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[99180] 2020年 2月 16日(日)16:45:26白桃 さん
広域都市圏主都市への通勤通学者数最多自治体と通勤通学度最大自治体
以下は、45都道府県内で圏内人口が最大の広域都市圏の主都市への通勤通学者が最多自治体と通勤通学度が最大自治体をまとめたものです。47ではなく45としているのは、県全体が首都(東京)広域都市圏に含まれる神奈川県と、そのほとんどが他府県の広域都市圏に含まれ、残ったのは2以上の自治体から成る都市圏を形成しない単独の村(十津川村など)だけの奈良県を除いているからです。
なお、白桃の言う【広域都市圏】と【通勤通学度】については[94737]を参考にしていただければ良いのですが、下表に記載した「通勤通学者数トップ自治体」と「通勤通学度トップ自治体」は、あくまでも当該広域都市圏内にあって、(自市町村内への通勤通学者数を除いて)主都市への通勤通学者数が主都市以外の自治体への通勤通学者より多い自治体です。・・・(例)木更津市を主都市とする(東京系)上総広域都市圏にある君津市、その君津市の狭域都市圏にある富津市の木更津市への通勤通学度は4.12で、君津市の木更津市への通勤通学度3.60を上回っている。
・・・本当にややこしげな話ですんません。('◇')ゞ

広域都市圏名(人口)主都市通勤通学者数トップ (人数)通勤通学度トップ(度数)
札幌2,514,823札幌市江別市22,350石狩市10.48
八戸340,140八戸市階上町4,314階上町22.53
盛岡470,414盛岡市滝沢市14,308滝沢市13.50
仙台1,981,531仙台市名取市16,781七ヶ浜町22.08
秋田市531,496秋田市潟上市6,911潟上市12.86
山形市551,524山形市天童市8,172山辺町22.31
郡山572,420郡山市須賀川市9,270三春町12.44
東京系筑波843,402つくば市土浦市9,957牛久市5.56
宇都宮1,137,099宇都宮市鹿沼市9,015高根沢町11.21
群馬1,264,988前橋市高崎市21,201吉岡町16.08
東京系熊谷592,130熊谷市深谷市10,497行田市3.40
東京系上総265,775木更津市君津市8,073君津市3.60
首都35,428,550特別区横浜市434,302狛江市35.49
新潟市1,159,686新潟市新発田市9,328田上町11.92
富山市593,978富山市射水市11,265舟橋村42.65
金沢769,509金沢市白山市17,775内灘町19.82
福井市646,813福井市坂井市15,958永平寺町12.25
甲府600,723甲府市甲斐市12,154甲斐市11.42
長野市616,419長野市千曲市8,435飯綱町14.74
中津川134,269中津川市恵那市4,147南木曾町3.37
浜松1,129,296浜松市磐田市17,613磐田市3.55
名古屋7,749,327名古屋市春日井市42,311大治町23.71
三重733,843津市松阪市13,782松阪市2.85
彦根系近江228,704東近江市近江八幡市4,574愛荘町6.44
京都市2,960,109京都市大津市29,044向日市22.75
大阪市14,531,845大阪市堺市95,200王寺町15.95
姫路883,779姫路市たつの市9,359太子町15.37
和歌山市615,543和歌山市岩出市8,709岩出市10.35
米子236,511米子市境港市4,546日吉津村27.48
松江297,853松江市安来市3,316安来市2.81
岡山市1,526,503岡山市倉敷市27,873早島町17.94
広島市1,952,264広島市廿日市市21,830府中町16.06
周防339,523山口市防府市7,249美祢市1.86
徳島市661,289徳島市鳴門市5,504佐那河内村14.79
高松819,327高松市さぬき市7,342三木町14.12
松山637,608松山市松前町6,379砥部町14.31
高知市590,011高知市南国市8,162いの町11.22
福岡市3,583,819福岡市春日市24,693新宮町18.86
佐賀市382,157佐賀市小城市8,930小城市12.20
長崎市785,108長崎市長与町10,931長与町17.66
熊本市1,274,550熊本市合志市11,070嘉島町18.85
大分市755,905大分市別府市8,576由布市5.44
宮崎市528,901宮崎市国富町3,642国富町9.28
鹿児島市859,904鹿児島市姶良市7,334日置市5.02
那覇830,532那覇市浦添市14,516豊見城市13.63
※広域都市圏名に「〇〇系」がつくのは、主都市から〇〇への通勤通学度が1以上ではあるが、○○より他都市への通勤通学度が大きいケースです。
[99167] 2020年 2月 12日(水)23:08:14白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1990年第15回国勢調査)
平成に入って初めての国勢調査(第15回)では、県全体の人口推移が横ばいか下降気味の中にあって、一部元気な地域、都市が見られた岩手、茨城、鹿児島の三県に登場してもらいましょう。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です)

岩手県累P順位国調人口/-----/茨城県累P順位 国調人口/-----/鹿児島県累P順位国調人口
盛岡市1位235,434水戸市1位234,968鹿児島市1位536,752
花巻市2位70,514日立市2位202,141鹿屋市2位77,655
一関市5位61,967つくば市7位143,396川内市3位71,735
北上市7位58,779土浦市3位127,471国分市7位46,557
宮古市4位58,503勝田市5位109,825名瀬市4位46,306
水沢市6位58,189取手市10位81,665出水市5位39,729
釜石市3位52,484下館市6位66,028姶良町12位37,154
都南村16位43,063牛久市14位60,693 指宿市13位32,008
久慈市10位38,743古河市4位58,231隼人町18位31,455
滝沢村11位38,108龍ヶ崎市16位57,238串木野市10位29,385
〇岩手県
さて、皆さん、国勢調査で都道府県内人口ナンバー2になったところがある自治体の数が一番多いのはどこでしょう?
そうなんです。岩手県なんです。釜石、宮古、花巻、北上、一関、奥州、と6つもあるのです。この年2位の花巻は、累Pも2位なのですが、個人的には意外な気もします。因みに2位に就いた回数トップは10回の釜石です。いずれにしろ、岩手県は都市の盛衰が結構はっきりしています。この当時から三陸勢の人口減少は慢性的で、前回3位の宮古は5位に、前回5位の釜石は7位に後退しています。一方、北上川流域の一関は4位から3位に、北上は7位から4位に、都南は10位から8位に上昇、そして滝沢がトップ10入りを果たしています。なお、累P8位は大槌、9位が大船渡となっています。
〇茨城県
首都圏に組み込まれた牛久や龍ケ崎の上昇もさることながら、いきなりステーキ、いや、3位にランクインした学園都市・つくば、に目を奪われます。♪学園広場は青春広場~、と謳われておりますが、つくば市は♪夢も希望も青春も~今でも全国一フレッシュで元気な都会なんでしょう。なお、累P8位は結城リンリン瑠璃の色、9位は常府・石岡となっています。
〇鹿児島県
鹿児島の元気どころは、国分、隼人(いずれも現:霧島市)と姶良です。前者はテクノポリスの指定を受けて京セラなどハイテク企業の進出によって、後者は鹿児島市のベッドタウンとなっての人口増です。なお、累P6位は谷山、8位は頴娃、9位は枕崎となっています。

◎ 三県の1990年DID人口十傑
岩手県-----茨城県-----鹿児島県
盛岡202,676日立171,355鹿児島400,449
一関27,052水戸160,052鹿屋30,357
宮古25,552土浦56,068名瀬27,549
水沢23,890取手47,819川内23,541
北上22,912つくば43,148鹿児島吉野21,689
釜石22,904古河43,106帖佐16,633
都南19,049勝田41,430串木野15,942
花巻13,934牛久37,160国分14,953
大船渡8,643石岡24,582伊敷14,706
久慈8,422那珂湊18,799加治木14,546
[99148] 2020年 2月 6日(木)11:11:47白桃 さん
「市の前身自治体」の市制施行前国勢調査人口
相変わらず分かりにくいタイトルで申し訳ありません。
まず、白桃ルールによって語句の説明をいたします。
「市の前身自治体」とは、既存の市を含まない市制施行時に関係した自治体のうち、
市制施行前国勢調査時に一番人口の多かった「町」を指します。(町優先ルール)
また、複数の「村」による市制施行(該当ケースはない)の場合は、
市制施行前国勢調査時に一番人口の多かった「村」を指します。
(例1)つくば市は市制施行前国勢調査において、谷田部町より桜村の人口が多かったが、(町優先ルール)によって、前身自治体は谷田部町とします。
(例2)南国市は1959年10月1日に後免町ほか4村によって市制施行となったが、その後免町は1956年9月30日に5村と新設合併によって出来た自治体であります。よって前身自治体は、新設の後免町ではなく、1955年国調時に存在した後免町とします。
(例3)宇部市のように、ひとつの村による「単独市制」(市制施行時にひとつの自治体であっても、前回国勢調査時と市制施行時の間に廃置分合があった場合は「単独市制」とは言わない。)の場合は、その村を前身自治体とします。
(例4)A町とB町との合併による市制施行で、前回国調時にBが村であった場合は、人口がB村>A町であっても、前身自治体はA町とします。
(特例1)1954年市制施行の宝塚市の場合
宝塚町(1951年に小浜村が町制/改称)と良元村による市制施行でありますが、1950年国調時の人口は良元村>小浜村となっています。大いに迷いましたが、町制施行した小浜村を前身自治体としました。
(特例2)1950年市制施行の日南市の場合
3町1村による市制施行でありますが、油津町と飫肥町の1947年国調人口はともに11,558人。なんてこったぁ!!!
飫肥はなかなか良いところで捨てがたいのでありますが、町制施行の早かった(生まれながらの町)油津を前身自治体としております。

下は、市としてデビューした国勢調査年ごとに前身自治体の市制施行前国勢調査人口を調べ、最多と最少を記したものです。(第1回国勢調査までに市制施行した都市について、「前身自治体」ルールをどのようにするかを検討中、というか、あまり気にしておりません。)

デビュー国調年該当市数人口最多自治体(人口)-----人口最少自治体(人口)
1925年18市宇部・宇部村38,063清水・清水町10,141
1930年8市瀬戸・瀬戸町31,279倉敷・倉敷町14,209
1935年19市直方・直方町40,072海南・黒江町11,449
1940年41市布施・布施町48,696七尾・七尾町12,104
1947年54市(注1)夕張・夕張町64,998鈴鹿・白子町7,572
1950年34市美唄・美唄町72,222日南・油津町11,558
1955年243市(注2)相模原・相模原町68,898熊野・木本町6,090
1960年66市三笠・三笠町57,519南国・後免町1,826
1965年12市浜北・浜北町53,548深川・深川町14,492
1970年34市保谷・保谷町71,303南陽・宮内町17,939
1975年58市新座・新座町77,704鴨川・鴨川町18,047
1980年3市坂戸・坂戸町51,232八幡・八幡町50,132
1985年5市浦安・浦安町64,673太宰府・太宰府町50,273
1990年5市廿日市・廿日市町52,020つくば・谷田部町37,387
1995年10市鶴ヶ島・鶴ヶ島町63,064鹿嶋・鹿島町45,227
2000年7市印西・印西町57,667篠山・篠山町22,229
2005年96市栗東・栗東町54,856北杜・長坂町9,252
2010年42市みよし・三好町56,252南島原・有家町8,847
2015年5市滝沢・滝沢村53,857大網白里・大網白里町50,113
注1:1940年国調時に存在していなかった(美里村の一部)石川市も含む
注2:1950年国調時に高岡市と一緒だった新湊市も含む

※人口最少前身自治体が、市制後に「南」を名乗ったケースが5つもありますが、気が向いたらこれに言及します。
[99146] 2020年 2月 3日(月)02:53:10白桃 さん
洲本のこと・・・つづき
[99145]の続きです。
館山、津島、観音寺、島原が、隣に出来た新参者市に対してなんとか面目を保っているのに比べ、洲本は様相が違っています。
人口減少率-----昼間人口比率
市名2010年から2015年から2010年2015年
洲本12.076.12104.0102.6
淡路10.445.3896.498.1
南あわじ10.685.1296.696.8
昼間人口比率の落ち込みもさることながら、人口減少率が淡路市、南あわじ市より高いのです。

念のため、「平成の合併」前の2000年までさかのぼって旧市町単位で見たのが下の表です。
(※人口減少率は国勢調査人口です。)
2000年昼間人口比率-----人口減少率(2000年~2015年)
洲本市109.615.73
五色町86.913.67
(洲本市)104.815.29
南淡町92.218.94
三原町105.88.72
西淡町90.621.29
緑町100.63.62
(南あわじ市)96.914.67
津名町104.810.79
北淡町92.623.14
一宮町89.220.08
東浦町94.63.77
淡路町93.122.61
(淡路市) 96.315.24
人口減少率が高い、その責任?は一緒になった五色町にあるのではなく、旧)洲本市にあったのです。どうしてなのか、その要因は詳しく調べる必要がありますが、かつては本州側へのゲートとなっていた岩屋がある淡路町や四国側へのゲートとなっていた福良がある南淡町の人口減少率も高いことから、架橋、自動車道の開通が影響しているのはまず間違いないでしょう。
[99145] 2020年 2月 2日(日)06:54:57【1】白桃 さん
洲本のこと(先輩都市と新参者市)
どちらかと言えば斜陽化にあるけれど、それでも地域の中心として周辺に少なからず影響力をもっている都市があります。そういった都市の周りに、「平成の合併」によって人口ではあまり差のない、いや中には、畏れ多くも猪口才にも先輩都市を上回る人口に水膨れした【新参者】市が出来ているケースがあります。
具体的に言うと、
館山市に対する南房総市、津島市に対する愛西市、洲本市に対する淡路市と南あわじ市、観音寺市に対する三豊市、島原市に対する南島原市
がこの範疇にはいるのでは・・・。このような【先輩】都市と【新参者】市の関係を、人口減少率と昼間人口比率を見ながら妄想しました。
1.館山都市圏
人口減少率-----昼間人口比率
市名2010年から2015年から2010年2015年
館山8.374.84104.1102.5
南房総13.957.1889.590.3
2.津島・愛西(名古屋都市圏)
人口減少率-----昼間人口比率
市名2010年から2015年から2010年2015年
津島5.532.8194.594.5
愛西5.632.8079.679.1
3.三観グループ
人口減少率-----昼間人口比率
市名2010年から2015年から2010年2015年
観音寺8.723.6899.2100.4
三豊8.734.5792.793.4
4.島原グループ
人口減少率-----昼間人口比率
市名2010年から2015年から2010年2015年
島原8.224.14105.0104.7
南島原14.927.9393.894.1
上記4例の共通点としては、【新参者】市が多数の自治体の合併によって成立しており、しかも、その中心となる旧自治体がはっきりしないことであります。
1.館山都市圏とあるのは、2015年国調通勤・通学先データから私が作成した「都市圏」によるものです。それはともかく、南房総は館山のスネをかじっています。しかし、館山の昼間人口比率が落ち、南房総が若干上がっているのを見ると、将来は親の手を離れるのではないか、もう館山都市圏は消滅して、館山、鋸南、南房総による「館山系グループ」になるのではないか、そういった気もしますが、人口減少率を見る限り館山と南房総の相違は明らかです。
4.「島原都市圏」と呼べるほど南島原に対する島原市の影響力はないのですが、昼間人口比率、人口減少率をみても、島原と南島原の力関係は明らかです。
3.観音寺は、かつて「東の三本松、西の観音寺」と呼ばれた(私だけが言っていた('◇')ゞ)ように、三豊郡の中心としてその存在を誇示していたのですが、昼間人口比率も100%スレスレなので、三豊市がその傘下にあるとは言い難く、グループ名も「三観グループ」としています。学校参観日を思い浮かべますが、「観三グループ」としたら閑散としますので…、余談はともかく、ここにきて人口減少率も差異が見られるようになりました。
2.へんてこりんな形で愛西にとりつかれている津島市ですが、愛妻ともども名古屋都市圏の一員となっています。その昔は尾張一番の繁栄を見せたと言われる津島も、相当前から名古屋の都市圏に組み込まれたようで、名古屋に吐き出したものを、愛西から補充しているにすぎません。昼間人口比率は相当に開いていますが、人口も人口減少率もものすご~く似かよっています。ひょっとして、津島は愛西に対して微妙な感情をもっているのではないでしょうか?
注)人口減少率で「2010年から」とあるのは【2010年国勢調査~2020年1月1日現在推計人口】のことです。ただし、津島と愛西については【2010年国勢調査~2020年12月1日現在推計人口】です。「2015年から」も同様です。

洲本のことを書こうとしたのですが、そこまでたどり着きませんでした。
 
[99141] 2020年 1月 31日(金)09:10:04【1】白桃 さん
「生まれながらの町」の完全単独市制
本題に入る前に
[99136]YT さん
99134の訂正
そうでしたか。お手数かけました。改めて御礼申し上げます。

[99090]白桃
ところで、向日のように「村を知らない生まれながらの町」が単独で「市」となったケースはそんなに多くはないのでは?
数えました。全部で39市でした。
以下は、第1回国勢調査(1920年)までに市制施行していた21市です。
1898年まで---1908年まで---1920年まで
施行日市名人口A施行日市名人口B施行日市名人口C
1892.4.1前橋34,4951899.4.1若松(福島)39,2651911.7.1浜松64,749
1896.4.1宇都宮32,0691899.4.1丸亀27,0191914.4.1旭川※61,319
1897.4.1長野31,3191900.4.1高崎39,9611917.3.1大牟田64,317
1897.8.1四日市25,2201900.4.1小倉31,6151917.9.1八王子38,955
1898.2.1奈良30,5391906.9.1宇治山田37,5391918.4.1大垣28,334
1898.4.1尾道22,3121907.5.1松本35,0111919.5.1上田26,271
1898.10.1大津34,2251919.11.1明石33,107
1920.7.1釧路※39,392
注)人口A→1898年「日本帝国人口統計」の現住人口、人口B→1908年「日本帝国人口静態統計」現住人口、
人口C→1920年「第一回国勢調査」の人口
※旭川は、旭川町→旭川区→旭川市となっているが、この間に合併、境界変更は行っておらず「適合」とし、また釧路は、釧路町→一部が分立(釧路村)/釧路区→釧路市と廃置分合を行っているものの、これは併合ではないので、これも「適合」とした。

第1回国勢調査後に市制施行した18市は以下の通りです。
市制施行日市名市制施行前人口市制施行後人口国勢調査間増加率
1921.1.1千葉33,17941,80626.00
1921.3.1桐生37,67442,55312.95
1921.9.1一宮27,26334,74627.45
1922.1.1足利33,63739,40117.14
1924.4.1都城25,74130,42118.18
1925.4.1西宮28,42834,42721.10
1929.5.1伏見30,54431,5413.26
1933.4.1石巻30,74333,5309.07
1937.4.1栃木31,33531,195-0.45
1937.5.5釜石36,23042,16716.39
1948.1.1島田30,63532,1935.09
1948.10.10鹿沼32,03732,3771.06
1950.4.1秩父29,49731,5106.82
1950.8.1古河30,26530,709 1.47
1958.7.15与野35,16240,84016.15
1959.4.135,18450,95244.82
1967.1.1田無49,11358,46619.04
1972.10.1向日36,98845,88624.06
注)市制施行前人口とは市制施行前最後に行われた国勢調査人口、市制施行後人口とは市制施行後最初に行われた国勢調査人口。
[99135] 2020年 1月 30日(木)10:33:30白桃 さん
YT さんへの御礼と疑問
[99134] YT さん
『昭和25年 国勢調査報告 都道府県編 第7巻 その14 神奈川県』収録の「第1表 面積、人口及び人口密度―市・町・村 (大正9年~昭和25年)」の脚注によると、昭和10年の国勢調査時の酒匂村の人口7,004人中、3,167人分(45.2%)が小田原市に入ったようです。
YT さんにはたびたびお世話になっており感謝申し上げます。今回も早速ご連絡いただき有難うございます。
今回知りたかったのは、「1947年国調時の境域に組み替えた1940年(昭和15年)国調時の小田原の人口」です。酒匂村(後に酒匂町)は1954年に残り全部が小田原と一緒になったので、「1980年(昭和55年)国調時点の境域に組み替えた各国調年の人口」を利用して「1947年国調時の境域に組み替えた1940年(昭和15年)国調時の小田原の人口」を算出できなかったので、「酒匂村の一部」の人数を問い合わせた次第でしたが、3,167人と言う数字は予測をだいぶ超えたものでした。ただ、疑問が残るのは、
115) 昭和15.12.20. 足柄下郡小田原町 (27,860)、足柄町 (16,807)、大窪村 (4,688)、早川村 (2,483) 及び酒匂村の一部 (3,167) をもって小田原市 (計 55,005) を設置。
ということから、「1947年国調時の境域に組み替えた1940年(昭和15年)国調時の小田原の人口」は55,005ということなのでしょうが、なぜ
昭和10年の国勢調査時の酒匂村の人口7,004人中、3,167人分(45.2%)
となっているのか、つまり、「昭和15年の国勢調査時の酒匂村の人口7,376人中・・・」になっていないのか?。
厚かましいお願いで恐縮ですが、この点、おわかりになれば教えてください。
[99133] 2020年 1月 30日(木)02:46:57白桃 さん
訂正とお願い
[99020]白桃
現在までに【八幡町】と名乗ったところが九つあります。この9という数字は、【大和町】【大野町】の11に続き、【三和町】と並んで3位タイじゃなかったかと思うのですが、
【吉田町】も九つでした。訂正いたします。

お願い
小田原が1940年(昭和15年)に市制施行した際に、【酒匂村の一部】がくっついていますが、それが何人だったかお判りになる方がおられましたらお教えください。
[99120] 2020年 1月 27日(月)03:53:18白桃 さん
Re:川の流れのようにクイズの回答
[99119]シノレパシクソ さん
答え:Aグループ
理由:川の〇〇と□□□の〇〇との関係……ですよね?
お付き合いありがとうございます。
「答え」はもちろん、「理由」もあっていると思うのですが、念のため説明いたしますと、
Aグループ:「○○川」という市町村がある(あった)川。
Bグループ:「○○」という市町村がある(あった)川。
Cグループ:AにもBにも該当しない川
Wグループ:AにもBにも該当する川
です。
思いつく河川を調べたらBとWばっかり。川なのに砂漠気候(BW)ですか?
仰る通りAは案外少ないですね。私の身近なところでは、大都会?を流れるこの川 はAに属しますね。この川は、「大都会?」と隣の「誉水村(後、丹生村と合併して旧:大内町)」の境界になっていたような・・・
そう言えば、今晩ついつい飲んでしまった「手取川」(今、一番のお気に入り)はCですね。('◇')ゞ
[99117] 2020年 1月 26日(日)12:40:37白桃 さん
♪川の流れのようにクイズ
昔、世界で一番長い川はミシシッピー、日本で二番目に長い川は石狩川、って習ったような覚えがあるのですが、いつのまにか変わっていますね。日吉ミミさんも♪世の中、川ってゆくんだヨ、って歌っていますが・・・皆様が習ったときはどうでしたか???

