ーーーーーまったくもって不要な前置き(本当の意味での茶番)ーーーーー
私、サヌカイトは今、指名手配されています。罪状は以下の通りです。
〇最近の十番勝負にて完答しない罪
〇都道府県五番勝負に参加しなかった罪
〇(結構前ではありますが)居住地の登録をしれっと外しており、むっくんさんの一発完答を妨害した罪
〇よく調べずに(考えずに)要望・依頼を連発し、グリグリさんに迷惑をかけている罪
〇地元に近い四国開催のオフ会に、参加しないどころか情報の協力すらしない罪
これにより、私は、追われる身となりました。
そんな中でも、馬路村のオフ会に突撃をしかけようと計画を立てました。しかし、指名手配中なので身動きがとれません。少なくとも、国道・自専道を通れば、すぐさま逮捕されてしまうでしょう。11/26(水)深夜の時点で函館にいた私は、なんとか「国道・自専道を一切通らずに(横切りもせずに)」馬路村へ向かうべく、調査を開始しました。
ーーーーー茶番終わり。上記全部嘘です。ーーーーー
というわけで、北海道(函館)から馬路まで、「国道・自専道を横切りさえせずに」向かう方法を調べてみました。札幌をスタートにしたかったのですが、道内は難易度が高く、無理そうだったので、函館としました。ルールは以下の通りです。
〇自家用車を手放さずに行動
〇国道・自専道を通ったり、交差点上で横切ったりは不可
〇国道・自専道の起終点・入出口が横に突き刺さるような道を通るのは可
〇国道・自専道の確認は地理院地図の着色でおこなう
〇すなわち、高架・トンネル・(トンネル上の)山道・国道高架下・ボックスカルバート等で国道を越えていくことになる
〇フェリーは何回利用しても可
〇基本、GoogleSVが通っているか、地理院地図上で一車線以上の表記である(軽車道でない)車道を通る
※車を手放さないようにするため。車が通れそうで、かつ避けられない場合は、可とする。
なお、以下数字は国道の番号とします。また、「エリア」とは、国道で囲われた領域のことを指すとします。
さて、まず船で行ける範囲について考えます。函館市役所からは、279の函館側終点をぐるっとまわりこんで、函館港まで容易に移動できます。船のみを用いて、
函館 → 大間
函館 → 青森 → 室蘭 → 八戸
室蘭について、室蘭本線沿いに36、37を順次くぐりぬけ、36沿い(北側)をひたすら北上、苫小牧へと向かいます。この際、
社台川付近で一部、軽車道を通る必要がありますが、SVはある道なのでセーフです。276、36を、またしても室蘭本線沿いにくぐりぬければ、苫小牧港(東西どっちも)のあるエリアへ到着です。
※「室蘭・苫小牧」「小樽港」「札幌」は、陸地だけではいずれも相互行来できません。
ここから船のみを用いて、
苫小牧 → 秋田
苫小牧 → 新潟 → 小樽 → 舞鶴
苫小牧 → 敦賀
苫小牧 → 仙台
苫小牧 → 大洗
苫小牧 → 名古屋
以上が、函館方から、船と道内の移動のみで到達できる限界と思われます。
次いで、馬路方を考えます。実は、そもそも馬路のあるエリアへは、軽車道かつSVなしの道を通らないと到達できません。具体的には、
猿押林道を通る必要があります。これがないと、最初のエリアすら抜けることができません(一応、浅川の方へは出られますが、進展がないため)。これを利用すれば、193・195ラインを越える道へアクセスできるようになり、行動範囲が広がります。
四国外から、四国へアクセスできる船(フェリー)の経路の主なものは、島で乗り換えるものを含めて、以下があります。
徳島 ← 和歌山
徳島 ← 東京
徳島 ← 新門司
高松 ← 神戸
高松 ← 岡山(小豆島経由)
新居浜 ← 神戸
東予 ← 大阪
今治 ← 安芸津(大崎上島経由)
松山 ← 広島
松山 ← 柳井
八幡浜 ← 別府
三崎 ← 佐賀関
