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紅葉橋律乃介さんの記事が20件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[65382]2008年6月3日
紅葉橋律乃介
[65373]2008年6月3日
紅葉橋律乃介
[65302]2008年5月29日
紅葉橋律乃介
[65184]2008年5月18日
紅葉橋律乃介
[65166]2008年5月17日
紅葉橋律乃介
[65135]2008年5月16日
紅葉橋律乃介
[65121]2008年5月14日
紅葉橋律乃介
[65096]2008年5月12日
紅葉橋律乃介
[65033]2008年5月9日
紅葉橋律乃介
[65014]2008年5月7日
紅葉橋律乃介
[64774]2008年4月17日
紅葉橋律乃介
[63910]2008年3月3日
紅葉橋律乃介
[63736]2008年2月14日
紅葉橋律乃介
[63698]2008年2月10日
紅葉橋律乃介
[63665]2008年2月6日
紅葉橋律乃介
[63640]2008年2月3日
紅葉橋律乃介
[62995]2007年12月31日
紅葉橋律乃介
[62870]2007年12月16日
紅葉橋律乃介
[62838]2007年12月15日
紅葉橋律乃介
[62760]2007年12月3日
紅葉橋律乃介

[65382] 2008年 6月 3日(火)22:39:35紅葉橋律乃介 さん
パズル
[65378] 20:25:40【1】日本人さん
「市名クロスワードパズル」

4×4では、いいのが作れなかったので、5×5です。とはいっても、結構簡単だと思います。ところで、これって大サービスが一箇所ありますね。

 これは、かなりの難問ですよね。
 というより、日本人さんは「クロスワードパズル」を解いたことがあるのでしょうか? よく知らないものを、思いつきで「問題!」と出しても、答がないようなものでは意味がないです。

 前にも書いたんですけど、自分だけが分かっていて、分からない人はどうでもいいや、という考えは…。


 1文字の市が3つもありました?
[65373] 2008年 6月 3日(火)02:00:35紅葉橋律乃介 さん
未知を悔む
 相変わらず、新聞のお話。いや、「お悔やみ欄」のお話。
 朝刊だけ、あるいは夕刊だけの購読が許されるかどうか(朝夕刊が発行されている場合。「セット版」というのは、夕刊がない地域で、朝刊に組み込まれているもの…と考えていたようですが、朝夕刊を両方購読するという意味?)という話は、また別の問題ですから置いておきましょう。

 その前に、「お悔やみ欄」とはどういうものなのか。「訃報」と言ってしまうと、ちょっと違うかも知れません。

[65308] 5月30日(金)01:48:52 伊那谷さん
身近な訃報
[65309] 同日02:08:19【3】EMMさん
まずは訃報、と言うかお悔やみ欄の話。

 そう言えば、そういう欄が全国紙にはない場合、「お悔やみ欄」そのものをイメージできないのではないかということです。

[65309]EMMさん
#ちなみに北國・北陸中日・読売のお悔やみ欄は氏名・住所・お亡くなりになった日と年齢・通夜と葬儀の会場と日時が出ていますが、朝日のお悔やみ欄は氏名・年齢・住所のみ。
[65327] 同日22:00:01【1】日本人さん
群馬県の読売新聞の場合は、後2箇所だけあります。お亡くなりになられた方が住んでいる自治体と、喪主です。細かいかもしれませんが念のため。

 前にも書きましたが、長く生きていても知らないことは無数にあるわけで、北海道の読売新聞では、道内各市町村で亡くなった一般の方の、氏名(年齢)・住所・死去日、通夜と葬儀の日・会場の住所・名前、喪主、葬儀委員長の肩書き・名前が載っています(日本人さんの「住んでいる自治体」は、EMMさんの住所がある以上、そもそも冒頭に載っているはずでは?)。

 これらが「お悔やみ欄」なのですが、「訃報」と言ってしまうと、たとえば社会面(あるいは経済欄や普通に記事として)に載っている著名人の訃報が浮かびますし、「死亡広告」は、一般の方も出そうと思えば広告として新聞下部の広告欄に載せられるでしょう。


 去年、美唄市の祖父が亡くなりましたが、病院からもらった死亡届に記入して、美唄市役所に持って行きました。すると、“市長のおことば”や「火葬許可証」とともに、新聞掲載の承諾書も差し出されました。掲載を希望しない限り、名前を書けば市役所から北海道新聞や全国3紙へFAXが行き、読売新聞社からはあとで自宅に「漢字と読み」を確認する電話が来ました。
 掲載するかどうかを決めるのは、このように新聞社側ではなく、市町村の判断も影響されるのかも知れません。


 わたしは、「お悔やみ欄」がない新聞と言うのは、学生は別として、大人(社会人)は読みづらいのではないか、と。近所付き合いが活発な地域だったとしても、学校を卒業してしまえば交流は少なくなるでしょうし…。
 いや、ほとんど県外に出てしまうので、近所付き合いだけで事足りるのか。


 地方紙と全国紙の占有率が各県で違うようですが、こういった情報の有無も、大いに関係あるのでは? と思うのですが…。



 ちなみに、下旬に栃木県へ行く機会が訪れそうです。時間が許せば、早速下野新聞と他紙を見比べてみましょう。
[65302] 2008年 5月 29日(木)22:54:28紅葉橋律乃介 さん
古い新聞のこと
 また時間が経ってしまいましたが、新聞について。
[65206] 5月21日(水)17:10:41 稚拙さん
群馬の訃報は「上毛新聞」でしか確認できない

 それに対して、
[65208] 5月21日(水)21:30:01【1】 日本人さんは、
…これは、どれくらいの人数の人が出てくるのでしょうか。20~30人程度であれば、読売新聞の朝刊にも載っていますよ。

 また、
[65214] 5月22日(木)07:32:03 桜通り十文字さんは、
このことについては、栃木県〔栃木県全土に影響があるかはわからないが少なくとも宇都宮市では〕でも下野新聞で似たようなことがあります。おそらく、理由も群馬県と似たような理由だと思います。

 これらの文章を読んで、はっきり言って困惑しています。

 大変失礼な話ですが、日本人さんや桜通り十文字さんが「群馬の訃報は~」と言っている場合は、あまり信用できません。これは、他の地域の新聞を読む機会がまずないであろうと考えるからで、致し方ないことでしょう。

