都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
MasAkaさんの記事が20件見つかりました

… スポンサーリンク …



[84473] 2013年 11月 24日(日)23:34:55MasAka さん
オフ会より帰宅
今年はまだ4回しか書き込みがなく(十番勝負等のイベントにも参加できてないし……)、幽霊メンバーになりつつありますが、一応の生存確認として(?)、本年も公式オフ会に参加させていただきました。記念すべき第10回に参加できて大変光栄に思います。

今回は島根県ということで、どうやって行こうか迷ったのですが、参加表明した時点では前後に休みが取れる保証がなかったため、当日1泊のみの強行スケジュールを基本としました(最終的にはそのようにする以外なかったので正解でした)。となると、普通であれば飛行機で米子鬼太郎空港or出雲縁結び空港利用か、新幹線とやくもの乗り継ぎとなりますが、せめて片道くらいはちょっと変わったルートを使いたい、ということで、復路はやくも&新幹線ですが、往路は羽田から1日たった1便しか出ていない萩・石見空港を利用することにしました。

実は萩・石見空港の利用者を対象に、萩・石見空港から浜田駅までのタクシー券とJR乗車券(特急券は対象外)を助成してくれる「浜田市⇔萩・石見空港 快適アクセス事業」というのがあり、途中の浜田まではタダで移動できるというのを知ったので、有効活用させていただきました。通常ですとタクシーは益田駅まで約1500円強、益田~浜田間のJR運賃は740円で、合計およそ2300円程度かかりますので、かなりお得です。これで定期路線を有する中国5県の10空港のうち、未利用の空港は鳥取・岩国錦帯橋・隠岐の残り3つとなりました。

会場には17時半より少し前に到着。松江駅からの出ている松江しんじ湖温泉駅行のバスに乗ったら30分くらいかかってしまいました。明らかに歩いたほうが早かったと思います(過去に松江を訪れた際、実際この区間を歩いたことがあるので)。

[84472]で紹介されている二次会のクイズの第1問(各県庁までの距離)ですが、私は小松原ラガーさんと同率1位の8問正解だったのですが、同点決勝問題で敗れて銀メダル止まりとなってしまいました。一方、これで勢いがついたラガーさんは次の第2問では全問正解の快挙を達成。昨日は完全にラガーさんの日でした。

そして今日はその絶好調なラガーさんの車に便乗し、さらなる運気アップのため(?)、同じくラガーさんの車に同乗することになったhmtさんと3人で出雲大社参拝へ。私、実は先月伊勢神宮にも参拝に行っているので、両方の遷宮の年に参拝に行くという快挙を達成。できれば次回のW遷宮の時も両方行ってみたいですね。なお、出雲大社の遷宮は正確に60年ごとに行われるものではないらしいので、次回も20年ごとに定期的に式年遷宮が行われる伊勢神宮と同年に行われるかはわからないそうです。そもそも、あと60年後に自分が生きているかどうかも怪しそうな感じですが、とりあえず死なないことを前提で考えています(笑)。

先月の伊勢神宮はアホみたいに人が多く、出雲大社もそれと同じくらいの人出を覚悟していましたが、まだ時間帯が早かったおかげで比較的ゆとりを持って参拝することができ、隣にある歴史博物館も見学できました。そして、昼食に出雲そば(割子そば)を食べた後は日御碕方面に向かうラガーさん、hmtさんと別れて一畑電車(乗った車両はご当地キャラのしまねっこがデザインされた“ご縁電車しまねっこ号”でした。車両は「ご縁」ですが、運賃は5円ではなく電鉄出雲市まで480円です)に乗り、出雲市からは特急やくも、岡山からは新幹線のぞみで横浜まで帰って来ました。

ちなみに島根県訪問は今回4度目で、最初が大学の地質学の授業の巡検、次が私用で石見銀山の見学、前回が地質学関係の学会発表会と、これまではいずれも「地質学」が絡んだ訪問だったわけですが、今回は「地質」ではなく、落書き帳オフということで「地理」がメインとなった島根訪問でした。

オフ会の回数もこれで10回の大台に乗りましたが、最近は参加者数も頭打ちになってきている感があるので、次回以降はオフ会未経験という方にもぜひいらしていただきたいですね。というわけで、次回の企画も楽しみにしております。
[83672] 2013年 7月 8日(月)00:41:51MasAka さん
4年前のリベンジ
第六回岡山オフが開催されたのは4年前の2009年のお話。あの時心残りだったのは、個人的な都合の関係で石島(井島)ツアーに参加できなかったこと。そこで今回、ボーイング787型機の運航が再開され、また、たまたま岡山まで往復できるマイルがあったことから、船のチャーター代を出しても宿代、食事代込みで予算2~3万円もあれば行けるだろう、と考えて土曜日に決行してきました。

石島(井島)と言えば、2年前に大規模な山火事があり、山林の87%が焼失したとのことで、その後の島の様子も気になっていました。

現状の島の様子はこの写真のような感じです。部分的に火災を免れたところもありますが、ほとんどの木(松の木が多かったように思います)は炭と化していました。写真手前が段々畑のようになっていますが、災害復旧事業(?)で、新たに植林がされた箇所です。小さな木の苗が山の斜面一面に植えられており、島の緑を取り戻すために尽力された方々の苦労がしのばれます。

なお、県境到達後の下山途中でデジタルカメラを紛失するというアクシデントがあり、せっかく訪れたにも関わらず、残念ながらスマホのカメラで撮ったわずかな写真しか残っていません。幸い、県境の写真(撮影場所:ウォッちずの+マークの地点から石島山156.7mの三角点方向を撮影)はツイッター投稿用にスマホにも収めておきましたが。

ほぼ島全体にわたって人工的な植林がなされたばかりのため、今の段階では現在地をあまり把握せずとも、大体の方向感覚で県境にたどり着くことは可能になっています。ただ、燃えて立ち枯れた木や低い藪などがたまに行く手を阻むことがあるので、暑いからと言って半袖シャツ、軍手ナシで乗り込んだのは若干失敗でした。燃えて炭になった木に触れると手や服が真っ黒になります。

ちなみに、県境到達時にツイートしてから数時間後、それに対してEMMさんから反応がありましたが、その時何を言わんとしているのかは大体予想がついていました。もともと私も訪問ついでに赤い色をした人工物でも見ておこうか、と思っていたのですが(たぶんこれですよね?)、前述した通りデジタルカメラ紛失騒ぎでそっちの方に気を取られてしまい、本土に戻って来て代わりのカメラを買ってようやく落ち着いたところで「あ、そういえば」とようやくその事について思い出したのでした。