この到着港ですが、四国内は、船なしでは絶対通れないラインが存在し、それより西にある港は(最終到着港としては)除外されます。具体的には、
西条市壬生川の
ココー<196>ー<11>ー<494>ー池川ー吾川大崎ー<33>ー佐川越知境ー佐川津野境ー津野須崎境ー<197>ー新荘川河口
を東西に行来することが、軽車道を含めても不可能になっています。よって、徳島・高松・新居浜・東予のいずれかである必要があります。
〇高松港
サンポートの方は、ある程度広がりがあります。他方、30の東に着岸するジャンボフェリーは、<30>ー<11>ー牟礼房前のエリアを抜けることができません。坂手から小豆島内の他港にも行けないので、これは除外されます。
〇東予港・新居浜港
どちらも西条市壬生川の
ココー<196>ー<11>ー四国中央市三島の
ココに囲われたエリアですが、これを抜けることができません。(以前調べたとき発見したと思ったのですが、今回見当たらず。なお、新居浜市の
ココは自転車道なので不可。)
〇徳島港
ある程度の広がりがあります。
よって、
徳島 ← 和歌山
徳島 ← 東京
徳島 ← 新門司
高松 ← 岡山(小豆島経由)
に絞られました。出発港に到着する船も考慮して、
徳島 ← 和歌山
徳島 ← 東京
徳島 ← 新門司 ← 泉大津
徳島 ← 新門司 ← 横須賀
徳島 ← 新門司 ← 大阪 ← 志布志
徳島 ← 新門司 ← 大阪 ← 大分 ← 八幡浜 ← 臼杵
徳島 ← 新門司 ← 大阪 ← 東予・新居浜 ← 神戸 ← 宮崎
徳島 ← 新門司 ← 大阪 ← 東予・新居浜 ← 神戸 ← 大分
徳島 ← 新門司 ← 大阪 ← 東予・新居浜 ← 神戸 ← 高松(東)
高松 ← 岡山
が候補地となります。(一応、直島経由で高松 ← 宇野もあります。)
なお、大阪港や神戸港就航フェリーには、別の岸壁に着岸するものもありますが、相互行来可能でした。
これらについて、函館方から到着できる港と一致するものはなく、(ほぼ)船だけで四国まで着くことは不可能です。よって、特に期待できる以下の港間を中心に、その陸地上の連絡経路を探索する必要があります。
大洗 >> 東京
敦賀・舞鶴 >> 大阪・神戸・泉大津・岡山
名古屋 >> 大阪・神戸・泉大津・和歌山
このうち、まず、舞鶴が最も容易であると判断し、探索を行いましたが越えられず(
ココはあるっちゃありますが、車は北から進入できるか微妙なところ)。次いで、敦賀を確認しましたが、これも大津市に入ることができません。よって、大洗 >> 東京を調べることにして、これは成功しました。
上記の結果をまとめると、以下の通りです。
(閉じる)函館 → 馬路 詳細経路
函館市役所
>> 函館港
→ 青森港(津軽海峡フェリー)
→ 室蘭港(津軽海峡フェリー)
>> 室蘭市内
36下通過(室蘭本線跨線橋下)
>> 室蘭市内
37下通過(室蘭本線跨線橋下)
>> 白老町内社台川付近にて
軽車道利用(
SVあり、回避不能)
>> 苫小牧市内
276下通過(室蘭本線跨線橋下)
>> 苫小牧市内
36下通過(室蘭本線跨線橋下)
>> 苫小牧西港
→ 大洗港(さんふらわあ)
>> 大洗町内
51下通過
>> 小美玉市内
6下通過
>> 石岡市内
355上通過
>> 石岡市内
355下通過
>> 筑西市内
294下通過(水戸線跨線橋下、軽車道
SVあり、ただし50、294、50と大回りすれば、使わずとも可能)
>> 下妻市内
125下通過
>> 境町内
354上通過(境大橋北詰)
>> 野田市内
16下通過
>> 三郷市内
298上通過(三郷JCT)
>> 葛飾区内
6下通過(江戸川右岸)
>> 江戸川区内
14下通過(荒川右岸)
>> 東京港(有明)
→ 徳島港(オーシャン東九)
>> 小松島市内
55下通過
>> 佐那河内村内府能隧道アクセスのため
軽車道利用(
SVあり、探せば回避可能かも?)