 しかし、わたしなんぞよりも様々な見識がある稚拙さんの言ともなると、かなり印象が違って来ます…が、
あまり新聞に訃報が載るシステムってよくわからないんですが、たぶん全国紙では夕刊にしか載らないんじゃないですか?夕刊も取ると新聞代が上がりますし。上毛新聞なら朝刊に訃報は載るのでお得です。

 ここだけ読むと、「上毛新聞は素晴らしいので購読しよう」としか読み取れないんですが、そもそも、ここで書かれている「全国紙」とは、どの地域の全国紙なのか。

 不思議なことを書きましたが、実際には、全国紙には地域版というのが存在し、たとえばわたしは読売新聞を読んでいますが、テレビ欄をめくって全国の社会面があり、もう1枚めくると道内版が現れます。道内版は数ページあり、ここに道内全体のお悔やみ欄がありまして、毎日数十人から、時には百名を越える“墓碑銘”が刻まれているのです。

 これは最近になって始まったわけでは当然なく、たとえばわたしは中学3年の時に同級生の名前を見つけて以来、毎日目を通しています。先月も、高校の同級生が載っており、大変残念に思った次第です。

 そして、朝刊に載っています。夕刊というのは、実は全地域で発行されているものではなく、たとえば2ヶ月ほど茨城県に住んだことがありますが、そこでは「セット版」といって、夕刊の連載記事などが朝刊のページを増やして載っている地域でした。最近では、毎日新聞が関東の夕刊を廃止する…というような情報がありましたね。

 夕刊は朝刊に比べて購読者は少ないでしょうから、夕刊に載っているとは思えないんですが、実際のところは分かりません。

 で、疑問なんですが、群馬県や栃木県には上記のような地域版が存在しないのか? と思いました。お悔やみ欄があるのは、地域版ですからね。


 ということで、まずは栃木県の友人に聞いてみました。全国紙にも、(栃木県民の)お悔やみ欄はある、ということでした。群馬県には、本当にないのでしょうか?



 本当かどうか、出向く機会を作って、実際に新聞を読んでみようかと思います…いつになるかは分かりませんが(笑)。


 で、また[65208]日本人さんになりますが、
これについてですが、僕の過去十件の書き込みと、メンバー紹介を見比べてみてください。

 わたしの頭が悪いだけなんでしょうが、実は意味が分からないんです。
 なぜ、「タイトル&○○市」を付けなければならないのか、その理由すら分からない。

 ご自分なりの“ルール”に則って付けているようだけど、それって自分の頭の中だけのものでは…? と思ってみたりして。



 ちなみに、[65154] むっくんさんではありませんが、
臨海学校においてはどのようなことをするのでしょうか。

 わたしも聞いてみたいです。
[65184] 2008年 5月 18日(日)23:11:44紅葉橋律乃介 さん
らいぶらりぃ・めもりぃ
 ちょっと時間が経ってしまいましたが、
[65041] 5月 9日(金)21:56:33【1】 日本人さん
どうやら僕へのご指摘がたくさんあるようなので登場させていただきました。

 初めに言っておきますが、“ご指摘”は[65033] が初めてではないんです。「○○さん」と書いてしまえば、その人(だけ)に対する批判になってしまいますから、“それとなく”書いたことがあります。そういう文章を読むと、関係ない人でも、あまり気分が良くないですからね。
 でも、あえて「日本人さん」と書かなければ、<自分には関係ない>と思ったのかどうか、気付かなかった。これは、人によって感じ方が違いますから、致し方ないことでしょうね。

確かに図書室はありますが、ただいまのところ休み時間なども、委員会活動などがありますし、放課後にも全然時間は取れません。家に帰ると、自分の漢和辞典はありませんし、父も母も、漢和辞典を貸してくれません。どうすればいいのでしょうか。

 学校に何時までいるのかは知りませんし、何をやっているのかは分かりませんが、お忙しいのでしょう。で、自由な時間は帰って来てから…ということで、逆に帰って来てからはお暇なようですね。

 不思議なんですが、どうして親から漢和辞典を貸してもらえないのでしょう。その理由が分かりません。よっぽど大事なものなのか、あるいはいたずらして使えなくなったとか、勝手に持ち出したとか? お勉強に使うものですから、一文字調べるくらいなら、普通は借りられるものです。それでも貸してもらえないのなら、たとえば漢字検定の勉強でもして、自分専用のものを買ってもらうとか。一生使えるものですよ。
 少なくとも、地図帳よりも、今の日本人さんには必要なものだと思います。


近くても珍しい存在のものって結構あるのではないかと思います。たとえば、群馬県の安中市の、とある小学校では、4年生になるまでは、自転車に乗ってはいけないという学校がありますし、4年生以上でも、自分が住んでいる地区よりか外に出てはいけないというきまりがありますので、安中市内のどちらの図書館も僕の住んでいる地区にはない…
 自転車に乗ってはいけない理由は分かりませんが、危ないからでしょうか? その気になれば、自転車ではかなり遠くまで行けますからね。わたしは、早いうちに乗った方が、覚えやすいとは思いますが。

先ほど言ったとおり、僕たちは、絶対に、自分の地区よりか外へいけないのです。そのため、学校の帰りに行くなんて無謀すぎます。

 わたしは、今となっては歩いてでも行くのですが、岩見沢市街地に始めて自転車で行ったのは、小学6年になってからでした。図書館へ一人で行ったのは、高校を卒業してからではなかったかな? それほど、“遠い存在”でした。
 「学校の帰り」だけでは勘違いされても仕方ありませんが、いくらなんでも帰りに直接行くのは寄り道ですから、小学生はやってはいけませんよ。家にいったん帰ってから、お母さんにでも連れて行ってもらえないのか…と思ったわけです。

 わたしの父はタクシーの運転手なので、平日にも家にいることがありました。なので、本当は土日の方が都合が良いけど、返却日を忘れていたり、休みの都合で平日しか時間が取れない場合は、家に帰ってから、夕方近くに行くこともありました。

