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白桃さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[104388]2022年5月3日
白桃
[104381]2022年5月2日
白桃
[104374]2022年5月2日
白桃
[104360]2022年5月2日
白桃
[104357]2022年5月2日
白桃
[104291]2022年5月2日
白桃
[104290]2022年5月2日
白桃
[104282]2022年5月1日
白桃
[104277]2022年5月1日
白桃
[104223]2022年5月1日
白桃
[104195]2022年5月1日
白桃
[104190]2022年4月30日
白桃
[104184]2022年4月25日
白桃
[104178]2022年4月24日
白桃
[104177]2022年4月23日
白桃
[104166]2022年4月20日
白桃
[104160]2022年4月17日
白桃
[104157]2022年4月16日
白桃
[104152]2022年4月14日
白桃
[104149]2022年4月11日
白桃
[104147]2022年4月11日
白桃
[104140]2022年4月7日
白桃
[104127]2022年4月1日
白桃
[104124]2022年3月31日
白桃
[104106]2022年3月25日
白桃
[104102]2022年3月24日
白桃
[104101]2022年3月24日
白桃
[104094]2022年3月21日
白桃
[104090]2022年3月20日
白桃
[104086]2022年3月19日
白桃
[104080]2022年3月16日
白桃
[104078]2022年3月16日
白桃
[104076]2022年3月16日
白桃
[104057]2022年3月9日
白桃
[104043]2022年3月5日
白桃
[104031]2022年3月2日
白桃
[104029]2022年3月2日
白桃
[104007]2022年2月26日
白桃
[104006]2022年2月26日
白桃
[103999]2022年2月24日
白桃
[103997]2022年2月24日
白桃
[103983]2022年2月21日
白桃
[103981]2022年2月21日
白桃
[103973]2022年2月20日
白桃
[103970]2022年2月20日
白桃
[103939]2022年2月11日
白桃
[103924]2022年2月5日
白桃
[103909]2022年2月1日
白桃
[103904]2022年1月30日
白桃
[103901]2022年1月28日
白桃

[104388] 2022年 5月 3日(火)00:37:54白桃 さん
十番勝負
問七:徳島市
[104381] 2022年 5月 2日(月)23:34:24白桃 さん
十番勝負
問三:岩国市
[104374] 2022年 5月 2日(月)23:15:13白桃 さん
十番勝負
問五:浦安市
やっぱりそうだったのか!!!
[104360] 2022年 5月 2日(月)22:19:17白桃 さん
十番勝負
問二:鎌ケ谷市
なるほど、そういうことでしたか・・・
[104357] 2022年 5月 2日(月)22:03:40白桃 さん
十番勝負
問一:柏市
[104291] 2022年 5月 2日(月)06:51:57白桃 さん
十番勝負
問八:大田市
取られたかもしれない領地を、取り返せるかもしれない
[104290] 2022年 5月 2日(月)06:10:42白桃 さん
十番勝負
問九:指宿市
[104282] 2022年 5月 1日(日)23:46:12白桃 さん
十番勝負
問十:那覇市
[104277] 2022年 5月 1日(日)23:25:50白桃 さん
十番勝負
問二:日南市
[104223] 2022年 5月 1日(日)21:17:41白桃 さん
第六十回十番勝負
問四:鳴門市
[104195] 2022年 5月 1日(日)06:58:31白桃 さん
パズル
吾子久戻浦安
禁破呑手取川
嬉野有馬温泉
戻素面我反省

それはそれとして、
十番勝負を前に
春風や 闘志いだきて 丘に立つ(虚子)
心境で、もうパソコンの前に立って、いや、座って準備は播但線の白桃です。

突然ですが、ナゾナゾです。
新しい?市にも、古い?市にも、また、若い?市にもある漢字一字はなんでしょう?
答えは発表しません。
ヒントは下に
[104190] 2022年 4月 30日(土)15:02:01白桃 さん
2020年国勢調査における「実質DID人口」トップランキング
2020年(令和2年)国勢調査DID(人口集中地区)人口とその境界図について、ようやく整理し終えました。
特に発表する必要もないのですが、とりあえず、「実質DID人口」が30万人以上のDIDを以下に掲げます。
・・・・・・
繰り返しになりますが、
「形式DID」とは、
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」
で、
「実質DID」とは、
「連坦」あるいは(白桃が独断で認めた)「認定連坦」している「形式DID」群のことを指します。
また、「実質DID名」については、「日本地理学会」「人文地理学会」の許可も得ず、白桃が勝手に名付けたものです。ただ、(例えば)「岡山DID」とは岡山市に存在する「人口集中地区」の総称である、と誤解しないようにお願いいたします。
・・・・・・
実質DID名様態主DID所在地2020年人口2015年人口
東京連坦東京都31,221,70530,199,079
大阪連坦大阪市11,598,58811,626,767
名古屋連坦名古屋市3,511,4713,474,678
福岡連坦福岡市2,112,7341,994,305
札幌連坦札幌市2,048,2192,023,364
京都連坦京都市1,804,7341,811,936
仙台連坦仙台市1,154,1841,106,304
広島連坦広島市1,147,9761,138,521
北九州連坦北九州市888,062833,027
熊本連坦熊本市685,189662,984
那覇連坦那覇市623,065612,319
静岡連合静岡市597,709599,469
金沢連坦金沢市465,109417,229
岡山連坦岡山市463,654421,358
新潟連合新潟市442,686446,329
琵琶湖連坦大津市434,664394,780
鹿児島単独鹿児島市421,466450,489
浜松連坦浜松市419,039414,044
松山連坦松山市413,106401,093
宇都宮単独宇都宮市387,584377,025
姫路連坦姫路市386,440389,988
奈良連坦奈良市361,660357,786
駿豆連坦沼津市356,552323,716
岐阜連坦岐阜市342,848294,440
旭川単独旭川市306,545313,661
[104184] 2022年 4月 25日(月)19:21:49白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(後編)
[104177][104178]の続きです。
チャンチャカチャ~ン
第3位・・・「日和佐の変」ですが、これについては、[104166]等で触れており、また、美波町の方から辞退の申し出がありましたで代替第3位は・・・「スーパータウンへの道標」
1956年9月30日、M県のO町とK村が新設合併し、以後、新O町はスーパータウンへの道をまっしぐら…ま、それでもこんな課題も抱えているようです。

第2位・・・「樅ノ木は残らなかった?(『昭和の伊達騒動』)」
1956年9月30日、なんと、「村」が「町」を編入してしまったのです。福島県伏黒村(4,136人)が伊達町(4,291人)を編入。町を編入した「村」(村に編入された「町」)に前例はありました。1953年(昭和28年)4月1日に、静岡県井伊谷村が金指町を編入した「井伊谷の変」です。(※「日和佐の変」は、赤河内村→赤河内町→日和佐町編入、ですから日和佐町は「町」に編入されたことになります。)「井伊谷の変」の場合は金指町を編入した井伊谷村が、一日のうちに引佐村に改称、町制施行、と言う流れですから、知らない人なら「金指町が井伊谷村と合併し引佐町となった」と思うかもしれません。これなら、旧金指町にとってもナントカ面子が保たれる?、もっとも、1950年国勢調査人口では、井伊谷村4,349人に対して、金指町1,811人と半分以下の人口ですから、金指はメンツも何もなかったのかもしれませんね。伊達の場合をちょっと理解しがたいというのは、「村が町を編入」したことに加え、伊達町を編入した伏黒村が合併後3か月の間、「村」のままだったことです。
余談ですが、山本周五郎の「樅ノ木は残った」の樅ノ木は、宮城県柴田町の船岡城址公園にあります。柴田町観光物産協会によりますと、
平成23年10月には、樅ノ木周辺を整備し「樅ノ木は残った展望デッキ」が完成し、白石川堤が眺望できる係るようになりました。桜の季節には、「一目千本桜」が一望できます。
負けるな!スーパータウン!!

チャンチャカチャ~ン、チャチャチャチャンチャカチャ~ン
第1位を発表します。
第1位は、「はかなし、宮田町」
1956年9月30日、駒ヶ根市から旧宮田町の区域が分立し、宮田村に。もともと町であったところが分立したケースはいくつかあるのですが、分立後に「村」に戻ったのは、宮田と岐阜県笠原の二つ。しかし、笠原の場合は多治見市から分立した四か月後に「町」に復活(現在は多治見市に再編入)したのですが、宮田は現在も村のまま。宮田を「はかなし」としたのは、「儚し」と「墓なし」の意味からです。「墓なし」とは、「因子町・宮田の墓がない」ということですが、あまりにも自分だけのルールに係る話になりますので止めておきます。
[104178] 2022年 4月 24日(日)01:53:13白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(中編)
[104177]の続きです。
第7位!!・・・「二つの『影』動く」
1956年9月30日には、もちろん、既存の「町」が村などを編入して見かけ上の人口を増やす廃置分合も行われました。その数は82ですが、その中で少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです。このあたりは、伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
また、当日、村を編入→町制施行というルートを辿ったのが埼玉県影森村です。(徳島県山城谷村も同様のパターンですが、山城谷村→山城村、と編入の前に村名を変更しています。)影森の話に戻りますが、1958年に秩父市に編入されましたので、町としての「影森」の名は国勢調査人口の記録には残らなかったのです。でも、影ぐらいは落としたかも?