下は、日本の河川30傑(長さ)を四つのグループに分けたものです。

Aグループ:荒川、紀の川、雄物川
Bグループ:信濃川、利根川、石狩川、天塩川、北上川、最上川、天竜川、阿賀野川、四万十川、釧路川
      斐伊川、由良川、筑後川、馬淵川、川内川、吉井川
Cグループ:阿武隈川、江の川、十勝川、米代川、尻別川
Wグループ:木曽川、吉野川、熊野川、那珂川、旭川、富士川

問題:江戸川と真室川は同一グループに属しますが、上記のどのグループでしょうか。お付き合いいただける方は、その理由も書いてください。

ヒント:Wグループは、AにもBにも該当する河川です。
なお、この問題は、水文学、地形学、その他自然地理学、ならびに人口地理学とは全く関係ありません。また、ナツメロとの関連性もほとんどないのですが、唯一、バーブ佐竹の「ネオン川」の歌詞♪誰が名付けた川なのか~にヒントが隠されているようないないような・・・ 
[99103] 2020年 1月 22日(水)01:21:55白桃 さん
お詫びと御礼
[99090]白桃
本落書き帳の「市区町村変遷情報検索」では、塩竈や津島(愛知)も該当するようになっているのですが、同「履歴情報」にもある通り、人口異動を伴う境界変更を行っていますからアウトですね。
「市区町村変遷情報」で検索すると境界変更の記録が出てこないのはどうして?と自分でも思っていたのですが、変更種別欄の「境界変更」にチェックをいれていなかっただけのことでした。大変失礼いたしました。

[99102]ekinenpyou さん
1947(S22)年の沖縄群島(本島)地方における市町村別人口について
大変参考になります。有難うございました。
[99101] 2020年 1月 21日(火)18:12:40白桃 さん
「駒」「雛」「駿」はどんなもんでしょう?
[99097]グリグリ さん
[99100]N さん
あまり真剣にならなくても良いような気もしますが、個人的意見を。
タイトルに挙げたものは動物(種)の名称や別称でもなく、状態や特徴を表しているにすぎないので、「動物名の市区町村」に入れるのは、如何なものかと思います。地名コレとの重複を避けるという理由で出ていないのかもしれませんが、「男」「女」「雄」「雌」も勿論除外する方が良いと思います。

[99098]たけもと さん
お久しぶり、というか本当にお懐かしゅうございます。アノ、ピアノのCMを見るたびに「そう言えば、どうしているのだろう。」と気になっていました。
[99092] 2020年 1月 19日(日)10:55:37【1】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1985年第14回国勢調査)
1985年(昭和60年)に行われた第14回国勢調査で取り上げるのは、現在もなお人口を増加させている、滋賀、福岡、沖縄の3県です。昭和も終わりに近づくと…おっと、年号が変わったからと言って人口推移に変化が見られる、なんて、根拠のない話は出来ませんが、…ともかく、人口の伸びは全国的におとなしくなってきます。前回国調から人口を減少させたのは秋田県のみですが、北日本、西日本の多くの県の増加率もせいぜい2%台となっています。こんな中、広域中心都市・福岡市を擁する福岡県は3.64%の高率を示します。近畿圏にあって県の主要都市が満遍なく人口増を示したのが増加率7.03%の滋賀県です。実は、宮城県は福岡県より、奈良県は滋賀県より当時の増加率は高いのですが、増加が持続せず、県人口のピークはともに2000年国調になります。福岡と滋賀の人口増の性格?も一括りに出来ませんが、これとも全く異なる人口増の様相(言うまでもなく、突出した自然増)を示しているのが沖縄県です。・・・予定より前段が長く、しかも、ややこしくなりました。('◇')ゞ
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です)
滋賀県累P順位国調人口/---/福岡県累P順位国調人口/---/沖縄県累P順位国調人口
大津市1位234,551福岡市1位1,160,440那覇市1位303,674
彦根市2位94,204北九州市2位1,056,402沖縄市3位101,210
草津市5位87,542久留米市4位222,847浦添市4位81,611
近江八幡市4位63,791大牟田市3位159,424宜野湾市6位69,206
長浜市3位55,531飯塚市5位81,868具志川市2位51,351
守山市8位53,052春日市8位75,555名護市7位49,038
栗東町9位41,827大野城市10位69,435糸満市10位45,921
八日市市6位39,744行橋市16位65,527石垣市8位41,177
野洲町18位31,768直方市12位64,479豊見城村16位37,965
甲西町14位29,527筑紫野市13位63,242平良市5位33,406
〇滋賀県
前段で述べた通り主要都市が満遍なく人口増を示しているので、人口順位の点では前回国調とそれほどの変化はありません。満遍なく人口が増えている中でも注目したいのが、(温泉もあるかもしれない)草津市、(愛知県にもあった)守山市、(♪恋のインターチェンジ&馬のトレ・セン)栗東ですが、特に草津に関しては、元気な「衛星都市」というだけでは済まされない、成長目覚ましい西日本きっての注目都市です。なお、累P7位は水口を前身とする甲賀、10位は消滅したのが惜しまれる濁音のみの膳所(ゼゼ)です。
〇福岡県
前回の国調で北九州から首位の座を奪い返した福岡市は、その北九州との人口差を10万以上に拡げます。現在、我が国を代表する成長都市は福岡、代表する斜陽都市は北九州と、決してクチに出しては言いませんが、この頃からそうなる兆候はあらわれておりました。田川に代わって筑紫野がトップ10に入り、これで春日、大野城、筑紫野(かぱぷうさんが、この3市まとめてナンカうまいことを仰っていた気もするのですが)、の福岡市を支える(「傘下」とは言わない)3市が出揃いました。
〇沖縄県
沖縄県の人口順位は前回国調と全く変化ありません。これだけではあまりにも簡単すぎます?
この国調で那覇が30万を、沖縄市が10万を超えたのですが、沖縄県諸都市の人口推移をみてますと、大都市圏の「衛星都市」が人口増加率トップを順番に交代していくのと同じ、そう、あのチームパシュートを見ている感覚に陥ります。那覇が、浦添や宜野湾、具志川、豊見城に「今度はキミがトップに立て」とか耳打ちしているのでしょうか?まさかネ
◎ 三県の1985年DID人口十傑
滋賀県----- 福岡県-----沖縄県
大津113,085 福岡市連合1,033,018那覇297,747
草津43,242北九州市連合862,812浦添69,429
彦根40,303久留米145,085沖縄64,973
唐崎坂本32,100大牟田117,277宜野湾62,460
長浜23,012春日69,085石垣29,568
近江守山15,697大野城47,494名護16,863
石山11,796中間42,358糸満16,497
近江八幡10,201飯塚37,079平良16,269
八日市9,848太宰府36,268嘉手納13,324
野洲8,585小倉下曽根31,144石川11,764
注:DIDの連担に関して、過去のデータについて検証していませんので、自治体の枠をこえることのない数字になっています。
[99090] 2020年 1月 18日(土)03:20:30白桃 さん
♪向日横丁のタバコ屋の~
[99087]千本桜 さん
町村制施行時に町になったということは、郡の中心町だったのでしょうが、そういうイメージが湧かないのは、大都市に近すぎるせいでしょうか。拠点性を感じませんね。その町を歩いたことはないけど。
向日町(向日市)に拠点性を感じないというのは全く同じです。ただ、拠点性が弱かったからこそ、どことも合併せず(出来ず)にきたのではないでしょうか。そして、単独市制は、やはり京都市の【おかげ】。
ところで、向日のように「村を知らない生まれながらの町」が単独で「市」となったケースはそんなに多くはないのでは?。本落書き帳の「市区町村変遷情報検索」では、塩竈や津島(愛知)も該当するようになっているのですが、同「履歴情報」にもある通り、人口異動を伴う境界変更を行っていますからアウトですね。
因みに、宮城県下の「村を知らない生まれながらの町」をザッと調べてみました。(さすがに錚々たる街が並んでいます。拠点性ということでは、石巻、古川の次に来るのは、大河原?佐沼?中新田?)
白石:市制施行時に6村と合併
角田:市制施行以前に合併
亘理:1955年に荒浜町ほかと合併
大河原:コメントは不要ですネ。( ´∀` )
岩沼:市制施行以前に合併
原:1928年、仙台に編入
塩竈:1938年に多賀城と境界変更(Wikiには七ヶ浜とも境界変更とある)
吉岡:大和町成立時に合併
中新田:中新田町時代に既に合併
古川:市制施行時に3村を編入
岩出山:現在は大崎市
涌谷:既に2度合併
岩ケ崎:現在は栗原市
若柳:現在は栗原市
登米:現在は登米市
佐沼:現在は登米市
石巻:宮城県では唯一該当か!
渡波:現在は石巻市
気仙沼:市制施行時に1町1村と合併
[99084] 2020年 1月 17日(金)04:10:32【1】白桃 さん
大ムコウ(合併ウォッチャー)を唸らせる市は?
ここんとこ、「町」(あるいは「村」)から「市」になるときの人口増加率(具体的には、市制施行後の国勢調査人口÷市制施行前の国勢調査人口×100-100)を調べているのですが、合併等があった場合は境域人口の組替作業をしなければならず、かなり面倒です。特に「○○村の一部を××町に編入」となると、1950年以前の国調報告書にはその数字が掲載されていないので、いろんな資料から引っ張ってこないといけない。もう気が狂いそう。でも、こんな報われない作業が嫌いじゃなかったりして。('◇')ゞ
こんな作業をしていてふと思ったのは、町村制施行時に「町」であって、以後どことも廃置分合を行わず、単独市制した立派な?市の中で、一番遅く市制施行した市はどこだろう・・・コレ、結構むずかしいようであんまり難しくなかったです。
[99074] 2020年 1月 15日(水)03:52:22白桃 さん
第53回十番勝負こうかい日誌
今回一番後悔したのは開始時にパソコンの前で眠りこけていたことです。勝負にモシ、タラ、レバは無いのですが、もしも、眠りこけていなければ、
問三:2015年国勢調査人口に対する2019年推計人口が都道府県で増加率が一番高い(減少率が一番低い)市
は間違いなく金メダル、そして待望の総社を領国に加えることが出来たのです。返す返すも残念。
一日目はこれ以外に解答の出足が早く、最近話題となっていた
問九:面積に増減があった市区町村(2018年10月1日vs2019年10月1日)
問七:難読地名あいうえおの住所地名がある市
問一:都道府県で総画数が最も少ない市(ひらがな市は除く)
を答えることができました。
二日目
問十:日本動物園水族館協会に加盟している動物園がある市
旭川、日野でピントこないあたり、今の白桃の実力です。因みに、未回答の岡山市の動物園は、白桃のご先祖であると自分だけ思っている岡山藩主池田家に深く縁のあるところで、岡山にいる頃一度だけ行ったことがあります。また、東かがわ市の しろとり動物園は、協会非加盟であることは前々から承知していました。
問五:都道府県の市役所の住所で郵便番号が最も大きい市
これは、[98840]桜トンネルさんの
復習したら見えてきました。
が大きなヒントとなりました。他人の発言をヒントにしたことも不本意ですが、銅メダル欲しさに、このような問題の答えに東かがわ市を選ばざるをえなかったことがそれ以上に不本意でした。

ここからしばらく、ネットに繋がらなくなり修理に来てもらう羽目に。仮にネットに繋がっていたとしても結果は同じだったとは思いますが・・・
ヒントがでたあと:
問四:都道府県の市の中でふるさと納税額が最も多い市(2018年)
これは、お題の泉佐野市で分からないとは情けないです。
問二:都道府県庁所在地の面積に最も近い市
これの類題は何度か出ているのですが、ここまで手こずったのは、[98861]シノレパシクソ さんの
あと問二は、参照ページが違うからかもしれませんが、想定解数50くらいになりました。
に惑わされ、想定解を数える問題、しかも、いくぶんファジーな要素のある問題と思い込み、「並び替え検索」をしなかったことにあります。[98885]N さんの
問二は紛れもなく46だと思いますが…
にもっと早く注目すべきでした。
問六:市制施行日の月日がユニークな市(他に同じ月日の市がない)
これ、過去問にあったのですね。デスクトップ鉄さんが金メダルなので、てっきり鉄関係、市盗り関係かな、♪かなかなかなかなか見つからない(スリーファンキーズ)。そのうち、[98915]EMM さんの
あの市があるのなら早めにこの共通項を疑うべきだった。
そして、前に数えてなかったっけ?と思って確認したら数えてなかった…
で、問二のような想定解数を気にしなくても良い「並び替え検索」が必要な問題ではなく、これこそ想定解数を数える問題だとわかったのですが、【あの市】 =野々市 であることがピント来ない、まったく情けない。
問八:市内のすべての鉄道駅に市名が含まれている市(字体の揺れやひらがなも許容・鋼索線は除く)
今回の一番「やられた!」と痛感した問題です。一市一駅も〇というのが、意表を突くというか、出題者の巧妙なところです。

ヒント前に四問も残してしまった今回、今の私の力だと言えばそれまでですが、次回はヒトの発言に左右されず、王道を歩みたい。でも、ちょっとは他者の発言で相撲をとる?('◇')ゞ 、そして山口市、周南市は取り返したい。だって、前々から周防は白桃、長門は、かぱぷうさん、そういう条約を結んでいなかった???

最後にグリグリさん、おかげさまで今年のお正月七連休はヒマをもてあますことなく随分苦労させていただきました。次回もよろしくお願いします。
[99020] 2020年 1月 11日(土)09:26:48白桃 さん
表記が同じ九つの八幡町
十番勝負の最中に失礼します。
現在までに【八幡町】と名乗ったところが九つあります。この9という数字は、【大和町】【大野町】の11に続き、【三和町】と並んで3位タイじゃなかったかと思うのですが、その多くが比較的早くに町制施行し、しかも現在はマルデ残っていない例として特筆ものではないでしょうか。下は1925年(大正14年)に行われた国勢調査における7つの【八幡町】の人口です。残り2つの八幡町はどうしたの、と疑問を抱かれる方もいるかもしれませんが、一つは当時すでに市制施行していた福岡県の八幡、もう一つは、このずっと後の1954年に合併して町となった山形県の八幡です。
1925年国調人口だけでお判りになる方は殆どいないと思い、簡単かつ親切な(少なくとも十番勝負よりは((´∀`)))ヒントを添えましたので、今は何市になっているか考えてみてください。
なお、多分ですが、今回の十番勝負のヒントには全くならないと思います。

町制年1925年国調人口-----ヒント
1922年9,408人有名な半島
1889年7,785人三大?盆踊り・私の城下町?
1889年7,573人徒然草、つい最近駅名変更
1889年7,374人近江商人・安土城
1889年4,517人本八幡
1889年4,160人八幡宿
1908年3,840人四国八十八箇所十番札所切幡寺

クイズではありません。答えはこちらを見れば大体お判りになると思います。
[98954] 2020年 1月 7日(火)02:03:51白桃 さん
十番勝負
問八:笠岡市

終ったかな?
[98945] 2020年 1月 6日(月)23:06:30白桃 さん
十番勝負
問六:赤磐市
[98934] 2020年 1月 6日(月)21:49:32白桃 さん
十番勝負
問二:真庭市
[98917] 2020年 1月 6日(月)03:15:47白桃 さん
十番勝負
問四:総社市

気が付くのが遅すぎる。
[98868] 2020年 1月 3日(金)01:36:26白桃 さん
途中休憩
シノレパシクソ さん
完答一抜けおめでとうございます。
[98483]白桃
予想:優勝N さん、2位:とりぴー さん、3位:ぺとぺと さん。この3連単はけっこうカタイ?。
N さんに勝つとすれば、スカンデルベクの鷲さん、でしょう。
で、4位:星野彼方さん、5位:シノレバシクソさん、6位:白桃
の通り、まさか一抜けまでは予想していませんでした。過小評価お許しください。それにしても若い方の「進歩」は高度成長期の相模原や松戸の人口増加よりもドラスチックですね。脱帽です。

[98830]EMM さん
ところで………いや、これは今は触れないで起きましょう。
多分、アノことを仰りたかったのでしょうが、
白桃越前守&若狭守もコノ事に関しては今は触れないでおきましょう。((´∀`))
[98844] 2020年 1月 2日(木)10:45:15白桃 さん
十番勝負
問五:東かがわ市
不本意ながら某氏のつぶやきをヒントにしました
[98839] 2020年 1月 2日(木)02:13:51白桃 さん
十番勝負
問十:徳島市
想定解がひとつ合ってないようですが・・・
[98829] 2020年 1月 1日(水)10:10:43白桃 さん
迎春
あらためて・・・明けましておめでとうございます。
幸か不幸か、去年の大晦日(つまり昨日)から七日までアルバイトがお休みで、お酒を飲むか十番勝負に没頭するしかないのでありますが、インスリンかお薬のせいなのか考え事をしていたらスグ眠ってしまうのです。パソコンの前で待機していながら一時間以上、この一睡は一生の不覚でした。それに、少し前までは「アノ人の苗字何だったかな?」程度だったのですが、最近は「アレ?、誰の名前を思い出そうとしていたのかナ?」となっています。当然ながら、十番勝負も行き詰っております。愚痴で始まった新年になりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。
[98825] 2020年 1月 1日(水)03:05:45白桃 さん
十番勝負
問一:山口市
[98823] 2020年 1月 1日(水)02:44:05白桃 さん
十番勝負
問七:福島市
[98816] 2020年 1月 1日(水)01:46:59白桃 さん
十番勝負
問九:延岡市
[98813] 2020年 1月 1日(水)01:16:56白桃 さん
十番勝負
問三:総社市
パソコンの前で待機していたのに寝てしまった。
[98784] 2019年 12月 31日(火)20:32:51白桃 さん
市制施行前の国勢調査で3万人以上を記録した市
[98780]と大いに関係しますが、市制施行前の国勢調査(第1回から第7回まで)で前身となる町or村が3万人以上を記録した市とその回数を列挙します。
北海道12市
夕張(夕張町5回)、美唄(沼貝村1回・沼貝町1回・美唄町4回)、芦別(芦別町2回)
三笠(三笠山村1回・三笠町2回)、赤平(赤平町2回)、岩見沢(岩見沢町2回)
北見(野付牛町3回)、歌志内(歌志内町3回)、苫小牧(苫小牧町1回)、網走(網走町2回)
江別(江別町1回)、砂川(砂川町2回)
岩手県1市
釜石(釜石町2回)
宮城県2市
石巻(石巻町1回)、塩竈(塩竈町1回)
山形県1市
酒田(酒田町1回)
福島県1市
内郷(内郷村1回・内郷町2回)
茨城県3市
土浦(土浦町1回)、日立(日立町1回)、古河(古河町1回)
栃木県3市
足利(足利町1回)、栃木(栃木町1回)、鹿沼(鹿沼町1回)
群馬県2市
桐生(桐生町1回)、太田(太田町2回)
埼玉県5市
大宮(大宮町2回)、熊谷(熊谷町1回)、所沢(所沢町2回)、飯能(飯能町2回)、行田(忍町1回)
千葉県1市
千葉(千葉町1回)
東京都4市
武蔵野(武蔵野町2回)、三鷹(三鷹町2回)、立川(立川町1回)、府中(府中町1回)
神奈川県4市
藤沢(藤沢町1回)、相模原(相模原町2回)、平塚(平塚町1回)、逗子(逗子町1回)
新潟県2市
三条(三条町1回)、新津(新津町2回)
長野県1市
岡谷(平野町4回)
静岡県4市
磐田(磐田町1回)、吉原(吉原1回)、島田(島田町1回)、焼津(焼津町1回)
愛知県4市
瀬戸(瀬戸町1回)、安城(安城町2回)、守山(守山町1回)、拳母(拳母町2回)
京都府1市
伏見(伏見町1回)
大阪府8市
布施(布施町1回)、吹田(吹田町1回)、貝塚(貝塚町2回)、池田(池田町1回)
枚方(枚方町1回)、高槻(高槻町1回)、泉佐野(佐野町1回)、寝屋川(寝屋川町1回)
兵庫県2市
芦屋(精道村2回)、洲本(洲本町1回)
奈良県1市
大和高田(高田町1回)
山口県5市
宇部(宇部村1回)、防府(防府町1回)、徳山(徳山町1回)、小野田(小野田町1回)、萩(萩2町)
福岡県7市
田川※(伊田町2回)、戸畑(戸畑町1回)、飯塚(飯塚町2回)、直方(直方町1回)
宮若(宮田町4回)、山田(山田町3回)、中間(中間町3回)
※田川の場合、旧)後藤寺町も1回記録
熊本県1市
水俣(水俣町1回)
宮崎県2市
延岡(延岡町1回)、小林(小林町2回)
鹿児島県6市
川内(川内町2回)、谷山(谷山町2回)、枕崎(枕崎町1回)、串木野(串木野町1回)
阿久根(阿久根町2回)、西之表(西之表町1回)
沖縄県2市
具志川(具志川村1回)、真和志(真和志村1回)

では、皆さんよいお年を
[98780] 2019年 12月 31日(火)15:29:39【1】白桃 さん
Re:町制施行要件
[98747]むっくん さん
市になったのが遅い理由は分かりませんが、町になったのが遅い理由は、町制施行要件ではないでしょうか。
返事が大変遅れまして申し訳ございません。ご指摘いただいた通りだとは思うのですが、鹿児島県の町制施行要件、それも戦前のものがどうなっていたのかご存知であれば教えてください。
鹿児島県の自治体の町制施行時期が他県に比べて大変遅れているのは一目瞭然なのですが、市制施行時期が果たして遅くなっていたのかどうか念のために調べてみました。
調べたと言っても、あんまり説得力のあるものではないのですが。('◇')ゞ
まず、鹿屋の場合。
1950年国勢調査において鹿屋市の人口は63,506ですが、この国勢調査で6万人台だったのは以下の22市1町でした。
順位人口町制年市制年
1宇治山田市69,48918891906
2相模原町68,89819261954
3鈴鹿市68,75518891942
4水戸市67,1631889
5福山市67,06318891916
6長岡市66,81818891906
7佐賀市66,8071889
8八尾市66,69819031948
9明石市65,64218891919
10弘前市65,5971889
11 熊谷市65,48718891933
12諫早市65,43418891940
13荒尾市64,20719191942
14 鹿屋市63,50619121941
15 小松市63,20118891940
16 徳山市62,90319001935
17 半田市62,86018891937
18土浦市62,24618891940
19 鳥取市61,7211889
20岩国市※61,53219281940
21 尾道市61,41118891898
22 今治市60,19118891920
23若松市(福島) 60,03418891899
上表から、人口順位14位の鹿屋は、
町制施行順位は20位、市制施行順位は19位で、やはり、両方とも遅かったと言えるのではないでしょうか。
町制年は【前身町】のもので、岩国市は麻里布町の町制年です。(岩国町の町制年は1889年)

次に、川内(42,048人)、谷山(40,098人)、頴娃(39,483)の場合
1950年国調で35,000以上45,000未満の63市町を対象に調べた結果
人口順位(対象63)町制施行順位(対象63)市制施行順位(対象58)
川内18位55位18位
谷山28位52位56位
頴娃33位63位
以下同様に30,000以上35,000未満の39市町を対象に調べた結果
人口順位(対象39)町制施行順位(対象39)市制施行順位(対象37)
枕崎5位32位17位
串木野7位36位21位
阿久根20位34位32位
西之表38位35位37位
25,000以上30,000未満の28市町を対象に調べた結果
人口順位(対象28)町制施行順位(対象28)市制施行順位(対象25)
末吉5位24位24位
名瀬6位24位2位
指宿9位27位17位
垂水16位26位22位
志布志25位21位25位
20,000以上25,000未満の90市町を対象に調べた結果
人口順位(対象90)町制施行順位(対象90)市制施行順位(対象61)
知覧6位67位------
加世田36位61位---33位
高山37位67位
出水39位48位---19位
川辺43位60位---61位
東市来80位73位
米ノ津82位58位
加治木83位40位
以上の通り、1950年国調時点において人口が同規模の自治体を比較検証した結果、町制施行時期ほど極端ではないが、市制施行時期もかなり遅くなっているのがわかりました。
[98775] 2019年 12月 29日(日)23:30:11白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1980年第13回国勢調査)
白桃は1980年(昭和55年)に横浜市緑区から千葉県東葛飾郡浦安町に引越しをしたのでありますが、第13回国調が行われた10月1日にどちらに居たか記憶にありません。ひょっとして東武動物公園駅あたりで野宿していたかもしれません。ま、そんなことはどうでも良いのですが、この頃になると、人口急増を示していた大都市周辺の「衛星都市」の中には「ゆるやかな増加」になるところが目立ち始め、一方、「高度経済成長期」に人口急減をみた地方の小都市の中には、一時的にしろ人口を増加させたところがかなりあります。今回は、このような全国的傾向とはいささか異なる様相、具体的には、地方の中心都市の周辺にあって人口急増の市町が台頭した、宮城、石川、広島の三県に登場してもらいます。(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です)
 