石島(井島)は花崗岩の地質であり、一般的には次々と風化して崩壊しやすくなることから表層に根が密に張るまでに時間がかかり、植生が完全に回復するまでにはかなりの年月が必要と思われます。もし、また行く機会があれば、4年前のツアー写真にあるような美しい緑のある景色を見たいものです(そして失くしたカメラ回収……はそうなっている頃にはもう無理でしょう)。
[83092] 2013年 4月 9日(火)00:11:13MasAka さん
バス停+かいと
バス停名ネタで私も話題提供。

茨城県の関東鉄道バスには「筑波大学春日キャンパス・筑波学院大学」というバス停があるのですが(リンク先地図はバス停名が省略されてしまっています)、その名称変更の歴史を見てみると以下のような感じになります。

「図書館情報大学・筑波女子短大」

「図書館情報大学・筑波女子大学」(1996、東京家政学院筑波女子短期大学が4年制化)

「図書館情報専門学群・筑波女子大学」(2002、図書館情報大学が筑波大学と合併)

「図書館情報専門学群・筑波学院大学」(2005、東京家政学院筑波女子大学が共学化)

「筑波大学春日キャンパス・筑波学院大学」(2007、筑波大学が学群再編)

1990年代後半以降、バス停最寄りの学校の名称・組織がちょくちょく変わったため、わずか10年少々の間に4度も名称変更していますが、ただでさえ長い漢字表記の文字数が、14→16→18文字(記号含む)と単調増加していっているところが面白いと思います。

話は変わって、先週某所でつぶやいたのを見た方もいると思いますが、「かいと」コレクションに収録されている「松本市神林梶海渡」。ここ、私の母の実家がある集落です。で、この地名、コレクションでは「かじかいと」の読みを載せていますが、その付近を流れる鎖川にかかっている梶海渡橋の欄干には「かじかいどはし」と書かれていた記憶があるのです。ただし、最後にそこを訪れたのは20年以上も前。もしかしたら記憶違い……?何度も見ていたはずの場所なのに……?

と思っていた所、たまたまGoogleのストリートビューに、その橋が載っていたので見てみました。それがこれなのですが、画像が粗くて微妙です。「ど」になっているようにも見えますが……。なお、参考までに地元住民の発音は松本方言で「かじげぇど」になってしまうため、全く参考になりません(笑)。そういえば、北安曇郡松川村には「海」を方言そのまま「げ」と読ませる地名があるみたいですね(窪海渡)。

もっとも、橋の名前が地名と異なっている可能性も否定できないので、橋の名前としては「かじかいどはし」で、地名としては「かじかいと」ということなのかも知れません。
[82971] 2013年 3月 9日(土)00:47:11MasAka さん
みなとみらいトンネル開通!
[79483]でN-Hさん、[81986]で私が話題に取り上げた横浜臨港道路のみなとみらいトンネルが、今月19日の午後2時頃から供用開始となる旨、横浜市港湾局のウェブサイト上に情報が掲載されていました(3月1日付)。

横浜市港湾局報道発表資料:国際大通り「みなとみらいトンネル」の開通について

N-Hさんが[79483]で紹介したサイト「はまれぽ.com」でもこのトンネルの開通に関する話題が紹介されており(記事へのリンク)、それによると完成は1999年なので、14年ぶりの供用開始となるようです。横浜ワールドポーターズに隣接する円形歩道橋、新港サークルウォークの上から現地を見てきましたが、出入口の整備工事がだいぶ進んでいました。

というわけで、いよいよ今川焼さんの水底トンネルコレクションに掲載される日も近い!?


話は変わって中高一貫の話題が出ていますが、私は同じ所に長く居続けるよりも、3年ほどのサイクルで次々と環境を変えて刺激を与えてやるのが人間の成長にとってベストだと思っていますので、普通に中学と高校は別々に通ったほうが良いと考えています。ちなみに、今仕事をしている部署に配属となってからすでに3年を越えてしまったため、いい加減早く他の部署に異動させて欲しいと願っているところなのですが、残念ながら4月の転勤はないようです……。数年前には経県値がいっちゃんさんに並ぶのも秒読みかと思っていましたが、ここに来て足踏み状態になってしまったのでなかなか追いつきませんね(笑)。
[82866] 2013年 2月 8日(金)01:59:25MasAka さん
飯田市に2つ目のロータリー交差点誕生
ごぶさたしてます(そういえば年明けの十番勝負に参加できなかった……)。地名コレクション(ロータリーコレクション)への情報提供です。

毎日.jpにこんな記事が載っていました。同市吾妻町(鈴加町2丁目、東新町1丁目)にはすでに地名コレクションに掲載済みのロータリー交差点がありますが、そこから300mほど西の場所のようです(ここ?)。

まだできたばかりということもあり、対応している地図サイトは皆無なので、コレクション入りは当分先の話でしょうかね。
[82286] 2012年 12月 3日(月)02:13:50MasAka さん
第9回オフ会の感想など
早いものでオフ会からもう10日くらいが過ぎようとしています。記憶が新鮮なうちに書いておかねば……、というわけで。

23日の往路のルートは、オーソドックスに東海道新幹線で。先月は仕事が多忙だったため(オフ会前日も残業)、当日はゆっくり家を出ようと。ただ、交通費は100円でも200円でも安くしたいということで、のぞみではなくひかりで行きました。オフ会MLをチェックしたところ、どうやら今回初参加のまなちゃんさんと同じ列車だったようです(当然、車内ではわかるわけがなく)。名古屋からは在来線に乗り換えて岐阜駅へ。その後、宿のすぐ近くにある8月にできたばかりの長良川うかいミュージアムを見学。16時半を過ぎたあたりでミュージアムを後にし、オフ会の受付を済ませます。

今回の一次会座席配置くじ引きでは、スナフキんさんと、初参加の菊人形さんの間に入ることに。前回同様、小松原ラガーさんが上座の真ん中(偶数なので完全な中央ではないですが)を引き当てたのは強運だと思いました。

一次会でのクイズ企画は3×3の市名完全クロスワード(改め市名マトリックス)。左上の1文字が出された後にようやくわかりました。Hiro_as_Fillerさんが驚きの速さで正答していた記憶があります。すでにグリグリさん提供の豪華賞品は売り切れだったため、EMMさん提供の国道(酷道)157号名物看板「危険、落ちたら死ぬ!!」のミニチュアをいただきました。

