[40470] がめら さん
昭和の大合併のあと、時限立法で3万人市法が何度か制定されていたことがありますが、
そんなこともあったんですか。市町村制度の歴史も奥が深いですねぇ。
[40471] トライランダー さん
公共下水道普及率100%の自治体。
岐阜県では、昨日可児市に編入されましたが、兼山町がそうですよ。
http://www.jswa.jp/05_arekore/07_fukyu/gihu.html
集落排水などを加えれば、岐阜県内にも普及率100%の市町村はいくつかあります。
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11663/hukyuu/
[40475] ふぁいん さん
現在の滝沢村が「市」になれないのと同様(=中心部という拠点がない)な感じですね。
長くなりますが、岩手県の「市の要件を定める条例」は次の通りです。
ここにある要件のうち、どれを満たさないのでしょうね。
地方自治法第8条第1項第4号の規定による都市的施設その他の都市としての要件に関する条例
市となるべき普通地方公共団体は、地方自治法第8条第1項第1号乃至第3号に定めるものの外、左に掲げる要件を具えていなければならない。
1 地方事務所、税務署、公共職業安定所等の官公署が、5以上設けられていること。
2 学校教育法に規定する高等学校が設けられていること。
3 公私立の図書館、博物館、公会堂又は公園等の文化施設を、2以上有すること。
4 上水道、下水道、軌道又はバス事業等の事業を、当該普通地方公共団体において1以上経営していること。
5 当該普通地方公共団体の住民1人当りの国税又は地方税の納税額が、県の区域内における他の市の住民1人当りの国税又は地方税の納税額と比して、概ね遜色がないこと。
6 当該普通地方公共団体の前年度予算総額を全人口で除した額が、県の区域内における他の市の前年度予算総額をその市の全人口で除した額と比して、概ね遜色がないこと。
7 銀行、会社、工場、事業場等の数及びその規模が、他の市に比して概ね遜色がないこと。
8 商工業その他の都市的業態又は都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、最近5箇年間増加の傾向にあること。
9 病院、診療所、劇場、映画館等の施設が、相当数設けられていること。
そういえば昔、幻の北海道「羽幌市」ってのがあったらしいですね。
岐阜県でも今は飛騨市の一部となっている旧神岡町で同じような話があったようです。
そして、旧神岡町は市ではないのに「商工会議所」が設置されていました。
市町村合併をしても、商工会議所は現在も変わっていないようです。
http://www.kamiokacci.or.jp/
「商工会議所の歴史」というところをクリックすると、当時の混乱(?)の様子が分かります。