第6位!!・・・「佐久間はダムとともに」
静岡県浦川町(7,612人)は3つの村との新設合併で、人口26,671人の「佐久間町」となりました。しかし、1960年国勢調査では、18,858人と、急減しております。それもそのはず、佐久間ダムが1956年に竣工したので工事関係者がいなくなったのです。特に、1950年から1955年にかけて人口を倍増させた旧・佐久間村(1955年:10,912人)の急減が想像できます。竣工記念切手が発売されるほどの巨大ダムは、(良くも悪くも)佐久間町に計り知れない影響を与えたことは間違いないでしょう。

第5位!!・・・「南の方が東より先に生まれた」
1956年9月30日に誕生した「新町名」には、「積丹町」のように合併関係町村に使われてない字を用いたケースもあるのですが、中でも「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」。この日、大阪府では、泉南、南海など、元は何という町名だったっけ?と混乱しそうな町が誕生しているのですが、その最たるものが「南大阪町」ですね。もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう。

第4位!!・・・「鞆よ!夜明け前の闇の中で(消えた名邑)」
新しい町が沢山生まれた1956年9月30日ですが、市や町に編入され消え去った町もありました。同格?の町に編入されたのは、石川県能都町に編入された鵜川、岐阜県川辺町に編入された下麻生(一部は七宗村に編入)、愛知県鳳来町に編入された海老、福岡県筑邦町に編入された大善寺。そして、[104166]でも書いた日和佐(初代)もこの中に入れても良いかも。
市に編入されたのは以下の13町です。
消滅前町名編入先編入人口---編入先編入人口
秋田県金沢町横手市-7,470
神奈川県大野町平塚市-14,181
新潟県今町見附市-7,491
石川県町野町輪島市-6,441
大阪府富田町高槻市-8,861
兵庫県米田町高砂市-3,831加古川市-4,960
島根県大森町大田市-3,011
広島県幸崎町三原市-6,361
広島県水呑町福山市-6,440
広島県鞆町福山市-17,219
徳島県坂野町小松島市-8,943
香川県仏生山町高松市-5,738
香川県香西町高松市-6,161
上表には、今町と鞆町の二つの白桃選「明治の名邑」が入っています。特に鞆は消えて欲しくなかったです。鞆ほどにないにしろ、その昔、菊人形でも有名だった門前町仏生山も消え去るのが残念な町です。(なにせ、三本松と同じ日に町となり、香川県人口最少町を争ったライバルですから)
実は、この日、村に編入された「町」もあるのですが…つづく
[104177] 2022年 4月 23日(土)19:10:36白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(前編)
[104166]白桃
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。
夏休み最終日の8月31日になって慌てて宿題にとりかかるサザエさんちのカツオ君ではありませんが、「町村合併促進法」が失効する1956年9月30日には多くの廃置分合が行われました。件数の多さでも1955年4月1日に次ぐものではないかと推測しているのですが、それよりなにより、この日は、市町村変遷史上において注目される廃置分合が多かったのです。
では、私が選んだベスト10を見ていきます。(文中に出てくる人口は、断りの無い限り1956年9月30日時点の境域に組み替えた1955年国勢調査人口です。)

第10位!・・・「後免ねジロー」
この日は、新たに市となる新設合併は行われていません。一方、新たに町となる新設合併は49件、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併が73件行われています。この73件の中で異色なのが、後免町の合併。それまで僅か1,826人であった後免町が、長岡村(8,049人)はじめ5つの村との合併で17,417人となり、後に南国市となる人口的土台を築いたのです。しかし、新町人口に占める【前身町】旧・後免町の人口比率は10.48%と、これは「前身町」として73件中最低なのです。しかも、新町名は「後免町」と変わらず。このような暴挙?に打って出た後免が、新町の半分近くを占めている旧・長岡村のジローさんに、御免なさいと言ったかどうかは…知りません。
第9位!!・・・「稲庭には二羽以上のにわとりが…」
細くて美味しい稲庭うどん。で有名な稲庭町が川連町ほか1村と新設合併して、「稲庭川連町」となりました。連称町名自体が珍しいという訳ではありません。このとき、川連の9,447人に対して稲庭は3,243人と、3分の1の人口しかありませんでした。連称町名となったのは、川連が「町」として30年も先輩となる稲庭を配慮したのか、それとも「稲庭」の名前を利用したのか、どうなんでしょう?。連称は約10年間続いて「稲川町」となんだか力が抜けたような名称に変わります。なお、稲庭うどんのライバル?である半田素麺の里、徳島県半田町(8,016人)もこの日、新設合併しております。(新・半田町:12,464人)
第8位!!・・・「箱根八里は馬でも越すが…やはりその名は変えられぬ」
先に述べたように、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併は73件ですが、そのうち、【前身町】=(合併時に人口最多の旧町)ではなく、別の旧町の名前を踏襲したのが次の3つです。
新町名同人口---前身町同人口---その他の旧町同人口
箱根17,284湯本4,714箱根2,429
三田27,653三輪8,981三田8,005
和田山19,195南但8,035和田山6,480竹田4,680
私は、このときの新町名採択は妥当だと思います。ただ、朝来市に成った今、その本源因子町でも最古因子町でもない和田山が可哀想です。
~つづく
[104166] 2022年 4月 20日(水)16:48:22白桃 さん
因子町の数(「ソーラン因子町」事始め)
まず、訂正を
[104157]白桃
「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
那覇のことをすっかり忘れていました([84180]で問題に出していたにもかかわらず)。よって、因子町を持たない市は11となります。
現在の境域に存在する因子町の数が最も多いのは、東京の61です。市の中では、1位が大阪の23ですが、2位は岡山・倉敷・広島が17で並んでいます。5位は16の呉、6位は長岡の15・・・と続いています。

現行の「町」の中で因子町の数が4以上となるのは次の七町です。
(☆:三冠因子町、◎:本源&最古因子町、◇:前身因子町、△:直系因子町、印なし:傍系因子町)
兵庫県佐用町(6)
・・・☆佐用・△平福・△三日月・△久崎・△上月・△南光
広島県北広島町(5)
・・・◎壬生・◇八重・△大朝・△豊平・△ 芸北
愛媛県愛南町(5)
・・・◎御荘・◇城辺・△東外海・△西海・△一本松
長崎県新上五島町(5)
・・・☆有川・△青方・△奈良尾・△若松・△新魚目
石川県能登町(4)
・・・☆宇出津・△小木・△松波・鵜川
山口県周防大島町(4)
・・・◎久賀・◇小松・△安下庄・△東和
鹿児島県さつま町
・・・☆宮之城・△山崎・△薩摩・△鶴田

ところで、[104157]白桃
日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
の答えですが、
正解は、徳島県美波町です。
実態は☆(三冠因子町)が日和佐、ということで良いと思うのですが、そうはいかないのです。
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。問題はそれだけではなく、編入した赤河内町が当日「日和佐町」に改称するのですから話はややこしくなる。赤河内は、改称したことによって一日限りの町となるので「因子町」を名乗ることは出来ません(白桃ルール)。この時点で、日和佐町の本源&前身因子町は二代目日和佐、最古因子町は初代日和佐となります。
50年後の2006年、日和佐町は由岐町(前身は三岐田町)と新設合併して美波町となります。
この結果、美波町の直系因子町は二代目日和佐と三岐田で、傍系因子町が初代日和佐となり、
〇(本源因子町)は、直系因子町の中で町となったのが最も古い「三岐田」
◇(前身因子町)は、美波町成立時に人口が多かった「二代目・日和佐」
●(最古因子町)は、町となったのが最も古い「初代・日和佐」
ということになります。
メデタシ・メデタシ…本日、「白桃市町村人口研究所」の特集に「ソーラン因子町」を追加しましたので、少しでもご関心のある方はちょっと覗いてみてください。もちろん、お代は要りません。( ´∀` )
[104160] 2022年 4月 17日(日)07:17:20【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 17日(日)07:30:26
白桃 さん
「町」としての最高人口記録(都道府県別)
[104159]Takashi さん
そう言えばあの町も「あった」ね……、ってところでしょうか?
(3日経っても誰も解答されないので解答することにしました。)
どなたも関心を示さないだろうと思っていたのですが、Takashiさん、ありがとうございます。
ちょうどタイミング良く、[104158]YT さんの「明治22年の市区町村別人口まとめ(前半を終えて)」の記事が出ましたが、その中にもある通り、答えは「熱田町」で正解です。
追伸:広島県の第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町は五日市町(現:広島市佐伯区)ではないかと思いますけど違いますでしょうか?
このような疑問をいただくのは、当然と言うか、私には有難いことです。[104152]の表は、あくまで「因子町」として最高人口記録なのです。確かに、五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)

