に参加できない方のためにクイズ
[82247]桜トンネルさん
近いところで、鎌倉市
[82213] 2012年 11月 18日(日)23:27:26みかちゅう さん
五番勝負・感想
十番勝負は難易度が高くてついていけなくなりつつあるのですが、地図中心の五番勝負なら何とかなるかもと参戦。

●問一(観覧車)
中心点に何があるかを確認したらすぐわかります。デパート屋上にある観覧車のような小規模のものを除外といった条件があると面倒なので、地元のみなとみらいの観覧車を選択。
中心点ですぐに答えが分かってしまって面白くないので、「指定縮尺の地図を表示させ、その範囲内にあればOK」としたら面白そうですが、各自のパソコンで表示範囲が異なるので難しいでしょうか。地図で解答させるという企画なので、地図を「面」で使えれば出題バリエーションが広がると思います。

[82209]グリグリさん
地図写真で確認できることを正答の条件とすることもできますね。
航空写真は特定時基準で全国一斉更新されるわけではないので、出題時に稼働しているかで正誤判定をすべきと考えます。潰れた遊園地にある廃墟となった観覧車まで正解とする必要はないでしょう。

●問二(他県庁に近い)
既出解答を見たら各県の端の方に集中しているので、県境から最も近いと勘違いしたのが最初の誤答。十番勝負でも類題はあったはずです。

●問三(市町村一点集中・県またぎ)
既出解答を見たら3市町村が1点に集中しているところだったのですが、2県以上にまたがるという条件まで詰められずに誤答。十番勝負だと「線で隣接」が共通項になるところ、地図を利用したいい出題だと思います。隣接自治体は十番勝負でも定番なので、これも類題はあったはず。

●問四(回文駅)
既出解答をいくつか調べれば共通項自体は容易に見つかるのですが、濁点の有無には注意。共通項は分かっても、残りが少なくなると別の解答を発見するのが大変そう。便利な一覧サイトはあるのでしょうか? 4文字以上のはなさそうなのが残念。

●問五(人口重心)
地図の中心が特定の施設を指示しているとは思えないものだったので、面積か人口重心だろうというのはすぐに浮かびました。ところが参考となる総務省のサイトがメンテ中で見られないというもどかしさを味わうハメになりました。総務省のサイトと地図サイトでは経緯度の指定方法が異なること(「○度○分○秒」か、小数で「○度」か)も注意点でした。
[82130] 2012年 11月 4日(日)22:59:57みかちゅう さん
クイ図・その5
問五:千葉県千葉市

ふぅ、これで終了か?
[82117] 2012年 11月 4日(日)01:10:27みかちゅう さん
クイ図・再解答その2
詰めが甘かったかな?

問三:神奈川県相模原市
[82099] 2012年 11月 3日(土)10:35:23みかちゅう さん
クイ図・再解答
[82092] 2012年 11月 3日(土)09:19:54みかちゅう さん
十番勝負・その4
問三:神奈川県清川村

問五の意味するところは分かったのに、参考サイトが見えない…。
[82086] 2012年 11月 3日(土)08:51:08みかちゅう さん
クイ図・その3
[82084] 2012年 11月 3日(土)08:39:15みかちゅう さん
クイ図・その2
問一:神奈川県横浜市

同一自治体でも対象が違えば別の解答ということでいいですよね?
[82083] 2012年 11月 3日(土)08:29:25みかちゅう さん
クイ図・その1
久しぶりのクイ図企画ですね。

問四:佐賀県伊万里市
[81902] 2012年 10月 1日(月)19:00:11みかちゅう さん
人口増減ランキング、見てますよ~
[81899]グリグリさん
人口増減ランキング、せっかくなので興味本位で見てみました。
増加の著しいところ、減少の著しいところのいずれも自治体合併が少ないというのも注目です。

