都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
ゆうさんの記事が10件見つかりました

… スポンサーリンク …



[36177] 2004年 12月 29日(水)03:23:43ゆう さん
地名の多義
読めてない記事がたくさんあり、読んでいてフォローすべき記事もたくさんあるのですがなかなか手がまわりません。
果たして無事に年を越せるのか。市りとりのリアルタイム更新は難しそうです。

それで、すべきフォローの一部に代えて。

[36112]hmt さん
私見では、白紙に戻して明治4年スタイルの表現をすれば、下記のように「新宿」とするのが妥当と考えます。
おそらく都内の道路標識も「↑新宿」でしょう。
でも、都庁のあたりを「新宿」と呼ぶようになったのは割と最近のことなんですよね。

四ツ谷や早稲田のような ”全く別の「場所」”を含む「新宿区」ではないことにご注意下さい。
[36120]軒下提灯さん
そのとおりだと思います。新宿=新宿区ではありません。
hmtさんは、「一般的に『新宿=新宿区』ではない」ではなく、「東京都庁所在地は『新宿』という場合のこの『新宿』は『新宿区』の意味ではない」とおっしゃったんだと思うのですが、いかがでしょうか。

戸塚あたり(住居表示は高田馬場)に住む私の知人は「新宿に住んでいる」といいます。この場合の「新宿」は「新宿区内」の意味ですよね。それが正しいかどうかという問題ではなく、現実にそう表現され、コミュニケーションが成立しています。

以前話題になった「市駅」の用例を見てもそうです。駅名の場合必ずしも所在地名がつくとは限らなかったりして単純ではありませんが、例えば、大田にあるJR山陰線の大田市駅、これは改称すべきでしょうか。

何かいいたいかと申しますと、「新宿区」といっても「区内の任意の一部」を指す場合もあれば「区の全域」を指す場合もあり、「新宿」といっても「新宿御苑あたり」「新宿駅界隈」「住居表示の『(|北|西)新宿[1-8]丁目』」「新宿区内」の、任意の一部だったり全部だったりと、いろんな可能性があるということなのです。「大田市」も同様です。そして「栃木」も…。
言葉は多義を持つもの。時代によって意味が変わってしまうこともあります。本来の意味を知ることはとても大切なことですが、新しい意味を止める事はできないのではないでしょうか。

【追伸】
私には「住居表示によって新宿になったところ」と「大字変更によって大河原になるところ」を区別する理由がどうも合点がいかないのです。

【おまけ】
本来「いう」と書くべきところを「ゆう」と書く方がたまにいるのですが、記事検索でちょっと面倒な思いをしています。最近はそうでもありませんが。
[35873] 2004年 12月 19日(日)01:07:11ゆう さん
続・案内標識の「地名」の選ばれ方
もう少し調べてみました。

[35858]
「基準」があります。
「案内標識の表示地名に関する基準(案)」(通達,昭和61年)が現在の基準とのことです。

http://www.mlit.go.jp/road/sign/kentoukai/PDF/1/05_kijun.pdf によれば
1 適用の範囲
(1)対象道路:一般国道、都道府県道、幹線的な市町村道
~略~
2 目標地の選定
・掲示する目標地は、広域的な案内の必要性に応じ(1)重要地、(2)主要地、(3)一般地と分類。
・(1)、(2)に選定する地名については、通達により規定。
とのことです。これが厳格に運用されてるならば、道路の管理者によらず同じ基準で同じ地名が使われるはずなのです。ところが、現実にはいろいろな疑問があるのは[35858]で述べたとおりです。
好意的に解釈すれば、それぞれの判断で柔軟な対応ということになるんでしょうかね。

[35862]軒下提灯さん
道路案内標識設置指針は国土交通省(東北地方整備局単独かも?)発行のものです。
情報ありがとうございます。これが上述の「通達」のことなのかも知れないと思いますが、どうなんでしょう。

[35863]音無鈴鹿さん
コレこそ「↑西東京市」としたほうがよっぽど親切な気が私はします。
まったく同感です。「栃木市」とする感覚の持ち主ならば「西東京市」にするのが自然だと思うんですけど。