この際ですから、都道府県別に「町」としての最高(最多)人口記録を表にしときます。
都道府県町名当時の町にあった因子町同人口国勢調査年
北海道豊平◎77,3121960
青森県大三沢◎32,8511955
岩手県江刺岩谷堂49,3561955
宮城県富谷◎51,5912015
秋田県羽後西馬音内28,6701955
山形県東根東根39,0271955
福島県内郷◎37,0821950
茨城県牛久牛久51,9261985
栃木県西那須野西那須野43,1862000
群馬県太田◎49,9431947
埼玉県新座新座77,7041970
千葉県君津久留里・君津・小糸70,4401970
東京都荏原(平塚)◎132,1081930
神奈川県相模原上溝・座間(※)73,2171947
新潟県新津新津37,3701950
富山県婦中婦中34,5282000
石川県野々市野々市51,8852010
福井県丸岡丸岡32,4612005
山梨県竜王◎竜王40,5592000
長野県茅野ちの36,0071955
岐阜県可児今渡・広見55,2481980
静岡県浜北浜名53,5481960
愛知県三好◎56,2522005
三重県菰野菰野40,5592020
滋賀県栗東◎54,8562000
京都府田辺◎53,0401995
大阪府豊崎◎56,1101920
兵庫県播磨◎33,7662000
奈良県香芝◎52,8171990
和歌山県岩出岩出50,8342005
鳥取県境港境・外江33,2561955
島根県斐川◎27,6892010
岡山県玉島玉島29,1601950
広島県五日市五日市87,3251980
山口県33,2251925
徳島県富岡富岡・桑野41,3431955
香川県三木平井28,7902005
愛媛県北条北条30,6391955
高知県窪川窪川27,2131955
福岡県宗像赤間・東郷56,4391980
佐賀県みやき三根・北茂安・中原27,1572005
長崎県長与◎42,6552005
熊本県菊陽◎43,3372020
大分県別府※別府・浜脇28,6471920
宮崎県小林◎38,9681947
鹿児島県姶良帖佐44,6712005
沖縄県南風原◎40,4402020
◎は因子町そのものです。それ以外は、最高人口を記録した時点での因子町名を記載しました(五日市のように、当時の町名と因子町名が同一と言うのは他にもあります)。
座間(注)・・・その後、相模原町から分立し、(二代目因子町)座間となりました。現在の相模原市の(保有する)因子町の中には(初代)座間はありません。・・・このあたり、自分で書いてても面倒くさい。
別府※・・・国勢調査より前の時代に、大分町が西大分町ほかと新設合併して誕生した大分町が、29,547人(1908年:日本帝国人口静態統計)を記録しています。
[104157] 2022年 4月 16日(土)09:21:18白桃 さん
空に星があるように「町」には「因子町」がある
荒木一郎の「♪空に星があるように」の歌詞を極論すると、以下に挙げる事柄/現象は無いことになります。
・星のない空
・砂のない浜辺
・東に吹かない風
・流れて行かない川
・小雨が降らない春
・枯葉が散らない秋
「砂のない浜辺」に関しては、磯のような「岩石海岸」はどうなるのか、というツッコミが入るかもしれませんが、「そもそも、砂のない所は『浜辺』とは言わない」とごまかされそうです。でもまあ、間違いなく合っているのは、「星のない空はない」でしょう。昼間、雨の夜、晴れた夜でも酔っぱらっていると星が見えないのですが、見えないだけで存在することは間違いありません。また、中島みゆきによりますと、空だけではなく地上にも星があるようです。もっとも、島倉千代子は早くから「地球も小っちゃな星」であることに気が付いてたみたいです。
◎因子町のない「市」は無い・・・これは大間違いです。「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
◎因子町のない「町」は無い・・・これは大正解です。(あたりまえと言えばあたりまえの話です)
現行の町の場合、「本源因子町」「前身因子町」「最古因子町」([102175]に詳述)を兼ねた「三冠因子町」が存在するパターンが一般的ですが、「本源因子町」・「最古因子町」を兼ねた因子町と「前身因子町」が存立するパターンが52例あります。
以下はその中で代表的な15例です。
注1:福島※…一部は富岡市に編入。合併前人口は甘楽町となった区域の人口
注2:因子町の後ろの(  )内は合併時の町名で因子町そのものではありません
現自治体本源&最古因子町合併前人口---前身因子町合併前人口
宮城県柴田町槻木11,926船岡12,352
宮城県美里町小牛田3,801不動堂5,311
群馬県甘楽町福島※2,533小幡(小幡)8,851
群馬県みなかみ町水上6,252月夜野11,245
神奈川県箱根町箱根(箱根)2,429湯本4,714
山梨県富士川町鰍沢(鰍沢)4,294増穂13,111
岐阜県御嵩町御嵩3,764伏見4,253
大阪府岬町深日6,153多奈川6,277
奈良県吉野町上市3,463吉野5,511
和歌山県那智勝浦町勝浦5,519那智5,821
和歌山県白浜町日置(日置川)4,436白浜19,206
鳥取県湯梨浜町東郷松崎(東郷)6,558羽合7,767
岡山県和気町和気2,488本荘3,886
大分県日出町日出5,070豊岡5,093
鹿児島県屋久島町上屋久6,813屋久6,948
上記の中で最も悩ましいというか、ウ~ンと唸らされるのが日出と豊岡。日出藩の家老の家柄で実家が城内にあったという麻丘めぐみにすれば、現在の日出町の「前身因子町」は豊岡である筈がない、と言い張るでしょう。でも、左利きの彼が豊岡に住んでいたかもしれない・・・。
現行の町で、「本源因子町」・「前身因子町」を兼ねた因子町と「最古因子町」が存立するパターンは以下の1例しかありません。
現自治体本源&前身因子町合併前人口---最古因子町合併前人口
奈良県広陵町馬見(広陵)10,783箸尾4,760
(参考)
1927年4月29日:箸尾町成立
1953年5月01日:馬見町成立
1955年4月15日:馬見町が2村と新設合併で広陵町に
1956年9月01日:広陵町が箸尾町を編入

ところで、日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
これは超難問かもしれませんが、関心ある方はお考え下さい。
[104152] 2022年 4月 14日(木)12:06:02【2】訂正年月日
【1】2022年 4月 14日(木)13:59:28
【2】2022年 4月 14日(木)14:09:54
白桃 さん
都道府県別人口最多因子町
白桃の造語であります「因子町」については[102175]で説明しておりますが、[102175]は完璧なものでありませんので、改めて「定義」いたします。
「因子町」とは以下の「町」のことです。
(1)町村制施行と同時に誕生した町(の名称)
(2)一つの村が単独で、あるいは複数の村の合併により町制施行となった町(の名称)
(3)村が町を編入合併して成立した町(の名称)
(4)市・町・村から分立して誕生した町(の名称)
なお、「宿」「駅」は「町」と同等と見做し、因子町とします。因子町の総数は現在のところ3,546です。(都道府県別の数は、現在の都道府県の境域における数)
また、因子町は、①新設合併を行った場合②市制施行③他自治体へ編入される、とき、因子町を卒業?するのですが、「因子町」と言う呼称は存続します。(因子町が他自治体を編入した場合は、因子町のままです)
下の表は、町村制施行と同時に「町」となった所謂「生まれながらの町」の中で町村制施行時において最多人口を記録した因子町、及び、第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町を都道府県ごとに掲載しております。
因子町数施行時町数施行時最多同人口※---因子町最多※同人口国勢調査年
北海道2007旭川※24,284豊平77,3121960
青森県495青森20,006大三沢32,8511955
岩手県5121水沢7,570釜石36,2301935
宮城県8119石巻16,944富谷51,5912015
秋田県7614土崎港11,708横手26,9931947
山形県428酒田20,973酒田30,2801930
福島県8821若松21,325内郷37,0821950
茨城県844011,241神栖48,5752000
栃木県5926宇都宮29,424河内35,1762005
群馬県5335前橋27,512太田49,9431947
埼玉県9340川越18,651鶴ヶ島63,0641990
千葉県12042千葉21,599浦安64,6731980
東京都9816八王子21,721平塚※132,1081930
神奈川県7420横須賀17,171座間※56,7271970
新潟県9748高田20,122黒埼25,8932000
富山県4031新湊17,068小杉32,9482005
石川県4915小松12,683内灘26,9872015
福井県339敦賀14,659武生27,2201947
山梨県480該当なし竜王40,5592000
長野県6816長野26,345下諏訪※26,9321970
岐阜県9125大垣20,103岐南25,8812020
静岡県8631浜松13,630長泉43,3362020
愛知県14023〇〇18,310三好56,2522005
三重県7118宇治山田27,112桑名※28,3611935
滋賀県566大津30,920栗東54,8562000
京都府5214伏見17,197田辺53,0401995
大阪府10112東平野12,281豊崎56,1101920
兵庫県12826明石19,790播磨33,7662000
奈良県4310奈良24,274香芝52,8171990
和歌山県572新宮10,648田辺28,1311940
鳥取県414米子13,373米子26,7361925
島根県549浜田9,272斐川27,6892010
岡山県1163津山11,627琴浦25,0071955
広島県12713尾道18,134府中51,1552020
山口県70420,146徳山32,0621935
徳島県612撫養18,329藍住35,2462020
香川県475丸亀※18,488坂出25,9581940
愛媛県6912今治13,734重信23,6582000
高知県482須崎5,199清水16,2801950
福岡県13020小倉14,449那珂川50,0042015
佐賀県495唐津9,100大町23,2761950
長崎県856厳原※12,587長与42,6552005
熊本県8626八代9,968菊陽43,3372020
大分県7014中津12,583中津24,5051925
宮崎県495都城11,776小林38,9681947
鹿児島県940該当なし谷山40,7991947
沖縄県221糸満※7,738南風原40,4402020
施行時最多人口※・・・以下を除き、1889年(明治22年)末「内務省告示による現住人口」
旭川※…1903年末「日本帝国人口静態統計」による
丸亀※…1890年末「内務省告示による現住人口」による
厳原※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による(1889年の町村制施行と同時に「町」となった中では、湊:6,979人-1889年)
糸満※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による
因子町最多※
平塚※…当時の町名は平塚を改称した「荏原」
座間※…相模原町から分立した、いわば「二代目座間」
下諏訪※…国勢調査より前の時代を含めると:松本33,493(1903年)
桑名※…国勢調査より前の時代を含めると:宇治山田33,627(1903年)

追記No.2
アタマを使い過ぎてクイズを出すのを忘れてしまいました。
問題:愛知県において、町村制施行と同時に「町」となった23町の中で1889年の現住人口最多はどこでしょうか???
(岡崎でも、豊橋でも、もちろん一宮でもありません)
[104149] 2022年 4月 11日(月)16:04:56白桃 さん
Re:「風の証言」の時代
[104148]デスクトップ鉄 さん
というわけで、答は1970年3月15日から1972年2月19日までの約2年間となり、2週間に特定できませんでした。
お付き合いいただき有難うございます。
上田市は1970年4月1日に塩田町を編入し、1970年の国勢調査人口は93,198人となりました。その前の1965年国調人口は73,940人となっており、上田の人口が7万人余と言う時代は1970年3月31日までということになり、よって、「風の証言」の時代は
1970年3月15日~1970年3月31日
ということになります。
もっとも、鮎川氏が上田市と塩田町の合併を知らなかったとすれば、この期間は後ろに延びても良いような気もします。ただ、1970国勢調査時において、旧塩田町の人口を除いた上田市の人口は既に77,532人となっており、「上田の人口が7万人余」と言われると、少し違和感を覚えます。因みに小諸の人口はこの時期、「4万人弱」で停滞が続いています。