二次会のメイン企画は仲間はずれ当てクイズ。なかなか閃かず、1問か2問くらいしか答えられなかった記憶が……。二次会ではおつまみの差し入れとして、新潟土産の「ばかうけ新潟限定タレカツ味」と、北海道土産の「いも子とこぶ太郎」を持って行きました(自分で消化しきれず余った分だけなので、全員には行き渡らず)。また、クイズの賞品用としては、某研究所の関係者からもらったジオ鉄MAPを提供。ジオ鉄というのは
鉄道を利用し、誰もが気軽に楽しみながら自然や地球環境のことを学ぶことができる活動
深田研Webサイトより引用。……あ、上で研究所名を伏せた意味がない(笑))のことで、鉄道沿線の地質・地形的な見所を紹介したガイドマップみたいなものです。確か、小松原ラガーさんがお持ち帰りいただいたと記憶しています。ちなみに、入れ物にしたオレンジ色の袋は、3年前の岡山オフ会でかぱぷうさん提供の賞品(ニモカ自由帳)が入っていた文具屋の袋の再利用だったりします。研究所の人からもらってそのままの、研究所の名前が入った茶封筒では味気ないと思ったもので……。

翌朝は、JOUTOUさんの車でJR岐阜駅まで送ってもらい、そこから単独行動に。高山本線で高山を目指します。予定より1時間以上も早い時間に岐阜駅に着いてしまいましたが、ちょうど1本前の列車に乗れることがわかったので、その場で乗車変更して特急ひだに乗り込みました。

高山に来た目的は、第一に神奈川ローカルな某テレビ番組のMCの実家である「豆天狗」にて高山ラーメンを食すこと。11時半頃に店に着いたら20人近く行列が出来ていましたが、客の回転は良くて、20分も待たずに店に入れました。昼食の後はレンタカーを借りて、NEXCO中日本管内最長の道路トンネルである飛騨トンネル(10.7km)を通ります。飛騨清見側の坑口にある飛騨河合PAで休憩しましたが、確か気温は3℃とか4℃くらいしかなく、駐車場の脇には除雪された雪が残ってました。

ついでなので白川郷の合掌造り集落も見て行こうと思いましたが、連休だけあって国道156号は大渋滞。高山から白川郷ICまで休憩含めて50分で行けましたが、そこから同じ村内にある駐車場に車を停めるまでが50分かかるという状態。歩くのと全く変わらない速度でした。白川郷では1時間ばかり散歩し、今度は国道156号を南下して御母衣ダム湖の脇を通りながら荘川に向かいます。日は完全に沈み、ダム湖の景色はよくわかりませんでした。荘川の道の駅に併設されている温泉(桜香の湯)に入り、そこで夕食を食べた後は、再び高速道路に乗って、日本の高速道路最高地点(松ノ木峠付近、標高1085m)を通過。この日は高山で1泊しました。

その翌日(25日)は、高山本線を富山に抜け、そこから北陸周りで横浜に帰ってきました。こうするほうが交通費が安上がりなので。富山から越後湯沢までのはくたかの指定席が取れなかったため、自由席に座れずずっと立ちっぱなしかと思いましたが、幸い魚津駅で何人か降りる客がいたので、そこで座ることが出来ました。それにしても、高山を朝9時半に出て自宅に着いたのが夕方6時頃ですから、8時間半くらいかかったわけですね。高山~富山が普通列車の乗り継ぎだったのと、越後湯沢~大宮の新幹線が、1本遅いのしか取れなかったというのもありますが、最終日は移動だけで1日を費やしてしまいました。

というわけで、今回も充実した時間を過ごせたと思います。皆様どうもありがとうございました。
[81986] 2012年 10月 21日(日)20:20:48MasAka さん
横浜臨港道路の水底トンネル
久々に落書き帳を訪れたところ、ハンブルガーさんの訃報の記事が……。直接のやりとりはありませんでしたが、ご冥福をお祈りいたします。ちょうど今月初めには私が学生時代に非常にお世話になっていた1歳上の大学の先輩が亡くなり、「まだ若いのになぜこんなことに……」と思っていた矢先だったので、相次ぐ若い方の訃報に非常に驚きました。

さて、本題ですが、ちょうど1年ほど前に[79483]でN-Hさんが話題にした横浜臨港道路の未開通トンネル、13年間の沈黙の時を経てついに開通に向けて動き出したようです(読売新聞の記事)。これでいよいよ今川焼さんの水底トンネルコレクションに晴れて登載となるのでしょうか?
[81740] 2012年 9月 1日(土)01:44:43MasAka さん
第三十五回十番勝負入門コース解答
何とか最終日に間に合いました(が、一般コースの想定解を拾う気力がないので入門コースで……)。

問A:北名古屋市
問B:松本市
問C:成田市
問D:長岡市
問E:川越市
問F:五島市
問G:ひたちなか市
問H:日田市
問J:堺市
問K:旭川市
[81188] 2012年 7月 26日(木)21:28:37MasAka さん
東西南北のつく地名
久々に落書き帳をのぞいたので、話題に乗り遅れてる感がありますが、私が仕事の参考資料としてよく使っている「建設技術者のための地形図読図入門」(鈴木隆介著・古今書院発行)という本のP.29には以下のような表が掲載されています。

表1.2.4 方位に由来する地名・人名(一部抜粋)
平野と盆地の中央から見た方位中央北方東方南方西方
土地の傾斜方向(低下方向)平坦南向西向北向東向
日本の農山村地域における自然的位置中山北山東山南山西山
・方位に由来する地名と人名の例中川北川東川南川西川
中沢北沢東沢南沢西沢
…………………………(以下略)
地名・人名の頻度最大最小

本文の説明では
日本では平地を囲む山地の斜面や谷の大局的な方位が、日照時間との関係で、農業用地および住宅用地の適否に重要な意味をもっている。
とし、その根拠として挙げているのが上表です。そして、
これらの地名や人名は、多い方から順に中、北、西、東、南の付くものであり、南の付く人名や地名は極めて少ない。これは、明らかに日当たりの良否を反映している。
と結論付けています。

今回メインの議論はこの表とは逆に東西南北が後ろにくる場合で、しかも「川+東西南北」だとなぜか「西」が多いことから、必ずしも全ての東西南北地名がこの本で述べられているパターンに当てはまるわけではなさそうですね。まぁ、これを書いた先生は本のタイトルにあるように地形学が専門であって、地名の専門家ではありませんので……。
[80900] 2012年 5月 26日(土)22:23:19MasAka さん
NEXCOの回答に異議あり
[80899]グリグリさん
このYahoo!地図の有料道路を示す緑色の部分の一番南側、道路幅が少し広くなっているところが料金所ではないかと考えます(どなたか確認できますか)。
Googleマップの航空写真では、料金所ブースの盛土基礎工事をやっているのが確認できましたので、グリグリさんの予想で合っていると思います。Wikipediaによれば料金所はJCTから1.6km地点ということですので、距離的にもここで間違いないでしょう。

