今回も開催ありがとうございました。
さて、今回は大学院の試験を控えていたため参加すら危ぶまれたのですが、結果的に一次試験が終わった後の開始だったので参加することにしました。
それでも普段通りの準備はしたつもりでしたが…
[105397]で今回は想定解が少ないとの予告があったため毎回予想に入れている女性市長が今回こそ出るかと思ったり、他にも過去問の類題や5月リリースの市区町村のシンボルからも出題されるだろう、という予想はしていました。
[105423]問七:竹原市(7位)18分56秒
最初に予想問題をある程度調べてみましたが全滅。(シンボルについては後述)仕方がないので伸びている問題を検索したらあっさりヒットしました。
開始前に中国地方で正答したことがないのが気になっていたので気づいたら竹原市を選んでいました。
[105430]問四:室戸市(6位)31分54秒
こちらも伸びていたのでgoogle検索で発見。特に考えることなく室戸市を選択。
[105439]問二:鳥栖市(金メダル)1時間54秒
問題を眺めていたら非該当市が正答市と同じ県にあることに気がつきました。これは第47回などで見られた、47都道府県の1位が想定解となり、僅差で2位の市を非該当として表示したものだと思いました。そして古河市が1位で取手市が2位のもの、神戸市が1位で西宮市が2位のものを考えたら県外通勤通学者数が思い浮かびんました。
解答の検証には
人口計算機 というサイトを用いました。これを用いて隣県の市町村を1つ1つ塗っていく作業をしました。こちらのサイトは大変重宝しています。
想定解はほとんどが大都市だと思っていたので、取り敢えず人口10万人未満ならよしと思い、また他の解答者に先を越される可能性もあったことから、最初に思いついた鳥栖市で行きましたが、結果的には上野原市や曽於市も該当していましたか。
(因みに解答後自分で調べた範囲では笠岡市が岡山市より多かったのですが、東京や大阪も含めると逆転するのですね)
この時問八も調べたのですが、「高齢化率」までは思いつきましたが南相馬市が違っていたので様子見でした。
第2ヒントが出た時採点結果が公表されなかったのですが、その間にアナグラムを考えていたため、後の問題を少し早く解くことができました。
[105587]問三:夕張市(9位)、問八:室戸市(18位)3日27分16秒
第1ヒントの川場村で道の駅川場田園プラザor世田谷区との姉妹都市が共通項に絡んでいるのだろうとは思いましたが、道の駅の表彰とかに目が行き、表記は全く気にしませんでした。ノーヒントはほぼ無理だとして、第1ヒントで答えるためには他の問題をあらかじめ答えてじっくり時間を使うのが良さそう。
問八は第二ヒントでやはり高齢化率で、見る資料が違っていただけか、とも思いましたが取り敢えず高知県で高齢化率最高の室戸市を解答。駄目なら土佐清水市を解答する予定でした。
とはいえ初日から想定解数47市は読めていたし、その時点では問題市から何となく当たりそうな珠洲市で行くのが最適解だったか、とも思っています。
真の想定解は共通項を見て初めて理解しました。平均年齢は全く思いつきませんでした。
[105595]問五:士別市(9位)3日41分34秒
これは今の力量ではアナグラムに頼るしかない問題ですね。人口が少ない方から順に調べていったら士別市がヒットしました。
ところで解答してから気づいたのですが、士別市長の渡辺英次さんはこの解答の前日が50歳の誕生日だったということで、非常に危ない解答でした。もしかしたら問題市に入っていたかもしれません。
[105609]問九:珠洲市(17位)3日1時間11分29秒
これもアナグラム前には厳しいかな… というのも56回問九で類題が出ていましたし、過去に存在していたものを合わせたら相当な数になるのではないかと思っていた彼です。
人口最小は夕張市でしたが、〇〇年時点の郡という線引きの可能性があり、北海道の市は危ういかもしれないと思ったのでより安全なところを選びました。
[105617]問六:須崎市(17位)3日1時間39分54秒
これは完全な失態その1です。市のシンボルからは確実に出ると思っていましたが、問題市が2市しかない問六を保留にしておいて、そのまま確認を忘れていました。
アナグラムを解いても戸田市の何がもうすぐかわからず、記事検索をしてようやく辿り着くという有様でした。人口最小の須崎市が残っていてよかったです。
[105672]問一:魚津市(19位)4日11時間57分10秒