 で、近くにあるなら一人でも行けますが、だいたいは親と一緒に行くのではないかと(学校で、たとえば班で行動する場合はあるかも知れない)。最初に行ったのは小学2年の時、確か『機関車トーマス』という児童書を借りた覚えがあります。
 図書館と言うのは面白いところで、たとえば切手を集め始めたので切手関係の本を読む。鉄道に興味を持ったので、鉄道関係の本を読む。相撲を観始めたので、相撲の本を読む。
 それが今にも繋がっていて、相撲についてはホームページを作るまでになりましたが、もともとの始まりは子どもの頃に読んだ本が基礎なんですよね。

 なので、新しい発見があるかも知れない。「行けません」ばかりではなく、まず、どうやったら行くことができるのか。今行けなければ、中学生になるまで待っても、別に図書館は逃げませんから(笑)。
 で、行ったら面白そうな本を借りて来る。返しに行ったついでに、また借りて来る。読みきれなかったら、同じ本を借りて来る。こうやって行く習慣を付けて行けば、たとえば分からないことがあれば、次は何日に行くから、まとめて調べて来よう…ということができます。
 まだ早いでしょうけど、そういう“お勉強”もありだと思いますよ。大きくなったら、勉強だけで図書館へ行く場合もあります。まだまだ先でしょうが。

僕の学校においてある新聞といえば必ず上毛新聞か小学生新聞のどちらかしかありません。

 新聞は教育にも使っていると思いますが、あまり熱心な学校ではないようですね。「小学生新聞」は一般に言う新聞とは、ちょっと違います。上毛新聞というのは、各地方にある「地方紙」の一種でしょうか。
 クラスに友人がいると思いますが、全国3紙のどれかは取っていると思います。なので、「Y新聞取ってる人いる?」とか聞いてみて、いれば「何日の朝刊が残ってれば読みたいんだけど」とでも聞いてみてください。聞ける人がいなければ、友だちを作ってください(笑)。まだ5月ですからね。


 まずは、図書館の話題についてでした。海への近いやら遠いやらのお話は、本当に“ツッコミ”どころしかありませんから、稿を改めましょう。
[65166] 2008年 5月 17日(土)23:37:36紅葉橋律乃介 さん
学業を修める(らしい)旅行
[65129] 17:22:07【2】 桜トンネルさん
修学旅行…は北海道へ行きました。
 “海外旅行”おめでとうございます(笑)。今時の中学生は違いますね。わたしは、修学旅行では北海道岩見沢市から北東北までしか行っていません。でも、北海道を出たのは、これが初めてでした。

3日目の夕食にはジンギスカンなど北海道の有名な食べ物を食べました。僕はそれに目を向けず、ミニトマト食べ放題に走ってしまい、55個という記録を樹立(笑)。よく食べたものです。
 「ジンギスカン」は食べ物ではなく料理ではないかと思うのですが(ジンギスカン用の肉を、焼き肉以外に使うこともあるでしょうし)、ミニトマトの方が珍しいのでしょうか(笑)。

ジンギスカンキャラメル
 こっちの“迷物”は食べられましたか。まあ、一緒に一度だけ食べるのには良いかと…。

…次に札幌市街へと向かいます。市街では降りませんでしたが、札幌駅のあの大きさには驚きました。市内に有る北海道大学、大通公園、時計台を見て、羊ヶ丘展望台へと向かいました。そこにはクラーク博士の銅像が置いてあります。そこからは札幌ドームも見えました。
 札幌駅は、近年突如大きな駅ビルが誕生しましたが、いつの間にか建っていたような、不思議な感覚です。あんなに大きいのに(笑)。

 時計台はどうでしたか? ビルの中に小ぢんまりと建っていますが、わたしは、まだ館内に入ったことはありません。
 羊ヶ丘展望台にも行ったことがないんですが、大志は抱けたんでしょうか?

結果、美東の北海道に壱岐…

 この文章は理解できないんですが、誤字なのか故意なのか分からない文章は、避けられないのでしょうか?
※母校の“兄弟校”「美唄東」高校を、「美東」(びとう)と読んでいました。
[65135] 2008年 5月 16日(金)00:45:40紅葉橋律乃介 さん
蒼瑁とはなんと読む?
[65038] 5月 9日(金)14:06:22 伊那谷さん
当時の表記等を調べる資料として当時の出版物を参照することが皆さん多いかと思われますが、私はその資料が今一信頼出来ません。

 官報も含めて、どの程度の年代からが、“基本的には正しい”と呼べるものなのか。もちろん、出版物ですから、誤字脱字はないのが当たり前なんですが、たとえば、去年出た小説本にだって、登場人物の間違いがある始末。むしろ、最近の方が<あまり校正に力を入れてないのでは>と思えるほど、間違いはあるものです。

 さて、わたしは現在、市町村からは離れて、校歌を収集することを前提に、北海道内の小学校名・読みを調査しています。
 市町村と違って、“原典”が心もとないのが残念なんですが、それでも、何とか調べ上げることが出来ました。

 小学校の場合、中学校と違って、最近新設された学校はともかく、基本的には地名が使われています。ここでも問題になるのが表記であり、それこそ「ヶ」が付くのかどうか、「ノ」「の」「野」の何れなのか…といった具合。所在市町村史によっても、諸説あったりする不可解…というか、別にあってもなくても構わないというか、どっちでも良いと考えられていた証拠でしょうか。


 で、たくさんの学校名を見ていると、結局はこういう結論になってくるわけです。
[65112] 5月13日(火)21:35:57【2】Issieさん
※もし,「さどがしま」に統一するなら,「佐渡ヶ島」とするのでしょうか,「佐渡ケ島」とするのか,それとも「佐渡ガ島」か,「ガ」を小さく書くのか,あるいは「佐渡島」と“無理やり”書いてしまうのか。…なんだか,馬鹿馬鹿しくなってきました。

 こういった例が、それこそ枚挙に暇がないほど出てくるわけです。全国の市区町村をつぶさに見てこられた方だから言えるわけで、そりゃあ実際に議論されている方にとっては非礼かも知れませんが、そういう考えに落ち着いてくると思いますよ…[65113]日本人さん。