それにしてもさすがNEXCO東日本、明確な回答を出してきていますね。とは言え、実はまだ腑に落ちない点があります。

NEXCO東日本からのメールにある、
鶴岡JCTは、ジャンクションでありながら日本海東北自動車道の
有料区間と無料区間の境となる地点であり、料金徴収施設を
設置していることから、インターチェンジ表記(○)としています。
については、同じNEXCO東日本管轄の道央自動車道に黒松内JCTというのがありますが、これもジャンクションでありながら無料の自動車専用道である黒松内新道との接続点であるため、鶴岡JCTのように料金所が設置されています。しかしながら、ここのJCTの表記は他のJCTと同様に(■)記号です。鶴岡の例に習えば(○)とすべきではないかと思います。

もう1点、
また、東関東自動車道・成田ICは新空港自動車道と
接続していますが、一般国道295号にも接続しており
高速道路と一般国道が出入りできるためICとしています。
JCTの定義としては、高速道路と高速道路をランプを介して
相互に接続し一般国道へ出入りできない形状のものをいいます。
についても、同じNEXCO東日本管轄の常磐自動車道・三郷JCTは東京外環自動車道および首都高速道路との接続点になっており、かつ同じランプウェイから一般国道298号の出入りも可能です。しかし実際の名称としては「三郷IC・三郷JCT」と併記した形になっており、三郷IC単独の名称にはなっていません。

「JCTとは何か」という定義の話に深く突っ込むのは落書き帳の趣旨とは逸れてしまうのでここで結論を出すつもりはありませんが、おそらくNEXCOや国土交通省等の内部でもそれほど厳密な定義を作っていないのではないか、というのが私の予想で、グリグリさん宛に送られたメールはあくまで原則論としての定義(すなわち例外もある)を書いてきたのだと思っています。
[80897] 2012年 5月 26日(土)16:37:06MasAka さん
青森はジャンクション
[80885]グリグリさん

青森市にある東北自動車道と青森自動車道の接続点は、NEXCO東日本が公式に「青森JCT」という名称で案内しています。ドラぷらハイウェイウォーカーの地図だけでなく、NEXCO東日本の公式webサイト中にも青森JCTの表記があったり、またNEXCO東日本と道路保有者である(独)高速道路機構とが結んでいる協定の記載事項(PDFファイル)の中にも「青森ジャンクション」の記載があります(49ページ)。

そうなるとWikipediaにある青森ICの記載が間違いかと言えば必ずしもそうとは言い切れません。実は上記PDFファイルにあるIC・JCT間のキロ程三角表は全てのIC・JCTが網羅されていますが、同表のキャプションに青森JCTの記載があるにも関わらず、表の中身にはその記載がありません。また、以前実際に青森JCTを通過したことがあるのですが、このJCTには通常IC・JCTに振られているはずの番号が存在しませんので、公式にJCTと名乗っているものの、どこか怪しげな存在ではあります。この地点で道路名が変わるため、案内の便宜上JCTという名前を与えているものと思われます。

逆に、横手についてはNEXCO東日本では単に「横手IC」としており、JCTという案内は一切行っていませんが、NEXCO東日本の公式サイト内でわずか3件ですが使用例が見られ(いずれも入札公告)、高速道路機構でも業務実績報告書等でそのような記載があったので、公式サイトで使われている以上、一応許容範囲かなと思いました。

すべて無料となると一般道路のJCTがたくさん出てきそうです。

無料で走れる道路同士の立体交差部でJCTと名付けている例はほとんど聞いたことがないですね。通常は全てICと名乗っているはずです(例:姫路西バイパスと太子竜野バイパスの交点部は「太子上太田IC」。ただし横手同様にJCTとも呼ばれる場合があるようで、国土交通省近畿運輸局等のwebサイトでJCTという記載あり)。調べてみた中では、大分県日出町にある大分空港道路の藤原JCTが全方向無料で公式にJCTと名乗っていました。ほかの例は今のところ見当たりません。したがって、まだ全てを調べ尽くしてはいませんが、全方向無料のJCTで市名と同一のものはおそらくないはずで、現時点では想定解に影響は出なかったと思います。ただし、一般有料道路の無料開放や新直轄の高速道路の開通が今後増えれば無料の道路同士のJCTが増える可能性はあります。


そういえば、拙稿[80873]で大竹と書くべきところを大野と書いてましたね。すでに訂正期限を過ぎてしまいましたが……。
[80873] 2012年 5月 19日(土)23:57:28MasAka さん
広島岩国道路
[80872]hmtさん

広島岩国道路の経緯については、広島ホームテレビの「暮らしの疑問!?」というコーナーに「広島岩国道路は山陽道の一部のようだけどなんで「ここから広島岩国道路」という標識が出ているんですか?」というQ&Aが載っており、これを見るのがわかりやすいでしょう。旧・日本道路公団時代における一般有料道路と高速自動車国道の整備手法の違いも説明されています。

広島側が先に開通しており、広島岩国道路の全線開通は、岩国側の開通よりも更に後でした。
工事が進んでいた廿日市-大竹間が「広島岩国道路」として残されたのだろうという予想に反する結果でした。

上記ウェブサイトにある通り、先に廿日市~大竹間の広島岩国道路建設の認可が下りていたところに(昭和48年)、後づけで山陽自動車道の建設が決まった(昭和53年)ということです。先に広島岩国道路のほうを作ることが決まってしまっていますので、山陽自動車道の建設は広島岩国道路と調整したというよりも、元からある広島岩国道路の建設計画に継ぎ足すような形で行われたはずです。すでに認可済の計画を変更するのは事務手続きが煩雑になりますので。

また、仮説を証明するために開通時期について検証されていますが、建設大臣(現・国土交通大臣)からの施行認可or施行命令が出ても、実際の工事の進捗は年度ごとの予算配分や、工事の難易などによって変わってきますので、開通時期は基本的にバラバラになります。したがって、開通時期ではなく認可or命令が出た時期で考察すべきものです(新幹線でも、昨年開業した九州新幹線博多~新八代間の着工が認可される前から北陸新幹線長野~金沢間の工事をしていますが、こちらの開業はまだまだ先の話です)。一般有料道路事業は高速自動車国道事業とは予算の出所が異なるので、広島岩国道路は工事のペースが遅かったのではないかと推測しています。

ところで、高速道路に挟まれた一般有料道路のかつての例として、山形自動車道の笹谷~関沢間というのがあります。この区間、2車線対面通行による開通当初は広島岩国道路同様、一般国道286号バイパス笹谷トンネルという一般有料道路の扱いで、山形道と連続走行ができるにも関わらず別路線だったのですが、同区間を4車線化する際に高速自動車国道としての施行命令が出されたことから、これに伴って一般有料道路から高速自動車国道に「昇格」したという珍しい区間です。