鮎川哲也は鉄道ダイヤを題材とするアリバイ崩しものが主で、ほとんど読んでいます。「黒のトランク」がおすすめです。
私のおすすめは、「黒いトランク」です。(笑)
「黒いトランク」は鮎川哲也の最高傑作かどうかは別にしても、読みごたえがあり、忘れられない名作ですね。鮎川の作品の中で、最初にこの小説を読まない方が良い、と言う声がありますが、白桃も同感で、他の作品で鮎川に慣れてから読んだほうが良いと思います。
[104147] 2022年 4月 11日(月)00:02:35白桃 さん
推理小説「風の証言」の”時代”を推理する
四週間に一度、とある大学附属病院に行って「お酒は一切呑んでいません」と真面目にウソをつくハメになるのです。それはともかく、診察を受けるまで相当、イヤ、はっきり言ってメチャクチャ長時間待たされるのです。そこで、単行本を売店で買うことになります。
ついこの間買ったのが、鮎川哲也「風の証言(増補版)」。氏の書かれたものは大体読んでいるのですが、意外なことにコレは初めて読むものでした。この作品も「本格派」の面目躍如で、凝り過ぎ、過剰と思えるほどのトリックを駆使しているのですが、結構、筋に関係ないムダ話も入れております。ムダ話と言っても、所謂「トラベルミステリー作家」とは一味違った旅情?を感じさせるものが中に含まれているのです。
ここでは、ネタバレはもちろん、本文も引用しませんので、旅情?も出せませんが・・・
以下の四つの事柄から、この小説が書かれた”時代”を推理したヒマな白桃でした。
①「新大阪で山陽本線に乗り換え、岡山で宇野線で茶屋町、そこから、下津井電鉄で下津井に」
②「上田電鉄には別所線のほかに菅平方面へ行く北東線がある」
③「上田は7万人余、小諸は4万人弱」
④「ハイライトが80円」
※①と②だけでは漠然としか解りませんが、③と④で(論理的には)約2週間に特定できます。関心のある方はお考え下さい。
[104140] 2022年 4月 7日(木)23:43:10白桃 さん
出羽矢島藩生駒氏
[104139]伊豆之国 さん
「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。ちなみに彼女は「あきたこまち」だそうですが、苗字の由来を知りたくなるところです…。
芸能人の家系についてはあまり関心はないのですが、「生駒騒動」によって讃岐高松の領地を没収され、出羽矢島(白桃【秀邑】)に堪忍料一万石をもって封じられた生駒氏。彼女の出身は由利本荘市らしいので、生駒氏の流れをくんでいるのかもしれませんね。
[104127] 2022年 4月 1日(金)07:03:46白桃 さん
四つの町村の「読み」の変更
ウクライナの主要都市の名称表記を変更するという政府の方針に従ったワケではないが、総務省は、北海道及び高知県の要請を受けて、以下の町村の「読み」に関して変更することに同意した。
四万十町(しまんとちょう→よまんとちょう)
・・・当初は、隣市を意識して「『しまんと』と読まんといかんぜよ」の意であったが、どういう訳か、「よまんと」だけが残った。
月形町(つきがたちょう→つきひがたったでちょう)
・・・塀の中の住人に対する恩赦や早期出所を願って、また、塀内の回転効率を意図して
馬路村(うまじむら→マジ、ウマ!むら)
・・・村名産の「ゆず」のPRが目的
鹿追町(しかおいちょう→おいしかちょう)
・・・今流行り?の、ワカタカカゲ調にシカオイシカという意見もあったが、「返り点」風読みに落ち着いた

なお、上記は本日限りと言うことで、官報公示は無い模様。
[104124] 2022年 3月 31日(木)00:39:13白桃 さん
いまいち解らない2020年国調DIDに関する良く分からない投稿
3月25日に公表された2020年国勢調査におけるDID(人口集中地区)境界図を眺めて不可解に思うのは、これまで一つのDID(秋田、大曲など)とされていたところが、河川によって分断されていることです。河川といっても、それほど幅広くない川や運河で分断されている箇所がある一方で、大きな河川が横たわっているにもかかわらず、市の境界、あるいは県境を越えて「連たん」とされている箇所があるので、どういう基準、線引きがあるのか良く解りません。また、花巻のように、煎餅を虫食い歯で齧ったようなギザギザで分断されているなどは全く不可解です。「都市的地域」の特質、実態を明らかにするために導入されたはずのDIDですが、だんだん、事務的というか、機械的というか、地理的感性が乏しいDID(区分)になってきたような気がします。
そうは言っても、DID境界図を眺めているとヤメラレナイ、トマラナイ、カルビーの何とか、になってしまいます。そして、ワケの解らないDIDのルールだからこそ、ツっ込みやすく、妄想が広がりやすく、白桃の造語も出来やすくなるというものです。
では、下の二つの表を例にそのあたりを・・・
1.東北地方の実質DID(実質DID人口1万5千以上)
実質DID2020年人口2015年人口構成形式DID類型自治体備考
仙台1,154,1841,106,304別掲別掲仙台市ほか
盛岡253,347253,544盛岡盛岡市
鵜飼滝沢市
秋田245,611250,569秋田秋田市
新屋南※秋田市秋田から分離
新屋北※秋田市秋田から分離
郡山238,616232,730郡山郡山市
青森200,683204,092青森青森市
山形184,382180,878山形山形市
福島170,890175,495福島福島市
八戸151,873156,053八戸八戸市
弘前115,326119,063弘前弘前市
会津若松84,37087,065会津若松会津若松市
石巻64,63863,648石巻石巻市
鶴岡57,23858,040鶴岡鶴岡市
酒田52,74052,125酒田酒田市
48,57869,581いわき市
古川46,93537,903古川大崎市
米沢43,47045,777米沢米沢市
天童39,65037,683天童天童市
小名浜39,30239,016小名浜いわき市
須賀川33,63931,131須賀川須賀川市
岩沼32,93133,812岩沼岩沼市
北上32,12930,471北上北上市
愛子28,37828,312愛子仙台市
十和田26,83826,779十和田十和田市
水沢25,04324,831水沢奥州市
大館24,06324,156大館大館市
寒河江22,11820,069寒河江寒河江市
三沢21,98123,434三沢三沢市
原町21,05419,265原町南相馬市
白河20,63121,512白河白河市
矢本20,24819,350矢本東松島市
いわき中央台19,7869,713いわき中央台いわき市中央台南・平(一部)が合体、改称
一関19,24723,292一関一関市
花巻18,28213,659花巻東花巻市花巻が分解
花巻西※花巻市花巻が分解
船岡17,86216,765船岡柴田町
新庄17,73718,853新庄新庄市
能代17,26919,104能代能代市
大河原17,10116,263大河原大河原町
大曲16,79516,987大曲南大仙市大曲が分解
大曲北※大仙市大曲が分解
田名部16,75917,156田名部むつ市
東根16,30010,322東根東根市神町・東根が合体、改称
本荘16,11518,059本荘由利本荘市
上山15,61116,671上山上山市
渡波15,19215,411渡波石巻市
黒石15,03716,009黒石黒石市
※印・・・認定連坦
2.仙台DIDを構成する形式DID
構成形式DID類型自治体形式DID人口備考
仙台市連合仙台市918,635
多賀城多賀城市47,620
名取名取市46,8992020年連坦
塩竈塩竈市46,734
富谷富谷市30,918富谷中央・東向陽台が合体、2020年連坦
高森泉ヶ丘仙台市14,2492020年連坦
多賀城西多賀城市12,211
七ケ浜七ケ浜町7,307
もみじケ丘※大和町7,166
北中山※仙台市6,245
富谷日吉台※富谷市5,803
桂※仙台市5,306
寺岡※仙台市5,091
※印・・・認定連坦
造語の説明:
「形式DID」
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」

「連坦」・・・DIDが市区町村境界に関係なく接続すること(白桃は「連担」ではなく、「連坦」を使用する。間違っても一酸化炭素中毒の危険がある「煉炭」は使用しない)
仙台市の場合、「高森泉ヶ丘DID」は「仙台市連合DID」と直接に「連たん」していないが、富谷市経由で繋がっているので「連坦」ということになる。
「認定連坦」・・・DID境界図上は接続していないが、白桃がその日の気分で認めた「連坦」。ま、そんな堅いこと言わないで宜しいでしょう、ってな感じ。
「実質DID」・・・「連坦」あるいは「認定連坦」している「形式DID」群
DIDの類型:
甲・・・①その市町村にDIDが1個しかない場合は、そのDID ②その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の2/3以上の人口を擁するDID ③その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の2/4以上の人口を擁するDID
乙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3以上2/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4以上2/4未満の人口を擁するDID
丙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4未満の人口を擁するDID
[104106] 2022年 3月 25日(金)07:20:59白桃 さん
「瞬間の町」追加とDID境界図
[104090]白桃にて、
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
を記しましたが、村→町のとき、①町制②新設の事例が一件ありましたので追加します。
町制年瞬間の町因子町名現在
茨城県1955年長岡茨城茨城