宮城県累P順位国調人口/---/石川県累P順位国調人口/---/広島県累P順位国調人口
仙台市1位664,868金沢市1位417,684広島市1位899,399
石巻市2位120,699小松市2位104,329福山市3位346,030
泉市9位98,016加賀市4位65,282呉市2位234,549
気仙沼市3位68,551七尾市3位50,394尾道市4位102,056
塩竈市4位61,040松任市6位43,766五日市町16位87,325
古川市5位57,060輪島市5位32,662三原市5位84,450
多賀城市8位50,785野々市町7位31,817東広島市6位75,807
名取市7位49,715羽咋市10位28,784府中市7位49,026
白石市6位41,275珠洲市11位27,351府中町12位47,817
岩沼市14位34,910津幡町9位23,682廿日市町8位42,315
〇宮城県
10年前は「町」であった泉や多賀城の台頭が目立ちます。特に泉の人口の伸びは目を見張るものがあり、次回1985年国調では石巻を抜いて2位に上がるのです。でも考えれば当時は地下鉄も開通していなかったので、鉄道のない10万都市なんて、どういう感じだったのでしょう。現在の富谷市も似たようなものですが…。なお、累P順位では3位気仙沼、4位塩竈、5位古川→大崎、となっていますが、全20回すべてトップ10に入っているこの三者のポイント数は128、127、126ですから、同等クラスと言って良いでしょう(2020年国調終了時点での累Pでは、大崎が気仙沼、塩竈を抜き去るのは確実)。また、累P10位は、ここ3回の国調でポイントを稼いだ登米(22P)ですが、累P11位は女川(20P)であることを強調しておきます。
〇石川県
何と言っても注目は前回国調から二つ順位を上げ、町でありながら7位となった野々市です。が、ここはオーナーのご出身地でありますからして、余計なことは言わないでおきましょう。累P3位が七尾、4位が大聖寺→加賀になっておりますが、ポイント差は僅か1Pです。そして、累P5位が輪島、累P6位が松任→白山となっているのは逆ではないかと思われる方もいるかもしれませんが、この差はかなりあります。なお、累P8位は根上→能美です。(※能美市の前身は寺井をハナ差抑えた根上です。)
〇広島県
ほんの6か月前に政令指定都市となった広島市。この後、名実ともに中国地方の「首都」となるために、念願の百万都市となるためには最後の仕上げが必要です。そのターゲットになったのは言うまでもなく、五日市です。その五日市、人口的には二十世紀最後の”大物町”で、この当時、町名では四倍相当の廿日市を、人口的には2倍となっていたのです。余談ですが、五日市と言えばカープの山本浩二の出身地。その母校が廿日市高校ですからちょっとややこしい。五日市、廿日市とともにもう一つの新興勢力が、もうそこまで賀茂学園都市の足音が聞こえてきている東広島。また、まだこの頃は、備後府中の人口が安芸府中を上回っていた事が注目に値します。
◎ 三県の1980年DID人口十傑
宮城県----- 石川県-----広島県
仙台552,354金沢312,643 広島市連合698,849
石巻93,094小松27,587169,725
泉中央55,439七尾16,719 福山152,955
塩竈55,361内灘16,467五日市63,594
多賀城39,031輪島14,885三原47,740
気仙沼30,686野々市14,161 安芸府中47,683
岩沼20,609大聖寺11,334尾道47,570
仙台高砂20,476松任10,815大竹31,181
白石16,811山代8,761海田市28,145
古川14,808美川8,302 廿日市24,473
3県のDIDにコメント:白石>古川だったのだ、内灘おそるべし、五日市、海田市、廿日市の次に「市」がつくDIDは座頭市!ってこと?
[98771] 2019年 12月 29日(日)04:28:34【1】白桃 さん
スーパータウン、ついに市に昇格か?
宮城県推計人口(令和元年12月1日現在)についてでは、11月中に一番増加したのは【大河原市】になっています。訂正されないうちに、写真にでもとっておきますか…。
それは良いのですが、「人口推移の一覧(EXCEL形式)」の[H31年各月1日現在]が、[令和元年11月末現在住民基本台帳人口及び世帯数]、しかもエクセルではなくPDFになっているので推計人口計算が面倒なのは困ったことです。
[98749] 2019年 12月 17日(火)08:40:05【2】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1975年第12回国勢調査)
1975年(昭和50年)は、白桃にとって忘れられない年であります。♡と本物の白桃に相当の、地理(学)にも多少の?未練を残しつつ、♪未練心につまづいて落とす涙の哀愁列車~、じゃなく快速電車(たぶん)で岡山を後にしたのです。行く先は仁川、と言っても韓国のインチョンではなく、就職先の独身寮がある西宮市の仁川です。でも、その仁川にいたのは通算で2~3日。御殿場研修から帰阪後、人事担当者の「飛行機に乗せてあげる」という甘い言葉にだまされて東京くんだりまで連れていかれたのです。機内で「好きでもない阪急ブレーブスの本拠地、西宮球場の年間入場券を無理やり買わされたけど、これじゃ使えないじゃないか」と憤慨。ま、私的なことはこれぐらいにして…、長く続いた高度経済成長も終焉し、前年のオイルショックもあったりして、世の中少々変わりかけていたのです。ロッキードで退陣したものの、田中角栄が提唱した「列島改造論」はその後もくすぶっており、(「中央」に対峙する意味での)「地方」の活性化を「お題目」に揚げる政治家が頻出したのもこの頃であったのでは。
今回は、広島や仙台には遠く及ばないが、「地方」としては大都市と自負している?ところが県庁となっている三県に登場してもらいます。(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です)

新潟県累P順位国調人口/---/岡山県累P順位国調人口/---/熊本県累P順位国調人口
新潟市1位423,188岡山市1位513,471熊本市1位488,166
長岡市2位171,742倉敷市2位392,755八代市2位103,691
上越市3位123,418津山市3位79,907荒尾市3位58,296
三条市4位81,806玉野市4位78,516玉名市5位42,837
柏崎市5位80,351笠岡市5位63,413人吉市7位41,118
新発田市6位74,025総社市7位47,027本渡市6位40,432
新津市7位58,970井原市8位37,479水俣市4位36,782
十日町市9位50,211備前市12位33,908山鹿市8位31,708
小千谷市11位44,375新見市14位30,014宇土市12位31,564
燕市10位43,265高梁市13位27,701菊池市11位28,258
〇新潟県
岡山市、熊本市同様に新潟市の累Pは200(国調20回すべて人口1位)ですが、それだけではなく長岡も180(毎回2位)と、1位→2位の連勝単式はテッパンです。3位となると、高田、三条、柏崎が入れ替わっていたのですが、前回4位の高田と9位の直江津が合併して上越市が出来上がり、以後、上越の3位も固定、3連単もテッコンキンクリートになっていくのです。累P十傑で唯一顔を出さないのは、現在県内の人口最下位市である加茂(累P8位)です。「越後の小京都」と呼ばれる加茂は結構早くから開けていたようで、♪花は越後の~ハナはエチゴの雪椿~の群生地でもあるとのこと。
〇岡山県
岡山県は二度目の登場なので簡単にと思うのですが、なにせ思い入れが多いので…。
岡山市は国調人口の上では毎回トップとなっておりますが、倉敷・児島・玉島の合併時には一瞬、新・倉敷市に抜かれていたと思います。西大寺との合併によって1970年国調時にはナントカ面子を保ちますが、その後も倉敷との岡倉天心合併競争は続きます。山陽新幹線が延伸する1972年までにナント7町2村を吸収、1975年には藤田村編入でダメ押し。これも、倉敷との差をつけたいためか、新幹線終着都市としての見栄張りか?ともかく、念願の50万都市になりました。岡山駅も立派になり、駅地下街(これ、案外立派)も化粧を直し、駅前にはアノ「桃太郎像」が設置されました。(念のため:アノ像のモデルは白桃ではありません。)玉野は東児町を合併し引き続き4位を維持していますが、単一産業、特に造船業に依存する「企業城下町」はこの頃から落ちていくのです。
〇熊本県
八代は10万都市となってから鳴かず飛ばずではありますが、1955年国調以降現在まで2位を保ち、荒尾も往時の勢いがなくなったとは言え2000年国調まで3位を維持します。苦難の歴史を持ち、現在県下最少人口市となった水俣ですが、この頃は一旦人口が下げ止まった時期で、前回同様の7位を維持しています。水俣の累P4位と言うのも、第1回国調から4期連続2位だったことを思えば納得です。なお、熊本県トップ10の今回順位は前回とまったく同じです。これは意外なのですが、更に意外だったのは、累P10位がオフ会開催地小国町であることです。(累P9位が本渡にすっかり持っていかれた牛深であることは、意外でもありません。)
◎ 三県の1975年DID人口十傑
新潟県-----岡山県-----熊本県
新潟303,325岡山194,582熊本374,040
長岡96,895倉敷60,333八代46,427
三条50,297玉野42,397水俣20,472
高田47,943児島※142,077荒尾18,504
新発田35,327津山35,938人吉18,276
柏崎31,915水島31,248本渡15,115
十日町24,171岡南31,070山鹿12,690
新津22,955玉島19,257玉名高瀬 10,360
加茂22,758笠岡16,232隈府8,066
直江津22,568鶴の浦※214,879牛深7,569
※1:この頃になると、味野と琴浦のDIDは連坦となります。
※2:後に水島DIDに吸収されますが、連島DIDとも違います。ともかく、倉敷はよくわからない。
このあたり
[98742] 2019年 12月 13日(金)15:03:59白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1970年第11回国勢調査)
1970年(昭和45年)と言えば、♪世界の国からこんにちは~の大阪万博が行われた年で、引き続き高度経済成長期でありました。前回国調から5年の間に、いわき、東大阪、倉敷などいくつかの大型合併もありましたが、まったく新しく誕生した市の数は34と少なく、県ごとの都市人口順位変動も比較的おとなしいものでした。事実、北海道、京都府と19県においては、トップ10に新たに顔を出した都市はありませんでした。そんな中、今回は新市が誕生した山形県、複数の市を含む合併が行われた静岡県、新市の誕生こそ無かったものの新興衛星都市の萌芽がみられた奈良県をとりあげました。(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

山形県累P順位国調人口/---/静岡県累P順位 国調人口/---/奈良県累P順位国調人口
山形市1位204,127浜松市1位432,221奈良市1位208,266
酒田市2位96,072静岡市2位416,378橿原市5位75,508
鶴岡市3位95,136清水市4位234,966大和郡山市2位57,456
米沢市4位92,764沼津市3位189,038天理市3位57,020
天童市8位44,758富士市6位180,639大和高田市4位53,475
新庄市5位42,120富士宮市5位88,880桜井市7位52,081
東根市6位39,113焼津市8位82,737御所市12位35,987
上山市9位38,357藤枝市9位78,750生駒町6位35,550
南陽市11位37,271三島市7位78,141五條市8位33,737
寒河江市7位35,558島田市11位66,489香芝町11位21,205
〇山形県
山形県は人口順位変動が最も穏やかな県でありますが、この回に、宮内町と赤湯町ほかの合併で誕生した南陽市がランクインしました。南陽の前身である宮内町は第3回国調時に10位にランクインしていますが、今は赤湯に比べてもひっそりとした街並みになっています。1970年国調以降、山形県のトップ10は順位変動こそあるものの新顔の登場はありません。なお、累P10位は、長井でも村山でもなく、「雛とべに花」の河北町(前身の谷地町のときに連続7期ランクイン)で、「雪とスイカと花笠」の尾花沢は一度もランクインしていません。
〇静岡県
この回、吉原市と旧)富士市、鷹岡町の合併によって出来た富士市が5位にランクイン。もっとも、前回1965年国調時に吉原が同じ5位であったので、人口順位変動はあったような無かったような。トップ10全体を見ても、前回との違いは藤枝と三島の順位が入れ替わっただけです。累P10位は磐田ですが、現在8万都市の御殿場、袋井が一度もトップ10に登場していないのは、静岡県の都市層の厚さを物語っています。
〇奈良県
1947年国調まで、市は奈良のみ。1950年国調時にやっと大和高田が市に、1955年時には天理と大和郡山が増え、でもたった4市。1960年時には御所、五條、桜井、橿原が増えて8市と等比級数的に市が増えていった奈良県です。この時点では生駒はまだ町でありましたが、前回の9位から五條を抜いて8位となり、10位には新興の香芝町がランクイン。なお、累P9位は第1回国調で奈良に次ぐ2位であった十津川村、10位は大淀町となっています。
◎三県の1970年DID人口十傑
山形県-----静岡県-----奈良県
山形115,907 静岡276,899奈良78,359
酒田56,700浜松215,630大和西大寺55,115
米沢46,185清水182,956橿原29,590
鶴岡45,465沼津120,089大和高田28,522
新庄20,017三島47,020丹波市18,425
天童13,959吉原43,177大和郡山18,264
上山12,509焼津41,427桜井17,174
寒河江11,821富士宮36,085生駒16,110
宮内9,325磐田33,500五條15,170
長井9,147島田32,590 香芝13,058
[98735] 2019年 12月 11日(水)19:06:27【1】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1965年第10回国勢調査)
1965年と言えば、東京オリンピック(勿論、前の)は終わったものの、世の中「高度経済成長期」の真っただ中。大都市近郊では人口急増の自治体が目立つ一方で、石油へのエネルギー転換が進んだことによって北海道などの炭鉱都市は人口激減時代の到来です。このように全国的には上昇と下降がはっきりと分かれてくる1965年(昭和40年)ですが、県ごとに見ると「昭和の大合併」も一段落し、人口順位変動も案外おとなしい時代であったかもしれません。そんな中、今回は、時季外れの大型合併(「新産都合併」)が行われる前の福島、岡山の両県と、東かがわ市の前身である大内町がトップ10に初登場となった香川県をとり上げます。(香川県の選択は、ごくごく私的理由によるものですが、ひらにご容赦を)
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

福島県累P順位国調人口 /---/岡山県累P順位国調人口/---/香川県累P順位国調人口
郡山市1位223,183岡山市1位291,825高松市1位243,444
福島市2位173,678倉敷市2位144,461坂出市3位61,284
会津若松市4位102,239児島市11位77,420丸亀市2位58,826
平市3位70,921津山市3位76,007観音寺市4位44,200
磐城市12位64,899玉野市4位66,232善通寺市5位35,427
須賀川市5位46,999笠岡市5位63,778三木町6位24,016
勿来市13位46,731玉島市6位53,455土庄町10位23,514
白河市6位40,747西大寺市17位46,868多度津町7位20,421
常磐市10位40,671井原市8位38,485大内町14位18,016
原町市7位40,643総社市7位34,508高瀬町12位17,683
〇福島県
直前に5町5村と合併した郡山がトップ(5度目)に返り咲きます。福島は飯坂町を編入したものの首位から陥落。いわき市成立前の旧5市は、炭鉱の閉山で衰退気味の内郷を除いた4市がランクインしているものの、勿来が前回の6位から一歩後退、常磐も前回の8位から一歩後退とパッとせず(スパリゾートハワイアンズの前身・常磐ハワイアンセンターがオープンしたのはこの翌年)。この頃は、いわき市の前身である平よりは「新産都」の核となった磐城(前身:小名浜町)の勢いが強く人口も肉薄していました。なお、累P8位は内郷、9位は相馬(前身:中村町)です。
〇岡山県
岡山VS倉敷の合併競争が始まる前の段階で、児島、玉島、西大寺といった市が♪昔の名前で出ています。現在の倉敷市は多核都市と言えるのですが、「新産都の優等生・水島」を抱えた旧倉敷市も多核、と言うより雑然とし過ぎて、5年間岡山に住んでいた白桃もよく理解できてないのです。大体、どこからどこまで「水島」か、ということも難しい(「水島」という自治体名も存在しません)。ただ、津山を抜いて3位となった児島市の一部も水島臨海工業地帯に含まれていることは間違いありません。その児島も倉敷以上に複雑怪奇で、ざっと言っただけでも味野、下津井、琴浦の三地区がバラバラに存在します。児島は累P11位ですが、児島市成立後にくっついた琴浦町が9位と、本家を上回っているのです。下のDID人口表でも琴浦は味野の上位にあります。倉敷三本柱の残り旧玉島市(倉敷や児島と比べれば複雑ではない)は、前身の玉島町時代の1920年国調では岡山市に次いで2位となるなど累P6位の実績は大したものです。忘れてしまいそうですが、累P10位は「水島」の一部にあたる旧)連島町です。
〇香川県
この頃は「番の州臨海工業団地」が造られた坂出に勢いが感じられ、丸亀は斜陽都市の印象がありました。9位の大内町は当時、隣の白鳥町とともに手袋産業の全盛期で、町も賑わっていました。3年後の1968年には三本松高校跡地に十和デパートがオープンするなど、白桃少年にとってともかく嬉しい時間でした。エ~、ここは簡単に。累P8位は詫間町(消滅)、累P11位は仁尾町(消滅)ですから、累P12位の三豊市(←高瀬町)のあやふやさ?が知れます。累P9位は、さぬき市(←志度町)です。
◎三県の1965年DID人口十傑(※香川県は9つしかないので、宮城県から一つお借りしました。)
福島県-----岡山県-----香川県
郡山86,812岡山175,024高松120,574
福島76,945玉野42,608丸亀28,928
会津若松67,185倉敷30,027 坂出23,589
34,837津山28,969観音寺15,619
小名浜28,669水島18,306善通寺13,882
常磐湯本24,720琴浦15,258琴平8,789
須賀川20,418岡南13,881多度津8,454
白河20,355味野13,551大河原※7,554
喜多方16,207笠岡13,119三本松5,786
内郷15,643西大寺9,672土庄5,384
[98724] 2019年 12月 9日(月)19:08:07白桃 さん
クイ図を悔いず
感想文と言うほどでもないのです。簡単にコメントを。
クイ図は元々苦手ですから消極的に取り組むつもりでした。しかも、問四、問五はストリートビューで答えないといけないということで、問題をよく見もしませんでした。
答えられるところからということで
問三を大洗で答えましたが、「どうしてこんな簡単な問題を出すのだろう。」と大笑い?。てっきりフェリーとか観光船の乗り場と思ったのがあさはかミツケ。「験潮場」なんて言葉も知りませんでした。
問一はいずれ見つけることが出来るだろうと後回しにして、問二を考えることに…
芦屋がヒントに出ましたので、あ~なるほど、大山崎・山崎がお題に出てるわけだ。なら、安直に浦安で答えとこ。と書きかけたとき、待てよ、TDRのとこに変なものがあるじゃないか。で、急遽、多度津に変更。この問題、クイ図だから解けましたが、十番勝負だったら相当苦戦したのじゃないかと思います。それにしても、まつもとしろくまさんには脱帽です。
そうこうしているうちに、簡単なアナグラムヒントが出たので、やっと問五を触ってみようかな…あ、苗羽が映っている。難読地名か。「ストリートビューがうまく見れないんですけど」となんでも電話相談室に訊いて教えてもらいましたが、「あ」の山女はうまくいかず…やっと宗像市の「上八」でなんとか。苦節11時間。
問四は坂本九ちゃんの歌のようなアナグラムから、標識か信号機がらみの問題かと想像はついたのですが、次の「サンポウカイカ」って何???。三方一両損なら知ってるけど。「三方開花」でくぐったら、あ、これか。でも、剣道やっていたから県道で答えてしまい誤答となりました。
問一はスーパータウンのおかげ。東かがわ市にはないもんね。コンビニ1店でもあったけ???

グリグリさん、クイ図、大変勉強になりました。ありがとうございました。、
[98703] 2019年 12月 8日(日)06:54:44白桃 さん
クイ図
問四:栃木県宇都宮市

滑川町のはアレだからダメなのか?
[98692] 2019年 12月 7日(土)10:06:10白桃 さん
クイ図
問一:宮城県大河原町

共通項は最初から分かっていたのですが、ピッタリのがなかなか見つからなくて。
ここ、千本桜さんのご案内で何度も通過してます。さすがスーパータウン。
グリグリさん、もしダメでもオマケしてください。('◇')ゞ
[98686] 2019年 12月 7日(土)00:31:10白桃 さん
クイ図
[98671] 2019年 12月 5日(木)16:31:51白桃 さん
クイ図
問五:福岡県宗像市
すとりーとびゅーの問題はあきらめていたのですが、答えが分かってから11時間かけてやっとできました。
目出度し目出度し
[98670] 2019年 12月 5日(木)15:54:28【2】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1960年第9回国勢調査)
「昭和の大合併」があらかた終わった1960年(昭和35年)国勢調査です。前回の国調時から新たに66市が誕生しました。※消滅したのはマワシがほどけてしまった真和志市:('◇')ゞ
今回登場するのは、前回同様、「昭和の大合併」前まで一個か二個だった市の数が倍増した鳥取、徳島、高知の3県です。この三県ですが、1955年国調時にはまだ市制施行していなかった市があるというのも共通です。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)
※1960年国調からDIDが導入されましたので、今回書き留めておきます。
鳥取県累P順位国調人口/---/徳島県累P順位 国調人口/---/高知県累P順位国調人口
鳥取市1位104,833徳島市1位182,782高知市1位196,288
米子市2位94,808阿南市4位60,110南国市5位41,798
倉吉市3位51,528鳴門市2位48,828中村市3位38,951
境港市4位32,714小松島市3位39,884須崎市2位32,976
岩美町7位19,350池田町6位28,403土佐市4位31,803
日南町13位15,286鴨島町5位24,119室戸市9位30,498
智頭町6位14,390脇町9位21,820安芸市8位30,370
東伯町5位14,294石井町7位21,505宿毛市7位30,016
青谷町18位11,528神山町16位18,503土佐清水市6位29,944
河原町21位11,187阿波町14位15,430窪川町13位24,813
〇鳥取県
前回は境港「町」であった境港は引き続き4位。この境港を含め鳥取県4市は当然ながらトップ10皆勤賞です。それどころか、米子は全回2位、倉吉は全回3位ですから、鳥取、米子、倉吉の3連単のオッズは1.00倍?。その他も1955年国調時と顔ぶれの変化は殆どありません(10位の【明治の名邑】赤碕に代わり、新生伯南町改め日南町が6位に入っている)。7位智頭(累P6位)のトップ10入り14回は大記録。8位東伯(累P5位)は琴浦町の前身町。9位青谷、10位河原は消滅町です。因みに、累P8位は宇倍野村時代にのみ7期連続トップ10入りをしている国府町(消滅)、9位はモハヤ姥桜となったか若桜町、10位は郡家を前身とする八頭町です。
---1960年DID人口
鳥取:56,661、米子:43,430、倉吉:17,455、境港:13,589・・・以上
〇徳島県
2位の阿南は、前回3位の富岡町(41,343人)と7位の橘町(21,031人)の合併で、オロナミン鳴門を追い越したのです。だけど、累Pでは先輩3市にはまだまだ及びません。5位に池田(三好市の前身)、6位に鴨島(吉野川市の前身)、7位に脇町(美馬市の前身)、10位に阿波町(阿波市の前身)となんとなく順当に並んでいるようですが、一皮めくれば骨肉の争い(大げさすぎる?)があるのです。問題は美馬市の前身の脇町。実は脇町の前身はウダツで有名なあの旧)脇町ではなく、うだつの上がっていない旧)江原町となっている、しているのです。美馬市の中心は今でも旧)脇町だと思うのですが・・・。累P8位はな、なんと大歩危小歩危の山城町(消滅)、10位は白桃の旧宅横を通過していた高徳線汽車の行先によく見かけた「牟岐」。しかし、その牟岐、今は・・・あゝムギ遠げ。
---1960年DID人口
徳島:113,746、徳島津田:8,905(以上徳島市)、小松島:16,099、鳴門:15,289、阿波池田:7,140
牟岐:5,286、鴨島:4,827
〇高知県
新3市について言えば、前回影も形もなかった南国がいきなり2位、前回高岡町時代に9位の土佐が5位、四町一村合併の室戸が復活の6位となっており、1955年国調時に既に市となっていた中村(四万十市の前身)が3位、須崎が4位、安芸が7位、宿毛が8位、土佐清水が9位とさして驚くこともない順位となっております。10位の窪川(四万十町の前身)も累P13位とは言え、土讃線の終着駅としてそれなりの結果を残しています。今回のトップ10には入っていない ものの、累P10位は伊野町を前身とするいの町であることはまったく意外ではありませんが、11位が香美、香南を抑えた梼原であることを、そこを脱藩の道とした龍馬も知りますまい。
---1960年DID人口
高知:136,845、須崎:12,673、土佐中村:10,292、安芸:8,429、土佐山田:6,451、土佐清水:6,285
室戸室津:5,340、伊野:5,222、後免:4,608(旧後免町域を超えたDIDであったことは間違いなし。)
[98645] 2019年 12月 3日(火)02:01:34白桃 さん
クイ図
問二:香川県多度津町