>> 神山町内
438上通過(新府能トンネル旧道)
>> 吉野川市内
192上通過(阿波麻植大橋南詰)
>> 美馬市内
193下通過(軽車道SVなし、おそらく回避不能、※)
>> 美馬市内
438上通過(三頭トンネル上)
>> 三好市内
32上通過(県道6号)
>> 一旦香川へ >> 県道8号利用で再度徳島へ
>> 三好市内
192上通過(境目トンネル上、軽車道
SVあり)
>> 四国中央市内境目峠ー堀切峠間
軽車道利用(SVなし、おそらく回避不能、※)
>> 四国中央市内
319上通過(法皇トンネル上)
>> 四国中央市内翠波峰ー富郷間
軽車道利用(SVなし、おそらく回避不能、相当な隘路と思われる、※)
>> 県道126号白髪隧道経由
>> いの町内
439上通過(郷ノ峰トンネル上、県道6号)
>> 南国市内
32下通過(国分川左岸)
>> 南国市内
195下通過
>> 南国市内
195上通過(土讃線跨線橋)
>> 県道231号 >> 県道221号 >> 記念坂 >> 香我美舞川 >> 弓木隧道 >> 畑山 >> 県道210号 >> 奥栗一谷林道
>> 安芸市内猿押林道
軽車道利用(SVなし、回避不能、※)
>> 馬路温泉 着
※について。通らないとたぶん無理なので勘弁ください。
このうち、美馬市のは短距離かつ
遠景SVでは通れそうに見えます。また、猿押林道も、調べた感じ比較的まともな林道のようです。あとの2つは…正直きついかも。
ーーーーー再び茶番スタート。ーーーーー
船の時刻を調べてみると…
11/27(木) 函館3:20着 → 青森7:00着 10:40発 → 室蘭17:25着 >> 苫小牧18:45発 →
11/28(金) → 大洗14:00着 >> 東京19:00発 →
11/29(土) → 徳島13:20着 >> 馬路19:00頃着
間に合います。私は安心して津軽海峡フェリー青森行の早朝便に乗り込みました。
翌日夕方、室蘭 >> 苫小牧のGoogle所要時間は1時間強だったにも関わらず、全然苫小牧まで着きません。それもそのはず、その所要時間は高速道路を利用したものだからです。11/27(木)の商船三井さんふらわあに間に合わなかった私は、急遽苫小牧23:30発 → 敦賀翌20:30着の新日本海フェリーに乗船しました。そして、11/28(金)夜には敦賀に着きましたが…、軽車道を通っても、和歌山港や岡山港へはたどり着けず。11/29(土)22:00現在、サヌカイトはなおも関西をさまよっています。
ーーーーー再び茶番終わり。上記は嘘です。ただし、所用でいま関西にいるのは本当です。ーーーーー
本来は、陸地経路だけで探していたのですが、なんか主旨がずれてきました。青森から陸地で行くことも考えましたが、確か秋田の中央あたりで詰んだような(実は、これを考えたのは数か月前です)。あと、広島県周辺にも大きく行来不能なラインがあったことは記憶しています。当初松山→高松とかで考えていたので、これにはちょっと困りました。
以上、長々としょうもない話題をすみませんでした。
余談:今年の記事数は既に3,442記事。2011年以降で最多であった去年の記事数が3,467記事ですので、これを超すことは間違いないでしょう。これで7年連続記事数が前年より増加、落書き帳が活気づいています。今年はまだ0記事だった日も5日しかありません。あとは2010年の3,639記事を抜けるかどうか。197記事を十番勝負なしの1か月で達成するのはなかなか難しいですが、オフ会も行われていますし、もしかすると?