さて、たしか、本日に「令和二年国勢調査・人口集中地区境界図」が公表されるはずですが…
楽しみにしています。
[104102] 2022年 3月 24日(木)09:18:18白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」
[104086]白桃の答えは、(独り言ヒントでお判りになっていると思いますが)以下の五つの町です。
因子町名町制年1920年人口---最高人口(最高年)---2020年人口
北海道余市1900年16,80928,659(1960年)18,000
北海道増毛1900年10,88516,768(1955年)3,908
北海道古平※1902年7,87710,073(1955年)2,745
群馬県長野原1889年5,0578,349 (1955年)5,095
千葉県酒々井 1889年4,33821,385(2005年)20,745
古平※・・・1902年二級町村制施行、1907年一級町村制施行
ついでながら、
町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。
の残り77の因子町を記しておきます。( )内は現在の町名
北海道:福山(松前)、江差、寿都、岩内、厚岸、美国(積丹)、浦河
青森県:鯵ヶ沢、三戸
岩手県:沼宮内(岩手)、日詰(紫波)、大槌、山田、一戸
宮城県:大河原、亘理、吉岡(大和)、中新田(加美)、涌谷
福島県:桑折、川俣、猪苗代、坂下(会津坂下)、棚倉、三春
茨城県:磯浜(大洗)、境、布川(利根)
栃木県:茂木、壬生、芦野(那須)
群馬県:下仁田、中之条、原(東吾妻)、玉村
埼玉県:越生、小川、小鹿野、寄居、杉戸
千葉県:大多喜
神奈川:大磯
新潟県:津川(阿賀)、出雲崎
富山県:五百石(立山)、上市、入善、泊(朝日)
石川県:津幡、宇出津(能登)
長野県:長窪古(長和)
岐阜県:笠松、高田(養老)、垂井、揖斐(揖斐川)、北方、八百津
静岡県:森
愛知県:蟹江
三重県:田丸(玉城)
滋賀県:日野
奈良県:田原本
島根県:津和野、西郷(隠岐の島)
広島県:海田市(海田)
香川県:琴平、多度津
愛媛県:内子
佐賀県:有田
熊本県:南関、長洲、大津、高森、甲佐、木山(益城)、御船、富岡(苓北)
[104101] 2022年 3月 24日(木)03:03:04白桃 さん
甲子園出場時の人口(五千人未満)
今年の「センバツ」は、只見、丹生といった、思いもよらないと言えば大げさになりますが、そんな高校の出場が目につきます。
そこで、甲子園球場が出来る前の大会も含めて、人口が少ない町村から出場した事例を拾い出してみました。出場当時の人口が一万人未満で調べようとしましたが、結構ありましたので面倒くさくなり(-_-;)、五千人未満に絞り込んでみました。
ざっと調べただけなので、見落としがあるかもしれませんが、以下の六事例が出てきました。(一応、国勢調査以前の人口統計も調べております。)
出場年高校名(旧制中学)当時の自治体名人口 国勢調査年
1997年春日高・中津分校和歌山県中津村2,5041995年
2022年春只見福島県只見町4,0442020年
2003年春宜野座沖縄県宜野座村4,7492000年
1921年夏杵築(中)島根県杵築町4,7931920年
1999年夏久賀山口県久賀町4,9161995年
1927年夏福岡(中)岩手県福岡町4,9761925年
同じ五千人でも、百年前の五千人の町と言えば、結構それなりの街ですので、今と比較するのはナンセンスかもしれませんが…
(注):杵築中学(後の大社高校)や福岡中学(後の福岡高校)は何度も出場しておりますが、一番人口の少なかった事例を選んでおります。
[104094] 2022年 3月 21日(月)18:12:19白桃 さん
分立後の市町村4パターン
「分立」した市町村がその後辿った道をみると、大体4パターンであることがわかります。
①完全独立(47事例)
分立後は、他の自治体に呑まれる(編入)ことなく、現在も頑張って?いるパターン。
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
女満別村網走町女満別町/大空町
赤平村歌志内村赤平市
中標津村標津村中標津町
上砂川町砂川町・歌志内町上砂川町
座間町相模原町座間市
逗子町横須賀市逗子市
新湊町高岡市新湊市/射水市
宮田村駒ヶ根市宮田村
嘉手納村北谷村嘉手納町
与那原町大里村与那原町
②再結合(65事例)
「元の鞘に収まる」パターン。家出娘が帰ってきた?or孝行息子が年老いた親を心配して戻って来た?
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
端野村野付牛町北見市
黒磯町東那須野村黒磯町/那須塩原市
鳩ヶ谷町川口市川口市
笠原村多治見市多治見市
寺西村西条町西条町/東広島市
阿知須町山口市山口市
富田町/新南陽市徳山市周南市
福川町/新南陽市徳山市周南市
小郡町山口市山口市
新加茂町加茂町加茂町/津山市
③再結集(94事例)
②と明確に分けられないが、分立した側でも、分立された側 でもない、別の自治体が主体となって推し進めた合併によって、結果的に同一自治体になった。寄らば大樹の陰、でもないのですが・・・
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
朝日村上士別村士別市
飯田川町昭和町潟上市
辻村江尻町静岡市
余部町余内村舞鶴市
新舞鶴町倉梯村・志楽村舞鶴市
東浦町淡路町淡路市
二川町吉浦村呉市
木ノ江町東野村・中野村大崎上島町
香焼村深堀村長崎市
大浦村笠沙町南さつま市
④別離(21事例)
分立した側も、分立された側も、それぞれ編入等の合併によって、結果的には異なる自治体の一部になっているパターン。
例:「美里村」から分立した「石川市」は具志川市との合併でうるま市の一部となっている。一方の美里村はコザ市と合併し、沖縄市の一部となっている。

話は少し変わりますが、[102175]にて【因子町】の説明をしていますが、分立して誕生した「町」を加えないといけません。これについては稿を改めます。
[104090] 2022年 3月 20日(日)17:32:07白桃 さん
瞬間の「町」
[104080]白桃
なお、「一日限りの町」として確認できたものについては、稿を改めます。
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
都道県町制年瞬間の町因子町名現在
北海道1964年大江仁木☆仁木町
秋田1970年琴浜若美男鹿市
福島1957年伏黒伊達△伊達市
茨城1954年西山内稲田笠間市
1969年三和(みわ)三和(さんわ)古河市
栃木1954年国分寺国分寺小金井△下野市
埼玉1954年東金子西武入間市
1959年北本宿北本☆北本市
東京1951年谷保国立☆国立市
1956年西多摩羽村☆羽村市
新潟1957年潟町大潟上越市
長野1953年田中☆東御市
1954年久米路長野市
岐阜1953年西白川白川☆白川町
静岡1951年小野口浜名浜松市
1955年下川根川根島田市
兵庫1951年小浜宝塚☆宝塚市
和歌山1953年初島有田市
鳥取1951年賀茂郡家☆八頭町
島根1957年出羽瑞穂△邑南町
広島1951年大屋天応呉市
1952年奥海田東海田△海田町
1952年倉橋島倉橋呉市
1954年向島東向東尾道市
徳島1956年赤河内日和佐◇美波町
愛媛1952年西外海西海△愛南町
高知1951年奥内大内☆大月町
福岡1953年志賀島志賀福岡市
なお、上記の「瞬間の町」については白桃が定める【因子町】とはせず、「瞬間の町」の後に記した町を「因子町」とします。
(注)「因子町名」の後ろに記した印について:
☆・・・現自治体における「本源&前身&最古因子町」(「三冠因子町」)
◇・・・現自治体における「前身因子町」
△・・・現自治体における「直系因子町」
無・・・現自治体における「傍系因子町」

ついでながら、「瞬間の町」には別種があります。それは当落書き帳の「雑学」→「瞬間の市」の「市制施行日に先行して町名を改称した市」にある「改称町名」欄に記された「大和郡山町」をはじめとする15の「町」です。
[104086] 2022年 3月 19日(土)00:16:11白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」は?
[104059]千本桜さん
[104060]ぺとぺとさん
[104061]あきごんさん
[104063]伊豆之国さん
に反応いただいた[104757]ソノ町は曽野〇子さんも住んでいない宮崎県の綾町でした。

あまりにも簡単な問題でしたので、今度は超?難問。
玉川徹氏の実家がある町、群馬県のネギで有名な町、少林寺拳法の本部がある町、など町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。

注:岐阜県の御嵩町(【本源因子町】は御嵩であるが、【前身因子町】は伏見)や、大分県の日出町(【本源因子町】は日出であるが【前身因子町】は豊岡)は該当しない。また、熊本県の苓北町は富岡が【本源&前身因子町】であるので、該当する。

とまあ、何やら複雑そうなことを書いていますが、その82の「町」のうち、現在まで廃置分合を行っていない「町」は5つしかありません。(もちろん、その五町は名称も変わっておりません。)
さて、その五つの町とは?????

以下は独り言
最近、頭が薄くなったので、増毛剤でもつけようかと考えながら、古い平らなテーブルに置いたニッカウヰスキーに手を伸ばす。それにしても、酒・々・々の毎日である。ここは群馬だろうか、長野だろうか???
[104080] 2022年 3月 16日(水)12:30:25白桃 さん
Re:町村制
[104079]グリグリさん
1947年の地方自治法施行以前の「町制」「村制」をすべて「町村制」に変更し、「◯◯村 → ◯◯町」は「改称」と整理すると分かりやすいのかなと思いました。そうすれば、箱根駅とか◯◯新田といった町村の扱いもすっきりすると思います。また、改称種別の検索抽出時に「村→町」だけ(あるいはそれ以外)の検索絞り込みができなくなる点は検索オプションなどで対応できるでしょう。
こんな単純な考え方でいいのでしょうか。ただし、変遷情報の編集システムの大改造が必要になりますが。
私の考えが正しいのかどうか判りません。仮に正しかったとしても、システム改修?も大変でしょうから、「変更」については全く急ぐ必要はないと思います。
[104078]で、
少なくとも、地方自治法施行前の「町制/改称」の表示は「改称&(村→町)」あるいは「改称&(町制)」にすべきではないかと考えます。
と書きましたが、これも将来の検討課題で良いと思います。

なお、「一日限りの町」として確認できたものについては、稿を改めます。
[104078] 2022年 3月 16日(水)08:57:02【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 16日(水)09:37:53
白桃 さん
Re:Re:「町制/改称」の疑問
[104077]グリグリさん
早速の回答ありがとうございます。