前者はベッドタウンで宅地開発が盛んなところ、工場誘致で定住者が増えたところが多く挙がっているようです。数百人単位の人口増が増加率に反映しやすいという点で、都市近郊の面積の小さい町村が挙がりやすいのは当然のところ。こういったところは比較的財政も確保できるので、自治体合併に走る必要性もあまりなかったのでしょう。
都心3区も高層マンションの開発などで人口集中が進んでいますが、中央区の人口が1.7倍とは驚きます。月島や晴海あたりにマンションは確かに増えたけれど、そこまで増えたのか・・・。
あと、都市部は国勢調査から漏れている住民(単身世帯などで居住者をつかまえられない)も多そうなので、実数はもっと増えているのかもしれません。

一方で、後者は山間部や離島の町村が多く上がっています。合併すると役場・役所まで遠くなるというのを嫌って合併しなかったというところもあるでしょうが、財政面などで合併話がうまくいかなったようにもうかがえます。


国勢調査の町丁目別人口を利用して「旧自治体単位の増減比較」をすれば、広域合併に走ったけれど人口流出は止まらず中心部に集中するだけだった、というようなことが見えるかもしれません。一覧を作成するのはものすごく大変そうですけど。
[81774] 2012年 9月 3日(月)14:41:37みかちゅう さん
バスで長野県北上の方法は?
[81750][81765]Issieさん
私が一番興味を持っていたのは,一行がどうやって松本平に入るかということでした。
中央西線沿いも飯田線沿いも民間事業者のバスはつながっていなかったはず。高山経由で入れなくはなさそうだが、長良川鉄道並行の美濃市~郡上八幡の岐阜バスが廃止されているのでこちらも不可能。果たしてどういう経路なのか?と私も気になっていました。
それにしても、便数が削減されがちなお盆休みに番組を収録した理由が気になります。自治体バスはカレンダー通りのところが多いように思いますが、民間事業者は休日ダイヤや特別ダイヤが適用され、ただでさえ少ない便がますます少なくなることが多いです。ひょっとしたら「盆休みダイヤが適用されるからこそ成立する乗り継ぎ」があったのかもしれません。

番組的には飯田から先,伊那谷をどう北上するかが問題になったはずです。
飯田~伊那~辰野にかけてはもともと伊那バスのエリアだったのですが、飯田線並行路線はほとんど廃止され、自治体バスのこまごまとした乗り継ぎが続くことになります。きちんと調べてはいませんが、番組企画の「3泊4日」という枠内では不可能なのではないかと。
足助→根羽→飯田の乗車記(10年以上前か?)を見たことがありますが、その時に根羽→飯田は朝の1本のみでした。そのために根羽で夜明かしをするのですが、飯田に着いても北上するバスは存在せず、苦労は無駄だったというオチでした。

[81764]k_itoさん
コミュニティバスで県境越えできるというのはかなり珍しいケースのような気がします
県境を越えて人の移動がある場合は、自治体バスになっても存続することも少ないながらあります。愛知県内では、新城市営バスの本長篠駅~浜松市田沢(遠鉄バス代替)があり、静岡県~愛知県の県境を越える唯一の路線です。
古河市も茨急バスの代替で埼玉県の栗橋駅に越境していますし、那須烏山市営バス(JRバスの代替?)も常陸大宮市に越境しています。
道路地図と比較して丹念に探してみれば意外とあるのかもしれません。
[81736] 2012年 8月 31日(金)15:53:57みかちゅう さん
自治体バス一覧~36徳島県
[81129]で香川県で試作した自治体バスリンク集ですが、第2弾として隣の徳島県をまとめました。調査漏れがございましたらご指摘ください。

徳島県内の民営バスは徳島平野一帯が徳島バス、阿南市が徳島バス阿南、那賀町のうち相生町川口以西・海部郡が徳島バス南部、三好市・東みよし町・つるぎ町が四国交通となっている。阿波市(旧・吉野町を除く)、吉野川市(川島以西)、美馬市は民営バスの空白地帯となっている。また、美波町(日和佐)~牟岐町・海陽町も路線が切れており、牟岐町側が飛び地となっている。
なお、徳島県内には地方公営企業としての市営バス(徳島市・鳴門市・小松島市)が存在するが、下の表では除外している。