一方、広島岩国道路はいまだに一般有料道路(一般国道2号バイパス)という扱いのままなので、現・広島岩国道路とは別の「山陽自動車道としての廿日市~大野間」の建設計画は、現時点ではまだ生き残っていると言えます。もっとも、同区間の交通量が爆発的に増えることでもない限り、現実にそれが実行に移される日はないと思いますが……。
[80870] 2012年 5月 19日(土)17:26:24【1】MasAka さん
第三十四回十番勝負・感想
今回の十番勝負の開始時間の頃は携帯電話の電波が全く届かない海の上でした。そこからしばらくの間、世界自然遺産となっている南の島を堪能していたので(道中、不慮の足のケガであまり動けませんでしたが)、まともに取り組み始めたのは本土帰還後。まぁ、そうでなくても毎回1~2週間遅れの参加なのでいつも通りのスタートです(笑)。それにしても、今年の連休は家から約30時間近くかかる場所まで行った割には、今年の経県値的には東京都の訪問が宿泊に変わっただけ(プラス1点のみ)なんですよね。ただし、「村」に泊まったという点では6年ぶりという久々の経県でした。

さて、今回は売り切れた問一を除いた全9問を解答。最近は十問完答が厳しくなっているような……。

問二(「県立」大学のキャンパスがある):20位
第一ヒントの解答が提示されるまで(自力でアナグラム解凍できなかった)共通項が見えてこなかった問題。わかってしまえば解を拾うだけなんですけどね。昨年のオフ会が福島県開催ということにちなんで、福島県立医科大学がある福島市を解答。

しかしこの問題、共通項がわかってから「あれ、そういえば似たようなのをどこかで見たことあるな」と思って過去問を見てみましたが出題されておらず、気のせいかと思っていたら、桜トンネルさんが[80855]で書き込んでいるように、前回の傾向と対策([80278])で星野彼方さんが言及されていたのですね。だから金メダルだったのか……と納得。

問三(市名と同じジャンクションがある):23位
お題と上位解答陣の解答を眺めれば、共通項は大体想像つきました。おそらく人生で初めて通過したジャンクション(JCT)であろう、大月JCTのある大月市で。これもどこかで見たことがあるような……と思ったら、これは第二回問四の類題ですね。

なお、[80869]でグリグリさんが
ジャンクションについて、何らかの線引きがあるのかどうか、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

という質問を投げかけていますが、法律上はJCTなどの高速道路施設名に厳密な定義はありません。管理・運営を行う高速道路会社等がそれぞれ任意で名称を定めています。したがって、基本は高速道路同士の接続部を指しますが、インターチェンジ(IC)併設の場合は、名古屋や成田などのようにJCTを名乗らない場合もあれば、三郷や大泉などのように名乗る場合もあります。また、分岐はせず路線名だけ変わる部分でも市川(首都高・東関道接続部)のようにJCTという名称をつける場合もあれば、京葉道路・館山道接続部(かつての千葉南IC付近)のように何の名称もない場合もあります。

そういえば首都高速道路上のJCTはかつてはICと名乗っていました。高速自動車国道法に基づく高速道路のICは高速道と一般道を接続する箇所を指すのに対し、首都高の場合は高速道同士の接続箇所でも同じ名称というのは紛らわしいので、JCTに名称変更したという経緯があります。

あと、有料か無料かという線引きも、もし高速道路無料化社会実験期間中にこの問題が出題されたら結構悩ましいことになると思います。また、新直轄制度による高速道路は税金で整備されるために全て無料になりますが、そうなると新直轄制度による高速道路上のJCTは法律上れっきとした高速道路でも本問の解答から除外されるという不都合もあるでしょう。もっとも、出題時に「このように決めました」と言われてしまえばそれに従わざるを得ませんが。

そんなわけで、道路関係は結構イイカゲンな所があるので、共通項を厳密に定義しようとするのはやめたほうが良いかも知れません。そういえば第三十二回の問一でもいろいろありましたっけ(笑)。

問四(他の町村名を含む):23位
お題と解答上位の市名でググってみたら、雑学ページがそのまま引っ掛かかりました。この問題を考えているときに、たまたま見ていたテレビ番組でスカイタワー西東京(田無タワー)が紹介されていたことから、そのまま西東京市を解答。

問五(都道府県で読みの長さが単独1位):23位
やたら方角名のつく市が目立ちましたが、どうやらそれは関係なさそう。で、しばらく膠着状態でしたが、第二ヒントが提示されてようやく糸口がつかめました。残っていた解答の中で読みの長さが一番短かった土佐清水市を解答。

ここからは今回復活した順位問題。順位問題といえば、[80180]でグリグリさんが
[77146]で「非常にややこしいことが起きる可能性がある」と自分で書いていますが、ややこしいことが思い出せません(^^;)。
と書いていますが、[79194]を見ると
連続もしくは順位が近傍で同一市が並ぶようなケースを考えた場合、どちらの順位の解答なのか識別できなくなる恐れや、それによって、次の解答者が混乱することも予想されるため、上記の注意事項11を設定した経緯があります。
とあります。これが理由だと思っていたのですが……?
それはさておき、

問六(熊本市の人口に近い):20位
市の並びから人口絡みというのは何となくわかったものの、差分を取るというところまではなかなか気づきませんでした。かすみさんお膝元の尼崎市で解答。

問七(市制施行日・市の誕生日・市名誕生日のパタンがABA):24位
第一ヒントから、該当の雑学ページ(市制施行日・市の誕生日・市名誕生日)を調べて解答。1954年4月1日誕生グループのラスト、五島市で誤答……ではなく正答。

ちなみにどうでもいいことですが、patternを「パタン」と表記するのは私の卒論の指導教官の書き方と同じですね(このほうがネイティブ発音に近い)。

問八(同じ月日に市制施行した市が他にない):19位
問七と同じ雑学ページを参照して答える問題だとは思いませんでした。第三ヒントが出てようやく問七と同じページに戻ってきた次第。三陸復興を祈念し宮古市で解答……というのは順序問題なので単なる偶然です。皆さんも結構難航されたのか、この問題だけ唯一10位台にランクインしました。

問九(特例市):25位
お題の市と解答上位の市から特例市であることはわかったので、特例市一覧のページで順番(面積)を確認。出身地の所沢市はすでに解答されてしまいましたが、同じ埼玉県の市で解答できた(春日部市)ので満足です。

問十(合併、改称で市名を消滅させた):24位
第一ヒントとお題の市の並びで共通項を把握。私が解答したひたちなか市はお題の市を含め29番目の該当市ということですが、想定解数が84市もあることを考えると、まだ18年前の出来事なのに順番としては結構早い方なのですね。いかに平成の大合併で新しい市名が数多く生まれたか、ということでしょうけど。

というわけで、次回、第三十五回夏の大会でもひっそりと参加させていただきます。
[80829] 2012年 5月 12日(土)21:21:45MasAka さん
第三十四回十番勝負解答
今回も落穂拾いで……。