起きて少し考えたのですが、「町制/改称」順序が記されているのは、すべて1947年以降のものです(もっとも官報告示等の根拠が明確に示されているのはごく僅かですが…)。ということは、1947年5月3日に地方自治法が施行される前は「町村制」が有効であったので、「村」が「町」になるというのは、法的には、「町制」ではなく単なる「名称変更」であったのではないか、これが私の推測です。
しかし、そうなると、三本松村→三本松町のような「一日限りの『町』」ではない場合もすべて「名称変更」になりますね。
それはそれでいろいろ問題が出て来るとは思いますが、少なくとも、地方自治法施行前の「町制/改称」の表示は「改称&(村→町)」あるいは「改称&(町制)」にすべきではないかと考えます。
いずれにしろ、この件に関心のある方、精通されている方のご意見をお伺いしたいと思っております。

訂正箇所
①「名称変更(村→町)」を「改称&(村→町)」
②「改称(町制)」を「改称&(町制)」
[104076] 2022年 3月 16日(水)04:27:36白桃 さん
「町制/改称」の疑問
もう、そろそろ寝ようか(本当はこんな時間に起きているのがおかしいのですが…)と思っていたけれど、非常に気になったことがあります。
当落書き帳の変遷情報で「一日だけの町名」を探そうと、このデータを見ています。
この表には、「改称/町制」と「町制/改称」と二種ありますが、私が求めているのは「白桃村を白桃町とし、白桃町を酔夢町に改称」ですから、「町制/改称」のほうです。
ただ、「町制/改称」でも、1957年の福島県「伏黒村→伏黒町→伊達町」のように町制と改称の順序(の根拠)が書かれているのもあれば、そうでないものもあります。
非常に形式論的であり、また、オーナーにお尋ねすべきことかどうかも分からないのですが、町制と改称の順序が定かではないものを、どう扱われているのか教えて頂ければ幸いです。
[104057] 2022年 3月 9日(水)14:47:12白桃 さん
不急なぞなぞ
の前に[104043]「緊急?クイズ」の解答を
[104044]あきごんさん
もしかして、向こうはライバルと思っていないけど、奈良県民はライバルと思っている市ですかね。2市しかないのは意外です。
そうなんですか。奈良県民は京都市に対してライバル意識を持っているのですね。共通項はあきごんさん、お察しの通り「ウクライナの都市と姉妹都市となっている市」で、横浜市は港湾都市オデッサと姉妹都市となっています。そして、「もう一つの市」として正解となる京都市は、首都キエフと姉妹都市関係にあります。私も二つの市しかないというのは意外でした。
ただ、
共通項は奈良市も天理市もたくさんあるけど、浦安市は一つだけのものが緊急ということでしょうか。
タイトルで察しがついてしまいました。(当たってたらですが…)
「緊急」としたのは、ウクライナが緊急事態(現実は「緊急事態」or「非常事態」とかそんな生易しい言葉では表せませんが…)となっているというぐらいの意味で、そんなに深い理由はありません。スミマセンでした。

で、今回は、誤解を招かないよう、不要不急のなぞなぞを出させていただきます。
雑学「まち」と読む町、「ちょう」と読む町を見て頂ければお分かりの通り、ソノ県の「町」はすべて「ちょう」と読みます。もし、かりに、ひょっとして、まんがいち、「まち」と読まれたら、ソノ県のアノ町は大変困ったことになってしまっていたのです。困ったことになっていた、というより、小さな過ちを犯すことになっていたのです。
ソコは、何県の何町でしょうか???(以前にこのナゾナゾだしたかも???・・・)
[104043] 2022年 3月 5日(土)12:25:54白桃 さん
緊急?クイズ
横浜市ともう一市は、ある共通項があります。ウラを返せば、その共通する事柄とは、横浜ともう一市以外にはありません。すなわち、十番勝負ふうに言えば、該当市は横浜市を含め、2市です。
その共通項とは、また、もう一市はどこでしょう???

ヒント:[64142]白桃

[104008]ピーくん さん
白桃さんのクイズ解答
水の郷百選がある。
町の木が2020年3月30日、TOKYO DOME CITY HALLで現在より感染者が少なからず無観客で解散ライブとなった無念のアイドルグループ名に含まれる。
お付き合い有難うございました。
答えは、水の郷百選に選ばれている「水守りの里」七ヶ宿町です。滑津大滝、長老湖、玉の木原水芭蕉群生地、七ヶ宿ダム、など水の郷にふさわしい風光明媚なところです。「宿?が七つ?」は甚だ怪しいのですが、宿場が七つあったのでこの町名になったとのこと。詳しいことは、この町を案内頂いた、千本桜さんにお尋ねください。(汗)
[104031] 2022年 3月 2日(水)20:39:08白桃 さん
障害と関係???
さきほどの障害と関係があるかどうか分かりませんが、
[104029]を「白桃市町村人口研究所」に追加したのですが、「更新」を押しても[104029]にその旨の表示がされません。
また、本日、オーナー宛てに2021年10月1日現在推計人口をメールで添付送信したのですが、届いているかどうかも気になっています。
[104029] 2022年 3月 2日(水)17:45:08白桃 さん
名邑三世代.その84(沖縄県)
順番から言うと岡山県なんですが、そこはその~~・・・、好物は後にとっておく、というか勝手が良く分からない沖縄県を先に済ませとこう、という訳です。
沖縄県の人口推移を見ていると、何だかよく分からない、が、やると決めたらやらなければなりませぬ。F.原田や海老原がアウェイのバンコック(この都市の正式名称はとても長いらしい)でチャンピョンベルトを守れなかったように、この沖縄で市町村人口研究所所長の看板を降ろさなければならないかもしれませんが・・・
【明治の名邑】
簡単と言えば簡単ですが、簡単すぎます。「区」からスタートした那覇と首里は貫禄の「市街」です。「戸口表」には第三表に記載されていた糸満ですが、沖縄県に町村制が施行された1908年には唯一の「町」だったこともあり、ここは「拾玖世紀枠」の「名邑」として取り立て、名邑筆頭に置きましょう。で、困ったのは名邑代表。那覇に都が移って暇そうな首里ちゃん、お願いします。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街那覇那覇市那覇27,193那覇区47,562
市街首里(那覇市)首里25,587首里区25,141
拾玖世紀枠糸満糸満市糸満村4,720糸満町7,738
お酒のツマミではありませんが、「名邑」があまりにも少ないので、(参考)として以下を取り上げておきます。
(参考)
名称現自治体-----1886年戸口表(人口)---1908年(人口)
金武金武町金武村第三表2,720金武村7,024
大里(与那原)与那原町与那原村第三表2,678大里村※13,103
平良宮古島市東仲宗根村第三表2,232平良村※21,588
具志川うるま市具志川村第三表2,121具志川村16,099
大里村※…与那原は大里から分立するのですが、1908年の大里村には、「与那原」と後の南城市の区域となる「大里」を含んでいます。
平良村※…1908年の町村制で加わった砂川間切の西里村(「戸口表」では3,240人)ほかを含んでいます。
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
沖縄県の「秀邑」は、この期に「市」となった平良、石垣、サプライズ石川、中部の双璧である本部と名護、地味ながらもの城辺に加え、村ながら3万人越えの具志川、真和志の8つです。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級平良宮古島市平良村21,277平良市30,897
一種三級石垣石垣市石垣村13,674石垣市19,872
一種三級石川(うるま市)(美里村)石川市17,789
二種二級本部本部町本部村22,492本部町21,010
二種三級名護名護市名護村13,311名護町14,842
二種三級城辺(宮古島市)城辺村12,265城辺町16,514
三種二級具志川うるま市具志川村17,842具志川村32,369
三種二級真和志(那覇市)真和志村12,787真和志村30,935
以下は(参考)です。
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
美里(沖縄市)美里村16,830美里村16,120
読谷読谷村読谷山村16,157読谷村16,574
今帰仁今帰仁村今帰仁村14,159今帰仁村15,398
宜野湾宜野湾市宜野湾村12,704宜野湾村15,930
与那城(うるま市)与那城村11,177与那城村16,197
越来沖縄市越来村8,912越来村18,431
注1:人口は国勢調査人口(1950年は、米国統治下において琉球政府が行った「国勢調査」)
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
沖縄県の「卓邑」は、一種一級の沖縄市、この期に「市」となった宜野湾、浦添と5万人超の三種・豊見城(村)に加え、四種(沖縄県の特例として「1970年の琉球政府による「国勢調査」~2000年国調の全7回のうち4回以以上DIDが存在した町村」に適用)の嘉手納、与那原、金武、北谷、読谷、南風原の十です。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級沖縄市(7)沖縄市コザ市46,695沖縄市119,686
一種二級宜野湾(7)宜野湾市宜野湾村29,501宜野湾市86,744
一種二級浦添(7)浦添市浦添村24,512浦添市102,734
三種二級豊見城(5)豊見城市豊見城村10,532豊見城村50,198
四種嘉手納(7)嘉手納町嘉手納村12,976嘉手納町13,661
四種与那原(7)与那原町与那原町8,234与那原町15,109
四種金武(7)金武町金武村8,846金武町10,106
四種北谷(6)北谷町北谷村9,532北谷町25,554
四種読谷(5)読谷村読谷村19,697読谷村36,115
四種南風原(4)南風原町南風原村9,104南風原町32,099
なお、「準卓邑」として、
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
西原(3)西原町西原村9,066 西原町32,777
を記しておきます。
注1:(人口)は国勢調査人口(1960年は、米国統治下において琉球政府が行った「国勢調査」)
注2:名称の後の(数字)は7回の国調でDIDが存在した回数
[104007] 2022年 2月 26日(土)16:18:27白桃 さん
唯一のコンビニが24時間営業断念
追悼文めいた書き込みの後で、何となく気が引けるのですが・・・

県で一番人口が少ない自治体であるにもかかわらず、高校が二つ、「宿」?が七つ?もあるのですが、コンビニは一店舗しかないのです。で、そのコンビニが24時間営業を断念したそうです。
さて、ここは何処でしょう???
ヒント:千本桜さんは解答権がありません。