<市部>
徳島市川内循環バス9月1日時刻改正
応神ふれあいバス徳島市地域公共交通会議・23年度第2回会議資料(PDFファイル)に情報あり。
鳴門市鳴門市地域バス
阿南市循環バス
吉野川市美郷代替バス
吉野川市巡回バス無料運行
阿波市市場交通バス
美馬市市営バス穴吹木屋平線
滝の宮・剣山線観光シーズンのみ運行
美馬ふれあいバス住民対象・デマンド方式(区域型)
三好市三好市営バス
<町村部>
上勝町上勝町営バス
神山町神山町営バス
那賀町那賀町営代替バス
那賀町営コミュニティバス事前予約制
海陽町海陽町営バス
つるぎ町つるぎ町コミュニティバス広報24年4月号による・詳細不明
東みよし町東みよし町営バス
[81733] 2012年 8月 30日(木)00:29:42みかちゅう さん
十番勝負・最後
問H:町田市
[81510] 2012年 8月 16日(木)20:59:51みかちゅう さん
Re:答えようか悩む
[81509]midさん
十番勝負の好成績は「名誉」のみで特に賞品はないので、ご心配のような入門コースへの流れ込みはないと考えています。常連さんには一般コースでなければ、というプライドがあるんじゃないでしょうか? 一般コースにもはや付いていけない私は、多少の後ろめたさを感じつつ入門コースにしてしまいましたが。
[81481] 2012年 8月 15日(水)19:13:28みかちゅう さん
十番勝負・その3
問A 北茨城市

入門コースを全部終えたら標準コースも答えていい、とかないでしょうか。
[81448] 2012年 8月 14日(火)22:04:58みかちゅう さん
十番勝負・その2
問C 牧之原市
問E 横須賀市
問F かほく市
問G さいたま市
問J 多摩市
問K 川崎市

残り2つが分からない…。
[81409] 2012年 8月 14日(火)01:14:25みかちゅう さん
意義は理解できるけれど…
自治体ホームページの更新などでいつの間にか削除されたり、リンク切れになっていたりする資料を1か所に集積する、という構想自体には賛成します。それにあたって、ダウンロードや印刷しておいた資料を『都道府県市区町村』で公開できるか、というのが今回の問題です。
ただの個人サイトであれば問題視するつもりもないし、それどころかありがたく利用させていただくかもしれませんが、それなりに有名サイトでもある『都道府県市区町村』だからこそ気になるわけです。

[81316]実那川蒼さん
著作者が複製について何も示していない時まで複製行為を禁止していると解釈することはできません
例えば横浜市のホームページには
掲載している文章・写真・イラストなどの各々の情報及び各ページは、著作権法の保護の対象となる著作物であり(中略)私的使用のための複製や引用など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用をすることはできません。
と記されており、無断での複製・転用を明確に禁じています。
「随時更新される前提で代々引き継がれているような業務用の資料」ならば黙示的複製許諾が認められた判例があるにしろ、今回の資料館構想に於ける問題ではまったく別の話です。

著作権侵害の刑事罰は親告罪のため、著作権者による告訴があり、かつ検察官が公訴提起に応じた場合でなければ刑事罰を科されることがありません。
親告罪でも著作権侵害は違法行為となる以上、「いつか問題視される可能性がある」ということではないのでしょうか。結局「この程度なら問題(刑事処分)にならないだろう」と高をくくっているようにしか受け取れません。

著作者に対する過度な気遣いが、かえって利用者にとって仇になることもあるのです。
著作権法自体が出版・音楽・放送業界などの「無断複製品の流通で頭を悩ませてきた業界」の意向を強く反映しているものなので、利用範囲を狭める方向に動いているような気がします。その結果、蓄積されてきた情報の流通が妨げられているということに関しては同意しますが、だからといって著作権法の範囲を越えて大々的に複製・公開を行ってよいとは思えません。