今からだと二時間半しか寝られないのに何をやってるのだろう。せめてあってて欲しい。
[98638] 2019年 12月 2日(月)13:02:06【1】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1955年第8回国勢調査)
幼稚園入園前の面接で4以上の数を言えなかったけれど、市や町村を人口が多い順に並べることは出来た大変態児が最初に迎えた国勢調査が1955年(昭和30年)に行われた第8回調査です。世は力道山のプロレス全盛期、そして「昭和の大合併」の真っただ中。[98607]でも触れましたが、1950年国調時には253だった市の数が、以降1955年国調までの5年間に242増えた(243市誕生、首里市消滅)のですから倍増。そこで今回は、市の数がそれまで一個か二個だったのが一挙に増えた富山、山梨、佐賀の3県をとりあげました。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)
富山県累P順位国調人口/---/山梨県累P順位 国調人口/---/佐賀県累P順位国調人口
富山市1位170,495甲府市1位154,494 佐賀市1位126,432
高岡市2位131,531大月市4位41,412伊万里市4位81,625
氷見市3位68,611富士吉田市2位39,116唐津市2位76,899
新湊市4位48,713韮崎市7位31,698多久市7位45,346
魚津市5位46,843山梨市6位31,004武雄市5位41,673
砺波市7位36,377都留市3位30,730鳥栖市3位41,601
黒部市6位31,216塩山市5位30,279鹿島市6位39,392
滑川市8位30,531上野原町10位27,004大町町8位22,400
立山町11位29,596増穂町9位15,058嬉野町12位20,358
入善町14位26,724身延町21位14,359厳木町9位19,350
〇富山県
富山・高岡の市制度始まって以来の二市体制から一挙に6つも増え8市となりました。郡をほぼ丸ごとまるめこんで町時代の人口を3倍にした氷見ですが、実は前回も順位は3位。蜃気楼と村椿投手の魚津の5位は前回と変わらず。黒部は前回(桜井町)の4位から7位に後退。滑川も前回6位から8位に滑った。新たにトップ10入りしたのが砺波(前身:出町)で、トップ10に返り咲いたのが高岡から独立した新湊。もっとも新湊の場合は第1回から5期連続3位ですから、高岡との強制合併がなかったなら、もっと早くに市制施行していたことも考えられます。ついでですが、[98607]
【問題一】それはそうと、誕生した市数が243なのに、最下位が熊野市の242位となっているのはどうしてか、お判りでしょうか?
の答えは、順位をつけた1950年国調時に、新湊が存在していなかったからです。
ジャンボスイカの入善は、この後7回、それも連続でトップ10入りしているのですが、すべて10位という珍記録を作っています。なお、累P9位は小矢部(前身は石動町)、10位は伏木町(消滅)となっています。
〇山梨県
甲府、たった1市だったのが、一挙に7市になりました。三遊亭小遊三が卒業した都留高校がある大月は、今でこそ上野原と人口県内最少市の座を争っていますが、当時は2位だったのです。と言ってもこれは猿橋町、七保町他との合併の成果?で、前回調査時に旧)大月町は6位でした。話は少し逸れますが、大月市同様、富士吉田や山梨市も複数の町による「昭和の大合併」です。また、現在の山梨県15市の市名を見ても、市制町村制施行時の自治体の名称が、現在の市名として使われているのが甲府と上野原だけと言うのも面白いです。今回10位の身延ですが、トップ10入りは今回きりです。また、この回トップ10入りしていない唯一の累P十傑は甲斐市(8位)です。
〇佐賀県
佐賀県も佐賀と唐津の二市から7市になりました。新市の中で注目されるのは何と言っても伊万里で、前回町時代は4位だったのですが、同7位の山代町他との合併によって、畏れ多くも唐津を抜いて2位となったのです。「伊万里」と言えば「有田」なのですが、有田は一度もトップ10に入っていないのです。有田町は市制・町村制施行時には佐賀、唐津に次ぐ第三の町であったことを考えると、これは意外です。4位の多久は第1回国調(当時は北多久村)以来の復活組で、多久のほか大町、難読の厳木の炭鉱マチが堂々トップ10入りをしているのも佐賀県の特徴です。5位の武雄と9位の茶どころ嬉野も合併によってトップ10復活を果たしたクチですが、祐徳稲荷の鹿島は、浜町ほかとの合併で初めてのトップ10入りです。この回、6位と地味な位置におさまっている鳥栖ですが、国勢調査全20回すべてトップ10入りを果たしているのは案外意外かもしれません。なお、この回トップ10入りしていない唯一の累P十傑は小城(10位)です。
[98637] 2019年 12月 2日(月)07:46:06白桃 さん
クイ図
問三:茨城県大洗町

やり方がどうもよくわからないのですが。
[98607] 2019年 11月 29日(金)07:39:58白桃 さん
「昭和の大合併時」に誕生した市
「昭和の大合併時」を明確に定義することはできませんが、国勢調査至上主義者の私は便宜的に、1950年10月2日~1960年10月1日としています。この10年間に309市が誕生しています。この数は、「平成の大合併時」(2000年10月2日~2010年10月2日)に誕生した数、138(※)を圧倒しています。ですから、石を投げたら必ず「昭和の大合併時」に誕生した市に当たる、と言っても良いでしょう。
※2000年国調時にすでに市となっていた篠山市(現;丹波篠山市)を入れても139。
この309市を、1955年国調時に市となっていた243市(1955年組)とまだ市となっていなかった66市(1960年組)に分けて、それぞれのトップ5とボトム5を下に表してみました。順位は前身町の1950年国調時の人口でつけました。
なお、1955年組と1960年組の間に都市としてのレベル差、格差は殆どないと考えています。

1955年組
順位前身1950年人口---市制施行後
1位神奈川県相模原町68,898相模原市
2位北海道芦別町58,547芦別市
3位東京都三鷹町54,820三鷹市
4位北海道赤平町50,371赤平市
5位埼玉県所沢町42,559所沢市
238位富山県出町6,868砺波市
239位石川県宝立町6,627珠洲市
240位岩手県高田町6,461陸前高田市
241位山梨県加納岩町6,441山梨市
242位三重県木本町6,090熊野市
上位には、この他に新津、内郷、山田、逗子、安城など炭鉱都市や大都市近郊の市が並んでおり、比較的早く市制施行した市が目立ちます。下位を見ますと、まず砺波。出町の238位と言うのが砺波平野散居村の性格?を物語っています。239位の珠洲については前身を宝立町としておりますが、実際は飯田が中心となっていただろうと思います。でもその飯田町、僅か3,210人でしたから。珠洲に続く陸前高田や山梨も複数の町からなっており、山梨の加納岩と日下部は代表的なツイン・シティで有名です。なお、1955年組の中には、1950年国調時に町制施行していなかった、宝塚、真和志の2市があります。【問題一】それはそうと、誕生した市数が243なのに、最下位が熊野市の242位となっているのはどうしてか、お判りでしょうか?

1960年組
順位前身1950年人口---市制施行後
1位北海道三笠町54,476三笠市
2位北海道歌志内町40,954歌志内市
3位鹿児島県谷山町40,098谷山市
4位福岡県中間町36,350中間市
5位鹿児島県西之表町30,123西之表市
62位埼玉県越ヶ谷町7,287越谷市
63位石川県羽咋町7,002羽咋市
64位熊本県宇土町6,877宇土市 
65位長野県屋代町4,950更埴市
66位高知県後免町1,726南国市
1955年組同様、炭鉱の町が上位にありますが、鹿児島の谷山、西之表、それに9位に入る垂水と鹿児島県勢が目立ちます。鹿児島県の自治体は、どうして町になったり市になったりするのが遅くなるのか、いまだに不思議です。62位の越谷(旧:越ヶ谷町)にビックリする方もいると思います。ここも、大沢町ほかと合併して市となります。65位の更埴(千曲市の前身市)もややこしいドングリの背くらべ。66位の南国については、何度も話題に上がっていると思いますので、ゴメンネ、ジロー。さて、【問題二】1960年組の中にひとつだけ、町をとばして村からいきなり市になったところがあります。その前身の村名と市制施行後の市名を何も見ないで10秒以内に言える方、それは♪貴方、あなた、アナタ、あ~なた、ルルワルルワドゥ~、白桃と一緒に一度お医者さんに診てもらったらどうでしょう。
[98593] 2019年 11月 26日(火)18:47:38白桃 さん
練習問題1
静岡県富士宮市/山梨県富士吉田市

11月29日は何回目のかのナントカ記念日で、アルコールが入るのは間違いなく、参加が大幅に遅れそうです。
[98588] 2019年 11月 24日(日)10:22:13白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1950年第7回国勢調査)
1950年(昭和25年)の第7回国勢調査人口については、私が最も早く関心をもったもので、コクがあってキレのある大好きなものです。当時、「昭和の合併」も本格的には進行しておらず、1920年から始まった国調第一期の総括としても重要だと言えるでしょう。今回取り上げたのは、地味ながら当時としては市の数が意外と多かった三重、山口、愛媛の三県です。1950年国勢調査時に6市以上はこの三県を含め15都府県と少なく、5万人以上の市となると、たった149(市以外では、東京、相模原町、芦別町、三鷹町、三笠町、赤平町)と、そんな時代であったのです。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

三重県累P順位国調人口-----山口県累P順位 国調人口-----愛媛県累P順位国調人口
四日市市1位123,870下関市1位193,572松山市1位163,859
津市2位76,077宇部市2位128,569今治市2位60,191
宇治山田市3位69,489山口市3位77,759新居浜市3位57,421
鈴鹿市5位68,755 防府市4位71,065宇和島市4位56,570
松阪市4位48,743徳山市5位62,903西条市5位47,369
上野市7位46,503岩国市6位61,532八幡浜市6位39,932
桑名市6位40,595小野田市8位52,877三島町9位18,704
尾鷲町8位19,075萩市7位41,613大洲町7位18,572
亀山町10位15,787下松市9位39,923郡中町12位15,308
久居町11位14,775光市10位35,090角野町11位 13,960
〇三重県
ほぼ累P順位通りに並んでいます。四日市が10万越え、津が県庁所在地の面目にかけて2位を守り、古参宇治山田(現在の伊勢市)と新興鈴鹿が接戦。ここまでが5万以上。肉がまだ焼ききれていなかった松阪、隠れていた忍者がカウントされなかった上野は惜しくも5万には届かず。空襲によって甚大な被害を蒙った桑名は戦前のレベルまで回復しておらず7位。桑名からストンと落ちて大雨の尾鷲、ローソク亀山、消滅・久居が続くこの景色、何故か納得。累P十傑でこの回唯一トップ10を逃したのは、名張(累P9位)です。話がちょっと逸れますが、旧国名の伊勢、伊賀、志摩の3市は現在低迷しており、志摩市にいたっては、2020年国勢調査で亀山に抜かれて10位に落ちることがほぼ確実になっています。
〇山口県
この当時に市の数10というのは特筆もので、しかも5万以上7市というのは、他に類を見ませ・・・と言いたいところですが、福岡県11、北海道と大阪が9、神奈川が山口と同様7、であります。が、とにかく「都市分散型県」の面目躍如?です。累P10傑がそっくりそのまま入っており、うっかりすると、「市名が多少変化しただけで現在の人口ランキングです。」とゴマかされそうです。累P10傑と言いましたが、そもそも山口県の場合、累Pをもつのは、11位の彦島町(消滅:現下関市)、12位の柳井市、13位の岩国町(消滅:現岩国市/麻里布町を前身とする/)、14位の美祢市しかありません。これは、山形、栃木、群馬と並んで最少です。
〇愛媛県
当時、人口5万人の都市と言うと、現在の15万人の都市に匹敵します。幼少のころ、隣県愛媛の市の数の多さ、しかも5万人以上が複数ある、という事実に悔しさをもって驚いてた私です。坂出や丸亀が5万人に達していなかった当時、新居浜、今治、松山、宇和島と予讃本線の先には大きっよい街が並んでいたのです。この回トップ10入りしている郡中は伊予市の前身であります。角野町は現在、新居浜市の一部となっていますが、1925年(第2回)国調では、新居浜より多い人口を記録しています。累P10傑で、この回トップ10に入っていないは四国中央市(累P8位)と三津浜町(10位:現松山市)です。四国中央は、川之江を前身市、前身町としているのですが、この回の川之江町の人口ラんキングは12位となっています。漱石の「坊ちゃん」を思い浮かべる三津浜は、早くに松山と合併しましたが、モジ(というのは通用しませんが)、単独でいたならこの頃、市になっていたかもしれません。
[98576] 2019年 11月 21日(木)09:16:31白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1947年第6回国勢調査)
1947年(昭和22年)に行われた第6回国勢調査は「臨時」という語が入っています。「戦後」の混乱期でありますから、調査自体が相当困難な状況にあったことは想像できます。とにかく、空襲によって破壊された国内の主要都市も復興途上にあり、また、「外地」や疎開地へ移動した人口も完全には戻りきっていない状況でありました。この回は、混乱期にあって首位が“番狂わせ”となった青森、群馬、大分の三県に登場してもらいました。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

青森県累P順位国調人口/////群馬県累P順位国調人口/////大分県累P順位国調人口
八戸市2位91,405桐生市3位91,482別府市2位96,685
青森市1位90,828前橋市1位90,432大分市1位86,570
弘前市3位63,669高崎市2位88,483中津市3位51,976
三沢村7位20,315太田町5位49,943日田市4位46,234
田名部町5位20,189伊勢崎市4位46,046佐伯市5位38,891
三本木町4位18,530館林町6位23,277臼杵町6位26,792
野辺地町9位15,243沼田町9位19,977津久見町7位21,731
大湊町14位14,252渋川町8位19,634鶴崎町18位17,256
七戸町12位12,685富岡町7位17,547佐賀関町9位16,480
天間林村18位12,498富士見村11位14,879 杵築町11位16,424
〇青森県
前回の国調から8千人以上人口を減少させた青森市に代わって八戸が首位に立ちました。1942年に下長苗代村を編入したとはいえ、実質1万4千人ほどの増加を示したのです。もっとも、三年後の第7回国勢調査では青森市の逆襲にあい、八戸にとって1947年は、「三年天下?」の永久保存版国勢調査になるわけです。4位に入った三沢村は前回から人口倍増ですが、これは米軍による空港接収と関係あると思われます。5位の田名部と8位の大湊は、後に合併して「漢字五文字」から「ひらがな二文字」の市となるわけですが、大湊は人口の割には「♪風雪ながれ旅」の歌詞に出てくるなど脚光を浴びています。9位の七戸、10位の天間林も「平成の合併」で一緒になりますが、何と言っても注目は、この回7位、累P順位9位のへのへの野辺地、であります。なお、今回登場していない累P十傑は五所川原(6位)、黒石(8位)、つがる←木造(10位)の津軽三人衆であります。そう言えば、元「津軽衆さん」お元気でしょうか?
〇群馬県
八戸同様、桐生が「これっきり、これっきり」の首位になるわけですが、それまで前橋、高崎と接戦を繰り広げていた桐生の首位は「番狂わせ」と言うと叱られるかもしれません。今や、高崎、前橋はおろか、太田や伊勢崎にも後れをとった感のある桐生ですが、その当時の桐生は野球も強く、街中はきっと、機音と球音で活気あふれていたことでしょう。順位は多少違っていますが、累P順位10傑のうち9つまでがこの回のトップ10に入っています。4位の太田はまだ町だった。6位の館林は不動の6位かも。沼田、渋川、マイケル富岡は入っていますが、ディーン・フジオカ(藤岡市:累P10位)は入っていません。その藤岡を押さえて、「私、合併しないので。」って頑張っていた富士見村が入っていますが、第7回まで連続7期トップ10入りをしていることで、累Pでも安中を押さえて11位となっています。
〇大分県
別府の首位は第4回(1935年)以来2度目でありますが、第5回国調からなんと3万人以上人口を増加させているのです。この間、合併をしたわけではなく、戦災に遭わなかったこと、米軍が進駐してきたことが人口急増の要因になったようです。3位の中津から7位の津久見まで累P順位どおりとなっており、ついに3万人以上になれなかった消滅市・鶴崎の8位も意外でもありません。9位の佐賀関は累Pも9位のとおり、サバではなく精錬所のおかげ?、10位の杵築も想定範囲内といったところです。なお、累P8位の宇佐は、DA PUMPの♪U.S.A.とはなんら一切関係なく、杵築と1ポイント差で累P10位となった竹田も、「♪荒城の月」とは関係あっても、赤い鳥らが歌った「♪竹田の子守歌」とは関係ありません。
[98571] 2019年 11月 13日(水)14:37:28白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1940年第5回国勢調査)
1940年(昭和15年)の第5回国勢調査では、「外地」への人口移動が進行したことにより、都市の中には前回国勢調査から人口減少を示したところがかなりあります。また、戦地にいた者の数も相当あり、調査結果と実態が多少とも離れていたのでは、と思っています。それはさて置き、取り上げた三県は、いずれも20万以上の都市※が二つあるように、「戦前」においては「都会県」と言っても差し支えないでしょう。
※この時点で20万以上は17市(「外地」を除く)。全国順位は、広島7位、福岡8位、八幡10位、長崎11位、呉12位、佐世保16位
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

広島県累P順位国調人口/////福岡県累P順位国調人口/////長崎県累P順位国調人口
広島市1位343,968福岡市1位306,763長崎市1位252,630
呉市2位238,195八幡市2位261,309佐世保市2位205,989
福山市3位56,653小倉市7位173,639諫早市3位44,418
尾道市4位48,726門司市6位138,997島原市4位30,411
三原市5位39,072大牟田市3位124,266大村町5位22,142
広村9位30,683久留米市4位89,490崎戸町8位17,924
音戸町15位17,870若松市9位88,901佐々村14位15,311
江田島村11位17,692戸畑市14位84,260鹿町村17位13,409
倉橋島村10位14,644直方市12位47,026平戸町6位12,964
土生町14位12,455飯塚市5位46,685江迎町21位11,943
〇広島県
広島、呉、福山、尾道、三原の上位5市は、累P順位どおりに並んでいます。続く6位には海軍工廠のあった広が入り、以下は島嶼部の町村となっています。6位の音戸は、「音戸瀬戸」で知られる古くからの港町でありますが、当時は呉の「衛星都市」としても機能していたと思われます。余談ですが、音戸の元々の名は、瀬戸島村←瀬戸(町)でありますから、なんかややこしてまぎらわしい感じがします。瀬戸内海の島々は古くから人口稠密でしたが、特に芸予諸島では顕著で、しかも、軍事色の強まる中、軍関係施設や造船基地が作られ、人口を増加させていったのです。これは、広島県に住んでいた人、住むようになった人たちにとって決して良いことではなかったのですが…。なお、累P6位は、「学園酒都」の東広島市、7位が府中市、8位が廿日市市となっています。
〇福岡県
福岡県の人口トップ10は、1935年の第4回国勢調査からオール5、いや、オール市で埋まっています。当時は、市の数全国一だったのですね。福岡、八幡に続く小倉、門司、大牟田までが10万人を超えています。今は北九州旧5市の中で一番人口が多くなった小倉ですが、当時は八幡に及んでいませんでした。八幡の上位に立つのは、第6回の1度だけですから、北九州市の「前身市」の座を八幡に譲るのもやむを得ないところです。しかも、門司に対しても「対戦成績」では5勝4敗と勝ち越すも、累Pが62と同点となり、第1回の順位から累P順位が門司の下となり、無法松が暴れだすのです。累P順位で言えば、今では人口でも文字の画数でも大牟田を引き離している久留米は、「対戦成績」も11勝9敗と勝ち越していながら、累Pで1ポイント大牟田に劣ってしまうのです。だいぶ話が偏りましたが、トップ10にはその他、北九州の旧市・若松と戸畑、飯塚と呼べば直方と答える筑豊の飛車角が入っています。なお、累P8位は春日、10位は大野城となっています。負けるな!筑紫野!
〇長崎県
広島県と同様、上位5位までは累P順位どおりとなっています。この時点でも累Pでも大村が島原より下にあるのが意外と思われる方は、以下の1920年国勢調査人口をご覧ください。
諫早:諫早町 3,496、諫早村 4,021、北諫早村 5,201
大村:大村町 3,255、大村  4,600、西大村  7,978
島原:島原町 5,573、湊町  6,355、島原村  6,499
平戸:平戸町 3,172、平戸村 9,661
同じような名がいっぱいで、なんだか分からない人口表ですが、国調初期において、都市エリアと自治体域が一致していないのが長崎県の特色です。上表で西大村以外は、1925年国調までに集合するのですが、西大村が大村町と一緒になるのは1939年で、これが大村市の累Pがいまいちの理由です。崎戸、佐々、鹿町、江迎と炭鉱で栄えたところがランクインしておりますが、西海市の前身とはなっていないにもかかわらず、累P順位8位の崎戸には驚きの「ながさきと?」です。因みに、長崎県の累P十傑でこの回にランクインしていないのは、7位の五島市←福江市、9位の長与町、10位の松浦市です。
[98566] 2019年 11月 9日(土)19:13:04【1】白桃 さん
2019年10月1日現在推計人口
ピーくんさんも書かれていますが、2019年10月1日現在推計人口が出揃いましたので、今朝(というか、夜中に)、グリグリさんにお送りしています。
2015年10月1日(国勢調査)からの増減率に関して
増加率最高
全体占冠村(北海道)16.85%
与那国町(沖縄県)12.43%
流山市(千葉県)11.24%
都道府県東京都3.16%
同庁所在地東京特別区4.00%
※増加率4%以上の市は20市
※増加県は、沖縄、埼玉、愛知、千葉、神奈川、福岡、滋賀の7県
※道府県庁所在地で増加しているのは、福岡、さいたま、大阪、名古屋、札幌、千葉、仙台、横浜、広島、大津、岡山、宇都宮の12市(岡山、宇都宮は2018年10月1日現在から減少)

減少率最高
全体野迫川村(奈良県)19.60%
大豊町(高知県)16.96%
歌志内市(北海道)15.03%
都道府県秋田県5.59%
同庁所在地長崎市4.21%
※減少率8%以上の市は31市