 「佐渡島」の場合、「さどがしま」または「さどしま」で変換されます。どちらで変換する人が多いのかは分かりませんが、「さど」という読みさえ変わらなければ、“誤差の範囲”というか、“個人の自由”と思ってしまうのですが…。



 表記の問題に戻りますが、紋別市には、語源になったと思われる「藻瞥川」(もべつがわ)という川が流れています。存在した学校名も「藻瞥」小学校だったわけですが、いつの間にか「藻別」に変わっています。「瞥」と「別」は別の文字ですから、単純に当用漢字に変えた、というわけでもなさそうです。
 教育委員会に問い合わせてみると、「古老などに聞いた結果、昭和22~23年ごろに『別』という字を使い始めた…」と言います。しかし、30年代の資料でも、やはり「瞥」の字が残っています。
 川の名前は今でも「瞥」ですが、いつの間にか「別」にすりかわってしまったのでしょうか。


 そういえば、帯広市に「以平町」(いたいらちょう)という町名があります。(たぶん)ここには昭和47年に閉校した「以平」小学校がありましたが、「似平」小学校とも書かれています。「上似平」小学校というのもありましたが、どちらも“にんべん”が付いています。
 「以」と「似」が混在していれば誤記と判断も出来ますが、43年までは、ほぼ「似」と書かれ、以降は「以」に変わっています。
 『帯広市史』によれば、「以平」「似平」ともに「いたいら」と読んでいたようです。逆に言えば、「いたいら」という読みに、二つの表記があった、ということでしょうか。
 ちなみに、郵便局名(現在は廃止)は、昭和42年に「似平」から「以平」に改称されたようです。やはり、現在の町名をそのまま信じるわけにはいかないようです。


 よく見る例としては、「萌」と「萠」(明と朋の違い)でしょうか。道内には留萌(るもい)市という地名がありますが、「留萠」ともよく書かれています。郵便局名は通達によって「萌」に統一されたので「留萌」を“公式の表記”と判断しますが、留萌以外にも「萠」はたくさん登場します。ここまで来ると、わけが分からなくなってしまいます。


 読み方も含めると、疑問点ばかりでさっぱり進まないですね…。
[65121] 2008年 5月 14日(水)01:43:16紅葉橋律乃介 さん
「市区町村」と「都道府県」変遷情報
[65108] 5月13日(火)19:39:27 88さんが引用されたのは、
[54174] 2006年 9月24日(日)22:50:29 紅葉橋律乃介敬白…より
 おや、そうすると告示があっても条例が制定されないと、本当にその名称なのかどうか確認できませんね? 名称変更した自治体は、いちいち条例を確認しないと「確定」とは呼べない?

 もう2年も前の話になりますか。と言いつつ、このような発言をしたことをすっかり忘れておりました。

この2つが、同時並行で手続きが行われ、どちらも施行日は昭和26年4月1日であった、ということです。議決の順序もありますが、後の日付のものが、先の日付のものを踏まえていない以上、順序は考慮されないでしょう。
これらから考えると、「谷保町」が瞬間に存在したとは言い難く、また、「国立村」が瞬間に存在したとも言い難い、まったく同時に合作で、4月1日付けで「谷保村→国立町」となった、と解釈するのが適切ではないでしょうか。

 結局のところは、そういう考えをするしかなさそうです。

 実際に、議決の順番まで考慮するのは難しいですし、そこまで労力をかける必要性も(今のところは)見出せません。



 話は変わって、
[65068] 5月11日(日)10:53:19 グリグリオーナー
Win+IEの少し古い環境では表示に問題が出るのではないかと考えています。

 だいぶ古い環境でして(笑)、Win98SE+IE6でずっと対応しています。
 ただ、制作側の環境が良くなったとしても、閲覧側の場合は千差万別だと思います。もしかすると、うちのサイトの表示に時間がかかる方もいらっしゃるでしょうが、自分の環境では大した時間はかからないわけでして…。


[65078] 同日16:01:30 グリグリオーナー
北海道の表組みも美しく(?)なったと思います。なお、支庁設置の表示などもとりあえず簡単にできる範囲で見直しをしましたのであわせてご確認ください。

 お忙しい中、対応ありがとうございます。美しいレイアウトです。
 ただ、たとえば1行目は「札幌支庁」設置の情報ですが、「郡名」「自治体名」ともに「札幌支庁」が入っています。支庁自身の異動の場合は、両方に支庁名が入っていますね。どちらかを削除すべき…とも思いますが、「自治体名」を空白にはできないのでしょう。まずは静観でしょうか。


 これら「支庁」については、いよいよ来月の道議会で「総合振興局」・「振興局」への再編案が審議される可能性が高まりました。
 「市区町村」の変遷ではないので、今のところは各種情報の中には含まれていません。しかし、このような議論は昔からありますし、「道州制」の議論もあるわけで。

 実際に府県が統合の話し合いということになれば、やはり扱うべきだと思いますし、統合が実現した場合は、これまでの変遷情報に(旧)府県名を付記する必要が出てくるでしょう。

 実際には十年以上先の話でしょうが、この先何が起こるか分かりませんから、情報を集めておくだけでも良いのではないでしょうか。


 だって、ここは「都道府県市区町村」ですからね…(笑)。
[65096] 2008年 5月 12日(月)17:31:24紅葉橋律乃介 さん
まちまち
 [65033]「小学生の皆さんへ」など、色々返信がありますが、それはのちほど…ということで。大変難しい問題でもありますし。


[65060] 5月10日(土)23:41:12 右左府さん
ここでは「町制/改称」、すなわち「谷保村→谷保町→国立町」となっているのですが、改称が先行した「谷保村→国立村→国立町」という手続きであった可能性をにおわせるものです。

 わたしは、以前これとはまったく逆の例を見つけておりました…が、
そもそもこの時期は同日の「町制・改称」などの手続きの順番は重視されず、そのため条例と総理府告示などで内容がちぐはぐに。
 <こういうものだ>と思っていました。
 結局のところ、“典拠”とするものは都道府県や官報の告示であり、各市町村の議決の順番までは考慮できない(しきれない)、と思ったわけです。