[81393]EMMさん
どうも「引用」と言う事についてご存じない模様。
「引用」の規定は32条を読めばいいのでしょうか。32条には
国若しくは地方公共団体の機関(中略)が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料(中略)は、説明の材料として(中略)刊行物に転載することができる。
ホームページが「刊行物」とみなせるかはともかく、32条の但し書きに
ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。
とあり、上に挙げた横浜市のような書き方をされていれば転載は認められないのではないでしょうか。
[81325] 2012年 8月 13日(月)21:05:32みかちゅう さん
十番勝負・その1
簡単なコースに流れることに後ろめたさがありつつ、標準コースにはついていけないので…

問B 高崎市
問D 横須賀市
[81315] 2012年 8月 13日(月)15:40:13みかちゅう さん
大規模にやるからこそきちんと使用許可申請を
[81302]グリグリさん
[81312]hmtさん
「自治体作成で事実の羅列に近いような資料を自分のホームページにアップする」というのはそこまでうるさく問題視すべき行為なのか、と思われるかもしれません。確かに、世間一般では無断複製の例はそれこそ無数にあるし、自治体合併に関する資料は対価を目的とした著作物ではないので、実害はないといってもいいでしょう。
しかしいろいろと著作権にうるさくなった昨今では、大規模に資料複製をやると大ごとになる可能性があるので、それならばできうる対応はとっておきましょうということです。

リスク回避の王道は、「著作権者の許諾」を得ること。しかもそれは「事前」であるべきだと思います。
事前にひとこと声をかけてくれれば使用を拒否するつもりはなくても、無断で使用されているのは不快に感じることもあるでしょう。無断使用を知ってグリグリさんにクレームを送るようなところからは事後承諾の脈はないと思います。問題視するつもりがなければわざわざクレームなどをいれずに黙認するだけでしょう。

ためしにいくつかの自治体に
著作権者宛の文書により、構想している変遷情報図書室における著作物の利用の仕方を詳しく説明し、許諾を求める範囲、対価【無償を希望】
を確認してみてはいかがでしょうか。基本的に許可が下りるのか、個人サイトに於ける利用はあまり許可されないのか、といった手ごたえをつかんだ上で本格的に資料館構想を始めても遅くはないと思います。他にも例えば、使用の対価は発生しなくても書面申請をするので手続きに費用がかかる、といったことも分かるのではないでしょうか。
自治体資料を「きちんと許可申請をとった上で」集積し閲覧する場を提供するというのは、『都道府県市区町村』の箔付けにもなるのではないでしょうか。

申請の例として八千代市のホームページでは八千代市サイトポリシーに申請書類の記載フォーム(wordファイル)が用意され、記載すべき事項が分かります。いくつかの自治体ホームページを見た限りでは複製・転用の申請が書かれていたのは八千代市だけだったのですが、他の自治体でも似たようなところではないかと思います。
[81300] 2012年 8月 12日(日)01:22:55みかちゅう さん
資料館構想はやはり問題?
[81293]グリグリさん
合併に関する資料の「資料館」構想ですが、総務省あたりがやってくれればありがたいんですよね。中央―地方という上下関係ゆえ、自治体への情報提供要請は確実に応じると思いますし。
ただ、一個人で
(複製権侵害)のリスクがあることを承知の上
で実行するのはやはり問題だろう、と思います。現実的に権利者(自治体)から苦情が来るのかも分からないし、資料をまとめて閲覧できる場があるのは面白いとは思うのですが…。ある程度有名なサイトである『都道府県市区町村』が、問題がありそうなのを承知しながら資料公開を行えば、どこかしらから文句が出てきそうな気がします。
世の中、ケーサツの厄介になることはなくても「法に触れる行為はしたことがまったくない」という人はまずいないはず。だからといって「この程度なら取るに足らない」と開き直って、資料館公開に協力するのは抵抗があります。