東京特別区の増加率は4.00%ですが、これは異常値、異常事態です。4年間で371,339人も増えている。端数の1,339人でも東かがわ市に分けてくれたら、3万人に復帰できるのに・・・
[98562] 2019年 11月 8日(金)11:47:10白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1935年第4回国勢調査)
1935年(昭和10年)第4回国勢調査に登場していただくのは、緯度の高い北海道、緯度の低い沖縄県、そして高度の高い長野県です。この選択に深い意味はありませんが、現在は国内旅行先として人気のこの3道県、当時はどうだったのでしょう?。国勢調査人口的には、昭和10年は戦争の臭いもさほど感じられない安定期です。落書き帳メンバーの中で、もう既にこの世に出現されていた方が約1名いらっしゃいます。当時の社会の雰囲気はどんなものだったのかご教示いただきたいものです。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)
北海道累P順位国調人口/////長野県累P順位国調人口/////沖縄県累P順位国調人口
函館市2位207,480長野市1位77,325那覇市1位65,208
札幌市1位196,541松本市2位73,353平良町5位26,132
小樽市4位153,587平野村5位41,333本部町9位21,963
旭川市3位91,021上田市3位35,380首里市11位19,305
室蘭市6位65,095上諏訪町7位23,803中城村12位17,820
釧路市5位56,170須坂町9位18,623具志川村2位17,064
夕張町9位42,508下諏訪町11位18,273美里村13位16,653
美唄町10位37,149伊那町6位18,219読谷山村15位16,405
帯広市7位35,695飯田町4位17,991真和志村14位15,966
岩見沢町13位 32,015赤穂村16位15,309城辺村20位15,698
〇北海道
トップは4期連続の函館で、札幌、小樽が続きます。「道南」を名乗るならば、函館が入らないとマズいと思うのですが、千歳空港に入り、登別温泉で一泊、翌日洞爺湖を見て余市と小樽に寄り、札幌に泊。翌日フリーで「道南2泊三日、29,800円」などというツアーがあったような無かったような。御覧の通り累P10傑の中で、当時のトップ10に入っていないのは8位の苫小牧です。同11位の北見は野付牛の名で第1回に登場しているのですが、復帰するのは第10回まで待たなければなりません。夕張、美唄の炭鉱都市が全盛→衰退を迎えるのはまだ先のことなんですが、美唄出身の牧村三枝子の「みちづれ」は、美唄が夕張のみちづれとなって衰退してゆくサマを歌っている、と感じるのは私だけ?。もっとも衰退のスピードは夕張の方が速かった。
〇長野県
長野、松本の「信州二大都市」に続くのは、「蚕都」平野村(後の岡谷市)です。下諏訪が7位に入っていますが、上諏訪(諏訪市)の上に立つことは一度もありません。上下関係にウルサイ「諏訪物語」。でも、現在のDID人口は下諏訪の方が多いのです。10位の赤穂村は現在の駒ヶ根市の前身ですから、伊那谷から3つトップ10に顔を出しているのですね。長野県の累P10傑の中で、当時トップ10に入っていないのは、ずっと後に合併を策した佐久(累P順位8位)と塩尻(同10位)です。この2市は現在の長野県19市の中で人口減少率が低い「元気な若手4市」に含まれています。(因みに、「元気な若手4市」とは、塩尻、茅野、佐久、安曇野です。)
〇沖縄県
北海道や長野県と異なり、一見複雑怪奇な順位となっていますが、沖縄の特殊な歴史を頭に入れて丁寧に見ていきますと理にかなった?順位になっています。2位の平良、3位の本部は沖縄としては早くから町制施行をしたところで、10位の城辺も戦後すぐに町制施行となります。かつての琉球王国の首都であった4位の首里市は1954年に、9位の真和志村(後に市制施行)は1957年に那覇市に吸収されます。当時5位の中城村は現在の北中城村を含んでおり、7位の美里村は後に市となって分立する石川の地を含んでいます。6位の具志川村はうるま市の前身村、8位の読谷山村は現在村人口日本一の読谷なのです。因みに、累P順位3位は沖縄市、4位が浦添市、6位宜野湾市、7位名護市、8位石垣市、10位糸満市と、1960年代以降人口急増をみた市が並んでいます。それにしても、つい最近の首里城の火事にはびっくりしました。
[98556] 2019年 11月 6日(水)08:05:52白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1930年第3回国勢調査)
1930年(昭和5年)の第3回国勢調査は、三府に次ぐ「都会県?」の神奈川、愛知、兵庫の三県を取り上げます。今さらながらですが、この3県、県名と県庁所在地名が異なっていますね。でも古くは、県名に繋がる神奈川駅→神奈川町、兵庫港(津)という地名・自治体名や、県(郡)名を冠した愛知町が存在していたことも興味深いです。
(表中の累Pとは【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。)

神奈川県累P順位国調人口/////愛知県累P順位国調人口///// 兵庫県累P順位国調人口
横浜市1位620,306名古屋市1位907,404神戸市1位787,616
横須賀市3位110,301豊橋市2位98,555姫路市2位62,171
川崎市2位104,351岡崎市3位65,507尼崎市3位50,064
平塚町6位33,498一宮市4位42,229小田村12位40,290
田浦町14位26,825瀬戸市7位37,309西宮市4位39,360
鎌倉町9位26,646安城町8位22,965明石市5位38,958
小田原町7位26,102津島町14位18,422精道村9位28,404
藤沢町4位25,473高師村15位18,185洲本町11位24,021
茅ヶ崎町8位22,702西尾町13位17,257御影町15位18,507
浦賀町13位20,136一色町23位16,865今津町22位18,006
〇神奈川県
この当時、川崎よりも横須賀の人口が上回っていたことについては別に驚かないのですが、結構見慣れた都市が並んでいるのが意外です。まだ市制施行前の平塚が4位、これは須馬町との合併によるものです。そう言えば、地元の河野防衛大臣が「防衛省・自衛隊は25万人。茅ケ崎市や平塚市の人口と同じだけの人数を率いることになった」と発言したそうですが、何か深い意味あるのでしょうか。脱線、失礼。田浦、浦賀は後に横須賀市と合併します。因みに神奈川県累P順位5位は相模原、10位は大和ですが、この二つがトップ10に顔を出すのはもっと後の話です。
〇愛知県
1位から4位までは累P順位とそっくり同じです。5位には既に市となっていた瀬戸が入ります。が、後に♪日暮れて夕波小波。6位は明治期に多くの村を寄せ集めた安城が入っていますが、この安城、三本松より町制施行は遅いのです。7位は安城とは対照的に都市としての歴史が古い津島、8位は陸軍師団が置かれていた高師村(後に豊橋市に編入)が入ります。10位に入るのは曲者、一色町(今は西尾市)ですが、この一色、地味ながら結構稠密そうな街並みでして、西尾と合併しないで門前のまま三色となったら2翻だったのに???。なお、累P順位5位は言わずと知れた豊田、6位の子は春日井。9位、10位は目立たないが後に結構デカイ合併をする半田、豊川です。
〇兵庫県
累P順位で言えば、1~5位の神戸、姫路、尼崎、西宮、明石が上位に名を連ね、後に芦屋と名を変える精道村もトップ10に入っています。尼崎と西宮の間に割り込んだ小田村ですが、早くから阪神工業地帯の中枢として人口集積が進んでいた地域のようです(現在のJR尼崎駅は、旧小田村にあります)。美酒、御影郷を思い浮かべる御影は神戸市に、今津は西宮と合併します。こういった阪神の町々が名を連ねる中で、淡路の洲本がしっかり8位に入っているのが嬉しいです。なお、兵庫県の累P順位6位は加古川、7位伊丹、8位宝塚となっており、10位は…ぺとぺとさん、お待たせいたしました川西となっております。
[98555] 2019年 11月 6日(水)03:51:31白桃 さん
Re:クイズここはどこでしょう
2019年10月1日現在推計人口については、青森、岐阜、愛知、三重の4県がまだ未発表です。出揃い次第、グリグリさんにお送りしたいと思っています。
さて、[98554]千本桜さんのクイズですが、H記念館がココにあることを知らない(私も知らなかった)と解くのが難しいですネ。大きなヒントとしては、D山はチョモランマよりは低いです。( ´∀` )
下は、A市、B湾と一字違いの福井県のB’市、C市、D山のD市、E半島のE市、F台地のF市、G市、H氏の下の名前hと同じ北海道のh町、の2015年国勢調査から2019年10月1日現在まで4年間の人口減少数と減少率です。 
はたして、あっているでしょうか???
減少数 減少率
A市2,6551.90
B’市(福井県)1,6912.96
C市13,8041.96
D市3,3211.34
E市2,0556.56
F市1,4363.15
G市1,7621.23
h町(北海道)1,1996.95
[98548] 2019年 10月 26日(土)18:06:02白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1925年第2回国勢調査)
昨日の風雨は凄絶でした。私がそう感じたのは第二室戸台風以来です。東京都24区目?の浦安でビックリしたぐらいですから、台風19号や先だっての豪雨による傷跡が未だ癒えない千葉県の主要部は大変なのでは・・・。

1925年(大正14年)の第2回国勢調査では【三府】を取り上げました。第2回で特筆すべきは、東京市が関東大震災に遭い200万人を割り込み、近隣の町村を吸収した大阪市に全国一位の座を奪われたことです。
なお、[98545]にて、
(累Pとは[98541]にある【国調人口都道府県内累積ポイント】のことです。)
は、正確に言うと【国調人口都道府県内順位累積ポイント】です。訂正いたします。

東京府累P順位国調人口/////京都府累P順位国調人口/////大阪府累P順位国調人口
東京市1位1,995,567京都市1位679,963大阪市1位2,114,804
渋谷町11位99,022伏見町11位30,544堺市2位105,009
西巣鴨町12位98,950深草町12位21,205岸和田市7位32,050
滝野川町13位82,252福知山町4位 20,191吹田町5位16,693
平塚村15位72,256山科村17位14,964佐野町15位13,086
中野町18位60,962新舞鶴町2位14,553池田町10位12,496
王子町19位60,086中舞鶴町16位12,980浜寺町18位12,449
吾嬬町23位59,921宮津町10位12,401北掃部村21位11,563
三河島町26位59,252綾部町6位11,829布施町3位11,429
大井町32位58,619舞鶴町13位11,134豊中村4位10,674
〇東京府
震災後、東京市のかなりの人口が郊外に流れ込んだ結果、郊外の町村の人口が激増します。特に平塚村においては顕著で、村としては国勢調査史上最多人口の72,256を記録します。因みに第3回国勢調査では、この平塚村が町制施行後、荏原町と名称を変更をし、町としては国勢調査史上最多人口の132,108を記録するのです。第1回国勢調査時にすでに市制施行していた八王子ですが、第1回には辛うじて9位に入っていたものの第2回には20位に順位を落としてしまいます。八王子がトップ10に復帰し、立川、武蔵野、府中などがトップ10入りを果たすのは、東京市が周辺の併合をほぼ終了した第4回以後となります。
〇京都府
この時点では京都府の市は京都だけです。トップ10に入っている伏見、深草、山科はこの後、京都市に併合されるのですが、その中でも伏見は後に京都府下二番目の市となるだけあって、第2回の時点で既に3万人を超えています。「市の変遷」の点では複雑で有名な舞鶴ですが、現在の舞鶴市の前身は旧)舞鶴市ではなく、東舞鶴市としており、その前身を新舞鶴町としていますので、7位の中舞鶴町と10位の舞鶴町は消滅自治体扱いになります。私、東舞鶴は下車しましたが、舞鶴(西舞鶴)は車窓から眺めただけですけれど、雰囲気的には西舞鶴が華やかだった感じがしています。その舞鶴も、宮津や綾部よりも下位にあったというのが意外です。
〇大阪府
現在の大阪府の都市人口順位とは大分違っておりますが、馴染みの名前がポンポン出ております。その中にあって、後に堺市と一緒になる浜寺ですが、高石市の一部にもわたる広域地名でもあるようです。また、北掃部村は後に春木町となり、最終的には岸和田市と合併するのですが、鳥羽一郎の歌に♪「泉州春木港」というのがあるくらいなので、それなりの港町だったのでしょう。

なお、「三府」に関しては早くに消滅した自治体が多いので、20回の国勢調査の概要が何となく把握できそうな【国調人口都道府県内順位累積ポイント】十傑を下に掲載します。
順位/---/東京都累P/---/京都府累P/---/大阪府累P
1位東京〇200京都市〇200大阪市〇200
2位八王子市155舞鶴市〇154堺市〇180
3位府中市108宇治市127東大阪市143
4位町田市91福知山市〇117豊中市111
5位三鷹市87亀岡市83吹田市96
6位調布市78綾部市62枚方市66
7位武蔵野市63長岡京市59岸和田市60
8位立川市54城陽市56高槻市56
9位小平市46八幡市46八尾市49
10位日野市26宮津市43池田市19
〇は、20回すべてにトップ10入りした自治体です。
[98545] 2019年 10月 22日(火)20:27:49【1】白桃 さん
あの県、あのときの国勢調査人口トップ10(1920年第1回国勢調査)
国勢調査人口都道府県内上位十傑を各回ごとに取り上げてみます。と言っても各回47都道府県を掲載するのは大変ですので、その回を代表する、あるいは特徴づける3県に絞っています。
1920年(大正9年)に行われた第1回国勢調査は、当時、市制度が施行されていなかった北海道と沖縄県を除いて、全く
市が存在していなかった、埼玉・千葉・宮崎の3県です。
(累Pとは[98541]にある【国調人口都道府県内累積ポイント】のことです。)

埼玉県累P順位国調人口/////千葉県累P順位国調人口/////宮崎県累P順位国調人口
川越町3位24,675千葉町1位33,179都城町2位25,741
熊谷町6位22,282本銚子町5位16,917小林町4位23,217
大宮町4位19,057佐原町10位15,299宮崎町1位21,116
川口町1位14,351船橋町2位14,677飯野村7位13,405
本庄町13位13,807野田町9位12,083三股村9位11,257
深谷町14位12,259八街町15位11,663高崎村11位10,555
秩父町9位12,088銚子町17位9,933富高村5位10,143
忍町11位11,919津田沼町8位9,881高城村15位9,925
浦和町2位11,694浦安町18位9,142北方村22位9,813
飯能町15位8,717市川町3位8,924椎葉村23位9,495
〇埼玉県
今では、人口が多いのは衛星都市ばかりという感じですが、この頃は都市としての歴史があるシブ~い街が並んでいます。さいたま市の前身自治体となる浦和が9位なんですね。僅差でさいたま市の前身自治体になれなかった消滅自治体、大宮が皮肉?にも3位に入っています。累P順位が5位の所沢、7位の越谷、8位の草加、10位の上尾はまだ姿を現しておりません。
〇千葉県
町とは言え、千葉は3万人を超え他町を圧しています。2位の本銚子は銚子市の前身自治体となります。八街、浦安と言えば新興の街というイメージですが、意外や意外。市川は八幡、中山、行徳と合併しておらず、これでは市川、歌も歌右衛門。なお、累P順位4位の松戸が顔をだすのは昭和に入って。6位の柏はもっと先、7位の市原はずっと先の話です。
〇宮崎県
ここも県庁所在地宮崎が3位となっています。飯野はえびの市の前身自治体。富高は富島に襷を渡して日向市の前身自治体となります。それにしても、宮崎は「高」の自治体が多い。高崎、高城以外にも高鍋、高岡、高千穂がトップ10に顔を出します。累P順位6位の日南、8位の西都、10位の串間が登場しないのは当然としても、3位の延岡の名が見当たらないのはチトさみしい。また、椎葉村のトップ10入りは、♪庭の山椒の木~もビックリでしょう。
[98541] 2019年 10月 17日(木)19:08:47白桃 さん
国調人口都道府県内順位累積ポイント
当研究所の研究?も、ますます意味も生産性もないオタク的研究に傾斜しております。
その一つが、国勢調査100年記念プロジェクト事業の一環として取り上げている「国調人口都道府県内順位累積ポイント」であります。これは何かというと、今まで20回の国勢調査において、各都道府県内トップ10に入った自治体に、その順位によってポイントを付けることで、さきほど山口県まで終了しました。
研究と言ってもごく簡単な作業でありまして、
人口順位がn位の自治体の獲得ポイントは、
11-n
となります。要するに1位には10ポイント、10位には1ポイントを付けるので、20回すべて首位の場合は、200ポイントを獲得するわけです。さらに、獲得ポイントによってランク付けするのですが、
ここで問題となるのが、ポイント数が同じだった場合です。
-----トップ10入りした回数が多い自治体を上位にします。
その回数が同じ場合には
-----先にトップ10入りした自治体を上位にします。
同じ国勢調査年にトップ10入りしている場合は
-----人口が多い(ランクが上位)自治体を上位にします。
山口県の場合は以下の通りです。(〇は全回トップ10入り、※は消滅自治体)
順位自治体前身自治体累積ポイント
1下関市〇200
2宇部市〇宇部村177
3山口市〇山口町151
4防府市〇防府町125
5周南市〇徳山市/徳山町119
6岩国市麻里布町104
7萩市〇萩町73
8山陽小野田市〇小野田市/小野田町51
9下松市49
10光市23
11彦島町※彦島村13
12柳井市柳井町11
13岩国町※3
14美祢市1
さて、皆さんも大体想像すると思うのですが、累積ポイントの十傑がもれなく入っている国勢調査年は、第10回(1965年)、第11回(1970年)に集中しています。(ただ、十傑がもれなく入っている国勢調査年が全くない県もかなりあります。)
山口県の場合は、トップ10に顔を出す自治体が14と最も少ないこともあり、20回のうち13回も十傑がもれなく入っているのです。が、その山口県でさえ、累積ポイント十傑がその順位通りになった国勢調査年はありません。
惜しかったのが第七回(1950年)国勢調査です。
1下関市193,572
2宇部市128,569
3山口市77,759
4防府市71,065
5徳山市62,903
6岩国市61,532
7小野田市52,877
8萩市41,613
9下松市39,923
10光市35,090
あゝ小野田と萩が入れ替わっておれば・・・それにしても山口県って・・・これ以上は控えます。( ´∀` )
[98528] 2019年 10月 9日(水)13:43:53白桃 さん
訂正
[98520]白桃
(1)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第2位の市
因みに、石巻、長岡、高岡、大垣、堺、米子、佐世保は20回すべて2位であります
石巻は、1985年(昭和60年)国勢調査で宮城県内3位になっています。(2位は泉市)
[98527] 2019年 10月 8日(火)17:07:50白桃 さん
第4回国勢調査人口県内4位の共通性によって3つのトリオが
1935年(昭和10年)の第4回国勢調査は第4回だけに県内4位が面白い。
トリオA(大文字)
秋田県/////石川県/////島根県
市町村現自治体市町村現自治体市町村現自治体
秋田市秋田市60,646金沢市金沢市163,733松江市松江市52,033
能代港町能代市25,756小松町小松市17,562浜田町浜田市15,260
横手町横手市22,711輪島町輪島市14,194今市町出雲市13,021
大館町大館市18,236大聖寺町加賀市13,118大社町(出雲市)9,311
土崎港町(秋田市)17,769七尾町七尾市12,104石見村(浜田市)9,168
小坂町小坂町15,012根上町能美市7,399平田町(出雲市)8,101
本荘町由利本荘市14,476七塚村(かほく市)6,918吉田町(益田市)7,342
湯沢町湯沢市13,344高松町(かほく市)6,914安来町安来市7,264
大曲町大仙市12,207志雄村(宝達志水町)6,774加茂町(雲南市)6,893
花輪町鹿角市9,223柳田村(能登町)6,574日原村(津和野町)5,720

トリオB(小文字)
福井県/////福岡県/////宮崎県
市町村現自治体市町村現自治体 市町村現自治体
福井市福井市75,273福岡市福岡市291,158宮崎市宮崎市64,726
敦賀町敦賀市26,831八幡市北九州市208,629延岡市延岡市56,421
武生町越前市22,466門司市 (北九州市)121,611都城市都城市36,575
小浜町小浜市13,943小倉市 (北九州市)110,372小林町小林市29,845
勝山町勝山市13,882大牟田市大牟田市104,992飯野村えびの市14,556
大野町大野市12,775久留米市久留米市91,920沖水村(都城市)13,863
春江村(坂井市)10,889 若松市(北九州市)73,345富高町日向市13,832
木田村(福井市)9,777戸畑市(北九州市)67,800高崎村(都城市)12,514
三国町(坂井市)8,391直方市直方市43,943三股村 三股町12,404
森田町(福井市)6,614飯塚市飯塚市39,629高城町(都城市)12,150

トリオC(体一部)
栃木県/////鳥取県/////沖縄県
市町村現自治体市町村現自治体市町村現自治体
宇都宮市宇都宮市87,129鳥取市鳥取市45,335那覇市那覇市65,208
足利市足利市48,875米子市米子市36,635平良町宮古島市26,132
栃木町栃木市31,335倉吉町倉吉市17,455本部村本部町21,963
足尾町(日光市)25,484 智頭町智頭町10,041首里市(那覇市)19,305
鹿沼町鹿沼市22,797宇倍野村(鳥取市)6,779中城村中城村17,820
日光町(日光市)21,452 境町境港市6,770具志川村うるま市17,064
佐野町佐野市18,170若桜町若桜町6,352美里村(沖縄市)16,653
那須村(那須町)14,330 佐治村(鳥取市)4,876読谷山村読谷村16,405
小山町小山市14,154淀江町 (米子市)4,087 真和志村(那覇市)15,966
今市町日光市13,473赤碕町 (琴浦町)3,983 城辺村(宮古島市)15,698
[98526] 2019年 10月 7日(月)07:47:19白桃 さん
各回国勢調査確定人口都道府県内トップ10自治体記録集(結の巻)
(1)第1回(1920年)と第20回(2015年)両方のトップ10に顔を出すところ(皆勤を除く)
トップ10入り---第1回順位/////第20回順位
北見12回野付牛町9位北見市8位
むつ19回田名部町7位 むつ市5位
東根19回東根町9位東根市6位
白河18回白河町6位白河市7位
古河18回古河町3位古河市5位
下館18回下館町10位筑西市8位
藤岡14回藤岡町10位藤岡市8位
熊谷16回熊谷町2位熊谷市9位
習志野16回津田沼町8位習志野市10位
八王子18回八王子市9位八王子市2位
新湊18回新湊町3位射水市3位
小矢部16回石動町8位小矢部市10位
輪島19回輪島町3位輪島市10位
加賀19回大聖寺町5位加賀市4位
塩山19回七里村3位甲州市9位
飯田19回飯田町6位飯田市4位
焼津18回焼津町8位焼津市7位
亀山19回亀山町8位亀山市10位
水口18回水口町5位甲賀市6位
隠岐の島4回西郷町9位隠岐の島町9位
土佐18回高岡町2位土佐市6位
伊野13回伊野町7位いの町7位
飯塚17回飯塚町10位飯塚市4位
三股8回三股村5位三股町8位
名瀬※15回名瀬村4位奄美市8位
指宿14回指宿村9位指宿市9位
平良※18回平良村4位宮古島市9位
どってことない記録ですが、参考のため掲載しました。復帰、復活という観点では、「平成の合併」によって第18回に返り咲いた隠岐の島が注目されます。
なお、表の一列目は、トップ10に入った回数が一番多い自治体名称です。
※名瀬と平良は、第6回(1947年)当時に米国統治下にあり、日本の国勢調査に相応する人口調査の記録がありません。
(2)都道府県内ナンバー1に輝いたところ
最後は、やっぱりこれですかね。
すべての回、都道府県内1位だったのは、
盛岡市、仙台市、秋田市、山形市、宇都宮市、千葉市(←千葉町)、東京(←東京市)、横浜市
新潟市、富山市、金沢市、福井市、甲府市、岐阜市、名古屋市、大津市、京都市、大阪市、神戸市
奈良市、和歌山市、鳥取市、松江市、岡山市、広島市、下関市、徳島市、高松市。松山市、高知市
佐賀市、長崎市、熊本市、鹿児島市、那覇市(←那覇区)※
の35です。(※那覇については、第6回の記録がないのでトップ獲得回数は19回)
そして、一度でも首位になった自治体は以下の通り
道県名市名前身トップ回数最低順位
北海道札幌札幌区163位
函館函館区43位
青森県青森192位
八戸八戸町13位
福島県いわき平市←平町105位
郡山郡山町53位
福島43位
会津若松若松市14位
茨城県水戸142位
日立日立町←日立村63位
群馬県前橋172位
高崎23位
桐生桐生町15位
埼玉県川口川口町115位
さいたま浦和市←浦和町59位
川越川越町35位
(大宮)大宮町15位
長野県長野193位
松本12位
静岡県浜松132位
静岡72位
三重県四日市153位
54位
福岡県福岡162位
北九州八幡市43位
大分県大分182位
別府別府町22位
宮崎県宮崎宮崎町183位
都城都城町13位
延岡延岡町178位
[98522] 2019年 10月 2日(水)13:39:43【3】白桃 さん
各回国勢調査確定人口都道府県内トップ10自治体記録集(転の巻)
(1)現役の町・村のトップ10入り回数
町名最高順位トップ10入り-----村名最高順位トップ10入り
多度津町(香川)6位17回読谷村※(沖縄)8位10回
智頭町(鳥取)4位14回十津川村(奈良)2位7回
津幡町(石川)7位13回中城村(沖縄)5位5回
岩美町(鳥取)5位13回川上村(奈良)8位3回
琴浦町※(鳥取)5位13回 東通村(青森)10位2回
石井町(徳島)6位13回大蔵村(山形)10位1回
三木町(香川)6位13回椎葉村(宮崎)10位1回
いの町※(高知)5位13回今帰仁村(沖縄)10位1回
府中町(広島)8位10回
町についてはトップ10入り10回以上を列挙いたしました。
当研究所表口入所試験で出題した津幡よりも多い智頭については思い出があります。地理学研究室の「地域調査」でここを訪れたのですが、舟木一夫の♪絶唱を口ずさみたくなる「山林地主」と思われる物凄く立派な家が何軒かありました。でも、街並みはあんまりパットしなかったような。それより、3~4日間の実習の後、そのころ津山にあった先生の家でビールの大瓶4ダースぐらいを先生と私達学生4人で徹夜で空っぽにした記憶だけしっかりと残っています。
その智頭を押さえて17回と最多のトップ10入りしている多度津ですが、2015年では11位となりました。しかし、最新(9月)の推計人口では、綾川町を3人押さえて10位となっており、次回国勢調査でトップ10に復帰する可能性は大いにあります。個人的には、多度津が17回トップ10入りしていることより、名門琴平町が一度もトップ10入りを果たしていないことに驚きます。
村の中には、山の奥の、そのまた奥にある「秘境」というイメージのところがトップ10入りをしています。広大な面積も関係しているのでしょうが、定住人口の多寡の理由を地勢で決めつけてはダメだと(Vidal de la Blacheがそんな事を言ったかどうか知りませんが)いうことですね。なお、第1回国勢調査において、十津川村が奈良県の2位であったことは、同回の国勢調査で神戸市が全国3位であった事実と同じぐらい有名な話?ですので、覚えておいて損にはなりません。('◇')ゞ
※琴浦町は前身の東伯町のときに10回、いの町は伊野町のときに10回、読谷村は読谷山村のときに5回トップ10入りをしています。