 北海道内では、「A村→B町」(町制と同時に名称変更)というケースは何例かありますが、我が岩見沢市立図書館で市町村史を確認できた事例は、下の2つです(『清里町史』と『南幌町百年史』より)。
5581955.08.01改称/町制斜里郡 清里町斜里郡 上斜里村
6241962.05.01改称/町制空知郡 南幌町空知郡 幌向村

 市区町村変遷履歴情報(北海道)によると、上記のように「上斜里村→清里村→清里町」・「幌向村→南幌村→南幌町」であると読み取れます。

 各村の議決から追って行くと、
・昭和30(1955)年6月19日、上斜里村が町制を議決(8月1日付)
・7月、「清里」に名称変更を議決(斜里町内の町名と間違われないため、8月1日付)
・8月1日、それぞれ北海道告示(概要は下記)
 上斜里村を清里村に改称
 上斜里村を町とする
※この二つの告示により、上斜里村→清里町


・昭和36(1961)年11月23日、幌向村が町制を議決(37年1月1日付)
・37年3月19日、「南幌」に改める議決・条例改正の議決(岩見沢市の「幌向」と混同されないため、5月1日付)
・4月4日、幌向村→南幌村の北海道告示(5月1日付)
・4月20日、南幌村→南幌町の北海道告示(5月1日付)
・5月1日、幌向村→南幌村、南幌村→南幌町の自治省告示(同日付)


 このような流れになっています。
 どちらも先に町制を議決し、その後名称変更の手続きを取っているようですが、告示では先に名称変更が出て、その後町制になっています。


 官報の告示については、上斜里村(清里町)が不明なんですが、北海道告示で「名称変更→町制」となっていますから、順番は変わらないでしょう。


 さて、この事実をどう評価するか…。
[65033] 2008年 5月 9日(金)02:34:32紅葉橋律乃介 さん
小学生の皆さんへ
 新規参入の方、おめでとうございます!? “ヴェテラン”小学生の人、がんばりましょう…と言っても、この書き方では名指しをしないと気付かないでしょうから、後者はおなじみの 日本人さん を指します、と申し上げておきましょう。

 この「落書き帳」というのは、社会科のみならず、色々なお勉強が出来ます。それと同時に、参加する側も、やはり色々なお勉強が必要です。


 こうして書いている言葉は日本語です。ですから、国語のお勉強がとても大事なはずですが、あまり重要とは考えていないようですね。普段書き込みで書いている言葉は、たぶん、日常で使っている言葉なのでしょう。あるいは、“若者”の言葉なのかも知れません。
 わたしも若いんですが(笑)、たとえば「ウィキって」と言われても、パッとは思い浮かびません。本当にこんな言葉はあるのかなあ…とも思ってしまいます。


 ちょっと前のことですが、
[64922] 4月30日(水)21:09:38 日本人さん
弟橘姫神社
 これはIssie先生の文章中なんですが、引用されていますから、この番号の記事として進めます。
 ネット検索してみると、早速「オトタチバナヒメ」とのかっこ書きに出合います。「ヤマトタケルノミコト」や「コノハナサクヤヒメ」というのは、神話の世界なのでわたしも良く知りませんが、もっと上の学校へ行くようになると、1回は聞くことになるでしょう。なので、別に知らなくても構わないんですが、どうして読み方を自分で調べようとはしないのでしょう?


 また、
そもそも橘という字の読みがさっぱりわからなかったので
 小学4年生までで習う漢字には入っていない…というより、人名用漢字なので、高校へ行っても習わないですから、自分で漢和辞典なりで調べない限り、同級生に「橘」さんでもいない限り、一生読み方は分からないままでしょうね。

 日本人さんの学校がどういう規模なのかは分かりませんが、普通の学校には「図書室」というものがあります。
 いやいや、「漢和辞典」は、たいていの家庭にはあると思います。地図帳はあっても、辞典類はないのでしょうか? まあ、今時の家庭なら、固定電話や電話帳、辞書がなくたって不思議ではないんですが…。

 また、公共の図書館も、珍しい存在ではないです。歩いていけなければ、お父さんやお母さんに連れて行ってもらうとか。色々な本がありますから、ためになると思います。


 それから、
[64948] 5月 2日(金)18:52:13 日本人さん
僕の家は、いつも読売新聞なので、読めません。
 これも、図書館へ行けば新聞各紙が置いてあるので、いつでも読むことが出来ます。祝日は休みかも知れませんが、学校の帰りにも行けますよね。
 いやいや、新聞くらい、職員室へ行けばありますよ、たぶん。まさか“大朝日”しか置いてない…ということはないでしょうから、「読みたい」と言って見せてもらいましょう。「勉強のため」ですから、断られる可能性は低いと思いますよ。



 最後に、
[65027] 5月 8日(木)18:44:24 日本人さん
でも、本当に細かいツッコミですが、「長島茂雄」ではなく「長嶋茂雄」ですよ。(細かいですね)
 現在は「長嶋」。わたしも現役の頃はまったく知りませんので、2度目の監督就任以降ですが、その時に「嶋」が使われ始めたようです。さて、その前、特に現役の頃はどうだったのか。今度の土日にでも、ちょっと調べてみては?

 で、あなたにとっては普通のことかも知れないけれど、目上の人・年長の人には「ツッコミ」をしないと思いますよ、普通は。


 都道府県感が流行っているようですが(今ごろですけど)、要は都道府県境が載っている地図を見る機会があるかどうか、でしょうね。
 大人になってから、自分の居住する都道府県を示せないのなら、まあ、ソイツは当てにならん奴であると言えましょう。それ以外、特に小学生の意見なんて、もっと当てにならない。まず、自分ひとりで移動はしないでしょうからね。



 ちなみに、
[65025] 5月 8日(木)17:13:00 桜通り十文字さん
〔65003〕右左府 さん
〔65004〕がっくんさん
〔65005〕日本人 さん
 上の[65027]日本人さんは
このようにリンクされない場合には、コピペ(コピーアンドペースト)をしましょう。そのほうがいいですよ。
 …と書いていますが、これでは良く分からないですよね。