ところで、著作権自体は昔からある権利ですが、インターネットの普及で書籍やテレビ番組の無断複製品が大量に出回るような状況になったゆえに「うるさく」なってしまいました。「複製品のせいで正規品が売れない→金銭的損害の発生」を抑制するための罰則は必要ですが、何でもかんでも複製を認めないのでは、むしろ情報の利用を阻害しているようにさえ思います。絶版になった本などは、正当な手順を踏んで複製をしたくても権利者と連絡が取れないことも多いみたいですし。昔のテレビ番組などは資料として価値のあるものもありますが、放送局だけで権利関係が解決できないので、正規の手続きを踏むと公開できないのが現状です。結局、後ろめたい気持ちを持ちつつ動画サイトで見るしかない、と。
[81267] 2012年 8月 7日(火)12:51:34みかちゅう さん
県境越え路線~東北編(2-2)
二戸市につながる道路は複数あるが、いずれも路線は県境で途切れている。

(4)国道4号ルート
以前は南部バスが三戸~二戸~一戸で運行していたが、18年4月に青森県内の区間を廃止(その後、岩手県側も廃止)。三戸町の代替交通はなく、県境から先の二戸市金田一までも二戸市が最低限の運行をしている。

落合口~金田一温泉(二戸市コミュニティバス海上線・1日1便、土休日運休)
県境を越えて500mほど進むと停留所があるはずだが、残念ながら朝早くに登校用が出て、夕方に帰宅用が出るという、通学対策に走らせているような路線。通院対策には火曜日に1往復、二戸駅までの便がある。

(5)県道32号ルート
田子町~二戸はJRバスが平成になったころまで運行していたが、現在は県境で路線は切れている。県境手前が三戸町なので、田子町のバスで県境直前まで進めないのがつらい。

サンモール田子上衣更(田子町コミュニティバス新田線・1日2便)

・上衣更~大平原間はおよそ3km。徒歩連絡できそうなのは平日午後の二戸→田子のみ。逆方向は移動時間が20分しかないので不可能に近い。サンモールから上衣更までも2kmほどなので、二戸市コミュニティバスへの乗り継ぎをねらうならばサンモールから歩いてしまった方がいいかも。

大平原上斗米~二戸(二戸市コミュニティバス・1日2便、土休日運休)
県境を越えて200mほどの集落からバスが出ている。こちらは昼過ぎにも1往復運行されている。

(6)県道181号ルート
月曜日と木曜日に限り、県境を挟んだ集落を徒歩で連絡することで成立する乗り継ぎがある。二戸市までの徒歩区間の距離は最短だが、いかんせんチャンスが1週間に1回しかない。乗り継ぎにしくじると集落に取り残されて悲惨である。

サンモール田子水亦(田子町コミュニティバス新田線・1日2便)

・この間は2km弱。地図を見る限りはそんなに急な坂道というわけではなさそう。

手倉森開拓浄法寺(二戸市コミュニティバス手倉森開拓線・月曜日と木曜日のみ1往復)

乗り継ぎが成立するのは以下の2回のみ。
(木曜日)田子8:15→水亦9:02…手倉森開拓10:20→浄法寺11:02
(月曜日)浄法寺13:30→手倉森開拓14:08…水亦15:05→田子15:52
[81265] 2012年 8月 7日(火)00:38:29【1】みかちゅう さん
県境越え路線~東北編(2-1)
東北編の第2回は青森県~岩手県です。
山地によって明確に人の流動が途絶えるわけではないので、県境越えは意外と簡単に出来るのでしょうか?

