[1989]
>この「南浦和」というJRの駅の名前が、単に駅の名前であるだけでなく、
>JR南浦和駅周辺の地域をさす場合、一般的に使われているのではないかな。
私もYSKさんのご意見に同感です。
私は以前さいたま市(旧・浦和市)の、JR武蔵浦和駅と西浦和駅の中間辺りに住んでおりまして(私がいた当時は埼京線開通前の為、武蔵浦和駅は未設置)さいたま市が政令指定都市になった際の丁度H区にあたります。
埼京線の開通前は、JR(国鉄)を利用する時にはバスで南浦和駅へ出ていました。H区にあたる地域の当時のバス系統は、南浦和駅を中心として運行されていた記憶があります。自分の住んでいる場所を説明する際には、比較的近所の相手なら町名でも通じましたが、他の自治体の相手は勿論、同じ市内(当時の浦和市)でも、少し離れてしまうと町名でいうよりも、身近な駅名を挙げた方が便利でしたね。という訳で私は「南浦和の方に住んでいる」とよく言ってました。その様なこともあり、H区の地域を指す地域名として「南浦和」というのは愛着があります。
埼京線の開通後(昭和60年・1985)に武蔵浦和駅が設置されてからは、武蔵浦和駅周辺の発展が著しく進んでおり、また埼京線を利用すれば南浦和駅を経由しなくとも(武蔵浦和駅以西に居住の方は)大宮・東京方面へ出られる様になりました。身近な駅名を挙げる感覚から言えば、現在では南浦和と武蔵浦和が拮抗しているのかも知れませんね。
H区を代表または連想させる様な地名・町名が他に思い当たらないこともあり、一見味気無い様な気がしますが、「南浦和」か「武蔵浦和」が新区名としてわかり易く、且つ便利かなと思います。個人的には「南浦和区」が妥当かなと考えますが。
駅名に町名や旧自治体名(指扇・宮原・日進・七里・大和田等)が多く用いられている旧・大宮市域では、これらの名が周辺地域にも対外的にも馴染み深い上にわかり易く、駅名ではないものの氷川神社も良く知られていますね。
一方旧・浦和市域では、皆さん知っていることと思いますが、駅名といえば「浦和+東西南北、中、武蔵」ですからね・・・。最近になり埼玉高速鉄道の浦和美園(うらわみその)と、旧村名(美園村・・・みそのむら、昭和37年5月・1965旧野田村・大門村域浦和市へ編入、旧戸塚村域川口市編入)の付く駅名が誕生しましたけど。しかもこの辺りは、美園というよりも大門(大門村・・・だいもんむら、昭和30年4月・1958戸塚村・野田村と合併し美園村)の方が馴染みがある様ですが。
あとこれは余談ですが、与野駅は旧・与野市ではなく、旧・浦和市にありますね。