 早い話が半角の[ ]と、半角の数字を使えば、自動でリンクされるということです。[65025]のように。桜通り十文字さんは、全部全角で書いているので、単なる文字列と判断されているのでしょうね。
[65014] 2008年 5月 7日(水)12:48:10紅葉橋律乃介 さん
変遷情報というもの
 わたしはずぅっと連休なので関係ないんですが、帰省ラッシュというのは、土日や祝日が普通に休める人々だから、なのかも知れないですね…と深夜に書いていましたが、サーバーの不調で書き込めませんでしたね(本日2時現在では)。


 さて、 市区町村変遷情報 について。

[64997] 5月 5日(月)16:37:48【1】 グリグリオーナー
まだまだ改善すべき点は多々ありますが、これまでの問題点であった初期の履歴情報の大量データによる表示遅延問題などは改善できたと思っています。お気付きの点などありましたらお寄せください。

 早速なんですが、これらの情報と言いますか、スムーズに表示させるには、どのような環境を想定しているのでしょうか。
 「『市制町村制』施行時の都道府県別一覧」のうち、たとえば東京都(東京府)をうっかりクリックしてしまったのですが、表示されるのにだいぶ時間がかかりました。確かに、古い環境ですので、たとえば広告がたくさんあったりするブログなどは表示に大変時間がかかる場合もありますが、こちらの場合は別に広告があるわけでもなく、どういった情報があるのかは開いてみないと分かりませんので、環境によってはPCが止まってしまう危険性を示してはどうでしょうか。


 また、「~施行時以降の都道府県別変遷一覧」の 北海道 について。
 支庁の異動で関係する支庁名が「郡名」の欄に表示されるようになったのは良いのですが、改称の場合でも「支庁設置」と「変更種別」欄に記載されていますね。仕様の問題なのでしょうが、違和感を感じます。また、支庁のみの異動でも、自治体名「○○村」が表示されています。これは致し方ないのでしょうか…。

 ちなみに、他の都府県と違い、北海道の場合は「郡名」欄が狭く(2文字で改行)、「変更対象自治体名/変更内容」が若干拡がっているようです。「郡名」欄が2文字分では、すべての郡で「郡」の文字が2行目に来ています。
 内容に問題はないのですが、美しくないですよね(笑)。


 ちなみに、
[65007] 5月 6日(火)21:08:17 伊那谷さん
岡山県和気郡日生村の所で、市制町村制施行前の町村名に「大多布村」とありますが、「大多府村」が正しいものと思われます。
…現在の大字も日生町大多府となっていました。

 現在「大多府」だからと言って、必ずしも百数十年前の施行時もその表記だったかどうかは、分からないと思います。
 あくまでも施行時の「原典」がどの表記なのか。仮に「大多布村」だったとすれば、あるいは「府」の誤記ではないか、との推測が出てくるわけです。単純に入力ミスかも知れませんが、併用(諸説あり)という厄介な例もないとは言い切れませんので、担当者様のご説明を待ちましょう。
[64774] 2008年 4月 17日(木)02:30:08紅葉橋律乃介 さん
別解調
 「いばらぎ」か「いばらき」かというのは、発音によっては「き」と言ったつもりでも、「ぎ」に聞こえることが多々あるかと思います。

 「どっちでも良い」というのは乱暴な話なんですが、世の中には「正しい」とされる発音がしづらい人もいるわけでして…。



[64757] 4月16日(水)18:47:24 ニニウノさん
別海町は正しくは「べつかいちょう」ですが、普段発音するときは「べっかいちょう」って人も多いでしょう。

 この場合は、つまる・つまらないという単純なものではないでしょうね。
 べつかいちよう

 と書いた場合、「ちよう」は「ちょう」であることは分かるでしょう。しかし、「べつかい」か「べっかい」か。
 ルビ(ふりがな)というのは、通常「つ」と「っ」は同列に記します(ルビの文字自体が小さいため?)。

 また、「嘗て」(かつて)を「かって」と発音する方もおりますが、旧仮名遣いでは、「嘗て」も「勝手」も、両方「かつて」と表記していました。「勝手」は「かって」と読みますから、自然と「嘗て」も「かって」と読んでしまったのでしょう。わたしの中学校時代(1990年代前半)にも、50代の教師はそう発音していました。

 そう考えると、「べつかい」なのか「べっかい」なのかは難しいところですよね(「べっかい」より「べつかい」の方が自然な感じだと思うのは“慣れてる”せい?)。


 ちなみに、うちのIMEでは「べつかいちょう」では変換されませんが、これは論外です。同様に「敏音知」も本来の発音では変換されませんが、こういういい加減な変換では、間違って読み方を覚える方もいらっしゃる…のでしょうね。



 前にも書いたんですが、良く文章に使われる語句をメンバー名にしている方。自分のメンバー名を単純に文章に使っているだけかと思いますが、あまり良い印象ではないのは気のせいでしょうか?
[63910] 2008年 3月 3日(月)01:28:28紅葉橋律乃介 さん
市町村変遷情報通信
 まだ市町村変遷情報について。

[63761] 2月18日(月)23:36:05 88様
北海道の支庁・郡については、一部は追加・修正しましたが、まだ修正途上だと思っています。

 すっかり失念していましたが、当初の“底本”は「全国市町村名変遷総覧」(「総覧」)だったのですね。

 先日久しぶりに読んでみると、確かに修正前の項目のとおり(北海道区制、一級・二級町村制施行後の支庁異動や郡の“新設”)記されています。この通り入力されていたので、「?」と思ったわけです。


 折りに触れて記しているとおり、わたしは「市町村名変遷辞典」(「辞典」)を“底本”として活用しました。
 「総覧」が近くの図書館になく、あったのは「辞典」のみ。そのため「辞典」を参照したわけです。ただし、「辞典」にはほとんど「分割」がないのに対し、「総覧」では「分割設定」が多数収録されています。一応、分割については、「総覧」も参考にしておりました。

 しかし、今もって「総覧」で「分割設定」と記されている意味が分からないでいます。「分立」とどこが違うのか。告示文では、ほぼ「分立」と同義ではないか…と思います。はっきり「○○を廃し…」と確認できない限り、「分立」ではないでしょうか。


 さて、変遷情報の本文(北海道)ですが、区制・町村制施行前に遡ることによって、ややこしい問題が出てきていますね。
 まず、仕様の問題により(?)、設置された支庁の名称が記されていません。これは統合によって胆振支庁が設置された例と同様に(…があったと思いましたが、今回の修正で消えてしまいましたね)、語尾に支庁名を記してはどうでしょうか。支庁所在郡が先頭にありますので、分からないことはありませんが…。

 そして、管轄区域の変更ですが、「倶知安村」と「上富良野村」が記されています。でも、村制施行前なので、自治体ではない村名です。
 理想としては、市制・町村制施行前の異動も網羅されたいでしょうが、まずは施行以降の異動を充実させる段階でしょうか。

 この「変遷情報」は、かなり長い時間をかけて構築されるべきものです。
 わたしは道民として意見を述べておりますが、北海道とはゆかりのない方々の意見も伺いたいですね。

 たとえば、町村名に管轄支庁名が必要と考えますが、さて?