(1)国道45号ルート
JRバス八久線(八戸~久慈)は17年3月限りで廃止、当時も1日1往復で鉄道並行のために県境部分の代替措置はないとのこと(JRバス八久線バスの旅2)。八戸からの南部バスも1時間に1便程度はあるものの、階上町の中心部までしか達していない。県境前後を町営バス、県境部分は徒歩で越えることになる。

ハートフルプラザ小舟渡小学校(階上町営バス東部循環・両回り合わせて5便、日曜日運休)
町営バスは町役場のすぐ近くにあるハートフルプラザから発着しており、そこから県境へ向けて町営バスに乗り換え。国道にこだわらずに県境にいちばん近い停留所は小舟渡小学校らしい。

・この先、県境を越えて角浜へは1.5km程度。

角浜~種市(洋野町営バス大沢線・1日3便)
便によって経路が異なる複雑な町営バスだが、とりあえず町中心部の種市にはたどり着くことができる。種市からも便数は少ないものの、海岸沿いの陸中中野や内陸の陸中大野に進むこともできる。

(2)県道11号ルート
○本八戸~田代大野(南部バス・1日3便)
県境までは八戸市内の300円上限運賃制の恩恵にあずかれるが、岩手県にまたがると従来どおりの運賃が適用されてしまう。岩手県内の運賃+八戸市内分の300円という計算ではないので、通し運賃の方が割高になっている。
大野からは種市(洋野町営バス)・久慈(岩手県北バス)・軽米(同)などに進むことができる。

(3)国道340号ルート
○本八戸~南郷区役所軽米(南部バス・1日4便)
こちらも県境を越えると一気に運賃が上がる。八戸市の施策なのだから仕方ないが、県境を跨ぐ利用だとまったく恩恵にあずかれない。
軽米より先は二戸へJRバス東北の路線が出ている。岩手県北バスで九戸(伊保内)は1日1往復のみ(朝の軽米行き・夜の九戸行き)。軽米町民バスと九戸村循環バスを町村境で乗り継げるかもしれませんが…詳細はよく分かりません。


国道4号ルート・県道32号ルート(二戸~田子町)は次の記事に続けます。
[81259] 2012年 8月 6日(月)00:22:21【1】みかちゅう さん
県境越え路線~東北編(1)
[81220]で予告した県境越え路線バスのお話ですが、とりあえずやってみようということで東北編の第1弾です。図書館で人文社の「○○県道路地図」を見て路線のありそうなところに目星をつけ、路線が現存するかを各事業者のホームページで確認するという作業です。図書館所蔵の人文社の地図は1990年代後半の路線網のようで、現在と比較するのも楽しみの一つです。なお、運行事業者や便数(特記ない限りは平日を基準)は調査時点での情報です。

というわけで、東北編の第1回は青森県~秋田県です。
鉄道なら奥羽本線と五能線が県境を通過しており、大型時刻表の索引地図でも十和田湖を経由する路線が掲載されています。十和田湖経由はありふれた観光ルートなので、実行している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(1)十和田湖ルート
観光地だけあって、いくつかの方面から観光路線が集まってきている。十和田湖停留所自体は青森県だが、十和田湖に集まる路線をまとめておきます。

○青森または八戸~十和田湖温泉郷子の口十和田湖(JRバス東北・青森発着=1日7便、八戸発着=1日4便)
今年の運行は11月4日までとなっているので、冬季の状況は不明。比較的本数があるので、途中で温泉などの観光をはさんでも良さそう。

○七戸十和田~焼山十和田湖(十和田観光電鉄・土休日のみ3便)
新幹線アクセスは青森・八戸・七戸十和田で奪い合いになっている。どう考えても七戸十和田は分が悪そう。

観光客向けの路線は邪道(?)と考える方は、十和田市~焼山で
十和田市駅焼山渓流館(十和田観光電鉄・1日7便)がおすすめ。JRバス東北の十和田湖方面との乗り継ぎは十和田湖温泉郷か焼山あたりでできる。焼山(十和田湖温泉郷)~十和田湖は基本的に集落がほとんどないので、いわゆる生活路線は存在しない。

・黒石方面からはぬる川まで弘南バスが1日2便あるが、その先の十和田湖畔にはつながっていない。
・三戸方面から田子町を経て十和田湖に至る路線もかつてはあったようだが、かなり前に廃止されているらしい。