[104000]スカンデルベクの鷲 さん
これ以上の解釈は個人によって異なると思いますので、この論文についての書き込みは終わりにしたいと思います。
安心いたしました。もう、思考の限界でした。(笑)
ご紹介いただいた論文を引用している論文が多いですね。ご紹介いただいたこと、改めて御礼申し上げます。
[104006] 2022年 2月 26日(土)15:29:15白桃 さん
hmtさん、ありがとうございました。
hmtさんと初めてお会いしたのは、2003年頃でしょうか?、上野で行われた有志による非公式オフ会でした。私は、飲み会の席には早く行くというのを信条としているので、いつも通りそのお店に早く着いたのですが、すでに「すごいお爺さん(失礼)」が先着されていました。(かく言う私も今は、その頃のhmtさんの年齢になっているのですが…)
hmtさんは、参加された皆さんの話を楽しそうに、にこやかに聞かれていました。それから、何人かの方にお手製の名刺を配っておられました。受け取って「なるほど、それでhmtというハンドルネームなのか。」と些細?な納得をしている私に、「化学が本職です。」と話しかけてくれました。本職は化学のようですが、グリグリさんも仰っているように、幅広い分野に精通しておられ、何より好奇心の旺盛さにはびっくりしました。
個人的に、今でも有り難く思っていることの一番は、[63734][63735]にて「市制・町村制」が施行された明治22年末「内務省告示による現住人口」ほか、国勢調査以前の3つの人口統計をリンクして頂いたことです。しかも、「香川県だけ市制・町村制は明治23年だった。」と我儘を言う白桃には、ご親切にも明治23年末「内務省告示による現住人口」を紹介されたのです。[63748]
「町村制」で思い出すのは、hmtマガジンの特集「町と村の違い」の冒頭で
宿駅ト称シ町ト称スルモノ施政ノ大体ニ於テ村落ト異同アルコトナシ。故ニ今之ヲ同一制度ノ下ニ立タシメントス。
と、町と村の多少の違いは無視して、町村制という同じ制度を適用しようという姿勢になっています。
だから、特別な思い入れのある方は別として、町村制施行時からの町なのか、村の過去を持つ町[63999]であるかの区別を気にすることは稀であると思われます。
と、当時の「町」と「村」は制度的には同じだと解っていながら、「町」になった時期を強調しようとする「特別な思い入れのある方」→誰だろう???(笑)を静かに諭しています。
オフ会に積極的に参加されていた、スナフキんさんが仰っている通りです。普段はとても温厚な方だと思うのですが、オフ会食事後のクイズ大会で、結構、気合を入れて難問を解いていました。私なんか相当出来上がっているのに、と、その闘争心?にも頭が下がりました。石和オフ会のときに、駅前にあった足湯をご紹介したら、気持ちよさそうに入ってらっしゃいましたね。

本当にありがとうございました。天国でも足湯に浸かってごゆっくりおやすみください。
[103999] 2022年 2月 24日(木)11:18:10白桃 さん
Re:補足2
[103998]スカンデルベクの鷲 さん
この部分は勘違いなされていませんか。
中国地方における自然減の較差は1980年→1985年で2.29%、2005年→2010年で2.94%とその広がりは単純計算で0.65%であるのに対し、社会減の較差は1980年→1985年で0.27%、2005年→2010年で0.75%でその広がりは0.48%となっており、上記の指摘のようなことにはなっていないと思います(社会減の較差が大きい2000年→2005年の値を用いても較差の広がりは0.76%と、自然減の較差の広がりと同程度です)。
勘違いはしておりません。1980年→1985年と2000年→2005年を比較すると、自然減の較差の広がりが0.47ポイントであるのに対し、社会減の較差の広がりは0.76ポイントとなっています。
しかし、これでは都合の良いところを切り取っているではないかという批判があるでしょうから、合併前(1980年→2000年)と合併後(2000年→2010年)の平均を出してみます。その結果は、自然減の較差の広がりが0.4775であるのに対し、社会減の較差の広がりは0.4125と下回っています。しかし、これは無視すべき数字ではありません。

さらに言えば、コーホートは日本の将来人口の予測等には確かに有効でありますが、小地域やもともと人口が少ない自治体等に適用すると、数値がぶれやすくなり、特殊な要因があったりすると実態との乖離が大きくなりますので、全面的に信頼できるものではないと(前々から)思っていました。…これからも全面的に信頼するつもりはないので、ここは「思っています。」が正解ですか?(笑)
[103997] 2022年 2月 24日(木)04:09:08白桃 さん
Re:補足
[103993]スカンデルベクの鷲 さん
ご丁寧な補足をいただきありがとうございます。

「『平成の大合併』前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化」に対して提示した3つの疑問に回答をいただいておりますが、私が特に納得いかないのが3つ目の疑問です。
3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。
に対し、スカンデルベクの鷲さんは
(総合的な結論)
第二の結論から、市町村合併による社会減の増加は認められない。先行研究が指摘する「周辺地域」での人口減少の加速は自然減の増加によるものであり、合併によってもたらされたものではない。
とされていますが、表3のとおり、中国地方について言えば、「周辺地域」と「中心地域」との社会減の較差は広がっています。その広がり具合は、自然減の較差の広がりより大きいのではありませんか。それを、筆者は「(中国地方の)社会増減率の水準が時系列でみて拡大していたわけではない。」として、合併との関連性を曖昧にしています。
もちろん、この論文を全面否定しているわけではありませんし、「平成の合併」と「人口減少」の関連性を過大視してはおりません。ただ、[103973]にも書いた通り、元々人口が少ないところにおいては「合併」の影響は大きい(人口減少が加速する)のではないかと考えております。面白いことに、 平成合併後の小規模自治体の人口変化と財政においては、未開人さんが提示された(旧)大塔・野迫川の他、実証的比較研究がなされております。
また、スカンデルベクの鷲さんは[103974]にて
これについても私は懐疑的で、昭和の大合併の時期ではそうだったかもしれませんが、ほとんどの場合旧役場が支所として存続した平成の大合併の場合、働き場所がなくなるということはあまりなかったのではないかと考えています。
と、役場が消滅したことによって働き場所がなくなることに対して否定的見解を示されておりますが、旧雄勝町(石巻市)に関するレポートやいくつかの論文において、「平成の合併」によって役場がなくなった所では支所の人員削減などで「公的部門雇用が縮小されている」と記述されております。
[103983] 2022年 2月 21日(月)17:15:46【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 21日(月)17:21:34
白桃 さん
四つの郷の町の唄
本題に入る前に
[103982]N さん
2章2節に書かれている内容ではないですか?
具体的にはこの論文でしょうか。
あ、この部分は読み飛ばしていました。やはり、きちんと読まなければいけませんね。ただ、この方法だと、合併後の転出先・転入元が新自治体域内か域外かが解らないので、「合併の影響」を論じる材料としては有効でないと思います。
とにかく、教えて頂いたこと感謝申し上げます。

さて、昨日、白桃を昭和歌謡の世界に引き込んだ歌手がお亡くなりになられました。鹿児島市(旧谷山町)出身です。ご冥福をお祈りいたします。♪星娘、涙をありがとう…今年は僕がひとり捧げる霧島つつじ・・・ってわけにはいきませんが、イメージする町の人口を記帳いたします・・・
町名町の期間最高人口最高人口年現行
愛知県東郷町1970.04.01~xxxx.xx.xx43,903(2020年)東郷町
島根県東郷町1953.04.01~2004.10.018,835(1955年)湯梨浜町
福岡県東郷町1925.10.01~1954.04.014,903(1947年)宗像市
宮崎県東郷町1969.04.01~2006.02.257,115(1970年)日向市
鹿児島県東郷町1952.12.01~2004.10.1210,773(1955年)薩摩川内市
宮城県南郷町1954.07.01~2006.01.0110,020(1955年)美里町
宮崎県南郷町1940.12.01~2009.03.3014,446(1960年)日南市
兵庫県西郷町1914.07.01~1929.04.018,396(1925年)神戸市
島根県西郷町1904.05.01~2004.10.0116,569(1965年)隠岐の島町
宮崎県北郷町1959.01.01~2009.03.308,859(1960年)日南市
[103981] 2022年 2月 21日(月)14:48:08白桃 さん
疑義:「平成の大合併」前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化
[103974]にてスカンデルベクの鷲さんからご紹介いただいた地学雑誌の論説をザっとですが読まさせていただきました。
スカンデルベクの鷲さん、どうも有難うございました。
読んで見て、これはどうかな?という疑問が三つありました。
1.合併後に役所が置かれた旧市町村を「中心地域」、それ以外を「周辺地域」としている点
役所が置かれた旧市町村が、新市町村における実際の「中心地域」とは言えないところがかなりある。
例)仙北市、佐渡市、東かがわ市、由布市

2.3つ以上の市町村による合併の場合、2以上の旧自治体が「周辺地域」となっている点
そんな粗い検証で良いのだろうか?「周辺地域」をもっと細かく分けて分析してチョ。

3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。

そして、最も大きい疑問、それは3.に大いに関連するのですが、国勢調査においては、合併後の旧市町村単位での自然増減率・社会増減率を出していないはずなんですが、そこはどうやったのだろう?????