問二:福島市
問三:大月市
問四:西東京市
問五:土佐清水市
問六:尼崎市
問七:五島市
問八:宮古市
問九:春日部市
問十:ひたちなか市
[80526] 2012年 4月 14日(土)04:04:01MasAka さん
横浜市庁/市役所?横浜市会/市議会?
[80518]Issieさん
ここの初期の頃に話題になったように,一般呼称としては「市役所」と呼ばれている建物やその中にある行政機関を横浜市は勝手に「市庁」と呼んでいるようなものかしら。

過去記事を見てみると[243]でIssieさんご自身が考察されていたのですね(落書き帳アーカイブの一部)。あとは八戸がらみで[73439]でグリグリさんが言及されていて、そこには
横浜市も八戸市と同様に横浜市役所は正式呼称としていないと思われます。
と結論付けられています。

で、自分も気になったので今さらながら改めていろいろ調べてみました。

横浜市例規集を見てみると、市の事務所の位置に関する条例(昭和34年3月14日条例第2号)には
市役所の位置条例(昭和25年10月横浜市条例第38号)の全部を改正する。
とあるので、この条例が制定される前までは「市役所」が正式名称だったものが、条例制定日をもって単なる「市の事務所」に変わったようです。ということは「市庁舎」も「市役所」も正式な名称ではないということになりそうです。しかし、例規集をさらに見ていくと、市役所、区役所及び事業所の開庁時間(平成19年3月30日告示第107号)という告示のタイトルに思いっきり「市役所」という用語が使われていたりします。これだけでなく、横浜市役所庁内応援規程(平成12年7月5日達第17号)という達もあります。

そういえば、横浜市のトップページには「市役所ホームページ」の言葉が使われていますし(本文ではなくタイトルバーの部分)、横浜市広報課の公式ツイッターアカウントに載っているプロフィールも
横浜市役所の公式アカウントです。
と書いてあります。

結論としては、横浜市役所という呼称は、市の事務所の正式名称であることを明確に定義してはいないが、告示や達など市が発出する公式文書に記載があるので、便宜上正式名称に準じる存在である、と言えるでしょう。

ただし、市役所という言葉の定義ですが、「横浜市役所庁内応援規程」の条文の書きぶりを見ると、統括本部及び局、会計室、消防局並びに区役所を全て含めた組織全体を「局区」と第2条で定義し、その局区間相互で人員をやり繰りするための条例であることから、これだけ見ると市の運営組織全体を「市役所」と呼ぶのかな、と思いきや、その一方で「市役所、区役所及び事業所の開庁時間」という告示のタイトルからは、市役所という存在は各区役所や事業所とは別物だ、とも読み取れます。というわけで、市の公式文書の書きぶりに整合性が取れていないので、結局のところ明確な定義がないまま市の公式文書に載ってしまっている用語ということになりそうです。

一方、「市庁」という言葉ですが、たとえば横浜市予算、決算及び金銭会計規則(昭和39年3月31日規則第57号)の中に
第63条 指定金融機関は、市庁、区役所その他会計管理者の指定する箇所に必要な人員を常時又は臨時に派出しなければならない。
という条文が存在しています。これは「箇所」を示しているので、市庁が市の主たる事務所の建物のことを指すのは明確と思われます(他の文書でも同様の使い方がされている)。

さらに、もともとの本題であった「市会」の名称についても、例規集を見ると横浜市議会議員及び横浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例(平成5年6月25日条例第36号)と横浜市議会議員及び横浜市長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例(昭和56年12月15日条例第57号)の2つだけは「市議会」という用語が使われているのですね。他の条例等は全て「市会」なのですが。同じ市で制定した条例なのに、なぜこの2つだけ「市会」ではなく「市議会」という名称を用いる必要があったのか、ちょっと謎です。
[80173] 2012年 1月 21日(土)16:30:05MasAka さん
第三十三回十番勝負・感想
今回は前回開催時よりも時間はあったはずなのでもうちょっと早めに参戦しても良かったのですが、どうも新年早々はモチベーションがあがらず、今回もやはり遅めの参戦。デパートの新年初売りが終わって売れ残った福袋をのぞきに来たような雰囲気での取り組みでした(←どんな比喩なんだか)。というわけで今回は2問は売り切れで解答できず、残った8問で正解(総合29位)。

問二(都道府県で五十音順で二番目):36位
五十音の最初のほうで始まる市が多かったのと、ヒントから共通項に至りました。残り7市という少ない選択肢の中からの解答でしたが、先月仕事で長崎県に行ったので諫早市を解答。

問三(県庁からもっとも近い市役所のある):30位
解答が県境隣接の市ばかりで、あとはヒントを頼りに地図とにらめっこでした。3年ほど前まで勤務していた鳥栖市が残っていたのでそれを解答。基準となっている福岡県庁が所在する福岡市にも勤務していたので、いい市を解答できたと思います。解答状況を見ると佐賀県内の市を解答して誤答の山が築かれていましたが(佐賀市、鹿島市、伊万里市、神埼市)、なぜか正解の鳥栖市は解答されずに最後のほうまでしぶとく生き残ってました(^_^;;
ちなみに、かぱぷうさんが[80167]
マピオンのキョリ測で羽咋市役所と七尾市役所を比べたら羽咋市市役所の方が近くなってしまった
と書いてますが、私も同じくキョリ測で測ったところ、こちらはちゃんと七尾が2回平均で11.5m(1回目が11m、2回目が12m)短かったです。

問四(同一音で始まる町村に隣接する):32位
すでにヒントを見てしまったので考えるまでもない問題になってしまいましたが、たぶんノーヒントでも共通項にはたどり着いたでしょう(想定解市を拾うのは大変そうですが)。以前住んでいた七戸町は十和田市と東北町に隣接していたのを知っていたので、逆に十和田市と東北町も相互に隣接しているかを地図で確認。というわけで十和田市で解答したのですが、この両市町が隣接している箇所の地図を見て、仕事上で起こったあるショッキングな事件の現場が近かったことまで思い出してしまったのでした(苦笑)。あの時は上から新聞社のヘリが……。

問五(同一都道府県において同じ日に単独市制施行した市がある):30位
これは完全にヒント頼みで(笑)。以前父が勤めていたことのある東久留米市を解答。解答順だけ見ると、直前に花笠カセ鳥さんが[80132]で解答された清瀬市に乗っかったみたいに見えますが……。なお、これは隣接同士の町が同時に単独市制施行した例ですが、おがちゃんさんの[80168]を見ると、隣接自治体同士が同時に単独で市になった例は福岡県の春日市・大野城市・筑紫野市・小郡市の4市が最高記録でしょうか。これによって福岡市から久留米市までが全て市域のみでつながったのですね。あと、現西東京市の旧田無市・保谷市も同時だったいうのも意外な発見でした。