アナグラムヒントは「また物を使う」を解いたためリサイクルが関係する?と思って解答から遠ざかる。SVヒントは最初共立女子大学を指しているのかと思いましたが、翌朝もう一度確認してみると大学ではなく学士会館の方でした。
この日は大学院試験の2次試験の日で、朝から解答が思いついたことにより幸先の良い1日になると思い、
今日はいいことがありそう。
と書き込みました。
[105688]問十:えびの市(15位)5日9分41秒
完全な失態その2ですね。人口を見れば初日解答も容易ですが、それを怠っていました。市区町村ヒントで区町村が絡む共通項だとわかりますが、そうすると次のSVヒントで「二日市」の方に目がいく、というのがなかなかうまくできていると思います。
完答順位:12位、金メダル1個、誤答なし、平均正答順位11.8
今回の最大の良かった点は問二の金メダルでしょう。参加人数が多いこともあり、前回に引き続き金メダルは分散したようですが、連続して金メダルを獲得することができました。これは他には金メダル数歴代位1位の桜トンネルさんだけのようなので、なかなか良い出来だと思っています。
他には夕張市や室戸市で着実に領主に近づいているのも評価点でしょう。土佐清水市は一歩後退しましたし、肝心な歌志内市と相性が悪いのがなんともいえないところですが。
上野原市を選んでいれば人口最小記録を大幅に更新できたようなので、その点も残念ではありました。しかし少ない方から数えて三番目なのでしっかり調べなかった割には良かったのかと思っています。
一方で反省点はかなり多い回となりましたが、次回以降に活かせそうです。
①基本的なデータベースの収集
初期の頃は人口や隣接などのデータベースは必ず紙やExcelなどに見える形で残していたのですが、だんだん目で確認するだけになってきました。転機としては58回がSVを中心とした出題であり、さらにその大会が時間が取れなかったにも関わらずある程度結果を残せたことからそれ以降基本的な確認を怠るようになっていきましたね。初期はどちらかというと問十のような問題が得意だったのですが、ここ数回は発想重視のスタイルで挑むようになりました。どちらかというと初心者に近い解答戦術でしょうか。
②直前の記事の確認
問一と問六は直近の記事からの出題でしたが、全くの予想外でした。前回千畳敷が出たことから、最低限オーナーの記事だけは確認したのですが…
せめて予想問題に入れるくらいはしておかないとですね。
③e-Statの活用
59回だけならたまたまかと思いましたが、今回ではっきりとe-Statの活用は問題を解くために必要であることがわかりました。今までは先述した人口計算機などでなんとかしてきましたが、それだけでは限界のある問題が出題され始めています…
今回特に良かったと感じたのが海辺を飛ぶ鳥さんでした。基本的なデータベースを抑えていれば解ける問六と問十を初日に解答したことなど僕の初期のスタイルに似ている気がしました。特に藤沢市金メダルからの初代領主はお見事でした。トライアルでも1位完答でしたし、今回の8位完答は順当に実力を発揮できた結果だと思っています。
とはいえこれ以上上位を目指すとなるとデータベースの自作は必須なようですね。完答後90分程度で簡単に作ってみましたので、次回以降活用していきたいと思います。問題の傾向によってはExcelやe-Statの熟練度が解答に大きな影響を与えてくる気もしますが、勝負だけが目的ではないのでそこは仕方がないのかと受け止めるつもりです。
今回の大会は大学院の試験期間中だったこともあり準備が不十分だった、との見方もできますが、筆記試験は終わっており、口述試験は対策するにも限界があり、そして他のことには手が付かない状況でしたので、時間はむしろいつも以上に取れました。満足のいく研究計画書が書けなかったこともあり、むしろ十番勝負がなかったらまともな精神状態を保っていられなかったかもしれません。そういう意味でも今回は開催していただけたことが何より大事なことでした。
次回は卒論提出間際ですね…進捗次第では三大会連続の金メダル、その前に自身初の三大会初のメダルを取りに行きたいところですが、それどころではない場合は提出後一発完答を狙うので、僕が取りたい市をとっておいていただけると幸いです。
と、ここまで書いて院試の結果を待っていましたが、無事合格していました。
[105866]Nさん
市長の年齢については気になっていたのでこのデータは助かります。
これについて思うところはありますが、全体公開はできない内容を含むので、ここには書き込みません。
直接話せる機会とかがあればいいですが…