[35867]彩時記さん
国道463号線(浦和所沢バイパス)にはずっと前から「←西東京」というのがあります.
情報ありがとうございます。基準があるようで統一されてない、不思議です。
[35858] 2004年 12月 18日(土)12:08:45【1】ゆう さん
案内標識の「地名」の選ばれ方
[35836]NTJ会長さん
原因はたぶん・・・標識を立てる人の判断がバラバラだから、でしょうねぇ・・・
判断がバラバラということはありません。「基準」があります。

●どのような地名が選ばれるか
一定の条件に合う地名の中から、道路の性格、周辺の道路網、目標候補地の間隔等を考慮して決められます。条件については http://www.mlit.go.jp/road/roadqa/024.html 等を参照ください。

●指し示す距離はどの地点までのものか
「目標値の中心地点」までの道のりを示します。普通は市役所や町村役場の正面を「中心地点」としますが例外もあります。例えば「岩国」の場合は市役所ではなく岩国駅を中心地点とされているようです。([16759]愛比売命さん参照)


●では、実際の地名や中心地点を選んでいるのは誰か
どうにもよくわかりません。国交省道路局にでも問い合わせてみましょうか。

軒下提灯さんが[16898]が東北地方の「道路案内標識設置指針」をご紹介されてますが、発行元はどこでしたか? 国交省東北地方整備局(当時は建設省)あたりが決めてるんですかね。一方、宮城県道は「基準なし」って、それは信じ難いです。

Web検索したところ、 http://www.soumu.go.jp/kanku/kyusyu/gyosei_03_1.html には
九州地方整備局管内の各道路関係工事事務所では、道路標識設置基準に基づき道路標識の整備を図るとともに、九州管内の主要な道路管理者により構成される「九州ブロック道路標識適正化委員会」が作成した「案内標識設置指針」に沿って、道路標識の整備を推進
とあり、道路管理者(=案内標識設置者)間で統一の指針があるように読み取れます。

一方、 http://www.pref.kagawa.jp/dorohozen/k_sign/pdf/mokuhyochi.pdf を見ると、香川県内では香川県道路保全課が随時修正している模様ですが、これは国交省直轄の国道でも適用されてるんですよね。



そんな訳で、主要地が「栃木」から「栃木市」へ変更されたとして、いったい誰がその背景を知ってるのかわかりません。

【以下余談】
その1
中国地方では中国山地越えの峠がたくさん案内標識に出てきます。この場合「○○峠」に役場はありませんから、「中心地点」は「県境」ですよね。

その2
瀬戸内の島内道路では役場よりも港が多く出てくる気がします。この場合明示的に「港」と書いてなくても「中心地点」は桟橋だったりします。

その3
今私が住んでるあたりだと「田無」が選ばれてるらしく、西東京市発足後もそのまま「田無」が案内され続けてます。ところが数ヶ月前青梅街道で「↑西東京」というのを見て、とても鬱な気分になったのですが、その後「西東京」は増えることもないようです。何かの見間違いだったのかもしれません。
[35499] 2004年 12月 2日(木)23:26:26ゆう さん
市制施行日の偏りについて
[35494]ふじなが26号さん
1.市制施行日はどうして1日が多いのですか。どうして1日にまとまって新市が誕生するのですか。
[35497]みかちゅうさん
基本的にはキリがいいからです。合併・編入を伴う場合は、会計その他の集計が1ヶ月単位なので集計する都合もあるでしょう。16日に行うところが多いのも一月を上・下半期に分ける都合上ですね。
市町村雑学 4月1日は市の誕生日?によれば、16日は常陸大宮市だけですよ。
1日はキリがいいと言うのはそのとおりだと思います。特に単独市制だけに絞れば、1日市制市の比率はさらに上がるのではないかと思います。
逆に、合併市制の場合は別の事情がからんで単純にキリが良い日を選べない市が出てくるのではないでしょうか。最近では土日で電算機システムの統合を行ってから月曜日に合併とか。

