日本語を学習している米国人との「ローマ字」でのメールのやり取りでは、彼は「かな漢字変換式」ローマ字を書いてきます。
なんだかなぁ。
今回はローマ字はどの方式が良いとか、そういうことは触れません。
[34736]みかちゅうさん
これも「den-en」と書くのが普通
そう言いきれます? 私はハイフンよりもアポストロフィを使うほうが多いんですが普通じゃないんでしょうか。
実用面では「tamba」とする方が外国人のためにローマ字をふるという本来の目的にはかなっていると思います。
「つづりを統一すること」こそ最も実用的なのであって、“Tanba”で統一できたなら、それで何の問題もないと思いますよ。でも、これが今までなかなか統一できてないんですよね。今後も統一されるかどうか。
[34738]般若堂そんぴんさん
英語使用者には有利? でも,母音はどうでしょう?
この例として、“Otake”は「オオタケ(大竹)」と英語使用者はまず読めないようです。「オゥテイク」。
#ここだけ地理色がでました…。
[34738]般若堂そんぴんさんより、北村四郎氏
パスポートなどではヘボン式に変えられてしまうことに憤りを感じる
パスポートのローマ字表記は個人の希望するつづりに出来る訳ではないので、現在、個人名に限っては外務省式に倣うのが最も実用的と言えましょう。パスポートと違うつづりでは同一人物と認めてもらえなかったりします。
[34740]はやいち@大内裏さん
ンをmで表記したほうがなんとなく英語っぽい気がします
「ローマ字表記」をしても日本語ですよね。
拙稿
[6946]でも触れてますが、山田耕筰は“Ko_sc,ak Yamada”と自署してました。まったく英語っぽくないのですが、彼にとってはこれが「実用的」だったのでしょう。
で、現在でもラテン文字圏では山田耕筰は“Ko_sc,ak Yamada”或いは“Koscak Yamada”とつづられます。
【注】
“o_”:マクロン付きo、“c,”:セディラ付きc をあらわします。
[6946]は「数値文字参照」で書き込み、後に変換されたためわかりにくくなってしまいました。
そのうえ今みると“Kocak”って“s”が抜けてました。