※わたしは、意見を助言(アドバイス)とは恥ずかしくて書けませんよ。
[63736] 2008年 2月 14日(木)22:20:46紅葉橋律乃介 さん
最北の島?
 再び、市町村変遷情報について。

[63733] 14:41:10 右左府様
…1923.04.01北海道 “振別郡, 紗那郡の区域をもって紗那郡を設置”とありますが、“振別郡,択捉郡の区域をもって択捉郡を設置”もしくは“振別郡を択捉郡に編入”が正しいのではないでしょうか。

ちなみに、行政区画変遷一覧表(地名好きさん)によれば、同時に紗那郡の内(二級町村制施行前の)留別村の区域が択捉郡に編入(?)となっています。


 以前から、どうもこの表現はおかしいような気がしていましたが、何がどうおかしいのか確証がありませんでした。

 即ちこれは、町村制施行によって消滅した郡に関わる変更を、「郡設置」と表記していることにあります。

 複数の郡にまたがる村をもって、一つの村(当然ながら、所属郡は一つ)が成立している例は、数は少ないものの、珍しくもありません。

 手元の資料によれば、
 紗那郡留別村、振別郡振別村・老門村、択捉郡丹根萌村・内保村→択捉郡留別村
 このような異動があったようで、郡を再編した…とは言い切れないと思います。
 (二級)町村制施行の情報と、郡の異動情報を共存させるための“苦肉の策”なのかも知れませんが、だいぶ苦しいようですね。


 ここに出てくる「振別郡」のほか、十勝支庁にも「当縁(とうぶい)郡」が消滅した例がありますが、
郡設置 広尾郡 広尾郡 当縁郡の一部
郡設置 十勝郡 十勝郡 当縁郡の一部
 市町村変遷情報では、上記のように表記されています。

 この場合は、
 当縁郡当縁村の西部・歴舟村・大樹村、広尾郡茂寄村→広尾郡茂寄村
 十勝郡大津村・長臼村・鼈奴村・十勝村、中川郡旅来村、当縁郡当縁村の東部→十勝郡大津村
 このような異動があったようです。


 ところで、長々と書いてきたのですが、単純なことがあります。
振別郡, 紗那郡の区域をもって紗那郡を設置
 振別郡が関係して設置された村(留別村)は択捉郡であり、紗那郡ではありません(他に「紗那村」も村制を施行しましたが、こちらは紗那郡の村々のみで構成されています)。


 右左府様に乗っかるようで申し訳ありませんが、こちらも88様のご意見を賜れればと思います。
[63698] 2008年 2月 10日(日)22:40:10紅葉橋律乃介 さん
支庁村変遷情報
[63666] 2月 6日(水)23:20:23 88様

 暖かいお言葉をありがとうございます。

 当「落書き帳」はグリグリ様の領分でございますので、投稿者ごときが口を挟むものではないようです。
 わたしは貢献度がほとんどございませんが、格別の慈悲をもって当「落書き帳」に投稿させて頂いている次第でして…。

 再投稿は可能ですが、追加修正して、改めて投稿致したいと思います。


[63657] 2月 5日(火)01:28:09 むっくん様
これら2点を記載する、もしくは支庁についての記載を総て削除する、のいずれかを採られた方がよいと思いますがいかがでしょうか。

 市区町村変遷情報・北海道は、北海道に(自治体としての)区制が施行されて以降の異動を集めたせいではございませんでしょうか(北海道に限らず、他の都府県も「市町村制」以降の異動かと思われます)。
 「北海道庁」に「支庁」が設けられた明治30年の時点では、まだ道内に区制や一級または二級町村制は施行されていない→道外で言うところの明治21年以前のような状態だったわけです。

 全都道府県を同じ日付から記述するとなれば、北海道の場合はかなり面倒かつ混乱や誤解を招く可能性があるので、上記のような理由があるのではないか、と。注釈もないので、ここまではわたしの勝手な妄想です。88様の編集方針をお聞きしたいところではあります。


 さて、道民として、この市区町村変遷情報・北海道には異議がございます。

 1948年10月20日に3町村の所管支庁が移管されましたが、これ以外、どこの町村がどの支庁管内かの記述はございません。当該町村のみ突然、「○○支庁から○○支庁に」が出現しております。
 これに関して、「変遷情報」全体の仕様の問題なのでしようがないのでしょうが、支庁自体の異動は、自治体名が「○○町」になっています。これは市町村名を空白できないのでしょうか。


 現在、北海道では支庁を「総合振興局」と「振興局」に再編する検討がされており、今月の道議会にも「支庁設置条例」改正案が提出される手はずです。すると、これまでのやり方を根本から見直さざるを得ない可能性がございます。
 そう言った大きな異動であっても、現状では名称の変更と所管区域が変更になった町村のみ個別に記述されることになります。
 個人的には、再編を機会に「支庁」の扱いも検討して頂きたいなあ…と思います。



 ところで、1910年3月1日の項、「支庁設置」についてですが、
小樽支庁, 岩内支庁, 寿都支庁, 胆振支庁, 虻田郡の一部を「後志支庁」とする
 これでは4支庁と虻田郡の一部が後志支庁になったような印象を受けます。
 胆振支庁と虻田郡の間の「,」を削除していただけませんか?
[63665] 2008年 2月 6日(水)22:45:26紅葉橋律乃介 さん
申し訳ありません
[63663] 21:25:01【1】 グリグリオーナー