(2)消滅自治体のトップ10入り回数(10回以上)
旧自治体名最高順位トップ10入り---前身自治体のトップ10入り回数
大宮市(埼玉)1位17回大宮町(5)
新津市(新潟)5位17回新津町(7)
三国町(福井)5位17回
平田市(島根)4位17回平田町(7)
清水市(静岡)3位16回
大社町(島根)4位16回杵築町(1)
伊予三島市(愛媛)7位15回三島町(5)
春江町(福井)7位12回春江村(5)
斐川町(島根)8位12回斐川村(2)
常磐市(福島)7位10回湯本村(1)・湯本町(6)
久居市(三重)8位10回久居町(3)
玉島市(岡山)2位10回玉島町(7)
谷山市(鹿児島)3位10回谷山村(1)・谷山町(7)
ここで言う消滅自治体とは、合併によって出来た新自治体の「前身自治体」とはなっていない自治体のことです。わかりにくいので、「前身自治体」を先に説明してたほうが良いですね。
「前身自治体」とは、合併で出来た新自治体を構成する旧自治体の中で、合併前最後の国勢調査で人口最多であったところです。ただし、市より町、町より村、の人口が多くとも、市←町←村の順位を優先します。
上記の白桃ルールですが、しっくりこないケースがあります。
例えば、四国中央市の前身は川之江市になり、川之江のトップ10入り10回を含めて四国中央のトップ10入りは13回となるのですが、「消滅自治体」となった伊予三島のトップ10入り回数は15回なんですよ。因みに伊予三島と川之江の「対戦成績」は、伊予三島の14勝3敗です。
もっと複雑な気持ちになるのが坂井市の場合。
坂井市の前身は丸岡町としていますが、丸岡自体のトップ10入り回数は11ですから、これでは三国(17)や春江(12)に顔向けできません。でも、こんなことを気にしているのは世界で私だけかもしれませんね。( ´∀` )

(3)2015年国勢調査人口8万人以上で一度もトップ10に顔を出していない市
[98517]白桃
今まで20回の国勢調査において一度も各都道府県内トップ10に入っていない市・・・204市
と記載しましたが、白桃が「都会度常住人口ポイント」で「都会」の最低条件としている8万を超えていながら一度もトップ10に顔をだしていない市は以下の通りです。
埼玉県:久喜、入間、三郷、朝霞、戸田、 鴻巣、加須、ふじみ野、富士見、坂戸、東松山、八潮、和光
千葉県:我孫子、鎌ケ谷、印西、茂原、四街道
東京都:国分寺、東久留米、稲城、東大和 、あきる野、狛江
神奈川県:海老名、座間、伊勢原、綾瀬
静岡県:御殿場、袋井
愛知県:江南、大府、日進、あま、知多、北名古屋、尾張旭
大阪府:和泉、箕面、門真、大東、松原、富田林、羽曳野、河内長野、摂津
兵庫県:豊岡
言わずもがな、新しい市が目立ちます。上記の中で富田林と並んで市制施行が一番古い豊岡ですが、豊岡が8万を超えたのは「平成の合併」によるもので、しかも、もう既に8万人を割り込んでいます。(2019年9月1日現在推計人口:78,371人)
[98520] 2019年 10月 2日(水)07:27:41白桃 さん
各回国勢調査確定人口都道府県内トップ10自治体記録集(承の巻)
[98518]では
2015年国勢調査では下位(8位以下)にありながら、意外?にもこれを達成している市
をみましたが、今度は、2015年国勢調査で上位(3位以上)にありながら、20回すべての国勢調査において各都道府県内トップ10皆勤賞とはならなかった市をみていきます。
2015年国勢調査において人口が都道府県第1位の自治体は、20回すべての国勢調査においてトップ10皆勤賞となっています。さすがです。
(1)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第2位の市
自治体名トップ10入り-----前身自治体のトップ10入り回数
つくば市6回
八王子市18回
白山市13回松任町(4)・松任市(6)
坂井市13回丸岡町(11)
甲斐市9回竜王町(6)
豊田市12回挙母町(1)
草津市19回草津町(6)
宇治市17回宇治町(4)
橿原市13回畝傍町(1)
阿南市17回富岡町(5)
南国市12回
霧島市10回国分市(8)
沖縄市14回越来村(2)・コザ市(3)
人口が急増したところ、大型合併によってのし上がったところが目立ちます。八王子は、全20回の国勢調査を市として迎えながら、トップ10皆勤とはならなかった唯一の市です。
因みに、石巻、長岡、高岡、大垣、堺、米子、佐世保は20回すべて2位であります。

(2)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第3位の市
自治体名トップ10入り-----前身自治体のトップ10入り回数
太田市16回太田町(2)
松戸市18回 松戸町(3)
町田市14回 町田町(2)
相模原市15回相模原町(2)
射水市18回新湊町※(5)・新湊市(11)
南アルプス市5回白根町(2)
各務原市14回那加町(3)
富士市15回吉原町(1)・吉原市(4)
鈴鹿市15回
亀岡市14回亀岡町(1)
東大阪市19回布施町(3)・布施市(6)
生駒市13回生駒町(4)
橋本市16回橋本町(3)
三豊市5回高瀬町(3)
四万十市16回中村町(3)・中村市(10)
諫早市19回諫早町(3)
天草市17回本渡町(4)・本渡市(11)
延岡市18回延岡町(1)
(1)と同様、人口が急増したところ、大型合併によってのし上がったところが目立つ一方、諫早、延岡が入っているのが意外に感じる方もいると思います。これは、国勢調査初期でも実質の「都市(圏)人口」としては多かったのですが、自治体域が狭く区切られていたためです。また、※印の新湊は、第6回、第7回時には高岡市に含まれていたため、20回皆勤とはなりませんでした。
因みに、全回3位がひとつだけあります。ご想像してください。
[98518] 2019年 10月 1日(火)00:44:46【1】白桃 さん
各回国勢調査確定人口都道府県内トップ10自治体記録集(起の巻)
[98517]白桃
今まで20回のすべての国勢調査において各都道府県内トップ10に入っていた自治体・・・東京(特別区)+205市
と書き込みましたが、2015年国勢調査では下位(8位以下)にありながら、意外?にもこれを達成している市をみていきます。
(1)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第8位の市
市名最高順位-----前身自治体のトップ10入り回数
新庄市4位新庄町(6)
都留市4位谷村町(7)
中津川市4位中津町(7)
富士宮市5位大宮町(5)
有田市4位箕島町(7)・有田町(1)
須崎市2位須崎町(7)
山鹿市4位山鹿町(7)
地味ながらシブトイ中津川
(2)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第9位の市
市名最高順位-----前身自治体のトップ10入り回数
釜石市2位釜石町(4)
塩竈市3位塩竈町(5)
滑川市6位滑川町(7)
勝山市4位勝山町(7)
がんばれ、かまいしおがま
(3)2015年国勢調査で自治体人口が都道府県内第10位の市
市名最高順位-----前身自治体のトップ10入り回数
上山市6位上山町(7)
小田原市3位小田原町(5)
三島市5位三島町(5)
御坊市5位御坊町(7)
萩市3位萩町(3)
八幡浜市4位八幡浜町(3)
安芸市4位安芸町(7)
なお、八幡浜については、最新の推計人口(本年9月1日)によると東温市に10位の座を奪われており、余程のことが起きない限り、2020年国勢調査では100年間維持してきたトップ10の座から転がり落ちるでしょう。
【参考】
10位2019年9月推計人口v-----v11位2019年9月推計人口
上山市29,799長井市26,386
小田原市190,181 鎌倉市172,304
三島市108,129島田市95,998
御坊市23,295白浜町20,497
萩市45,493長門市32,870
東温市34,223八幡浜市32,250
安芸市16,449四万十町16,065
風前の灯火 あゝ八幡浜
[98517] 2019年 9月 30日(月)17:12:51【1】白桃 さん
各回国勢調査確定人口都道府県内トップ10自治体記録集(はじめに)
ずいぶん長いタイトルをつけてしまいましたが、ちょっと纏めてみましたのでご参考までに。
その前に、
[98515]シノレパシクソ さん
白桃市町村人口研究所2019年度後期表口入所試験の回答
お付き合い、有難うございました。もちろん、全問正解であります。
合格者は落書き帳でお知らせするほか、浦安市○□△エステートのピロティに掲示します。
とご案内しておりましたが、ピロティ掲示に関しまして管理組合の許可をとったものの、昨日の自治会大掃除で誤って剥がされてしまいました。また、ご住所がわかりませんので、合格証送付は断念いたしました。なお、「白桃市町村人口研究所」に是非とも入所していただきたいところですが、これはあくまでもご本人次第でございまして、決して強制するものではありません。

さて、「地理好き」の方の中には「ランキング好き」も多いのではないかと感じているのですが、大体、いったい、ランク何位までが、価値がある、ちゅうか、ランク付けで妥当なんでしょうかね?
トーナメント大会では、ベスト4とか、ベスト8とか良く聞きますが、「今週のヒット曲ベスト10」とかなんとかありますので、一般的なのは【10位】なんでしょうか?「青コーナー、WBA世界スーパーバンタム級14位、フランクリン・マンサニーリャ、ベネズエラ」って言われても、14位じゃあんまり強そうじゃないですよね。オリンピックや大きなスポーツイベントの「入賞」っていうのは、今では8位になっていますが、昔は6位までだったような気がします。中央競馬の世界では、5着までに入らないと掲示板には載らないのですが、賞金は8着までに入ると出されるようです。これは一般のレースのことで、重賞レースだと10着までに賞金が出るようで、例えば、9頭立ての重賞レースだとドンケになっても、馬主、調教師、騎手ら関係者にお金がはいるのですから、騎乗する騎手は大幅なタイムオーバーさえしないよう気を付けていればよいのです。騎手は賞金とは別に騎乗するごとに騎乗手当を貰えるのですから・・・あ~大脱線。
話を元に戻して、県ごとの自治体人口ランキングで言うと、「埼玉8位の上尾と、香川8位の東かがわ、どっちが立派?」と尋ねられたら、多くの方が「上尾」と間違って答える危険性があるので、各県一律に10位までにするのもどうかナと思ったのですが、
今まで20回のすべての国勢調査において各都道府県内トップ10に入っていた自治体・・・東京(特別区)+205市
今まで20回の国勢調査において一度も各都道府県内トップ10に入っていない市・・・204市
と極めて近い数字を見出したので、やはり【トップ10】と【一律10位】は偉大かつ論理的だ、と認めました。
あんまり脱線ばかりしてしまいましたので、記録集は別稿といたします。('◇')ゞ
[98508] 2019年 9月 22日(日)17:05:49白桃 さん
昔の光 今いずこ
1960年1975年2000年2015年////増減率(2015/1960)
旧A市28,89222,11017,39413,107-54.63
旧D町12,54510,63910,3438,788-29.95
旧E町19,05713,5469,6696,789-64.38
旧C町9,1567,3686,1345,052-44.82
旧B町5,9484,7173,8582,964-50.17
旧F町12,17911,0658,6356,732-44.72
旧G町14,76114,40512,96510,555-28.49
旧都会H17,48817,57916,16013,744-21.41
S町15,27917,52522,76723,79855.76
[98498]千本桜さんの「とある地域」の衰退ぶりは、他地域と比較すると良く分かります。
F,G,Hは「平成の合併」で市になったところ。この地域は、「陸王」で知られる行田の足袋よりも有名?な手袋産業が盛んな地域で、その中でもGは手袋製造の中心地で市役所も置かれています。都会H、都会と言ってもそう感じるのはH東端のごく狭い地域H3だけですが、そのH3も、1975年には人口6,354であったDIDも無くなり、デパートはお化け屋敷に変貌、三筋のアーケード街も破れ傘状態で骨すら残っていないところも。Gに市役所を持っていかれた今は…ウ~ん残念無念。Fは、源平の昔から知られたところでしたが、今はその面影もありません。この地域は高度経済成長期終わり頃までは地方にしては頑張っていた方ですが、近年の人口減少率は県8市の中で最悪です。でも、「とある地域」に比べればまだマシですネ。
Sは「平成の合併」を行っておらず、現役の「町」なのですが、どう見ても「とある地域」よりは都会的です。1975年のSのDID人口は7,990、同年AのDID人口は7,902と拮抗していたのですが、AのDIDは無くなり、Sの2015年のDID人口は16,263と増えています。このようなスーパータウンSと比較される「とある地域」も可哀想ではありますが、これが現実の世界です。
[98501] 2019年 9月 20日(金)21:02:16白桃 さん
シノレパシクソさんへ
[98500]シノレパシクソ さん
C町 7,278 北陸の県庁所在地を合わせた感じ
私がクチ出すのも変ですが、これは違います。
[98499] 2019年 9月 20日(金)06:55:49白桃 さん
主任研究員募集!白桃市町村人口研究所2019年度後期表口入所試験(予告)
その前に
[98489]シノレパシクソ さん
あと大変言いづらいのですが、シノレ「パ」シクソです。自分でも言いにくいので来年あたりに改名しましょうか……。
ハンドルネームを間違えるなんて、大変失礼いたしました。そういえば、般若堂そんぴんさんを、そんびんさんと間違えた記憶があるような・・・
改名については、ご本人におまかせいたします。

エー、ゴホン(咳払い)
さて、来年2020年は国勢調査100周年、第21回国勢調査が行われます。当研究所では、これを機に、過去20回の国勢調査人口を整理しているところではありますが、最近はめっきり作業推進力が衰え、やっと滋賀県まで終わったところです。これでは、そろそろ店仕舞をしないといけないのでは、という危機感がつのっており、また、24時間体制で落書き帳に書き込むなど、働き方改革云々を言われなくとも、このような苛酷な労働環境は改めたいと思っております。そこで、是非、フレッシュな人材を獲得し、私自身は安楽椅子にすわって、チビチビ・・・。
ということで、国勢調査人口担当主任研究員募集いたします。
年齢性別国籍学歴不問、無給(でも、有給休暇はあり?)
昨年の試験は裏口入所試験だったのでとても簡単でしたが、今年は超難しいです。三問、すべて五択ですが、粘っこい問題で出題した私も答えを知らなければ解けないかもしれません。でも、直前に書かれた千本桜さんのクイズよりは易しい?(このクイズ、私は分かりました。)
クイズと言えば、デスクトップ鉄さんの五番勝負が本日始まりますね。あー、忙しい。
白桃市町村人口研究所2019年度後期表口入所試験問題はここに後ほど掲載します。
[98491] 2019年 9月 18日(水)05:04:38白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その27.島嶼部)
本シリーズの最終章です。新しい地域区分では、島嶼部を独立させました。以下が「島嶼」とした地域です。
北海道:奥尻郡、礼文郡、利尻郡
東京都:大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁
新潟県:佐渡市、岩船郡粟島浦村
島根県:隠岐郡
長崎県:対馬市、壱岐市、五島市、北松浦郡小値賀町、南松浦郡
鹿児島県:西之表市、奄美市、鹿児島郡、熊毛郡、大島郡
沖縄県

(1)2019年5月1日現在推計人口(3万人以上)
人口増加率-----人口増加率
那覇市317,392-0.64石垣市47,8850.67
沖縄市141,1271.33南城市43,4933.52
うるま市120,9891.76奄美市41,816-3.11
浦添市114,6660.38南風原町39,6235.66
宜野湾市97,5371.34読谷村39,5340.08
豊見城市63,3493.65五島市35,031-6.15
名護市62,5511.42西原町34,6320.36
糸満市60,1852.80八重瀬町30,4574.79
佐渡市53,275-6.95
宮古島市51,9441.48
沖縄県について上表に掲げた市町村を見ますと、那覇を除き増加しております。沖縄と他の島嶼部の人口推移を比較するのはナンセンスでしょうが、佐渡市、奄美市、五島市ともに大きく減少しております。因みに、3万人に満たない対馬市、壱岐市、西之表市もそれぞれ、-6.33、-5.42、-5.72と大幅な減少を示しております。
注)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口

(2)島嶼部の3万人以上のDID
DID名実質DID人口---構成形式DID名/人口/所在自治体
那覇〇612,319那覇318,151那覇市
浦添96,793浦添市
宜野湾95,504宜野湾市
南風原20,009南風原町
豊見城19,171豊見城市
与那原15,368与那原町
豊見城東14,751豊見城市
浦添東14,376浦添市
西原10,405西原町
津嘉山7,791南風原町
沖縄〇173,861沖縄122,197沖縄市
具志川36,951うるま市
北谷14,713北谷町
糸満33,830
石垣31,425
那覇DIDの人口は、政令都市である静岡DIDの上をいくもので、熊本DIDに次いで全国11位となっております。那覇の狭域都市圏人口656,288人の93%がDIDですから、その凄まじさがわかります。
沖縄県以外の島嶼部では、名瀬DIDと福江DIDがあるのみです。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。、

(3)島嶼部の都会
白桃市町村人口研究所では那覇市を「都会」と認定します。
那覇市の都会度は34.62で【B都会】となり、B都会の中では高松に次ぐ上位にあります。しかし、ゆいレールに乗ってその景観を眺めていると、【A都会】どころか【大都会】にしても良いのでは…と思ったりもします。
島嶼部における中都市Aは、うるま市(24.00)、浦添市(23.85)で、沖縄市は中都市Bに甘んじています。理由は、宿命的な【市歴ポイント】の低さもさることながら、なぜだか、【商業ポイント】がかなり低いからです。
[98483] 2019年 9月 17日(火)13:06:50【3】白桃 さん
第五十二回十番勝負くぁんぱい記
今回は、内容的には平易な問題が殆どでしたが、出題形式にのおかげで妄想が無限に広がってしまい、正常のアタマに戻すのに時間を使ってしまいました。では、答えた順に。

9 月 3 日 (火) 00:23:58
問八:■「八幡」という自治体を含む市(過去の市町村を含む)
山梨市(領国奪還)
私にとって、今回一番やさしい問題でした。唯一のメダル。

9 月 3 日 (火) 01:28:31
問二
米子市(誤答)
当初、想定解数が47であったので、いわゆる「赤穂四十七市問題」と決めつけたのが敗因。
私が描いたのは、「都道府県内最少画数の市」
お題の二戸は、六画で岩手県内最少(六画は、むつ、八女についで全国3位タイ)。非該当の八戸も六画であるが、ひらがな表記の「むつ」に負ける。う~ん、これはゼッタイ」間違いない。でもね、山口県なんか、山口と光はともに六画だけど・・・あ~南砺、アサハカミツケ!

9 月 3 日 (火) 10:56:35
問三
西条市(誤答)
当初の想定解数が一致していたので、「他市名と完全一致する高校がある市」白桃[98204]で回答。ちょっと我田引水気味だったか。

9 月 4 日 (水) 04:17:43
問一:■戦国市盗り合戦で初代領主の領国(市)
登別市(新規獲得)
この問題で領友デスクトップ鉄さんに後れをとったのが、チョー悔しかった・・・
しかし、これで共通項が問題番号と関連しているのがハッキリ解った。が、遅すぎた・・・

9 月 4 日 (水) 04:48:47
問五:■五重塔がある市(五重塔コレクション掲載市)
弘前市(領国奪還)
「五」と言えば、五輪か五重塔である。


9 月 4 日 (水) 12:46:26
問三:■「三」の文字が入る市町村に隣接する市
小野市(領国奪還)
「三」と言えば、三本松。冗談はともかく、獲りたいところ、守りたいところ、いっぱいあってソロバンを弾いたら、算盤の産地、小野市が出てきた。

9 月 4 日 (水) 14:56:44
問四:■隣接する町が4町でかつすべて県内の町である市
伊達市(北海道)(領国奪還)
「四」と言えば、ちあきなおみの♪四つのお願い、いや、もう四の五とは言わない、言えない。
伊っ達、ショウガナイジャナイカ

9 月 4 日 (水) 16:58:23
問十:■市名の総画数が10の市
伊予市(新規獲得)
「十」と言えば、「真田十勇士」。でも上田は八画。伊予の国、伊予市でヨシとしよう。
ところで、愛媛県立伊予高校は、伊予市でも松山市でもありません。松前町にあります。

9 月 5 日 (木) 00:43:40
問二:■「二」の文字が入る駅がある市
高松市(加増)
「二」と言えば、二番煎じ。今回の十番勝負、第五回大会の「二番煎じ」だったのです。
答えた高松市の「松島二丁目駅」かとなりの「今橋駅」の近くに、百年前、私の母が住んでいたとか。

9 月 5 日 (木) 15:31:34
問七: ■市名誕生日が7月の市
旭市(領国奪還)
「七」と言えば、「七人の刑事」、セブンイレブン。探しましたよセブンイレブンpmのある市、ない市。
旧大内町の誉水にセブンジュースという会社がありま・・す。or・・した。アサヒ(旭)ジュースもありそうですね。

9 月 6 日 (金) 01:02:51
問六:■小学校六年生で学習する漢字の入る市
和泉市(新規獲得)
「六」と言えば、六文銭。泉(消滅)、五泉、和泉、泉大津、泉佐野、泉南で六文泉。

9 月 8 日 (日) 00:16:27
問九:都道府県の市町村で人口密度順位が9位の市
瀬戸内市(マイナス石高解消)
「九」と言えば、Mi-Keの♪想い出の九十九里浜、九官鳥殺人事件、アレ?、ちょっと前読んだのは、「カササギ殺人事件」でした。今回の「九」は九るしみの九でした。もちろん、順位9位っていくつも、何回も見ましたよ。でも、町村をいれていなかったのが、致命的でした。しかし、こんな問題をヒント前に解けないと鳴門、ソロソロ引退か???