# 実は私もPCを修理中で今は押し入れから出した旧型を使ってます。
# 単独市制市と合併市制市で分けて市の誕生日統計を取ってみたいのですが、
# 旧型は処理が遅いのでちょっとやる気になれません。

[35494]ふじなが26号さん
2.どうして年度末の3月31日は多いのですか。
[35497]みかちゅうさん
新年度の業務を円滑に始めるためではないでしょうか。31日に顔合わせを済ませておけば、それだけ新年度の業務のスタートが早く切れるようになります。
実はほとんどが昭和の大合併の最中の1954年3月31日のようです。こちらはかなりの比率で合併市制市ではないかと想像します。
年度内に合併すると補助金・交付金の算出が有利になるという可能性を考えたのですが、実際はいかがでしょう? >識者の方
[35496] 2004年 12月 2日(木)22:17:32【1】ゆう さん
「広島市、府中町との合併法定協を廃止へ」だそうですが
[35494]ふじなが26号(旧清い26号)さん
あまりにも常識はずれ(中略)の合併なら批判しても妥当だと思います。
「府中町は四方を広島市に囲まれても単独町政を続けるなんてあまりにも常識はずれだ」と考える人もいるかもしれませんね。

府中町合併すべきかをケンさんが決めるべきことではありません。府中町民や府中町議会が決めるこです。
そうですね。最後に決めるのは当事者です。
同様に、どの件に意見を書くのが妥当か妥当でないかをふじなが26号さんが決めるべきことではありません。各自が決めることです。それに対して反論するのが妥当か妥当でないかを決めるのもまた同じ。
[35382] 2004年 11月 28日(日)12:55:23ゆう さん
かな地名弁護
少々遅くなったが気もしますが。

[35245]Issieさん
現実に大量生産される ひらがな地名 にそれだけの「積極的な思い」が込められているのか,というと,これは甚だ怪しい…,と思わざるを得ないのも事実です。
基本的には同意しますが、そう単純にも思えない自分がいます。

地名は漢字で表記しなければならないものではありません。もっともらしい漢字表記であったって,さかのぼってみれば,ただの当て字であることも少なくないのだから。漢字で表記することに積極的な意味などあるのだろうか。
まだ多くの自治体はある特定の漢字表記を採用しています。
それは、当て字かもしれない、別の漢字やひらがなカタカナを使っても良いかもしれない表記を、それこそ「積極的な意味」をよく検討することもなく、単に「今までそう書いてきたから」だけで採用された自治体名表記なのかもしれません。もちろん検討の上「やっぱり従来の表記が良い」とされたのかもしれませんが。

従来の表記を変えて「ひらがな」にした自治体は、少なくとも表記について検討していると言えます。その点は評価しても良いのではないでしょうか。それを「浅はかだ」と考える人がいるでしょうけど。

私は ひらがな地名 を,ひらがなで表記される,それだけで否定する気にはなれません。
私もここに行き着くのですが、どんな表記であろうとそれだけでは地名の価値は変わらないと思うのです。

かな表記の地名は私の好みではありません。私に言えるのはそれだけです。好みではない理由はありますが、それでかな表記批判をする気にはなれません。
[35370] 2004年 11月 27日(土)01:56:37ゆう さん
わしもひろしまじゃが
[35345]mikiさん
<うらうらおもて>
メロディーは「ソソソソラソラ」です。
私のまわりは「ソララララソラ」「ラララララソラ」などでした。

それに繰り返すときの「おもて」は「ミソラ」です。
こちらは同じ。

<大貧民・大富豪>
広島では「大富豪大貧民」だったような気がします。
(それとも「大貧民大富豪」かな?あやふやな記憶です。)
単に「大富豪」でした。

[35359]mikiさん
広島では「大中小元」といっていました。
私のまわりは「小中大元」といってました。

なお下位のコートの人は「並び」といって
順番待ちは「たまご」といってました。
[35164] 2004年 11月 17日(水)23:59:30【1】ゆう さん
江田島市能美町中町と江田島市江田島町中央
本当はもう少しはやく書く予定だったのですが。

[30999]両毛人さん
先ほど江田島市となることが決まった4町による合併協議会のホームページを確認しましたら、新市発足後の住所地名はそのまま継承されるとのこと。住所表記からも「能美」はなくなるわけです。
私も協議会録を読んでそう思っていましたが、実際にはタイトルのようになったようです。スナフキんさんが[22423]にてご紹介くださった、いなべ市のときと同じなのですが。やっぱり難しいです。

江田島市の旧4町の名は住所表記に残り、旧江田島町は江田島市江田島町となりました。冗長に見えるかもしれませんが「江田島市全体が江田島ではない」ことが明確な表記です。拙稿[30880]での「能美島の名が消えてしまわないだろうか」という心配は当面は大丈夫かもしれません。