 気付いて修正しましたが、訂正程度で済む問題ではありませんでした。
 「うっかり」とは言え、名指しで指摘されるということは、それだけ大きなことなのでしょう。

 88さんにおかれましては、さぞやご立腹のことでしょう。大変申し訳のないことをしてしまいました。
 反省の意味を込めて、該当の記事は削除させていただきます。要望を出す資格もないでしょうから。

 お許しが出るまで、当分静観したいと思います。

 
[63640] 2008年 2月 3日(日)19:44:37紅葉橋律乃介 さん
「字名の“村”」コレクションについて
 今さらではありますが、このコレクションは、以前に「○○村」だった地域が合併等で現在も「××市○○村」というように、「村」付きでそのまま残っている例を集めたものだと思います。

 我が岩見沢市にも最近(と言っても間もなく2年)「村」が付きましたが、コレクションには疑問があります。

・「栗沢町宮村」(旧空知郡栗沢町字宮村)の「宮村」は、開拓地主の「宮村朔三」から採ったもので、集落の「村」とは関係ありません。他の市町村にある“一文字系”村も、案外開拓者の名字かも知れません。

 また、これは収録基準から逸脱してますが、
・「北村豊正」~「北村中小屋」(旧空知郡北村字豊正など)のように、「北村」が付く11の字名がありますが、これこそ自治体としても「村」がそのまま残っています。
 村名自体、「北村雄二」という名字由来ではありますが、「北村町」に変更されていない…という点で、採用しないのは不可解とも言えます。


 コレクション自体、編集者の裁量任せではありますが、実状に応じて柔軟に対応されては如何でしょうか?
[62995] 2007年 12月 31日(月)23:33:37紅葉橋律乃介 さん
北海道路
 我が家の前を走っている道路も「道道」なのですが、号線標識を見たことがありません。しかし、地図では“堂々”たる道道なのでした。

[62950] 12月27日(木)19:44:26 hmtさん
都道府県道の場合は、道路法第九条により求められている“その路線名、起点、終点、重要な経過地その他必要な事項”の公示は、道路法施行規則 様式第一~第三によるとされます。
[62958] 12月28日(金)20:49:48【3】 88さん
(様式第一)
整理番号認定路線名起点・終点重要な経過地

 もしかして[62919]稚拙さんのおっしゃる群馬県では、路線が少ないのでわざわざ路線番号を振る必要がなかった…のかとも思いましたが、これでスッキリしました。ありがとうございます。


 と同時に、国道は“○○国道”や“××道路”といった通称はあっても、路線名はないのですね。
[62870] 2007年 12月 16日(日)23:56:18紅葉橋律乃介 さん
深い意味はないでしょう
[62868] 20:05:46 日本人さん
[62869] 21:53:58 mikiさん

 まあ、誰もが思うことかも知れないんですが、それを言ってしまうと
東北自動車道 浦和インターチェンジ (実在)さいたま市浦和区 (所在)さいたま市緑区
 これは、もともと「浦和市」(現・さいたま市)にあっただけでないの? とも言えます。

 大きな問題なのが、「設置後に(所在)自治体名称が変わった」インターと、「近隣の自治体名を名称にしている」インターを一緒くたにしてることです(「○○区」が自治体じゃない…とは言いっこなしの方向で)。


 ちなみに、あまり言いたくはないんですが、
どういう意味か分からない人のために解説します。
 「インターチェンジの名前の自治体以外の自治体にあるインターチェンジ北海道・東北・関越編+奥深き▲」では、解説を読んでも分かりませんね。と言うか、貴身はずいぶん位が高いのですね?
[62838] 2007年 12月 15日(土)00:13:19紅葉橋律乃介 さん
「道道」が変換出来ないのは差別だ!? と思う今日この頃
[62835] 12月14日(金)18:20:01 稚拙さん
最近は都道府県道は「主要地方道前橋古河線」などの地名をつけた名前でなく、国道と同じように番号つきで「2号線」とかいう正式名称がつきました(後略)

 わたしは今まで、正式名称が「○号線」で、地名が通称だと思っていましたが(道道では)、他の都府県道は「○号線」が設定されていないのでしょうか?
[62760] 2007年 12月 3日(月)01:33:49紅葉橋律乃介 さん
北海道樺太管内○×町
 今さらという感もありますが、道民として首を突っ込みます。

 「蝦夷地」というのは、今の北海道の“前名”ということになっています。樺太も、やはり「蝦夷地」(北蝦夷地、北蝦夷)の一部分だったわけです(北海道部分は東蝦夷地や西蝦夷地、口蝦夷地や和人地・松前地とも)。

 樺太は「唐太」なり「カバフト」なり呼ばれたとして、北海道はどうだったのか。“蝦夷が島”くらいしか呼ばれていなかったのか。

 明治になって付けられた「北海道」というのは、北海道のみを指した名称であって、樺太は「樺太」…なんでしょうね。あくまでも“樺太国”ではなくて(この話題は以前にもありました)。


 で、もし戦後も樺太に日本の行政権が及んでいたら(遠回しですが、即ち“支配”が続いて)、果たして一県を成していたのかどうか。
 樺太庁という外地官庁が、そのまま北海道庁のような地方官庁になり、北海道庁が「北海道」という自治体に改まったように、「樺太」という47番目の都道府県(都道太府県?)になり得たのかどうか。

 今となっては妄想の域を出ませんが、北海道の「支庁」として存在していたかも知れません。あるいは、“道太合併”を目指し、都道太府県再編の嚆矢となっていたのかも。


 ということで、表題のような妙な住所表記になったわけですが、北海道と樺太というのはとても微妙な関係でもありまして、例えば『北海道教育史』には「樺太地方」として、章立てに入っているわけです。この場合の「北海道」は、都道府県としてではなく、「東北」や「関東」などのように、“地方としての北海道”かも知れませんが。


※直接関係ありませんが、北海道の支庁は来年にも「総合振興局」に再編される可能性があります。この場合、今の「○○管内」という慣れ親しんだ区分も…!?


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