問六(平成23年に市長が交代した):31位
昨年4月の選挙当時話題になった夕張市(最年少市長誕生)が意外と最後の方まで解答されなかったのは([80129]IKさん)、皆さんヒントになるのを避けるためわざと敬遠したのでしょうか?解答は地元所沢がまだ残っていたので、迷うことなく所沢市で。ちなみに現市長の藤本正人氏は先々代市長の齋藤博氏の高校の9年後輩に当たります(自分の高校OB名簿より)。自分の出身高校から所沢市長が出たのはこれで2人目。3人目は私MasAkaが狙います(ウソです)。

問七(面積5km2以上の島がある):30位
最後の第四ヒントがなければ結構(共通項に近いところにいるものの)迷走していたかも知れない問題でした。ここまで自分にゆかりのある市を答えていましたが、共通項に該当する市でもう自分にゆかりのある市は残っていないので、それなら思い切って遠いところを、ということで根室市を解答。北方領土(歯舞群島)は日本固有の領土なんだから当然正解だろうと強気に(?)攻めました。

問八(落書き帳公式オフ会を開催した市に隣接する):28位
意外性をついた良問だと思います。これもたぶんヒントなしでは解答できませんでした。いい加減解答に選ぶ市のネタがなくなってきましたが、「神」奈川在住「埼」玉出身ということで、自身初参加となった第四回オフ会開催地の福岡市に隣接する神埼市を解答。しかし[80158]で白桃さんもおっしゃってますが、金・銀メダルがオフ会に出られてない方の獲得とは……。むーん。

問九(他の市の市名駅がある):31位
問四同様、これもお題の5市だけで解けたかな……。これで無理でも、金メダルの高岡市(福岡駅)が出た時点で気づけたはず。この手の問題は自分の勤務先に関連があるところから解答しようということで、とりあえず関東周辺から調べていったら東葉高速鉄道に村上駅を発見。運良く八千代市は未出だったのでそれを解答しました。

というわけで、次回もまたマイペースで頑張ります。
[80134] 2012年 1月 16日(月)02:28:04MasAka さん
第三十三回十番勝負解答
明けましておめでとうございます……と言っても、もう松の内を過ぎてしまいましたね。

問二:諫早市
問三:鳥栖市
問四:十和田市
問五:東久留米市
問六:所沢市
問七:根室市
問八:神埼市
問九:八千代市

今年もこんな感じでのんびりと参加します。
[79722] 2011年 12月 10日(土)19:29:15MasAka さん
第八回落書き帳オフ会感想
第八回の公式オフ会から早くも1週間が経ちました。前回のオフ会の後も風邪をひいたのですが([76863]参照)、今回もちょっと風邪気味です。といっても今回はオフ会ではなく、その後さらに寒い地方に出張に行ったのが原因でしょう。

今回の会場入りは東武鉄道が出しているゆったり会津・東武フリーパスという企画乗車券(おトクきっぷ)を使うことだけは会場が芦ノ牧温泉に決まった時点で決めていましたが、後は特に何も考えていませんでした。というかいろいろ忙しくて考える余裕がなかったというほうが正しいかも知れません。開催4日前くらいにグリグリさんからメーリングリストを通じて参加者アンケートに回答するよう依頼が出た時点でようやく具体的な行程を検討しはじめ、そこで北千住~鬼怒川温泉間は特急スペーシアを使うことに決定。特急はネットで予約ができ、チケットレスサービスを使えば携帯電話の画面がそのまま特急券代わりになるので当日は特段あわてる必要もありませんでした。

さて、当日は会津鉄道線会津田島駅で気動車に乗り換えた際にN-Hさん、かすみさんと合流。さらに途中、塔のへつり駅で88さんが乗り込んできました。16:09に芦ノ牧温泉駅に到着するはずのメンバーは上記参加者アンケート結果によればこれに白桃さんを含めて5人だったはずですが、白桃さんはおそらく先に行かれたのだろうということで、4人で宿の送迎バスに乗って会場入り。

今回の宿は一昨年の会場、岡山・苫田温泉「乃利武」を彷彿とさせるような広さと複雑さでした。温泉大浴場で体を温めた後、宴会開始時間が近づいてきたので会場に行きましたが、まだ数人しか来ていません。恒例のくじ引きで席順が決まりますが、私より先に来ていた小松原ラガーさんが金屏風をバックにした真ん中の席にたった1人で座っていて、まるで殿様のような雰囲気を漂わせていたのが印象に残っています(笑)。

1次会はfutsunoおじさんによる飯豊山登山道の解説も興味深かったですが(前回、前々回は県境ツアーがありましたが、さすがに今回はここの三県境に行こうという人はいませんでしたね)、スナフキんさんが持ってきた1972年の鉄道時刻表はトークのネタになりそうなものがたくさんあって面白かったです。あと、スナフキんさん提供の鉄道クイズは超南海……いや難解でした。後でオフ会記録のページに問題と解説が公開されると思いますが、鉄道関係の仕事でメシを食ってる私が1問たりともわからなかったくらいなので、その難しさは推して知るべきでしょう(笑)。

2次会最初の企画は白桃さんの小谷千(おやじ)ダジャレクイズ。開始前に予め問題文が書かれた紙が渡されており、その時点でわかったのは問七と問八を除いた8問。これはわからない問題が多いほうが幸せなのかも……、と思いつつ、最後の問十を正解して「『小』を取っても市・町名になる自治体」の解説書をいただきました。次に88さんがミニ十番勝負(2問だけなので二番勝負?)のクイズを出題していましたが、これもスナフキんさんのクイズ同様の難問でまったくわかりませんでした。

2次会も盛り上がってきたところで、グリグリさんによる恒例の○×クイズ。1回目はスナフキんさんが優勝、その次の2回目はhmtさんとN-Hさんの2人で決勝戦となった時点でグリグリさんが用意した問題を全て使い果たすというハプニングが発生。そこで私から「即興で問題を出してもいいですか?」と提案。今回、野岩鉄道経由で芦ノ牧温泉に来たこともあり、野岩鉄道建設当時の工事紹介パンフレット(1983年発行)を持ってきていたので、そこに書かれている内容からクイズを出そうと考えたわけです。それが[79718]でhmtさんが
このあたり、車窓の景色を MasAkaさん持参の野岩鉄道資料【注】と見比べながら進行。
【注】二次会(トンネルの長さ)で使われたもの。オフ会記録ページに掲載していただければ有難い。
と書かれているものです(当該パンフレットは建設現場見学者等に配布した公開可能なものですので、後でオフ会記録ページ用に提供いたします)。この時出した問題が「野岩鉄道で一番長いトンネルの長さは5kmを超える」でした(正解は書き込みの最後に)。解答は○と×に見事に分かれ、無事に決着がつきました。