と言いつつ、次期初場所は六位以内に入るぞ。
大予想:優勝N さん、2位:とりぴー さん、3位:ぺとぺと さん。この3連単はけっこうカタイ?。
N さんに勝つとすれば、スカンデルベクの鷲さん、でしょう。
で、4位:星野彼方さん、5位:シノレバシクソさん、6位:白桃

グリグリさん、今回もありがとうございました。
[98370] 2019年 9月 8日(日)00:16:27白桃 さん
十番勝負
問九:瀬戸内市

これは迂闊でした。今回は完敗です。明日から十番勝負反省の旅に出かけます。
[98347] 2019年 9月 6日(金)01:02:51白桃 さん
十番勝負
問六:和泉市
[98329] 2019年 9月 5日(木)15:31:34白桃 さん
十番勝負
問七:旭市
[98313] 2019年 9月 5日(木)01:44:36白桃 さん
EMMさんへ
[98312]は既出解ですよお^^^^^ん。
[98310] 2019年 9月 5日(木)00:43:40白桃 さん
十番勝負
問二:高松市
[98292] 2019年 9月 4日(水)16:58:23白桃 さん
十番勝負
問十:伊予市

いっ、良し。←ダジャレを言っている場合ではありませぬぞ。
[98289] 2019年 9月 4日(水)14:56:44白桃 さん
十番勝負
問四:伊達市(北海道)

今回は、問題を考えている時間より、ドコを貰おうか思案している時間が長い気がします。
これは、本末転倒、舎本逐末です。コレではダメです。
[98282] 2019年 9月 4日(水)12:46:26白桃 さん
十番勝負
問三:小野市

問三の想定解81ですか???
82ではないでしょうか。
[98271] 2019年 9月 4日(水)04:48:47白桃 さん
十番勝負
問五:弘前市
[98270] 2019年 9月 4日(水)04:17:43白桃 さん
十番勝負
問一:登別市
ぐやし~~い。
[98240] 2019年 9月 3日(火)10:56:35白桃 さん
十番勝負
問三:西条市
[98238] 2019年 9月 3日(火)01:28:31白桃 さん
十番勝負
問二:米子市
[98237] 2019年 9月 3日(火)00:23:58白桃 さん
十番勝負
問八:山梨市
[98221] 2019年 9月 2日(月)13:07:56白桃 さん
動かざること山〇県の如し(真相編)
[98220]の続きです。
山梨県が犯人?ではないとすれば、同じ「山」は山でも山口県はどうでしょうか。
1920年国勢調査//-----//2019年8月推計
下関市72,300下関市257,366
宇部村38,063山口市195,030
山口町25,297宇部市164,527
防府町21,325周南市140,051
徳山町19,114岩国市130,504
彦島村16,507防府市114,185
小野田町15,887山陽小野田市61,063
萩町14,386下松市56,589
柳井町13,378光市49,707
岩国町11,008萩市45,570
一見すると、8つもの自治体がトップ10に残っているように見受けられますが、ところがどっこい、岩国に対して物言いがつくのです。1920年の岩国町は、吉川氏の城下町として栄え、錦帯橋と白ヘビで有名な歴史ある街なのですが、その岩国町が、麻里布町、川下村、愛宕村、灘村と1940年4月に合併して出来たのが、現在の岩国市の前身である初代岩国市。ここで問題になるのが、合併前の1935年国勢調査時の人口。
岩国町13,225人に対し、昭和に入って以降、工場の進出が目覚ましかった麻里布町は15,724人と、岩国町を上回っていたのです。(因みに、1935年国調では、麻里布が県下9位、岩国が10位です。)ということで、白桃のマイルールにより現在の岩国市の前身は麻里布になるのです。よって、山口県の残留は7つになります。

容疑者「山」口県の嫌疑は晴れました。すると、ここしかありません。「山」形県です。
1920年国勢調査//-----//2019年8月推計
山形市48,339山形市249,557
米沢市43,007鶴岡市123,639
鶴岡町28,220酒田市101,053
酒田町22,174米沢市82,114
新庄町16,555天童市62,050
谷地町11,000東根市47,872
寒河江町9,602寒河江市40,211
上山町9,479新庄市35,031
東根町8,341南陽市30,931
大蔵村8,156上山市29,822
一目瞭然、8つの自治体が今もなおトップ10にとどまっています。 しかも、名称も変わらず。さらに言えば、東根を除く、山形、米沢、鶴岡、酒田、新庄、寒河江、上山の7つは、今まで20回すべての国調におけるトップ10皆勤賞組であります。余談ですが、庄内のライバル都市、酒田と鶴岡の国勢調査人口対戦成績は、酒田の12勝8敗です。それにしても、現在では県下最少人口自治体の大蔵村が、百年前に県下10位の人口を擁していたとは、お釈迦様でも知りますまい。
[98220] 2019年 9月 2日(月)01:46:08白桃 さん
動かざること山〇県の如し
来年2020年は「国勢調査100年」でもあります。そこで、第1回国勢調査において各道府県内人口トップ10にあった自治体(市町村)が、百年後の国勢調査でトップ10にどれだけ残っているか気になって調べてみました。
もちろん、2020年国勢調査はまだですので、最新の推計人口で代用します。
まず、顔ぶれが百年前とガラッと変わっているのは、東京都、大阪府と長崎県です。残っているのは、それぞれ二つ(東京特別区・八王子市、大阪市・堺市、長崎市・佐世保市)です。

逆に、殆ど顔ぶれが変わっていないのはどこか、ということで、「動かざること山の如し」の地元である山梨県を見ると以下の通りです。
1920年国勢調査//-----//2019年8月推計
甲府市56,207甲府市188,520
瑞穂村9,269甲斐市75,208
七里村9,267南アルプス市69,841
増穂村8,874笛吹市68,260
谷村町8,263富士吉田市47,258
七保村6,276北杜市43,823
市川大門町6,047山梨市33,470
広里村5,964中央市30,996
上野原町5,809都留市30,742
八幡村5,676甲州市29,787
これを見て、残っているのは甲府だけではないか、と思われる方もいるかもしれませんが、
瑞穂村→下吉田町→富士吉田市
七里村→塩山町→塩山市→甲州市
谷村町→都留市
なので、残っているのは4つということになります。因みに、七保村は七保町となって、大月町等と合併します。その大月町の前身が広里村です。また、八幡村は、加納岩町・日下部町等との合併により山梨市となりますが、「山梨市の前身は加納岩」という掟?によって残留とは認められません。
つづく
[98216] 2019年 8月 28日(水)13:10:56白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その26.中四国第三部)
(4)中四国の都会
白桃市町村人口研究所では以下の26市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会八段広島16.105.0010.000.057.952.000.500.0541.65
A都会七段岡山15.104.5010.000.156.952.000.350.0339.08
A都会六段松山14.104.5010.000.056.201.000.200.0236.07
A都会六段姫路14.104.5010.000.006.100.000.500.0335.23
B都会六段高松13.104.0010.000.156.481.000.150.0134.89
B都会六段高知13.104.0010.000.105.101.000.100.0133.41
B都会六段徳島12.104.0010.000.405.101.000.050.0032.65
B都会五段松江12.104.0010.000.155.101.000.100.0132.46
B都会六段福山13.104.009.000.006.050.000.050.0332.23
B都会六段倉敷13.104.008.90-0.105.050.000.250.0231.22
B都会六段下関12.104.0010.00-0.10 5.100.000.100.0131.21
B都会五段鳥取11.104.0010.000.154.601.000.000.0030.85
C都会五段山口11.103.508.900.055.101.000.100.0129.76
C都会六段加古川12.004.008.70-0.605.100.000.000.0029.20
C都会六段12.104.009.00-0.104.000.000.000.0029.00
C都会五段今治11.103.509.000.055.000.000.000.0028.65
D都会五段出雲11.003.008.70-0.104.000.000.750.0127.36
D都会五段米子10.103.508.900.154.650.000.000.0027.30
D都会五段尾道10.103.509.000.004.050.000.250.0126.91
D都会五段周南10.103.508.900.154.000.000.000.0226.67
D都会六段宇部11.053.508.000.004.000.000.050.0026.60
D都会五段岩国10.103.508.80-0.053.500.000.100.0125.96
D都会五段新居浜10.003.508.700.103.500.000.000.0025.80
D都会四段丸亀10.103.009.00-0.253.500.000.050.0025.40
D都会五段防府10.103.508.90-0.103.000.000.000.0025.40
D都会五段津山10.102.508.900.103.550.000.000.0025.15
【都会】の数は26と案外多い【中四国】。白桃が依怙贔屓をしたわけではありません。ほかの統括ブロックと比較しても、他を圧倒するようなデカイ都市がないため、「群雄割拠」が長かったのがその理由だろうか?
その中でも、広島はアタマ一つ、いや、一馬身ほど抜け出ており、文句なしの「大都会」。
白桃の、♪夢も希望も青春も~(我が青春)の街・岡山は、次回国勢調査でDID人口が50万人を超えても40ポイントには届かず、「大都会」の仲間入りは出来ないが、いいじゃないの幸せならば・・・。
岡山の次に親しみのある高松ですが、景観的には30年ほど前までは、松山に比べても遜色のない都会だったのですが、ちと寂しい。
姫路の観光交流ポイント0.50は、「姫路城」が稼いだものですが、なんか、今の姫路城は色が白すぎるような気がします。そう言えば、アノ方(地理学研究室の隣の日本史研究室に長く居て、将棋を指してばかりで、研究している姿は一度も見たことが無かったのですが、甲子園で優勝したこともある姫路の私立高校で、歴史と地理の教鞭をとるようになったものの、歴史の授業のときにも地図帳を携行し、生徒のアタマをそれでドツいでいたとか)どうしているのだろう。
徳島の観光交流ポイント0.05は「阿波踊り」なんですが、私、あんな近くに居ながら、ナマの阿波踊りを見たことがありません。余談は続くよ、いつまでも('◇')ゞ
今治の街並み、タオルほど立派だったかどうか、まるで記憶にありません。
出雲の観光交流ポイント0.75は大社町との合併によって手に入れたものですが、0.75(伊勢市と同じ)は、評価高すぎだったかな?
米子の街はじっくり見たことがないのですが、高く評価する方がいます。
「都会」にギリギリ滑りこんだ津山ですが、倉敷や尾道にも引けを取らない風情のある街です。もう何十年も前、立ち寄った駅前のパチンコ屋でタマが入るは入るは・・・テン釘がないんだもん。そんなパチンコ屋があるのは果たして「都会」か?・・・きっと今は、ちゃんと釘を打っているか、パチンコ店自体が無くなっているでしょう。
中四国の中都市Aは、東広島(24.71)、西条(24.40)、三原(23.92)、宇和島(23.60)、四国中央(23.00)、高砂(22.60)の6市ですが、東広島に「都会昇格」の期待が高まっています。
[98213] 2019年 8月 26日(月)08:22:44【4】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その25.中四国第二部)
(3)中四国の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口--構成形式DID
広島〇広島市1,138,521広島※、廿日市、安芸府中、矢野、海田市、瀬野川
岡山岡山市421,358岡山※
松山松山市401,093
姫路〇姫路市389,988姫路、太子
高知高知市243,676高知※
福山福山市215,008
高松高松市212,897
徳島〇徳島市199,521徳島、北島
倉敷倉敷市148,030
下関下関市144,297
松江松江市105,360
宇部宇部市89,846
徳山周南市88,865
新居浜新居浜市86,704
鳥取鳥取市83,335
山口山口市81,480山口※
米子米子市77,543
防府防府市71,556
呉市69,158
水島(倉敷市)63,305
三木〇三木市62,787三木、押部谷(神戸市)
岩国岩国市59,658
今治今治市58,795
(呉市)53,918
丸亀〇丸亀市49,802丸亀、宇多津
三原三原市46,736
児島(倉敷市)39,509
賀茂西条東広島市38,826
松永〇(福山市)34,944松永、尾道東
出雲出雲市34,364
尾道尾道市32,884尾道※
宇和島宇和島市31,927
赤穂赤穂市30,912
DID人口で他を圧倒している広島でありますが、仙台よりほんのちょっと多いだけです。つまり、自治体人口相応のDID人口であるということです。広島の独走を許している全責任は岡山にある、これは言い過ぎですが、岡山のDIDは[98163]でも触れていますが、貧弱で市内DIDを合計しても50万に届きません。岡山DIDに住む?イヌ、サル、キジを入れても広島には負けるでしょう。呉や倉敷にはどっちが本家かわからないDIDがあり、興味が尽きません。イカガワシイのが松永DIDで、出来る事なら現地調査に赴きたいです。賀茂西条DIDは、愛媛の西条DIDの1.5倍以上のDID人口を擁しているのですが、センパイの顔をたてて「賀茂」をつけております。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。
注4) ※印のDIDについては以下の通り
広島※:広島市連合・可部・高陽北の認定連担形式DID
岡山※:岡山市連合・西大寺の認定連担DID
高知※:高知・土佐大津の認定連担DID
山口※:山口・山口大内の認定連担DID
尾道※:尾道・尾道北の認定連担DID
[98209] 2019年 8月 23日(金)10:39:49【2】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その24.中四国第一部)
ラストバッターは、上位打線へ繋げる重要な役目を持っており、俊足巧打?の【中四国統括ブロック】を持ってきました。(本当は、最後はやはりココで終わりたかったからです。)「中四国」というと、「中国四国」と言わなければダメです、と誰かさんに叱られそうですが、統括ブロック名は漢字三文字でいく、という基本方針はまげられません。
エリアは3つに分かれ、明石市を除く播磨・因幡・伯耆・美作・備前・備中・讃岐を括る【白桃ブロック】、出雲・石見・備後・安芸・長門・周防の【西国ブロック】、淡路・阿波・伊予・土佐の【四国ブロック】です。世間一般が言うところの中国・四国地方に兵庫県の一部に加勢してもらい、隠岐を【島嶼部】として切り離しております。それにしても、いくらなんでも「白桃ブロック」は公私混同ではないか・・・というご批判に対しては、「他に、相応しい名称がありますか?」という反論をさせていただきます。ダイイチ、ここは公私混同というより、私私滅裂の場なんです。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC広島1,199,2440.44160,510285,712431,3361,126,2391,173,843
1岡山720,7510.1894,585162,904260,773626,642709,584
2姫路530,640-0.9445,750212,100328,689478,309536,270
3松山509,913-0.9651,250163,859238,604473,379517,231
4倉敷475,604-0.3253,301125,097430,291475,513
5福山462,259-0.5529,76867,063140,603 378,789461,357
6高松418,878-0.4446,550124,545228,172332,865419,429
7高知329,641-2.2449,329161,640196,288330,654343,393
8加古川262,617-1.8049,83289,539266,170266,937
9下関257,956-3.9372,300193,572246,941252,389280,947
10徳島255,544-1.1668,457121,416182,782268,218264,548
20世紀前半に10万人を越えていた呉、宇部もスッカリ影を潜め、辛うじてランクにとどまっている下関も、2015年国勢調査から1万人の人口を減少させております。ランキングの下位にいくほど減少率が高くなっておりますが、岡山も次回国勢調査で、どうなっているか分からない状況です。
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)倉敷市と加古川市は1920年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。

狭域都市圏人口は以下の通りです。
広島市1,425,162-----周南市200,654
岡山市826,229山口市197,422
姫路市678,811米子市194,294
松山市637,608東広島市192,907
高松市522,314出雲市171,938
倉敷市511,353宇部市169,429
高知市472,968今治市158,114
福山市464,811津山市152,963
徳島市433,462丸亀市151,753
加古川市332,194 岩国市143,042
下関市268,517尾道市138,626
鳥取市232,610新居浜市119,903
呉市228,552 防府市115,942
松江市206,230西条市108,174

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
白桃(人口)(増加率)---西国 (人口)(増加率)---四国(人口)(増加率)
CC岡山720,7510.18福山462,259-0.55松山509,913-0.96
1鳥取189,114-2.38218,620-4.35今治152,481-3.56
2米子147,618-1.14松江203,904-1.13新居浜116,613-2.74
3丸亀109,259-0.68東広島195,6341.41西条105,124-2.82
4津山100,650-2.98山口195,061-1.20四国中央83,965-3.94
5高砂88,522-2.76出雲172,9690.60宇和島72,006-7.05
6三木75,364-2.35宇部164,834-2.71阿南70,445-3.53
7たつの75,105-2.99周南140,244-3.17鳴門56,284-4.77
8総社67,9341.61尾道132,726-4.26 南国47,066-1.91
9三豊62,911-3.99岩国130,955 -4.24南あわじ44,784-4.54
10玉野58,022-4.47防府115,346-0.51洲本41,923-5.28
直近の人口増加率を見ると、増加しているのは総社、東広島と出雲のみ。【四国】は皆無。宇和島の減少率には改めて驚かされます。
[98204] 2019年 8月 19日(月)08:59:31白桃 さん
他市名と表記が同じ高校がある市
うるま市には前原(まえはら)高校があります。うるま市が誕生したときには、平成生まれの前原(まえばる)市は、まだ糸島市となっていません。[98202]シノレパシクソ さんの
市制施行日・市の誕生日がどちらも平成なのに、日付が違っている市はどこでしょう?
答えになっているような気もしますが…
私も、これだけではヘンですので、他市名と表記が完全一致する高校がある市を書き出しました。過去に同種の書き込みや、十番勝負で類題があったとは思いますが、そこんとこはご容赦ください。
なお、府中高校、伊達高校、枚方市の大阪市立高校、広島市の広島県瀬戸内高校は外しています。
市名高校名-------市名高校名-------市名高校名-------市名高校名
青森北斗富山八尾亀岡南丹広島安芸
二戸福岡黒部桜井京田辺田辺広島沼田
一関大東高岡福岡木津川南陽東広島豊田
大崎松山珠洲飯田大阪勝山東広島広島
岩沼名取甲府中央大阪廿日市佐伯
鹿角十和田大月都留大阪阪南三好池田
郡山湖南駒ヶ根赤穂大阪中央丸亀飯山
いわき遠野塩尻田川高槻三島大洲長浜
鹿嶋鹿島中津川中津茨木福井西条小松
小美玉中央美濃加茂加茂岸和田和泉四国中央三島
東松山松山掛川横須賀泉佐野佐野宇和島津島
入間豊岡富士富士見河内長野長野高知土佐
町田和光名古屋南陽大阪狭山狭山土佐高岡
青梅多摩名古屋守山神戸滝川北九州八幡
立川砂川名古屋中央豊岡日高行橋京都
横浜名古屋東海三木吉川八女福島
横浜白山東海横須賀丹波柏原筑後八女
横浜金沢みよし三好大和郡山郡山西海大崎
川崎新城白山御坊日高雲仙小浜
川崎多摩鈴鹿神戸雲南大東串間福島
相模原橋本近江八幡八幡岡山瀬戸霧島福山
平塚高浜京都鳥羽真庭勝山宮古島宮古
※モレがありましたらご指摘ください。
[98201] 2019年 8月 18日(日)09:06:49【1】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その23.北信越第二部)
(3)北信越の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口---構成形式DID
新潟市連合新潟市446,329
金沢〇金沢市417,229金沢、野々市
富山富山市203,313
長野長野市193,295
福井福井市177,268
長岡長岡市91,722
会津若松会津若松市87,065
高岡高岡市77,757
三条三条市50,608
新発田新発田市48,368
敦賀敦賀市44,689
高田上越市43,676
直江津(上越市)38,831
高山高山市37,269
新津(新潟市)34,527
柏崎柏崎市30,987
篠ノ井(長野市)30,351
新潟亀田(新潟市)30,292
新潟市は岩室温泉しか知らない白桃なので、新潟DIDについて語ることは出来ません。知っている限りで言えば、やはり金沢の街は美しいです。 恋人との「お忍び旅行」がバレた友人の代わりに一人で行くことになった高山も風情がありました。立川志の輔が案内する高岡の電車にももう少し乗っていたかった。長野は善光寺の門前に「山本リンダ」じゃなくて、「山本リンゴ」店があったことしか記憶がありません。山本リンダがらみで言うと、小松っちゃったのは、小松の街のショボさ。DID人口も25,017人で、松任、武生以下です。今はDIDがなくなりましたが、福光(南砺市)の街並みには興奮しました。真面目な話、高田と直江津は両方見てみたいです。

(4)北信越の都会
白桃市町村人口研究所では以下の11市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
A都会七段新潟15.105.0010.000.056.952.000.050.0239.17
A都会六段金沢13.104.5010.000.356.581.000.500.0336.06
B都会六段富山13.104.0010.000.256.051.000.000.0434.44
B都会六段長野13.104.009.000.156.101.001.000.0334.38
B都会六段福井12.104.0010.000.506.101.000.000.0233.72
B都会五段長岡12.104.009.000.105.000.000.050.0230.27
C都会六段高岡11.103.5010.00-0.055.050.000.050.0229.67
C都会五段上越11.103.508.500.004.500.000.050.0127.66
D都会五段会津若松10.103.509.000.254.000.000.150.0027.00
D都会四段三条9.103.508.900.154.500.000.000.0126.16
D都会五段小松10.103.008.800.003.500.000.050.0025.45
伊豆之国さん、お察しの通りジャイアンツの投手でもあったジャイアント馬場の故郷、三条が入選。「まっとう」な都会とは認められない白山が落選。DIDは貧弱なれど小松はギリギリ滑りこんでいます。
因みに、中都市Aは高山(24.80)、新発田(23.85)、柏崎(23.80)、越前(23.66)、射水(23.21)、敦賀(23.00)
白山(22.55)ですが、高山は白山並みの「人口」、白山は高山並みの「市歴」があったら文句なく【都会】となっていたのですが・・・
[98198] 2019年 8月 17日(土)09:01:08白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その22.北信越第一部)
打撃力が一番劣る打者を八番に起用するチームが多いのですが、白桃もそれに倣って【北信越統括ブロック】をもってきました。エリアは、福島県会津地方・越後・長野県北信地方で構成される【信越ブロック】と、越中・能登・加賀・越前・飛騨から成る【北陸ブロック】の二つに分けられております。若狭が【北畿ブロック】に入っているのはいいとして、佐渡はどこへ行った?と不思議がる方も多いとは思います。サ・ドうかな?
それにしても、今回の人口地域新区分で、長野県を5つに分けてしまいましたが、長野県の県歌「信濃の国」を作った方から、大目玉をくらいそうです。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1920年国調1950年国調1960年国調2000年国調2010年国調
SCC新潟797,735-1.5392,130220,901314,528501,431811,901
1金沢464,255-0.31129,265252,017298,972456,438462,361
2富山415,662-0.7261,812154,484207,266325,700421,953
3長野370,697-1.8337,308101,426160,522360,112381,511
4長岡268,113-2.5541,62766,818148,254193,414282,674
5福井262,721-1.2056,639100,691149,823252,274266,796
6上越190,412-3.3428,38836,25573,238134,751203,899
7高岡168,311-2.2236,648142,041135,190172,184176,061
8会津若松119,998-3.2837,54960,03499,546118,118126,220
9白山110,0580.7165,370110,459
10小松106,555-0.3463,20189,085108,622108,433
ご覧の通り、殆ど減少まっしぐらです。健闘の部類に入るのは、金沢周辺の加賀の一部。石川県と言えないのは能登があまりにも悲惨だから。南北間の落差が大きい石川県を「日本のイタリア」と呼ぶむきもあるようですが、北>南ではなく、南>北の石川県は「アリタイ県」と読んだ方が良いかも。それはさておき、SCC、【統括ブロックチャンピョンシティ】である新潟と金沢の関係が気になります。自治体人口では、「平成の合併」をした新潟と、しなかった金沢ではかなりの人口差が見られますが、「狭域都市圏」でみると、その差はそれほどでもありません。
(参考)狭域都市圏人口
新潟879,800
金沢734,606
長野528,553
富山501,670
福井494,618
長岡320,269
上越230,186
高岡220,117
会津若松171,599
小松155,800
三条127,044
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)小松市は1920年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。
注3)白山市の前身である松任市の市制施行は1970年であり、1920、1950、1960年の人口欄はブランク。2000年は松任市の人口
注4)会津若松市の1920、1950年の人口欄は、若松市の人口。上越市の1920、1950、1960年の人口欄は高田市の人口。