ところで「能美町中町」、この集落の名前はもともと「中」だったようです。能美島東西の中心という意味でしょうか。昭和の合併以前は「佐伯郡中村」、ところが能美町発足時に「佐伯郡能美町中」とはなりませんでした。「中」ではすわりが悪かったのでしょうか。でも「町」が2回続くのもすわりが悪いように思います。「能美町中村」では駄目だった理由に思いを巡らせる今日この頃。

(まあ、江田島町役場の所在する住所も「中央」ですが)。
一方の「江田島町中央」は住居表示による名前ですね。住居表示実施済地域においても、合併前の旧自治体名を冠する例は多いものの、「町」までくっつける例はあまり聞きませんでしたので、ちょっと新鮮でした。
[34828] 2004年 11月 5日(金)08:17:31ゆう さん
Re: 東京都練馬区西大泉町
[34827]KMKZさん
しかし、50メートルプールくらいの面積しかない小さな飛び地だけ住居表示未実施になっている理由は何なのでしょうね。
逆の発想で「住居表示するとしたら」を考えてみました。

案1: 練馬区西大泉町1番○号(または練馬区西大泉七丁目1番○号)
→この飛地だけで町名を設定すれば街区符号は1番だけになりそうです。表記だけは変わりますが、目的地への到達容易度は「練馬区西大泉町○番地」の時とあまり変わらないか。
案2: 練馬区西大泉六丁目13番○号
→街区符号13番の飛地。これでは「目的地にたどり着きやすいわかりやすい住所のあらわし方」になりません。
案3: 練馬区西大泉六丁目25番○号
→西大泉六丁目の飛地。これも「25番が24番からは遠くに離れている」のを知ってなければ。
案4: 練馬区片山三丁目16番○号
→この飛地の周りを囲む新座市の町名にあわせてみる。わかりやすいような、わかりにくいような。

なんだか今のままでいいような気がしてきました。
[34743] 2004年 11月 3日(水)01:58:00【3】ゆう さん
実用的なローマ字とは
日本語を学習している米国人との「ローマ字」でのメールのやり取りでは、彼は「かな漢字変換式」ローマ字を書いてきます。
なんだかなぁ。
今回はローマ字はどの方式が良いとか、そういうことは触れません。

[34736]みかちゅうさん
これも「den-en」と書くのが普通
そう言いきれます? 私はハイフンよりもアポストロフィを使うほうが多いんですが普通じゃないんでしょうか。

実用面では「tamba」とする方が外国人のためにローマ字をふるという本来の目的にはかなっていると思います。
「つづりを統一すること」こそ最も実用的なのであって、“Tanba”で統一できたなら、それで何の問題もないと思いますよ。でも、これが今までなかなか統一できてないんですよね。今後も統一されるかどうか。

[34738]般若堂そんぴんさん
英語使用者には有利? でも,母音はどうでしょう?
この例として、“Otake”は「オオタケ(大竹)」と英語使用者はまず読めないようです。「オゥテイク」。
#ここだけ地理色がでました…。

[34738]般若堂そんぴんさんより、北村四郎氏
パスポートなどではヘボン式に変えられてしまうことに憤りを感じる
パスポートのローマ字表記は個人の希望するつづりに出来る訳ではないので、現在、個人名に限っては外務省式に倣うのが最も実用的と言えましょう。パスポートと違うつづりでは同一人物と認めてもらえなかったりします。

[34740]はやいち@大内裏さん
ンをmで表記したほうがなんとなく英語っぽい気がします
「ローマ字表記」をしても日本語ですよね。
拙稿[6946]でも触れてますが、山田耕筰は“Ko_sc,ak Yamada”と自署してました。まったく英語っぽくないのですが、彼にとってはこれが「実用的」だったのでしょう。
で、現在でもラテン文字圏では山田耕筰は“Ko_sc,ak Yamada”或いは“Koscak Yamada”とつづられます。

【注】
“o_”:マクロン付きo、“c,”:セディラ付きc をあらわします。
[6946]は「数値文字参照」で書き込み、後に変換されたためわかりにくくなってしまいました。
そのうえ今みると“Kocak”って“s”が抜けてました。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示