最後の企画はここはどこの市?~航空写真編。私は袖ケ浦市と宮古島市を当てました。前者はグリグリさんが「この辺がヒント」と写真左下隅にある橋を指したので、東京湾アクアラインのことだとわかりました。後者は海水の色がサンゴで水色っぽくなっていたのと「どこの島でしょう」というヒントでひらめきました。

翌朝、グリグリさんから参加費1500円の返金。皆さんあまり飲み食いしなかったんですね。おつまみ類もだいぶ余ったようで、グリグリさんから未開封のものをいくつか引き取りました。今回は差し入れ等を何も持ってきてなかったので、少々恐縮ではありますが、そのまま余らせておくのももったいないので有り難くいただきました。

2日目の行動ですが、JOUTOUさんの車に乗せてもらい、会津田島駅まで送ってもらいました(考えたら前回のオフ会ではつくば駅から宿まで乗せてもらったような)。会津田島には松茸二段弁当が売られているとおっしゃっていたので、この話に乗っかろうというわけです。もともとは芦ノ牧温泉9:07発の列車に乗って帰るつもりでいたのですが、前日、宿の人の話では運休と言っていたので急遽予定を変更しました。しかし、実際にはダイヤ通りに運行されていたようですね。で、会津田島駅に売られていた松茸弁当は3個。そして希望者は4名。その場で弁当争奪ジャンケン大会が行われましたが、結局言い出しっぺのJOUTOUさんが食べられないという皮肉な結果に終わりました(笑)。

会津田島から先はグリグリさん、JOUTOUさんと別れ、[79718]hmtさんの記事にもありますが、hmtさん、油天神山さん、かすみさんとともに会津鉄道~野岩鉄道を南下しました。上三依塩原温泉口駅を過ぎたあたりで窓の外を見ると、並走する国道からこっちに向かって手を振るグリグリさんとJOUTOUさんの姿が見えました(かすみさんからの情報で、ツイッターに「新藤原行きと並行して走ってます」と書き込みがあったそうです)。そして、特急乗り換えとなる鬼怒川温泉駅への到着はJOUTOUさんの車のほうが早く、なんと駅のホームでお出迎えを受けてしまいました(笑)。鬼怒川温泉駅では油天神山さんはそのまま区間快速に乗車、かすみさんとは別々の席なのでここから単独行動で横浜へと帰宅しました(hmtさんは途中で龍王峡へ)。

というわけで、今回も参加者の皆さんと楽しい時間を過ごせて良かったです。本当にありがとうございました。

(追伸)
○×クイズの解答:×(4250mの葛老山トンネル(川治湯元~湯西川温泉間)が最長なので5km以下)
[79653] 2011年 11月 20日(日)21:09:06MasAka さん
県民の日以外で、自治体単位で休校日になる例
[79651]でhmtさんが話題に挙げた県民の日ですが、埼玉県出身の私は大学生くらいになるまでどの県にも県民の日があって、公立の学校は休みになるものだと思っていました(おとなり東京都でも都民の日が休みでしたし)。

ところで、「県民の日」がない神奈川県ですが、その代替措置として(?)、横浜市の公立学校では横浜開港記念日の6月2日が一斉休校となります(リンク→横浜市こども青少年局)。[68699]にてIssieさんが2010年からこの日の休みを廃止するという話を紹介していましたが、結局生き残っているようですね。また、同様に川崎市も市制記念日(7月1日)が休校日になるというのが[28625]むじながいりさんによって紹介されています。

ちなみに川崎市は川崎市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則により各学校の開校記念日も休日ですが、横浜市の横浜市立学校の管理運営に関する規則を見ると開港記念日はあっても開校記念日はないので、横浜市より川崎市の学校のほうが休みが多いということになりそうです。

神奈川県内の他市町村でこういう休日が制定されているところを見つけられていませんが、このように市町村独自の記念日を一斉休校措置にする例は探せばまだほかにもあるのでしょうか。
[79648] 2011年 11月 19日(土)22:27:55MasAka さん
区割り私案(by中島悟さん)の感想
[79636][79637][79638][79641][79642][79645]中島悟さん

選挙区割りの私案、興味深く拝見いたしました。これだけのボリュームですので、大変な作業であったろうと想像します。お疲れ様でした。

以下、自分が居住経験のある県(というか住んだ市(区・町)の周辺のみですが……)の区割り案についての感想を。

青森県(七戸町):人口バランス的には概ね良いと思いますが、七戸町が青森市や下北地方と同じ選挙区というのは現地に住んだことがある者として不自然な感じがします。七戸町と東北町の2町は第3区に入れるほうが納得できます。

岩手県(盛岡市):今回コメントしている居住7県の中では一番きれいな分け方だと思います。

茨城県(つくば市):現第6区でもつくば市と土浦市は同じ選挙区を構成していますが、個人的にはこの2つの市は別の選挙区に分けたほうがいいのではないかと思っています。しかし、それを前提条件にした区割り案を考えようとすると、県南の他選挙区で不自然に感じる所が新たに出てきてしまうのでこれは現状維持しかなさそうです。

埼玉県(所沢市):第8区所沢市が富士見市と一緒というのはイマイチ実感がわきません。埼玉県は基本的に東京から放射状に伸びる道路や鉄道沿いにコミュニティが形成されているので、西武池袋線沿線と東武東上線沿線にまたがる区割りというのは違和感があります。富士見市と三芳町は第4区に入れて、代わりに新座市を第8区にするという案もありますが、現第4区を構成する4市は共同で一部事務組合を設置するなどしているので、こちらも分けづらいところですね。

神奈川県(横浜市青葉区):第8区を構成する緑区と青葉区はこれ以上いじりようがないのでこれも現状維持でしょう。もともと青葉区は緑区から分区した地域ですし(正確には一部に旧港北区もありますが)。

京都府(京都市左京区):左京区は現状でも東山区と山科区で第2区を構成していますが、異論は特にありません。上記の神奈川8区同様、この辺はたぶん変えようがないですね。

福岡県(福岡市東区、筑紫野市):福岡市周辺の区割りは地理的な制約もあるのでこれがベターなのかな……、といった感じです。これも異論はありません(もうちょっと居住経験の長い人から見るとまた違った視点があるのかも知れませんが)。

以上をまとめると、県庁所在地やその近辺の区割りは概ね妥当な感じですが、それ以外の地域の区割りはもう少し議論できる余地があるのかな、と思いました。もっとも、選挙区内で1人だけしか当選しない小選挙区制は民意が反映されにくいので廃止して、大選挙区制にして欲しいというのが私の本音です。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示