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
信越(人口)(増加率)-------北陸(人口)(増加率)
CC長野370,697-1.83金沢464,255-0.31
1三条95,788-3.43射水90,825-1.61
2新発田95,735-2.92坂井88,928-1.50
3柏崎82,856-4.58高山86,305-3.23
477,407-2.98越前80,431-1.34
5千曲59,304-1.65鯖江68,6140.48
6村上58,384-6.50加賀64,528-3.96
7南魚沼56,183-4.07敦賀64,494-2.53
8十日町51,048-7.05野々市56,1951.99
9須坂49,784-1.86七尾52,356-5.37
10五泉48,512-5.63能美49,179 0.61
人口の減少は、【信越】の方がより激しい。長野、金沢のブロックチャンピョンは別として、両ブロック20市のなかで「都会」と認定されるのはたった1市です。どこでしょう。代わりに統括ブロックのランク市1市が「都会」からはずれます。
※2019年7月1日現在推計人口では、加賀と敦賀の順位が入れ替わります。
[98195] 2019年 8月 16日(金)05:27:07【2】白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その21.北関東第二部)
(3)北関東の3万人以上のDID
DID名中心都市実質DID人口---構成形式DID
宇都宮宇都宮市377,025
郡山郡山市232,730
前橋前橋市196,540
高崎高崎市186,034
水戸水戸市164,323
日立日立市145,184
太田〇太田市116,275太田、大泉
足利足利市89,233
小山小山市84,475
桐生〇桐生市83,573桐生、大間々
勝田ひたちなか市79,229
伊勢崎伊勢崎市70,029
いわき市69,581
つくばつくば市66,258
土浦土浦市58,309
牛久牛久市53,192
栃木栃木市43,950
佐野佐野市43,535
上田上田市40,123
鹿沼鹿沼市39,220
館林館林市39,149
小名浜(いわき市)39,016
須賀川須賀川市31,131
上記DIDの中には、白桃が「街歩き」をしたところも結構あるのですが、時代も、歩いた時間も異なり比較は難しい。ただ、案外立派だと感じたのは桐生で、さすが、「腐っても鯛」…おっとこれは桐生に失礼、「沈丁花は枯れても芳し」という感じでした。逆に期待外れが小名浜でした。
注1)実質DID人口とは、市町村の枠に拘らず連担するDIDの人口であって、その自治体にあるDIDの人口合計ではない。
注2)DID名横の〇は、市町村域を超えたDIDを示す。
注3)(市名)は、該当市にはより人口の多いDID(形式DIDも含む)があることを示す。

(4)北関東の都会
白桃市町村人口研究所では以下の17市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
A都会六段宇都宮14.104.509.000.156.481.000.000.0335.26
B都会六段水戸12.104.0010.000.556.101.000.250.0134.01
B都会六段前橋13.104.009.000.206.101.000.000.0133.41
B都会六段高崎13.104.008.500.056.900.000.100.0332.68
B都会六段郡山13.104.008.900.256.100.000.050.0232.42
B都会六段いわき13.104.008.90-0.105.000.000.100.0031.00
C都会五段太田12.003.508.700.355.000.000.000.0029.55
C都会五段伊勢崎12.103.508.30-0.105.000.000.000.0128.81
C都会六段日立11.054.008.900.354.000.000.050.0028.35
C都会五段上田11.103.009.000.104.500.000.100.0327.83
D都会五段土浦10.103.508.800.454.500.000.050.0027.40
D都会五段つくば12.003.505.500.355.000.000.250.0026.60
D都会五段栃木11.103.508.40-0.203.500.000.100.0126.41
D都会五段小山11.103.507.000.004.500.000.000.0226.12
D都会五段足利10.103.509.00-0.153.500.000.100.0126.06
D都会五段佐野10.103.008.80-0.054.000.000.050.0125.91
D都会五段桐生10.103.509.00-0.103.000.000.000.0125.51
宇都宮の次には、北関東で唯一「生まれながらの市」である水戸が、【市歴】【昼間】ポイントを稼ぎ2位に入ります。【商業】では宇都宮の上に立つ高崎ですが、県庁所在地でない分、前橋に及びません。
中都市Aは、ひたちなか(24.99)、鹿沼(23.91)の二つだけです。
※ひたちなか市の総合ポイントは25.41で、本来ならばD都会として認定されるはずであったが、3年前の「都会仕分け委員会」によって0.50ポイント減点の裁定がなされた。(実際の減点は0.42ポイント)
[98190] 2019年 8月 15日(木)12:36:05【1】白桃 さん
息抜きクイズの回答
◯大野市・那覇市
大野市×10=那覇市
ですね。

以下は追加回答です。
◯串間市・鴻巣市
鴻巣市-100,000=串間市

◯みどり市・山武市
みどり市+山武市=100,000

◯枕崎市・市原市
枕崎市×13=市原市

以上は、2018年10月1日現在の推計人口

残り一つ、わかりません。
[98189] 2019年 8月 15日(木)02:06:24白桃 さん
高校が一つの市
本題に入る前に
[98175][98176]Takashi さん
[98177]シノレパシクソ さん
「警察署のない市」の情報、有難うございました。追加情報がありましたらよろしくお願いいたします。

[98186]グリグリさん
次の2つの市(ペア)には各々あるミステリアスな関係があります。さて、どんな関係でしょうか。
面白そうですが、さっぱりわかりません。オーナーにとって息抜きの問題でも、真剣に考えだすと先ほどまで飲んでいたお酒のアルコール分が蒸発してしまいそうで、思考を停止いたします。('◇')ゞ

本日のテレビ番組、市を人口順に20まで答える問題で、有名な東大生(キャプテン?)が、19位の岡山市を「大分市」と答えました。市町村人口の問題なら、白桃でもこの人たちに勝てると確信いたしました。それにしても、最近のクイズ番組は、東大生と芸能人しか出ないですね。

[98184]ぺとぺと さん
千葉1、東京1、神奈川1、石川1、岐阜1、愛知2、大阪2、奈良1、岡山2、高知1、福岡2、大分1、鹿児島1
これだけ分かるというのはサスガですね。千葉は伊豆之国さんが仰っているように、成田と市川です。市川高校は、高橋英樹の出身校でもありますが、浦安から受験、通学する子供も多いですよ。
東京1、は八王子ですか?、私は「八王寺学園八王子高等学校」ということで除外してます。(このあたりの線引きは論理的ではありませんけど…)横浜、金沢、天理、高知、このあたりはスグ思い浮かびます。美濃加茂、豊川、大牟田、柳川、鹿児島、それから鈴鹿、倉敷、尾道、飯塚、大分、都城は、お酒さえ飲まなければ気が付きそうです。あと、ありそうで、なさそうで、やっぱりあった大阪、名古屋、岡山です。高槻は医系ですか?、地理学研究室にいた(実家が医院だという)先輩の出身校で、印象深いです。上越、焼津、長門は、まったく知りませんでした。
・・・やっと本題
高校が一つだけの市(※分校は数に算入しません。)
全部で146市
うち、高校名=市名は55市
今年、甲子園初出場の飯山、石和から名を変えた笛吹、10万以上の都市なのに…の、富士見、春日、ふじみ野etc.
唯一の市立が三笠。
残り91のうち
A:高校名に市名の全部または一部が入っている・・・33
B:高校所在地の地区名や旧町名が入っている・・・35
C:広域地名等が入っている・・・15
D:高校名からだと何処にあるのかサッパリわからない・・・8
以下はA,B,Cの詳細です。
市名A型高校名------市名B型高校名------市名C型高校名
土佐清水清水珠洲飯田西之表種子島
豊後高田高田熊野木本尾花沢北村山
村山村山産業串間 福島美濃武義
那須烏山烏山江田島大柿大月都留
阿蘇阿蘇中央八幡平平舘にかほ仁賀保
大町大町岳陽豊前 青豊宮若鞍手竜徳
伊豆伊豆総合仙北角館うきは浮羽究真館
東御東御清翔香美山田下呂益田清風
上山上山明新館あわら金津潟上秋田西
北秋田秋田北鷹東かがわ三本松瀬戸内邑久
都留都留興譲館西都みやま山門
海津海津明誠甲州塩山岩沼名取
大川大川樟風つがる木造岩出那賀
伊予伊予農業妙高新井泉南りんくう翔南
南房総安房拓心御前崎池新田大野城筑紫中央
南足柄足柄豊後大野三重総合
三浦三浦初声田村船引
さくらさくら清修いすみ大原
いなべいなべ総合学稲敷江戸崎総合
登別登別青嶺黒部桜井
岩倉岩倉総合加東
大網白里大網北茨城磯原郷英
幸手幸手桜南あわじ淡路三原
塩竈塩釜能美寺井
野々市野々市明倫みどり大間々
大阪狭山狭山つくばみらい伊奈
蓮田蓮田松韻阪南泉鳥取
鶴ヶ島鶴ヶ島清風下野石橋
八幡京都八幡みよし三好
吉川吉川美南清須新川
尾張旭旭野北名古屋西春
知多知多翔洋美作林野
陸前高田高田有田箕島
嘉麻稲築志耕館
三好池田
問題はDです。皆様、以下の8つの高校がある市、調べないでおわかりになりますか?
鹿児島県立鶴翔高等学校
高知県立城山高等学校
つくば国際大学東風高等学校
岡山白陵高等学校
山形県立東桜学館高等学校
茨城県立中央高等学校
福岡女子商業高等学校
埼玉県立進修館高等学校

今までの話とは、関係ありませんが、
「山陽小野田市立山口東京理科大学」に付属高校はありませんが、もし出来たら・・・
[98182] 2019年 8月 14日(水)02:43:55白桃 さん
市名と高校名
全国792市のうち、
歌志内、赤平、勝浦、中央、かほく、葛城、南城、瑞穂、合志の9市には高校がありません。
残りの783市のうち、
市名と高校名の表記が完全一致する高校があるのは451市・・・A
市名と高校名の表記が完全一致する高校がないのは332市・・・B
です。
ここで言う完全一致とは、都道府県立高校の場合、
(例)「栃木県立宇都宮高等学校」のように、「都道府県立」「高等学校」以外には、所在する市名しか入らないということで、「香川県立三本松高等学校」のように市名以外の大都会名?が入るのはもちろんのこと、「商業」「総合」「学園」「第一」といった文字が入ったらダメなんです。さらに、最近増えつつある(例)「茨城県立古河中等教育学校」も残念ながら失格です。惜しいのは、(例)「埼玉県立越ヶ谷高等学校」でケが生えたもの。逆に表記が同じであれば、(例)「岐阜県立各務原高等学校」(かかみはら高校と読む)のように読み方が市名の読み方と一致していなくても良いのです。なお、北海道、宮城県、長野県においては、(例)「宮城県登米高等学校」のように「立」がなく、座ったままです。
Aの451市のうち、完全一致する高校が都道府県(立)のみというのが最も多くて、その数は395市です。395市は多すぎて書くのは省略しますが、人口最少は夕張市、最多は福岡市です。

次に市立高校の場合、
(例)「習志野市立習志野高等学校」と(例)「盛岡市立高等学校」という二つのパターンがあり、前者はもちろん、後者もOKにしています。ただし、例外と言うのがひとつ。「大阪市立高等学校」でして、なんと大阪市じゃなくて、枚方市にあるのです。
Aの451市のうち、完全一致する高校が市立のみというのは、以下の13市です。
三笠、習志野、沼津、呉、函館、徳島、盛岡、豊橋、福山、姫路、浜松、堺、仙台

Aの451市のうち、完全一致する高校が都道府県立と市立の二校あるという、ややこしいというか、面倒くさいのは以下の19市です。
銚子、小松、伊丹、太田、富士、前橋、川越、和歌山、長野、柏、尼崎、西宮、松戸、川口 
船橋、静岡、北九州、千葉、川崎
(イチアマ、ケンアマの尼崎は有名ですね。わが母校の甲子園での成績は2勝4敗ですが、4敗のうち3敗が東海大学の付属高校で、残りの1敗がイチフナです。)

最後に私立高校の場合ですが、これがどうもすっきりしない。「東海大学付属甲府高等学校」のような大学の付属高校はダメにしたのですが、ナントカ学園〇〇高等学校、学校法人ナニナニ○○高等学校(〇〇は市名)となると、正式名?はどこまでなのか、良くわからない点があり、結局、エイヤーでやってしまいました。例えば、天理大学の付属高校であるはずの天理高等学校は、「天理大付属天理高校」と呼ばれるのを聞いたことがないのでOKにしましたが、ちょっと甘かったかな・・・
ともかく、A451市のうち、完全一致する高校が私立のみという市が、天理を含め24ありますが、皆様全部言えます?
全部言えなくても、野球、テニス、駅伝などスポーツで有名なところがありますので、5~6は言えるのではないでしょうか。油天神山さんは、もう一つ絶対言えるでしょう。

なお、Bの332市のうち、人口最少は土佐清水市、最多は札幌市です。
[98174] 2019年 8月 10日(土)09:08:56【1】白桃 さん
警察署のない市
[98169]シノレパシクソ さん
ちなみに、今は『警察署のない市』に興味があります。軽く調べても120くらいあるそうで……。
[97700]で書いたとおり、123市でした。ただ、はっきりしない点が多く、もう一度精査したいと思っていますが、これはオカシイというところがありましたらご指摘ください。また、「分庁舎がある」を減点0.10、「警部交番がある」を減点0.20にしていますが、これも差を付けなくてもいいのかなと思っております。
[98173] 2019年 8月 10日(土)00:08:49白桃 さん
♪「北国の街」は札幌or仙台
[98146] 2019 年 7 月 28 日 (日) 09:28:37悪党?
今日から二週間、禁酒です。
ようやく喪?が明け、思いっきり飲んだ後、気持ちよくなってカラオケで舟木一夫の♪「北国の街(作詞:岡灯至夫、作曲:山路進一)」を歌ったのですが、スクリーン?をみて驚いた。なんと、伊達政宗公の銅像が映っているではないか。てっきり、北国の街=札幌だと思い続けて五十と五年。もし、北国の街=仙台だったら、私の五十五年間は果たしてなんだったんだろう、本当に困っちゃいます。歌詞の中に「アカシア並木道」を思わせるフレーズもあり、やはり、札幌かな、と自信を取り戻すのではありますが、ここにきて、第三の都市が名乗りを上げています。それは、
・・・新潟県十日町市
でも、でもですね、十日町や小千谷に「鯉」は生まれても、「恋」は芽生えないのでは…、と一大偏見。
因みに、私の個人的見解ですが、
♪木綿のハンカチチーフ、の「彼」が旅立った街は⇒山陽小野田市(根拠:市町村人口統計学)
♪私の城下町、の舞台は郡上市(根拠:消去地理学)
[98171] 2019年 8月 8日(木)19:11:11白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その20.北関東第一部)
七番打者は【北関東統括ブロック】です。「北関東」と言えば、普通は茨城、栃木、群馬の三県を指すのですが、ここでは福島県と長野県の一部を含んでおり、茨城県の下総地域は除いています。だったら「北関東」と言うのは適切ではないじゃないか、と物言いが付くのは当然ながら、とりあえず無視いたします。('◇')ゞ
【北関東統括ブロック】は、福島県の「浜通り」南部と茨城県常陸地区からなる【常磐ブロック】と、福島県「中通り」南部と栃木県と群馬県及び長野県東信地区からなる【東山(とうさん)ブロック】の二つに分かれます。碓氷峠を越えて群馬と長野(東信)をくっつけたのは決して無謀だと思いません。軽井沢から東京に新幹線通勤をしている人もいますし、戦国時代の真田家は沼田と上田の間で大忙し?だったですから…。

(1)2019年5月1日現在推計人口ランキング(参考:国勢調査人口推移)
ランク都市人口増加率1950年国調1960年国調1975年国調2000年国調2010年国調
SCC宇都宮519,0790.09107,210239,007344,420443,808511,739
1高崎368,938-0.5292,964142,152211,348239,904371,302
2いわき341,030-2.6342,89171,115330,213360,138342,249
3前橋333,681-0.7497,394181,937250,241284,155340,291
4郡山331,963-1.0470,866102,636264,628334,824338,712
5水戸269,777-0.3767,163139,389197,953246,739268,750
6つくば239,3975.48165,978214,590
7太田221,3920.7249,55662,600110,723147,906216,465
8伊勢崎210,4980.8148,70384,25097,841125,751207,221
9日立176,933-4.3956,066161,226202,383193,353193,129
10小山167,4770.4334,973120,264155,198164,454
SCC、【統括ブロックチャンピョンシティ】は宇都宮であるが、北関東?の郡山市、いわき市はもちろん、歴とした?北関東の前橋、高崎、水戸なんかも、宇都宮を「盟主」と認めたくないのでは。「北関東」という括り自体が機能地域とは言い難いし、1950年頃の人口は前橋、高崎に加え、桐生も宇都宮とはドングリの背比べ状態にあったのですから。とは言え、着実に人口を増加させた宇都宮は、現在では北関東ナンバーワンの都市として押しも押されもせぬ存在になったことは間違いないでしょう。
人口推移を長期的に見ると、桐生や足利は「過去の都市」となり、日立も明らかに下降線、大合併のいわき市もジリ貧状態。一方、郡山、太田、小山が躍進、つくば市の大躍進、ということで片付けましょうか。直近の人口の伸びを見ても、つくば市は絶好調、伊勢崎、太田、小山、宇都宮が堅調、水戸、高崎、前橋は健闘の部類、といったところでしょうか。
注1)増加率は2015年国勢調査確報人口~20190年5月1日現在推計人口
注2)小山市は1950年国調時には市ではなかったので、人口欄はブランク。
注3)つくば市の市制施行は1987年であり、1950、1960、1975年の人口欄はブランク。
注4)いわき市の1950、1960年の人口欄は、平市の人口

(2)各ブロックごとの2019年5月1日現在推計人口ランキング
常磐(人口)(増加率)-------東山(人口)(増加率)
CCいわき341,030-2.63高崎368,938-0.52
1ひたちなか155,142-0.35栃木156,250-1.86
2土浦138,723-1.48上田154,547-1.45
3筑西101,188-3.24足利145,068-2.93
4神栖95,2090.73佐野116,027-2.43
5牛久84,7660.53那須塩原115,896-1.07
6龍ケ崎76,776-2.00桐生108,555-5.37
7笠間74,594-2.80佐久98,600-0.77
8石岡73,390-3.46鹿沼95,803-2.61
9鹿嶋67,403-0.70真岡79,307-0.29
10 那珂53,476-1.47日光79,199-5.02
こうやって見ると、[98144]の【南関東】の諸都市に比べ、直近の人口増を示す市が極端に少なくなります。そして、「都会」とはクチが滑っても言えない市も顔を出しています。

(以下はオマケ)
さて、上記【北関東】諸都市の人口トップランキングに対し、これを狭域都市圏人口ランキングはどうなっているかを見てみると、
宇都宮市702,535
高崎市421,867
水戸市394,666
郡山市393,351
前橋市357,234
いわき市350,237
つくば市311,280
太田市261,009
日立市214,692
上田市212,314
あんまり代わり映えしないですが、その中では水戸市の浮上に目が行きます。
[98165] 2019年 8月 6日(火)20:30:57白桃 さん
ピース
本日、当研究所におきまして、世界の誰もが気づいてない大発見がありました。ただ、この大発見、世の為、人の為になるというシロモノではありません。
2019年7月1日現在推計人口で、京都府綾部市と熊本県人吉市が32,232人でピッタリ並んだのでした。この両市ですけど、人吉のほうが若干早く市制施行したのですが、綾部も「昭和の合併」前に市となっており、内陸の目立たない?街、「平成の合併」を行わなかった市、という点で、♪人口…イロイロ以外にも、似た者同市なのであります。
下は、市制施行後の人口推移ですが、「昭和の合併」を行わなかった人吉を、合併をしたグンゼ&大本教の街、綾部が追い抜きます。しかし、綾部も合併の後遺症か、急速に人口を減少させ、1980年頃には両市の人口が大接近していきます。(※2015年までは国勢調査人口、2017,2018、2019は7月1日現在推計人口)
人吉市---綾部市
194743,824
195045,16933,573
195547,87752,310
196047,25951,258
196544,83148,339
197042,19644,983
197541,11843,490
198042,23642,552
198542,29241,903
199040,17340,595
199539,37339,981
200038,81438,881
200537,58337,755
201035,61135,836
201533,88033,821
201733,09533,084
201832,58732,611
201932,23232,232
では、なぜこれが大発見なのか、皆様お気づきになりませんか?
ピース綾部の相方で、芥川賞をもらったのは、ピース人吉、じゃ無かった?????
・・・この世から核や戦争が無くなるのはいつの日か・・・
[98163] 2019年 8月 5日(月)12:46:07白桃 さん
岡山市東区人口集中地区IIの名称を変更
岡山市のDIDは、政令都市としては少々貧相で、市内のすべてのDIDをかき集めてもDID人口は50万人に達しませんが、微妙に複雑で面白い面を持っています。
以下は、その詳細です。
岡山市DID(公式)実質DID名形式DID名人口
岡山421,358
岡山市連合392,547
北区I189,403
中区I114,558
南区I88,586
東区I西大寺28,811
北区II庭瀬24,313
北区III備前一宮7,206
中区II旭川河口東7,431
東区II瀬戸平島10,318
南区II妹尾22,310
上表の説明になりますが、北区、中区、南区それぞれのI地区をもって岡山市連合DIDを形成しております。当研究所では、これに西大寺DIDを連担と認定して、【岡山DID】と呼ぶことにしました。さて、他のDIDですが、【旭川河口東】はもちろん、【庭瀬】、【備前一宮】、【妹尾】も本体と連担していると認定して差し支えが無いとも思われるのですが、一応、別のDIDとしております。唯一、明らかに別個のDIDとして存在するのが、市東部、旧瀬戸町から旧上道町にかけて南北に細長く伸びている【瀬戸平島】ですが、本日、全英女子オープン で快挙を成し遂げたスマイルシンデレラを祝し、このDIDを【渋野日向子DID】と名称変更いたします。彼女は平島小学校在学中にゴルフに出逢ったそうです。
それにしても、ゴルフなんか全然やったことのない白桃でも、ずっと見ていて良かった、と思う感動的な快挙でした。ただ、ほぼ徹夜の観戦による睡眠不足は、早朝勤務の駐輪場事務所内でのウタタネぐらいでは解消できません。

それでは皆様おやすみなさい・・・
[98156] 2019年 8月 2日(金)11:45:45白桃 さん
人口で無理矢理語る都市都会(その19.南関東第三部)
(4)南関東の都会
白桃市町村人口研究所では以下の19市を「都会」と認定します。
都会種別・段位市名人口DID市歴昼間商業行政観流鉄道---総合
大都会心得七段さいたま17.105.00 8.90-0.357.852.000.100.0540.65
A都会七段千葉15.105.009.00-0.156.852.000.100.0337.93
B都会七段船橋14.105.008.80-0.806.050.000.000.0233.17
B都会六段川口14.105.008.80-0.956.100.000.000.0233.07
B都会六段川越13.104.008.90-0.205.100.000.100.0131.01
B都会六段所沢13.004.508.70-0.705.100.000.100.0130.71
B都会六段市川13.004.508.70-0.905.000.000.000.0230.32
B都会六段松戸13.004.508.70-0.905.000.000.000.0130.31
C都会五段熊谷11.104.008.90-0.155.100.000.000.0328.98
C都会六段越谷13.004.507.00-0.655.000.000.000.0128.86
C都会六段13.004.506.00-0.505.100.000.000.0128.11
D都会六段上尾12.004.007.00-0.905.050.000.000.0127.16
D都会五段野田11.104.008.80-0.353.500.000.000.0027.05
D都会六段市原12.004.006.75-0.354.500.000.000.0126.91
D都会六段草加12.004.007.00-0.804.500.000.000.0026.70
D都会四段成田10.003.507.001.154.000.001.000.0126.66
D都会六段春日部12.004.007.00-0.904.000.000.000.0026.10
D都会五段木更津10.003.508.70-0.154.000.000.000.0026.05
D都会五段浦安11.004.004.75-0.205.000.000.750.0225.32
おそらく柏までは都会として文句ないでしょう。成田は国際空港、浦安はTDRの御蔭で都会になれました。御蔭と言えば、上に掲げた全市は、東京(江戸)の御蔭で都会になれ・・・それを言っちゃぁ、オシメイよ、ですかね。
上に続く中都市Aは、
佐倉(24.77)、古河(24.55)、新座(24.25)、習志野(24.06)、戸田(24.05)、狭山(23.99)
深谷(23.80)、久喜(23.76)、八千代(23.55)、流山(23.46)、入間(23.35)、本庄(23.21)
茂原(22.75)、取手(22.61)
ですが、やはりイマイチ感ありです。


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