こんにちは、じゃごたろです。
いろいろと誤字に関する話題がありましたが、私もさらに。
先日、平成18年版の「道路現況」のコピーをしてきたのですが、いやはや誤字だらけ。路線名という最も重要なものでさえ「姨(おば)捨」が「姥(うば)捨」になってるし、起終点にも「菅(すが)平」が「管(くだ)平」になってたり、枚挙に暇がありません。私のなじみのない地名を含めたら何箇所誤字があるのだろうか。さらに地番のような数字など確認しようもない誤字もあるかもしれないし。この資料をもとにして、サイトのデータを作っている人が何人もいるので、こういう形で徐々に誤字が広がっていってしまうのですね。。。
以前
[34334]で、京都の「祇園」は「祗園」という字ではないという話題がありましたが、ウォッちずで調べると「祗園」で「ぎおん」とする地名があることになっています。もしかしたら、「祇園」の文字を間違えて「祗園」という地名を名付けてしまい、それが正式な地名として存在してしまったため、日本語変換でも「ぎおん」で「祇園」「祗園」の両者が候補とされるようになり、そのせいで本家「祇園」も「祗園」表記される状態がネットで蔓延してしまったのでしょうか。ちなみに両者をググると、「祇園」は1,490,000件、「祗園」は254,000件でした。
職業としての「かじ」は"にすい"の「鍛冶」ですが、地名としての「かじ」は"にすい"の「鍛冶」と"さんずい"の「鍛治」の両者が存在するのと同様なのかもしれません。
さて、
[58908] k-ace さん
え、“越後”湯沢!?(単純ミスなんでしょうけど…)
もしかしたら、この原文は「羽後湯沢」であったのが、編集段階で「越後湯沢」にすり変わってしまったのではないだろうか、とも思います。これを校正した人が「越後湯沢」は知っていても「羽後の湯沢」のことは知らなくて、勝手に「これは越後湯沢の間違いだろう」と判断してしまったとか。
【追加で】
[58885] 千本桜 さん
40~50キロも離れた場所に「↑興津駅」と掲げるには、興津のネームバリューでは力不足だと思います。
確かにそうですね。静岡県、もしくは静岡市に入ってから表示されるのなら、とくに違和感無く受け入れることはできるでしょう。道路の案内標識は通行の制御をするためのものであると私は思ってますので、千本桜さんよりも道路管理者に対する理解は持っているのですが、山梨県内に「興津駅」はちょっとやりすぎといった感です。
「↑静岡 興津駅」に書き換えたりせず「↑静岡 清水」と書かれた古い案内板をそのまま設置しておきます。その方が、国のため、ドライバーのためになるような気がします。
「清水」をそのまま残すかどうかはおいといて、どうしても「清水」を換えたいというのなら、私ならまだ「沼津」の方がましなような気がします。「静岡」「沼津」が並んでいたら、少なくともこのまま走っていけば、太平洋岸にはたどり着くという安心感はあると思いますから。