以上の疑問はもちろん書いたご本人に訊かないとわからないのですが、この件に関して何か推察できる方、白桃は間違っている、等ご意見のある方は是非お聞かせください。
[103973] 2022年 2月 20日(日)23:26:10白桃 さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
[103971]未開人 さん
大塔地区では25年間で人口が4分の1以下になりました。これ以上に人口減少率が大きい消滅した自治体があるかどうか、白桃さんをはじめどなたか教えていただけると幸いです。
ご指名がありましたので、一生懸命探しました。(笑)
旧)大塔村より人口減少率が高いのは無いだろうと思っていましたが、ありました。(他にもあるかもしれません。)
宮城県の旧)雄勝町(現:石巻市)です。
1995年:5,840人→2020年:1,031人・・・減少率82.346%

合併が人口減少の原因になるかどうか、については白桃も結構真剣に研究?しておりますが、元々人口の少ない自治体にとっては、大きく影響を受ける、これはまず間違いありません。単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。未開人さんは1995年~2020年という期間で見ていますが、どうして1995年なのか、これはあまり説得力がありません。それから、合併前の人口推移と合併後の人口推移を検証しなければなりません。都合の良いデータだけをつまみ食いしてもいけません。
また、
これをみる限りでは自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。
これは、表現の仕方がマズい、いやいや、あきらかに認識不足です。鉱業や林業が主産業であったところ、すなわち、基幹産業が衰退あるいは消滅してしまった自治体の多くは合併してもしなくても人口激減の途をたどるのです。もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。「市町村合併が人口減少に拍車をかける」ということはありそうですが、合併しないことで「人口減少を食い止めている」自治体があればお目にかかりたいものです。

少しキツメの失礼な書き込みに成りましたが、お許しください。
[103970] 2022年 2月 20日(日)11:13:39白桃 さん
丸亀が発祥の地ではない丸亀製麺
兵庫県加古川が発祥の地である「丸亀製麺」は香川県から撤退。正確に言うと、残り一店舗になったようです。創業者のお父さんが坂出出身というだけで、香川県には直接関係は無かったのですね。丸亀市には今まで一店舗もなかったとか。「さぬきうどん」の味についてもアンマリ自信はない白桃ですが、丸亀製麺の「味」にはピンとこなかったので、丸亀製麺が香川県から撤退しだしたことについては「さもありなん」と思います。もっとも、正真正銘の「さぬきうどん」をウリにしている「〇〇〇〇うどん」もそんなに好きではありませんが・・・。

ついでながら、些末でどうでも良いこと、しかも、文章が簡潔でしっかりしているオーナーに対して畏れ多いことですが、
[103969]グリグリさん
大河ドラマは久しく視聴しなくなったのですが、
「久しく」を入れると現在までも続く時間推移的な意味が加わりますので、「視聴しなくなった」と過去形(過去完了形?)になると、どうも違和感があります。「久しく視聴していない」としたほうが良い気がします。
[103939] 2022年 2月 11日(金)05:32:44白桃 さん
白桃市が政令指定トシに
[103932]千本桜 さん
白桃さんも今月でいよいよ〇〇歳の大台かな。山田吾一派、長生きしようね。
「吾一」と言えば山田吾一しか知らない白桃です。

1952年2月12日香川県大川郡三本松町より「分立」した白桃村は、1955年2月12日に「町」を飛び越えて人口3万人で市制施行。2022年2月12日に、いや、その前日、つまり本日は人口70万人に達し、いよいよ政令指定トシ(歳)になります。ですから、本日は全国的に祝日となっております。
白桃が市制施行した当時、人口70万を超えていたのは、東京を含めて六つしか無かった。今では死語に近い?「六大都市」ですね。今は東京を含めて20。
それにしても、人口は70万に達したけれど、実態はハリボテ、中はガランドウの白桃市。50年前から一歩も進歩していません。それどころか、街全体がシャッター街となってしまいました。これは白桃のせいだけではなく、国勢調査の公表が遅すぎるのが原因です。あと何回国勢調査を迎えられるのかわかりませんが、調査3か月後には人口とDIDが確定し、調査半年後には昼夜間人口比率及び通勤・通学先が分かるようにして欲しいものです。
生きながらえただけでも有り難いと思うべきでしょうが、やはり、欲深い白桃でした。('◇')ゞ
[103924] 2022年 2月 5日(土)11:37:24白桃 さん
名邑三世代.その83(大阪府・後編)
【秀邑】(【大・昭の名邑】)
大阪府の「秀邑」は、我が国を代表する衛星都市である豊中、毛布のマチ・泉大津、ひらかたパーク&菊人形で有名な枚方、もう殆ど大阪市と言って良い守口、中小企業が集積する東大阪の中心・布施、町制施行が案外早かった高石、この期後半に合併もあって急激な人口増をみた寝屋川の七つです。
「秀邑」の中で唯一二級の豊中ですが、白桃の訪問回数では大河原・パリと拮抗しています。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級豊中豊中市豊中村6,218豊中市86,203
一種三級泉大津泉大津市大津町7,669泉大津市33,341
一種三級枚方枚方市枚方町4,325枚方市43,970
一種三級守口守口市守口町3,252守口市58,053
一種三級布施東大阪市布施村4,686布施市150,129
二種三級高石高石市高石町6,405高石町20,814
三種三級寝屋川寝屋川市九箇荘村5,017寝屋川町30,077
「準秀邑」はなく、参考として以下を挙げます。
(参考)名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
柏原柏原市柏原町4,714柏原町23,220
長野河内長野市長野町3,749長野町16,603
箕面箕面市箕面村4,520箕面町21,433
枚岡(東大阪市)枚岡村4,336枚岡町12,972
松原松原市松原村4,170松原町12,210
縄手(東大阪市)枚岡南村3,990縄手町14,922
住道大東市住道村3,945住道町12,628
和泉和泉市伯太村3,770和泉町19,074
庄内(豊中市)庄内村3,649庄内町14,896
福泉(堺市)鶴田村3,520福泉町10,701
盾津(東大阪市)東六郷村3,174盾津町15,457
登美丘(堺市)野田村2,378登美丘町12,340
(大阪市)巽村2,324巽町14,180
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
大阪府の「卓邑」は、この期に市となった和泉、松原、羽曳野、柏原、大東、河内長野、箕面、門真、泉南、藤井寺、摂津、阪南、交野、四條畷、大阪狭山に加え、熊取、忠岡、岬、田尻、島本、美原、豊能の二十二という多さ。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級和泉(9)和泉市和泉市70,701和泉市172,974
一種一級松原(9)松原市松原市47,037松原市132,562
一種一級羽曳野(9)羽曳野市羽曳野市36,982羽曳野市119,246
一種一級柏原(9)柏原市柏原市35,645柏原市79,227
一種一級大東(9)大東市大東市35,354大東市128,917
一種一級河内長野(9)河内長野市河内長野市34,399河内長野市121,008
一種一級箕面(9)箕面市箕面市34,249箕面市124,898
一種一級門真(9)門真市門真町34,228門真市135,648
一種一級泉南(9)泉南市泉南町32,075泉南市64,152
一種二級藤井寺(9)藤井寺市美陵町26,509藤井寺市66,806
一種二級摂津(8)摂津市三島町24,390摂津市85,065
一種二級阪南(7)阪南市南海町13,359阪南市58,193
一種二級交野(7)交野市交野町11,825交野市76,919
一種三級四條畷(8)四條畷市四條畷町9,698四條畷市55,136
一種三級大阪狭山(6)大阪狭山市狭山町9,648大阪狭山市56,996
二種三級熊取(6)熊取町熊取町10,815熊取町42,914
四種忠岡(9)忠岡町忠岡町12,218忠岡町17,509
四種岬(9)岬町岬町19,133岬町19,789
四種田尻(8)田尻町田尻町8,204田尻町6,785
四種島本(7)島本町島本町9,173島本町30,125
四種美原(7)(堺市)美原町12,057美原町37,618
四種豊能(5)豊能町東能勢村3,758豊能町25,722
「準卓邑」はなく、参考として以下の二つを・・・
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
太子(4)太子町太子町5,970太子町14,190
河南(2)河南町河南町8,839河南町17,341
ソレを言ったら終しめいよ、ということになりますが、現役の町村でまだ名前が出ていないのは二つだけですから、大阪府の場合は、「卓邑」にもなっていないところが希少価値?かも。
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[103909] 2022年 2月 1日(火)13:50:05白桃 さん
Re:クイズ ここはどこでしょう
今朝は4時起き、五時半には事務所のカギを開け、久慈頃には小学校五年生以来の事務所(駐輪場管理員詰所)のトイレ掃除。このような健康的生活を送っていましたので、[103905]をリアルタイムで見ることが出来ませんでした。

ここを訪れたのは何年前だったろう、と自分の記事を探していたら、やっぱりありました。[75054]です。この頃の白桃は、落書き帳を日記代わりにしていましたね。それにしても12年近くも前のことだった・・・

注:[75054]にしきりと出てくる人口順位は、当然ながら当時の人口順位です。
[103904] 2022年 1月 30日(日)00:29:45白桃 さん
倉敷は工業
[103903]伊豆之国 さん
よく間違えられるのですが、選抜出場校、倉敷商業ではなく、倉敷工業です。
[103901] 2022年 1月 28日(金)12:30:06白桃 さん
2021年10月1日現在推計人口(事務連絡を兼ねて)
標記人口について、県によっては「2020年国調速報値」あるいは「2015年国勢調査確定値」を基準にしたものを公表しているところがありますが、待ちきれない白桃が47都道府県を「2020年国勢調査確定値」を基準としたものに直して、さきほどオーナーに送信いたしました。

2020年国勢調査時点から増加したのは・・・なんと沖縄県だけです。
そして、特筆すべきは、特別区23区が41,587人の減少となっていることです。東京の人口減少については、1964年五輪後にも減少しておりますが、今回はコロナも関係しているのかもしれません。
1000人以上増加は以下の18市(しかありません。)
さいたま市(8171)福岡市(7,193)つくば市(5,128)流山市(3,989)藤沢市(3,582)柏市(3,270)
千葉市(3,070)吹田市(2,963)川崎市(2,078)大和市(2,011)船橋市(1,775)印西市(1,731)
八千代市(1,518)草津市(1,439)町田市(1,407)国分寺市(1,283)小金井市(1,219)茅ヶ崎市(1,017)

また、「市盗り」の石高にも関係しますが、流山と八千代が20万人を突破、酒田、筑西、坂戸、泉佐野が10万人を割り込んでいます。
その他では、宮古、七尾、坂出など伝統ある市とともに幸手が5万人都市から陥落しました。埼玉県は、1985年国調から8期連続で5万人をきった市はありません。幸手が2025年国調で5万人に復帰?は、かなり難しいのでは・・・


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