秋田県に抜ける路線はJRバス十和田南線を引き継いだ1路線のみ。
十和田湖大湯温泉~十和田南~鹿角花輪(秋北バス・1日3便)
秋北バスは「季節運行」として11月4日までとしている。
秋北バスとは別に同じ区間を十和田タクシーの路線バスが1日1便あるが、夏季に関しては十和田湖に到着するとすぐに折り返している。冬季は2.5往復しているので、秋北バスの代わりに使えるのだろう。


(2)国道7号(羽州街道)ルート
○弘前~大鰐温泉~岩渕公園(弘南バス・1時間間隔)
国道7号線を平川市(碇ヶ関)に向かう路線。終点の岩渕公園は碇ヶ関関所跡の近くであり、津軽湯の沢駅も近い。ここから先の県境までの路線は途切れるので、国道を3kmほど歩かなければならない。
矢立ハイツ~大館(秋北バス・1日2便)
県境の先100mほどのところにある「道の駅やたて峠」に併設されている温泉施設から大館市内へバスが出ている。ここからは1日2往復しかないが、2.5kmほど先の上陣場からであればさらに7便がある。


(3)国道101号(海岸沿い)ルート
路線の断絶区間も長く、とても使えるルートではない。バスの乗り継ぎ旅という枠を捨てて、鉄道とセットでなら楽しめるかも。海沿いなので風景は期待できるかもしれませんし。

○鯵ヶ沢~北金ヶ沢~深浦弁天(弘南バス・1日4便)
五能線並行路線であり、駅から遠い集落から乗客を拾っているのだろうか。地図を見た感じでは海岸沿いの路線でもあるので、海辺の風景が期待できるかもしれない。

・この先、6~7km離れた艫作駅付近まで路線はない。

不老ふ死温泉~十二湖駅~奥十二湖駐車場(弘南バス・1日3便)
こういうところで観光客がどの程度バスを利用するのか分からないが、生活路線の扱いではないようだ。

・県境を含む十二湖~岩館は路線が切れており、18kmぐらいある。駅の近く以外にまとまった集落は存在しないので、バス路線が存在しないのは当然のこと。

○岩館~沢目~能代(秋北バス・1日3便)
五能線で秋田県に入って最初の駅、岩館から能代に路線が存在する。こちらもほとんど五能線並行だが、本数の少なさのせいである程度の利用があるのだろうか。
[81249] 2012年 8月 4日(土)00:48:17みかちゅう さん
情報の集積・公開と著作権の問題
交通系マガジンのネタ集めはできていないので、資料保存の大切さの方に反応しておきます。

[81236]グリグリさん
(合併関連の)資料の著作権に関しては、公開された公的な情報であることから、再利用や公開には問題ないと考えていますが
この点は私の書き込み([81220]
(改正の)情報源は年月が経っても確認可能な広報誌が理想
という点にも関わってきます。広報誌は役所内に限らず図書館などに長期間保存されることも多いですが、創刊号までさかのぼれるかというとそうでもないようです。無料の配布物なので国会図書館に納本されるものでもなさそうですし。
合併情報なら客観的な文字情報が中心なので権利関係はクリアできるでしょうし、時刻表もデータ自体は数字の羅列なので著作権は発生しないでしょう。しかし、交通系なら路線図がほしいところです。図版になると著作物とみなされてしまうので、再利用や公開は難しいのでしょうか。ソースとして「広報誌×年×月号」としても検証可能でなければ意味を成さないので、PDFファイルなどをそのまま載せることに意味はあると思うのですが。

ついでに、古い地図のコピーを図書館が半分しか認めないのは本当にいやになります。1枚数百円で販売している地図を10円コピーで済まされてはたまらないというのは理解できますが、旧版地図を入手することは出版元に問い合わせても国土地理院発行の地形図でもなければ無理でしょう。「著作権があるからコピーを一部しか認めない」と主張するのであれば、「出版当時の対価を支払えばまるまる入手できる」ぐらいにならないものか、と考えてはいけないのでしょうか。古い住宅地図を利用して駅前開発前後の比較をやりたくても、「見開きの半分(左右いずれか1ページのみ)」では意味をなしません。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示